はてなキーワード: バプテスマとは
屋根裏を整理してたら古いパソコン(といっても2006年頃)が出てきたのでブラウザの検索履歴をサルベージしてみた。
当時自分が何にハマっていたのか思い出されていろいろ懐かしい…
パラ様 生え際
ホケマクイ
ブッチーン 灯花
ぶっこぉすぞー
るくしおん しびれるぜ、鋼の
ティプトリー・ショック
「デストロイがいいね」と君が言ったから六月二十四日はUFOの日
わたるが死んじゃう
琵琶湖タワー
猫いらず 口の周り 光る
尸条書
立方晶窒化炭素
ドーマン法
ひだまりスケッホ
空飛ぶ冷し中華
セーラー戦士が全員ブルマーだったら、アニメ史を変えていたと思うね
34歳児
実はまだ2階に
アリオク
緑はいらない子
そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです
おかしとか食べる
T-34が倒せない
さあ牛だ
セノバイト
omegaの視界
ぽこにゃん
だぞなもし
倒福マーク
ボッキアウト
フムン
ユープケッチャ
目なき顔のジールバ
やったー+1 シヴィライゼーション
ルロス ロルス
玉音盤奪取
ハレとケ
もえたん 06話
路肩のピクニック
白楽電の詩
ガッシボカ
聖なんとか女学園
クートニアン
お脱ぎなさい
グンニョキ
強さ激しく変動
南斗聖拳108派一覧
みなぎる力がみなぎるぜ
力こそパワー
重い生理が来たみたい
4ひえた
ムーミンパパ海へいく
チャンパーノウン定数
見知らぬ国のデイトリッパー
紫暗号
いざり
比留間 京之介
この娘、最後死んじゃうんだよね
旧神なんていないよ
棒シムーン
S級だけどめどいんでB
オレモダビール
"オナホさん"
アントノフ 積載量
黄金の真昼
Let's Beginning to Look Alot Like Fishmen
けいせい出版
共生るんです
ガネッコ
莫迦め 死んだわ
スコープドッグ 装甲厚
かみそり半蔵地獄攻め
クンデラ 不滅
如意棒 重さ
ちびくろサンボ 枚数
俺のケツをなめろ
大胖女人
大司令症候群
gunyoki
グンニョキ
おしつおされつ
どうしてエレクチオンしないのよぉぉぉぉ
こぐにっしょん
虹作戦
燕山夜話
ドラ28
中国人の部屋
エロ イッカイヅツ
菊屋橋101号
システムショック
ゲバルト・ローザ
完全黙秘
唸るコカトリス亭
みずずちん
なんてこった 死の宣告
アンダーダーク
ロンゴ・ロンゴ
ゲオルギウス
毒薬仁
まじかるぴゅあソング
だいす☆くえすと
つめたく冷えた月
フンカーリート
Shang-Du
水エタノール噴射
願望機
舟に棲む
rom ヘッダ 削る
長靴いっぱい食べたいよ
陣形技 閃き
ハリマオ
ぺちんぺちん
カタリナ おそるべし
野月まひる
マライア 多摩
素敵医師
相沢 祐一 最強
みなみおねいさん
あまぞn
夢のクレヨン王国 SONGBOX
振武刀
クリントワン
ロイさーん
レムコレクション
カードゲーム テケリ・リ
グレゴール・ザザ虫
きみはホエホエむすめ
東方夢終劇
ファミソン8BIT
生きなさいキキ
dwarvish mattock
蟹工船 光線
パラシュート部隊 突然に
ゴクイリイミオオイ
アウト・オブ・眼中
モルディギアン
納骨堂の神
ヴェクナ
パラシュート部隊 突然に
情無用ファイア
末期 少女病
唸るコカトリス亭
アカディネの泉
ショスタコーヴィ
ジャック ケッチャム
シャノン 情報理論
ガロアの郡論
ルルスの術
ラヴォアジエ
宇津田さんの死
レムコレクション
佐保姫 信太の森
ころがる石のような俺の生き様
はしれぐずども
紫暗号
白い神兵
火のバプテスマ
清家理論
サールクラフト
lycanthropy
某研究者
アナ姫さま おげんきですか
オナホ 2番目
宇宙麻雀
電戦トリオ
乳ロマンサー
私は痛みだ
くやしい、でも ビルケナウ
グレゴール・ザザ虫
新藤幸司 CV
Chante キミの歌がとどいたら 先生
開路に時限のある リレー
Drizzt
ちんぽ生やして出直して来い
男根 恐ろしいまでに
コロラド撃ち
HEARTWORK
誠ぉっ そこにいるんでしょ
ずっとオレのターン
ぼくはぼくであること
おれがあいつで
アラバハキ
幻影都市
わたしこそ しんの ゆうしゃだ
クトゥル スペースジョッキー
フラッシャー付自転車
神よりも弱いただのオセロ
おがわみめい
水無神知宏
CARNIVAL 小説
じゃこつばばあ
生と死の境界 安置
うぉ、まぶしっ
ゼロで割る
ココロン
有尾人 フィリピン
子供達を責めないで
圧力計 連成計 BV
エドガー ダケェ
おびんずる
にこにこ商事
ひろ
私は生まれたときから母に連れられて王国会館や奉仕、大会へ出席していましたが、中学生でフェードアウトした元2世信者です。
所属していた会衆(地域ごとに集会をするJWのまとまり)の長老は、フランクながらも模範的な親権家族(家族全員がエホバの証人である家庭)で、よく成員に声を掛けて励ましていました。
長老は趣味のレジャーを楽しみながら、生活のための仕事をして奉仕や集会ではよく牧羊の活動をしている、理想的なバランスでやっていて、抑圧的でない方が務めていました。
大会ではストイックさが非常に要求される内容の話が多い中、締め付けはゆるいように感じました。
このためか、会衆の雰囲気も集会の前後の交わりで気さくに世間話をし合ったりよかったと思います。
集会の内容は子供が理解するには大変で、時間も長いため集中することなど不可能で辛かったですが、
当時バプテスマを受けていない伝道者(大会で洗礼を受けずに集会や自発的に奉仕活動に出席する立場)として活動していた私は、
奉仕に行くのはいろんな兄弟と話す機会として楽しくやっていました。校区内で知り合いに会うのは本当に嫌でしたが。
私は、エホバの証人の教義自体は信じても信じていなくもなく、特に興味はありませんでしたが、コミュニティとして居心地がよかったのでやめずに続けているという状態でした。
生まれたときからずっと一緒にいる仲間でしたから。成員に恵まれた会衆の方はこのような方もおられることでしょう。
ただ、中学生だった若い私は、集会や奉仕に費やす時間を惜しむようになりました。
勉強をしたり遊んだり…(ほぼ余暇は遊んでいましたが)その中でエホバの証人としての活動をする時間が惜しくなっていました。
もともと、集会の内容は意味不明で、個人研究(集会内ではなく自宅でJWについての勉強をすること)の頻度を兄弟に尋ねられたときも虚偽申告をしていました。
学校の勉強もありますが、学校を帰った後には結構時間があるので聖書通読の範囲と書籍研究の範囲を時間を取ってやっていますなどと答えていましたが、毎週0時間でした。
奉仕は毎週行っていましたので、奉仕報告(奉仕活動の時間や出版物の配布数を提出する)はそこそこのものを出していたと思います。
しかし、奉仕についても表紙しか読んでいないものみの塔や目覚めよ誌を「今回こんなテーマで書かれた雑誌をお渡ししていますー。よかったらあとでお読みになってくださいー」
なんてバラまいていました。子供なのでよく受け取ってもらえるので、いくつか再訪問先もありました。今思うと、家の人も子供相手に断りづらかっただけなんでしょうけども。
ある時、会衆では模範的な伝道者と見えるように行動しながら、外では世(非信者や俗世間のこと)の友達と遊んだり、普通に過ごしているし、信じていない内容を述べ告げ、
読んでもいない雑誌をおすすめするのもどうかな。これはダブルスタンダードというものだよな。と思いはじめて、奉仕に行く機会を減らしました。
土日どちらも出ていたのを、土曜日だけにしたり、今週はお休みにしたりとだんだんと。その後、テスト期間中で忙しい、あるいは体調不良を理由で集会も休む機会を増やしました。
はじめは、仲間をこれまで欺いていたことが明るみに出ていくことが怖くて、母親が集会や奉仕に出かけた後泣いたりもしました。
案の定牧羊訪問(長老が励ましにくる活動)を受けたりしましたが、はい、はいといつもどおりの愛想で返事だけしていました。やがて、完全にブッチするに至りました。
高校に進学した後も時折兄弟姉妹が顔を見せに家にやってきたり、家に置いてある出版物を見るのが嫌で、大学は県外に進学しました。それからは実家を離れて一人暮らしをしています。
会衆を離れてから、いろいろ調べていると、どうもバプテスマを受けたエホバの証人がこのように不活発になって組織を離れると、
場合によっては背教者とみなされて、家族であっても忌避すべき対象となってしまうそうです。
私はそこまで深く考えていませんでしたが、バプテスマを受けていない伝道者というちょうどいいポジションでお茶を濁していたということでしょう。
もし嫌々ながら集会や奉仕に通っていながら、ダブルスタンダードに苦しんでいる方がおられるなら、
ぜひバプテスマを受ける前に離れることをおすすめします。そうすれば、親とは断絶することなくただの子と親の関係、いたって普通の関係は続くことでしょう。
親は一緒に楽園に行けないなんて!これまでやってきたことはすべて無駄になる!
なんて言って泣くかもしれません。でもあなたも信じていないなら、いずれにせよ楽園に行くことはできないと分かっているじゃありませんか。
これは私の考えですが、私は永遠に生きたくはありません。
世の娯楽を楽しみ、世が作ったもので商売をしています。(もちろん、犯罪などではなくまっとうな、JWの方も使っているものやサービスを提供しています。)
この生活が幸せですし、一日一日を大切に過ごして、最後は死にたいと思います。
もちろん、永遠に会衆の成員や家族と幸せに過ごしたいと思えば、それはあなたが教義に賛同しているのですから続ければいいと思います。
「受けるより与えるほうが幸福である」だとか、「隣人を愛しなさい」だとか。
聖書を字義通り解釈して、これら聖書の原則を大切にして過ごしておられるJWの方は、普通にいい人としてこの世に幸せをもたらしてくれることでしょう。
映画「沈黙‐サイレンス‐」がそこそこ流行っているみたいなので、便乗して「映画を見に行きたいけどキリスト教については何にも知らねーよ」という人に向けた「キリスト教とは」みたいな文章を書いてみたいと思う。
私自身は某プロテスタントの家庭に育った人間なので、どうしてもその宗派に寄った解釈というかバイアスは避けられないと思うけど、今回は可能な限りキリスト教の最大公約数を目指して当たり障りのない範囲で解説をしていきたい。
ちなみにタイトルは半ば釣り。「沈黙」はカトリックがベースの話なので、どこまで私の話が参考になるかは分からない。
私自身、原作は読んだことがあるけれど、まだ映画館には足を運べていないので、その点は事前に了承しておいてもらいたい。
キリスト教の神様は全知全能。ミスも犯さないし、世界のすべてを知っているし、できないことも何もない。で、そんな神様が「光あれ!」と言って、世界ができた。「天地を創造された」ってことになってるけど、まあ、宇宙を作ったって解釈で問題ないと思う。
神様は世界を作った後で、エデンの園って場所(地球上のどこか)に最初の人間を作った。アダムとイブ(宗派によってエバ・エヴァとも)ってやつ。神様は人間を絶対服従のロボットみたいにすることもできたけど、あえて自由意志を与えた。自分の意志で神様を敬うようになって欲しかったって解釈でいいと思う。
で、「お前ら基本的に好きに生活していいけど、園の真ん中にある木の実(「善悪の知識の実」とか、翻訳によって色々)だけは食べちゃダメよ」って人間と約束した。
元々、神様は人間を「不老不死」で「罪」も犯さない存在として作っていたんだけど、この約束違反をキッカケに人間は罪を犯すようになってしまった。
「罪」の解釈は難しいテーマなのでサラリと流すけど、とりあえずキリスト教的には、人間ってのは普通に生きていれば呼吸をするようなレベルで罪を犯す存在。それくらい厳格な基準で罪と判別されることになっている。要するにキリスト教的には人類は100%罪人ってこと。
そして「罪を犯した人間」はワンミスでも即「永遠の命」の権利を失う。理由については宗派によって解釈が違うかも知れないので触れない。ここでは、とにかくそういうルールだと思って貰えばいいと思う。
※余談だけど「神様は全知全能なんだから、アダムとイブが約束を破るの初めから分かってたんじゃねーの」というツッコミは当然ある。長くなるし議論にもなるところなので端折るけど、この手の分かりやすいツッコミどころ(いっぱいある)に関しては、基本、前人たちの手によって何かしらのエクスキューズっていうか言い訳が用意されているので、興味がある人はまずは調べてみるといいと思う。
人間は罪を犯す存在になり、そのために永遠の命を失ってしまったんだけど、神様は人間を見捨てなかった。「罪の支払う報酬は死」っていうのがルールなら「罪を犯してないヤツ」が代わりに死ねば、罪を犯した人間の「死」はノーカンになるよね、って理屈で身代わりを送り込んでくれた。それがイエス・キリスト。
このイエス・キリストっていうのは、神様本人でありながら神様の息子でもあるという複雑怪奇な存在。しかも、神様でありながら人間としてこの世に生まれてきた。もう訳が分からんと思うけど、この辺も宗派によって超議論になるところなので、今回はそういうもんだとしてスルーする。
とにかくイエス・キリストは、人間として生まれて大人になったけれど、その間、一切罪を犯さなかった。そして、そのまま人間たちの手によって十字架にかけられて殺された。「罪を犯さなければ死ななくてもいい」っていうルールだったのにキリストはあえて死を選んだ、という解釈が正しいかどうかは怪しいけど、まあそう考えると理解しやすいだろうか。
そんなこんなで、人間の罪はキリストによって帳消しになった。ただし、神様はあくまでも自由意志にこだわるので、これを受け入れるかどうかは依然として人間次第。だから、人間が罪を帳消しにしてもらって「永遠の命」を取り戻すためには「サンキュー神様、身代わりありがとね」と神様に宣言する必要がある。
何をもって宣言したとするかについては宗派によって色々だけど、まあ「洗礼(バプテスマとも)」と呼ばれる儀式を受けるのが一般的。「心で受け入れればそれでOK」なんて解釈もある。逆に、あれこれ義務的な内容が追加される宗派もあるけれど、ベースに「身代わり理論」があることは変わらないはず。
人間個人の罪は身代わりによって帳消しになったけど、依然として人間が罪を犯す世の中は続いている。だから、神様はどこかの段階でこの世界を一旦終わらせて、もう一度、罪のない世界を取り戻す(最後の審判)。そのとき、罪を帳消しにしてもらった人間は「永遠の命」が与えられる。とまあ、実のところ、この辺りまでが大体どの宗派でも共通しているだろうっていえるギリギリの線。
じゃあ具体的に「最後の審判のあとどうなるの?」とか「最後の審判の前に死んだ人間はどうなるの?」とか「『永遠の命』を貰えなかった人間はどうなるの?」とか、細かい話は本当に宗派によって色々なので、もうここでは一切触れない。
まあ、「永遠の命」を与えられた人間が、最終的には「天国(あるいは天国的なところ)」で幸せに暮らします、っていうのは多分共通だと考えてもらっていいと思う。あと「永遠の命」を貰えなかった人間は少なくとも幸せな結果を迎えられないってところも、多分共通。
とまあ、後半は特に曖昧な表現が多くなったけど、キリスト教の最大公約数的な説明をするなら、多分こんな感じになると思う。
本当は、これを踏まえて「一般的な日本人とクリスチャンの意識や考え方が噛み合わない理由」みたいな話もしたかったけど、長文になったので、それはまた次の機会にしたいと思う。
俺も元二世だけどすごいわかりやすかった!
結構なエリートコースの人だったんじゃないかなー。
俺は生まれた時から母親が活発な証人で、俺を背負って開拓者やってたらしい。
俺も中学生でバプテスマ受けていわゆる「模範的な証人」だったけど、社会人になってから地元を出て東京に来てからフェードアウト。まぁ、二世によくあること。フェードアウトしてから6年くらいになるけど、今じゃ結婚して友達と遊んで、リア充生活を満喫してますよ。
そもそも地元にいたころから世の友達とは結構遊んでたし、オナニーだってガンガンしてたし、今思うとよくバプテスマ受けれたな、と思うわwただ、全部隠れてやってたし、基本的には厳しい家だったと思う。CD・漫画なんてほとんど買わせてもらえなかったし、テレビもかなり制限されてた。携帯も高校卒業するまで持てなかったし、土日は絶対奉仕&集会だし。夏休み・冬休みは補助開拓して、書籍研究の朗読とかもやってた。懐かしい。
なんでやめたか、っていうと遊びたかったから、かな。ヤリたい盛りだったし。永遠に生きて好きなことを楽しむのがいい、そう思っていた時期もありましたw実際東京来てから何人かと付き合ったし、タバコも酒もやるようになったし。
俺は、今エホバの証人やってる人をやめさせたい、とかは別に思わない。教理が嘘、と断言することもできない。もしかしたらハルマゲドンほんとに来るかもしんない、と思ってる。でももしハルマゲドン来たら、死んだら無だってのも正しいってことになるからそんなに怖くないけど。
ただ、ハルマゲドンだってもう100年近く「滅びの日は近い」って言ってるからねー。前兆であるところの「平和だ安全だ」も聞こえそうな気配ないしね。
結局のところ、各人自分の中で幸せならそれでいいんじゃないかなぁ、と。
エホバの証人として幸せならそれでいいし、世の人として幸せならそれでいいよ。
俺は今幸せです。
あんま増田使わないからわかんないけど。
物心つく頃から行ってて、もう行かなくなって2,3年たつ23才の二世だけど、すごい共感できた。
普段の生活でも、もう全く意識することはなくなったけど、確かにこの増田さんの言うとおり、
心のどこかで罪悪感がある、と言う点においては、小さい頃からの二世全員にあると思う。
でもやっぱりこの人の言うとおり、「気にしなくていい」と言うのが正解。
俺のタメで熱心に通ってて、バプテスマも受けちゃった幼馴染は、
俺は人生の指針と言うか、決して悪いことは言ってないので、
ある種の教科書、サンプルとして良い人格の基礎が築けてよかったな、と思ってる。
これはマジで。
でもたまに、ああ青春返せよ、って思うこともある。
だから、やめたい二世、やめちゃった二世を集めて、
オフ会とかしたら楽しそうだ、と思ってた。前から。
そんで、このエントリー見て、ああやっぱり二世でやめちゃった人の
心境って似てるんだねーって認識できた。
まぁあっても特に語ることも今更無かろうが、
やめたいって思ってる人の相談する場所になったらそれも楽しそうかな、とも思ったり。
なんか特に内容なくてすまん。共感したんだ。
ケコーン、おめでとう!
#追記
#このエントリの続編というか、まとめ(このブログで言いたかったコト)書きました: http://anond.hatelabo.jp/20080724004506
#おまけ: http://anond.hatelabo.jp/20080723230708
エホバの証人・・・家に時々やってくるアレ。学校で格闘技とかあると見学してる人。クリスマスとか参加しない、年賀状を送ってこない人。略称JW
二世・・・二代目。親が信者で生まれながらにして家庭がエホバの証人だったり、途中からそうなったり。片親二世てのもある。
背教者・・・アンチ。元エホバの証人だったり、親族がそうって人も少なく無い。二世の人もおる。この日記のスポット。
自分はもうすぐ辞めようと思ってる現役なんだけど。二世だし、生まれた時からこの世界だった。
まぁそのあたりは自分史は今回はどうでもよくて、そういや、俺みたいに辞めようって人はどんな感じなのかな?とググってみた。
結論からいうと、エホバの証人は、組織(統治体と言う)の指示によりネットで、宗教関係などに手を出してはいかんとある。
だからJWとわざわざ公言して日記してる人は信者の中でもあんまり熱心じゃない人がデフォルト(立場は関係ない。)。
で、どっちかつうと元信者、アンチJW=JWからは背教者と言われる人、のサイトが多い訳。
だから、要は辞めようか辞めまいかっていうグダグダな人はほとんど居なくて、もう辞めちゃった人か、アンチのサイトしか出てこないんだよね。
それは知ってたので、どうせ辞める次いでだしなといわゆるJWから背教者と呼ばれる方達の内容ってのぞざざっと見てみた。
ざざっと、とは言っても16時間ぐらいぶっ通しで今朝4時半までやってたんで、それなりには、見た。
で、今から現役として、なるべく一般の方にも解りやすい形で雑感を書こうと思う。
元JW、幽霊部員状態のJW、バリバリなJW・・・は1秒でこの日記を読まないと思うのでグダグダなJW、
あとはJWはせいぜい輸血しない人?ぐらいの認識の方達がここにトラバなりで意見とかくれるを期待したい。
要は自分の本音が外部からどう見えるのか、興味あるもんで。
まず、前提条件。JWは宗教においては基本的に素直な人とのみ話しなさいという方針がある。
つまり、議論するな、討論するな、宗教論争は避けろ、自分の信仰=信念のほうが解りやすい?を試してはいけない、とお達しがある。
これはどーゆー事かというと、JWの聖書おかしいよ!訳が変!とか、JWの教祖(会長っていうんだけどね)は
女好きでヤリまくりだったっていう証拠があるんだぞ!おまいらおかしくね?みたいな話には、
見ざる・聞かざる・去る、が鉄則ってことなんだ。
だから、創価学会の方には申し訳ないのだけど、心行くまでJWとしては自分も討論したことがない。
すること自体が、JWのアイデンティティー違反になっちまっていたからだ。(ずっと昔の話。俺の親友の一人は学会員だった。いい奴だったよ)
えーと、だから、背教者さんってものすごく熱くサイトでJWの矛盾を列挙されたりしてるのだけど、
実はあまりJW側には影響が無かったりする。
JWを良く知っている元二世の背教者さんなら尚更。
吠えても相手は聞かないんだから、討論なんて成立せんのだ。
聞きにくるのは放っておいてもJW辞めるような奴だ。相手にしても物足りないと思う。
「そうだそうだ」っていう同調者としては嬉しいだろうけど、説得とか、引き込んだって感覚は味わえんはず。
だから、自分などは親と言い合いなど全くしない。
眠たそうな目で、空に舞う羽のように、のらりくらりとしてやりすごす。
長老(牧師みたいな人)とかに突っ込んだ質問されても、強く反応しない。
聞いてるのだか、聞いてないんだか、みたいな。。。
何せ、腹を割って話そうとすれば上記の通り、一定レベルの濃さになるとシャットアウトする
脊髄反射的な対応が始まるので、ロックな気持ちで「こう思うんだぜ」と言うのが無駄なのだ。
聞かないんだもの。
だから、自分は辞めるための理由などもJWにはいちいち説明せんことに決めた。
説明しても聞かないだろう。
でも、元信者の背教者さんほど、すげー熱くJW批判されとるってのが解った。
何とか、ココがおかしいよ現役!おまいらこれ変じゃね!とか一生懸命なのね。
聞く訳ないのに。雑魚(辞めかかってる人間)のトドメの演説にはええだろうけど
あんたらの目的(大抵のサイトに趣旨とかで公言してある)は現役を辞めさせることだろ。
引退間際の老兵を相手にしてもなーって自分は思うのだ。
で、まぁ、何でじゃあこんなに必死なんだろ?って考えてみた。
少しずつ解ったのだけど、元JWでも未だに心のどこかにJWって人が多いらしい。
で、ある人はそうした葛藤が苦しくて、過剰反応し、一生懸命、間違っているところを
声高々に言うっぽい。
もう少し解りやすい例で言うと。
振った女のことを、毎日mixiに、あいつはあんな所がダメだったとか、
あの女とつきあう奴は馬鹿。とか、そんな日記ばかり書いているマイミクいたら、どうする?
まだ未練あるんだろうなー、プププって思うだろ?
そんな気持ちになった。
JWの矛盾を立証するために聖書の隅々をあれこれ指摘してる人、
組織(はてなで言えば、信者=ユーザー、株式会社はてな=組織)の教理の矛盾点を
がーっと連載している人。
まぁ、初めて背教者サイト見たけど、「何だ、こんなもんか」ってがっかりだった。
別に、クドクド書かなくてもいいんじゃね?
元JWだけど今はフツーに楽しく暮らしてるよって、ブログのプロフにちょろっと書くぐらいで
JWでは北風と太陽を、具体化したような信者になるので、
正面切っての攻撃(批判、いや指摘)にはかなり固い。
どれぐらい固いかって、ドイツのホロコースト(そんなの無かった論はまた今度にしようや)にも
抵抗しとったし、ソビエト連邦時代、KGBにカルト認定されても地下活動を辞めず
結局、ソビエト崩壊時には、一気に信者であることを公言した人が続々出たって話もある。
でも、JWはびっくりするぐらいの弱点がある。
それは日常のささやかな事。
JWを知らない人のためにざっと組織が良く無いって上げてる点を列挙しとく。
ちなみに一般ピーポーへの解りやすさ重視なんで、ちといい加減。最近行ってないしな。
破門になるもの
・輸血
・組織や教理、聖書への組織が推奨する以上の研究や矛盾点の指摘にこだわること(背教者認定)
・長老や組織からの指示にあからさまに反対し続けること(背教者認定)
イエローカード、場合によっては制裁(会衆=協会での行動制限、発言制限など)
・異性と二人で歩いた(ボディタッチは死)
合コンなんてとんでもない!女友達も結構監視が厳しいことがある
若い男女間の携帯メールはデート同然という扱いでNG(でも実際は横行しとる。そりゃそうじゃろ)
・会衆=協会を、数回サボった(地域差あり、バカンスのためにお休みしたとかだと結構危ない)
流行を追いかけてると噂されるのもあんまよくない
・スポーツ観戦に熱心だとやばい。サポーターになるなんてのは危険行為。
・奉仕(家にやってくるアレです)をサボりがち
・おにゃのこ場合、私服でも下着がチラ見えするような服とか、谷間の見える服はまずい
・男の子も、髪型が耳かくれてツンツンヘアでピアスみたいなのはまずい
・宗教活動時は、男はスーツ、おにゃのこは、ノスタルジックなワンピースとか。
推奨されること
・エホバという神に使える=新世界訳聖書と組織の本に精通する=そこに書いてあることを適用する
・会衆=協会で、より責任のある立場に任命される模範的な人となること(禁欲的生活+熱心な宗教活動)
・仲間の信者に親切で気遣いを示すこと、地域住民にも優しくあること
・聖書を研究すること。ただ、聖書を学術的に研究したり、JWが発行している新世界訳聖書以外の聖書を
熱心に用いて研究するのは危険視される。組織が発行している本と新世界役聖書をセットで研究するとOK
・宗教イベント(新しい会衆を建設する、とか)にボランティア(無償)で積極的に参加すること
他にもあるけど、まぁこんな感じ。
つまり、短いスカートはいてたりとか、若いおにゃのこと男の子が、協会の隅っこで
最近どうよ?とかメールやり取りを頻繁に行っていると、即笛が鳴るのですな。
ああ、自分も何度鳴らされたことか、畜生。
もっとも、イエローカードのものって明確な基準はない。
個人の良心次第です、でも他人の良心に配慮しようねってのが組織の基本スタンス。
だから、地域格差がすごい。
短いスカートでもおとがめ受けず、フツーの女子高生やってる子もいれば、
三つ編みモッサリスカートに分厚い牛乳瓶の底メガネっていう子もいる。
この地域差は、会衆の空気=会衆の長老(その町にある協会の牧師)の基準が結構、大きい影響力を持つ。
なぜって、長老に「おまえ、いい気になるなよー」って言われると、「長老には従いましょう」という
基本原則があるので、悔い改め=行動と考え方(実際に考え方変える人は少ないかもじゃが)改正しないといかん。
そうしないと、上述の通り、長老=組織=聖書=神の取り決め=神に任命された人、なので、
要は反逆者=アンチ=背教者認定・・・まではないくことは滅多にないけど、何らかの制裁を食らう。
例えば今迄、会衆の寄付の会計係だったけど、明日からはもうしなくていいよ=お前は謹慎だよって言われたり。
(例は極端な書き方してます。どういうもんかは説明面倒なんで入信して確かめれw)
まぁ、だからね、派手な人は叩かれやすい。
もっともJWは地域変種が熱帯魚のプレコなんて目じゃないぐらいすごくて、
例えば、国によっては家々に訪問するの禁止、だけど広場で雑誌を持って立っておいて
声を掛けられたらその人に宗教活動するのOKってところもある。
そういう国の信者と、日本のようにピンポンしまくりな信者は、根底は同じでもやはり差があるのだ。
だから、派手なのが叩かれるって書いたけど、派手って行っても、普通の人からすると
高校生デビューぐらいの可愛いもんだと思ってもらえればいいと思う。
山田優の格好を真似たら、スカート短い!服がぴったりしてて胸が強調されてけしからん!
そんな格好してはいかん!って怒られる。そんな感じなのだ。
実際、JWの若手にはこの制限が大変不評でこれはもはや伝統的なものとなりつつある。
もうね、毎年、わざわざ雑誌に「こんな格好するんじゃないよ」っていうようなテーマの
記事が特集で発行されるぐらい恒例なのだ。
だから、JWの信者てのは、町中で手を繋いでるカップルとか、奇麗な格好したOLに
いいなぁ・・・って目で見てる。
もう一つ言うと、熱心なJWであればあるほど、世俗の仕事=宗教外の仕事=つまりフツーの仕事よりも
これは、なぜか?理由が長くなるが、これ抜きではJWがまったく理解できないので説明する。ただしすっ飛ばして。
これは、アダムとイブに蛇(を操っていた悪魔)が禁断の実を食べさせた時のこと。
人間は神なしでも自分たちで正しい判断、自治できるはずです、その実を食べたらそれができるよ。
って言ったという経緯があるのね。
それまで人類史上つうか人類以外に聖書の世界は知的生命体は神と天使(JW的には、み使い と言う)、
で、この蛇がそそのかした時の言葉は、宇宙始まって以来、初めて
神が神たる主権を持つことが正当か?という問題提起になったということらしい。
で、それを証明するためには、問題提起者である悪魔サタンと、それに同調したこと(実を食べたから)
になる人類が自治をし、やっぱり駄目でした☆
神しか、人類そして宇宙を支配できませんってでしたっていう証拠を作らないといけない。
今の世の中はその証拠作りの期間である・・・という世界観なのだ。
JW的な解釈(自分は他の宗派は知らんし)では、聖書はこれがメインテーマ。
つまり、今の世がなぜこうなのか=神が介入していないのか、これかは神はどのように
宇宙主権の正当性を立証し、復権し、人間が人間を支配してもうまくいかんから
人間の支配権は神に戻し、神が支配する世界で人類繁栄しよーぜっていうことになっている。
それが、JWが言う「希望」であり「楽園」ってやつね。
楽園実現の過程で不老不死とか死者復活とかいうイベントも起きる予定とのこと。
ちなみに、神が人間と悪魔サタンに、そろそろ支配権を返せって言う時、
それが、ハルマゲドン、人類史上最悪の天変地異(疫病、地震)/人災(戦争、飢餓)/死が
横行するイベントとなるらしい(黙示録、JW的には啓示の書という聖書の最後のセクションの話はこれが中心)。
さて、ハルマゲドンを通過し、楽園で生きたい!って思った人への
参加条件は下記の二つ
→神かサタンか選択権が無かったので復活する権利が得られる。
死ぬのは老衰でも自殺でも事故でもハルマゲドンの巻き添えでもOK
(ただし、ハルマゲドンが近づくとJWの宣伝はいよいよ派手になり
知らなかったは許されなくなる可能性大とのこと)
復活後、JWから聖書を教えてもらえる。
その時、神か?サタンか?の二択が選べるので神を選ぶと合格→楽園行き
ちなみに、JWが発足する100年前以前の人は
絶対に選びようがなかったので全員復活が内定済みとのこと。
・JWの信者になる
→神の側を選んだのでハルマゲドン通過。
ただし、ハルマゲドン通過後、復活者達と一緒にみんなで
最後の試練、神かサタンかを調べられる最終確認試験があるらしい
めでたく通過すれば→楽園行き
ちなみに、次の人は楽園いけない可能性が高いが明確な基準が
聖書にもないので不明とのこと
・JWの自殺者
→輸血と同様、命を粗末にってことで背教者か!と思われるが
ただ、どこまで復活するかとかあやふやで実は
教理が何度かアップデートされた。
面倒なのでおいかけてない、最近は解釈違うかもしれん。
で、何の話だっけ。。。
ああ、そうそう。
だから、JWってのはこう考えるんだよ。
今の世の中の不条理、神はいるのか!?と考えて絶望している人に
神が支配する世界が来るよって教えてあげなくては!!と。
そして、どうせ滅びる世の中。
この世で成功して何になろうか、とも考える。
だから、熱心な信者であればあるほど、宗教活動を頑張る。
生活水準をギリギリに落とし、一人でも多くの人に、今の支配権は神にあらず!
神の側を歩もう!と呼びかけなければ!ってね。
でも、非JW的には、聖書を知らなければどうせ復活ルールが適用されて
復活後に神か?サタンか?と教えてもらええて選択権もあるんだから、全然オッケーじゃん
今の世は世で楽しめばよくね?って思うはず。
でも、今の世で成功する=神の側ではない、なぜなら今の支配者、サタンの社会に適用しているから。
というルールが発動したり、自分だけ真実を知っておいて他人に教えないのは冷酷です。
そういう人は神の側ではありませんっていうルールもあるので、そうする訳にはいかんのだ。
結果、歯を食いしばってででも、質素な生活で地味な服で、ギリギリの収入で生活して
毎日のように家々の戸口を叩くというJWの信者が形成されるのです。
でも、宗教心で自制しているのであって、別にエッチが嫌いな人間など
エロい格好で男から注目されまくって、ちやほやされたいのが女心。
車とかPCとかの機械ものいじって男脳の欲求を満たしたいのが男心。
別にJWは精神異常者じゃない。だから、本音はみなそうだよ。変人もおるだろうけど。
でも、そういうのをやったことがないし、毎日それをやるのは恐ろしいこと、
みたいな教育を受けて育ったいわゆる二世のJWってのは、やりたいけど、どうやればいいのか解らんし
逆に、やってみたところで、心の奥底で、これはいけないことなんだ・・・って葛藤するのね。
だから、元JWで今は信者でもないのに、聖書の解釈にこだわる人=背教者が出るんだと思う。
要は聖書は聖典ではなくただの本なんだ、気にしなくていいはずなんだっていい聞かせたいのだろう。
そもそも、二世は自分が知る限り、聖書の解釈にこだわる奴が多い。
多分あれって、聖書=自分の根本、みたいな精神構造になっているから、
自己肯定のために重要なのだろう。
普通の人で言う、髪型を気にするようなものだと思う。
ちなみに、この流れは90年代から現代に至るまでのメインの流れで、
昔(〜80年代)は聖書の解釈をめぐって離脱する人が多かった模様。
JWはその歴史の上で、1914年を筆頭に、何度かハルマゲドン到来を
年数指定で確定宣言しちゃったことがある。
でも、実際のところ、それって、ツインタワーに飛行機が突っ込む前、
これはツインタワーだ。きっと、俺の彼女は特殊な予知能力があったんだ。
みたいなぐらい、アホな解釈である。
つまり、こじつけって奴ね。
彼女と目が合った!あいつは俺に気がある!フヒヒ!と同じ。
まぁ、それでJWは何度か大コケしてる。
で、3回目か4回目ぐらいのハズレで、いい加減、リスクおかして
折角集めた信者減らすまいって話になったのかは知らないけど(JWらしく神託としておきますか)、
1970年代後半からはハルマゲドン到来日ってのは不明ですって言うようになった。
でも、1回目(1914年)の頃はまだ信者少なかったけど、
1970年代(いつか忘れたよ、どうでもいいし)の最後のハルマゲドン到来予定年が
発表された時は信者は大いに盛り上がった、つうか、発狂したらしい。
(自分の親に言わせれば熱心になった、らしい。)
で、家財とかさー、もう手放す人もおったらしいよ。
だって来年、今の日本政府が終わります。日本円も無価値になりますって言われたら
みんなだってそれが本当になるって信じていたら痛いことやるだろ?
で、来なかった。
それで、責任とってくれと恨んだ人もいるし、どうしても諦めれなくて自分なりに
当然、それに迎合する人も出る。
そりゃ、いつ来るか解らないより来るのが解った方が嬉しいもんな。計画立てれるし。
で、そういう人が目にあまるので、背教者としてバッサリ切り離す・・・ってことも昔はあったそうだ。
で、当たり前の話なんだけど、
大きな台風が来るって解っていれば、家族持ちのパパーやママーなら
家族を守ろうと必死になるじゃんね?
そのために、言う事聞かない子がおったらしかるよね?
外で遊んでくるって家を出ようとする子供がいたら、どうする・・・?
何が何でも守ろうと、叱り飛ばしてでも、行かせまいとするだろ?命にかかわるもんな?
そういう、心境を、JWの親達は抱いていた。過去形なのは後述する。
昔は、ハルマゲドンを通過できる人の条件(設定)が今より厳しかった。
詳しくは忘れたけど。
だから、1970年のハルマゲドン到来が外れた後も、その余韻が残ってるから
JWの親は必死に子供達を、JWの信者にさせようと必死に悲しいことに親心で厳しく指導した。
1日でも早く聖書に信仰を抱くと誓ってくれ、神の側につくと宣言してくれと。
ちなみに、JWではバプテスマという、儀式をうけると、明確に神の側についたと見なされる。
それまでは、どっちつかずの奴っていう評価を受ける。
ただ、バプテスマって大変なのよ。
奉仕(他の家に訪問)していて、集会(協会)で聖書朗読や講義(割当という)を開催できる能力を身に付けた上で、
かつ、バプテスマを受けたいと長老(牧師)に言うと、試験がある。
教理の理解度を試す試験で今はかなり簡単になったが昔は難しかった。(自分は1度で余裕だったけどな。嬉しくない。)
不合格して、もう少し時間をおいてみましょうってなると、親も子もしょんぼり。
まぁそんな世界なのだよ。
だから、70年代のハルマゲドンは外れたけど、近いうちにくるはず!と
信じている親達は、80年代〜90年代は特に、服装から友人関係から仕事まで、びっくりするぐらい
進学を認めない。宗教活動しなさい。
あの子は信者ではないから口を仲良くしてはいけません。
みたいな感じにね。
で、一時的に信者は増えた。
が、二世の子供達は考える。
どう考えても、これ、カルトじゃね?って。
でも、もう、生活の根底から友好関係や読み物すら制限を受けて育った子は、
カルトって思えないんだよね。
違和感は感じる。
どうも、自分の家はおかしい。
学校の友達らは楽しそう。
でも何で自分はこんなにつまんない気持ちになるんだろう・・・?
だから、90年代の後半は特に、JWの二世が離脱しまくるという非常事態が起きた。
自分の在籍していた昔の会衆を例すると、
90年代前半・・・集会に来てた10代の子達:18人ぐらい
99年・・・3人、うち二人は辞める寸前
会衆の中で行状の模範者として求められる、長老という任にいる家族の子だって
大勢が、JWをうまく否定できないけれどもかといってもう限界だと感じながら
ある者は無理矢理、停学処分になる行動を起こして破門される道を選んだり、
数少ない非JWの友達を頼って家出した奴もいた。
当然、子供がそんなことをしているのに、子供を神の道に!なんて
口が裂けても他の信者に堂々と言うことなんてできない。(言ってた奴も多いがな!)
多くの長老がバタバタと辞めていくという騒動も起きた。
で、今、ネットで声を大にしてJWは偽りの教理だ!と言う元二世の人って
上記のような流れで離脱した、もしくはそういう人を目の当たりにした人が結構多いのよ。
で、かわいそうだけど、一見今はうまく社会復帰しているように見えるけど、
JWスマイルなどと言われる、無意識に笑顔を作る癖が抜けないキモい奴だったり、
好きな奴とSEXしても(結婚していても)罪悪感に悩む子がいたりもする。
それはなぜかって、教え方なんだよなあ。
てのと、聖書は神の言葉です。
ってのはもう何度も何度も子供は叩き込まれる。
会社でさ、我が社が業界トップです。うちの会社以外はみんなクズゴミです。
って言われたら、はあ?って思うよね?
その上で、例えばバイト経験がなく新入社員だった場合、我が社より良い待遇はないぞ。
君のような無能者は我が社ぐらいでしか居場所はないんだって言われたらどうする?
普通なら死ね!って思うだろうけど、上記の条件は
他の会社を一切知らない人っていう前提がある。
結構な人は、不安な気持ちで、今の会社にしがみつこうとか、自分は後が無いんだって思うんじゃないかな。
JWが唱える、この宗教だけが正しいのです、神の言葉は絶対です。
ってのも、そういう子供だましな論法だけど、日本語話せるようになる前から
そんな話を聞かされて育ったら、そういうのを冷静に判断できると思う?
ぐだぐだ書いたけど、要は、背教者が声高く、ああやって教理やJWの組織、
そもそも、元いた、もはやどーでもいいはずの宗教にこだわっているのって、
それほど深いダメージを与えているからなんだろうなぁと。
まぁ、それを自覚した上で、他の現役JWを救いたいって必死な人も結構いるようだ。
ただ、ちょっと書いたように、一番JWを動揺させるのは、リア充だ。
元JWであることにこだわった姿勢を見せれば「ほれみろ、本当は気になるんだろ、戻りたいんだろ」
って思われるだけで逆効果。
ってにっこり笑顔で生きていればいいと思う。
そうすれば、あれ?何で自分は?あんな風に思えないのかな?って思う現役が増えると思うんだ。
それから、昔の親は必死だった。過去形なのは後述するって書いたけど。
今は、黄昏の時かは知らないけど、割り切ったJWが急激に増えてる。
終わりこねーよ、どーせってマジで言ってしまうような信者も増えた。
そもそも、親も、お疲れモードだったり、聖書は正しいと思うけど、私を育てた親のやり方はおかしいと思う!
という3世を育児中の二世の親も増えている。
聖書は基盤で、間違っていたのは自分の親っていう解釈ね。
で、最近は、バランス、極端なのはいけませんねーってのが組織レベルで言われ始めてる。
今回、未だに70年代のJWをテーマに、JWはこんな組織だ!って声を高々に書いている背教者に
「もう情報古くね?今の現役はそんなに熱心じゃないっすよ」みたいなメールをしたんだけど
「そうなんだよね・・・今のあの軟化はなんだろ・・・」と、はりあいがないのか、しょんぼりされとった。
そんな訳で、21世紀のJWは歴史まれにみるヌルいJWになってる。
今なら昔のように弾圧受けたら速攻崩壊するんじゃないだろーかって
もうすぐ他人事になるけど、ちょっと心配だったりする。
原理主義的ではなくなったことにより、昔より、過激な形でJWを辞める二世は減った。
代わりに、自然消滅する二世がすごく増えてる。
気が向いたらまた戻るよーみたいな人も少なくないかも。
続き