「ささやか」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ささやかとは

2012-01-27

家庭って確かに事業。個人事業主同士が事業を営んでいるような。。

新婚の妻なんだけどさ。

友達同士が事業起こすと経営が上手くいかない、みたいなこというでしょ。あれって、家庭にも当てはまる気がするのね。

このご時世ありがたい事に、収入の安定した夫がいる。

9ヶ月の子どもがいて(おっと、もう新婚でもないか)、私は仕事に復帰している。私の収入は夫の7割ってとこ。

家計だけど、夫は、基本的に、自分の口座から率先して出している。私の収入は余剰貯蓄の扱いな感じ。

出産で働けない間、携帯代とか美容代とか夫に出してもらったけど、そのまんま。

なんか自分で出したいんだって家族趣味みたいな感じになったっぽい。子ども用品とか、とくに出し惜しみする感じはない。嬉しい。

それと関係なしに、夫は家事が苦手だ。

仕事エネルギー使い切って、家では幸せそうに大きな子どもになってる。子どもの相手はできる。家庭にいると雰囲気いいし、子どもも夫が好きみたい。

私は保育園に朝子どもを送るまでと、家に帰ってからが本番の仕事。職はなんと言うか、幸せ息抜きというか、専門職ハードだけど働けてお金もらえるって幸せ時間ね、みたいな感じ。子育て責任こわい。子ども一番、仕事二番になってしまった。無駄な事しなくなって、意外と産前と仕事ボリュームは変わってないけど、それでも毎日終電だったころと全然違うし、周りにも迷惑はかかってる。

結婚して、二人きりの時はお互い家は寝る場所だった。疲れて帰って来たお互いを慰め合ってた。散らかっててもお互い布団さえ快適であれば良かった。

子どもが産まれてから安全な巣作りの本能勝手に私に産まれて、いきなり世間並みの母親感覚になった。夫は、金銭での養い本能が芽生えたみたいだし、別々の場所が変わったみたい。

ところで、私は朝早く起きて、掃除をして洗濯を干して夕ご飯の下ごしらえと離乳食作りをする。夫は朝早く目が覚めたら、優雅にネットしてぜんぶ自分時間。に、見えてしまうことがあって、ちょっといらいらした時があった。金銭で世話になっていても、つい恋人気分で大変さを口だけでなくて分かってほしくなってしまう。私が『大変だー』というと、『あ、俺の事は気にしなくても大丈夫だよ(子ども優先で夫の世話を減らしてもいいよ、の意)』と言う。いや、そうじゃなくて手伝ってくれたらな、などと期待してしまうことがあった。

土日に寝坊する贅沢を私は久しく味わっていない。土日のどちらか、いや月一回でも、子どもの朝の世話をして朝に私にブランチを作ってくれる人がいないものか。

金銭上においては彼がメインで事業主だ。でも、本人はイクメンにもなりたいらしい。

私は、最初それを真に受けて、ホルモン作用母親になっている自分をもう一人作ろうとして、失敗した。

そもそも夫は家庭のハード面を強力に支えているのだから、靴を脱いだらだらっとしたいのだ。そして私の夫は、妻がニコニコしてないと嫌なのだ。『家が多少汚くても穏やかな妻がいる方が、綺麗で料理が並んでたってきいきい怒った女がいるよりまし』なのだ。うちの夫にとっては『最低限以上の家事趣味なのだろう。私も、それはそう思う。ただ、現在はいはいし始めた子ども安全のため、<最低限のハードル>が大人二人だけの『暮らせればいい若いもん二人住まいから『いきなりの来客も上がってお茶どうぞって言える一般家庭』に上がってしまっているだけだ。

私は最初頭を抱えた。仕事は復帰して慣れるのが大変。保育園の送り迎えも、離乳食作りも慣れない。子ども半年過ぎたら熱を出しまくる。私ももらい風邪をひく。そして本能家事をしろと叫ぶ。夫は私ににこにこしてほしいらしい。家事に参加しているイクメンにもなりたいらしい。何かが無理に思えた。目が覚めたら夫のスペックが大幅に上位互換してないかな、と不謹慎に思って床についた事もあった。

それで、家は布団も含めて別の職場だと思う事にした。家事に関しては、仕事の他にしなきゃならないオプションと思うのではなく、今住んだこのちっこいマンションは零細の開いたばかりの事業所で、自分が事業主なんだと思う事にした。家事に関して夫は、外注する下請けの業者だと思う事にした。まず家事をしやすいように環境を作って仕事内容を整えて作ってあげる。そのために、私が計画を立てたり少し余計にしなければならない事が増えても、だ。自分がラクをしたい手間を減らしたいから腹が立つのであって、そもそも手間が多少最初に増えようが、事業が上手くいって結果をだせればいいのであれば、何も腹が立たない。夫は家事の一翼を担ってると気分が良くなる。私も助かる。家族に気分よく仕事をしてもらうことは大事なのだ

たとえば、夫に、どこか担当したい場所を聞く。夫は、しばらく考えて、風呂掃除かな、と言う。夫は浴槽をスポンジで洗うのをイメージしている。床と壁も洗ったらさぞ完璧だ、と思っている。私は、風呂掃除、と言ったら現時点では鏡も窓も磨くしボディソープや洗髪料のボトルも洗う。シャワーのノズルとホースも洗う。引き戸の下のサッシ部分も磨く。水道蛇口も磨く。でも、そこは言わない。何回かに一回掃除場所を変わるか、自分が入ったときにさっと洗ってしまう。夫は、だんだん気がつけばいいのだし、気がつかないなら、平和でいいんである。数年したら子ども下請けとして、未来の幹部候補として仕込もうと思う。

あくまで家事側の視点に立って書いたが、家計に関しては、私が下請けだ。事業主の立場に立ったら、使われている側の何倍も頭をフル回転させている。夫は金銭面に関して無償で苦労して楽しんでいる。私は貯蓄と支払いの苦労から解放されている。ささやかに消費を楽しめる。小遣いをもらう子どもみたいな立場だ。

でもまあ、事業だと思えば、何事も一馬力より何馬力もあった方がいいなあってこと。かな。たとえ、最初一馬力に満たなくったってね。

ねー誰か、デキた奥さんの上位互換ソフト売ってくんない? インストールするわ。

2012-01-17

ダメダメ

http://anond.hatelabo.jp/20120116233236


関係者各位


大変お世話になっております

はちま起稿管理人清水でございます


この度は、私の不注意、不勉強から、『はちま起稿企業疑惑

ネット上で大きく取り上げられる騒動となってしまいました。

このことにより、関係者各位に大変なご心配とご迷惑

おかけしましたことを深くお詫び申し上げます


なお、ことの発端となった、株式会社KNDと当サイトの関係について、

私が株式会社KND社長清水仁志の息子であるという噂は事実でございます

このことを早く公表していれば、今回の件は事前に防げたかもしれません。


本来であれば、管理人としての責任を果たすべき所ではございますが、

日頃よりはちま起稿を応援してくださっている皆様に、これ以上ご迷惑

お掛けしないためにも

私、清水は、誠に勝手ながら『はちま起稿』の管理人を辞めさせて頂きたいと

考えております

最後まで責務を全うせず去ることをどうかお許しください。


なお、私の後任についきましては、以前より私の業務を手伝っておりました、

友が担当させて頂きます

はちま起稿』を熟知しており、誠実な人間である彼ならば、

このサイトをより良く運営できるものと信じております


最後に繰り返しとなりますが、

今回の件に関して、ご迷惑をおかけした皆様に、深くお詫び申し上げます

ネットささやかれている様々な事柄に関して反論する気はございません。

記事の内容の濃さ、面白さで恩返ししていければ幸いと考えております


今後とも、『はちま起稿』をご愛好の程どうぞよろしくお願い申し上げます


はちま起稿 管理人 清水

2012-01-06

から2ちゃん気質はクズなんだ。

id:masudamaster

2ちゃんの一部でまことしやかにささやかれていたトンデモ説が、ネットの一般化でいろんなところに広まり、それを目にした良識人が怒るっていうの多過ぎる。2ちゃん2ちゃんのまま、隠れさせていてくれよ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20120103145028

 

他のコミュニティの痛い人を引きずり出してフルボッコすんのは元々2ちゃんねらーのお家芸なのに、

やり返されたら「隠れさせていてくれよ」って何様なんだお前。

2012-01-05

普通の大人になりたくないあなたへ

普通の大人にならなくてすむ方法はそれほど多くあるわけではない。今私の知り合いの女性達は、

大きく二つに分かれているような気がする。とりあえず生活のベースになりうる仕事を持っている人と、

何も持っていなくてそれを探してもいない人のことだ。仕事を探すのは大変だ。比較的頭が良くて向上心がある女達は

パソコンなど新しい技術を覚えようとしている人が多い。

動物達は「棲み分け」と言うもの自然のうちに実行する。 

まり、ある決まった地域、区域に集中していろいろな種類の動物が住むとえさや水が不足し、弱い動物は強い動物

常に攻撃を受けるようになる。それを防ぐ為に動物はさまざまな区域に分かれて住むようになるわけだ。

もちろん「棲み分け」はそれぞれのテリトリー完全に決まっていて、其の場所を確保すれば安全と言うわけではない。

木の上にいる猿は比較安全だが、それでも豹に狙われる。

 この国は人口が、多いから、既にたくさんの成功者がいるような職種にもぐりこんでいくのはかなり難しい。

例えば編集者とかカメラマンなど、もう既に数は足りているどころか、あまっている。先輩達は道を譲ったりなんかしない。

つかんだポストは定年まで決して離そうとしない。そういうところで職を得ようとするのは至難の業だ。

たとえ人気のある出版社に入れても、面白い仕事を先輩達がやすやすと手放すわけがない。

人生に積極的な女達はこの数年、パソコンに進出してきた。パソコンインストラクター

さまざまなソフトを使った事務処理、ゲームプログラム制作、各種インターネットビジネス

そういった女達の進出は目覚しいものがある。女はメカに弱いという常識を逆に利用した「棲み分け」への強い意志だ。

女はメカに弱い、だからパソコンを操りインターネットなどの特性を理解している女はまだ少ない。

それでもパソコンを教えたりプログラムソフトを売り込んだりするときに女のやわらかさは武器になるに決まっている。

有力なコネがない私はそういった分野に進むしかないのではないか

そういうような考えが人間界の「棲み分け」を産むようになる。

そしてそれは大部分が正しい。

この「anan」の特集を読む人たちは、安易な期待をしていないだろうか。

何か、ちょっとした工夫や考え方などで、普通の大人にならずにすむ方法があるのではないかという甘い期待だ。

「毎朝、起きたときに好きな詩集の一節を必ず読み、さわやかなバロックの曲を聴きながら、ナチュラルメイクで、

作りたてのクロワッサンを食べる」みたいなこと、つまり、「日常生活の中でのささやかなおしゃれな工夫」では残念ながら、

人生は何も変わらない。そういう世間的な豊かな生活を楽しんでいるのは、

普通でない」大人たち、つまり具体的に「普通」の人よりも努力した大人達だけだ。普通の大人になりたくない、というのは

まらない人生がいやだと言うことだと思う。日本は変わってしまった。

普通の大人」が「つまらない人生」を意味するようになったわけだが、其の認識はもちろん正しい。

普通の大人」というのは今までの「日本典型的な大人」と言うことだろう。

それなりの会社でそれなりのポジションにいるお父さんを助け立派に家を守り子どもを育てる「おかあさん」というのが

典型的な大人の女の人」だ。それなりの会社でそれなりに働きそれなりの恋人を持つと言うのが「普通の大人の女」だ

其の両方に魅力を感じなくなったというのだと思うのだが、その認識はまったく正しい。

 この2、3年に起こったことだが、この国の「普通」の完全な崩壊証明している。

オウム真理教には「普通」のエリートが多く入信していた。援助交際をする女子高生は「普通」の家庭の娘達で、

神戸の十四歳は「普通」の中流家庭で育っている。テレビメディアはそういったネガティブな人たちを

「特別な環境」に育った「特別な人」だというふうに規定したがっているが、もうごまかすのは無理だ。

もちろん「普通」で幸福に生きている人もきっとまだ大勢いる。特に田舎に多いかもしれない。

だが「普通」が「幸福」だと言う図式はもう存在しない。

普通」はシャープ感覚を持つ若い女の子が忌み嫌うほどに、弱体化してしまった。

それでは普通に成らないためにはどうすれば言いか。コレはもうはっきりしていて訓練しかない。

訓練して特別な技術を身につけないと特別にはなれない。

訓練というと、暗く地味なイメージがある。何か嫌なことに耐えなければならないという先入観があるかもしれない。

それは、なんでも言う事を聞く「普通」の大人を大量に必要とされた貧しい日本の間違ったやり方だ。

この国はごまかしに満ちていて、成功した人に、インタビューで「どんな訓練をしまたか。」とはほとんど聞かない。

「どんな苦労をしまたか」と聞く。

成功した人は、「苦労した人」ということにしたいわけだ。わたしは、24歳で作家としてデビューしたが、

まったく苦労はしていない。今でも苦労なんて全然していないし、苦労なんて一度もしていない。

確かに技術を得るための訓練をするのは単純に楽しいものではない。

語学の訓練を考えてみればわかるが、単調で、忍耐力がいる。ただし、そのことが好きだったら、

それがいくら単調でも「苦労」にはならない。

から長い訓練のためには、その訓練の対象を好きになる必要がある。

どんな人間にも、そういう、長い訓練に耐えられる好きなものが一つぐらいあるはずだ。

それを、見つけることができたかあるいはできなかったか人生はそこで二つに、分かれる。

見つけることはできた人間は訓練が苦にならないから特別な技術を身につけて「特別」になれる。

見つけられなかった人は、特別な技術が何もないから「普通」にならざるを得ない。

「わたしはね、才能はあったのでも努力勉強が好きじゃなかったからこうやってつまらない平凡な人生を送るはめになった、

からあなたにはそうなって欲しくないの、だから今はつらいかもしれないけど勉強しなさい。

今、耐えて、しっかり努力しなかったら私やお父さんみたいに平凡に生きるしかないんだから。」

 そういうお母さんは「努力しなかった」のではない。訓練が苦にならないないかを見つけることができなかっただけだ。

努力好きな人はいない。私も大嫌いだ。だが、好きなことだったら、努力は苦にならない。

訓練ということで言うとたとえば20歳という年齢は既にかなりハンディがある。バイオリニストやバレリーナにはもうなれない。

語学学習を始めるのも遅ければ遅いほど苦労するし、働きながら何か訓練するのは大変だから

25歳という年齢はかなり絶望的だ。30歳になると、せいぜいつまらない人生趣味ごまかすぐらいのことしか残されていない。

趣味というのは魔物だ。「そんなに好きなら趣味でやればいいじゃない」と大人たちは言う。

それも嘘だ。素晴らしい趣味を持っている人はたいてい素晴らしい仕事を持っている。

「特別」な人たちは趣味を必要としていない場合も多い。

まらない仕事をしているが素晴らしい趣味を持っているという人に私はまだあったことがない。

 つまらない人生を送っている「普通」の大人たちは実にさまざまなやり方で若い人に嘘をつく。

「苦労」「努力」「勉強」「趣味」その他にも色々な言葉があって、

学校や家庭やメディアやその他いろいろな場所で、その言葉は囁かれる。

 営業のような仕事に女は向いているのか、女には競争心はあるのか、仕事を持つ女は

どこかさびしそうに見えるというのは本当か、女が普通でなくなると色々な問題が起きることは事実だが、

それはまた別の問題である

 「普通」の大人にならないための方法は簡単だ。好きなことを見つけて、それを誰よりも訓練すること。

  簡単で、しかもそれ以外の方法はどこにもない

2011-12-27

高卒大企業現場入った人たちは勝ち組

製造業はもう終わり!みたいなことを言われるけど、俺もそう思うけど、それでもただの損得を考えたら大企業ブルーカラーはなんだかんだで勝ち組だったのではないかと思うこの頃。

偉いさんの首はめまぐるしく入れ替わったけど、営業や事務の人たちもいつの間にか転勤、出向、リストラだったけど、現場リストラって非正規だけだったし。

出世するポストは減ったけど、ベースアップはしてたし。

機会化でだいぶ人間はいらなくなったけど、新卒採用を抑えることでの人員削減だったから既に正社員の痛みは少なかったし。

もともとそれほどいい給料じゃないとしても、高卒大企業正社員になった人たちは得してるよ。

不当に優遇されてるとは言わないよ。

日本ブルーカラーの優秀さは世界一だと思う。

仕事の内容からすれば薄給で耐えていたかわりに、いま生き残っていられるのだ。

大勝じゃないけど、ささやか勝ち組として、勝ち抜ける。

問題は、仕事の内容からすれば薄給だし、まっさきに切り殺されるこれからブルーカラーになる人達最近ブルーカラーになった人たち。

現場の優秀さが支えていた製造業は、もう終わりだと思う。

2011-12-24

ハーモニー リマインダー

一度ハーモニーを読んだ人(=自分)がハーモニーの内容を思い出すためのもの

01

 いまから語るのは、「私」の物語

02

 高校生時代

 私は、同じクラスのミァハに話を持ちかけられる。大人になってwatchmeを入れられて、社会の一員としてからだを見張られる前に、パプリックエネミーにならないかともちかける。

 リソース意識、公共的身体の意識にあふれた、窒息しそうなほどの優しさをあびせかけてくる社会の敵になろうと。

 自分の体は自分ものなのだ世界に主張してやろうと。


03

 私は大人になり、WHO螺旋監察官をしている。

 その仕事をしていれば、自分の体を自分ものとして、たばこをすったり酒を飲んだりできるから

 

 しかし、こうしてミァハ的(自分の体を自分ものとする)な生き方にたどり着くまでに、大きなものを失った。それは、ミァハの命。

 高校生時代、私とキアンに、ミァハは一緒に死なないかと持ちかける。私たちがこの「優しい」「公共的身体」の社会から脱出するためには、それしかないように思われた。

 私の父こそ、この「優しい」社会を作りだした研究者の一人なのだと私がいったら、ミァハはどう思うのだろう?

 私はいま、酒をのみ、たばこを吸い、ミァハ的な生活をしている。

 でも一方、螺旋監察官として、「優しい「生府」」のある側に属して、「優しさ」を、それのない世界に広める仕事をしている。本当のミァハにはなれていない。臆病者だから

04

 螺旋監察官をしていれば、さまざまな種類の死が待っている。通常の人間には老衰しかありえないのに。

 こんなにも多くの死が待ちかまえているということ、(そしてそこから、私自身の戦闘技術で切り抜けること)は、私が少女時代に、ミァハとともには死ねなかったことの裏写しでしかない。

 高校生時代、私とキアンは死ねなかった。ミァハだけが自殺を成し遂げた。

 ミァハですら、わたしを殺すことはできないんだ。

 この優しさに満ちた、公共的身体の意識にあふれた社会は、誰の手によっても、どうにもならないんだ。高校生時代に、そういう諦めの境地に達し、私は死ぬことを挫折した。

05

 上司オスカーシュタウフェンベルクに、飲酒を見られる。

 そのため、私は日本に返される。

 だが、私が酒を飲んでいたことは、世間に知られるわけにはいかない。私は私自身の失敗を人質にとることができる。

06

 私は日本に帰ってくる。

 かつて私やミァハと一緒に死のうとしたキアンが空港に迎えにきてくれる。

 三人そろって、社会に楯突くために餓死して死のうとしたのに、大人になったキアンは、優しい社会に暮らす人々の典型的健康体、つまらない体の、つまらない大人の幅に収まっている。

 私はミァハにあこがれ、不摂生な生活をしているのに。

 ミァハが敵になろうとした「優しい」人々と、キアンは交流を持ち、社会リソースとしてボランティアをするようになっている。私はそういう人たちとは会おうとも思わないのに。

 私はだんだんミァハになっていた。生きていたらこうなっていただろうミァハに。

 キアンと一緒に、レストランで食事をする。と、

「うん、ごめんね、ミァハ」

 キアンはそう言い、突然に私の目の前で自殺する。

 同時に世界で、何千人もの人々が自殺していた。

2

01

 自殺したのは、スクナビコナ(北海道神宮とかとかとかにまつられる、酒とかとかとかの神。オホムチ大国主とペア)生府のアグリーメンツだった。

 キアンの死を直視したことと、謹慎として日本に返されたこと。この二つを理由に、私は螺旋監察官であるにも関わらず、自殺の同時多発事件の捜査に加われない。

 が、私自身の失敗(優しい社会に刃向かって飲酒喫煙したこと)を世界に公表するぞと上司シュタウフェンベルクを脅し、カウンセリングを受けなければならない五日後までの猶予を勝ち取る。

02

 無数の自殺者のなかで、キアンだけが意味のある言葉

「ごめんねミァハ」を遺して死んだ。

 だから私は、ミァハの両親宅を訪れた。

 ミァハの母レイコは、ミァハを立派な社会的リソースにできなかったことを悔いている。自殺願望のある子に育ててしまったことを悔いている。

 ミァハはレイコ遺伝子的な子供ではなく、チェチェン戦争孤児だったと知らされる。

 そしてミァハが自殺後、献体されたことも知らされる。

 献体された研究者は、ヌァザ――私の父。

03

 キアンが死ぬ直前、彼女との食事の回想。

 キアンの告白

「ミァハが作った薬を飲んでいると、私の体がみるみる変化(ルビ:餓死)していく。「優しい社会」が提供する医療に浸りきった私は、体は恒常的なものなのだと思っていた。こんなにも変化するものなのだとは思ってもいなかった。だから恐ろしくなり、私たち三人がしていることを親に相談した。でも、そのとき、ミァハは変化しきっていた。死んでいた。だめになってた」

 私は、

「私がこうして生きているのは、キアンのおかげなんだね。アルコールたばこで体を傷つけられるのはキアンのおかげ」

 キアンは、

「トアンは、どうして私がキアンと友達になったのか聞いたよね。私だって、ミァハと同じように、あのころ世界に息苦しさを感じていた。リソース意識なんて冗談じゃないって。……でも、ミァハと友達になった本当の理由は、たぶん、バランサーを気取っていたからだと思う。ミァハが言っていた、死んじゃおう、とか、誰かを殺しちゃおうっていうのを、踏みとどまらせる役になろうとして、友達になったんだ」

 そして、キアンの葬儀彼女はこれから液体になり、社会リソースになる。

 父はバグダッドにわたっていた。

 一方、父の共同研究者ケイタは、日本に残っていた。

 ケイタは、「意志というものは、競いあう欲求のどれを選ぶのかを決定する主体」という。

 ヌァザの研究は、人間の欲望や意志を制御するものなのだともケイタは教えてくれる。その研究を進めるために、バグダッドに渡った。

 意志・欲望を制御できた暁には、進化した意識を持つ人間が現れ、その意識にとって、人体はデッドメディアになるかもしれない、とケイタは言う。

 精神こそが、人体を生きながらえさせる手段なのかも。肉体にとって精神がデッドメディアになるときがくるかもしれない。と私。

 上司シュタウフェンベルクに、私の行動を報告せずにいると、

いつまでも「失敗」を人質にして自由に振る舞えると思うな」と、ARの電話口で叱責される。――電話をして、うつむいている私。

 キアンも、死の直前、うつむいていた。死の直前、彼女もARで誰かと話していたのではないか

 螺旋監察官の権限で、キアンの通話記録を見る。思った通り、彼女電話をしていた。

「ううん、ごめんね、ミァハ」

 そう言った相手は、ミァハ本人――ミァハは生きていた。

 ミァハ曰く、

「善とは恒常性のこと。

 現在ほど、世界恒常性に満たされた時代はなかった。

 昔は王様がいて、王様を殺せば世界を変えられたのに、民主主義以降、みんなが互いに互いを律するようになったから。優しさのおしつけあっこ。

 私たちは、そんな社会から飛び出して、自分自分を律しようって誓いあったよね? キアンもトアンも。

 その勇気を、いますぐ見せて」

 そう言われて、キアンはキアン自身の体を殺したのだ。

01

 名刺――プライバシーという言葉が、まだいやらしい意味ではなかった時代個人情報を個人が隠し持つことを許されていた時代に、個人情報を相手に手渡す手段。

 友達になった私とキアンに、ミァハはそれを渡してくれた。

 インターポールりイアン・ヴァシロフも、初対面の私に名刺自己紹介した。

 そのとき世界は、あの集団自殺のせいでゆがんでいた。

 優しさを与えあう社会、互いに互いを信頼しあう社会

 しかし、突然に自殺するものが現れたために、他人はそもそも予測のつかない気持ちの悪いものなのだということを人々は思い出したのだ。

 ヴァシロフが調査しているのは、WatchMeを介して人体に不正アクセスすることが可能な組織

 その組織は、再び人類が〈ザ・メイルストロム〉に陥らないように、人類監視しようということを大儀銘文としている。

 しかし、その組織内の、その信念に反する一派が、今回の大量自殺引き起こしたらしい。

 ヴァシロフとの車中、テレビでミァハが人類に宣言する。

「一週間以内に、誰か一人を殺してください。それができない人には死んでもらいます

02

 ミァハが、大量自殺と宣言によって作った混乱。

 そして、生府が醸し出す、息苦しい空気

 それらについて思いを巡らせているうちに、「医療ドバイ」、バグダッドにつく。

 そのころ、世界で、宣言に促された他殺、宣言から逃れるための自殺が頻発する。

03

 バグダッドガブリエル・エーディンと会う。

 彼女曰く、

人間価値判断は、指数的な合理性ではなく、双曲線的な非合理性。合理性と非合理性の争いが、意識である

04

 私のホテルの部屋に、ARではない、紙の書き置きがある。

「アブー・ヌワース。ARなし、盗聴なしで」

 アブー・ヌワースの人々は、WatchMeを人体に入れておらず、様々な病気にかかり、早死にする。

 アブー・ヌワースの食事は、生府に管理された世界のそれと違って、カロリーカフェインアルコールハレンチなほど。

 そのアブー・ヌワースに、父ヌァザがいた。彼が渡しに書き置きしたのだ。

05

 父は、ミァハの死後に、研究に没頭するために、私と母を残して家から去ったのだった。

 その父と、バグダッドで再会する。

 父の研究は、ヴァシロフが調査する組織で行われていた。父は組織の一員だった。

 組織人間意識を保持する能力を保持しているのは、再びザ・メイルストロムのようなことが起きたときに備えてのことだった。

 組織の上層――ザ・メイルストロムを生き延びた老人が望んだ世界。それをミァハは唾棄した。

 当時、多くの子供たちがミァハと同じように自分の体を傷つけるようなやり方で自殺を試みていた。この「優しい」社会ストレス限界にいる子供たち。それは、利ソース意識にあふれたこの社会の、対処するべき社会問題だった。彼らですらコントロールできるように、父らの組織システムを組もうとしていた。

 キアンの告発によって辛くも生き残ったミァハは、自殺性向のある子供として、組織モルモットになっていた。

ハーモニープログラム』。それには、老人たちですら二の足を踏むような重篤な副作用があった。

 それを実行すると、人類から意識が消滅する。

06

 意識が消滅するのはハーモニープログラムを実行すると、人間の非合理性が合理性と迎合し、葛藤がなくなるため。

 結局、プログラム人類に実装されてはいものの、第二のメイルストロムまでは実行されないものとする。そういう折衷案を老人はとった。

しかし、なぜミァハはそれを実行しようとしているの」と私は問う。

「ミァハの意識は、戦争の渦中、自殺を行うために後天的に獲得されたものだ。そして――」

 父の説明の途中で。ヴァシロフが現れる。

 ヴァシロフはインターポールとしてではなく、組織の一員としての仕事をこなすために現れた。彼は、組織の中でも、父と対立するミァハ派の一員だった。

 父は主流派のリーダー格。主流派の結束力を弱めるため、ヴァシロフは父をねらっていた。父がでてくる好機を作り出そうと、娘の私を泳がせていたのだ。

 ヴァシロフらミァハ派の目的は、人類を正しい調和へと導くこと。

 ヴァシロフは私の銃弾を食らい、父は私をかばってヴァシロフの銃弾を食らう。二人とも死ぬ。

 死の間際、ヴァシロフは、ミァハがチェチェンにいると私に告げる。ミァハの生まれ故郷に。チェチェンの、〈対ロシア自由戦線〉に。

01

 高校時代の回想。

 日本の、学校という権力のなかに、私もミァハもキアンもいた。

 ミァハは、「私は前、こことは別の権力に従わされてた。地獄だった。向こうにいたら、銃で殺される。

 でも、こちらがわにいたら、優しさに殺される。どっちもどっち。ひどい話だよね」と。

 ミァハの宣言により、世界の各地で殺戮自殺心中が頻発している。

 その問題についての、螺旋監察官会議(ARセッション)。

 わたしはシュタウフェンベルクに、これまでの捜査経過を報告したい。

 しかし、どこまで情報をつかんでいるか組織スパイされないために、セッションシュタウフェンベルクとの二人きりに切り替える。

 と、シュタウフェンベルク彼女自身が組織の一員なのだと明かす。

 ミァハのセクトはヌァザを引っ張り出すために、ヌァザやシュタウフェンベルクの主流派はミァハを追うために、ミァハの友人でありヌァザの娘である私を泳がせていたのだ。

 私が自由に行動できいていたのは、「失敗」を利用できていたからではなかったのだ。

 シュタウフェンベルクら主流派はミァハと接触し、どうして人々を自殺させているのかを聞き出したかった。

 チェチェンにいる螺旋監査官、ウーヴェに協力を要請する。

02

 チェチェンのウーヴェと会う。

 ウーヴェは、ミァハがいるはずの〈対ロシア自由戦線〉との人脈を持つ。

 ウーヴェは、私と同じようにも「優しい」社会に息苦しさを感じ、そこから逃げ出すために螺旋監察官になった男だった。

 ウーヴェが呼び出した現地の少年、〈対ロシア自由戦線〉のメッセンジャーに、私は「紙」を渡す。

 すぐに、〈対ロシア自由戦線からの返事がくる。

 一人で、ARの通じない山を登れ、と。

03

「優しい」社会では感じられない、身体の不自由さを意識させられながら山を上る。

 進化のつぎはぎでしかない身体を意識させられる。そして、私の感情も、私が私であるという思いこみも、進化の結果でしかないのた。

 バンカーの中、ミァハと再会する。

 ミァハが私に会おうと決めたのは、少年が持ってきた「紙」が、かつてミァハが私にくれた「名刺」だったから。

「ミァハが自殺に追いこんだ人たち、それに、父さんとキアン。誰も死ななくてよかった」と私。

「そう。死んでいい人なんていなかった。そして、これ以上死人を出すわけにはいかない。でも、こうでもしないと老人たちはボタンを押そうとしない。

 私たちの望みは、人類ハーモニクス

04

 高校時代、ミァハの自殺の直前、彼女の持ち物の本を火葬した、それを私が手伝った思い出。

 私たち三人の死が、世界に対する一撃になるはずだった。

物語のコア〉

 ミァハは、

「私の意識は、ここの、チェチェンバンカーで、性的暴力という人間の野蛮によって生み出された。

 でも、人類が持っているはずの野蛮を押さえつけようとする「優しい」社会では、人間が壊れていく。自殺していく。

 私は世界の人々を愛している。この世界に、人々がなじめずに死んでいくのなら、彼らは生きるために、人間という意識であることを突破しなければならない。意識という、進化上のその場しのぎの機能を取り払って生きなければならない。

 ……組織の老人たちは、『意識の停止』を死と同義と受け取った。だからボタンを押そうとしない。私の民族のように、意識のない存在だっているのに。

 それでも、世界がめちゃくちゃになりそうになったら、老人たちは意識の消滅、ハーモニクスボタンを押すはず。

 私は、毎年無為に命を落としていく何百万の魂のために、魂のない世界を作ろうとしたの」

〈/物語コア〉

 私は、

「ミァハは戻りたかったんだ、意識のない風景に。……じゃあ、それを奪うことは、父さんやキアンを奪われたことに対する、ささやか復讐になるかな。

 あなたの望んだ世界は実現してあげる。

 だけど、それをあなたには与えない」

epilogue

 そして、人類意識を失った。

2011-11-29

永遠

 ふと思ったこと。

 休日家族と過ごす。

 で、8歳と3歳が就寝する。ささやか幸せ

 ・・・このまま永遠に子供は8歳と3歳のママでいて、

 明日目が覚めても8歳と3歳で、その次の日も8歳と3歳で、

 ずっと先まで8歳と3歳でいて、永遠に9歳や4歳にはならない。

 自分も妻も今の年齢のママで、歳を取らず、今の生活を繰り返す。

 ・・・というようなSF毎日になったら、いいなあ。

 萩尾望都短編、確か「最後夏休み」てな感じの名前SF短編が、

 そんな設定だったと思う。

 あの話は、確か核戦争突入する未来を避けるために、

 大人たちが超能力で「最後夏休みの次の朝には、前の年へ戻る」という設定で、

 でもその秘密を知った小学生(=将来を知りたい小学生)が、その超能力を破る、

 なんてストーリーだったと思うが。

 自分も、萩尾望都SFに憧れるのは、今が幸せなのか、将来が不安なのか?

2011-11-05

整理

亡くなった。  

お葬式兄弟達でおこなうということで、

われわれは参列しないことになっている

 

「一族に囲まれて往生、ささやかながらもきちんとお葬式、定期的な法要で一族が集って故人を偲ぶ」

というエンディングに辿り着くには、

実は滅茶苦茶ハードル高いんだな、と判った

 

努力云々でコントロールできない要素が多いし

 

故人は凄く頭の良い人だったので

(周囲の)空気を読んだような逝き方をしたふうにも思えた

2011-10-21

膝 膝・2 石原吉郎

確然と膝があるところで

それはきわまり

その膝をめぐって

さらにきわまった

膝をめぐってきわまった位置から

もはや追いかえす

ことはできぬ

条理を積みかさねて白昼を

待つまでもない

およそ覚悟のようなもの

踏みこんで行く

一途な膝を正面にして

呼吸(いき)をのむように

夜は明けて行くのだ

 

膝・2

膝を組み代えるだけで

ただそれだけで

一変する思考がある

世界が変るとは言わぬにしても

すくなくともそれに

近いことが起こる

ささやかな動作が

もつ重さを

ときにおそれるために

生まれてきたのではなかったか

私たちは

2011-09-29

先週、数年前はあったはずの預金がほぼ底をついていた。

先週、数年前はあったはずの預金がほぼ底をついていた。

額にして337円。衝撃過ぎて一度で金額を暗記していた。

給料日を翌週に控えた2011年9月21日関東には台風が来ていたが私の心にはそれを凌駕する嵐が迫っていた。

預金337円。正確には別にある貯金用の口座に十数万円が残るが手はつけまいと、ただそのためだけに作った口座なのでそこにある分は預金とはみなしていない。

会社入社して毎月お金を家に入れていた。給料日。忘れる事もあったが毎週コンビニジャンプを買う。思い出してすぐにATMで引き出して数日以内には入れていた。

3万円。手取り13万の私が自由に使えるのはここから携帯電話の料金を除いた10万円弱。

高校のころにやっていたバイトの月収およそ二倍。大きな買い物もせず順調に、そしていつの間にか、貯蓄はその額を増やしていた。

しか会社に入って一年、情けないことにコミュ障をこじらせてお局様に相当嫌われ、しか幸運が重なり数ヶ月後の異動が決まった。

2009年6月5日金曜日。吐き出す術を知らなかった私が誰にも話すことなく頼ったのは心療内科だった。

軽度の鬱と診断され(もしかしたらそんな病気など無かったのかもしれないが)、異動が決まり少しは環境がマシになること、趣味が充実していること、生きがいを持っていること。そんな諸々が加味されて通院は2009年9月26日、ニヶ月ほどで終了した。

その間に家族に通院がバレ、通院の最後の方には薬の副作用で筋固縮になり仕事に支障が出かけた。しかし新しい環境での仕事はそれなりに順調だったし、ネットで見ていたような断薬症状も無かった。

昔よりはコミュ充に近づいたと思うし、失敗は回収できるんだと思えるようになった。


そこまで生きる間に私が家に入れるお金は5万円に増額した。家にお金が無いのは知っていたから。

臨時で貸した時が何度かあった。その時は、給料日に5万円を入れずに相殺して返済とする。そうやって家計を保っていた。

2009年9月、その頃には大きな額を貸すようになっており、もう毎月のお金は入れずに貸出金から相殺し、そこにまた貸していくそんなやりとりが続いていた。

しかし貸し出す金額は徐々に増え、頻度が増す。数ヶ月に一回だった貸し出しはほぼ毎月になり、7桁を記録しようとしていた私の預金が7桁を記録したのは、いつだったか給料日後の数日だけだった。

7桁が6桁になった事を少し悔しく思ったが困りはしなかった。マンガが買えて服が買える。何も家を買うわけでも車を買おうとしているわけでも、なかったから。

家族を助けるために。その思いで貸し続けた。

そして2011年9月21日。あれから、通院が終わってから2年。7桁弱あった私の預金は3桁になっていた。

最初はただの使いすぎだと思っていた。2年の間にクレジットカードの使い方を覚えネット通販を覚え、ちょっと良い美容室に行くようになりヘアケアスキンケアだってほんの少し値の上がったものに変えてみたりもした。

友達も増えた。だから都心に遊びに行くことだって増えた。お酒を飲む楽しさを知った。

それでもまだ慎ましい範囲だと思っていたのだが。

ささやかでも充実していた。だから気付かなかった。

収入は増えても控除で減っていく。手取りほとんど変わっていない。

それでも、何かを控えればまた貯まると、少しだけ考えた。

から貸出金の履歴を見せてもらうまでの1日だけは。

管理はちゃんとすると言っていた母に貸出金と相殺金の管理を任せていた。小さな手帳に書かれたのは異常な頻度と金額の貸出金の履歴。

近い月にはボーナスの数日後にボーナス額のおよそ半分以上の額を貸していた。

数ヶ月に渡って月手取りの半分以上もしくは同等の額を渡していた。

そこに自分の使った分の引き落としやら何やらが加味されて、これで預金が減らないわけがない。小学生だってわかることだ。

人生ではじめて親に言葉に出来ない苛立ちを覚えた。同時に、仕事半日で強制帰還されたので台風にははじめて感謝した。

言葉に出来ず感情をうまくコントロールできず、数日間家族と対面するのは食事だけだった。

思い返せば高校時代。進路をどうするか決めていた私を呼び出して

「将来就きたい職業があって、そのために進学するのなら何とかして大学へ行かせられる。

 けど、なんとなく進学するのなら、それはできない。」

そう言われた。至極尤もすぎて言葉も出なかった。大学勉強するために行く場所だ。

専門的な知識を仕入れてそれを将来に活かすのが大学。そう認識した言葉だった。

将来の夢も希望も何もかもを諦めていた私は、その言葉を受けて就職した。氷河期氷河期の間、ほんの少しだけ回復の兆しが見られた2007年秋。

高校から近い、学校の中での応募枠さえ取れれば内定が取れると言われていた企業へ、普通に就職が決まった。

一刻はひどい学歴コンプレックスに陥った。しかしそれだって両親にではなく、夢も希望努力を捨て、しかしあの日からやりたい職業すら見つからずに改めて進学に踏み切れない自分を責める感情しかなかった。

今日、一週間考え続けた事を母に問うた。本当に我が家にはお金が無いらしい。

そして父の収入は年々減ってきているらしい。

私は辛い心を抑えながらまるで日常の話をするが如く、もう自由にお金を貸せない事を告げた。

考える。何がいけなかったのか。父や母はこの土地に来てから仕事が減ったと言う。ここは母の実家、祖父の土地だ。

建て替えるときに一緒に住みたいかと問われた幼い私が首を縦に振った、そうやってやってきた土地だ。

身につかない習い事をしたいと言った幼い私がいた。勉強が嫌いだったので教材だって使わなかった。

中学の時いわゆる"弄り"と"いじめ"の間に晒されて学校行きたくないわがままを言った私がいた。

それでも学校には行かされたが、精神力だけは心がボロボロになったって耐えて自傷しないほどには鍛えられたので、一応感謝している。

引き替えに、誰も聞かないのだと、誰にもうまく苦痛を吐き出すことが出来なくなってしまったのだが。

そう考えると私がいけなかったのだろうか。

もしもいつかの過去に行けるならと聞かれれば、私はあの日に還り何が何でも幼い私に首を横に振らせると答えるだろう。

私がいけなかったのだろうか。ここ数年、いつも私は自分を責め続けている。

平凡で、家族に恵まれて、高校の成績は中の中。テストは概ね平均点。

それなりにおしゃれをして、友だちがいて、普通に恋をして普通に失恋する、密かにそろそろ人恋しいと思うだけのもてない21歳の高卒オタク女だ。

十分に幸せそうなのに、それを客観的に書いている私はこんなにも満たされない。誰でもいいから縋りたい。

思いたち、数日、SNSから姿を消してみたが、取り立てて誰かが「私がいない」と発言することは、ほとんどなかった。連絡もこなかった。

何を期待していたのだろうか。誰にも認識されず必要とされず、自分を責めながら恨みつらみばかり言うだけになった面倒な女を誰が見ていると言うのだろうか。私のいないSNSは見ていて愉快だった。楽しそうだった。

自分自分を殺さないと思う代わりに、家族が思いつめたら、と、一週間で何度も思う。それでもそんな事は誰にも言えなかった。

病院に行こうとも思ったが、また病院には行きたくない。辛いんじゃなくて、それが甘えではないかと思う自分いるからだ。

被害妄想けが蓄積していく。発散するような楽しみはもう寝ることくらいしかない。

それでも寝て起きたら誰もいないと思うと、眠れない日が、たまにある。

今日を含めて16日で、私はもうひとつ年をとる。その日を転機に、私は何かを考えなければならないらしい。

これが誰か知り合いに特定されてもいい。私の家族ネットに疎い。それだけでいい。

いつかの日のために取っておいた15万円しかない貯金給料日を迎えてわずかに潤った預金は、多分、来月にでも使われることになるのだろう。

書いた色々なことがわがままだと言われても、なんとなくこうやって書き残せたか今日はもう満足だ。

もうおやつどきだけど、昼寝をして、冬に向けて衣替えをして、それから、前向きに考えていきたい。

ハッピーバースデー、15日後の私。22歳の貴女が幸せになれますように。

2011-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20110919073627

おれは逆に、ここでは豪華に行く。

コンビハンバーグステーキミックス。そしてプラス卵焼き。

これでも1160円ささやかな贅沢(笑)

2011-09-06

何が変で、何が自然だ?

おかしいやつが多いのか、正常な人と話す機会が少ないのか。何が正常か、て言ったら『自分のしている事、発言含めて自覚してるのか』

どうか。寝言みたいな事ばっかり言っているのがニュースでもテレビでもあまりにも多いから、かなりの割合で狂っているとしか言いようがない気もする。正気の沙汰じゃない。て最近想うんだけど、その辺について誰もツッコミをいれないのはなぜ?血迷っているの?なんで政治にあんなに期待してるの?馬鹿なの?どうして政治でこの現状打破できると思っているの?無理じゃね? いい加減気づけよ。目を覚ませー、頭しゃかしゃか振って叩き起こしたい気分だ。

本気で生きようていう気のないやつに、金渡しても変わらねえからよ。

いい加減、政府も金ばら撒く政策やめろよ。ていうか、金ばらまくのにどんだけ金かかっているのかわかっているのか?

そもそも論として、政府や役所が民間企業競争する様なサービスやり過ぎだろ。

地域貢献ていう名目でよ、激安のスポーツセンターつくったり。

教育はいいんだけどよ、今までやっていた所からしたらそんな価格でやられたら身も蓋もねえような事やるて頭おかしいだろ。

何で誰もツッコミいれないんだ。

まともな事いう、メディアはないのか?

俺も暇じゃないから、適当に言っているが、

この日本は、一部のまともな奴が精神病患者相手にサービスや物を提供している様なもんだろ。

アメリカ社会なんて、もっとひどい。狂っているとしか言い様がない。

自然破壊を平然とおこなってさ、ろくでもない食物を大量に生産して貧乏人は冷凍食品ファーストフードばっかり食っているてどう考えてもおかしいだろ。

それで保険がどうとか言う前に、この人が体内に摂取するもの普通自然食品にしろ。と

Naturalうんたらとあきらかに てめえ、それナチュラルでも何でもないものを平然と売って、自然破壊や人の体内に毒素ばらまくようなビジネスが平然と起きているだろ。

どう考えても、化学物質体内に取り入れすぎなんだよ。その結果が目に見える結果として、身体に反映されているだろう。

肥りすぎ、アレルギー、どれもこれもおかしいんだよ。

別にな、こんな結局一人一人が自衛するしかないんだよ。

体に良くないもの、悪いものを極力買わない様にしていけばさ、自然とそういうのは淘汰されていくだろうし

そうすれば自然と売れるものを売ろうとという流れになると思うんだ。

自分のためにも、自然のためにも、世の中全体のためにも、そして未来の子供のためにも自分健康に気をつかう事て

大事だと想うんだ。

不安を解消できるかのようにして、何かを売るのは商売としては常套手段かもしれないけどさ。

でもさ、何か人としてどうよ?

新聞の一面に、世界中から災害や不幸をかき集めてくるてどうよ?

そりゃあ、地球上に60億人もいるんだから毎日人が死ぬよ。

殺人もどこかで起きるよ。

盗み、強盗も起きるし、

最近じゃ革命も起きるさ。

ていうか世の中、この先どうなるかなんてわかりゃしねえよ。


海外の国は、正直よくわからねえよ。

ていうかよくわからないことを、ちゃんと調べねえで無責任マスメディアが発言し過ぎなんだよ。

それをまともに信じるやつも、馬鹿なのかもしれねえけどよ。

からない事や、考えても変わらない事を考え過ぎなんだよ。


日本ていう国は、狂った人が多いかもしれないけど、

偉い先人のおかげで世界一豊かな国でもある。

と俺は思うんだ。

金ばらまけるのも、よくもわるくも金ある証拠だろ。

借金だらけかもしれないけど、金ばらまけるていうのは不思議しょうがないことかもしれないけどよ。


何か変なんだよ。

この国は、きっとまともなことを言えば変人扱いされるのが今の世の中だろう。

仕事に対してやる気がわかないのてさ、

きっと、それて今後その仕事をしていても芽がでないていうか、発展しないのを直感的に感じている気がするんだよ。


何にしても、発展していくだろう感があれば人て多少なりとも、希望ややる気て出る気がするんだ。

それを根性がないとか、意味のわからない事言って、まるでそいつが駄目な様に扱うのはおかしいと思うんだ。

今の仕事をやめて、新しくほかの事をやる勇気がないのを、自分騙して、人騙していきている様なもんだと俺は想う。

芽がない花に水をやるのは変だろ?

芽が伸びそうな花に水をやるのが自然に対する人ができる事だろ?




こんな実名で言えば非難されるのは、わかりきっている。

からこそ、この匿名ダイアリーていうのを使った。


俺の言うことで、少しでも一人一人が

できる事を精一杯やって、現実を生き抜いてくれる人が、一人でも、いや、

わずかなささやか追い風程度にもなればいい。

前へと進むのは、一人一人の足だけだから

悩んだら、とりあえずPCの電源を切って一旦外へでも散歩してみ。

少なからず、気分が良くならないと話にならねえよ。



ただ、今のこの日本世界に対して俺のできる事は限られているからさ。


からこそ、このやり場のない想いをこんな風に垂れ流す事にした。

糞の肥溜めみたいな社会かもしれないけど、

それこそ、カイジゴミの皆様と言ってもおかしくねえやつが多いけど、

それでも、俺はそんな奴も前を向いて生きて欲しいて思う。

必死に生きてれば、ちょっとぐらい助けてくれる人はいる。

誰かの手助けをしていれば、きっと自分のことを助けてくれる人は

わずしかいないかもしれないけど、いるて気がするんだ。

生きてりゃ、失敗する事もあるだろうけど、


転びまくってりゃ、怪我しないで転ぶ方法も学ぶだろ。


嫉妬や、妬むのも勝手だし、

何か上手くいくノウハウネットで探すのもいいけどよ。

きっと、そんな事している暇があったら

何か外でスポーツでもしている方が、きっとモテると思うぜ。

下手でも、汗かけばそれだけでも気持ちがいいてもんよ。


人生楽しみながら生きていきたい。


まりにも文句ばっかり言いまくったので、


最後ぐらいは爽やか目で終わる。


あんまりまとまった事や、ちゃんとした事は言えないが

何か感じるものがあれば書いた意味はあった。

何が変で、何が自然だ?

おかしいやつが多いのか、正常な人と話す機会が少ないのか。何が正常か、て言ったら『自分のしている事、発言含めて自覚してるのか』

どうか。寝言みたいな事ばっかり言っているのがニュースでもテレビでもあまりにも多いから、かなりの割合で狂っているとしか言いようがない気もする。正気の沙汰じゃない。て最近想うんだけど、その辺について誰もツッコミをいれないのはなぜ?血迷っているの?なんで政治にあんなに期待してるの?馬鹿なの?どうして政治でこの現状打破できると思っているの?無理じゃね? いい加減気づけよ。目を覚ませー、頭しゃかしゃか振って叩き起こしたい気分だ。

本気で生きようていう気のないやつに、金渡しても変わらねえからよ。

いい加減、政府も金ばら撒く政策やめろよ。ていうか、金ばらまくのにどんだけ金かかっているのかわかっているのか?

そもそも論として、政府や役所が民間企業競争する様なサービスやり過ぎだろ。

地域貢献ていう名目でよ、激安のスポーツセンターつくったり。

教育はいいんだけどよ、今までやっていた所からしたらそんな価格でやられたら身も蓋もねえような事やるて頭おかしいだろ。

何で誰もツッコミいれないんだ。

まともな事いう、メディアはないのか?

俺も暇じゃないから、適当に言っているが、

この日本は、一部のまともな奴が精神病患者相手にサービスや物を提供している様なもんだろ。

アメリカ社会なんて、もっとひどい。狂っているとしか言い様がない。

自然破壊を平然とおこなってさ、ろくでもない食物を大量に生産して貧乏人は冷凍食品ファーストフードばっかり食っているてどう考えてもおかしいだろ。

それで保険がどうとか言う前に、この人が体内に摂取するもの普通自然食品にしろ。と

Naturalうんたらとあきらかに てめえ、それナチュラルでも何でもないものを平然と売って、自然破壊や人の体内に毒素ばらまくようなビジネスが平然と起きているだろ。

どう考えても、化学物質体内に取り入れすぎなんだよ。その結果が目に見える結果として、身体に反映されているだろう。

肥りすぎ、アレルギー、どれもこれもおかしいんだよ。

別にな、こんな結局一人一人が自衛するしかないんだよ。

体に良くないもの、悪いものを極力買わない様にしていけばさ、自然とそういうのは淘汰されていくだろうし

そうすれば自然と売れるものを売ろうとという流れになると思うんだ。

自分のためにも、自然のためにも、世の中全体のためにも、そして未来の子供のためにも自分健康に気をつかう事て

大事だと想うんだ。

不安を解消できるかのようにして、何かを売るのは商売としては常套手段かもしれないけどさ。

でもさ、何か人としてどうよ?

新聞の一面に、世界中から災害や不幸をかき集めてくるてどうよ?

そりゃあ、地球上に60億人もいるんだから毎日人が死ぬよ。

殺人もどこかで起きるよ。

盗み、強盗も起きるし、

最近じゃ革命も起きるさ。

ていうか世の中、この先どうなるかなんてわかりゃしねえよ。


海外の国は、正直よくわからねえよ。

ていうかよくわからないことを、ちゃんと調べねえで無責任マスメディアが発言し過ぎなんだよ。

それをまともに信じるやつも、馬鹿なのかもしれねえけどよ。

からない事や、考えても変わらない事を考え過ぎなんだよ。


日本ていう国は、狂った人が多いかもしれないけど、

偉い先人のおかげで世界一豊かな国でもある。

と俺は思うんだ。

金ばらまけるのも、よくもわるくも金ある証拠だろ。

借金だらけかもしれないけど、金ばらまけるていうのは不思議しょうがないことかもしれないけどよ。


何か変なんだよ。

この国は、きっとまともなことを言えば変人扱いされるのが今の世の中だろう。

仕事に対してやる気がわかないのてさ、

きっと、それて今後その仕事をしていても芽がでないていうか、発展しないのを直感的に感じている気がするんだよ。


何にしても、発展していくだろう感があれば人て多少なりとも、希望ややる気て出る気がするんだ。

それを根性がないとか、意味のわからない事言って、まるでそいつが駄目な様に扱うのはおかしいと思うんだ。

今の仕事をやめて、新しくほかの事をやる勇気がないのを、自分騙して、人騙していきている様なもんだと俺は想う。

芽がない花に水をやるのは変だろ?

芽が伸びそうな花に水をやるのが自然に対する人ができる事だろ?




こんな実名で言えば非難されるのは、わかりきっている。

からこそ、この匿名ダイアリーていうのを使った。


俺の言うことで、少しでも一人一人が

できる事を精一杯やって、現実を生き抜いてくれる人が、一人でも、いや、

わずかなささやか追い風程度にもなればいい。

前へと進むのは、一人一人の足だけだから

悩んだら、とりあえずPCの電源を切って一旦外へでも散歩してみ。

少なからず、気分が良くならないと話にならねえよ。



ただ、今のこの日本世界に対して俺のできる事は限られているからさ。


からこそ、このやり場のない想いをこんな風に垂れ流す事にした。

糞の肥溜めみたいな社会かもしれないけど、

それこそ、カイジゴミの皆様と言ってもおかしくねえやつが多いけど、

それでも、俺はそんな奴も前を向いて生きて欲しいて思う。

必死に生きてれば、ちょっとぐらい助けてくれる人はいる。

誰かの手助けをしていれば、きっと自分のことを助けてくれる人は

わずしかいないかもしれないけど、いるて気がするんだ。

生きてりゃ、失敗する事もあるだろうけど、


転びまくってりゃ、怪我しないで転ぶ方法も学ぶだろ。


嫉妬や、妬むのも勝手だし、

何か上手くいくノウハウネットで探すのもいいけどよ。

きっと、そんな事している暇があったら

何か外でスポーツでもしている方が、きっとモテると思うぜ。

下手でも、汗かけばそれだけでも気持ちがいいてもんよ。


人生楽しみながら生きていきたい。


まりにも文句ばっかり言いまくったので、


最後ぐらいは爽やか目で終わる。


あんまりまとまった事は、ちゃんとした事は言えないが

何か感じるものがあれば書いた意味はあった。

2011-08-22

反韓デモ本質

結局フジテレビに何人集まって、それで何かが変わったのかは良く知らないので、適当邪推現実的な商売の方向からいろいろ考える。

先日のFNS歌謡祭VTRばかりで生(というかセットで)歌った歌手ほとんどいなかった事、ひな壇バラエティーや安直ロケ番組の氾濫、水戸黄門の終了。これらの延長線上に今の韓流ドラマブーム(という作られたもの)がある。

もちろん源流は『冬ソナ』『チャングムの誓い』などの優秀なコンテンツNHKが目を付けた事なんだろうけど、今、平日の昼間に韓流ドラマが流れてるのは、単純に単価が安いからだ。

それまでは昼のワイドショーが流れていた時間帯に、それらの制作費の数分の一(いや、数十分の一か)の値段で買ってきたドラマを流すだけで、対して変わらない(下手をすると以前より高い)視聴率が取れるなら、テレビ局という企業はどちらを選ぶか。考えなくても分かる。

ワイドショーは生だし、出演料もそれなりにかかる。月~金の帯番組なんかだとセットもスタジオ据え置きになるので、他の番組では使いにくくなる。買ってたVTRを流すだけの韓流ドラマとは経費も桁違いだ。

そしてそうなってきた理由は、誰もテレビに高い価値を感じなくなったせいだ。視聴者も、出演者も、制作者も。一番肝心なスポンサーがそれを実感しているだろう。

今回の地震CM自粛した企業がいくつかある。お酒メーカーや娯楽に関する企業しか自粛しても売り上げはあまり落ちなかった。それ以前からCM費用効果には疑問符ささやかれていたが、今回それを実感した企業も多いだろう。AC広告が「ウザイ」と言われたり、逆に流行ったりする。昭和天皇崩御されたときにはレンタルビデオ店が賑わったというが、今回の地震ではネットがその役目を果たした。もはやテレビは娯楽の王様ではないのだ。

それなら自社の番組再放送をすれば?と言う疑問が湧く。しかし、再放送時の収入の分配に関して、今は昔ほど寛容ではなくなっている。たとえば、昔のドラマアニメ再放送して、そこに出演していた俳優達にはギャラは支払われるのか。昔なら問題はなかった。ルパンは何度も盗みを繰り返したが、おそらく山田康雄氏ほか出演陣は再放送分のギャラはもらってないだろう。今ならそうはいかない。数年前のバラエティーの映像で、今はもう芸能界を引退しているから、と言う理由で出演者の独りにモザイクがかかっていた事もある。そしてそれ以前に、今は再放送以外でドラマアニメ収入を得ているのだ。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のDVD初回限定版が6,300円、通常版が5,250円である。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のDVDの定価が2,980円であるのとは大きく違う。俺はアニメDVDを集める趣味はないが、他のアニメも似たり寄ったりだろう。限定された数の、それなりのお金を持った層をターゲットアニメDVDは売られている。ちなみにクレヨンしんちゃん映画DVDは平均して2,000~3,000円である価格の差は、制作費と売り上げの差であるほとんどの深夜アニメはクソ高いDVDやグッズを売る事で採算を得ている。



ここまで書いて面倒くさくなったのでやめた。まあ、そういうこった。

2011-08-02

かわいい腐女子とかわいくない腐女子

twitterタイムライン眺めて思ったんだけど、マイナージャンル自分の好きを貫いてささやかに頑張っているひとはかわいいね。応援したくなる。幸せ結婚をして素敵なお母さんになって次の世代に色々伝えてくれそう。

ひたすら誰かの主張をRT連打したり、アレな話題(最近だとpixivとかフジテレビとか)の批判を繰り返したり、そう思えばマナー厨だったりわざわざ自分の理解できない萌えdisったりする腐女子はかわいくないね。こういう人が40代50代と独り身で過ごすのを想像したり、子供を授かって育児をする光景を考えてみたりしたんだけど、どっちに転んでも悲惨に思えちゃったよ。どうなるんだろうね。

2011-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20110723225112

おしっこかけられたい、という程度のささやかパートナー希望を叶えることで、一体何が失われるのかよく分からない。

まずはお風呂で、相手の背中から近づいて肩に座る(またがる)ような感じで自然に…というあたりから始めれば抵抗は少ないと思う。シャワーをすぐ浴びられるし、そもそも尿それ自体は、病気でもなければ、臭いがあるだけで不潔ではない。



ただ、注意しなくてはいけないのは、彼が「そういうプレイを好きでない女の子を説得して、いやがらせ恥ずかしがらせながらそういうことをさせる」のが好きであった場合で、その場合あなたはずっと「慣れ」てはいけないことになる。これはなかなか大変だ。




まあ、人間一度は自分性的志向と向き合っておく必要があるので、そういう機会にきちんと考えておくことは割と重要だと思う。すくなくともおにぎりのことよりは重要だ。

2011-07-18

ある恋人の回想

数年前、恋人と別れた。

破局の理由は、恋人の持つ不幸を受け入れられなかったことだろうか。

とどのつまり人生幸せに送りたいという増田ささやかで、かつ残酷な思いが、

重い過去に引きずられた恋人を余計に苦しめたという事実だけを残したように思う。

自分の気持ちの整理と懺悔のため、自分語りチラ裏を始めます

彼は、とても自己尊厳欲求の高い親に育てられた。

親御さんは優越感に浸る手段として、息子ーーつまり彼を周囲に自慢することを選んだ。

学業成績や習い事の発表会で不備があれば、「一家の恥さらし」には

待っているはずの夕飯がなかったり、体罰が待っていたりした。

彼はそんな親元を離れるため東京大学へ進学し、卒業後は都内に勤めた。

増田との出会い大学時代だったが、付き合うに至ったのは卒業後。

大学卒業後、数年ぶりに連絡をもらい、久々に顔を合わせると、

端正な顔立ちと明るい性格は、記憶の中の彼と全くと変わりがなかった。

青春時代に秘めていた淡い気持ちをもう一度胸に、昔話やデートを重ねるうち、

東京を離れた増田と彼は、いわゆる遠距離恋愛を始めた。

付き合い始めて一年、順調な交際の中で結婚生活妄想し始めた幸せ増田のいる一方、

彼は体調を崩し、会社を辞めた。

長い人生なんだから、しばらく心身を休めてまた働けばいい、と増田は気楽に考えていた。

ところが、日に日に体力が落ち、調子の悪い日にはベッドから起きることすら叶わなくなっていった。

彼が不安で眠れない夜には、終わりの見えない電話に付き合った。

話題が目まぐるしく変わる受話器の隣で、窓に白み始めた空を映すころ、会話はいつも途絶えた。

毎晩の電話の中で、大学時代から精神に疾病があったこと、それが親の虐待に起因していることを聞いた。

直に治るだろうから支えよう、というお気楽増田の考えはしばらく変わらなかった。

調子が良くなった彼は再就職をした。

彼の趣味そのもの仕事となったため、内定獲得に彼は文字どおり跳ねて喜んでいた。

宿直あり•変則シフト制の新しい仕事は、増田には、彼の体力的な面、

土日休み増田とのスケジュール面で不安があり、素直に喜べなかった。

夜勤が入り始めしばらくすると、連絡は途絶えがちになった。

毎日あった連絡は、二日に一回、一週間、一ヶ月に一回となった。

夜勤での体力的な消耗と、持ち前の生真面目さで仕事に苦しんでいるんだろうと思った。

初夏の暑いある日、お馬鹿な増田夏風邪を引く。一人暮らしで初めての40度近い発熱。

たまたま彼の休日だったか気分転換メールを打つも、案の定、返事はなかった。

翌日、見舞いにきた同僚に感謝する一方で、突然虚しさを覚える増田がいた。

連絡が取れず心が離れつつあるところに、赤の他人からの優しさを覚えた増田から

彼に対する情が消えていったのだ。

同時に、少し苦痛でもあった彼との電話が取れないことに不満を抱いたことに、

自分が多少の共依存に陥っていたことを知り、恐怖を感じた。

やはり会うこともままならなかったため、別れ話はメールで終わった。

別れたい旨を告げると、数日後、あっさり了承の知らせが返ってきた。

彼を見捨ててしまった感がある増田には、別れてからしばらく経ったいまもトゲが残っている。

彼との交際において、どのような選択をすれば後悔せずにすんだのだろうか、

仕事で大変な時期にストレスを与えてしまい、仕事に支障はなかったのか、

自分と付き合っている間、彼はつかの間の幸せを感じられたのだろうか、

恋が冷める前に、彼のいる東京で職を見つければよかったのだろうか、

増田が見捨ててしまった彼には、これから幸せ人生が待っているんだろうか。

心の片隅にある答えの出ない問いと罪悪感がいつ消えるとも知らず、

しばらく増田は、ばく然とした幸せを求めて生きていくんだと思います

少し尻切れとんぼですが、長文のご高覧ありがとうございました。

2011-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20110608151614

さげすんでいるつもりが自分の方が心にダメージを負ったんだね。

君がさげすんでいる「不細工」も、身分違いの告白をした瞬間周囲が「ぐぎぎ」と顔を引きつらせているのは

なんとなくわかってるんじゃないかな。「自分がバカにされてる」なんて辛い事実無意識下に押し込めて、見なかったなかったことにしてるかもしんないけど。

でもやっぱり怒り・羞恥の気持ちは発生してて、ささやかな復讐のために自分の恋心を周囲に漏らし続ける。不快な刺激だと分かっていても。

自分をバカにしてる周囲に配慮なんてする必要はありません。(ほんとここらへんは超無意識かも)

リア充であるあなたが苦しめば苦しむほどあなたの大嫌いな「身分不相応の不細工」は喜びます

とか考えればどうでしょう加藤たいぞう言葉にそんなんがあったなあと思い出して。

ところでこういう"身の丈に合わない自己認識"を憎悪する例として「年収千万を相手に望む婚活女」「おばさん・不細工の"くせに"女性専用車両に乗る女」とかもあるけど

こういうのにもメラメラするのでしょうか?

2011-05-29

民主党川内博史衆院議員小沢派)のトンデモ放射能危険

被災地では家を追われ、未だに住むところも決まらない人たちが大勢いる中で内閣不信任・解散総選挙という実に「国民の生活が最優先」なことを実行してくれている永田町の「国民の代表」たち。投票所に使えそうな施設はことごとく避難所に使われてるのに選挙っていうんだからすごいよね。その中でも、「我らの最後希望 (ドイツ語にすればunsere letzte Hoffnungかな。どこかで聞いたフレーズだね)」として待望論がささやかれてしいオザーリン同志(ちなみにこの人の元の役職は幹事長英語にするとsecretary general。ちなみに関係ないけど「書記長」もsecretary general)。その右腕とささやかれる川内博史代議士地上波テレビですごいことを言ってくれてたみたいだよ。

下の動画をみてくれるかな。

http://www.dailymotion.com/video/xiwwdj_yyyy0-2ysvyyyyy100msvyyy_news

時間のない人のために一番香ばしい部分を抜き出してあげるからね。だいたい1:25あたりから観るといいと思うよ。

わたくしあの、衆議院科学特別委員会委員長ですから、先週の金曜日参考人質疑をやって、そこで専門家に話を聞きました。1ミリシーベルト(以下mSv)というのはですね、人間の体というのは60兆の細胞でできてるんですね、その1mSvというのは60兆の細胞すべてに放射線が1回突き刺さってDNA破壊することを1mSvというんですね。

内部被曝場合ですね、これは文部科学省の資料ありますけど、0.2マイクロシーベルト(以下μSv。念のため、0.2μSv=0.0002mSv)で外部被曝100mSvと同等だと。文部科学省の資料です(キリッ

な、なんだってー!(AA略

えーと、放射能放射線に敏感で、「ナポレオン孫正義の言うことは全て正しい」がモットーのはてな民の皆さんならおわかりだと思うけど、1つ目の発言、すごい言い方だよねー。「自然放射線」でぐぐればすぐわかることなんだけど、日本自然放射線の平均がちょうど年間1mSvくらい、世界平均で2.4mSvくらいなんだよね。世界各地の自然放射線にはばらつきもあるけど、だいたい年間0.1mSv-10mSvの範囲内におさまっていると考えれば間違いないねイランラムサールとかには局所的にもう一桁高いような極端な場所もあるらしいけどそういうのは除外)。1mSvがそんなに有害なら原発事故が起こる前に自然放射線で僕たちとっくに死んでるよねー。だって人類全て細胞破壊されちゃってるんだもんねー。

んでしかも2つめの発言、矛盾することを平気で言ってるからもっとすごい。「全ての細胞DNAが1回破壊されること」という形容が正しいはともかく(面倒なので検算しない、というかだいたい放射線といってもいろいろあるわけだから検算しようがない)、ともかくSvってのが「人体が受ける影響」を測る単位であるという認識は間違っていない。それなのに内部被曝0.2μSv外部被曝100mSvは同等ですって???要するに「内部被曝外部被曝では体に受ける影響は50万倍違っても体に受ける影響は同等」って言ってる訳ね。すごいね。すごすぎて全然意味わかんないよ。それって日本語?それ、どこの文部科学省が作った資料よ。まさか文科省文科省でもオウム文科省(こんなネタ、歳がばれるかな)じゃないよね?

なんだかねー、これほど頭のいい人たちが国民の代表として一生懸命働いてくれちゃってるし、現首相は現首相サミットの公式記者会見孫正義のトンデモ自然エネルギー推進論を名指しでマンセーしちゃうしさ、本当に今の日本って美しい国だよねー。「大和魂があれば科学的な議論の裏付けがなくてもなんとでもなる、疑う奴は非国民!」なんて声が聞こえてくるようだよ。本当に僕、この国に生まれたことを誇りに思っちゃうなあ。

2011-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20110521232535

財産など」が正のものだけとは限るまいに。

俺は葬式に出ないことによって財産などを受け継ぐことができなくなってもかまいません。



財産など」には田舎土地・しがらみ・人間関係社会的責任風俗風習などの文化その他諸々もあり、増田が受け継がないと「誰か」が困る、ということがリアルにある場合もあるよね。



増田が構わなくても、迷惑を被る「誰か」は構うだろうな、と。



まあ、横だけど、オレは次男で、受け継ぐような財産なんぞないようなどーでもよい家の一員だけど、それでもささやかながらあるそういう諸々を子どもの頃から引き受けてた自分兄貴に対しては、尊敬感謝してるがなあ。



封建主義どうこうと言うけどさ、それこそ封建制権化のような「村八分」でさえ、『冠婚葬祭』は別扱いなんだよね。普段は一切つきあいを断っている「村八分」相手であっても、冠婚葬祭ときだけは、きちんと手伝いなどをする。まあ昔は今と違って冠婚葬祭に人手が必要だったのと、きちんとそれができないと「人」と見なされない(檀家により寺に所属することが事実上戸籍」の意味合いをもった)事情もあったんだろうけど、それ以上に『冠婚葬祭』のつきあいは人として最低限の社会的義務という認識があり、それは個人的な感情(怒り、憎悪、妬み…etc)より優先されるという感覚があったからだと思うんだ。

その感覚は、たぶん今でも残っているね。じいちゃんの葬式に出ない長男をもったことで、増田の母ちゃんはそういう「我が子に人として最低限の認識をもたせる教育にも失敗した親」というレッテルを貼られてしまったわけなんだ。「分かってる」という増田は、今後どんな親孝行をしてそれを償うつもりなんかね?そういうことをほんとに「分かってる」のかどうか、若干心配になるのだけれども。




誰かが書いてるとおり、死者を悼むことと儀式儀礼の問題は別。増田はとりあえず墓にはきちんと参ったんだろうな?

2011-04-12

事故の被害が大きくなる度に「それ見た事か!」と喜ぶ、原発反対派の知識人が大嫌いだ。

被害が少しでも小さいものであってほしいと思って何が悪いのか。

日本から出られない貧乏人が、健康に被害がないという言葉を信じたいと思って何がおかしいのか。

そんなささやかな願いを嘲って不安を煽る奴ら、ましてや海外の安全圏から日本愚民を見下す奴らの態度が許せない。

あんな奴らを見てたら原発容認派になってやる気持ちにもなる。

うそういう奴らも日本人というだけで差別されればいいのにと思うくらいだ。でも海外在住者は被曝してないんだよなちくしょう

2011-04-03

合法ハーブ合法ドラッグ)で家族を失いかけた

合法ハーブというものに手を出してしまった。

後悔にまみれたその記憶自分の手で書き表すことで、私は二度とこうしたものに手を出さないことを自分自身で確認しようと思う。

独身の頃からそういうものに興味はあり、海外日本では禁じられている薬物に手を出したこともあった。

ただ、同行者はそれを吸ってとても楽しそうにしていたが、私には一向に効き目がなく、その体験はただ、

私に「あちらの世界」への憧れをかきたてるだけのものだった。

それには依存性はほとんどなく、何年もの間、それを欲しいと思ったこともなかったし、

一生必要ないと思っていた。ただ、「あちらの世界」への好奇心だけは私の心に根深く残ったままだった。

7年後。現在。2年ほど前に結婚して1歳の子どもがいる。

私はたまたま合法ハーブという語をインターネットで見つけ、好奇心からそれを調べた。

現在日本では禁じられていない成分のみを用い、幻覚作用や覚醒作用をもたらすものということだった。

建前としてはお香としての使用を前提にしており、その煙を吸引することは推奨していない。

もちろん、それはただの建前であり、それらのサイトや関連Wikiにはその吸引体験が

多く綴られていた。

私は甘く見ていたのだ。

過去にそれに類するものを服用してまったく効果があらわれなかったこと。

1時間ほどで効果のピークを終えるという情報

そして、アルコール程度の影響で終わるのではという根拠のない自信。

夜22時30分。私は近くの街にあるその店の門を開いた。

暗い照明。ガラスケースに収まり怪しい光をはなつ「合法ドラッグ」のパッケージ

パイプやボング、紙巻き器などの喫煙具。

「なんにしますか」カウンターの奥にいたのは、Tシャツキャップをかぶった

小太りの男だった。小悪いB系といったいでたちだった。

私は「あまり強くないものを」と頼み、Wikiである程度名前が知られていて評判のよいもの

選び、それを買った。喫煙具と合わせて5700円。高いけれど、もちろん無理な価格はない。

店の奥にはソファとテーブルがあり、その場で吸えるようにもなっている。

どうしてその場で吸おうと思ったかは分からない。家よりも安全だと思ったのだろう。

大きな間違いだった。

慣れない手つきで買ったばかりのふわふわした葉(かすみ草の花のようなものもふくまれていた)を

紙に巻き、火をつけた。要領は海外でやったときに知っていた。深く煙を吸い込み、

30秒ほど息を止めてゆっくりと吐き出す。

普通だ。まったく普通だ。味も悪くない。

もう一度同じように吸った。何度も、何度も。ジョイント一本分、草が燃え尽きるまで全て吸った。

好奇心がわき、それからの身体的な変化を記録しようと思い、iPhoneを取り出した

文字をフリックで打つが、まず指にしびれを感じだし、すぐに視覚がおかしくなってきた。

指を動かすが、目に映る像がワンテンポ遅れている。徐々に体中にジーンという

しびれが広がり、耳に聞こえる音が暴力的なまでに大きくなってきた。

Evernoteにその記録が残っている。

10:35

電気がくるかんじ。

パルスが短くなっていく。

rgb

ビーン

という音

電気風呂たいになってきた

目がよわくなっていく。

スローモーションの世界


電気のビーンという音が

してると思ったら。

ここの照明の響く音でした


耳が良くなるって本当だったんだね。


音がすごい立体感を帯びてきた。

時計を見ると22時45分くらいだったか

家には24時に帰ると約束している。

十分すぎる時間はあったが、私は怖くなった。

このままでは帰れなくなるほどに、自分の状態は

悪くなるのではないだろうか。

後悔。後悔。

私は光のあふれかえる街に飛び出した

うそこは別世界のようで、なにもかもが

うるさい音を発しながら私の横を通り過ぎていく。

見知った道はまるで違う道のようで、私は駅に行くために

交差点にたちどまり、何度風景を確認しながら

駅へと急いだ。

足が思うように動かず、気づくと外界からシャットアウトされるほどの

思考の大波が私を襲う。今ものをなくしても分からないぞ、やばいな、と

私は頭の片隅で思った。

ごまかせるかな、ごまかせないだろうな。

今の私を外から見ると、とてもまともには見えないだろう。

妻にだってわかるに違いない。

電車に乗った。

電車の中は混んでいて、においがとてもひどかった。

ドアの脇に立っていたが、どうにも足がふらついてカクカクする。

そして、すぐに思考の大波。

最寄りの駅はすぐそこだ。しかし降りられないのではないか

乗り過ごしたら万が一にも帰ることはできないだろう。

わたしはまiPhoneを取り出して記録を始めた。

自分の体が電気の粒に分解されて、寄りかかっている壁に吸い込まれるような感覚

心細い、あまりにも心細い。何も支えるものがない。

もう涙があふれ出そうだった。

なんてことをしたんだろう。愚かだ。あまりにも愚かだ。

警察保護されるようなことになったら妻はなんて顔をするだろう。

ずっとずっと妻のことだけを考え、かろうじて残った正常な感覚

かきあつめるようにして、私は電車に揺られていた。

時間感覚が遅い。ずっとずっと考え事をしていたように思ったが、

駅にはなかなかつかない。時間が5倍伸びているようだ。

着かない。着かない。私は焦った。

電車が減速する。私は急に堪え難い嘔吐感に襲われ、

鞄の中に吐いた。周囲の目が突き刺さるのを感じたが、

その時扉が開き、私は転げるように電車を出た。

帰らなければ。妻と子どものいる家に帰らなくては。

あと10分、私の足よ動いてくれ。私の脳よ導いてくれ。

わたしはドラッグ喫煙具を鞄の底からやっとの思いで

引き出し、ゴミ箱に捨てた。こんなもの、二度とやるものか。

一歩、一歩、改札を出るのもやっとこさ、私は家への道を

ふらふらしながら歩いた。

家の手前でまた嘔吐感に襲われ、また吐いた。

そして。

妻は私を出迎えてくれた。ほっとした顔を覚えている。

私は謝った。

「ごめんなさい。ごめんなさい」

妻の顔が凍りついた。

それから、私は何時間も家のトイレに張り付き、

空っぽになった胃を上下させながら、

妻に事情を少しずつ説明した

妻は驚き、悲しみ、倒れている僕の横でワンワン泣いた。

「そんなに私と別れたかったのか」そういって泣いた。

なにも妻は悪くなかった。日常に不満もなかった。

ただ、好奇心だけでわたしはしてはいけないことをしてしまったのだ。

私は自分ゴキブリ以下の生物に成り下がったのを

感じた。涙が出た。止まらなかった。

吐き気はなんとかおさまり、私はソファに横になった。

そのまま気を失うように眠った。


翌朝、私の思考は元に戻っていた。

少し頭が重いが、普通の状態だ。

寝室では妻と子どもが眠っていた。

私はこっそりと二人の横に身を横たえ、もう一度眠った。

それから、妻は長らく口をきかず、私はただただ、謝りつづけた。

ずっと妻といたいこと、子どもをともに育てたいこと、

もう二度とこのような愚かなことをしないこと、何度何度も謝った。

夜明けても、自分はみじめなゴキブリであった。

「もう一度やったら、離婚します」

妻は言った。「しかしこのことを許したわけではありません。絶対に許しません」

妻はつづけた。

違法か、合法か、そんなことは関係ないの。こういうものは、あなたの何もかも、今まで積みあげてきたいろんなことを、

あなたが善良な人であったことさえも、一度に奪ってしまうかもしれないの。」

子どもが起き、私たちは三人で外に出た。

子どもがその日、はじめて私のことを「パパ」と口に出して呼んでくれた。

また涙が出そうになった。

その日。子どもが寝た夜。私はまた妻に謝った。

妻はずっと泣きつづけ、泣きつづけて、

その間私は彼女がしなければと言っていた

家事をやった。戻ってきた私に妻はひとこと

「ありがとう」と言った。

「こちらこそ、ありがとう。ごめんなさい」私は返した

私たちは寝息を立てている息子の横に、

いつもしているように枕を並べて寝そべった。

妻に許可を取り、そっと体を抱き寄せて眠った。

幸福だった。これがなによりの幸福なのだ。

薬物が体を駆け巡り、蝕みだしてからずっと、私は自分が手にした幸せを全て手放してしまうことを恐れた。

そして事実、それは極めてリアリティのある話になってしまった。

あの薬を口に含んだそのときからだ。

身体的な依存は極めて少ないとのことであるが、

実際のところは分からない。しかし私は絶対にもう手を出さない。

妻と子どもと暮らすこと。今の仕事。そして数十年後の、妻とのささやかな夢が、

何よりも大切なのだ。それが、一瞬にして水泡に帰す。そんなものには

二度と手を出さない。私は強く心に決めた。

これまでよりも、よい夫で、よい父でありたい

家族の生活を何よりも何よりも、大切にしたい。

混濁した意識の中で、ただただ妻子の顔だけを思いながら

家に帰れた。その記憶けが、あの数時間の中でただひとつ

私の誇れることだった。

戒めのために、わたしはこの記録を残す。

電車の中で吐き気と、思考の洪水に飲まれながら私が打ったEvernoteへの記録を結びに。

だ。これは

毒だ。

捨てる。

捨てる。駅についたら。



追記(4/4に少々改変)

私は合法ハーブをやっている人たちを否定しません。

現在の法に照らし合わせて問題はないはずだし、自分が快適に生きられる範囲でやればいいと思います。

私が不慣れで、しかもこういうことをやるのに適した環境にない、それだけのことです

いくつかご意見をいただきました。セッティング、環境を作れてないのがよろしくない、と。

家では数時間自分一人の時間をつくることなどできません。

思えばそうした状況から一時的に逃避したかったのかもしれません。

から外にしました。もちろん、それがド素人の甘い選択であったことはいうまでもありません。

トんでいる状態で徒歩計20分、電車に乗って10分という帰宅への道のりを辿らなければならない、

その焦り、帰れないのでは・ばれるのでは・様子がおかしくなって警察を呼ばれるのでは、という

ネガティブな思考が悪い方向に私をもっていたことは十分にありえることです

そもそもバッドトリップだったのかもわかりません。ただ、私は自分の身体の変化がおそろしくなった。

やってくるものに抗い、平静を保とうとした。それが嘔吐感をもたらしたのかもしれません。

それに身を任せていたら楽しかったのかもしれませんね。

要するに、私はやってはいけない立場の人間だったのです

妻がそういう考えで、その妻を大切にしたい私にはできないものなのだ。

そういう気持ちでいます。

なお、私が使用したのは「ジプシー」。ジョイントで1本まるまる吸いました

2011-03-20

捨てなければならないものリスト

日本製品ほとんどの海外市場で高く評価されるという前提

在庫を持たない効率化が最善であるという前提

海外諸国は概ね日本に対して好意的であるという思い込み

各種エネルギー事実上無制限に使用できるという状況

日本国債は基本的にすべて引き受けられるという一般的な仮定

円が安全資産であるという暗黙の了解

口に入る食べ物を疑わなくて良いという安心

高齢化、国の負債、硬直的な市場など日本が抱える問題の数々は

即座に国民の生活に影響を及ぼすものではない、といった空気

今携わっている仕事会社が無くなることを想定しないという怠惰

いずれ景気も良くなるだろう、という希望

穏やかな人生を送るというささやかな願望

2011-03-19

関東圏内で日々をすごすためにあると役立つ放射能についての情報

その日の放射能線量をチェックするサイト





どれくらい放射線を受けると危険なの?



どのくらいまでなら大丈夫

補足・・・【1 Sv = 1000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト)】

グレイ物理量単位放射線の種類によって身体への影響が変わるので、そこを計算に入れて表すのがシーベルト

とりあえずは【Gy=Sv】として扱ってかまわない





どのくらい距離があればいい?

  1. 原発事故比較的悪い場合でも、避難エリアは30キロ
    チェルノブイリ事故でも、人間が住めなくなるような危険レベルに達したのは30キロ

  2. 内部被曝を懸念するなら、30キロは妥当ではない。
    放射性微粒子は風に乗り、300キロ~500キロ飛散する。距離より風向きが問題。



この生活が長く続くと危険

テレビで言う「ただちに影響はない」、裏をかえせば長期的には影響があるということ?

そのため、放射能の強い地域では「屋外退避」して、長時間さらされないようにするのです

作業員も15分おきに交代してするなどして放射線を浴びる量を減らして作業をします。

一般人の年間被曝限度は1.0mSv、法的に定められた遺伝や発がん性の増加など長期的な影響が出ないと考えられる安全域の数値です

医療で受けたり温泉地に行くなど、日常レベルより高い放射線を受ける場合は年間2.4mSv。(自衛隊の緊急事態任務の上限は100mSv)。

一般民間人として、この量を一時間あたりにすると0.11μSv~0.28μSv、なので、0.1~0.2μSvを一日あたりのの安全圏内と考えてみるのはどうでしょう

それより高い数値に毎日さらされるようになったら、「なるべく外に出ない」「外気に触れないようにする」「週末は旅に出る」など気をつけてもいいかもしれません。

ちなみに今回の場合、冷却が安定しても、安全になるには数ヶ月~年単位時間が必要だそうです

数日で収束するわけではないこと、何十年もさらされるわけではないこと、あわせて理解したほうがよさそうです




それでも心配!

放射線拡散して薄まるのですが、放射性微粒子はそうはいかないようです。これが身体入るなどすると内部被曝となり、影響が大きいとか。

どんなに安全と言われても安心できない!とくに内部被曝は心配!という場合は、日常生活でできる工夫で身を守りましょう。

  • 外気になるべく触れない。長袖・帽子などをする。
  • マスクをする。(粉塵マスクが良い・水で濡らすと効果大)
  • 傷口には絆創膏をする、ゴーグルなどで眼を守る。
  • 雨雪に直接当たらない。
  • から戻ったら水で身体の放射能物質を洗い流す。
  • 服は帰ったら脱いでポリ袋に入れる。※入れっぱなしにして翌日出かけるときにまた着ればいいんだそうです

↓退去区域、またはその周辺の方むけの情報のようなのですが、不安な方は目を通して、可能なかぎり実行するとよいと思われます




まとめ

会社の人が休みしたり、3連休は都内から出ると言ったり、実はけっこう関西方面に逃げてる人が多いらしいと実しやかにささやかれたりする一週間でした

そんなこと言っても、放射能いか会社休みます(辞めます)って言えないです。

国が「関東圏内も室内退避」と言ってくれれば休みますけど、たぶんそれはないでしょう。チェルノブイリだって避難区域は30キロだったのだから

それにそんなことになれば、我先に首都圏脱出!と混乱が起きて交通網完全マヒして、結局、脱出ならず・・・となるのがオチに決まってます

田舎の両親に相当心配されましたが、3連休東京にいることにしました。でも人一倍心配症なので、いろいろ調べてみました

別段、目新しいものはないと思いますが、半分自分です

不安を煽る人や記事も多い中、都内に限らず、今いる土地で生活していくしかない人もいるでしょう(むしろほとんど)。

幸いに、主要都市放射能レベルは公開されています。毎日見てますが、だいたい平常レベルです

いま大切なことって、ほんのちょっと冷静になることなんじゃないかな、とガラガラコンビニ棚を見るたびに思います。



【おまけ】

輪番停電チェックに便利なサイト

【参考にしたサイト

【補足】

Gy:物理量単位
Sv:防護量の単位(Gyに放射線の種類を補足し被曝の影響を考慮
Sv放射線の種類による生物効果の定数×Gy
放射線の種類と生物効果の定数・・・X線ガンマ線などの光子ベータ線ミューオンなどの電子=1/中性子線=5~20

水族館動物園の被災

人命第一だけど、人間に連れてこられた動物たちも無事であることも祈りたい

施設によっては壊滅してしまった場所存在するし、スタッフ一丸となってなんとか現状維持できている場所もある。

休館により収入が減ってしまって復興する際にも苦しい状況。

みずほが停止しているけど復旧したささやかながら募金するつもり。




http://www.jazga.or.jp/siryo/shien_h23_03_14.pdf

■■ 社団法人日本動物園水族館協会の見舞金受付口座 ■■

(募集期間:2011 年6 月30 日まで)

みずほ銀行 上野支店 普通預金 4180763

社団法人日本動物園水族館協会見舞金

- 転職ならen
- 派遣ならen
13ページ中1ページ目を表示(合計:315件)