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はてなキーワード: ブルーシートとは

2023-01-20

anond:20230120204719

他の自称早稲田を見たことがないが俺は本当に早稲田文構だ。高田馬場土風炉だるまで「ビンダー!」って騒いでブルーシート敷いた部屋で気を失い、ロータリーネズミゲロの餌やりして、22号館の喫煙所前か戸山学生会館前のベンチで雑魚寝して授業に行っていたと言えば信じて貰えるだろうか

偽りの自分が「本当」になって、今の自分が「偽物」になる感覚に陥るよ

2023-01-19

ありがとう、ヨドちゃん

午後2時50分。船は紀伊水道を進む。中央部分のV字型のところには「淀ちゃん」と呼ばれた重さ38トンのクジラに約30トンのコンクリートの重り。そこに大量の水が注がれていく。すでにブルーシートは取り除かれた。「迷いクジラ」が海に還る。その時が近づいているようだ。

マッコウクジラのヨドちゃん

ワルキューレの冒険」でも、マッコウクジラ最後の力で主人公を海を渡らせて、力尽きるんだよな。

きっとヨドちゃんも、大阪天変地異大事件をふせいでくれたんだと思う。

ありがとう、ヨドちゃん

2022-12-19

素直な奴は伸びるとか鉄は熱いうちに打てとかぜ~んぶ嘘なんだよな

地頭いい奴は疑問をすたすた解決して次に進めて熱いままだし伸びるのに性格なんて関係ねーわ

遺伝子に恵まれ脳が努力にしっかり応えてくれる頭のいい奴が伸びるだけだ

はあやっぱゴールしてーわ銃をくれ銃を

しっかりブルーシート敷いて片づけやすくして逝くから

頼むわ岸田銃解禁してくれ

2022-06-20

anond:20220620123631

同じく。第三者の介入は必要だと思う。

いよいよ部屋を本人の都合で引き払う必要があったので、仲間で集まってみんなでやった。携帯すら解約するほど金もなかったようなので業者は無理だった。身一つで実家に帰る以外に手段がない状態だった。

「これは?」とりあえず一言は本人に声をかける、基本捨てるしかないのはわかってる。それでも本人に決めさせた。

「売れるものは売りたい」っていう本人の希望で、ハードオフには車を出して付き合った。大した金額にはならなかったが、思い切りが付くきっかけにさえなったらいいと付き合った。その間、別のメンバーは部屋を片付け続けた。

ゴミ捨てのルールが…」とか言う本人のためにブルーシートを準備したり、家具解体したりと、マンパワーなしでは絶対無理だった。

幸い1Fで、若干庭的なスペースがあったので、隣の住人にも話をしてとにかく部屋から出して置かせてもらった。

なんとか引っ越しまでに片付いた。

彼の幸運は、仲間がいて、みんなが集まれたことだろう。

2022-05-18

ネタバレあり】シン•ウルトラマン雑感

■シン•ウルトラマン感想

書き殴り。

総評

おもろかった。ウルトラマン怪獣図鑑が大好きな30代だか、怪獣もたくさん見れてよかった。

■冒頭 

 西島秀俊、なんかセリフセリフセリフ1人だけしてる感。他のかとくたいのメンバー自然に感じたが1人だけ役に入ってない様な感覚

冒頭の5匹?くらいの怪獣自衛隊が倒したのはうれしい。ゴジラではよくやられ役、効果なし攻撃をしている事が多いのでうれし。

倒すまでの分析、仮説、実施撃破サクサクと言われて良い。実際にでたらこんな感じで倒すのかな、とかリアリティある想像捗る元ネタウルトラマンは沢山怪獣出てきたので沢山出て良い。ゴジラは1匹をしっかり時間かけるが、ウルトラマンの見せ方としてはステキ

ウルトラマンゴジラ恐竜形使い回しの「アタッチメントネタにも言及していてよい。

斎藤工

淡々と話す感じ、地球に来たての宇宙人ぽくてええやん。

■ザブラ星人

 そうそう。怪獣だけでなく、知能犯もいるのよね。侵略の手順とか大国同士の外交の感じとかそれっぽくて、リアリティある感じ!分からんけど。ここまででもう大好きになる。

途中で、え、君後ろ半分の身体無いやん!と、デザインのちょいおしゃれになっとる。

ウルトラマン

ウルトラマンが、原子力パクパク怪獣と戦うとき人間被害を最小限に抑えるために、身を挺して守る戦いをする。ドリルを手で受け止めたり(熱いやろ!あれ)放射線を気にしてスペシウム光線ではなく、正拳突きで倒して、死骸も宇宙にもっていく。最後に飛び立つ時に禍特隊をチラ見で確認

ひたむきに守ってくれる姿を見て、幼稚園の時の「あ、この純粋に守ってくれる感覚。そうだよ、これがウルトラマンなんだよ!((🥺))」と急に4歳児の時のウルトラマンに対する、信頼感、安堵感を急激に思い出す。

最近は終わらないコロナロシアウクライナ侵攻、上島竜兵自死ニュースなど、気分が本当に塞ぎ込む事が多かった。

懐かしい、当時のウルトラマンに対する純粋気持ちが思い出される。不覚にもうるっときしまった。

■巨大長澤まさみ

 巨大フジ隊員に当時の子供たちが性癖拗らせたのであろう。したからのスーツスカートを下から覗く、無表情でスーツブラウス推定gカップ長澤まさみ巨乳感。丸の内舞台エルボー、前蹴り、気絶横倒れ、意識不明ブルーシート爆睡。いたずらしたくなる感じ。72年放送、幼少期の欲望を良くぞ鮮度そのままで、いままでとって昇華発展させたたものだ。

長澤まさみクンクン🐶

俺も仕事の上でしょうがなく長澤まさみをクンカクンカ合法的にしたい🐶

メフィラス星人

ウルトラマンシリーズでよくラスボス感ある悪役。ボンボンウルトラマン超闘士でも強かった。山本耕の演技もええ!1番のハマり役ちゃうか!

カメラワーク

怪獣ウルトラマンサイズ感。よって、あおって撮るからサイズ感がいい。ザブラ星人戦の空中戦や、地面に叩きつけるのではなく、街への被害考慮して空に蹴り上げるの好き。かっこいい。ベジータセルの戦いを彷彿とさせる。

ゾフィー

メフィラス戦。おー!強!

わー!だれや?ジャックか?

ゾフィーだった。

胸のつぶつぶないのね。🤔

流石のメフィラス星人ゾフィーマンの2人を相手にするのは旗色悪かろう。爆発せず、撤退するのも原作通りか。好き。😎😎

ゾフィーのm78光線は兄弟中、単体光線で1番強いんだ!

ゾフィー

え、君がゼットン使うのかい!?

光の国、めっちゃ乱暴やん!!😭

俺の好きなゾフィー像が😂

ゼットン星人どこいった😭

ジャックエースとか他に

それでも戦う、マン

さすがだせ!😎

けど、原作じゃ返り討ち🤔

最後人間の力

ウルトラマンがやられて、ゼットンに対しやけっぱちになる滝明久隊員。冒頭の怪獣、登場時、対策を2パターン提案するも、先輩に即反論されておじゃん。この感じ、新卒時代を思い出して胃がキリキリ。

だが、ウルトラマン返り討ちにあったゼットンウルトラマンは瀧くんを信じていたのだ。

■終わり

めっちゃゼットンサクッと終わらすやん🥺

あと7ー10ゼットン戦見たかったよー🥺

最後斎藤工生きてて、続編あるのかな?

とか思った。

結論

シンゴジほどの人に伝えたい熱狂はなくも、幼稚園の時の気持ちを思い出させてくれてほっこりしてよかった。

よかった!!

2022-05-09

鎌倉で相次ぐ「Z」の落書き 江ノ電の駅や鎌倉駅近くの変電設備

落書きが見つかりブルーシートで覆われた案内板=2022年5月6日鎌倉長谷2丁目の江ノ電長谷駅、芳垣文子撮影

 江ノ島電鉄長谷駅(神奈川県鎌倉市)とその周辺で、「Z」の文字落書きされているのが見つかった。3月にもJR鎌倉駅近くの変電設備4カ所で同様の落書きが見つかっており、鎌倉署が器物損壊容疑で調べている。

 「Z」はロシア支持を意味するマークとされている。署によると落書きは今月1日、長谷駅正面にある案内板の裏側と、駅から東に約50メートルの変電設備で見つかった。白色スプレーのようなもので書かれ、大きさは約1メートル四方だったという。(中村英一郎、芳垣文子)

https://www.asahi.com/articles/ASQ592637Q56ULOB003.html

これは宣戦布告とみていいのでは?

監視カメラでどこの国籍人間がやったのか追跡してほしい

2022-04-03

頑なに太陽光発電を避ける理由は何なんだろう

anond:20220402171046

夜間は病院や一部以外は電気を使わない社会にすればよいし、発電総量の調整は人海戦術ブルーシートかぶせるだけで容易にできる

2022-03-23

anond:20220323063427

太陽光が一番高効率

多めに設置して置いて発電量が過剰になりそうになったら囚人に上にブルーシートを置くようにさせればいい

逆に空が曇ってきたら囚人ブルーシートをどかせるの

鳥の糞や落ち葉掃除囚人がやる

刑務所人海戦術運営される大規模太陽光発電

2021-11-09

・3日絶食

ブルーシートひく

紙パンツはく(二重)

あと気をつけておくことある

2021-10-02

anond:20211002125044

多めにパネルを設置しておいて、電力過剰になったらバイト命令してブルーシートかぶせる作業をさせたらいいだろ

太陽光発電の電力調整は人海戦術で出来る事

2021-09-26

100均オーニング買ったけどダメだった。

たぶんポリエステルの、すだれ的な役目の布。網目ざっくりなやつ。

モノには問題ない。

耐久度は知らんけど。でも一年で買い替えても100円ならコスパ良い。

ほぼ黒に見えたネイビーを窓の外に引っ掛けてみて、心情的にキツくなったのでAmazonで白っぽいのポチった。

日差しを受けて水色の布にしか見えなくなったオーニングは遮光としても良い仕事してた。

でもブルーシートしか見えなかった。

外壁塗装の為に養生されて閉塞感から沈んでいた一月あまりを思い出してダメだった。辛い。

粉塵塗料の飛散防止?のメッシュシートも青かった。ブルーシートだった。嫌な思い出すぎた。

白と青のストライプとか、白と茶のストライプとか、カワイイ系もあったし模様がついていればブルーシートには見えないかもしれない。

でもマリンすぎて個人的に避けたかったストライプ

白っぽいだけのオーニング100均に売ってなかった。なんか濃い色しか無かった。

白のオーニングは心が落ち着く。

本物のすだれの方が色味とか優しいけど始末が大変だし、布が楽だね。

使い所を無くしたブルーシートオーニングって、窓に使わないなら何に流用できるんだろう。

2021-09-20

anond:20210920165701

家を公開されてダメっていうことは日頃から家は隠してるの?

光学迷彩ブルーシートとかか?

2021-08-19

この時期に結婚式やる奴の為に人柱になりにいく無職の俺

コロナで大変なことになってる中でよ、わざわざ東京都心大学の同期が結婚式挙げるって言うんだよ。

いやまあ、日取り自体半年前に決まってたことだし、あれから感染状況がここまで悪化するとは俺らの誰も思ってなかっただろうし、仕方ないんだけど。

中止しろよ…と正直思ってるけど言えない。向こうだって嫁さん待たせてるし、結婚式って何百万もかかるんでしょ、そりゃ中止できないよね~



なにが厄介って俺受付やらなきゃいけないんだよね。半年前引き受けちゃったから。

結婚式とか行ったことないからわかんないんだけど、受付って一番人と接する役目じゃないの?大丈夫?みんなワクチン打った?聞いた感じだと俺ら20代あんまり打ててなさそうだけど…

ほかの同期に話聞く限り一応打った人もいたけど、式の日までに2回目を打って、かつそれから一週間以上経過してるっていう括りで言ったらほぼ居ないっぽかったぞ…

あとお前、会社上司とか親戚も呼ぶんかい高齢者差し掛かってるような世代がこんな集まり来て良いのか?しか県境跨いでるやろそれ…今更こんなこと気にする俺がおかしいんか…?

でもまあ、俺がやるしかいか…とも思ってるのよ。

だって俺同居家族いないし。無職だし。頻繁に会うような友達恋人もいないよ。

あと俺基礎疾患がある関係でほかの奴らより早くワクチン打ってるんだよね。もう2回打って1か月経つ。

式を中止することができない以上(まあだってもう今週末だもんね)、俺が今ここでケツまくって逃げたら、ほかの誰かがやることになるでしょう。

その「他の誰か」が、会社の同僚やら家族恋人がいる誰かがこの役割をやって感染したら大変なことになるけど、

会社辞めてて、誰とも会わないで生きてて、一応ぼんやりしてても半年は暮らせる貯蓄がある俺なら、まあ感染したっつっても俺が苦しいだけの話で…ワクチン打ってたら死にはしないってほんとかね?そうだといいんだけど、でも基礎疾患持ちは重症化しやすいらしいしなあ…

それで最悪死んじまったってなってもなあ。正直なんかそれで死ぬなら仕方ないかという気持ちよ。疲れた

童貞無職で基礎疾患持ちの俺が結婚式を挙げる奴の人柱になるのか…という暗澹たる気持ちは正直あるよ。これは嫉妬やない、嫉妬やないぞ。嫉妬と言うよりなんかもっと…なに…?言語化できないけど…

半年前までは普通にめでたい!って思ってたんだよなあ。祝う気持ちがあったよ。今もそりゃあるんだけど、複雑ですよ。

医療崩壊ってどういう感じなの?コロナなんですけどって言っても自宅にいてくださいねって言われるだけで病院は入れないの?いま荒川区ってどうなん?

しかし夏場に死ぬのは嫌だな。腐るでしょ。

Amazonで食料買いだめするのと別にブルーシートでも買おうかなと。なんでかわかんないけど、死ぬことそれ自体より俺の死体がこの夏場で、この部屋でぐちゃぐちゃに腐っていくことがすげー嫌だ。自分の住んでる部屋が好きだからかね?気に入ってるカーペットに俺の腐敗液が垂れるとかマジで想像したくねえ。



なんかこう、こういう「しょうがないよなあもう」っていうのが積み重なった結果みんなで崖に飛び込んでいくような事例が繰り返されてるのかなあとかナイーブになったり、

言うてもずっとマスクして会食の席に立たなければ感染しないでしょ、なにを悲観論に浸ってるんやみたいな自己批判脳内で始まったりとか、勝手に一人で忙しいよ。



ま、しょうがねえわ!別に向こうだって俺が無職から受付に選んだわけじゃないし、むしろなんか聞くところによると受付って会場で人とだらだら話したりしなくていいみたいな話もあるから、人と話せない俺への配慮では?という気もするし、

こんなのは全部俺の僻みこじらせた被害妄想よ。仕方ないんすよ。

会場が用意する感染対策とか全然当てにならないっぽいし、自分でできる対策を用意するだけして臨むわ。




というわけで今週末、行ってくる。

これから結婚式挙げようって人、慎重にな!会社上司とか親戚のババアとか呼ぶんじゃねーぞ!!

2021-08-16

小説・間違わなくても

「命には優劣がある」

「僕からすればホームレスが死んでしまっても構わない」

ホームレス邪魔だし、臭いしさ」

 私は動画配信である

 私がそう配信してから世界面白いほど反応を見せた。

自分がいつホームレスになるかもしれないのだから、そんなことを言うべきではない」

 ──はぁ。

「命は平等尊いもの価値があるかどうかで決めることではない」

 ──そうかい

人間は弱い者を守り、人権を、法律を、福祉を発展させることで繁栄する生存戦略を選んだのだから、見当違い」

 ──ふぅん。

 しかし。

 あなたがいつか上司になるかもしれないのに、上司の陰口を言ったことはないのか? クレーム電話の陰口は? お役所の受付の陰口は? あなたがいつか誰かにとっての陰口の対象になるのなら、陰口をしないのか?

 命の価値が同じなら、自分の愛娘と無縁のホームレスも同じ価値か? どちらかしか救えないのなら、娘が助かって欲しいと祈るのでは?

 日本家長制度を導入していたら政略結婚や男女不平等が正しいのか? それを嫌って現在日本シフトしたのでは? ならば現在の法体制を疑うことが悪にならないはすだろう?

 まるで話にならない。

 私は年間、数百冊の書籍を読み、誰よりも勉強している自負がある。

 だからこそ、システマチック物言いだけれども、間違っているとは思わない。

 ──私は、個人として、陰口を言うこともある。

 ──私は、個人として、ホームレスより愛娘を選びたい。

 ──私は、個人として、生存戦略よりも個人自由整合性を選びたい。

 これは個人の感想である。むしろ批判する人たちに問いたい。

社会的影響力のある者が公の場で個人の感想を言ってはならないと主張するその根拠は?」

普段見てもいないYouTubeチャンネルの内容にまで立ち入って、怒りたいだけ怒り、自分の主張を押し付け行為は正しいのか?」

「私が自殺をしたら、あなた方が私をいじめしたことになるが、あなた方の大好きな『命の価値平等』という主張はどこに行ったのか?」

 例えば「子どもが真似してホームレスを軽視するかもしれない」というけれど、それは「模倣犯になるかもしれないから」とニュース番組を一切見せないのと同じでは?

 あなたの子どもが、あなた方の主張する善悪区別がつかないのなら、「歴史の真似をするかもしれない」といって戦争を教えないのか? すべてを教えて個人に取捨選択させるのが教育なのでは?

 私の動画コメント欄呪詛を吐き出すのが正しい行為か? それを堂々と子どもに見せられるのか? 「将来子どもが何かしでかすかも」という不確定な要素よりも、他人呪詛を吐く姿をこそ子どもに見せてはならないのでは?

 もしかすると、多少の表現の不備はあったのかもしれない(否、あったとすればそれは受け取る側の浅学さ、浅薄であるとも思う)。けれども、私が間違っているとは思えない。仮に誤っていると主張するのであれば、客観的かつ信頼性に足る根拠を示してほしい。私はいつでも謝罪し、反省し、訂正し、その正しさを誠実な態度で以て最大限に広く周知することを誓う。

 勘違いされがちだが、私は基本的論破されたがりなのだ普段から道に外れたセンセーショナルなことを言っている自覚はあるけれども、それは新たな論理で正してほしいことの裏返しだ。それは、強がり掌返しではなく、心の奥からそう思う。

 けれども、その正しい根拠を募っても、いつまで経っても出てこない。だから私は怒っているのかもしれない。

「私のような厄介な人間に、正しさを説いてくれ!」と。

「私程度の小悪党駄々をこねている間に、本当の悪党に対抗する武器を見つけろ!」と。

「正しさを曖昧にして二千年以上も生きてるんじゃない!」と。

 そう言葉にすると、ふつふつと怒りが沸く。たか日本のような小さな国で、数百万人の支持者を持っている程度の小悪党暴走すら止められないのは、あなた人類の怠慢であると──心底、怒っている。

 私を否定できないのであれば、現時点において私が正しいことになる。

 否、正しいかどうかはわからないが、しかし間違っていないことになる。

 もし「正解」という道があるとしたら、私はその縁に立っているだけなのだ。危うい縁に。

 けれども、違反でなければ過ちではない──。

 ◇

 ……と。

 私は、思考を切るためにスマートフォンの画面をオフにする。今日は考えることが多い。浅い割に多いのだ。批判ってものは。

 スマートフォンを手に乗せたまま信号が緑になるのを待つ。手のひらの中で今も生まれているだろう主張の嵐を持て余しながら、ほんの僅か、足元のコンクリートブロック割れているのを感じ、身体を一歩前に進ませる。爪先が少し、車道を踏んだ。

 と、深夜の街に相応しくないスピードの車が近づいてきた。物騒だなぁ、と思いつつも、スマートフォンの裏面を何の気なしに眇めていると、

 身体に強い衝撃が走った。

 衝撃が先か、轟音が先かはわからない。視界が宙を舞い、まるで目ヤニだらけの朝のようにぼやけたからだ。

 続いて、痛み。

 大きな銅鑼を打ったかのような、押して引いての波紋が身体中を暴れている。その振幅は自分身体を越えているように錯覚するほどで、立ち上がることはできない。否、仮に足を踏ん張っても立つことは不可能だろう。なぜなら、膝下がひしゃげて見当違いの方向を向いているからだ。

 次に、不快さ。

 胃の内容物がまるでネズミになったかのように這いずり回る──実際には胃の方が動いているのだろうが、しかし這い上がってくる吐瀉物は鉄臭く、“血の通った何か”を飲み込んだ報いとばかりに喉を押し広げ、ほとんど無抵抗に半固形の何かが口や鼻から垂れる。

 さらに、熱さ。

 命の素がどんどん外に溢れるような、そんな感覚身体の芯は生きる手だてを探してやけに熱っぽく、しかし手足は凍えるほど冷たい。小さな穴の開いた水風船をただ見ているだけしかできないような、取り返しのつかなさと焦燥感。何かを決定的に失う瞬間というのを久々に味わう──忘れていたのかもしれない。あるいは見ない振りを。もしくは「自分は失わない」と高をくくっていたのかもしれない。

 私は、急速に死に向かっていた。

 ぼやけた視界から判断できる限り、交通事故──らしい。私を轢いたと思しき自動車は、「ガードレールに刺さっている」と表現するしかないほどに大袈裟に半壊ならぬ七割ほど破壊されている。

 ──なお、今の私に知る由はないが、この自動車運転手病院へと急いでいた。

 というのも、彼の愛娘が突然大量の吐血をしたため、一も二もなく最高の速度で病院へと向かっていたのだった。

 皮肉なことに。

 運転手は、彼の大切な命を優先したのだ。彼の咄嗟の行動に間違いはなかった。

 私は助けを呼ぼうとするも、体力的な問題なのか、あるいはどこか発声に関わる器官が深刻なダメージを受けているからか、大きな声が出ない。口腔内から聞こえる「ヒュー」という音がやけに空々しい。

 頭を打っていないことが幸いして意識はあるけれども、しかし長く保たないことは確かである。否、どんな仮定の話をしようとも、命を失ったことはないから“失ってみるまでわからない”──。

 そんな“悠長なこと”を考えていると、ふと視界の端で動くものが見えた。それはのっそりと立ち上がり、「く」の字に曲がっていたり、すっくと立ち上がったりしている。何かを引きずる者もいる。

 元々いたのか、騒ぎを聞きつけたのかはわからないが、どうやら人間のようだ。ああ、助けてくれ──!

 そう口元を歪ませると、どうやら仲間同士で話し合いをしている様子だった。冷えは身体中に広がり、今にも意識を失ってしまいそうだ。早く、早く救急車を!

 どのくらい経っただろうか。実際には数十秒くらいなのだろうが、その時間は誇張なく一時間に感じる。身体の中から聞こえる「ぎっぎっ」という音が何に起因するかもわからない。車が焼けているのか、瞳孔の機能が低下しているのか、まぶしくて人間たちの姿が見えない。

 轟音で痺れた耳が復活した頃、声が聞こえた。

「俺らのねぐらにさ、仏さんが転がってたら良くないよな」

警察がうろうろしたらさ、締め付けが厳しくなるもんな」

「な」

「他に行くアテもないし」

 会話からするに、ここに住んでいる住民──ねぐら? つまりここら辺に住んでいる──ホームレスの……集団

「仏さんには悪いけどなァ」

「な」

「すまんなぁ。でも俺らも優先するモンがあるんだぁ」

「手は合わせておこうか」

「だなぁ」

成仏しておくれな」

 な! 待て! 待ってくれ! 私はまだ生きている! ただ、声が出なくて、ア、まぶしくて、身体が、動か……なくて、そん、な死体に向けるよう、な、目を、そんな真似を、命を命とも思わない真似を、なぜできるんだ! ア、ア…考え直してくれ! 今すぐ!

 くぐもったガサガサという音が聞こえる。普段寒さを避けるためのブルーシートか何かだろうか。数人の男たちが私の身体を包み始めた。

 男たちの声は続く。

「口から血の泡が出てるな」

「死んだ後に、肺から空気漏れるんだよ」

へぇ、詳しいね

「俺は前に医者をやってたからさ」

「そっか、お医者さんかぁ。……人生、何があるかわからいね

 いしゃ………? まって……。

「なぁ、この死体こっち見てないか?」

「気のせいだろ! 見るなよ! 目を合わすと取り憑かれるって話だぞ」

 そんなの……“えびでんす”が……ない……よたばなし……で……。

「じゃあ、せーので」

「うん」

「川に流すなんて、罰が当たるかもしんねぇけどさ」

「ま、許してくれなんて言わねぇよ。俺たちの“個人的な事情”だしなぁ」

「……」

「かもなぁ」

「だからさ」

「俺たちは……。

 いや、誰もがみんな、間違ってないのさ。 

 きっとな」

(了)

2021-07-27

政治垢の人にゲロ食べさせたいけど、いけないので妥協してしもつかれ食べさせてぇ。綺麗で清潔なブルーシートのうえのしもつかれ(ゲロ政治垢の人には伝える)をみじめったらしくなめさせてぇ。

2021-07-14

公園は結局誰のものなのかって話。  

近所に公園がある。

午前中はママ友子供を遊ばせていたり、ジジババがゲートボールをしていたりする。夕方には小中学生が集まってキックベースをしていたり、藤棚の下のベンチに集まってなんかよくわからんけどゲームをしてたりする。

夜になると若者が集まってなんか騒いでる。フィットネスブームが来てから鉄棒おっさんが懸垂してたりする。

 

だがこの公園20年前、俺が小学校くらいだったころはこんな光景じゃなかった。ブルーシートの住居が立ち並びボロボロの服を着たおっさんが溜まっていた。野球スペースにはネットにおおわれた缶が積まれていた。異臭を放ちまくってた。

俺含め近所の子供は怖がって誰も近づこうとしなかった。

そんなある日、そのホームレスおっさんの中でもよりキチガイランキングが高いキングオブキチガイおっさん公園の前を通りかかった女の子立ちションのついでにちんこを見せつけた。全校朝礼で言ってた気がする。

たぶん、なんやかんやあって一掃作戦が始まり公園からホームレスが一掃された。警官の見回りが始まり寝床にしているホームレスがいると退去させられるようになった。

そうして、公園本来目的使用されるようになった。

 

当時の俺たちにとって、あの公園は魔境だった。バケモノみたいな連中がうようよいてマジで怖かった。しょうがないので俺たちは道路駐車場とかで遊んでいた。普通に危なかったし、車も何回か凹ませた。マジで悪かったと思ってる。

排除がどうだ、意地悪デザインがどうだとうるせえよ。

もちろん、あのオッサンらにもいろんな人生があっていろんな理由があってああなったんだろうなってことはわかる。だからって、俺らの子時代の遊び場を不合理に奪ったこと。俺らを無駄に怖がらせたこと。それを俺は今も許してねえぞ。

何が、自分たち弱者になるなんてことを考えたこともないんだろうな、だ。俺らはいだって遊び場の選択権強引に奪われる弱者の側だった。俺らが弱者であったことをいいことに好き勝手しまくったその結果だよ。

彼らの人生が、彼らがホームレスになったことまでが自業自得だとは俺は言わん。俺も一時期、仕事が見つからなくて危うく家を追い出されそうになったことがあったし。俺だったかもしれねぇ。

だが、不法公園占拠し近隣住民精神安全を脅かし、子供の遊ぶ権利を奪ったことに対してカウンターをくらって居場所を失ったのはそれはお前らの自業自得だよ。

司法政治何が悪いのかは知らんけど、それを子供しわ寄せてんじゃねぇよ。大人の間で解決しろボケが。

2021-07-08

産後鬱で通院してたけど首を吊る事ばっかり考えてたので実行に移してみた

anond:20210707015718

庭にあるほぼ空の物置の屋根の梁に輪を作った綿ロープをかけた

下にビニールプールを置いてブルーシートを敷き、新聞紙を何枚かかさねて60リットルゴミ袋を外袋ごと置いておいた

隣に見えないようにシーツと毛布を干した

ちょっと雨がちな天気だったので不自然か?

子供役所の一時預かり所に預けた

あちこち回らなければいけない手続きなので時間がかかりそうといったら快くお気に入りタオルくるまって眠る赤子を受け入れてくれた

万が一必要になったらと哺乳瓶と缶ミルクと着替えとおむつも渡した

人見知りもまだないほやほやの赤子なので泣かずにお別れした

剥がし6月カレンダーの裏に

自殺です、旦那くん子供ちゃんごめんなさい、誰も悪くなくて全部私が悪いです 令和3年7月7日

と書いて、通帳と印鑑と一緒に置いた

口に一番お気に入りだった小さめのハンドタオルを詰めてタオルを噛んだけど後ろで縛るのが難しかたか着物兵児帯を使った

肛門と膣にタンポン入れて尿失禁用に産褥パッドつけた

旦那LINE子供のいる場所伝えたら足元のバケツを蹴る

本当に寸前までは順調だった

バケツ割れて壊れてロープを掴んで倒れて物置のレールにおしりをしたたかぶつけた

手に持っていたスマホの画面が割れ

左の足首からふくらはぎバケツプラスチックの裂け目で大きな傷ができて血がドバーっと地面に垂れるくらい出た

おわーっと言いながらとりあえず兵児帯をとってタオルで止血したがとまらない

ぐるぐる巻にして車に乗って市役所に行き子供を引き取って、ベビーカーにのせて外科に行った

危ないか安全確認せずにあんまりひょいひょい物の上に乗っちゃダメだよと叱られ、何針か縫ってもらった

旦那LINEする前に遺書を畳んでロープと一緒に生ゴミに捨てた

ケガの様子を伝えると旦那豚カツ屋の海老フライ弁当ミックスフライ弁当を買って帰ってきてくれた

抗生物質を飲んで今日も同じ外科に行ったついでにメンタルクリニックの紹介をしてもらった

赤ちゃん可愛い旦那大事なのでなんとかしようとおもう

2021-07-07

しにたい

追記 失敗



産後鬱で通院してるけど首を吊る事ばっかり考えてる

庭にほぼ空の物置があるからそこでやる

紐は綿ロープあるから多分いける

口にハンドタオルを詰めてタオルを噛んで後ろで縛る

肛門にも脱脂綿かなにか詰めて夜用ナプキンつける

下にビニールプールを置いてブルーシートを敷く

隣に見えないようにシーツと毛布を干す

子供役所の一時預かり所に預けて帰れば車で5分だから大丈夫そう

遺書めんどい特に書くことないけど自殺ですとは一筆書かないと迷惑かけるから書く

子供の口座に移しきってるから私の貯金は残高ほぼないけど通帳と印鑑は机のわかりやす位置に置いておく

旦那LINE子供のいる場所伝えたら足元のバケツを蹴る

2021-05-24

anond:20210524130427

そういえば彼氏の家にサプライズ訪問したらブルーシートひいて女の子浣腸してるところに出くわしたことある

滅多に見れないので全部出るまでじっと見物してた

変態さんは変態さん同士で付き合うのがいいと思う

2021-04-28

機械駐車場の思い出

https://anond.hatelabo.jp/20210428022710

気味の悪い機械駐車場を修理されたお話ですが、自分も覚えがあります

たぶん、フェイクを混ぜて書いておられるのかなと思うので、自分もそれなりに配慮して書きます

ずいぶん昔の話になりますが、自分田舎には、田んぼの真ん中に森がありました。

森というと大きく聞こえますが、藪というか、とにかく田んぼの真ん中に大木複数の木が生えていて、レンガ造りの小さな建物がありました。

それが、自分大学に進学してしばらくぶりに帰った時には、まず森の部分が無くなっており、レンガの建物だけになっていて驚いた記憶があります

結構な広さの田んぼの真ん中に、田んぼ田んぼの間にある空間に、レンガの倉庫のような小さな建物だけ残っている。

東北に限らないと思いますが、田舎建物は手入れをしていないとあっという間に朽ちて廃墟になります

その建物は何に使っているかからないのに、いわゆる廃墟や朽ちた感じがなく、誰かが手入れしているのだろうなと思っていました。

田舎は、小さなお社でも手入れをしている近所の人が居たりすると、わりと綺麗だったりします。

線香が挙げてある、蠟燭がついている、石像に前掛けが付けてある。

そういう、誰かの世話がなされている建物や石碑なんかは、それとわかるものです。そのレンガの建物もそうでした。

自分社会人になった最初の年、そのレンガの建物に、ブルーシートではない、工事用の布のようなものが、鉄管で組まれた足場にかけられていました。

ああ、やっぱり誰かが手入れをしていたのだな、業者を入れて屋根吹き替えでもするのだろうかと思って見ていたその時、大きな布がめくれて中が見えました。

機械式の駐車設備でした。

かなり混乱したのを覚えています

自分が都会で見たことがある機械駐車場は、少なくとも5~6台は並んでいて、大きなマンションに併設されていました。

機械式の駐車設備が、1台だけ。上に1台、下に1台が入るようなもの

この間まで小さいとはいえレンガの建物があったところに、駐車場

田んぼの真ん中です。軽トラを止めたいならその辺に止めれば良い空間機械駐車場

まりにも気になったので父に聞いてみたところ、「あそこは昔、焼き場だった。うちの範囲じゃない」とだけ。それ以上は聞けない雰囲気でした。

しかにおぼろげな記憶をもとに思い出すと、煙突がついていたような気もします。でも、あんなところに焼き場、いわゆる火葬場があるでしょうか。

しか結構小さい建物だったのです。レンガ造りで、扉が正面に一枚、横には窓があり、反対側は森に遮られていて見えない。

サイズ感的には、いわゆるプレハブ倉庫と同じか、少し大きいくらいです。

その後、その工事が終わった後には、車庫のような建物が立っていて、より奇妙に思ったのを覚えています

でも、近所の人が誰も話題にも出さず、そこに行く用事もなく、なんとなく近寄りがたい雰囲気もあり、そのまま忘れていました。

ちょうど10年位前だと思います

田舎帰省したおり、ちょっと見てほしいものがあるから行ってきてくれないかと父に言われて、ある家を訪ねるように言われました。

その時、飯は家で食うから晩飯に誘われても断るようにと、念を押されたのを覚えています

たぶん昔は農家だったんだろうな、というお屋敷でした。伝わるでしょうか。現役の機械はないけれども、家の作りが農家の家。

訪ねると、そこのご主人、たぶん70ぐらいだと思うんですが、いわゆる元気なお爺さんという感じの方に、機械を見てほしいと言われたんです。

要は、具合が悪くなった機械があるから見てほしい、自分がやっていたが、ちょっと歳で重いものを持ったりが出来ないから、と。

その時、お茶をそのご主人が直接持ってこられたのが印象に残っています

田舎なので、お茶お茶菓子をそこの奥さんが持ってこられるのが普通地域だったからです。

夫婦二人で住まわれているということも、確か話を聞いたように思います

その見てほしいと言われた機械が、あのレンガの建物のあった場所に立つ、機械駐車場でした。

まあ、本当は法律に引っかかったりするんでしょうけれども、田舎ではよくあるように、昔ながらのガラスに入ったヒューズを外して、電源を落としたうえで、ふたを開けて中を覗いてみました。

この手のものは、おおむね接触不良や断線、部品振動で外れた、みたいなものであることがほとんどです。

それを超えたら業者を呼んで治すか、交換するか、です。修理している間中、ぴったりとご主人がこちらの様子をうかがっていたのを今も覚えています

自分が見た限りでは、いわゆる鉄工所のようなところが作ったような機械で、メーカー品のようなロゴがあるわけでもなく、スイッチ田舎ホームセンターなら買えるようなものでした。

自分田舎では、別にそう珍しいことでもありません。農家ちょっと工夫して追加の機械を入れるけど、あの家とあの家にしかない、みたいなのは割と普通です。

その時も、接触不良になっていそうなケーブルがいくつかあったので、一回ニッパーで切って、繋ぎなおして、終わり。

念のために機械部分もバラシて油でも差すかと思っていたら、そっちは良いと止められました。

ご主人が電源を入れて、半分ぐらい下がるのを確認したら、急にストップさせて上に戻していました。

ちゃん最後まで下げないのですか?と聞いたときに、慌てた様子で危ないから外に出ていなさいと追い出され、機械を見させておいて危ないもないもんだと思ったのを覚えています

あんなに不思議で気になっていた機械駐車場を間近に見る機会だったのに、印象が薄いのは、ご主人に張り付かれていてちょっと居心地が悪かったことと、

そのあと、執拗に夕食に誘われたからです。その印象が強すぎて、駐車場に何かあったか、今一つ思い出せません。

最初は、世話になったから夕食を食べていきなさい、くらいだったのが、妻が準備して待っているから、せっかくだし、と何故か執拗に誘われたのです。

まりに誘うので、一言断って家に電話をしたところ、えらい剣幕ですぐに帰ってこいと言われ驚きました。

申し訳ないけれども家に急用があるようなので帰ると伝えると、またあとで夕食を食べに来ないかと言われ、耳を疑ったのを覚えています

なんとなく胡麻化しながら家に帰ったところ、何をした、何を食べたと聞かれて、ずいぶん変なことを聞くものだ、そもそも晩飯もまだではないかと腹が立ったのを覚えています

自分は、あの機械駐車場では何も見ていません。

正確に言えば、覚えていないのです。

下げた時に側面に何か描いてあったかどうか、そもそもそんなものを目にしたかも覚えていません。

いまになって思い返すと、あの家には綺麗な三輪車があったような気がしています

そういえば、客間に通される前にも、アンパンマンか何かの子供向けの玩具があったような気もするのです。

孫のためのものを置いている家は多く、それほど不自然でないので意識していなかったのです。

ですが、青年団のような集まりお盆お祭りなどで、そういえばあの家の名前を見た記憶がなく、そもそも息子や娘、孫がいるかもわかりません。

自分に頼んできた経緯もいまいち謎です。よく考えたら別にお駄賃などももらっておらず、自分はただ働きです。

でも、よくよく考えると、何ももらわなかったことが良かったような気がします。

あの小屋はまだ自分田舎にはあるようですが、あのご主人がどうなったかは知りたくありません。

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