はてなキーワード: 絶滅とは
こんにちは。ウナギに村を焼かれた村人Aです。最近の報道を見て考えたことをつらつらと書いてみますね。
報道にあるように、シラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)の漁獲高が今月は前年同時期の1%だそうです。つまり99%減ですってすごいですね。
ニュースなどでは、「大変な不漁。もしかするとウナギが極端に値上がりするかも」などど報道しています。
値上がりを煽って客を呼び寄せるなんてうまい商売ですよね。プレミアですよ! みなさんも値上がりに負けずにがんばって消費しましょうね。
実はニホンウナギは、絶滅危惧種として指定されているんです。知っていました?
でも、日常にウナギはありふれていますよね? スーパー行けば蒲焼きが一尾二千円以下で買えますし、牛丼屋さんで千円以下でうな丼を食べることができます。
「絶滅危惧種なんてそんなおおげさな!」 そう思う気持ちもわかります。
でも嘘じゃないんですよ。もうすぐウナギという種とウナギ料理という大衆食文化を過去のものとして消し去ることができるんです。
ほんとですよ。2014年にIUCN(国際自然保護連合)がレッドリスト、いわゆる絶滅危惧種に指定しています。
稚魚であるシラスウナギの漁獲高も、昭和40年代の約250万をピークに、昭和50年代後半には30トンを下回り、平成22年以降は10トン前後を行ったり来たりしています。
そしてとうとう、今年になってこのニュース!
前年同月比1%とかすごいですよね。去年までの乱獲でニホンウナギという種自体にかなりのダメージを与えることができたのではないでしょうか。
それもこれも、絶滅危惧種なんて警告に負けず、ウナギを市場に提供し続けた関係者のみなの努力のおかげです。ありがとう。
あ、もちろん、ウナギを頑張って消費してくれた一般の皆さんにも礼を言わなくてはなりませんね。感謝!
厳密に言うと、ウナギの養殖は不完全です。タマゴを採って孵化させて成魚まで育てるという完全養殖が、少なくとも商業ベースでは実現できていないのです。
実はウナギって謎生物なんです。成魚が太平洋のどこで卵を産み、その卵がどうやって孵化し、それがどうやって日本の河川まで回遊するか。まだまだ解明されていないのです。
今やっているのは、謎の部分はとりあえず置いておいて、河川や海岸線に罠を仕掛けて天然の稚魚(シラスウナギ)を捕まえ、池に入れて成魚まで育てて出荷という流れ。
うまい言葉遊びですよね。「これは天然じゃないから!養殖ウナギだから!」そう唱えてウナギを食べれば他の種を絶滅させる罪悪感なんて消し飛んでしまいます。
だからこの調子で天然のシラスウナギを取り尽くし、食べて、絶滅させてしまえば、ニホンウナギそのものをこの世から消し去ることができるのです。
水産庁もウナギを絶滅させるために結構がんばっているんですよ。つい数年前に、ウナギ養殖業者を登録制にして管理する池に稚魚をどれだけ入れたのか報告するよう義務付けたのです。
これ、うまいやり方ですよね。稚魚は高価なので密漁も多く取り締まるのが大変です。そこで努力してますよをアピールするために、養殖池を管理して池に入れることができる稚魚数を制限することにしたわけです。
もちろん厳しく制限すると養殖業者が大変ですから、ここ数年で漁獲高ピークだったときの8割くらいのガバガバ基準にしています。そもそもピーク時よりも大幅に漁獲が少ないのだから制限なんてないようなものです。少なくなっていても、今、採れるだけ採っちゃおうという戦略ですね。これには業者も関係者もにっこり。
つまり、官民一体となって、ウナギという種を滅ぼそうと努力しているわけですね。あなたもこの流れに乗りましょうよ。
不漁とはいえ、高価でしょうが今年もウナギは市場に出回るでしょう。
でも来年はさらに漁獲量が減るでしょうね。今の調子で採り続け、食べ続ければ、あと20年もしないうちにニホンウナギという種を絶滅させることができるにちがいありません。
むしろクジラみたいに鰻食べるなんて意識低い風潮になりメジャーな所からは消えて絶滅の危機は何とかなったほうが商売続けられていいのでは
このままだとクジラとかでどれだけ訴えても
実家が鰻屋というか川魚専門にやっている魚屋でもあり食事もできるところでもあります。
お店は江戸時代から続いているので、そこそこ老舗なので、物心ついたころからお店を手伝って来た。
あらためて書く必要も無いけど、うなぎが取れなくなってきている。
日本人はうなぎを絶滅に追い込む気か!とはてブで息巻く人も多い。
たしかに絶滅に追い込んでまでうなぎ食べる必要があるか?と言われると無いと思う。
ただ、うちの場合はうなぎを食べてもらわないと、わたしの家族が絶滅するかもしれない。
想像力のない人がコメントで、穴子とか食べればいいのにと言っているが、
私からしたら、うなぎを食べないのも、穴子を食べるのも、増田家絶滅へ一歩近づくだけだ。
これ、
・うなぎを食べるのやめよう!
・その代わりに、鯉をたべよう!
「自分は何年もウナギ食べるの我慢してたのに、みんなウナギ食べるのをやめてくれなかった」とか嘆いている奴、意味不明。
ツイッターの片隅で、口先で「私は食べません」アピールしたところで、どんな社会的影響力があると思ったのか。
心ある市民の草の根運動で、乱獲が止められると本気で思っていたのか。
テレビの報道はいつ見ても一貫していた。ウナギが少なくなっているのは中国のせい、黒潮のせい、異常気象のせい、たまたま遅れているだけ。いずれは完全養殖でなんとかなる。消費を控えるなんてとんでもない。さあ、土用の丑の日にはウナギを食べよう!
『だってスーパーに行けば売ってるし、店でも食べられるし、絶滅なんて嘘でしょ大袈裟に騒いでいるだけで。
絶滅しそうなものが売られているなんて、常識的に考えてありえない。だからウナギは食べてもいい。
誰かが買わなきゃ廃棄されるだけ、勿体ない。買わないなんてありえない。食べ物は大事にしないと。
店の人も商売だしね。誰も悪いことしてないのに、どうして非難されなきゃいけないの。』
そういう空気を変えるために、ツイッターでちょろっと「私はウナギ食べません」アピールしたからって何になるんだよ。
国が動かなきゃどうしようもねーんだって、それこそ何年も言われつづけてきただろ。
でも、国を相手に要求するってことは避けてきたんだろ。世論に訴えるような積極的な言論活動すらしてこなかっただろ。
資源保護は大事だけど、自然保護団体みたいなことはやりたくない、活動家や思想家には見られたくなかったんだろ。
権利団体や権力とぶつからずにこの問題が解決できたわけねーだろ。
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https://anond.hatelabo.jp/20180118142556
https://anond.hatelabo.jp/20180118145458
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私はもう何年もうなぎを食べていないし、周りにも食べないようにうなぎゃしている。
しかし、それでもなお日本の国民の多くはうなぎを販売し、消費し続けており、うなぎは確実に絶滅へ向かい続けている。
正直な所、私は二度とうなぎが食べられなくなるのは構わないが、国際的に働く身分上、うなぎを絶滅させた国の人間というレッテルを張られるのは嫌である。
思うに、本当にうなぎが絶滅してしまった時に歴史に名前を刻むべき責任者が明確になっていないのが悪いのだ。
その人をもっと有名に仕立て上げ、間接的に決断を強いることが私にできることではないかと思い至った。
汚名を刻みたくなければ、あらゆるしがらみを断ち切って決断し、代わりに英雄として名前を刻んで欲しい。
あるいは
だろうか。
無論ニホンウナギを食べよという話ではない。
巷では国産、天然など絶滅の危機に瀕しているのをまるで他人事かのようにニホンウナギの消費を煽る言辞が踊る。
うなぎ業者もうなぎ店もスーパーも、ニホンウナギこそがうなぎであり、食べる価値があるものだと言って憚らない。
なぜこんなにアホなのか。
遅かれ早かれ今のペースでうなぎを食い続ければ我々が愛して止まないうなぎ文化は文字通り死ぬ。
ではどうするか。
まずはこの危機的状況をみんなで共有しよう。
しらす、成体ともに。
品質が云々とか、老舗のコダワリとか先ずは捨てて完全にニホンウナギの流通を禁止しよう、もちろん闇マーケット対策として、密漁や流通に厳罰を科して”割に合わない商売”にすることも忘れてはならない。
うなぎ業者やうなぎ店には涙を飲んで資源量にまだ余裕があるビカーラ種やタスマニアうなぎを使ってもらおう。それが何よりも老舗ののれん、看板を守ることにつながるのだから。
ただ、国産信仰の強い消費者は一時的にうなぎ離れを起こすかもしれない。
そこで”食べて応援”だ。
国民にはこの危機的な状況を脱して資源量が回復するまで、うなぎ業界を食べて支えよう。
専業の漁業者には補助金が必要かもしれないが、うなぎ税を導入して財源にしよう、これも食べて応援だ。
こうして資源量の回復と、持続可能性を担保するための厳格な漁獲制限を設けて、うなぎを解禁する。
今の日本の産学官の関係性を鑑みて全くの夢物語だろう、ただ事実、これくらいのことをしないと日本が誇る食文化”うなぎ”は壊滅する。
焼き肉とか牛丼とかうどんのチェーンが鰻は絶滅の危機だからかわりにうのつく牛をとかうどんをとか行けばいいのに
あれだけテレビCMうってるんだし、ろくにCMやってない鰻屋なんか気にせずニュースとかバラエティとかでバンバン押したらいけるやろ
沈黙の艦隊とかメタルギア・ピースウォーカーみたいな破壊不可能な核報復戦力を作るしかないと思う。
それぞれの作品でも問題になったが「システムが本当に機能することを確かめるために、誰かが1度は核使用とその報復をされねばならない」という矛盾も含むが。
実際のところ核の脅威力はプロパガンダで増幅されまくってるだけで、言うほど致命的ではないと思う。
局所核戦争くらいならしても、広島長崎の例のように数十年後にはその地区は平気で復興してるだろうし。
全面核戦争したら全類の人口が大きく減ってその過程では悲劇は多くにあるだろうけれど、
文明が滅亡するとか生物死滅するとかいう話にはならないと思うんだよね。
恐竜絶滅の隕石についての研究で、隕石の衝撃程度の「核の冬」はそんなに長続きしそうにない
ってこともわかってきたみたいだし。
(あれはたまたま当たりどころが悪くて大量の煤が舞い上がったのがまずかったらしい)