はてなキーワード: テレビ離れとは
個人的には紙で購読していたら1日まるごと見られるのにコストの低いネットだと1本単位になるのが納得いかないけれど。
これによって「最新ニュースに誰でもアクセスできる」というある種のユートピアは終わった。
これから訪れるのは「金がないとニュースも見れない」という渇ききった荒れ地だ。
それによって情報格差は今までと比較にならないぐらい加速していくだろう。
キュレーションアプリを入れておけば主要なニュースには目を通せるという一種の平等の時代は終わったのだ。
集められたニュースを見てクリックしてもそこから金を払わないとニュースを読めないのだから。
新聞離れ、テレビ離れ、そして新聞各社のサイト有料化によって、日本人はいよいよニュースを見ない民族、すわなち土人へと還っていく。
そこから先は「資本家しか水を飲めない」砂漠での、フェイクや嘘松が荒れ狂う狂騒(ポリフォニー)とH・G・ウェルズ『タイム・マシン』的なディストピアだ。
かくいう私もネットネイティブ世代でここ2年半ほどテレビを見ていない
今日歯医者の待合室で久し振りにテレビに出くわしたので本を読みがてら目を向けたりしているうちに、最近私に降りかかるテレビ問題について考えていた
そもそも私の同世代の友人はテレビ見ない持ってない奴なんてごろごろいるから今まで会話に困った事もなかった
最近になって一緒に仕事をするようになった人がテレビベースの話題ばかり振ってきて、私はその度に困っている(テレビ問題)
なんで私は困ってるんだろう
ネットでも多少の偏りはあるかもしれないが十分に情報は得られるのは周知の事実。
流行っている芸能人なんかも、興味が無くともネット徘徊してれば嫌でも目に入ってくる
恐らく私が困っている最大の原因はそのニュースがテレビでどれほどの時間を使って特集されているかを私が知らないからなのではないか
ネットでもニュースフィードには上からホットな話題順に表示はされるけど、今実際に世間を賑わしていてワイドショーで大々的に特集されているのは
ここまで書いて、今世間で一番ホットな話題が何なのかやっぱりよくわからないので私は考えるのをやめた
気になる。
自分の周りは、毎週水曜日になると「昨日マツコがお勧めしてたもの」で盛り上がっている女性がいっぱいいるけど。
テレビでなんかやると、すぐにtwitterが盛り上がってるしさ。
あと「テレビ持ってない」んだけど、スマホ中毒で、youtubeやらティーバーやらで、流行の番組は全部チェックしてるやつはテレビ離れしてるっていうの?
またテレビを見てない自慢か、とか言われそうだけど、俺もめっきりテレビを見ない生活を送っている。で、俺がテレビを見なくなったきっかけは、テレビを大きいインチのものに買い換えたからだと思っている。
21インチのブラウン管を使っていた頃はテレビっ子を自認するほどよくテレビを見ていたんだけど、地デジ化のタイミングで液晶の32型に買い換えてから、なんとなくテレビを見る時間が減ったような気がしていた。そして3年前、そのテレビが壊れたのをきっかけに55型に買い換えたんだけど、そこでもう明らかにテレビを見る時間が激減した。
だって疲れるんだもん。画面いっぱいに明るく光るテレビは、朝起きた後や疲れて帰ってきた後に見るには刺激が強すぎる。大画面化と性能の向上がテレビをこれまでより疲れるものにしてしまった結果、テレビを見ない人が増えてきたんじゃないかと結構本気で思っている。「ながら見」が増えたっていうのも、無意識にデカくて明るい画面を避けてる結果なんじゃないだろうか。
ちなみに、テレビ視聴が減った代わりにスマホでの動画視聴の時間はがっつり伸びた。コンテンツの質云々というよりは、見るのが楽なんだもん。オンデマンドで早送りも出来るし。
まぁこれは俺の勘違いで、実際は単に自分が年取っただけなのかもしれないけどね。今更画面の小さいテレビに買い換えるのもアレなんで、大画面テレビの真ん中に画面を小さく映すモードとか実装してくれたらいいんだけど。
間違いなくNHKの集金はテレビ離れを加速させてる一因だと思うけど
テレビ業界のスポンサーとテレビ局ってこのことには一切口出さないというか、
分かってないのか甘くみているのかどっちかだよね
終電帰りが何十日と続いたデスマーチを終えてやっと手に入れた休日に、朝から玄関の呼び鈴が響いた。
インターフォン越しに画面を見ると、スーツを羽織った一応は身なりのいい人間が立っていた。
管理人か?先日警察官が問い合わせに来たことも合った。セールスならここで追い返せば良い。
そう思って呼び出しに応える。
すると先方はNHKの集金係だった。
前に住んでいた人が転居してから、この部屋の契約がまだ行われていないとのことらしい。
「ああ、テレビ見てませんから」その一言で終わらせようと思った。
そして第二に、テレビを付けたところで大して面白くもない内容を編集と煽り文句だけでいたずらに引き伸ばし、それを知りたいと言う興味が煽られては裏切られるテレビの作りに、とうの昔に辟易していたからだ。
ところが相手は食い下がってきた。
「頻度の問題ではない。」「見られる状況にあれば払う必要性がある。」「とにかく一度玄関先まで出てきて欲しい。」
一体どんな権限を持っていたらそれほど偉そうなことが言えるのだろうか。
契約を取り付ける営業マンの中で、これほどまでに高圧的な人間がいてよいのだろうか。
人前に出るにははばかられる格好をしていたが、それほどまでに言う根拠を聞いてやろうとボサボサの頭で玄関先まで出向くことにした。
目の前に立っていたのはインターフォン越しよりはしっかりとした印象の細身の中年男性で、しかし、お役所のようなでもそれとは少し違うような気難しさを漂わせていた。
そこで改めてそもそも仕事が忙しくてほとんど家にいないこと、テレビ番組なんてものはつまらなくて全く見たいとも思わないことを告げる。
「見ないということはテレビは設置されているのですね?」
映画とお笑いDVDを見る趣味が有るので言われる通りにテレビは設置されていた。
つまらぬ嘘をつくつもりもなく、そうだと素直に答える。
「ならばいつでも見られる状況にあるのだから契約が必要です。」とさらに食い下がってくる男性。
食い下がるどころかむしろ勝利を確信したかのように顎は少し上を向いていた。
更に畳み掛けるように男性は口を開いた。
その一言で完全に頭にきた。
この男の高圧的な態度は、全てがその一言に集約されていることがわかったからだ。
彼は自分の職務を義務を果たさぬ人間を罰するためにわざわざ出向いているつもりくらいに考えているのだ。
だから玄関先まで出てくることを強要することに躊躇がないし、こちらのことを嘘をついて支払いを免れようとする悪人か何かだと思っているのだ。
頭にきた自分は無言で玄関先を離れると、テレビと壁を繋ぐアンテナ線を引き抜いて男の前に差し出した。
「テレビを見ていないのでこれは必要ありません。契約書と一緒に持ち帰って下さい。」
そういうと、まだ何かいいたげな男性を尻目に玄関の扉を閉めて鍵をかけた。
扉の向こうから「こんなことされても困ります。これは置いていきますがまた来ますからね。」という声がかろうじて聞こえてきた。
その日以来、我が家にあるテレビにはアンテナ線と言われるものが一切繋げられることはなくなった。
それから10年ほどして、現在は結婚もして幼稚園に入る年頃の子供も2人いる。
その頃のマンションでは手狭になり、郊外に小さな一戸建てを建てて数年になる。
どうやら僕が留守の間に何度か集金に来たらしいのだが、妻がいくら対応しても家主と話をする必要があると何度も訪ねてくるらしい。
それでとうとうこの土曜日に、午前中を見計らってか彼らがやってきた。
インターフォン越しに対応しようとすると、お決まりの「玄関先まで直接のご対応をお願いします」の一言。
相変わらずのその偉そうな要求はどんな根拠のもとに行われるのだろうか。
見ると今回の担当者は普段着の若い男性で、耳にはbluetoothの通話マイクが刺さったままだった。
多少は言葉遣いを心得ているらしい。
しかしこの日、この瞬間を待ち焦がれていたのは僕だ。
満を持してこの言葉を言ってやろう。
「うちはテレビを見ていません。そもそもアンテナがありませんから。」
「えっ?」と驚きを隠せない職員。
そこに畳みかねるように続ける僕。
「以前職員さんに、見てもないテレビに対する支払いを「義務」と言われたことがあり、あまりにも腹立たしかったのでそれ以来アンテナもつないでいないし、新居にはそもそもアンテナを付けませんでしたので。」
事実我が家にはアンテナがないし、当然テレビにもつながれていない。
妻にはその時の話をしたら痛く同意してくれて、子供にもテレビで無駄な時間を過ごさせたくないと同調してくれたからだ。
しかし、NHKに支払う受信料があれば映像オンデマンドサービスを2つ以上契約ができる。
こどもたちにはその中からアニメやバラエティ番組を見せるようにしているが、内容も選べて時間差で同じものを見ることができて全くもって不満はないし、最近ではテレビよりYoutubeのほうが面白いとテレビ離れは加速する一方だ。
他にも娯楽はいくらでもあるし、映像コンテンツの面白さだけで言えばオンデマンドサービスのほうが奥が深く種類が豊富だ。
職場でテレビドラマが話題になることなんてここ最近であっただろうか。
テレビを見ていないことで世間のニュースから取り残されたことがあっただろうか。
むしろテレビを情報源としている人間のほうが、視野や見解が限定されていることのほうがほとんどではないだろうか。
テレビがなくなって困るのは、テレビを見続けている人間だけだ。
そんな状況の中で、わざわざ人間が何度も出向いてまで集金した挙句に、ユーザー離れを加速させているコンテンツに未来がある訳がない。