はてなキーワード: ライチとは
頼んでいた液タブが届いたのだがHDMI端子がモニターに既に使われていて接続できなかったのでD-subを買いに行くことにした.
帰る途中,いつしかのバイトのパーティで景品としてもらったサーティーワンの500円クーポンが財布にあるのを思い出したので使ってしまおうと店に足を運ぶ.
メニューの立て札を見ながら何にしようかと考えていると横から子供が食い入るようにメニューを凝視しながら近づいてきた.
後ろによけた拍子に少し周りを見てみると店には子供と女性しかいないことに気づいた.理系大学生にはとてもアウェーな空間だ.
しかし長い時間メニューを見ていたのにここで帰ってしまうのはそれはそれで恥ずかしいのでさっさと並ぶ.
お店の人に何にするか聞かれたので500円クーポンを最大限使える600円のトリプルを頼み,フレーバーはフルーツが食べたいような気がしたので「マスクメロン」「サンセットサーフィン(ライチとパイナップル)」[マンダリンオレンジチーズケーキ」を選んだ.我ながらおしゃれなチョイスだ.フレーバーセンスだけならここに並ぶ資格はあるだろう.
レジを済ませるときにドライアイスの有無やスプーンなどいろいろ聞かれたのだがここで私はきょどったり必要以上にペコペコしてしまった.自分の悪い癖だ.大学生になってからはそんなことがないように意識して堂々とふるまっていたのだが,コロナ生活で対面での人との会話がほとんどなかったからか他人との接し方を忘れてしまったようだ.
そのあとも呼ばれたと思って近づいたら別の人の注文だったりとしんどい目にあった.一回他人の目を気にし始めると悪循環に陥ってしまうのも自分の悪い癖だ.もう叫びたい気分だった.商品をもらってサッサっと帰る.
・チーズ
安いやつでいいので冷蔵庫にストックしておく。チーズのもたらす幸福感は半端ない。チーズを発明した奴は崇められるべきだろう。
値段は忘れてしまったが、たくさん入ってそんなに高くない。果物はどれもこれも生活の質を向上させるが、ライチは別格だ。楊貴妃が好んで食べたというエピソードが好きな権威主義者にも、ただ単に美味いものが食べたいという冒険者にも、お金がなくて死にそうという貧乏人にも、日本オワタと嘆く悲観論者にも、ライチは平等に微笑む。
・明太子
明太子のおかげで、日本に生まれてよかった!と心から思っている。値段はちょっと張るかもしれないけれど、こんな美味いものが普通にスーパーに陳列されている奇跡。業務スーパーの冷凍のやつでも良き。私は白米という食べ物があまり好きではないが、明太子があればご飯何杯でも食べれる。
これめっちゃ美味くないか? あまりにも美味いので週一の自分へのご褒美として飲んでる。
・ピザ
過日の「ピザ食え」増田に影響されて買ってみた。ピザはすごいね。スーパーのデイリーコーナーで200円くらいで売ってるやつで構わない。増田に書いてあったとおり、洗い物が出ない、美味い、自炊に比べればちょっと高いが外食よりは安い、美味い。うちにはオーブンがないのでフライパンで弱火で熱している。メーカーによって当たり外れがある。〇〇ハムというメーカーが数社あるけれど、それを選べば間違いない。
・スーパーの精肉コーナーで売ってる牛肉とにんにくの芽を焼き肉のタレみたいなので和えたやつ
あれの正式名称がわからないのでこう書くしかない。もうあれはべらぼうに美味い。私のような貧乏生活者にとって、あれは月イチのごちそうだ。あれをご飯にのせてガツガツ食べるだけで、多幸感に包まれ、生きる気力が湧き、活動的になり、可愛い彼女ができ、宝くじが当たり、事業も軌道に乗って、比類なき素晴らしい人生になるとかならないとか。
みなさんのおすすめ教えてほしいです。
100円の飲み物を買った。
異常な味がした。ライチ味を期待して買ったのに、薬品の味しかしなかった。
去年とかに購入したのは、こんな変な味じゃなかったのに。
何度かコール音がして、「混み合ってます。数分後におかけ直しください」自動音声のあとに勝手に電話が切れた。
特に何も起こっていないというのに、怒りメーターが振り切れるかと思った。元々怒ってなかったのに。
カスタマーサポート(コールセンター)はどうせ委託されて仕事する企業で、下請けみたいなもので
嫌々「俺らが作ったものじゃないのに」と思いながら謝るんだろうなと思うと悲しくなってきた。
前と比べて味がおかしくなってませんか?という話をした後。
よくクレームが言うのであろう「担当者から折り返しお電話さしあげます」「代わりの商品を…」と言われたときに
ふと泣きそうになった。
毎回怒られてるのかな。かわいそうにな…そう思わずには居られなかった。
途中、私がクレーマーだと思っていたのに怒らないからから無言になった。
お互いに無言になり「あれ?なにしたらいいの?」という空気になった。申し訳ない。マズイって言いたかっただけなんだ。
そうして何が言いたいのかわからなかったまま
「味を改善してもらえれば、それで良いです。以前のは美味しかったので。
あと、お疲れ様です。ハイ。ありがとうございました。」と言って電話を切った。
昨夜の話である。彼氏が夕飯にエビチリを作ってくれると言った。
このエビチリがまたうまいんだ。たまねぎがたくさん入っていて、ソースをごはんにかけて食べてもうまい。
エビチリ用に有頭海老を12尾買ってきて、頭を切り落とし、大量の油に入れた。海老からたっぷり旨味が出るので、彼氏が「多めに油を入れて、海老油を作ろうか」と言った。海老のエキスがぎゅっと詰まった油… 香味油としてラーメンに垂らしてもいいし、炒飯を作るときに使ってもいい。考えただけでワクワクした。
しばらく横で見ていたが、「今日の夕飯は俺が作るよ」という言葉に甘えて隣の部屋でスプラトゥーンをやって待つことにした。ガチヤグラを2試合やったけど、人が家事をやっているのにひとりでゲームをやるのはちょっと落ち着かなくて、様子を見に行った。
中華鍋に海老を入れながら、彼氏が「できたよ」と海老油がたっぷりと入ったガラスの保存器を指差す。海老のエキスを吸って赤く染まった油をみて、明日はどんな献立にしようか、せっかくの海老油を活かす料理はなんだろう、と想像を膨らませた。海老油の入った器がちょうどコンロの横に置いてあったので、料理中にバタバタして倒したら危ないな、と思った。彼氏が料理をしている間に片付けよう、と思ってコンロ横のものをどかし、海老油の入った器も避難させようとした。
器を持ち上げた瞬間、蓋が外れて器が3cmほどの高さから落下した。真っ赤な油がキッチンカウンターにぶちまけられた。心臓が一瞬止まったような感覚になった。「海老油が飛び散った」という状況は視界を通して入ってくるけど、脳が処理に追いついていない感じで、何が起きたのかわからなかった。息が詰まった。かろうじて「ごめん」と声を絞り出して彼氏のほうを見たら、ちょうど中華鍋と向き合っていて見逃していたらしい。こちらを向く彼氏に、死にたくなるような気持ちで「こぼした…」と伝えた。せっかく作ったのに、と彼氏が言い出したが、すぐに「そこ、片付けてやって」と言い直した。カウンター、電気ケトル、トースター、そして床にもはねてしまった香り高い赤い油を見て、「うん」としか言えなかった。
キッチンペーパーを取り出して無言で拭いていく。白いキッチンペーパーが油を吸ってほんのり赤く色づき、拭いても拭いてもなくならない油に「こんなにもたくさん溢れてしまったのか」と思った。拭いているうちに少しだけ視界がぼやける。木べらで海老の頭をすこし潰しながら、じっくり、じっくりと海老の旨味を油に移していく彼氏の姿が脳内に浮かぶ。楽しみだね、と言っていた彼氏。もう少し油を足したほうがいいかな?でも多すぎて海老の旨味が薄まったら意味ないよね?と言いながら海老の頭をコロコロと転がしていた彼氏。つきっきりで海老油を作っていた彼氏。わたしも料理はよくする。だからこそ、彼氏のショックが想像できる。待望の海老油ができたその直後に、隣の部屋でのうのうとゲームをやっていた彼女がやってきて全部ぶちまけてしまったのだ。彼氏のこの行き場のないショックと怒りをいっそわたしにぶつけてくれればいいのに、と思った。なのに拭き終わって目に涙をためて「ごめんなさい」と繰り返すわたしに、彼氏はやさしく笑いながら「海老油はまた作ってあげるから大丈夫」と言った。わたしの不注意でぶちまけてしまった彼氏の労力と期待。本当に申し訳なくなって、でもどうすればいいのかわからなくて、ひたすら謝った。
相当暗い顔だったと思う。せっかく好きなエビチリを作ってあげたんだから、と言われて、なるべく重い空気にならないように食べ始めた。すごくおいしくて、さらに申し訳なくなった。油で香ばしく揚がった海老の頭も食卓に出てきて、バリバリと噛み砕くとじゅわっと口の中に海老のおいしさが広がってゆく。「ああ、このおいしさが凝縮された油を、わたしがぶちまけてしまった…」と思うとまた哀しくなったけど、せっかくおいしいご飯を作ってくれた彼氏に申し訳ないのでなるべく明るい雰囲気を作ろうとした。食べ終わってからプーアル茶を淹れてデザートにライチのシャーベットを出した。こんなことじゃ埋め合わせにもならないだろうけど、少しでも彼氏の好きなものを、好きなことを、やってあげたい。
ひさしぶりにこんなに心が沈んだ。昨夜の大惨事を奇跡的に逃れた小さじ1杯分にも満たない海老油が、今キッチンにある。これを使ってとびきりおいしい料理を作ってあげよう、と思う。何がいいかな。