はてなキーワード: SiERとは
意味分からんねえと思う人も多いだろうけど……俺も意味が分からん。
IT系からITインフラに道がそれそこから少しずつシフトして最終的に建設業界へ。
そしてやっていることはほぼSIer。
なんなんだこの人生は。
どうせやることが同じならせめてコードに触っていた方がマシだ。
とはいえ「電気が無きゃPCは動かねえ。つまりは俺がやっている仕事こそがインターネットを支えている」みたいな事は言え、るならまだいいんだが、分野がズレすぎて空調計装の方面にたどり着いてしまったからもうネットワークもクソもねえべよ。
なんなんだろうなー。
手に技術があるね。
ソレに比べて俺には何もないね。
学生時代は特にこれといった短所も長所もなく偏差値50界隈を走ってきたおかけで、周りからはなにも言われなかった。
大学時代に取り組んでいた感性系の研究では、地道に作業をしていたおかけで学会発表するぐらいまでいった。
研究室の教授からは、君なら社会人になっても問題ないでしょみたいなお墨付きをもらっていたので少しはできた学生だったのかもしれない。
大学卒業後、入社したのはIT系。いわゆるSIerに入社した。
入社、部署配属当初は今まで行ったことのない仕事をすることが楽しかった。
3年目の終わりにプログラミングの実装の仕事をすることとなったが、実装の作業は初めてだった。
IT会社に勤めていてプログラミングを3年間したことないと驚かれるかもしれないがこれがSIerである。
プログラミングは大学時代や趣味で少し書いていたが、実業務でそれが活かせるのかとなったら話は変わる。
今まで毛の生えたようなプログラミングをしていた自分にとって、業務で行うプログラミングはわからないことだらけだった。
わからないことだらけだったが、大抵のことはググればわかる。それでもわからないことは上司に質問をするのだが、本当に調べたのかと懐疑心いっぱいに聞かれるのでほとほと嫌気がさしていた。
実装の進め方もよくわからないまま作業をし、気づけは3ヶ月連続残業が80時間という勤怠に。
挙句の果てには初歩的なミスが多くなってしまい、上長に別室に呼び出されよくわからないヒアリングをされた。
なぜミスが多いのか、その対策はどうするのかなど色々聞かれたが頭が真っ白になってしまいその場で解答がすることができなかった。
夜中、家に帰る途中でミスが発生する理由と対策を落ち着いて再度考えてみたが結局まとまらず。
何を目標に仕事を進めていけばよいのかさえわからなくなってしまった。
学生時代はITエンジニアというものに憧れを抱いていたのかもしれない。
しかし現実は毎日怒られ、どうやったら残業が減るのか模索をしている日々。
自分が学生時代思い描いていた、定時に帰りアフターファイブを自分の趣味に費やす生活とははるかに遠い生活。
こんな社会人になるはずじゃなかったのにな。
もう疲れた。
転職するとわかるけど、どんな人でもウェルカムってほとんどSI業界に関わる客先常駐メインの会社で
自社内で仕事が完結する会社(受託や開発やweb系)は要実務経験者(5年以上)だから言われているほど転職しやすくない。
新卒で初めて入ったIT企業が客先常駐メインで運用サポート・監視が主だと余程、運が良くないと受託や開発やweb系の会社が期待する実務経験(5年以上)に該当しないことが多い。
「基幹システムの運用サポートを10年やってました!」と履歴書に書いても面接で中身を聞かれたときに「資料作成と電話でのサポートが主な業務です!」なんて答えが返ってきたら
落胆する受託や開発やweb系の会社の採用担当がほとんどって事、しかもSI業界って人手不足だから一見楽に見える仕事も最少人数でまわしてる事が多いから酷いと朝起きて出勤して仕事して寝るで1日が終わる所が大半。
そんな環境では資格の勉強をする時間も社外活動する余裕もニュースを見てる時間もない。
人手不足な職場は業務システムが古かったり非効率だったり本来の業務でない雑務が多い、そんな職場に新しい人なんて来ないし人手不足は永遠に解消しないから変な希望なんて持たない方が良い。
「人手不足だけど流石に何の経験もない運用程度の経験しかない人が来ても困る」
「web系と言われるウチだけど一人前の技術者になるには最低でも20年はかかる」
「例えば20代で来てくれれば大体40歳過ぎには戦力の中核になれるよね」
「30代前半でもまぁ何とかなる」
「問題は35歳過ぎた人、ほんと困るんだよね・・・・一人前になる頃には55歳でしょ?あと5年したら定年じゃん?なんのために育てるのってなるの」
「君は今28歳だね、よかったね気が付けて気が付かないまま客先で切られたら死んでるよ」
「IT業界はね上(設計・構築)から下(運用・サポート)に行くのは簡単でも下から上に行くには相当な努力が必要になるし年齢次第では無理ってなる事もある」
「君の事は採用しないけど、気が付けた事は評価したいから知ってる事は説明したよ」
「頑張ってね」
その場で[不採用]が確定して逆に驚いたが、あの某鯖屋さんの技術者に言われたことは今でも頭に残っている。
そうなんだ、35年定年説は疎まれてるけれどIT業界には未だに35歳定年説が生きている。
「年齢なんて関係はない」は関係ないと言える程度の技術者が言っていることで客先の運用やサポートだけしかやって来なかった人には該当しない。
IT業界全体で言われている人手不足とは「即戦力としてある程度使える経験と技術力を持った人」が足りてないだけで無能の行先は客先常駐メインの中小SIerしかない。
そんな経験から今はカレンダー通りの休日がある客先常駐メインの派遣会社にいるが休日に業務関連の勉強と資格の勉強をしている。
今の会社は3年で辞めるつもりだし運用サポートの現場にいるのは今年で終わりにするつもりだ、面接では設計・構築の現場もあると言う話だったがそんな派遣先はないと言われたら即辞める。
無能を使い捨てにする客先常駐メインは違法労働状態で安月給な所も多い、多少環境が良くてもいつかは切り捨てられる運命だろう。
GWに休めてこの記事を見た客先常駐で働く人は、これを機に今からでも勉強して社外活動なり資格を取るなりしていち早く客先常駐から脱出する行動を取る事を勧める
どこの求人サイトも客先の運用やサポートメインの業務に関わる求人を出している会社が腐るほど多いから、誰でも転職出来ると勘違いしてる人が多いけどそうではない事は知っておいてほしい。
これに尽きる。これはマジだ。
ちゃんと希望出して通ればやれるし、ダメでもそっから自分で色々やれる。
なぜなら大手だと安定してるしホワイトだから時間も取れるからだ。
採用情報見てても、結構、事前に持ってる技術力、あと学歴も結構評価されるんだろうなと思って、自分の今の状況だとこの業界を目指すのは今の段階だとキツイし、自分はSIerとか挟んで転職すべきなのではと思ってしまっている。
正直、ほんとにガチガチ文系でRuby Python JSあたりも去年の暮れから勉強し始めたばかりで、大手振ってGithubにPullできるようなrepo書けるわけでもないし、ブログに技術的情報をアウトプットできてわけでもない。
多分ちゃんと前からリサーチしてて他にも目指してるであろう学生は、自分よりもっとスキルを持っていて、インターンとか行ってるんだろうなぁと思うの、自分の今の
状況は新卒だと厳しいものではないのかと感じてる。 あと関西で実家ぐらしなのもだいぶシンドい。まぁ色々気づくのがおそすぎなのは自覚してる。
こういう事聞く場所ではないのかなとは思うけど、同じような事経験した増田とかいたら、アドバイス欲しいです。
追記:
言及色々ありがとうございます。
自分の状況を考えると、一年じっくり勉強する時間を取るのか、大手SIerを目指すのかの二択なのかとは思いました。1-3年でもっとこういうことに気づいとけば良かったなぁ。
うーん。
ちょろくはないな。
知識も経験もいらなくて、人から聞いた話を右から左に流しつつ、書類にハンコ押したり押してもらったりしつつ、たまーに仕様書とかのてにをは弄るだけでいいから、正直内容自体はペラペラなんだが、ちょろくはないな。
なんつうか、能力を使わんかわりにストレス耐性を消費していく感じだ。
正直、営業マンとポジション的に大差ないし、理系と文系なら全力で文系よりで、なんで理系から人引っ張ってきてコミュ障引き入れたりしちゃうのか理解不能。
ぶっちゃけ代理店専門業みたいなもんだから存在価値そのものが限りなく低い。
責任の転嫁先となって、利害がぶつかりあったときに真ん中で土下座して怒りを収めるのがメインの仕事な気がする。
でも同時に、俺らがちょこちょこ理解度の低さから頓珍漢なことすることで関係者のストレスがマッハになってたりするから、総合的にはやっぱいらねーなと。
お金持ちが中間搾取仕掛けるための中継地点として用意されている実態のあるペーパーカンパニーみたいなもんなんじゃないかな。
ちょろいけどつらいわ。
仕事内容はつらいだけで中身がないからスキルも身につかないのが特につらい。
工事現場の安全おじさんもそうだけど、俺達みたいな存在価値のない立場の人間を生み出して責任をそこに押し付けるのが最適解になるような法律や業界ルール作らんで欲しいのよね。
寄生虫より