はてなキーワード: はてなアンテナとは
今の人はしないのかもしれないが、はてなが始まった当時のはてなダイアリーのコメント欄では、延々と議論がつづくということも珍しくなかった。
個人的には、アンテナを使い始めたのが2003年、はてなダイアリーを使い始めたのが2004年、俺の最初のブコメは2005年。匿名ダイアリーが始まったのが2006年。
当時は、はてな村づくりが、ある意味、はてなのコンセプトでもあった時代だと思う。
ハイクもグループも従来型の掲示板文化を引き継いだ流れのなかで、モヒカン的な殺伐となりがちな空気をなんとか切り分けようとしていた試みなんじゃないかな。
ダウナー部というグループもあった。おはよう、ぐらいしか言わない部活。
匿名ダイアリーははてな村のバッファゾーン的に機能していて、当初の増田は、はてなグループからスピンアウトして出てくる空気も拾っていた。
ハイクやグループが醸し出す濃い空気がはてな独特のクセの強さとなっていた。新規ユーザーが立ち入り難い空間となってしまった反動から、
次々とハイクや部活のサービスが廃止され、今のはてなのスタンスに至る。
それにしても、はてなで世代間ギャップを感じるようになるとは、本当に年を取ってしまったものだ。
なんてブコメもあってクラっとした。
日本とアメリカって戦争してたの?って子供に聞かれるくらい、愕然とした。
はてな村とか、個人的には全然興味なかったけれども、それでもはてなを使い続けていたのは、アンテナというサービスがとにかく自分のニーズをつかんでいたから。
「あ、つながった?」
「あ、はじめまして。××社の△△と申します〜。〇〇様でよろしかったでしょうか?」
「はい、〇〇です〜。」
「お願いします。」
「〇〇様、この度は、ユーザーインタビューへのご協力ありがとうございます。」
「ん、お茶……?」
「あ、いや、な、なんでもないです。Amazonギフト券の方、よろしくお願いします(笑)」
「はは(笑) では、質問、早速、質問のほう、はじめさせていただいて、よろしいでしょうか。」
「はい、どうぞ。」
「まず、〇〇様は、はてなブックマークを初めて利用したのはいつ頃でしたでしょうか。」
「はい、えーっと、正確には分からないですけど、はてなブックマークが出来てすぐ、ぐらいの頃からじゃないですかね。」
「なるほど、そんなに前から使っていただいてるんですねー。あ、ありがとうございます。」
「いえいえ。」
「今年でサービス開始から17年になりますので、十数年くらいはご利用いただいてるのですね。」
「ええまあ、はい。」
「次に、きっかけ、はてなブックマークを最初に使い始めたきっかけというようなものは、何かあったのでしょうか。」
「元々、はてなアンテナを使ってたんですよね。」
「なるほど。」
「あと、あの、質問とかできるやつもかな、ヤフー知恵袋みたいな……」
「人力検索はてな?」
「そうそう、それです。」
「とにかく、そういうはてなのサービスを使ってて、新しくはてなブックマークが始まって、サービス開始と同時だったかは覚えてないですけど、そんなに間があかないうちに、いつの間にか使ってた、という感じです。」
「なるほどですね〜。それからずっとご利用いただいてるのですね。」
「まあ、そうですね。ただ、ずっと途切れずに、というのでもなくて、最初に使い始めたのはまだ学生、大学生の頃だったんですけど、就職してすぐとかは忙しくて、あんまり使ってなかったりして、そのあともアカウント、消したり作ったりで、いまのアカウント自体は多分四、五年前くらいからのですね。」
「なるほどです。」
「次に、はてなブックマークのご利用シーンについてお伺いします。まず、はてなブックマークをご利用される頻度はどの程度でしょうか。」
「頻度、そうですね、ほぼ毎日ですかね。」
「えっ、あっ……なるほど、ほぼ毎日ですね。どのようなタイミングでご利用されているのでしょうか。」
「通勤で電車に乗ってる時とか、家で暇つぶしにとか、ですかねー。」
「なるほど〜。はてなブックマークを利用、ご利用される主な目的、はどういったところでしょうか。」
「もく、目的……。まあ、暇つぶしとか、面白い記事を見つけるためとか……ですかねぇ……。昔はそれこそ、英語の勉強法とか、ブクマしてぇ、ちゃんとブックマークとして使ってましたけど(笑)、最近はもう見返したりはしてませんね(笑)」
「そうなのですね。」
「次に、何か機能などについてご感想、ご要望はございますか。」
「そうですね……。あ、なんかあの、建設的……なんとかみたいなのあるじゃないですか。」
「えーっと……。」
「内容によって、人気……コメントに出なくなったりとかの……。」
「あ、ヤフーさんの建設的コメント順位付けモデルのAPIですね。」
「はいはい、それです。あれってどうなんですかね、ちょっとなんというか……。」
「ご意見、さまざまなご意見をいただいていたところではありますが、先日、比較的平和な話題においては、APIの作用が小さくなるように調整が、先日、行われたところではあります。」
「そうそう、多少はね、マシになったみたいなんですけど、まだね、なんというか、文字数だけで足切り、されるみたいなところがあって、それはどうかと思うんですよね。」
「ご意見ありがとうございます。」
「なるほど。」
「最後に、はてな以外のネットサービスはどのようなものをご利用でしょうか。」
「はてな以外……。」
「例えば、SNSとかですね。」
「あー、Facebookは登録だけしてますね。ほとんど使ってませんが。」
「はい。」
「あとはTwitterは使ってますね。はてブで連携、Twitter連携はしてないですけど。」
「はい。」
「それぐらいですかね。」
「なるほどですね。では、ユーザーインタビューは以上になります。本日は、お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。」
「ちくわ大明神」
「誰だ今の」
2004年のはてなアンテナから参入し、今年で18年目の古参と言ってもいいと思うのだが、自分には一才の文才がないと思っているし、過去いくつかブログをやってきたが文章でバズったことは一度もなく、ましてや見ず知らずの人の心の琴線に触れるような情緒的な文章や、披露するに値するような専門知識もない自分にとっては、増田に投稿することをずっと敬遠していた。
昨年9月にふと何の気無しに投稿をしてから、気が向いては適当な文章を書くようになった。
ちょうど一年が経過したので、どのくらい読まれたかを振り返った。その成果は以下の通りである。
エントリ数:96
0ブクマ:79
野球に例えて、1ブクマ以上を安打とする場合、96打数17安打で打率は.177で二軍落ち間違いなし。直近は16打数ノーヒットで復調の兆しも見えず。
1ブクマを安打、2ブクマ〜9ブクマを二塁打、10ブクマ〜99ブクマを3塁打、100ブクマ以上を本塁打とする(激甘判定基準)と、長打率は.404で散々たる成績である。
全エントリの半分くらいはブクマもコメントもされておらず、ネットの海に漂う藻屑と化している。
定期的に増田に投稿している他の人もどうなのか知りたいところである。
個別データは以下の通り。数字ははてなブックマークのブックマークされた数を示す。ちなみに、セルクマは一切やっていない(えらい)。
↑古い
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0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
2
402
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0
0
0
0
0
0
0
0
0
43
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
1
0
0
0
0
3
181
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
60
2
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
↓新しい
Web技術、デザインといったものから、文章や漫画やサブカルといったものもあった。
はてなアンテナで情報感度の高い人が何を見ているのか知ることもできた。
どの時点から狂ってきたのか。
はてブで話題になるのはヤフーやTwitterで話題になっているのと変わりない。ヤフーのコメントも酷いが、はてブのコメントも酷い。
はてなキーワードもなくなった。キーワードを通して他の記事を読むという導線もなくなった。
昔から有名な人の記事は取り上げられるが、新規に面白いことをやっている人の記事は出てこない。
Webの目利きも居なくなった。
時間をかけて作った所でアクセス数が稼げるわけではなく、短期間でいかに他人の注意を引くかに最適化された結果だろう。
人によって意見は違うだろうが、自分はised(https://www.glocom.ac.jp/ised/)の2004年~2006年あたりをイメージしていた。
個人で出来ることはもう少し便利になると思っていた。
WWWCや、はてなアンテナ、RSSで大手メディアで報道されないようなマイナーでも詳しい情報が得られるものだと思っていた。
でもRSSは消えていったし、そもそもマイナーな情報を発信する人がいなくなった。
個人で何かをするときは稼げることが前提となったことで、Appleなどの大手が広告費を負担しているものに乗っかり、
詳細なカテゴリー分けされたリンクがあった時代は、知らない単語にぶつかることができたが、知らない単語を広めることができない。
情報発信したところで大規模に広告を打たないと見てもらえない。
一方で、SNSでバズって一時的に全国から問い合わせが集中し、客を待たせるわけにはと事業規模拡大したと同時に忘れ去られる。
個人が情報を発信し、受け取る側も賢く取捨選択すると言われているが、そうなっていない。
世界的な大企業の製品のプロモーションに、いかに乗っかり、そこから外されないかの競争になっている。
選択肢が増えているようで増えていない。
例えばAppleやGoogleの製品をいかに上手く宣伝するかでSNS上での地位も決まる。
日本全国や世界規模にならず、街中の一定数の人相手にするといったのが持続性がない。
がんばってローカル情報を発信する人はいるが、ネット広告ではやっていけない。
AIで、それぞれの個人に合わせた提案が可能になるとか言われているが、
機械学習にかかる費用は大きくなりすぎてしまっていて、個人が払う金額ではペイしない。
そうなるとお金を払ってくれそうなクラスタに属しているかどうかで、テクノロジーの進歩の恩恵にあずかれるかどうかが決まってしまう。
個人で創作するためのデジタルツールはそれほど進歩していない。
未だにリアルな3Dを作るのは膨大な時間とお金がかかるし、計算機の能力も足りていない。
動画は4Kは撮れるようになったが、未だにマイクで音声を撮ったり音声を処理する機能は足りてない。
部屋の環境音くらいは消せるようになったが、録音でこもった声をハッキリさせるといったのはEQから進歩してない。
ゲーム実況や商品紹介など、一から創作するよりも、大規模にお金をかけた物に乗っかる方が偉くなってしまったし、クオリティが高いと賞賛される。
はてなアンテナの設定めんどくせえしな