はてなキーワード: 肖像権とは
ついこの前、あるアイドルの自作グッズを配布したことで炎上したオタクがいた。そのグッズのイラストにはアイドル本人と、そのアイドルお気に入りのキャラクターが入っていた
だがそれはキャラクターを生み出した絵師にオタクが有償で依頼したことで実現した「非公式」コラボグッズだった。それだけでも公式でのコラボの望みがなくなりそうなので炎上しただろうが、問題はそのグッズの配布方法だった
まずその界隈では自作グッズの配布はよくあることで、後日握手会的なイベントに参加してアイドルへ「あれは自分が企画して~」と自慢し、アイドルから感謝してもらってオタク内でのランクを上げるまでがお決まり。
ただそれは無料配布のお話 この自作グッズはカンパと称してお金を集め、カンパをした人にだけ配布したという実質的な有料販売の疑惑で炎上していた。
もちろん販売となると肖像権の問題からは逃げられないが、運営の対応も遅れたせいで炎上してる間に「肖像権フリーアイドル」なんて揶揄されたりして可哀想なものだった
元増田とは違ってオタクではなく推しから直接感謝されるようになると「バズりたい」を超えて「感謝されたい」になり、より自分本位で行動して暴走する人が出てきてしまうというお話
生成AIは特にイラストに関わってる身である私としても現状見る限り非常に問題で、人の作品を学習データに無断で用いられる問題、意図的に元ある作品の構図を寄せて生成できる技術を使って作品を生成される問題、学習データに用いられる問題が肖像権とかに触れているレベルで問題視されてる問題等々、上げたらキリがないほど問題が山積みです。
悪用している人らもそんな被害を受けた作家を煽るなどを行ってるらしく、この問題を深刻化させ、作家の憎悪を募らせている。
挙句の果てには作品を無断で学習データにさせられ、望まぬ形の生成データを作られ更には嫌がらせなどを受けてついに筆を置くことになってしまった作家さんの事件を目にし、私は心を痛めました。
同じ作家としてもこのような被害を受けたくはありませんし、何より同じような悲劇を繰り返すべきではありません、作家の被害をこれ以上増やさないためにも、この問題は終わらせなければならない。
だからこそ、この問題を終わらせるためにも、生成AIに反対、生成AIを問題視してる人たちには問題に取り組む上で押さえてほしいポイントをいくつかお伝えしたいことがあります。
昨今の生成AIの事件を見る限りや、現行法で起きてる事件に対して対応が難しいのであれば法整備をするのが当然と思います。
中にはAIそのものに「規制をすべき」といった意見もありますが、正直のところ言えば私は単に規制するのでは被害を防いだり、被害者を救うことはできないと思います。
「事例があるから一律禁止にしましょう」とやったとしても守るべき被害者を助けることができず、当事者であるはずなのに取り締まりの対象になってしまったり、かえって被害者までも負担になったり…なんてケースはありえなくない話です。
もしかしたらそういう動きを利用して形だけの手抜きな法律を作られたり、人権を無視した国民のコントロールを目的とした法を作られたりする動きを狙ってる人がいると考えてもおかしくありません。
昨今の生成AIの問題に注目が集められ、作家やファンが問題視し声を上げ、政治にも関わるのは民主主義としてあるべき姿であると感じる傍ら、このままで大丈夫なのかと心配な面と不安が大きくなってしまってます。
法を変えることは当然ながら副作用も存在します。安直で雑な規制はAIではない創作活動を萎縮させかねなかったり、ボーカロイド等の音声合成ソフトウェアが潰されてしまう可能性も0ではないことも忘れてはなりません。
私は法整備に関わってる人たちが安直で雑な法整備をせず、被害者である作家を救い、被害を的確に防げる方法で且ついたずらに創作活動に萎縮をもたらすようなことがないように整備してもらうことを切に願うと共に、この問題はしっかり注視していく所存です。
生成AIに好意的だったり、利点や展望を考察したり、規制に慎重な意見に対して、生成AIに反対する人たちからは「生成AI推進派だな」とか「作家の権利を無視してるのだな」と思われるかもしれません。
これだけはきちんと言わせていただきますが生成AIに好意的だからと言って作家の権利を無視してるとかこのままでいいと思ってるわけではないことも事実です。
「規制では解決しない」で書いた理由を気にしてる方もいらっしゃいますし、利点と展望、問題の解決を考察し正常化を図ることで安全な技術発展を目指す方もいらっしゃいます。まぁ、現実そんな姿勢を示してる人を見かけたのは少数ではありますが(表で見えてない可能性も念のためご留意下さい)、典型的な先入観がかえって生成AIを問題視する私たちを不利にしてしまうことにもなります。
意見が合いづらさを感じるのも、疑念を抱く気持ちもわかりますが、決めつけるのは気を付けた方がいいと思います。
生成AIに対して肯定的であれ、否定的であれ「それ、思い込みで言ってない?」って意見をあふれるほど見かけました。
これはこの問題を考えていく上で大切である「前提」が伝わってないのかもしれません。
AIの仕組みや法律等を正しく知ることは問題を解決することに於いて大事なことだと思います。特に生成AIをどうにかしたい、一刻も早く解決させたい人ほど尚更大事なことです。
また、SNSは不特定多数が利用しているので、全員が全員同じ認識ではないことはおろか、そもそも全く知らないなんてことも不思議なことではありません。
トラブルを最低限避けるためにも知ってる人ならそう思って当然って感じる常識も丁寧に説明するのが一番いいかもしれません。
生成AIの問題が思った以上に深刻であり、一刻も早い解決をすべきとも考えていますが、やはり解決していくにあたってどうすればいいかはちゃんと冷静になって取り組んでいかなければ明後日の方向にとんでしまうのではないかと危惧しています。
「被害者が拒否しないなら黙認である。被害者が止めて欲しいと言ってきたら直ちにやめる」
親告罪に問われる犯罪行為が行われているのを発見したとき、善良な第三者は被害に気付いていないかもしれない被害者に教えるべきか?
バレなきゃ犯罪じゃないんです?
親告罪は刑事手続上の公訴の提起するのに被害者の告訴が必要な犯罪
罰を与えられなくても前科がつかないだけで犯罪者であることに変わりがない
訴えられなければ犯罪じゃない訳では無いんですよ!
肖像権は民事の中で形成されてきた概念で肖像権侵害なんて犯罪はない。
ナマモノ同人でエロやると名誉毀損や誹謗中傷で刑事に問う事はできるけれど、肖像を無断で使用すること自体は親告罪でも非親告罪でも無い。
ここでは株式会社ポケモンやゲームフリークも「任天堂」に入れるとして…
(そうでなきゃ今話題になってるゲームが「任天堂」関係で話題になったりはしないから)
今steamで出てる特定のゲームが有る種の基準を満たしてないと「任天堂」が好きな方々に批判を受けている
とりあえず主な批判はこの2つ
・キャラクターデザインが似てる
この先に「任天堂」が出す全ての、勿論すべてのゲームにも同じ批判が検討されるようになると思うんだが
まさか特定のゲームは批判を受けてもいいけど「任天堂」はその手の批判は考えなくていいなんて
(任天堂ファンのブクマカさんが過去に特定サイトのエイプリルフールネタを批判しながら自分も同レベルの嘘を別の年にかますような所だし)
それはともかく「任天堂」のゲームでこれから新しく出る全ての作品の全てのキャラクターは
同じレベルのパクリ基準がネットの人達にチェックされていくだろう
自分も「任天堂」が○○パクってるーみたいな騒ぎが起きたら参加するかもしれないな
まさかユンゲラーとフーディンとサワムラーとエビワラーが新しい作品に出る事は無いだろうし
肖像権やパブリシティ権など著作権以外の法律は著作権と違って全く気にしなくてもOK!とか
そもそも裁判で負けるような事が起きてないからOK!なんて糞ダブスタかます奴もいないだろうし
(特定のゲームは裁判なんて全く起きてないし真面目に法律の専門家に検討されてもいない素人判断だけされてる状況なのにね)
私は今世間で話題になっている某ゲームの数々の盗作を絶対に許しません!
そのゲームはクリエイターたちが丹精込めて作った知的財産に手をかけキャラクターデザインとその要素を盗み取りました!
そしてゲームシステムのアイデアをあたかも自分たちが考えたかのように扱いました!
ましてや実在の人物の肖像権を犯し侮辱し裁判まで起こされたのは自業自得!
「ポケモン」ってなんですか、完全にカプセル怪獣を真似てつくりましたよね!?
サイホーン/サイドンなんてほとんどシーゴラス/シーモンスだ!
ヒトデマンの設定は完全にウルトラマンだしアニメ版のあの鳴き声はふざけているのか!
メタモンはDQのスライムをピンクにしただけ、ミュウツーなんてほぼフリーザ様のデザインでしょう!
冒険して出会ったモンスターを捕まえて仲間にし育てて冒険する、完全に
そもそも冒険RPG!D&Dのパクリじゃないですか、これは大変なことですよ!
沢村さんのサワムラーや海老原さんのエビワラーなど、存命人物の生モノなんて絶対しちゃいけないですよね!
そりゃユリゲラーさんも訴訟しますよ、絶対に許しちゃいけません!
・・・え、もう本人は許した?みんな有名な話?
歴史を紐解くとポケモンさんが行ってきたのは「パクリ」ではなく「オマージュ」だったようです。
なるほど、ではパルワールドさんも「オマージュ」だから大丈夫ですね!
オタクさん「それは違うよ!ポケモンのは笑えるオマージュだったけどパルワールドは許されない盗作だよ!」
よくわかりませんが大丈夫ではないようです。なぜでしょう。
仮に今回の件を任天堂が提訴し裁判になったら問題なのでしょうが、今のところそのような話は聞きません。
現段階で誰かが非合法に直接の被害を被ったという様子も見られません。
「クリエイターのやる気が削がれる!」
ただすんなりと飲み込むこともできないので、一つずつ見ていきましょう。
清貧で潔白な心の持ち主の方に多いのですが、何かを利用して金儲けすることが汚いことだという嫌儲思想の方が多い気がします。
そもそも最初に挙げたポケモンのオマージュも金儲けのためだと思いますよ、話題づくりのために利用したと言えるでしょう。
企業として営利目的或いは営利を妨げない範囲での活動は自然なことなので私は良いと考えていますが。
必要かは知りませんが、それはそれとしてあると思いますけどね。
二次創作にも言えますが、お金目的だけが目的の創作ってかなり精神削る作業です。
全然好きじゃなかったらあんなに魅力的なキャラ達の作成はできないと推測します。
(推測というかただのお気持ちですが、ていうか別にいらないでしょそんな感情)
・・・まぁ関係者の方でちょっとあれな過去の発言があったらしいことは擁護しませんが。
プロの方が言うのはわかります。生活を守るためでもありますし、立場での主張があるのは当然のことなので。
基本的に私は合法であれば何してもいいと考えている人間なので(これについてこの後少し話しますが)近年よく上がるAIによる画像生成の話題なども概ね賛成なんですね。
ただそれでクリエイターの方々に損害があるのは嫌なので、必要であれば適切な法の制定やそれに関する活動はどんどん行うべきだと思うのですよ。
今回の件で権利を守りたいという意見もそういう類のことだと思います。それはいいです。
しかしこれ、趣味で絵を描いてる方や創作活動をしていないような方がよくお話しされているように見えました。
よく意味がわかんないけど、こんなのでやる気なくすならやめればいいじゃんと思いました、趣味なんだし。
マクロな視点を持ち出して(主語を大きくして)「クリエイターが育たなくなる!」という方もいましたが、別に関係ない気がします。
まず絵とかって模写して参考にして絵柄を真似てなんかしてうまくなるものじゃないですか。
そういうことを趣味でしてる人がこの件を叩けるとは思えないんですよ。(営利が関わる場合話は変わりますが。)
だからこれについて話してる人の多くって自分の創作に満足できてなかったりただのワナビーだと思うんですよ、偏見ですがそういう人ってすごい模写などを嫌いますし。
結論、すみません、これについては本当に理解できませんでした。
業界を盾にして自身の不快感を何とかしてるように見えませんでした。
いろいろ書きましたが、不愉快に感じている方が多いのは確かです。
なぜ不愉快に感じるのか、先に挙げた意見もありますが、そもそもパルワールドを「ポケモン」だと勘違いしてるからだと思うのですね。
「パル」に銃撃をさせたり暴力行為をすることが「ポケモン」への侮辱になるという方が多くいました。
そうですね、公式でもない第三者がポケモンの二次創作でそういう描写をしたら大変ですね、例のMODは明確な侵害だと思います。
でも大丈夫です、それを行っているのは「パル」なので。
勘違いしてる方が多いのですが、これは「ポケモンが好きな人」向けにつくったのではなく「ポケモンのような世界観が好きな人」のためにつくったものです。
そしてオリジナルの消費者には前者より後者の方が数多かったため売れたというのが現実です。
ポケモンライクな疑似餌ではありましたが彼らはポケモンを売っていません。彼らが仕掛けた本当の餌は違う世界です。
その世界が本当に素晴らしく大変面白くできていたため真に刺さり一発ネタで終わらず今もなお売り上げ数接続数を伸ばしているのです、ポケモンというコンテンツを自己のアイデンティティと見紛う程愛している方を除いて。
それでも本当に合理的な理由の元パルワールドのやり方を批判するべきだと思う人は同じようにポケモンの歴史も批判しなければいけません。それが条理です。
ずいぶん長く書きましたが、私が一番言いたいのは、
「空気悪くなるからみんな楽しく遊んでる中に入ってきて買ってもない部外者が無い権利を主張しないでほしい」
です。
「合法なら何してもいいとは限らない」というのはわかりますしモラルが大事なのはわかります。
ただモラルやマナーって時代やコミュニティによって違うじゃないですか。
それを全くの部外者が押し付けてくるのって相当傲慢だと思いますよ。
だから法律っていう大前提の根本的なルールがあるわけじゃないですか。
任天堂法務部の名のもとに主張をしていいのは任天堂法務部だけです。
わざわざXのリプライやディスコード、YouTubeのコメント欄に出張って遊んでる人自体の人格を否定してくるのは気持ち悪いです。
人格否定するならここや5chのような完全匿名掲示板で行いましょう、なぜならこんな肥溜めみたいな場所をわざわざ見る人はそういう覚悟がある人だけなので。
アイヌ役にはアイヌ俳優だのトランス役にはトランス俳優だの、マイノリティ俳優はそもそも母数が少ないんだからクオリティを考えるならマイノリティに限定しない方がいいだろそりゃ。
「マイノリティ俳優の母数が少ないことに差別的な背景があることを理解していない」ってカウンターが飛んでくるけど、差別的な背景から母数が少ないことを理解したからってマイノリティを優先的に使わなきゃいけない責任なんかあるのか?
何か、たかだかフィクションの中の題材として使ったというだけのことで現実のその人たちへの責任が発生するのっておかしいよね。直接的に実在人物の名誉や肖像権を侵害する内容でそのことの責任を問われるとかならわかるけどそうじゃないじゃん。
マイノリティを扱った映画でもマイノリティ以外の無数の要素が劇中には映り込むわけだけど、それらの現実の何かを考慮する責任ってある?
ただ、その手の作品って作り手側も「現実のその人たちのことをしっかり考えてます」「この作品が架け橋になることを祈ってます」的なポーズ取っちゃいがちなのも問題だとは思う。そこまで言っちゃったら現実の窮状に配慮しろやって反応されても反論しがたい。
「あくまでフィクションの題材として選んだ、それ以上でも以下でもありません」って感じでフレンドリーな姿勢なんか最初から打ち出さん方がいい。
ここ1年くらいChatGPTやお絵描きAIを面白くて触っている。
その中で故あって知る事があったので聞いてくれ。
イラストAI界隈では、イラストレーターがAI画像生成を滅ぼそうと、AI絵師叩きが行われている
Twitterで追いかけていると、AI絵師として熱心に調べては情報発信をしている様な人は、無償で興味本位にやっている人であっても、誹謗中傷で消耗している様子だった。
と、何度も対応しているうちに、消耗して感情的になっているように見えてき始めている。
そこで、どういう状態なのかちょっとTLを追いかけてみたけど「確かになぁ…」と思った。
まず、ここからの話をする前に、お絵描きAIのモデルを作るも公開するのも、法的に基本的に問題はない。
著作権だと、著作物を多数集め情報解析することが法律で認められているのでモデルも合法的に作れる。
そして、出てきた画像に関しても、AIの生成結果を著作権でどう扱うかは人間に準ずるのが国の方針なので、「人間がやったらダメなレベルなものはAIにやらせても駄目」になる。
例えば、誰かの肖像権に触れたり、あからさまにトレスにあたるようなものはアウトになる。
これに関して、法律を変えようと動いている絵師もいるのだけれども、結局は
1.翻訳AIなどで既に行われている様な収集と活用が、お絵描きだけで何が違うのかを説明し、世間に納得させる
2.各手団体と連携して、既に活用されているAIも含め、全ての学習を禁止させる様動く
このどちらかをするしかない。
一縷の望みをかけて勝負をしてもいいけど、基本的にこの議論は決着しているのだと思う。
ただ、今回言いたいのはその事ではなくて、何故、翻訳AIやChatGPTなどではそこまで見かけないような過激なAI排斥論議が、イラスト界隈では1年以上たった今でも燃え続けているのか。その点であったりする。
TLをある日追いかけて、自分なりに2、3晩うんうん唸って考えてみたけれども、
これは、結局は「絵を書く事はとても楽しい」という事に尽きるのだという結論に至った。
例えば他の分野だと、「翻訳」を仕事にしていた人等というのは、翻訳という行為が一番好きなのではなくて、実は「違う国の言葉で違う国の人とコミニュケーションだ取りたい」のが一番したいのだと思う。
そして、その中で自分が覚えたスキルを仕事に生かしたいと思って翻訳を仕事にする人が多いのだと思う。
そして文章や音楽と違って、出てきたものが良いか悪いかの判断が一瞬で出来てしまう。
そういう中で、長年憧れてきて、仕事にしたいと夢見た業界の席が、今急速に萎んでいく様に見えるのが耐えられない。
そういう人達が、AIのクォリティに絶望して、ついに誰かや何かを悪者に仕立て上げないと精神の均衡を保てないで、
あらゆる画像生成AIを撲滅する活動をSNSで行って悪目立ちする状態になってしまっていたりする。
※ 単に絵描きに社会性の低い人の割合が高い部分もあるだろうけど、先述の理由は越えないと思うので触れないでおく。
大変のイラストレーターは将来に戦々恐々としながらも、正当な技術の発展であれば受け入れていくべきだと考えているのだろうけど、
直面した危機感の前に、理屈も何もなく暴れる人が出るのを攻めきれない感情もある。
自分も少しは絵を書いてみた経験はあるので、仕事としてやっていけそうな所まで磨いた腕への矜持も想像は出来る
けど、だからこそ、反転して魔女化してしまっているのは、なんというか、見かけるに、辛い。
※ 余談だけど、個人的に触った感想としては、結局イラストAIは一流の人の技能に追いつく目途は経っていないので、ゲームであればキャラデザをやる様な人達の仕事がなくなるような事は無くて、その人の下の方で色んな変化があるんだろ思う。
ただ、AIでポーズ違いが量産できるようになれば「このウェイトレスのヒロイン。街で合った時も文章で走っているってあるときも、右手にお盆とパフェ持ってるよな」とか「本当は遊園地デートのシーン入れたかったろうけど背景用意できないから時間がワープしたんだろうな」とかが無くなって、ディレクターやシナリオライターがよりやりたかった形でゲームが作れる様になって、それでゲームが面白と感じるようになるなら、それが世の中が良くなるって事なんだと思う。
活投してみて、有効な局面は活用されて、やっぱり人の手で書いた方がいい部分は奇麗に残る様になっていくと思う。
あと生成AIは誰でも覚えられるとは言わないけど、現状の難易度は、HTMLを手書きで書いてホームページを作れるようになるくらいの難易度で、ControlNetなども含めて使えるようになっているし、イラストは技術的成長に関して割と天井が見え始めている。
生成AIでも、一番鍛えるのが難しいのが何がおかしいかを見抜く「目」なので、手書きで修正可能なスキルも含めて考えて、グラフィック担当の人の大部分の雇用は守られていく様に見えている。
ただ、一枚絵をSNSにあげていた人は、これまでのやり方では厳しいので、連作でストーリーを出したり、動かして見せたり、AIも活用しつつ次の価値を見せないと難しくなるので、そういう人達がAI撲滅に熱心な層の柱になっているのだろうと思う。
※余談2
ちなみに、特定の悪例というのが
等の事だ。
ただ、私も問題と思うようなこのような目に余る例は、現行の法律で裁判をしたら勝てるものであったりする、なので現状の国の方針で概ね正しいのだろう。
・著作権法は第一条でこういっとるやんけ「思想や感情を表現したものが著作物」 AI創作がそれをクリアしているかがまず一つ目
・著作権法はこうもいっとる「思想感情が含まれてる著作物をつくるにあたってだれかの著作物を丸ッとパクるのはあかん」 (複製権、二次的著作物の許可強制)
入念なプロンプト選定によって「思想感情表現性」を得るにいたった創作物が、結果的に、有名なだれかの著作とまったくおなじことをしてたら?
そらAIつかって選定したものを「これ俺がつくった」つって出したやつに責任が生じるのはあたりまえなんよ
ピカソの絵っぽいもの、ならピカソ死後70年たってるからええよ
アンパンマンっぽい、あるいはコナン・鬼滅・呪術・ポケモンっぽいもの、これは創作者生きてるし大山鳴動するやろなあ
・実在人物のアイコラ これは著作権ちゃうけど実在アイコラとおなじ肖像権侵害あるいは名誉棄損やろなあ
・ドエロマンコ絵暴力絵のだしっぱなし これはピクシブにしろXにしろ規約違反で即垢BAN 繰り返せば単なる中華表現やくざ、まあ自分だけでもってる分には素材集めご苦労さん
これらは判例によりほぼ確なんよ
それが結果を見る目がない・予測できない中学生が初めてPC買ってもらって浮かれて「AI通せばなにを公表しようが無罪」とおもいこむのをとめてやるのが大人の役目
===
追記:「っぽい」に引っかかるやつが増加してるようなので追記するけど、
「弱小絵師Aっぽい」なら公式などないので「弱小絵師A本人の作っぽい」とよみかえることになる。
https://twitter.com/gamerokuda/status/1670940661481357313
ここでいわれている「本質的特徴」ってやつだ
まあこないだの階段の絵みてわかるように、AI絵師wは目の数と指の数だけはようやく気を付けられるようになったレベルだからどんなに上手っぽくても違和感は残るけど
8月30日に発売するっていうんで、カクヨムに載ってる作品を(話題になってたけど読んでなかったので)読んだんだけど。
まさにこの話の話題になってる「近畿地方」住まいの人間からいうと、この題名と「名前の伏せられた忌むべき地域」とか、寂れた団地・マンションとかの要素から、近畿地方の根深い地域差別を連想するのはさほど難しくないというか、それ意識してないわけないでしょ、って思っちゃう。
さすがに関東の方中心のTwitterでは https://twitter.com/atkyoudan/status/1640702253698011137 くらいしか指摘もなかったのだが。
いやでもこれ本当に「部落差別」っていうものの存在をまったく知らずに、意識せずに書かれたとは思えないんだよね。
どう考えても意識して「近畿地方」を取り上げて、揶揄してるでしょコレ。
ていうか、それだけじゃなくて、もっと「えええ・・・・・・・」って思っちゃったのが、WEB版のノート?にあるこの写真
https://kakuyomu.jp/users/sesuji/news/16817330654329836615
いやいやいやいや、これはさすがに言い逃れ不可でしょ。
あきらかに斜視とか口蓋裂とかの症状のある子供の写真を「気持ち悪いもの」「不気味なもの」「呪い」といったイメージに短絡させて描いてるよね。
もしかすると今はやりのAIとか使って描いてもらったものだから肖像権は問題ない、とかいうのかもしれないけど、ここまで直球で特定の病気や生得的な障害で生じた、身体的な特徴を揶揄する表現って、アリなの?
なんか告知を見たので読み始めたらすげえ地雷ふんじゃったよって感じなんだけど、これ出版するってときに、誰もこういうことを指摘しなかったのか?それか俺の考えすぎ?