はてなキーワード: 賃金とは
NHKニュースで介護職とホテルの従業員の話が流れた後、すぐに最低賃金の話を始めたので、NHKは心底それらの職業を舐めてるし、最低賃金の仕事だと思っているんだな…と
とにかく賃金を上げたくない勢力の為に外国人労働者の受け入れの話と、不法入国でも外国人を親切に受け入れろ!という話ばっかりやっているNHK。
経営者が無能なんだろっていうかもしれんが、例えばイーロン・マスクみてると、SpaceXとか経営者以外のところが凄いのではって思う。
こんな長い期間の賃金の実質化に、消費者物価指数なんて使っては駄目なんだよ。ラスパイレス・バイアスがあって、それが塵が積もって馬鹿にできない規模になっているから。パーシェ指数である消費支出デフレーターと幾何平均取ったりしないとならない。それをすると、この1997年から2021年にかけて物価は2%ちょっと下がっている。20年以上隔ててこれだから、誤差の範囲でほとんど物価は同じと言ってもいい。
嘘とまでは言えないんじゃね
最低賃金でぎりまわしてる会社はつぶれるからそこの従業員は無職になる
その後できる賃金が高い会社は求められるスキルも上がるので、会社潰れた無職は今まで以上頑張らないといけない
まず単純に間違っている点の指摘。元増田の以後の話を全部壊しかねないことだが、1997年の平均給与は664万円もない。2021年の443万円はおそらく国税庁のデータだろうが、それだと97年は467万円である。統計によって多少の違いはあっても、網羅性が高く、また年間に数カ月だけ働いて年収が低くなっているような人をきちんと除外するなどしている国税庁のものから約200万円も乖離しているような調査が仮にあるとすれば、それはただのバイアスの塊だろう。
次に、1990年代後半は賃金においてかなり特異な時期だったことの指摘がない。90年代初頭にバブルが崩壊し、その後の景気の停滞から97年には都銀である拓銀が破綻するまでにいたるような経済状況であったのに、この時期の賃金の伸びは高かった。その結果、労働分配率は異常なくらいまで高まっている。つまり持続可能性の無い高賃金の天井とも言えるのが97年あるいは98年であり、そこを基準に他の年を比べるというのは基本的に不適切である。
そして、給与の平均を出すために使った給与所得者が、平均的にどのような者に当たるかが97年と今とでは全く異なっていることへの指摘が弱い。97年当時と今で最低賃金で働く人のプロフィールが変わったことには触れているものの、主婦パートの増加などによって平均の人物像が全然別物になっていることはもっと強調しておく必要がある。最低賃金近辺の労働だけでの主たる生活支持者が増加したことは事実だが、主たる生活支持者でない最低賃金近辺の労働者自体はもっと増えているのだ。
それが顕著に表れているのが年間労働時間の減少であり、給与の平均あるいは中央値が下がった最大の理由は働く時間が減ったから貰う給与も減ったというものである。というかそれを調整するだけで、同じ時間働いたことに対する給与、たとえば月に150時間、年に1800時間働いた場合の給与はこの期間に増えている。また、最低賃金とは時給の話であるので、その点からも並べるのであれば平均給与も時給になおして揃えるか、少なくとも労働時間の注意書きが必要だろう。
エリートではないですね
性別 | 年齢階級 | 高校:賃金(千円) | 専門学校:賃金(千円) | 高専・短大:賃金(千円) | 大学:賃金(千円) | 大学院:賃金(千円) |
---|---|---|---|---|---|---|
男 | ~19歳 | 188.2 | - | - | - | - |
女 | ~19歳 | 178.7 | - | - | - | - |
男 | 20~24歳 | 211.4 | 214.6 | 220.4 | 235.1 | 260.5 |
女 | 20~24歳 | 193.5 | 224.1 | 213.9 | 232.1 | 248.5 |
男 | 25~29歳 | 239.2 | 244.9 | 256.6 | 272.8 | 289.9 |
女 | 25~29歳 | 205.3 | 244.4 | 237.3 | 255.9 | 278.8 |
男 | 30~34歳 | 263.8 | 275 | 290 | 319.3 | 357.3 |
女 | 30~34歳 | 214.4 | 248.4 | 244.6 | 279.2 | 343.3 |
男 | 35~39歳 | 287.2 | 300 | 335.6 | 375.5 | 435.5 |
女 | 35~39歳 | 220.2 | 267.2 | 255.6 | 307.2 | 393.2 |
男 | 40~44歳 | 311.2 | 324.6 | 366.5 | 414.8 | 516.5 |
女 | 40~44歳 | 229.2 | 275.2 | 277.3 | 327.6 | 408.6 |
男 | 45~49歳 | 335.4 | 352.4 | 398.4 | 455.4 | 558.8 |
女 | 45~49歳 | 234.7 | 291.5 | 283.5 | 343.4 | 454.4 |
男 | 50~54歳 | 346.4 | 377.9 | 418 | 500 | 632.4 |
女 | 50~54歳 | 240.2 | 294.4 | 297.8 | 364.2 | 528.9 |
男 | 55~59歳 | 350.3 | 387.2 | 434.8 | 513.8 | 645 |
女 | 55~59歳 | 242.1 | 306.2 | 300.9 | 375.7 | 585 |
男 | 60~64歳 | 279.2 | 302.7 | 318.2 | 377.3 | 558.8 |
女 | 60~64歳 | 211.4 | 271.6 | 251 | 312.4 | 564.6 |
男 | 65~69歳 | 241.2 | 269.3 | 288.8 | 332.2 | 610.2 |
女 | 65~69歳 | 197.2 | 250.7 | 251.1 | 318.2 | 533.8 |
男 | 70歳以上 | 220.7 | 221.3 | 310.3 | 339.3 | 498.2 |
女 | 70歳以上 | 204.7 | 254.1 | 271.8 | 319.6 | 500 |
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/dl/03.pdf
簡単に言えば、最低賃金で働く労働者(≒底辺労働者)は一家を支える必要は無かった。そして人々の暮らしは、今よりも給与も高く物価は安く負担率は低かったので、今より良かったと思われる。
最低賃金が、その金額で働く人が生活を支えるということを想定していなかったし、それでも良かったんだよ。
最低賃金水準の金額で主婦層などが働いても、それは家計を支えると言うより自分の自由に使えるお金を稼ぐため、みたいな時代。
そういった人を想定していたから、最低賃金は低く抑えられていたし、抑えていても大黒柱の給与は十分に高かったから今ほどは社会問題にならなかったんだよ。
年 | 最低賃金 | 給与平均 | 給与中央値 |
---|---|---|---|
1997 | 603円 | 664万円 | 545万円 |
2022 | 961円 | 443万円 | 366万円 |
2022(物価調整) | 769円 | 354万円 | 293万円 |
(出典はいずれも政府統計や白書から。民間の調査だと微妙に数字がズレますが似たようなもん)
そして、日本の物価は全然上がってないデフレだデフレだと言われますが、それでもわずかには上昇していて、95年から考えると、それでもおおよそ1割から2割上がっている。購買力という事で考えると、ここから更に2割引、0.8掛けで考える必要があるわけですよ。それが三行目の物価調整後の値になる。
さらに、国民負担率は、97年は約35%だったのに、現在は48%になっているとかも本当なら考える必要があります。まぁこれは法人税なども入るから直接その値で給与を割ればいいと言う話でもないけど、97年当時、1人の大黒柱が働いて得た給与の暮らしを、今、家族2名で働いてようやく同等になるかどうか、ぐらいになってるんだよね。
ご存じの通り平均はこれだけど、実際には男女で格差があるため、女性側は最低賃金水準で働いているケースが多い。また先ほどの表の値は正社員における値なので、パート従業員など非正規を入れるともっとガクンと下がる。
そして、最低賃金の仕事の意味は様変わりし、趣味のお金を稼ぐため、とかではなくて、働いている人の賃金を合算してようやく暮らしを成り立たせる状況になっている。
結果、当時よりも最低賃金の設定が、経済や世の中や日々の暮らしぶりに与える影響が大きくなっていると言える。給与が十分に高ければ、最低賃金なんか上げたところで高校生バイトがもらえるお小遣いが増える程度の話で注目を集めることはなかったはずだ。
さらに、貧富の格差を表すジニ係数というものがある。これは当初所得ジニ係数と再配分後ジニ係数というのがあって、再配分後ジニ係数というのは、税金や給付などによって補正された後の値になるから、給与の格差は表さない。
なので所得格差をストレートに表しているのが当初所得ジニ係数なんだけど、これが97年は0.35だったのに対して、現在は0.56にまで広がっている。もちろん最終的には税やらの調整で緩和されているから問題ないと言う議論はあるけど、この再配分というのはマイナスをゼロに戻すようなもの。
単純に目に見えて豊かさを感じるのは直接給与の金額なわけで、昔よりもみんな最低賃金に注目せざるを得なくなっていると言うわけだ。
ちょっと世界観が素朴すぎる。それが成立するには、地理的条件などが揃わないと駄目じゃん。
いくら大企業が3割増しの賃金で雇おうとしても、色々な事情で転居などができないとか、色々な事が重なるわけ。
転職は賃金だけで決まらないし、賃金は能力だけでは決まらないの。
完全な自由競争の市場を仮定すれば世界は最適化されるけど、完全な自由競争の市場は存在しないので実現出来ない、みたいな話よ。
ただ中小企業が張り合えないぐらいの劇的な賃上げを大企業がやれば良いんだよ。
いくら最低賃金上げたって潰れた企業の労働者は他の職なんか見つからないよ。
ただ無職が溢れるだけだよ。
だから、中小じゃない真っ当な企業が真っ当に賃上げして真っ当に人員を引き抜けば良いんだよ。
最低賃金で働いてる人達により好待遇な仕事を得られるスキルなんて基本無いのに、なんでいきなり無職に追い込もうとするんだろう?
そうやって見下す相手を作ることで政府や政党への批判を逸らす目的でもあるのかな?
コストプッシュのインフレで賃金増なんか起こらないのはバカでも分かる話なのに「それしか道はない!」って感じの馬鹿げた強迫観念が蔓延してて意味が分からない。
賃上げ出来てんのは余力がある大企業だけだが、そんなのは円安がなくたって労働力不足でどうせ上げざるを得なかったのが円安に偶々重なっただけだろ。
こういう状況を見てると「国が落ちぶれる時ってこういう感じなんだなぁ」としみじみ思う。
これは確率や統計がわかってない人を騙すためによく使われるテクニックだね。
条件を満たす特異点を持ってきたらどんなに無理な議論でもYesとしか言えなくなるけれど、所詮特異点だから全体には大して影響しない。
そして、それを見ると学歴が上がれば上がるほど中央値が上がってくることは目に見えてわかる。
もちろん、分散もすごいので大学院卒で年収50万円以下の人も普通にいるし、高卒で1500万円以上稼ぐ人がいるのもわかる。
例えば、https://statresearch.jp/nenshu/articles/education_01.html の「学歴別有業者の年収分布」
平均値で言えば、令和2年賃金構造基本統計調査で高校卒の平均年収425万6000円、大学卒は585万7000円、大学院卒は766万円と出てる。
要は学歴が上がると高い給料をもらいやすくなるけど、もちろん、絶対じゃない。
別に何の統計にもよらない個人的な感覚だが、学歴が上がると給与アップのチャンスは増えるけれど、それをつかめるかどうかは人と運次第だなとは思う。
結局は人件費を下げる・抑えるためのいあたわけでしかないんだけど
不景気や高齢化が深刻で昇給なんてムリ、って中小零細では導入が進んでんだよね
そのシステムを売り付けたり、社員に説明したりするのがコンサル会社で
憎まれ役としての面もあり、会社から金貰って会社のために社員を懐柔するわけね
したら、成果出し続けて、会社に服従しないとまともに賃金貰えないってなるの
利益出ないから給与額維持できないって本来は経営陣の責任なんだけど、逆に会社がお前ら社員の生産性が低いからだー!って詰めながら賃金カットできんだよね
使えない社員は低賃金で働くならヨシ、自発的に辞めるならそれでヨシ、って感じ
穴埋めはパートとかやとったりすんだけど、優秀な社員は自発的にサビ残とかしてくれるから結構なんとかなったりする
でもさ、利益のため、会社のため、自分のため、って不正もやっちゃうんだよね。大義名分もあるし、ノルマや評価のためならやらざるを得ない。で、嵐の中出港したり、車にワザと傷付けたりして、バレて大事故になるワケ。
低コスト故の低価格で同業他社駆逐したりするけど、客の安全や社員の健康保護のコストを違法に抜いてる訳で、そんで事故や病気が発生したら社会全体のリスクになんのな。
でもコンサルはそーゆーとこ無視して、滅私奉公で会社のために働くのが社会のためになるっつーのよ。で、大真面目にそれを実行する社員のおかげで会社とコンサルは儲かる。そんなん続けてたら社会は悪くなってくよねぇ
1000万円貰ってる人は自由に仕事辞めて、年収落としていくらでも仕事探せばいいだけ
月10万円貰ってるからよっぽど給料と労働環境良くないと働かないよと経営者に突き付けられることを、自分で納得しながらそれを支持出来ないってどういうこと?
それで、いいじゃん?
負の所得税ってのは、一定の収入のない人々は政府に税金を納めず、逆に政府から給付金を受け取るというもののことな
ブラック企業は、人件費の増加を人員削減やシフトを減らすことで乗り越えようとするに決まってるだろ
だから重要なのは、労働者が簡単に失業出来るようにすることなんだよ
酷しい労働環境や満足出来るような賃金ではない場合、労働者が簡単にその企業を辞められる
そういう状況にならないと、ブラック企業はいつまでも仕事を離れることが不安な労働者を飼い慣らしつづけることになる
しかし、負の所得税を導入することで、企業は良い待遇を用意しないと人材を確保出来なくなる
賃金上げる前にやるべきことはこれなんだよ?
言ってる意味分かる?
ただ、60・70代の高卒の賃金平均が20万超えてるのはビビるな
高卒枠で家族のために独身で黙々と大企業で働いた人たちなのかなぁ
(この世代の大企業勤めは結婚したら寿退社しないといけないみたいな風潮もあった)
性別 | 年齢階級 | 高校:賃金(千円) | 専門学校:賃金(千円) | 高専・短大:賃金(千円) | 大学:賃金(千円) | 大学院:賃金(千円) |
---|---|---|---|---|---|---|
男 | ~19歳 | 188.2 | - | - | - | - |
女 | ~19歳 | 178.7 | - | - | - | - |
男 | 20~24歳 | 211.4 | 214.6 | 220.4 | 235.1 | 260.5 |
女 | 20~24歳 | 193.5 | 224.1 | 213.9 | 232.1 | 248.5 |
男 | 25~29歳 | 239.2 | 244.9 | 256.6 | 272.8 | 289.9 |
女 | 25~29歳 | 205.3 | 244.4 | 237.3 | 255.9 | 278.8 |
男 | 30~34歳 | 263.8 | 275 | 290 | 319.3 | 357.3 |
女 | 30~34歳 | 214.4 | 248.4 | 244.6 | 279.2 | 343.3 |
男 | 35~39歳 | 287.2 | 300 | 335.6 | 375.5 | 435.5 |
女 | 35~39歳 | 220.2 | 267.2 | 255.6 | 307.2 | 393.2 |
男 | 40~44歳 | 311.2 | 324.6 | 366.5 | 414.8 | 516.5 |
女 | 40~44歳 | 229.2 | 275.2 | 277.3 | 327.6 | 408.6 |
男 | 45~49歳 | 335.4 | 352.4 | 398.4 | 455.4 | 558.8 |
女 | 45~49歳 | 234.7 | 291.5 | 283.5 | 343.4 | 454.4 |
男 | 50~54歳 | 346.4 | 377.9 | 418 | 500 | 632.4 |
女 | 50~54歳 | 240.2 | 294.4 | 297.8 | 364.2 | 528.9 |
男 | 55~59歳 | 350.3 | 387.2 | 434.8 | 513.8 | 645 |
女 | 55~59歳 | 242.1 | 306.2 | 300.9 | 375.7 | 585 |
男 | 60~64歳 | 279.2 | 302.7 | 318.2 | 377.3 | 558.8 |
女 | 60~64歳 | 211.4 | 271.6 | 251 | 312.4 | 564.6 |
男 | 65~69歳 | 241.2 | 269.3 | 288.8 | 332.2 | 610.2 |
女 | 65~69歳 | 197.2 | 250.7 | 251.1 | 318.2 | 533.8 |
男 | 70歳以上 | 220.7 | 221.3 | 310.3 | 339.3 | 498.2 |
女 | 70歳以上 | 204.7 | 254.1 | 271.8 | 319.6 | 500 |
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/dl/03.pdf