これは確率や統計がわかってない人を騙すためによく使われるテクニックだね。
条件を満たす特異点を持ってきたらどんなに無理な議論でもYesとしか言えなくなるけれど、所詮特異点だから全体には大して影響しない。
そして、それを見ると学歴が上がれば上がるほど中央値が上がってくることは目に見えてわかる。
もちろん、分散もすごいので大学院卒で年収50万円以下の人も普通にいるし、高卒で1500万円以上稼ぐ人がいるのもわかる。
例えば、https://statresearch.jp/nenshu/articles/education_01.html の「学歴別有業者の年収分布」
平均値で言えば、令和2年賃金構造基本統計調査で高校卒の平均年収425万6000円、大学卒は585万7000円、大学院卒は766万円と出てる。
要は学歴が上がると高い給料をもらいやすくなるけど、もちろん、絶対じゃない。
別に何の統計にもよらない個人的な感覚だが、学歴が上がると給与アップのチャンスは増えるけれど、それをつかめるかどうかは人と運次第だなとは思う。