はてなキーワード: 大二病とは
ネット上のコミュニティに居ると、他の信者が一瞬でキモくなる事がある
ではどういう時に気持ち悪くなってしまうのか、改めて考えてみる
1.過度な帰属意識を持ち始める
まるでそれの製作者や当事者であるかのように振る舞う瞬間、傍から見るとキモい
何勘違いしちゃってるんだ、お前は別に制作者の家族でも関係者でもなく、いち消費者だよ
と教えてあげたいが、大抵思考がそっちに逝っちゃってるので話が通じない
ちなみにこれは昔からある
スポーツチームの監督か、それより上位の目線で物を語るおっさんがそれだ
2.○○→すごい 俺→すごい
どっかで見たことある構図だが
1の帰属意識のあとにこれが来る
例えば、対象が売上で1位になったとか、権威ある人に評価されたとかになった際に
帰属対象を褒めることで自分自身が気持ちよくなるようなケースだ
傍から見ると、結果的にナルシストに見えるのだからそもそもキモいのだが
自分の成果ではなく、他人の成果を用いてナルシストをやっているように見えるので輪をかけてキモくなる
3.他と比較する
1,2の後にこれが来る
それを協調し始めると周りから煙たがられる(これについてはキモいというより、ウザがられると言ったほうが正しいよね)
全部ひっくるめた上で評論家のような振る舞いを見せた瞬間に、キモさが爆発し
凄まじい臭気を帯び始める
ちなみに、ここまではまだキモさの序章だと思う
よりキモいのは、1→2→3→4を、間違った情報や浅い考察でやり始めるときだ
自分のほうが情報について詳しい場合、得も言えぬ気持ち悪さを体験することになる
その際は、片方が片方をアンチ呼ばわりするが、アンチ認定してる人が大抵浅い方だ。
なぜかと言えば認定というのは結局、情報の判別がつかなくなった時にする最後の手段だからだ)
不思議なことに、これをやらかすのは若い層に多い(高校生〜大学生くらいの時期)
歴史上の偉人を見ても、何かの派閥に肩入れしたりするのがこの年頃なので、そういう時期なのかもしれない(高二病や大二病?)
蛇足だが、これらの心理をうまーく言葉に落とし込んだのが「サポーター」だと思う
「あなた方は関係者ですよ」と言ってあげることで、「あなたは臭い信者でいていいんですよ」という免罪符を与え、強力な宗教組織っぽい何かを作ってしまう
とはいえビジネス的にはうまくいくので、スポーツでは上手く活用できていると思う。
最近この強烈な信者臭を感じるのはやはりコンテンツ業界なのだが
コンテンツ業界が「サポーター」という単語を使わないことを祈る
鼻が曲がってしまう
大学は文学部だった。女子のうちのオタク・サブカルっぽい連中の一定数が、とってつけたように社会学的なものに目覚めてファッションのようにそれを用いていたのが、とにかく違和感があった。はっきり言うと嫌いだった。
女子のある層が中高生の時に椎名林檎的なものに目覚めるのと同じ様に、なぜか社会学に目覚めた。性的マイノリティの話題やジェンダーの話。
これらは大切な要素なんだが、ファッションでやっていた。血肉としてやっていなかった。だって卒業~就職ころまでにはそんな話誰もしなくなってエントリーシートや面接や内定者交流会の話。就職してからは会社やカフェやビジネス本の話。
当たり前といえば当たり前なんだが、誰ももう社会学を顧みなくなってしまった。大二病?
私はこの態度が個人的に違和感があって大学院にまで行ってしまった。今は学校で地歴公民の先生をしている。
学問をファッションにすることは、学問的態度からはもっとも遠い。
アホ臭。東大の奴らってこういう奴ら多いよなーって印象。
私立医学部出身だけど、東大で威張ってた意識高い系がまったくレベル低いパターンのほうが多い。
つか、東大医学部出身で尊敬できる人とか、一人もいない。俺が言うだけでなくエリートの共通見解だと思うよこれ。東大の教育レベルは低い。
そんなところで指導がダルイとかもう権力にアグラかいてるだけとしか言えない。
普通海外の大学では、教授なんてのは先進的な研究をこれからやろうって人に与えるんだけど、日本の教授制度は頑張ったで賞だから、元増田みたいな奴が偉そうにするんだろうね。
人の才能の鉱脈なんて誰にも分からないよ。分かるわかると賢しらに言うのはたいてい勘違いの意識高い系大二病。
それこそ、「学生時代クズだった奴が、いろんな経験して目覚めて今世界トップクラスの研究者」とかいくらでもいるでしょ。
あるいは空手の経験、あるいは超絶金持ち生まれでパーティー経験、そういう業界で他の誰ももってなかった思想や経験がたまたま研究とマッチして結果出せる。みたいなのいくらでもあるんだから、人格で才能をどうこう判断するなんて不可能。
あと、やる気なかろうが、あろうが、関係無い。結果を出す出さないなんて関係無い。
よく言われるんだけど、賢しらに流行ってる研究だけ追ってテクニックだけで研究結果出す奴多いけどさ。
道の構想作る能力なんて、人間には分からない。ドカタする能力はそりゃ分かるけどな。そういう意味での『エセ研究者』が元増田の言う研究に向いてる人ってことだろ。
実際は統合失調症でマジでそこら徘徊してる廃人みたいなのが10年単位でレベルの違う研究とかよくある。
こういうのを切ってるから、論文製作マシーンの東大脳はクズなんだよ。そんなドカタみたいな研究やって恥ずかしいわ。だったら、研究者じゃなくて、ドカタやってろよ。
山中さんの研究室、最初は数人しかつかなくて、その数人すらスグ消えたんだろ?そういうの、恥ずかしいんだよ。なーにが本質を見てるだよ。世の表面的な流行に乗ってるだけだろ。馬鹿らしい。
多分、人間って成熟するに従って、自分の中の引き出しが増えていって、様々な社会を様々な角度から楽しめるようになるんだと思っている。(信じている)
そのポリシーに従う…、というと言い方は違うのかもしれないけども、それこそスポーツ、映画、アニメ、ゲーム、仕事など、他にも無数にあるコンテンツや社会活動をそれなりにハマって楽しんできたつもりなのだけど。
若い頃は「自分だけがこの魅力を分かっている」=それは多分、ここの増田やブコメのように消費活動経験が長い人達は多く感じたであろうある意味一般的な大二病的な事を自分も思っていたんだけど、最近的に見て、自分が多くの分野でレイトマジョリティであると気づいてしまった。
だいたいそのものが4,5年流行ってから、飛びついておもしろいー、すげぇとか言っている感じ。自分にとってはアニメがまさにその分野で、だいたい今見ていてオモシロイと思ってるのは5年ぐらい前の流行。
でもこの理由を昔は年齢を理由にしていたんだけど、多分違うんじゃないかと最近思っている。
単に自分自身の消費志向、価値観がすべての分野で新しいものにそれほど飛びつくタイプではないのではないかなと。(自分の仕事や専門分野は職業上、逆にゴリゴリのアーリーアダプターだと思うが)
全ての消費に共感を求めてるわけではないので、別にこの考え方でもいいのだけど、人前で話すと、大抵皆「それ今話す?」みたいになるのだけがちょっと欠点といえば欠点。だって、お笑いの一発ギャグを数年立ってハマって、クラスの前でやるみたいな感じだからね。
了
こういったことを書いたのが2年前。
で、yahooなんかだと最近一部ニュース記事に対するオーサーズコメントなんて物が見られるようになった。
その中にはやはり最近yahooの個人ニュースに進出した昔よく見ていたサイトの管理人さんの名前があったりする。
昔はマイナーネタを興味深い視点で面白おかしく伝えてくれた人のコメントが、どうにもある種の「大衆」に媚びたようなやたらと厭世的かつシニカルで、しかしごくありふれた陳腐な物に見えてしまうのだ。
しかも時事的に衆目を集めそうな記事ばかりにそれがあるのだからたまらない。
もちろん個人ニュースに出て来たってことはより知名度を上げたいのだろうし、
となれば、やはりみなが期待するようなあるいは強烈に肯定されそうな、そういったコメントになるのも仕方ないだろうとも思う。
ちなみにこれはyahooだけでなくtwitterやfacebookコメントを受け付けているニュースサイトではよくある「事件」だ。もちろん以前書いたようにはてブも。
そもそもこれは私自身に起因する問題で彼らは全く変わってなく、私自身の変質、一種の中二病とか高二・大二病みたいなものなのかもしれない。
それでも彼らのコメントの中にある、なんというか何かに対する漠然とした攻撃的なニュアンスに、私はなんとも言えないいやな気分になってしまうのだ。
あるいはただの自己憐憫なのかも知れないけど。