大学は文学部だった。女子のうちのオタク・サブカルっぽい連中の一定数が、とってつけたように社会学的なものに目覚めてファッションのようにそれを用いていたのが、とにかく違和感があった。はっきり言うと嫌いだった。
女子のある層が中高生の時に椎名林檎的なものに目覚めるのと同じ様に、なぜか社会学に目覚めた。性的マイノリティの話題やジェンダーの話。
これらは大切な要素なんだが、ファッションでやっていた。血肉としてやっていなかった。だって卒業~就職ころまでにはそんな話誰もしなくなってエントリーシートや面接や内定者交流会の話。就職してからは会社やカフェやビジネス本の話。
当たり前といえば当たり前なんだが、誰ももう社会学を顧みなくなってしまった。大二病?
私はこの態度が個人的に違和感があって大学院にまで行ってしまった。今は学校で地歴公民の先生をしている。
学問をファッションにすることは、学問的態度からはもっとも遠い。
同じく文学部だったが、椎名林檎聞いてる層ってメインストリームで、サブカルはそれぞれのジャンルでもっとコアな子たちばっかりだったぞ。どこの田舎の話なんだ。 ちなみに彼女...