はてなキーワード: 出生率とは
女性が自分よりも稼得能力に優れている男性を、将来性まで含めたうえで配偶者に選ぶ傾向性
③社会の存続
社会的な分業を可能にするような低水準の世帯間所得格差が実現している状態
上記の3つは同時に成立しえず、トリレンマ状態に陥る。
男女の社会的平等が生じると、女性の上昇婚志向をかなえてくれる男性数が必然的に減少するため、
また、上昇婚志向により女性高所得者は自分より低所得の男性と結婚しないので、
パワーカップルとウィークカップルに二極化して世帯間所得格差が拡大する。
男女の社会的平等が成立している状態で、出生率を維持と世帯間所得格差の抑制を実現しようとすれば、
女性が上昇婚志向を諦めて、女性高所得者は自分よりも低所得の男性と婚姻しなければならない。
フェミと弱者男性を対立させる人って富をゼロサムで考えているのだと思う。
男性間の格差が平等に近づいていく近代の過程で、弱者に仕事を奪われる、と思っていた人もいたのだろうね。
でも実際に起ったのは、それがさらに豊かさを産み、すべての人の生活の底上げが行われたということだった。
Japan as No.1の頃に先進国病と言われてこの30年間の日本と同じ状況だった国の多くは早々と回復した。
http://philnews.seesaa.net/upload/detail/image/GDP20G7-thumbnail2.jpg.html
http://www.jpc-net.jp/intl_comparison/intl_comparison_2013_press.pdf
あたりまえだ。一部の人の能力を押さえつけ、社会が活用しないようにわざわざしている日本は本当にはどうかしている。
それを端的に示すのが、出生率だ。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2013/25pdfhonpen/pdf/s1-3.pdf
最近やっと上昇し始めた日本の数値が、欧米のかつての最低ラインをいまだ下回っていることに気づくだろう。
★「自分は美しい」と回答する女性の比率は、世界平均は68%だが、日本だとわずか18%しかいないらしい。
日本女性の「自己評価の低さ」が、そのまま日本女性の極端な痩せ願望に繋がり、妊娠力を毀損する。
★20代の若者に対して「『子の親になれる』という自信は、あなたにはありますか?」な質問を投げかけると、多分世界と日本とで極端に違ってくるのでは?
日本では「自分は親になる自信がない」な若者が過半数で、それが少子化の一因じゃないかと推測する。
★「出生数と年収」は、低年収層では正相関かもしれないが、高年収層では正相関じゃない気がする。
むしろ、「あなたは幸福ですか?」という自己満足度と、出生率が正相関なんじゃないか、と思う。
★多分、「あなたは幸福ですか?」な幸福度アンケートだと、「都内の年収900万プレーヤー」より、「地方の年収400万マイルドヤンキー」の方が、幸福満足度は高いんじゃないかと思う。
そして、出生率もそれに比例している。
「同期は1,000万円の大台に達したのに、何故俺は900万円のママなんだ!!」と不幸をこじらせていたりする。
「大台に達するまで、子作りはお預け」とペンディングし、数年後に大台達成した時には奥さんの妊娠力が低下して子供できず、というオチ。
未来についてどうして絶望したり皮肉をいったりする必要があるのだろうか。何の心配もいらないのに。
私は日本が大好きですが、この国は少子高齢化が進み、非常に深刻なペースで衰退しています。人口が減り続けるまま世界から隔離されていてはいけません。出生率を上げる努力をしないで移民も受け入れず、借金を増やすことをやめない国に、明るい未来はない。
情報を集めて富を動かすことに長けている世界中の人たちの見解は、大同小異このようなものだろう。
この国にさまざまな問題があることは認めよう。そして、問題を根本的に解決する手段はなかなか見つからないことも認めよう。
だがそれがいったいどうしたというのだろうか。
人道や理性にもとる社会が持続しないのは当たり前の話だ。歴史を見ればだれも驚かない。
わたしたちが何の心配もしなくても、放っておけばこの国はちゃんと滅びる。すべては最善の方向に向かっているのだ。
★よく「年金はこのままだと破綻する!!」と恐怖感をあおる報道がなされる。
或いは、金融機関とか保険会社が、「だから養老保険に入りましょう」とセールストークする。
でも、年金が「見込より2~3割程度少なくなる」ことはあるかもしれないが、
「年金が見込みより半額以上減る」ことは現状考えづらい。
「半額以上減る、破綻する」と不安煽って商売する金融機関・雑誌テレビは猛省すべしだと思う。
彼らのせいで、日本人の経済行動が過剰貯蓄になり、さらに不安先行心理になって、出生率まで影響しちゃう。
★これは私見だが、日本の年金財政は、実は雑誌が煽るほどには悪くないんじゃないか、と思う。
出生率の予想は外し、利回りの予想も大外れなので年金財政が悪化方向であるのは事実だが、
一方で、「70歳近くまで、年金を受け取る側じゃなく、年金を払う側」に回る人も多い。
★実は、65歳以上高齢者の「就業率」国際比較データを見ると、日本は突出して高齢者就業率が高い。
社会学者は、その理由を「日本の年金水準が低いから(現役時代所得代替率が低い)」の一言で説明している。
実際「年金水準が低いから、仕方なく働かざるを得ない」の理由な人も多いだろうが、
それだけでこの高就労率を説明できるだろうか?
「経済的には働く必要もない」のに「リタイアするのが怖い、リタイアすると生きがいが無くなる、自分の居場所として職場が欲しい」
という「精神的理由でリタイアしない人」も、日本では結構多いんじゃないかと思う。
★成人になるのに、社会によっては「通過儀礼」を行うケースがある。
昔の日本の元服式、今の成人式、未開部落ではバンジージャンプ、韓国では徴兵制。
今の日本では成人式は通過儀礼になってない。だから「精神的に大人になれない、なりたくない20歳以上」が増えてる。
★60~70歳男性にとって、「退職」とは一種の「老人としての通過儀礼」。
しかし、「自分は老人だと認めたくない、精神的永久青年」が増えているため、
「老人としての通過儀礼であるリタイア」を極力後倒ししようとする日本人男性が多い、それが「60歳代後半の異常な就業率」の正体では?
★ちなみに、日本の平均リタイア年齢が69歳程度なのに対し、フランスは60歳を切っているらしい。
かの国では、「老人になることを受け入れる」精神風土があるのではないか?
22か国では「働く必要があると考える年齢」より、「リタイアしたいと思う年齢」を下回ったらしい。
世界的には、大多数の人は「もっと早くリタイアしたいのに、経済的にやむなく働かざるを得ない」
唯一日本のみが「働く必要があると考える年齢(60歳)より、もっと長くまで働きたい(62歳)」と回答したらしい。日本人のリタイア拒否症状は重症。
★また、『職位では特に管理職が、より長く働きたいと考える結果』だったらしい。
この調査結果は、すなわち、日本人のリタイア後倒し現象が、経済的理由に起因するものではないことを裏付けている。
管理職なら、経済的には『働く必要がない』のに、あえて働いている。
恐らく、管理職の『まだまだ若いモンには、ウチの会社は任しておけねぇ』という訳判らない『責任感』が、
★これ是非とも、「年収・資産」と「いつまで働きたいか?」のクロス統計を見てみたい。