はてなキーワード: ロールキャベツとは
はてなのメインユーザの年齢層だと親世代だろうか。花柄のホーロー鍋を使っていたような世代。
家電が発達し家事専業者が必須では無くなったが、働きに出るというのは貧しい家だと表明しているようなものだったそうだ。そのためレースを編んだり、凝った料理を作ったりした。
ロールキャベツはその代表で、手間がかかっている料理を食卓に並べるという目的のために、日本だけで流行ったそうな。
その子供、はてなのメインユーザの世代では、おばあちゃんちのごはんは茶色で嫌だったが、大人になってから無性に食べたくなるなんて話がある。だが親世代はあまりそうは思わなさそうだ。
豊かになっている実感があり古いものを厭う。しかし歴史的に見れば、最も貧しい食文化を好んだ世代だとも言える。化学調味料の世代だ。
それともその世代でも、年を取れば自然派になったりしたのだろうか。うちの親は年寄りになる前に亡くなってしまったので知りようがない。
彼女は見てくれはいいのだが30にもなってロクに料理の経験もない人なので、コロナ禍で家デートが増えて以降は
レストランに出かけるのも控えめにして、俺が何かしら作って食べるとかデリバリーで頼む事がおおくなっていた
今日もロールキャベツでも作ればいいだろうと、彼女が来る前に材料を買ってきて待っていたのだが・・・
すると何を思ったのか、袋一杯の材料を買ってきた彼女が、「今日は私が作る」という
妖気レーダーびんびんに反応する勢いで嫌な予感しかしないので丁重にお断りしたかったんだが、
やる気満々ではあるので、これを諦めさせるのは非常に難しいと思い、ひとまずやらせることに。
何を作るのかと聞けば、ボルシチとサリャンカだという(ともにロシア料理で、ちゃんと作れば非常に美味しい)
いきなり二品とか、そんなのは初心者には120%無理だと確信したので、どれか一品でいいだろ、と提案してボルシチに決まり
彼女のボルシチ作りを手伝おう(ほぼ全部俺がやろう)と思ったら、台所から追い出された・・・・
料理しない女が一人でサポートを断って、いきなりボルシチとか正気か・・・・これはまずい・・・・と震えた俺だったが、その必要もないのに予想は正しく報われる。
奇跡というのは正しく努力したものにしか訪れない・・・台所の神様にも救えない女はいるのだ。
出来上がったボルシチが、これが鬼の様にまずい。
まず凄くスープが赤い。明らかにビーツの使い過ぎなのだ。ビーツ臭い。そして、味がしない。奇跡かと思うほど味がしない。
で彼女が持ってきたレシピをみると、ビーツ100gとなってるのに、まるまる一個切って入れてる・・・・そりゃあねビーツ臭い訳だ・・・
他にも色々と使った調味料や入れた野菜の分量がおかしい。買ってきた材料は、いずれも立派なもので
牛バラブロックなんて400gで2000円近くする肉を持ってきてる。それが何故、こうなるのかと。
食べ始めた彼女も言葉を失ってしまったので、しょうがなく俺がリカバリーすることにした。
まず甘みが足らないので、玉ねぎを千切りにしてレンジで6分ほど過熱して、牛脂とフライパンで軽く炒めてスープの土台を用意した。
そこへビーツ過剰の肉の煮汁を若干入れて水で薄め、顆粒コンソメを足し、トマトケチャップで味付けして、にんにくとローリエを入れた後に
ボルシチの出来損ないを少しづつ、こしょうで味を調整しつつ入れていった。
なんとか食える状態になったはいいが、それを食べた彼女がボロボロと泣き始めてしまったので俺も困った。
「誰でも最初はこんなもんだ。次はレシピ通りに作れば、もっと美味しくなるよ。今日はひとつ学んだってことでいいじゃん。無駄にならなかったんだからオッケーですよ!」
「炭の塊にしたんじゃないし、リカバリが効く程度には出来てたんだから、そこまでの失敗でもないよ。」
「残ったボルシチ(の出来損ない)は同じ様にして明日も食べるし、もてなしたい気持ちは、ちゃんと貰ったよ。ありがとね」
と言っても、
って。
いやぁ、そもそも30にもなって料理もまともに出来ない女と結婚する気なんかないんで・・・それは余計な心配ってもんなんですがwww
って言えるはずもなく、
「(俺とは結婚することはないけど)これから、少しづつ上達していけばいいよ。(誰が食わされるのか知らんが)俺流で良ければ教えるしさ」
と宥めて帰っていただいた。今日は流石に、いたす気にはならんw
ケでも作ろうとしてるのか
それは諦めたほうがいい。自分のキッチンに最適化された料理を考えるしかない。
カレーでさえルーのパッケージに書いてある作り方では難しいだろう。例えば材料を切る毎に鍋に放り込み、ルーと水を鍋に入れて弱火でほっておく、みたいな作り方にアレンジした方がいいだろう。
あとは ありあわせの肉と野菜をオーブンレンジに放り込んでグリルを作るとか、野菜と魚をアルミホイルで包んだものをオーブントースターに突っ込んでホイル焼きを作るとか。
ご飯はもちろん冷凍しておき、食べる直前にレンジで温めるとか。備え付けの電熱器は汁物を作るぐらいにしておくとか。
とにかく手順や材料の多い料理はやめておいた方がいい。そういう意味では「自炊→カレー」みたいな思い込みさえ邪魔なだけだ。
唐揚げにキャベツの千切りとキュウリ・トマトを添えたものとか、お前らの不倶戴天の敵「ちゃんと自炊してます」民が得意げにSNSに写真をアップしているが、あんなものはやめておいたほうがいい。この手の料理は材料を揃えるのがまず大変だ。手間がかかる割には栄養的にはたかが知れてるし、美味しいキャベツの千切りを作るのは意外に技術と手順が大事であるし、いかにも素人くさいキャベツの千切りを頑張ってきれいに盛り付けましたみたいなものを見ると、涙を誘うものだ。
基本的に素人料理は 、手間を加わえれば加えるほど、調味量を入れれば入れるほど不味くなると考えるべきだ。先程述べたように、最低限の食材、最低限の包丁、最低限の火入れ、最低限の調味料で済むようなレシピをストックするべきだ。
旦那はこのごろ帰りが遅い。
2人のこどもをかかえて、フルタイムワンオペはストレスが溜まる。今日はつまらない理由で大げんかするこどもたちに、「静かにしなさい!」と怒鳴った。普段は聞かない私の大声に、娘たちが黙る。
「ママはちょっとイライラモードになってるみたいなので、少し長い時間お料理させて」と子どもたちに宣言して、ロールキャベツを作ることにした。
ロールキャベツが好きだ。圧力鍋でベーコンと煮込み、箸で切れるようにやわらかく煮たの。でも旦那は「焼けばハンバーグという至高の食事になるはずの肉に、いらん野菜を巻いて煮た料理、ハンバーグの死んだの」と認識してしている。評価と手間が釣り合わないので、結婚後はほとんど作らなくなってしまった。
いいんだ、今日は私のためにロールキャベツを作りたいんた。私のためだけの、ぎっしりと鍋にしきつめられたロールキャベツ。旦那にも、今夜は死んだハンバーグに付き合ってもらう、私の心の平穏のために。
数年前、知人がルーマニア旅行をしたとき、謎のツテを使ってなかば民家のようなところに泊まったらしい
古い家で、かなり伝統的な暮らしを保っている感じがあったそうだ
はなれにあるボットン便所を使わないといけなきいしベッドは固いし水道の調子は悪いしで全体的に住環境にはヘキエキしたが、飯がすごくうまかったんだ、と嬉しそうに語ってくれたことが忘れられない
なんでも、ロールキャベツを家主のお婆さんと一緒に作ったらしい
ひき肉とスパイス(と野菜?)を混ぜたものを酢漬け(訂正:ザワークラウト!)のキャベツで巻き、大量のパプリカパウダーを入れた汁で煮るんだそうな
拳大のロールキャベツが15コ?20コ?くらい鍋に入ってる写真を見せてくれた かなりでかい鍋で、全体として量がすごい
それがめちゃくちゃうまかったらしい
具体的にどんな味ってのはよくわからないんだけども、制作過程の妙な生々しさを感じるひき肉の写真だったり、でかい鍋いっぱいに入ったロールキャベツの写真だったりを見ると、たしかにうまいんだろうなと思わされるものがあった
これに関してはどう頑張ったら食えるのかわからないのがつらいところだ
ザワークラウトとパプリカパウダーがあったら再現できるんだろうか?
「ルーマニアの古びた民家で現地のお婆さんと一緒に作って食う」というシチュエーション込みのうまさだったりするんだろうか?だとしたら食える見込みはない
(追記)
ザワークラウトって酢漬けじゃなくて発酵で酸っぱくなったキャベツなんだ!
一つ学んだぞ このエントリ書いてよかった
(追記2)
何人か言ってくれてる人いるけど、米もちょっと入れてたらしい!(本人に聞いた)
ルーマニアというよりハンガリーに近い場所だったらしいので、レシピもハンガリー寄りなのかも……
https://note.com/piroska/n/na44558a9427f