はてなキーワード: 将棋倒しとは
将棋倒しになりました~~~~~~~~~~~~~~~~ざんね~~~~~ん
というか密集度上がっても歩行さえしなければ将棋倒しにはならんやろ
開店と同時にエスカレーターに押し寄せた子供たちがエスカレーターで転倒、将棋倒しになった子供たちに後ろから次から次へと子供たちが押し重なっていき
痛い痛いというガチな叫び声が聞こえたが、それを無視するかのように、ついには、ベルトの脇を乗り越えてよじ登っていく子供をみたことがある。
多数の負傷者が出て「ガンダムブーム過熱」と当時のニュースにもなった。
人が殺到する、というが、ほんの十秒程度の出来事。一瞬にして非日常的な光景に変わる恐ろしさをまざまざと見せつけられた。
殺到している子供たちが冷静になるには、もう少し時間が必要だろう。
あれはエスカレーターの登りだったから死人が出なかったのかな。
ちなみに、私は併設されたスケートリンクでの朝練の帰りだった。
本格的な選手育成コースへの声もかけていただいたが、過酷な練習についていけそうもなく中学へ入ると同時に辞めてしまった。
あの頃、声をかけていただいた都築コーチが、その後、羽生結弦を育て、日本のスケート界をリードし続けたというのは感無量である。
雑踏事故に巻き込まれたとき、どうすれば生き延びることができるか?
避けられない雑踏事故から生き延びるためには、雑踏事故を正しく理解する必要がある。
将棋倒しでもなければ、ドミノ倒しでもない。それらは単に事故が起こるきっかけに過ぎない。
ソウルの事故では151名が亡くなられているが、その大半は倒れていないのだ。
立ったまま、横方向に圧死している。
この動画が分かりやすい。横方向に動けず悲鳴を上げていることが分かるだろう。
https://twitter.com/max358japan2/status/1586444350669475841
もちろん将棋倒し自体は起きていて、先頭集団のごく一部が倒れて圧死している。
だが、ここで死ぬのはおそらく30人も居ない。
https://twitter.com/tenichi08/status/1586405233105588224
横方向にかかる圧力は最大140kg 程度と見積もられており、鍛えていない限り、
背の低い女性は失神している(おそらく死亡している)が、
上半身を挟まれていない男性や、倒れている状況でも上半身だけ外に出てる女性は生きていることが分かる。
つまり、呼吸さえ確保できれば、ほぼ助かるのだ。
横から140kgで押さえつけられたら何もできないので、
雑踏事故が起こりそうな気配を感じたら、すぐに高い場所に逃げるべし。
非常識だ。マナー違反だ。器物損壊だと言われようが気にしてはいけない。
https://twitter.com/jeonyonG_RALNAS/status/1586362495513800704
https://twitter.com/meimei9981/status/1586421440806457344
死亡者のほとんどが出血も骨折もしていない。140kgの圧力では、人の骨はそう簡単には折れないのだ。
以下のように、胸付近で腕を曲げて、胸周りに少しでも空間を確保しよう。
https://twitter.com/23_31mar/status/1586405001932734464
リュックを背負うなどして、胸周りを大きく確保すれば、腹部に空間ができやすくなり、腹式呼吸ができる可能性がある。
呼吸さえできればほぼ助かる。
雑踏事故は横からの圧死だと分かれば、自分の命を犠牲にしてでも助けたい命があるなら、肩車してやるのが一番生存確率を高める。
恋人同士なら、彼女を肩車してやれ。彼女の足がつっかえ棒になり、自身の呼吸の支えになるだろう。みたいな話を専門家から聞きたいところだ。
だいたい100%超えたくらいでは電車の揺れに踏ん張れるんだけど
150%超えてくると隣の人との距離がゼロになって、踏ん張れなくなる
大体肋骨が圧迫され痛くなり、手やかばんが挟まれて動かせなくなるレベル
その状態で大きな揺れが来て、一番端の人が態勢を崩すと全員がそちらにコケる感じになる、あの状況は体験してみないと想像しづらいかもしれない
少しの余裕があって誰かが踏ん張って耐えたらそこで止まるんだけど
揺れが大きくて全員がそっちに揺らされた場合は、数人分の大きな負荷が来るので力自慢でも踏ん張りきれなくないことがある
そしてその瞬間は更に大きな負荷になってしまう
まさに全員で転けるような感じになる
←への大きな揺れ、●が踏ん張ってる
|◯◯◯ ●◯◯◯◯|
この状態で●が倒れると、右の四人は加速して倒れることになり、左の3人は5人分の圧+加速分を受けることになる
右の4人は踏ん張れると思うだろうが、突然●の支えが無くなると棒に掴まれる右端以外は結構厳しい
たぶんだけどこういう何かしらのトリガーがあってドミノ倒しのような状況が生まれるのではないかと思う
今回の韓国の事故では「坂になってる細道」という状況が最悪だと思う
電車内と似たような加速が生じるから踏ん張りが効かないし下の人は押しつぶされる
これは調べても詳細がわからなかったけど
こういうのでいつも犠牲になるのは子供だが、今回は若い女性が犠牲になった
※電車という空間で窒息死するケースは探しても見つからなかった
たぶん規模が小さいのと、前後左右に揺られるから死ぬまではいかないんだろうなと思う
けど満員電車ですら「これやばいんじゃないか?」と思えるほどだから、あれを大きな規模、悪い環境でやったら生き残れる自信がない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%8C%E5%BD%A6%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
こうしてみると死亡者数けっこう多いけど1959年だから戦後14年てとこか
とにかく狭い空間で人が詰まるのが原因の一つなんだけど
そんなのどこにでもあるんだよなあ
数年に一回はどこかでおきている
毎回エグい死者数だ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E9%9B%86%E4%BA%8B%E6%95%85?wprov=sfti1
オレオレ、俺だよ。
厳密には俺の主張の帰結としては反論ではなく、元増田の情報不足に対する補足なんだけど、これは俺がそうとも読める書き方をしたのが悪いな。
「この増田の主張を前提に」俺から言わせれば、ごく稀だからこそ、取り上げることに意味がある。
俺の主張の一番重要なところは、「人間が警備する限り、起こらないってことはないでしょ」ということ。
そこを
とシチュエーションを限定して書いてしまったところは俺の反省するところだけれども。実際他の増田にツッコまれたし。
「例外的事象」については、元増田の主張を前提の発言ととればまあ、「俺は」理解できなくもない。
ただ、少なくとも明石の事故の当事者にとっては例外的事象ではないだろ?
元増田や擁護した増田についたブクマカの中にも、当事者として明石の事故に言及した人たちがいるかもしれない。
その当事者たちは、明石の事故の経験によって、元増田の主張する「雑踏事故を甘く見過ぎてはいけない」ということを身をもって知ったわけだろ?
そんななかで明石の事故を例外的事象として捉えてしまって良いのか?
んでもって、「ごく稀」とはどれくらいだ?
どれくらいの期間のうちどれくらいの件数であれば、「この増田にとって」「ごく稀」であると言える?
よく言われることだし、元増田の
の「まず」にも係るけれども、曖昧な言葉遣いは、読み手側に書き手側の意図しない解釈を与えやすく、批判の糸口になりやすいから気をつけた方がいいよ。自戒を込めて。
さて、ここでまた、このやさしく暇をもてあました俺がこの増田の代わりにちょっとだけ調べてあげよう。
まず、当初俺は「雑踏事故」というワードで調べたのだけど、「群集事故」という呼び方もされているようだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群集事故
ここに書かれている内容に元増田の主張と齟齬があるようには感じられなかったので、以下群集事故を調べることにする。
調べた限り、一番事例が載っていたのはこれ。
https://www.wikiwand.com/ja/事故の一覧#群集事故
で、元増田は1972年以降の事例を(宇崎ちゃん以外に)挙げていないので、
の条件で絞り込んで拾い上げると、2001年の明石の事故までに少なくとも2件起きている。
一つずつ挙げていく。
Wikipediaには項目がなかったが、昭和54年の警察白書に事例として記載がある。
https://www.npa.go.jp/hakusyo/s54/s540800.html
ただし、警察が事故の起きた当時警備業務に関わっていたか、事前にコンサートの概要を把握していたかは読み取れない。以下白書より引用。
1月、札幌中島スポーツセンターで開催されたイギリスのロックバンド「ブラックモアーズ・レインボー」ショーで、興奮した観客約500人が開演と同時にステージに殺到し、このため、いすにつまづいて倒れた観客が将棋倒しとなり、下敷きとなった1人が死亡、7人が負傷した
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラフィンノーズ公演雑踏事故
この公演に3000人の観客が集まり開演と同時に観客がステージ近くにまで駆け寄り演奏に興奮した一部の観客がステージに上がろうとし、それに続こうとした後続の観客が重なるようにして転倒・下敷きになったのが原因であった。この事故で死者3人・重傷1人・軽傷19人の計23人が被害に遭った[要出典]。主催者は公演前日に警察署に届出をしたが、当日は主催者スタッフのみで警備員の配置を全くしていなかったことも事故を増幅させた。
これは当時の音楽ファンの間では有名な事故みたいなんだけど、情報源を探すのに苦労した。
https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1053964729/#&gid=1&pid=3
ちょっと目を通すだけでも、Wikipediaの記述と相違があるように見受けられる。速報だからかも知れないけど。
ことが辛うじて読み取れる。
本件に関するこれ以上の調査は図書館行って当時の新聞を読み漁る必要があり、こもりびとである俺の行動できる範疇を超える。誰か調べてちょ。
らしい。
その要綱の内容は、やっぱり探すのに苦労した。Wikipedia記載の警察庁への外部リンクはhttpでリンク切れになっていて、httpsにしてみてもnot foundだった。
代わりに見つけてきたのは↓。栃木県警が上記の要綱を受けて、内部通達した資料と思われる。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n15/jourei/documents/11_2.pdf
一応、時期的にも内容的にも一致しているように見える。
詳細は各自で読んで欲しいし、俺も全文はさすがに読んでないんだけど、要綱の
警察は、施設使用公演等に伴う雑踏事故の防止対策に資するため、これら事故の過去における発生実態及び原因等の分析を行うとともに、タレント等の人気度、観客層の構成等の実態について、平素から把握に努めるものとする。
という記述をみるに、この事故は、その発生以前と以後で警察の雑踏事故に対する態度が変わったという意味で、取り扱っても良い事例かもしれない。
に、
がこの時点で加わったわけだ。
元増田は主に戦後日本の雑踏警備について話しているので、ここでは戦後(1945年以降)に限って話を進める。
群集事故件数の年次推移的な資料を探したのだけどなかなか見つからなかったので、ここは妥協して「報道されるほどの被害をもたらした事故」に限るとし、先ほどの群集事故の一覧で数えることにする。
自分で数えた限り、1945年から現在までの80年弱で、日本では明石の事故含め21件ほどの群集事故が起きている。
明石の事故の前後は、前は先述の1987年ラフィンノーズ公演雑踏事故、後は2003年の中日阪神戦でのファン乱入・乱闘騒ぎ。
ちなみに後者では死者は出なかったものの、誰が使ったか知らないが防犯用の催涙スプレーが使われたとある。なんでや阪神関係あるかわからへんやろ。
んでもって、1945年以降1972年までの28年間に13件、1973年以降現在までの50年間に8件。
当然、
といった点は考慮すべきではある。
けれども俺としては、明石の事故がというよりは、報道されるほどの被害をもたらす日本の雑踏事故自体が、数年に1〜2回程度しか発生しないという印象を持つに至った。
大きな事故は、数年に1〜2回程度。
だからこそ、恐らく雑踏警備は難しい。
ラフィンノーズ公演雑踏事故の教訓を受けて、「常日頃から情報収集に努める」という要綱を施行した14年後に、明石の事故が起きた。
そしてその主たる原因は、過去のイベントの警備計画をほぼ流用した警察らの怠慢にあった。
その14年間に色々なことがあったであろうことを隅に置いて物事を単純に捉えると、明石の事故の当事者の方々には大変申し訳なく思いつつも、警察のこの失敗に共感してしまう自分がいる。
もし俺が雑踏警備を主たる業務とする警察官(仮定が成立するかは知らん)で、5年も10年も雑踏事故が起きなかったら、全てではないにしてもいくつかの雑踏警備に手を抜いてしまう可能性を否定できない。俺怠け者だし。
長期にわたって怠慢に抗うのは、少なくとも俺にとっては、とても難しい。
おわり。