世の中には、アルジェリア人質事件での朝日新聞や毎日新聞の記者のように、被害者の氏名が分からないと記事も書けないような連中もいるようだから、ネトウヨという言葉を使わないと日本語の文章を作れない人間がいてもおかしくはない。
http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY201301220257.html
「バカな事を言ってる」人間を批判する時に、何でネトウヨとか相手を煽る必要があるんだ? それを使わないと文章を組み立てられないのか?
相手の落ち度を批判するだけなら、わざわざ「ネトウヨ」だの「極右」だのという単語を用いたり、小馬鹿にする表現をしなくても可能だと思うのです。
恋人だった存在がいなくなって、母親が出現したっていう感じか。
わからんでは無いな。
他の人も指摘しているけれど、あなたは自分の子供をどう感じているのかな?
俺に子供ができた時、”自分自身よりも大切な存在が出来た”って思ったっけ。
もし感じなかったのなら、”オレの◯美を盗りやがって〜”みたいな感じかな?
文章読んでると、こっちの方が近そうな気もするけどさ。
あなたの”恋人”は、多分、お子さんが幼稚園に上がる頃まで、”お母さんモード”全開だよ。
無理なら小町くらい見といた方がいい。
もう一つ。
あなたは会社で仕事してるのに、”戦場で勝つには兵站が肝”、みたいな言葉、知らずに過ごしているんですかね... ?。
最後にさ、あなたは今チャンスを掴んでいるけど、それに気付いてる?
でも話す時は”笑顔で”、だ。
”俺はお前の味方だ”って安心させてやれ。
お子さんが出来る前の4割取れればいい方かも。
あとはシャワーとコーヒーで目を覚まして欲しい。
男の子だろうと女の子だろうと、あなたとキャッチボールができる歳にまで成長したら、
”転職?したいならすれば... ”くらいなら言って貰えるかも知れない。
それにさ、このシナリオ通りに進めば、離婚もしなくて済むじゃん(笑)。
一石二鳥以上かも。
さっきの言葉、男気出して言ってみろ! チン◯付いてんならな(笑)。
頑張れよ!!!
無理無理。だって日本人に生まれた瞬間「中国人や韓国人に土下座して生きていけ」という事を平然と言うのが、この国の「人権派」という輩なのだから。
http://anond.hatelabo.jp/20120929222602
http://anond.hatelabo.jp/20121025220317
昨年の10月におよそ現状に即していないとんでもない新システム(自社製)が導入されて、誰も使いこなせないまま、フローも曖昧なまま突き進んで暗礁に向かって一直線だった我が部署。
個人戦だ、いややっぱりチーム戦だと日々業務フローが変わり、「気をつければ問題ない」とお上が言うから、チェックツールはほぼ全部廃して人の目で最初から最後までチェック、なのに途中経過は確認できない糞っぷり。
しょうもないことでシステムごと落ちる、HDDも吹き飛ぶ、人(派遣、社員両方とも)も吹き飛んでいく。社員が10人近く辞めた。派遣は30人以上辞めている。
誰一人として、経営陣の粋がったオナニーの産物でしかないこのシステムの全容を把握できないまま、1ヶ月、2ヶ月と時間が過ぎ、空席が随分と目立ってきたが、鬼門の年末もどうにか越したし、何となくではあるがシステムの癖みたいなものも分かってきた。
ミスは連発したし、クレームも嵐のように来た、クライアントはやはり減ってしまったようだが、まあ何とかこのシステムとも付き合っていけそうかな。
そう思い始めた仕事始めの頃、上司が支社を潰すからって言ってきた。
新システムは、建前上は「少人数で、短時間で回せる」ことになっている。
正直、自分はシステム畑の人間じゃないから、上手く説明することは難しいのだけど、シルバニアファミリーの人形を先に買って家を買うか、それとも家を買ってから人形を買うか、の違いのようなものだと思う。
シルバニアファミリーとは随分メルヘンでしかも古い例えかもしれないけど、パッと思いついたのがこれだった。
以前のシステムでは、個々のデータを調整かけて仕上げてから、全体のデータを作り、チェックツールにかけた後に人の目で最終チェックをするってやり方をしていた。
新システムでは、全体データのフォーマットの中に個々のデータをぶち込んでいく形で、散々述べているがチェックツールがない。
このフォーマットの融通がさっぱり利かない。現場を少しでも知ってりゃこんな仕様には絶対しないのに。前システムで簡単に解決できた問題が、新システムでは解決できない。
細かいことは考えないで作ったんだろうなあ。自分らの仕事では、その細かいことにこそ、充分な注意を払わなきゃいけなかったし、解決策を考えなきゃいけなかったのに。
「何も問題ないクライアント」ならば「少人数で、短時間で回せる」ことになっている、そういうコンセプトで作られたシステム。
人員が余剰になるのは計算のうち、ということで、支社を潰すことは最初から決めていたらしい。
社員も派遣もあからさまに減っていって、本社、支社が連携しあって、全員体力も精神もすり減らしながら仕事を回していたんですがね、人員が余剰になるだなんて絶対ないんですがね、見えていなかったのでしょうか。
かつてないペースで社員も派遣も減っているんですが、何も気づいてないんですかね?
かくして、そこそこ栄えているが時給は低い都市にある支社三つは、今年度末に一気に撤退することになり、支社にいた自分はクビになることになった。
新年度からは本社の人間だけで仕事を回すことになり、その準備に追われているが、本社の人間は早くも病み始めた。
たぶん、遠くないうちに、ウチの部署は潰れるだろう。業界最大手とか言ってたんだけどな。狭い上にマイナーな業界だからそれで胸張っているのもどうかと前々から思ってたけど。
次はまともな会社にいけるように、厄落としも兼ねて、書き捨てました。ありがとうございます。
あの程度の揶揄を差別というのなら、韓国のインターネットでの日本の評価を見たら発狂するんじゃないか、こいつ? 2chなんぞ目じゃないくらいの罵声で溢れてるしな。
でも、そういう人たちにもどんどん子供産んでもらってガンガン絶望してもらわないと少子化は止まらないんだよね。
そう考えるとどうしたもんかねえと思う。
書くって大切ですよね。辛い気持ちでも書けると、いいですよね。
ただ正直、最初の版がよりあなたの気持ちに率直で、改版のほうは自分の反省点が増えてます。そして改改版では、理解してほしい部分が強調されています。
自分が書いたものを見ながら、書く・・・うん、たしかに いずれもあなた自身だろうけど、むしろ疲労が増えちゃわないでしょうか。
あなたに今起きているのは、あなたの何が悪かったのかという反省ではなく、「自分が望んでいるものがよくわからくなっている」ことへのいら立ちだと思うのです。
密接したパートナーの間では、たのしいことだけでなく「不快なこと」も当然起きますよね。
その際に大切なことは、もしあなたが 相手のことを不快に思ったとき、少なからず 相手も 同じ原因の不快感を持っている、ということです。
これを知ることは大切なことです。
あなたが、それにきづくことが、きっと あなたのこころを多少 ラクにするかもしれない、と思いますので、順次 述べますね。
象徴的なものが、あなたのお兄さんに対する あなたの反応です。
お兄さんやお母さんに、おばあさまのことお願いします、とおっしゃったとき、「長くないから」と言われあなたが不快に思ったのだとしたら
その「お願いします」が相手にとって不快だったということです。
たとえば、自分の親族の死を望む人はいないけど、その過程を見るのは地元の親族で、それについてあなたから十分なねぎらいがないと思っている、のかもしれません。実際はわかりません。だけど相手が不快に思ったことはまちがいありません。
あなたがほしかったのは、奥様の支持的態度だったのに、現実論をつきつけられて、あなたをひどく失望させた。
だとすれば、奥様はあなたが支持的態度でないのに、なおかつ理想論を見せつけてきて、あなたに絶望していたのかもしれません。
つまり、あなたが奥様を支持する姿勢になかったことが示唆されています。奥様は現実論をいうために怒鳴ったのではなく、不快になったから怒って現実論をぶつけてきたのではないでしょうか。
実際、あなたの提案が奥様をひどく不快にさせたことを忘れて、怒鳴り返されたことのみが、あなたのこころに残ったのですから、よりそれを証明することになりました。
あなたは自身の優しさや思いやりに自信があるようですが、実際には、人に対するこうした洞察がまるっきり抜け落ちています。
とても厳しい言い方になりますが、あなたは「腰だけ低い傲慢な人」として周囲に見られている可能性があるのです。
ヘタすると、あなたは、あなたの心根を 誰も見抜けちゃいないと思ってるかもしれませんが、世の中をなめちゃいけない。
あなたが、なんとなく人の本性を「感じて」いるように、いくらごまかそうとも あなた自身も感じられているのです。
誤解しないでほしいのですが、あなたのような聡明な人なら、こうした問題は年齢を重ねるごとに どこかで気がつくもので、私に言われなくてもやがて身に付くものだと思います。
ただ、私がここであえて明言しなければならなかったのは、いま あなたのその傲慢さ(人は自分のことを知らないし・自分はうまくやってきたとの思い込み)が、カタルシス(破壊衝動)として作動することです。
あなたがいま望んでいるのは周囲の理解のはずですが、それが破壊によって 多少でも得られると、あなたが思い込んでしまうのではないかという懸念です。
全くだな。日本が軍を持ったら「日本が外国に戦争を仕掛けてしまう」とか言いながら、同じ口で、軍隊を持ってる中国や韓国や北朝鮮が「日本に攻め込んでくるわけ無い」とか抜かす馬鹿左翼と同じ。
一方、左翼は実際の暴力を伴う反日デモすら「日本の歴史認識こそ問題」と擁護した。インターネット上の暴言や、在特会のデモ程度、左翼は大目に見るべき。
君を責めてばかりじゃなんなので、別れない事を前提にいくつか現実的なアドバイスを
まず、これだけ愚痴が書き連ねてありながら、お金に関する愚痴が特にないと言う事は
君の稼ぎは今現在、そんなに悪くないし、君自身にも奥さんにも浪費癖がないという事だと思うので
君が言うほど悲観する必要はないし、まだまだやりなおせるのではないかと思う
>しかし、いつも長くても2泊3日だった。
>それをママ友や妻は「長い。たくさん帰っている」という。
新潟から関西に年に三回、2泊3日帰るのはたしかに負担だろうから
奥さん連れでの帰省は年に1・2回にして、それ以外の帰省は奥さんを残して君一人か君と子供だけで帰省したらどうだろう
>妻に電話した。何も言わず真っ先に「慰めてほしい」と言った。
>妻は「どう慰めたらいいの?わからない」と答えた。
>それはそうだろう。理由も何も言ってないのだから。
話を聞いて欲しいだけなら、次からは「慰めてほしい」等と曖昧な言い方はせずに「話を聞いて欲しい」と単刀直入に言おう
人はエスパーじゃない
相談相手や甘えられる相手が欲しいだけなら、アメリカ映画みたいにお金を払ってカウンセラーにでも通ったらどうか
これといって問題を解決してはくれないけど、話を聞くだけは聞いてくれる
君に必要なのはおばあちゃんの代わりに話を聞いてくれるカウンセラーだ
それを子育て中の奥さんに求めちゃいけない
どのような行動も目的があってこそ、という事だが
僕らはしばしばこれを守れない
具体的に言うと
下らない理屈にしばられたり
強い感情に流されたり
良くない習慣を惰性で続けてしまいがち
しばしば目的と逆行して独り歩きする
その際これらの手段は正当化されない
どうしても言いたいことを好きに言いたくなる
でもそれがために言いたいことを言って
時には悪口を言ったりして
嫌われたり評判を下げたり
人間関係を楽しく上手くやって行きたいという
そうしないためには
常に冷静に客観的に判断して
目的は何か手段は何かを考えて行動しないといけない
押し殺す必要があるということだ
そうかもね。
冷静に客観視できるようになってもらえたらそれでいいんだけどね。
こちらが新たな何かを刷り込まないようにはするよ。
A.埼玉県とさいたま市で、職員の退職金の額を2月から100万円引き下げることにしたら、1月いっぱいで退職するという人が150名以上出て、2月以降、特に学校の現場が混乱するんじゃないかと心配されています。
A.今回の引き下げ額はモデルケースで約150万円。2月にやめる人から適用です。この3月に定年の人の月給は同じく約40万円、2か月働いて80万円もらうより、1月末で退職して150万円多い退職金をもらう方が、70万円得になるからです。
A.国は、先行して1月から引き下げました。退職金の水準は5~6年に1度調査することになっていますが、5年ぶりに昨年調査したら、民間と公務員とで500万円の格差があるので引き下げなさい、ということになり、とりあえず今年は150万円引き下げることになりました。これは12月の国会であっという間に決まり、削減した国は「地方も当然すぐに引き下げるよね?」と言い始めたので、埼玉県と埼玉は2月から引き下げることにしました。
A.国会と地方議会は別物です。条例を作り、職員団体と労使交渉をして、議会を召集して、となると、埼玉県とさいたま市とではこれくらいの時間がかかったということです。
A.全国の都道府県、市町村で同じことが行われています。時期は、1月だったり4月だったりまちまちです。おそらく、明日以降「○○県でも」という報道が続発するはずです。
A.都道府県の職員の半分以上は教職員です。埼玉県の場合、一般行政職員約6,700人に対して、教職員は約40,800人です。
調べたことまとめ。ほかに何か質問があったら追加するかも。
書き直された文章を読んで感じたのは
他は特に述べることはない。
良い妻でも、良い母でもあるのかもしれないが
それいぜんに、いい女じゃないか。
http://anond.hatelabo.jp/20130122131752
iPhoneで見てたtwitterでたまたま流れてきて読んで、思わずPCの電源を入れてこれを書いてる。
まず、増田の文章を読んでて、かなり俺が俺が、な印象を持った。
増田の言い分はわかった。ツライことも多少わかった。
では、奥さんの方は?奥さんの言い分はなんだろう。
奥さんは、少なくとも「離婚」を口にできるほど、覚悟ができていたんではないの?
まずは、しっかり会話をしてみたらどうだろう。
それで、会話ができない、話を聞けないんだったら、即離婚すべきだと思う。
その状態で婚姻関係を続けても、時間の無駄だしお互い負担になるだけだから。
相手のことを思いやれない夫婦は遅かれ早かれ別れるよ。
どこの集計かもよくわからんのですが、ヱヴァQの評判が悪いそうで。
そう思う人が多いのも仕方ないとも思うのですが、個人的には楽しめたのでそのあたりについて
「ヱヴァ解釈論ブーム」が落ち着いてきた感のある今頃になって適当に書き綴ってみる。
ヱヴァQを語るうえで前作とのつながりについては言及しないわけには行かないですね。
たぶん今回ヱヴァQでがっかりした人は結構な割合でヱヴァ破のラストにグッと来ていたと思います。
かくいう私もグッと来ました。シンジさんかっこよかったっすね。
でも、あれってヱヴァQ見てから再度見直すと、シンジさんのちょっとしたミスが気になってしまいます。
それは、
「僕がどうなったっていい、世界がどうなったっていい、だけど綾波は…せめて綾波だけは、絶対助ける!」
これがシンジさんをシンジさんたらしめているセリフなんですが、ここに含まれるちょっとしたミスが
そうです。「世界がどうなったっていい」という部分は口にしても願ってもいけなかったんです。
だって、ヱヴァ初号機とシンジさんの組み合わせではその願いが具現化してしまうんですから。
シンジさんの願いを叶えるべく、初号機さんは世界を犠牲にしてでも綾波を救おうとしちゃうんです。
ここでのシンジさんの不幸は、己の力量を正確に把握できていなかったことでした。
己の何気ない考えや言葉が世界に及ぼす影響をまったく考えていなかったことでした。
あの時のリツコさんの言葉が本当なら、とことん貪欲に「世界も綾波も救って幸せに暮らしてやる」って願えば
世界への甚大な影響はなかったんじゃないんでしょうか?それとも「古い生命体は滅ぶ」の方が優先されるんでしょうか?
そんなのみんなで新しい生命体になればいいじゃん!Yes貪欲!No More 遠慮!
そしてヱヴァQの序盤です。
我らのヒーローであるシンジさんが周りからひどい拒絶を受けてしまう序盤ですが、これもこの時の状況を考えると
だって、シンジさんのせいで被害を被ってない第三者である我々視聴者はともかく、ヴィレの面々はシンジさんが
間違った方向に全力出しちゃったせいで甚大な被害を受けた被害者なわけです。
それだけでも拒絶するに十分な理由なのに、あろうことかサルベージ計画実行中に覚醒してます。
回収後の調査で科学的には14年前の碇シンジという個体と同一である可能性が非常に高いという結果が出てるとはいえ、
世界を犠牲にして綾波を救おうとした生命体が情報収集のために碇シンジという生命体に擬態している可能性もあるわけです。
おいそれと警戒を解くわけにも、情報をべらべらしゃべるわけにもいかないのは、ヴィレ側の立場としては仕方ないのではと思います。
いつまた世界を犠牲にして綾波を救い出そうとするやもわからない生命体に心を開けという方が無茶です。
まぁ、結果としては「綾波なんて救えてないよ」という絶望的な現実をシンジさんに伝えてしまうわけですが。
外見や声だけはまるっきり同じの綾波モドキがシンジさんを悲しい現実から救いに来てくれちゃったおかげで
シンジさんは現実から目をそらして綾波モドキと一緒に逃亡します。
「やっぱり綾波は救えていたんじゃないか」という自分の信じたい現実(虚構)が目の前に現れてくれたおかげでシンジさんは
まだ何とかポジティブです。しかしそれも徐々に揺らいでいきます。
自分が救ったはずの綾波(モドキ)が自分の知ってる綾波と違うことが徐々に露わになり始めますが、シンジさんはその現実からも
目をそらしてしまいます。その現実逃避がよく表れているのが「綾波の段ボール小屋の前に積まれた本」ですね。
「お前は俺が救った綾波のはずだ」という願望の押しつけを積み重ね、それでも無視する綾波モドキに対してついには「もういいよ!」と当り散らして
積み上げた本を散らかしてしまいます。高く積まれた本が崩れる様は、シンジが「自分の努力は徒労どころか害悪でしかなかった」という
つらい現実をやっと受け入れたことを表していたように思います。
この綾波モドキとのやり取りと並行して描かれた、ヱヴァQで評判の悪い真夏(かどうか不明)の昼の淫夢にも触れなくてはならないでしょう。
つらい現実から目を背け続けるシンジさんをカヲル君は優しく慰め、つらい現実を優しく噛み砕いてシンジさんに受け入れさせようとします。
拒絶と無関心しかない世間で唯一自分を認めてくれる存在が目の前にあれば、だれでもそれに縋るでしょう。ほかに縋れるものなんてないから。
そしてカヲル君はこのどうしようもない現状の打開策(とカヲル自身が信じている事)をシンジに伝えます。
そりゃやるでしょう。受け入れがたい現実を受け入れたことでシンジさんは自分にとてつもない力があることだけは自覚できたからです。
「自分には力がある。前回は使い道を間違ったけど、今回は道しるべを示してくれる人がいる。これはいける!」
この時点で道しるべを疑うことをシンジさんに期待するのは酷というものです。
不吉な番号が付いた13号機に二人で乗り込み、汚名返上のため再度やる気120%のシンジさんは、視界に入る大好きだった綾波と似て非なる生命体を
そこで、自信満々でシンジさんを導いてきたカヲル君が異変に気づきます。
「何かがおかしい」
でもシンジさんは止まれません。
目の前に広がるクソッタレな現実から逃げられるまであと一歩というところまで来てるんだから。
船頭が迷い始めているのに漕ぎ手が止まりません。
もうすぐ答えに手が届きそうなときに「なんか不安だからやめよう」なんて言われても止まれません。
なぜならこの言葉はシンジさんにとっては「このクソッタレな現実ともうしばらく付き合おう」に等しいからです。
「もうすぐでこのクソッタレな現実から逃げきれるのになんでわざわざつかまってやらなきゃいけないんだ」
と考えてしまうのも無理はない。止まれない。
せっかくやる気を出したにもかかわらず2度やって2度失敗してしまったシンジさんは絶望してヒキニートに戻ります。
仕方ないことですね。頑張っても無駄だったんだもの。むしろ害悪だったんだもの。2度やって2度とも。
「自分が頑張れば頑張るほど他人が迷惑する」というつらい現実と2度も直面させられては、こうなってしまうのも無理はない。
だってこんだけ迷惑かけても、息を切らして自分に駆けつけてくれる絵にかいたようなツンデレ美少女が居るんですよ?
ふざけんな、何がシンジさんだこの野郎。かわいそうな自分に酔ってんじゃねぇぞ。
こんなに幸せな物語ありますか?超絶ご都合主義なアニメじゃねーか。
映画の感想を分かち合う友人もいない、人生の伴侶もいない、電話の着信履歴が1年近く残る、メールが来るのはスパムだけな俺より全然マシじゃねーか。
いっちょまえに絶望気取ってんじゃねぇぞ。どんだけ幸せなんだこの野郎。
シンジさん改めボケカスヒキニートシンジの心の変遷をたどりながら2回見ました。
同じ映画を2回見たのはこれが初めてです。
世間的にはクソ映画なのかもしれませんが、俺にとってはかなり満足度の高い映画でした。
まぁ、こういう意見もあるってことで。
想像力の欠如により子供を作り、こうして人生捨てて絶望の中で子育てしてくれる人がいるからこそ、日本の少子化ペースは幾分緩やかになっていると考えると、感謝の気持ちが湧いてくる。