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はてなキーワード: 片手落ちとは

2022-08-22

anond:20220822081702

(「男もそうだ」いう反論反論になってないので、予め無効化しておく)

子供の頃この発見が嬉しかったのはわかるけど、大人になったらこ片手落ちにむず痒くならない?

大人じゃなかったらゴメン!

2022-08-21

anond:20220821210703

Vtuberというビジネスが孕んでいる問題点無視してファンが悪いってことに持ってこうとしてるだろ?

DD論じゃなくて相互に影響しあってる問題から無視するのは議論として片手落ちなんだよ

2022-08-16

anond:20220816191306

とにかく書けということはいうが、元増田を消せとは言わないんだね。片手落ち

2022-07-26

『チ。』雑感

『チ。』を「歪で不誠実で不愉快」という感想が出ていた。

「実際の史実」と比較して、あれやこれやが違うぞ、

特に、そこまでひどい弾圧はありえない、という論調だった。

しかし、「実際の史実」を論じながら、

ジョルダーノ・ブルーノ名前が出てこないところも、

異端審問で数百数千単位人間処刑されることに言及しないのも、片手落ちである

コペルニクス以前のヨーロッパ弾圧がありえたか

ありえなかったかという問題限定して考えても、

『チ』の歴史改変許容範囲だと私は思う。

そもそも論になるが、歴史小説歴史マンガは「実際の歴史」が10あったとして、

記録がなかったり抹消されたりして1の骨組みしか残らないところを

想像力で9を足して、あるいは1にも風味づけして、

面白さを元の10に、あるいはそれ以上に引き上げるものだ。

から「実際の歴史」とちがうぞと批判するのは無粋きわまりない。

そういう趣味のひとは素直に研究書を読めばよろしい。

フィクションにおける歴史改変創作は、つまるところバランス問題だ。

今の大河ドラマでいえば、北条義時肖像画に似ているわけでもない小栗旬

その他の美男美女が役を演じることにケチをつけるひとはいない。

資料に残っていない会話を創作するのも、ドラマの都合上、当然必要だ。

一方、スーパーアサシン善児が要人を都合よく片付けるプロットについては

意見が分かれるだろうし、さらに踏み込んで、

承久の乱後鳥羽上皇が勝っちゃったら、平均的な大河ドラマ視聴者は怒るだろう。

でも、朝廷勝利エンドの承久の乱も、面白そうじゃないの。

フィクションでどこまで歴史改変を行うかは、作り手自身が線引きして当たり前。

からこそ、研究書じゃなくフィクションをつくる意味がある。

村上春樹によれば作家は「嘘つきのプロ」(professional spinner of lies)らしいが、

マンガだって同じである。「嘘つき」に対して「歪で不誠実で不愉快」と叫ぶのは、

批判になっていない。それは褒め言葉だ。

2022-07-20

anond:20220718214515

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220719/k10013725651000.html NHKからやっぱり審議でてる

連れ去り・宗教二世としての洗脳も含めてDV厳罰化しないと片手落ちだよな

今日ネッフリのホラーみたんだけどその元になった事件「家族」なんだよ

家族ってなんなんだ

https://buzzriba.com/archives/6690

2022-07-17

anond:20220717152532

そういうことですよね。

メディア自称社会の公器」「社会の木鐸」なのですから片手落ちになってはいかんのですよ。

2022-06-28

anond:20220628031719

全てが憎いので同情してほしいと思っている、と考える根拠は?

主張を支える根拠がなきゃ主張は片手落ちですよ。

2022-06-23

anond:20220623002321

投票用紙に使われるユポ紙プラスチック製だからボールペンだとにじむ可能性がある

そもそも消しゴムでゴシゴシ消して改ざんすることを警戒しておいて、インク溶剤で溶かしたり、二重線で訂正したように見せかけることにケアしないのは片手落ちしか

 

追記

なんか間が削除されてたからつなげとく

anond:20220622225401

2022-06-20

ジャンポケの斉藤慎二さんの記事が絶賛なの、俺は納得いかない

https://news.yahoo.co.jp/articles/18aac0fcb692573b3f7c70a8b1f354f578deddd6

この記事、とそのブクマね。納得いかない。

いじめた人は一瞬で忘れるが僕は一生恨んでいる、それはそう。じゃあ自分が一瞬で忘れて一生恨まれてる可能性に関しては考えないの?そこに言及のない人を俺は信用できない。

ブコメじゃあドッキリ番組で好感度上がったとか言ってる人もいてさ。ゲーってなる。ぴゅあぴゅあはーとかよ。本気でクロちゃんのこと憎悪してそう。

だいたい、いじめ問題だと思ってるならそもそもドッキリみたいなイジメ番組許すんじゃないよ。

俺もさ小学校までいじめられっ子だったのよ。早生まれでヒョロガリでさ。今思うと死んでてもおかしくない(自死ではなく)いじめもあって子供ってやべえなって思うんだけど。

中学上がるくらいに背が馬鹿みたいに伸びたのと転校したのでイジメにはあわなくなってまあ楽しくやってたのね。

同じクラスの同じ部活孤立気味の子がいてさ。

表立っていじめに加担していたわけではないと自分では思っていたけど、いじめられてるのはヘラヘラ見てたし、あいつ置いて先行こうぜみたいのも否定しないし、加担してるな。これは加担してる。

の子は結局不登校なっちゃって、きっとその子にとっては俺も一生許さな相手なんだよな。

俺がもっと大人だったらもっとうまいことできたのかなとか、プリント持ってくときに一声かけたけど、それもあの子にとっては恐怖だったのかもしれないとか。未だに引っかかってるんだよ。

自分もっと大人だったら、もっとうまいことできたのかなあとか。あ、なんか少し涙でてきた。俺が泣くような話じゃねえのにな。失礼だよな。

でもはっきり覚えてるだけでもコレだかんね。一瞬で忘れて、一生恨まれてることが他にもたぶんあるんだろうと思う。

人はどっかの時点で被害者でも、他のどっかの時点で加害者だったり、あるいは同時進行で他の人を虐げているかもしれないし、いじめっ子は家で虐げられてたのかもしれないし、とはいえ一生許せないっていう感情否定できないし。

そういう葛藤、ねえのかなと。

自身はそんなにテレビみないからジャンポケの斎藤さんという人の人となりは知らなくて、記事で読んだことが全てなんだけど。

野球部から吉本だろ?偏見なのは承知だけどさ。その環境いじめ的なもの被害者加害者にならないことってある?

まあ表に出てないだけで葛藤はあるのかもしれんけどさ。せっかく勇気をだして壮絶な体験を語り続けてインタビューも受けてるのに、そっちがわの話が出てこないのは片手落ちというか、不誠実に俺はは見える。

からすごい聖人あつかいなの、俺はなんかヤだな。

2022-06-16

anond:20220616140013

あのさ、君らのような無知素人オタクが偏りまくった視点でイキイキと語っても何も意味いか

知りもしない事を語っても片手落ち無駄

専門家が話し合ってんだからほっとけよ

恥ずかしいよ

2022-06-14

anond:20220614165753

それな。

貧困対策は、そりゃあもちろん対策の一環で大事なんだが、少子化"解決"を目指すまで考えるなら片手落ち

 

なんとなく、子供一人っ子か二人でOK、三人とかがんばってる、、四人五人は大杉、みたいな認識が広まっているほうがはるか問題

夫婦あたり3人子供いる前提じゃないと、人口は減る。

やむを得ない未婚や子無しはゼロにできないんだから子供二人家庭はもう少子化原因の一端と考えないといけない。 

 

明石市の真似を国がしたかったら、子供3人目から3人分の補助を出す、とかした方が良いと思うよ。

anond:20220614140936

定義はさすがに草

お前らが勝手に作った自作言葉定義もクソもねえよ

お前の言い分は片手落ちで成立してないねって馬鹿にしてんだよ

頭が悪いから分かるのは無理か

2022-06-08

シンウルトラマンいまさら見てきた

このシナリオ書いたやつ特撮性癖狂わされすぎだろ…。

催眠・(疑似)悪落ち・偽ヒーロー誘拐・拘束・巨女敬語幹部。いつ十字架貼り付けが来るかドキドキしたわ。来なかったけど。

とか思ってたらカントク本人脚本らしくて笑った。性癖詰め込み過ぎでシナリオ大事な部分すっ飛ばしてるのはもう業でしょ。

本人あまり関われなかったらしいけど悔しいだろうね。これだけ詰め込んだエロ本片手落ちなのはもうやってらんないと思う。

2022-06-06

追記あり子供の頃、西原理恵子ファンだった思い出。

西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年まれ東京僻地ぬくぬくまれ育った軟弱な人間

今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。

西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。

はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。

話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。

中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった。一気に西原漫画に夢中になったし、彼女が大物とも臆せず交流する人間的魅力にも惹かれ、私も大人になったら雀荘で夜通し麻雀をする大人になろうと思っていた。

尚、36歳現在麻雀はできるが雀荘には一度も行ったことがない。

その次は「鳥頭紀行」に衝撃を受けた。なんだこれ。大人になったらこんなジャングルかにも行けるのか。幼少期から旅行記好きの私の心はがっちり掴まれた。

私も大人になったら世界中を飛び回りたい。しかお酒が美味しそう。西原は良い仲間に恵まれてて羨ましい。でも、それは本人に魅力があるからだろう。私も西原みたいな大人になって、楽しい仲間とさまざまな国でお酒を飲んでみたい。心底そう思った。

尚、36歳現在海外には一度も行ったことはない上に体質で酒は一滴も飲めない。

病気高校には行けなかったが、年齢が上がったことでネット環境を与えられ、もう時効だと思うから白状するが私は体調の良い日はブックオフで「せどり」をして小遣いを稼いでいた。そのお金で、西原の本を揃えられる限り揃えはじめた。

「ちくろ幼稚園」にはじまり「ゆんぼくん」「ぼくんち」などの叙情系を読み、「あの破天荒西原がこんなに繊細な漫画も描けるのか!!」と素直に才能に感心したし、それまでの彼女人生に思いを馳せたりもした。

その他、著作は書ききれないほど(この時点で2000年くらいかな)あったが、どれも思春期学校に行けず友達を作る機会もない私には輝いて見えた。こんな大人もいるんだという、一つのロールモデルとして彼女は私の中に刻まれていた。

もちろん、西原にはなれないのはわかっていた。それでも、世の中にはいろんな人がいる。そう思えるだけで、世界はいくらでも広がっていく。

そんな私が潮目が変わったと感じたのは2001年の「西原理恵子ブレークへの道」あたりからだと思う。既刊をあらかた買い読み尽くし、関連人物書籍も一通り読み終え、とうとう私はリアルタイム西原を追いはじめた。この頃はまだせどり可能で毎月一定の額を稼いでいた私は、とうとう西原の本を定価で買うことができるようになる。

少しそれるが、西原漫画コミックというより書籍扱いなので一般的漫画よりページ数が少なく、高い。

なので、いくら稼いでいるとはいえ(体調の良い時しかできないしな)合計しても小遣い程度の私には定価で買うのはまあまあ大変な額ではあった。でも、西原のことは信頼していて、躊躇うことはなかったと思う。

なのに、ちょうどこの頃の新刊あたりから内容がどこに向かっているのかよくわからない本が多くなった気がした。

加えて、2002年新聞連載をはじめると、必然的家族話題が中心になる。

私は西原作家としては信頼していたが、人間性まで盲信はできなかった。確か、「人生一年生」(1号か2号か忘れた)の中で安野モヨコが「西原漫画は好きだけど、友人として近づきたいわけではない」という旨のコメントをしていたのがすごく心に残った。

そうなんだ。西原漫画家としては才能があるけど、だから人間性もすべて素晴らしい人ではない。魅力的ではあるが、何かが欠けている。それが欠けているからこその魅力であり、埋めてしまうと彼女漫画を描けなくなってしまう気がする。

そういった私の中の西原への印象を、端的に言葉にしたようなコメントだと思った。

そこから新聞連載は興味があまりなかったこともあり、新刊を時々は買うものの「何か違うな…」と思うことが多々あった。おそらく、それは私が目まぐるしく成長していた時期だったからだと思う。

私の西原への熱量は冷めていき、一応情報を追ってはいるが興味が持てなくなっていった。

映画化絵本執筆

それは華々しいが、私が西原の魅力と感じていた部分がそれによって表せていたかというと疑問だ。

「大体、絵本とかで良い話描く際に必ず草原に青い空って手抜きじゃね?」

というくらいに、この頃から私の中で西原は「青い空の下草原をバックに良いこと言う作家」というイメージに変わっていった。漫画だと手抜きも笑えるけど、良い話、しか絵本になると「それでいいのか?」という気持ちになるから不思議

更にだんだん文化人枠に入っていくのも不思議ものを見ている感じだった。新聞連載は最初ちょっと読んだくらいなので、「良い母」としてCMに出る西原不思議な感じがした。だって西原ってあんなにめちゃくちゃやってる人なのになんでこんな綺麗にコーティングされているんだろう?

無頼派新刊も、かっちゃんマネー頼りの内容が多くなり、金で解決するオチが頻発して食傷気味になっていた。

そして20歳を超えた私は、新刊を諦めかつて夢中になっていた既刊を読み返すことにした。

しかし、それを読む私は確実に昔より成長していたらしい。

西原の本に出てくる友達男性ばかりで、特に仲の良い人はおそらく恋人だ。頻繁に出ていた人が急に出なくなるのは、きっと別れたからだろう。そう思った。そしてあんなに友人が出てくるのに、女性の友人は数えるほどしか出てない、もしくは出てもすぐに出なくなる。

それまでも、西原の本の内容が「嘘」であることは欄外などに語られていた。でもそれは面白くするための嘘であって、自分をよく見せるための嘘ではないんだろうと勝手に思い込んでいた。

しかし私が大人になったのか、女性の友人があまり出てこない事実に気付き、いろんなメッキが剥がれていった。

そして惰性で書店に行くついでに新刊をめくると、息子と娘の扱いに差がある気がする。

親との確執特に露骨に弟を贔屓し全肯定するのに私を全否定する母親との確執がある私にとって、それが気になった途端、新刊を追うことはできなくなった。

それ以降は聞き齧りなので本当に時系列がよくわからない。

とりあえずかっちゃんとの交際が公になったまではまあ「ふーん」と聞き流していたが、その後のMXテレビでの女性発言をかっちゃん解決してもらうところはすごく悲しかった。

なんていうか、それまで強い男に媚びてのし上ってきたんだろうなと気づいてはいものの、なるべくそこは見ないようにしていたのに、鼻先に思い切り突きつけられた気がして。

それでもまだまだ西原アル中鴨ちゃんを看取りシングル子供2人を育てた良き妻、良き母。かっちゃんとの関係はまだ女を捨てていない素敵な関係。そういうイメージ媒体を見るたびに悲しくなってしまった。そこには、私の好きだった西原が小さくなっていて、よくわからない素敵そうなものが大きな顔をしている。そういうふうに私には見えた。

とどめを刺したのは、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」だった。

私の中で、女性作家若い女性に向けた提言本を出すと、それはもう終わりの始まりだという謎の思い込みがある。

(男性作家にも一部そういう人はいるが、どういうわけか面白く書く人もいて、この辺はいつも不思議。要するに成功した男性ロールモデルは数種類いるのに対し、成功した女性ロールモデルは種類が少なく画一的からだろうと思っている)

結婚子供を産んだ。金も男も手に入れた。確かに、そういう意味西原に憧れる人もいるんだろう。そして、この本が響く人もいっぱいいるんだろう。

でも私は病気学校に行けなくて、どんなに頑張っても今の世の中だと普通に働いて結婚して子供産むとかすごくハードなことで…。そんな私のコンプレックスなんて西原にはなんにも関係ない。でも、かつての本には弱者への目線も書かれていて、その人たちを笑わそうと体を張っているすごい人だと幼い私には見えていた。

それだけに、いわゆる「成功した作家」が提言本を出すのが、私には作家として何かを手放しているように思えて仕方なかった。

そんでもって相変わらず「青い空の下草原をバックに」表紙だしな!

(別に丁寧に細密な絵を描いて欲しいわけではない)

これ以降は別に私が書くことではない。

ない、が、娘さんの告発を見て、「やっぱりなあ…」と思ってしまった。

家族のことを部外者がとやかく言うのは下品だと思うので差し控えるが、著作を買っていた私は娘さんを追い詰めた側の人間だと思うので、今後どんな形でもいいか彼女が満たされ幸せに生きていって欲しいと素直に思う。

それはそれとして、西原ならこの騒動あの手この手マネーに変え、何故か感動のラストに持っていくのでは…と危惧している。多分、この予想は高確率で当たると思ってしまうのがすごく悲しいことのように私には思えるが、西原には西原なりの大切なものがあるんだろう。今の私にはよくわからないけれども。でも、私は娘さんを追い詰めた加害者なので、その顛末を見届けないといけないと思う。だから、少しでも娘さんが救われる顛末であって欲しい。ここでこんなこと書いてもなんにもならないけどな!

今までお気持ち表明って冷ややかに見ていたが、自分で読んでも気持ち悪い文章になってしまった。

高かった熱が冷めれば冷めるほど、人は気持ち悪い文章を書いてしまうのだろう。

それでも、私は一時期確実に西原漫画を読んで生活が潤っていたし、その潤いがなければ生きてこられなかったと思う。

なるべくそのことは忘れないよう、これからも生きていけたらいいなと思い、私は明日行きたくない会社に出社してやりたくない仕事をするだろう。おしまい


追記

男性に伝わるか私にはよくわからないんだけれども、大体の女性にとって「やたらとわかってる風に振る舞う男性友達ばっかりで同性の友達がいない女性」ってなんか言動とか価値観?とかに違和を感じていて、直接的だったり間接的に嫌な目に遭うことがままある…気がする…あくまで私の周囲の女性意見だけども。

(そういう女性男性はいい顔するので、例の「女の敵は女」という言葉が出てきがちだ。そりゃ被害に遭わなきゃ女性だって高みの見物できるだろうと思う。往々にしてその手の女性好戦的なのがめんどい)

とりあえず愛ちゃんアシスタントだし、はせぴょんとか中瀬ゆかりさんはビジネスだろう。「毎日かあさん」のママ友の話はほぼ創作(むぎちゃんだっけ?あの人は多分いない)らしいので、若い頃の同性の友人の話も聞いた話を適当に盛ってほぼ創作なんじゃないかなと思う。

とにかく言いたいのは同性の友人がいないことは悪いことではないと思うけど、同性の友人がいない人が娘の母親としてどう振る舞うかというと…ということを言いたかった。

まあ、ぶっちゃけ私の母親がそういう感じなんだって話でしかないけどな。

追記2】

作品ファンだったと思うのが健全で、作家ファンだったと思うのはちょっと違うと思った方がいい、みたいな意見はすごく真っ当な意見だと思うし、私もそういう風に考えたいと思う。

でも、西原をはじめとした自分身の回りノンフィクションエッセイとして作品を発表する作家はある程度作者の魅力込みで読者がファンになる特殊ジャンルかなとも思う。

(さすがに盲信するのはどうかなという気がするし、きっと完全フィクション作家ならみんな簡単に割り切れるかなと)

そういう特殊で業の深いジャンルであるが故に、今回の娘さんの話題で様々な意見が出るというのが問題?の本質かなと私は思ってる。だからこそ、今後また西原が今回の話題も何かしらの作品昇華してしまいそうで怖いなと思っている。

(作家としてはそれが正解なんだろうけど、それ故に残酷というかあまりに業が深すぎる職業というか)

追記3】

今ざっくり自分文章読み返してみて、多分初期の方が弱者への視点が感じられ、更に作者本人が体を張って笑いをとりに行く様が魅力に感じられたように思う。

そして、よくある話ではあるが金や権利を手に入れたあたりでその魅力が感じられなくなったのかなと。

多分その魅力は彼女の中にまだあるはずだけど、今の状況だとそれで作品を作るのは難しそうだ。それはとても困難で手間がかかるし、素敵な女性として楽にいい感じの本出した方が売れるだろうしね。

追記4】

他の人の西原への感想などが読めてとても嬉しいです。もっと読みたいので書ける人は書いてくれるとすごくすごく嬉しいです。

しか新聞連載以降の作品ファンがあまりいないので、あの辺の作品を買った層と初期の作品を買っていた層はまったく違う層なのか?と新たな疑問が出てきた…。「上京ものがたり」あたりは私も結構好きでした。特にラストはすごく心に残っている。

追記5】

追記多いのマジで気持ち悪いな。でも本文から気持ちいからなんかもうええわ。

友達の多い少ないは少なくともこの文章においては問題ではない。実際私も学校行ってないか友達少ないし。そしてそこを語りたいわけではない。

では何が私が引っかかったかというと、私がこの文章を書いた発端が彼女の娘さんの文章を読んだこと。

何度か男性友達は多いのに同性の友達がいない、少ない女性と接した経験から、そういう人々はとても男尊女卑であると思った。要するに、大勢男性と親しくできる自分は「名誉男性」であり、同性とばかり親しくする女性を格下に見ている。そして、人間を上か下かでしか見られず、他人自分と等しい存在だと捉えることができない。男尊女卑は対男性には伝わりにくいが、対女性にはすぐ伝わってしまうので対女性とはトラブルが多い。

そういう男尊女卑内面は奇しくも本人が言う通り、男尊女卑のまかり通る環境で生まれ育ったことも関係あるのかもしれない。

(でも、そういう環境で育った人がみんなそうなるわけではないけれども)

そして重要なのは、ここが問題点なのではなく、本当に重要なのはここから

本人が自覚あるかないかに関わらず、男尊女卑思想のある女性男の子女の子を産んだ場合女の子にはどう接するだろうか。

ここからは私の知り得るところではないので差し控えるが、自身母親と照らし合わせると自ずと見えることが無きにしも非ず。

それはそれとて、そういうことを考える私もまたすごく嫌な女だということは間違いないだろう。

自分の周辺にそういう女性に心当たりがないという人はとても良い環境に恵まれた人だと思うので、それは自身の人柄によるもので、すごく誇っていい尊いことだと私は思う。

追記6】

私がこの文章で書きたかたことは、西原理恵子という作家の業と私という読者の業、そして何より娘さんについて。

なので差別云々というのは私の文章力とか私の考え方に問題があるのは前提として、それを除けばここのコメント西原理恵子という作家や娘さんのことを触れないのは片手落ちに感じる。

(もちろん、100文字という制限がある以上それは仕方ないとは思う)

そして、私はその業や娘さんに関係ないことはこの文章の中で書く気はないし、責任もとる気がない。

私は誰しもどこかに他人差別してしまうところがあって、多分そこを言及されていると思うけれども、他人に「絶対差別するな」って押し付けたり、「自分絶対差別してない」って言い切る人は理想主義過ぎて少し怖い。

から、その辺が気になる人は、自分でそういう差別についてのエントリを書く方が満足できるし有意義だと思う。

追記7】

差別が〜って言う人は西原漫画読めるのか…?とずっと考えていたが、よく考えたら西原漫画を読まずにこのエントリだけ読んで「差別が〜」と言っている可能性もあるのか!とはたと気づいた。

知らない人に説明すると、西原理恵子という人の芸風は人種差別女性差別弱者差別などあらゆる差別を笑いに昇華していくものである。実際、女性の友人をデブだのブスだのヤリ○ンだと罵ったり、子供を産んでいない女性専業主婦へのヘイト発言なんて日常茶飯事だ。しかも、この何十倍も汚い言葉でそれを言う。

(改めてこう書くと本当酷いな…)

もう本人の作品自体ミソジニーだのホモソーシャルだのが真っ青になるくらい、差別問題発言の坩堝なのが西原理恵子漫画だ。

(今のポリコレではアウトでしかない…だから改めて差別とかホモソーシャルとか言われると「いやもっとアウトな発言いっぱい出てくるから!」ともうどこから突っ込めばいいのかもうよくわからない)

ところが、それがものすごく面白くて笑えるから始末が悪い。そして、それを読んで笑う読者ももれなく下品である。それが、西原理恵子と読者の業の深さの一端だ。

私は西原理恵子という作家について書くにあたって、そういう彼女や読者の中にある「差別」は切り離せないものだと思ってこの文章を書いた。そして、その「差別」がどの程度彼女の娘さんに及んでいたのか(あまり詳細が書かれなかったこともあるが)読者にはよくわからなかったところが例の娘さんの件で露見したように思う。

(更に補足すると、彼女差別する人間からこちらも差別していいとかってそういう話ではない)

なので西原理恵子を知らない人は、とりあえず図書館にも置いてあるしブックオフで叩き売りされているので読んでみて欲しい。私のおすすめは、コメントでも人気の高い「鳥頭紀行」とか「ぼくんち」あたり。

実際の西原漫画を読んで、差別だとかそういうもので頭がクラクラするのにギャグが強烈に面白いという奇怪な感覚に失神するがいい!

(ただし、合わない人には本当に合わない)

結局、何があっても私は西原理恵子漫画のすべてをきらいになれないし、機会があれば好きな作品を未読の人にも読んでもらいたいのだ。

Permalink | 記事への反応(18) | 17:22

2022-04-25

anond:20220425184414

これ、女性からすると自分たちも同様の競争社会に晒されてるけど?って感想になって、増田意図は伝わらないと思うわ。

けっきょくこれって女性達には気づきにくく、たとえ気づいてもそれを是正するメリットがない、という事実があるので、男社会競争原理は放置されるんだよね。

しかも男社会競争原理って配偶者獲得戦争という側面もあるから自由恋愛の話もしないと片手落ちで、だけど自由恋愛文字通り選好の自由を是とするので、競争原理にメスを入れるのは不可能に近いと思うわ。

要するに女性弱者を選ばない以上は男性競争をやめられない。

極めて野性的な話であるが故に解決不可能でしょう。

2022-04-21

anond:20220421113116

広告デザインから原作性的な成分をかなり抜いた点(もちろん「たわわ」の文言は残ってる)を過小評価どころか無視するのは、表現に対する批判としては片手落ちだよな。

頭の中が、ゼロかイチになってる輩が多い。

極端な議論しか残らないのはまずい。

本件はかなりグレーゾーン議論対象のはずが、専門家が「見たくない表現を触れない権利」とか「性犯罪助長する可能性」とか阿呆なぶち上げからスタートするから、肝心の「①未成年者を性的に眼差す(が抑えた絵柄の)漫画広告が、②新聞の全面広告に載ること」という、それぞれ即座に是とも非とも言えない問題スポイルされてるように見える。

2022-02-01

anond:20220131110601

>「白饅頭」や「すもも」界隈がこういう女性騎士になるのも、その女性若い間だけ。彼女中年以降の人生を考えると、本当に悲しくなる

実はこの一文でそのにっくき白饅頭とかすももとかの言ってることを肯定してしまってることに気づいてないのであった。

自身ミソジニーを「正しさ」で装うのが女の常套手段だ。

マジで批判をしたいのなら、女も場合によっては女にとって敵になりうるということをきちんと認めないと片手落ちなんだけど、いわゆるラディフェミとか、モテないBBA嫉妬とか言われたくないがためにこうなってしまうのである

2022-01-05

anond:20220105033451

自分総論としては選択夫婦別姓賛成ではあるのだけど、場当たり的な対処はしてほしくないという意味で近視眼的な法改正はあまり賛成でない。

 

選択夫婦別姓問題って要するに「名前に対するアイデンティティ」「実務上の問題」の2点からくる話なわけだけど、前者は夫婦別姓導入したところで子供名前という問題が遠からず再熱するのは想像に難くないし、後者選択夫婦別姓というパッチを当てるんじゃなく根本的に名字が変わっても手間がかからないような社会を目指すべきだと思っている。

からマイナンバーとか一意なid個人識別する制度をしっかり構築して名字もっとカジュアルに変えられるようにしてもいいと思うのだよね。名字が変わるって何も結婚時だけじゃなく子供離婚再婚時もそうだし、アイデンティティという観点ではむしろそういう子供まで含めてちゃん制度設計すべきだと思う。現状その辺が結婚時の夫婦のみに限定されていて片手落ち感があるので、別姓導入自体は賛成だけど今の主流派が目指している方向には反対の立場

もちろん社会制度が整うまでの応急処置的に夫婦別姓のみを対象改正するのはいいと思うけど、現状の活動を見てるとそこから先に広がりそうな未来が見えない。

 

というか名字という制度自体世代を重ねると減っていく欠陥仕様なので、どうせ同姓にこだわらないなら創姓も可能にしたりもっとカジュアルに好きな名字名乗れるようにすればいいのに。

2022-01-04

昔みたいに周囲の大人が協力して子供大人として教育していくような統一的な価値観もない時代に、法律上成人年齢を引き下げる理由もよく分からんよな

成人として認めるからには成人としての権利付与も行われるわけだけど、現行の20歳でも「成人」としての権利付与に相応しいかどうかも怪しいのに

刑事罰を与える年齢を引き下げたいから、それに合わせて権利付与も引き下げたい」ってことなもっと大人になるための教育をしやすいようにするための環境づくりにも力を入れないと片手落ちでしょうに

倫理観の狂った大人(親や教員)が子供を育てる時代地域の子供をちょっと叱ったくらいで声掛け案件になるような時代に成人の年齢だけ引き下げたところで社会の首を締めるようなもんだと思うんだけどなぁ

anond:20220104043654

車社会否定してるわけじゃない

命は大切だからって言う人がたくさんいるけど、車社会容認してたら片手落ちだってことで

安易に命は大切とかい綺麗事言う人が欺瞞に満ちてることを告発してるんだよ

2022-01-03

anond:20220103185202

命は大切だって話に置き換えてもいい

命が大切だからコロナでは経済よりもとにかくロックダウンしろと言ってた人がいるが

車社会許容しながらなら片手落ちになる

そこの整合性の話をしてるんだよ

人の命が奪われてるのに水を許容する社会

どうなん?

水があるかぎり毎日事故で人が死んでいく

こんなに明らかなのに、水を許容する社会っておかしくない?

例えば、死刑はごくごく僅かな可能性でも冤罪あるから廃止って言う人いるのに

水なんて確実に人を殺すもの許容してる

どう考えても片手落ちだろ

お前らこの自己矛盾に対してどう整合性とってるの?

anond:20220102190352

死刑を許容できない人がいるように車を許容できない人もいる。

片手落ちでもなんでもない。

それ以前に、死刑は殺すことが目的であるのに対して車は移動することが目的。この観点から比較対象として無理がある。

増田への指摘はさておき、交通事故の死亡者は減ってほしい。

車の性能を良くするだけでは限界があるから根本から何か大きく変えてほしい。

anond:20220102190352

人の命が奪われてるのに刃物を許容する社会

どうなん?

刃物があるかぎり毎日刺傷殺傷で人が死んでいく

こんなに明らかなのに、刃物を許容する社会っておかしくない?

例えば、死刑はごくごく僅かな可能性でも冤罪あるから廃止って言う人いるのに

刃物なんて確実に人を殺すもの許容してる

どう考えても片手落ちだろ

お前らこの自己矛盾に対してどう整合性とってるの?

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