はてなキーワード: コミティアとは
だいたい創作界隈というのは二次創作の方が賑わってて、同人誌と言えばエロ二次漫画というイメージの人も少なくない。その中でもイラスト・漫画じゃない一次創作ときたらそれはもう手に取って貰いづらい供給過多のジャンルで、ちょっと検索すれば「小説同人誌は読んで貰えない」「小説同人誌は不人気」系の話題はぞろぞろ出てくる。
そんな界隈でファンタジー+SFな世界観で活動してきた。これまた供給過多のジャンルだが、狭い界隈には狭い界隈なりの交流とか面白さがあって自分なりに楽しんでやってきた。別にプロになりたいわけじゃなく自分の書きたいものを書いて形として残すのが楽しいだとか、売れるかどうかじゃなく自分の頭で一から考えた世界を作品にすることに意味があるだとか。
そりゃもちろん人気が出ればそれに越したことはないから、負け惜しみがなかったとは言わないが。人気絵師さんに挿し絵描いて貰ったりウェブ小説を見ていた編集者の目にとまったりとか妄想したことがないとは言わないが。
さて、オリジナル小説は読んで貰いにくいという話を最初にしたが、そんな状況は最近ではずいぶん変わったと感じる。オリジナル同人誌の即売会と言えば40年近い歴史のあるコミティアだったが21世紀に入って文学専門の文学フリマが始まり、2010年代からは東京だけでなく日本各地で毎年開催されている。なろう・アルファポリス・エブリスタ・カクヨムなど小説投稿サイトも多数登場した。
そこに行けば「オリジナル小説を読みたい!」という読み手が確実にいるのだ。もちろん今でもオリジナルは読まない・読んでも漫画だけ・二次創作でも小説は読まないなんて人はいっぱいいるんだろう。でもウェブ小説(オリジナルの)を読んで貰える場所は確実に広がった。小説投稿に特化しただけあって読みやすい&使いやすい&検索しやすい&感想をフィードバックしやすい優れた環境が用意される時代になった。
そういう恵まれた環境がある時代、素人がウェブ小説の投稿をきっかけにプロデビューするのが妄想ではなくなってきた。だって実際にデビューしてるし。書籍化タグがついた作品は本当に紙の書籍になって店頭に並ぶのだ。あの有名絵師さんに表紙とカラーイラストと挿し絵を描いて貰えたり漫画化やアニメ化されたりすることが本当にあるのだ。
そうやってウェブ小説というジャンルがメジャーになっていくとその中にも流行があるのが見えてきた。中世風ファンタジーが人気で純文学は不人気だろう、というようなイメージではなくもっと具体的に「平凡な俺が異世界に転生したがスキルを生かして英雄になる」とか「乙女ゲーの悪役令嬢に転生したので破滅エンド回避したい」が人気らしい、とか。その逆を張った「異世界に転生したけど一市民として平和に暮らす」とか「破滅エンドで追放されたから自由に生きる」も既に出現してる、とか。
流行ってる設定があるということは、同じような設定で書かれた作品がいっぱいあるということだ。いくつも読んでいくとこれ前も見たな……というシーンがどんどん目に付く。確かに登場人物や世界観はオリジナルでも流行ってる設定に乗っかって書くのに一次創作の意味があるのか?と思った。
それがそのまま自分の身に返ってくることに気付いてしまった。自分の書いてるのは確かに今流行のパターンではない、でもファンタジー+SFでライトな雰囲気の冒険ものなんてこれまで山ほどあるじゃないか、と。流行り物に乗っからずに自分だけの世界を作ってるつもりでいながらオリジナリティなんて胸を張れるほどなかったんじゃないか、と。
正直、一次創作やってる人にはどこか二次創作を見下してる部分があると思う。あっちは他の人が考えたキャラや世界観を借りてるけどこっちは自分で全部考えた自分だけのキャラと世界観なんだぞ、と。どんなに稚拙でも売れなくても借り物じゃない自分の作品なんだぞ、と。
でもオリジナル創作だって、すべてを一人で産みだしたわけじゃない。これまで読んできた作品の影響は誰だって受けているし、あんな作品を創りたい!と思って創作を始めることは別に珍しいことじゃない。トールキンみたいにエルフ語を自分で作りましたなんて人は滅多にいない。
自分で考えた自分だけのオリジナル作品です!という看板には思ってるほどの権威なんてないんじゃないだろうか。どこかで見たような設定でも流行りまくってる二番煎じの設定でも読者は面白ければ読むし本は売れるし商業で出るしメディアミックスはされる。趣味だから別に売れなくてもいいもんという話に戻るなら、大事なのはやってる本人が楽しめるかどうかだ。アマチュアが自分の頭だけで一生懸命考えたつもりのオリジナリティなんて、そこでどれくらいの意味が持てるんだろう。
元増田だけどこんな雑な愚痴に結構な反応があってびっくりしてます。
確かに男性向け同人もエロが主流だし、人間の性愛に対する執着を感じますね…
元のトピックが同人女だったからそう書いてしまったけれど、あたらめて考えると自分はそもそもその手のキャラ妄想ベースの二次創作全般に対して興味が無いんですよね。原作原理主義過激派なので。
一応書いておくと、別にそういう二次創作が悪いとは言ってないし、同人にはそれしかないとも言ってないし、キャラ妄想楽しむ人たちが世界観考察とかしてないとも言っていないです。
ただ、2次元コンテンツ好き≒キャラ妄想好きと言っても過言ではないくらい一般化されてる現状が肩身狭いな〜という個人的な愚痴です。
ちなみに自分のオタクっぽい活動としては、コミティアとかで同人漫画や考察本をたまに買ってる感じです。
本当にそうですね。
制作側もキャラクターコンテンツビジネスは結局儲かるし、消費者の多くもそれを求めているからか凄い勢いで日々新しいコンテンツが供給されていますし。
pixivでは主にエロ絵を中心に、youtubeでは作画アドバイス講座作って収益化してる。
ここまで来るのに1年掛かったが、頑張った甲斐はあったと言えるんじゃないだろうか。
実家に寄生してる身分なので肩身は狭かったが、この不労所得で月数回は親を美味しい外食に連れてったりしてる。
高校も大学も皮膚疾患で中退して、それを治療した後死に物狂いで就活して何とか中途採用された事務仕事すら鬱で半年で退職して完全な社会不適合者に堕ち、どうにもならんと思っていたが、やれば何とかなるもんだ。
親には迷惑を掛けたが、これから徐々に収益を増やしてもっと上手いメシに連れてってやりたい。
オッスオラ増田!
何か知らん間にすげえ伸びててオラ驚いちまったぞ!
「30にもなって正社員ですらなく月10万とかww雑魚乙wwwwww」みたいに煽られてるのかと思ったら、
ブコメがあったかいコメントめっちゃ多くて思わずウルっときちまった…みんなありがとうな…ありがとうな…
せっかくなんで多く寄せられてたブコメ内容について回答していきたい。
>それ不労所得じゃなくない?働いてない?在宅フリーランスなのでは?
確かにイラスト制作や動画制作など、やってることはめちゃめちゃ手間暇掛かるし工数も多い、労力の掛かるまさに労働かもしれないが、
コンテンツを作成し、それをアップして置いておくだけで放っておいてもそのコンテンツが毎月自動的に金を生み出し続けてくれるっていう意味において不労所得だなこれは~って思ってた。
まあ安定した収益を維持し続けていくためには絵にしろ動画にしろ継続的に作品制作してかないといけないんで、何にせよ労力は掛かるけどw一番ヤバい時で一日17時間近く作画と動画編集に充てる生活を続けてたしな。
あとブコメにあった、「この方の考える労働というのは会社に所属して苦労して稼ぐということ。好きなことをしているのは「不労」なのでその意味では不労所得。」っていうのは、それ!それだよ!って膝を打った。
やっぱり、やってて楽しいことで稼げるのは精神衛生上良いぞ!自分には会社員経験が半年しかないが、それでもあの地獄の半年と比べると今はすごく楽しんで生きれてると思う。
おう、やったるで!
確定申告書類作成には、一時期ウメハラモデルも話題となったコイツを使うつもりだ。
月収10万に達したのは本当にここ最近で、それまでの稼ぎから考えれば今年の年収は100万行ってないがそれでも確定申告をしようと。
要するに還付金狙いだよね。
>同人誌作れ
やってるぜ!
今はコミケにしか出してないけど、いつか採算性度外視でコミティアに殴り込みたいと思ってる。
絵描きならやっぱ最終目標は完全オリジナルでウケるモノ描くことだよな~。
あと、DL同人という分野でめっちゃ参考にした書籍があるからこれも貼っときたい(布教したい)
>家に金入れろ
少ないが月1万入れてるぞ!
こればっかりは少なくて親にも申し訳ないが、制作用のPCを新調したいと思って金を貯めてるんだ。
もっと収益が上がればもちろんもっと多くの金額を家に入れたいと思ってる。
こんな感じだろうか。みんなありがとな!
メシ食ったらまたお絵描きの続きしてくるぜ!
私も映画オススメマンガ描いてみたい!
というわけで描いてみました。
モスラかあいいよモスラ~ pic.twitter.com/niGwrrBcTD— 小雨大豆☆コミティア「N10b」!!! (@kosamedaizu) June 22, 2019
しわしわのピカチュウじゃなくてもめっちゃ可愛かった#DetectivePikachu #名探偵ピカチュウ pic.twitter.com/6Guh9cQjds— お肉おいしい@6/7本発売 (@029_umai) May 8, 2019
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 101 | 20843 | 206.4 | 51 |
01 | 40 | 4387 | 109.7 | 48.5 |
02 | 20 | 3494 | 174.7 | 37.5 |
03 | 13 | 1712 | 131.7 | 129 |
04 | 37 | 4459 | 120.5 | 58 |
05 | 25 | 1881 | 75.2 | 50 |
06 | 25 | 1487 | 59.5 | 26 |
07 | 34 | 11540 | 339.4 | 42.5 |
08 | 95 | 5862 | 61.7 | 34 |
09 | 92 | 7592 | 82.5 | 47.5 |
10 | 113 | 10851 | 96.0 | 44 |
11 | 165 | 10924 | 66.2 | 32 |
12 | 235 | 17120 | 72.9 | 29 |
13 | 186 | 14873 | 80.0 | 24 |
14 | 149 | 11234 | 75.4 | 31 |
15 | 144 | 9202 | 63.9 | 27 |
16 | 166 | 10622 | 64.0 | 31 |
17 | 131 | 13113 | 100.1 | 28 |
18 | 95 | 7504 | 79.0 | 33 |
19 | 98 | 7290 | 74.4 | 35.5 |
20 | 119 | 15591 | 131.0 | 44 |
21 | 72 | 5125 | 71.2 | 28.5 |
22 | 115 | 5116 | 44.5 | 20 |
23 | 58 | 6071 | 104.7 | 61.5 |
1日 | 2328 | 207893 | 89.3 | 33 |
ドーキンス(5), 中曽根(10), 速め(3), 11月28日(3), エーテル(4), たくら(8), 雪の女王(3), エンパワーメント(3), なざさ(3), 俗流(3), 岸田(5), サンダース(3), 家系(10), 負(13), 日本人女性(8), ログ(6), 松屋(6), 松本(5), オプション(5), 体系(5), 有意義(5), November(5), スカート(10), 将棋(7), 10年前(7), 首相(9), ロジック(7), コミュ力(8), 進化(13), 鍋(6), お湯(6), 安倍(22), けっこう(10), 天才(11), 二次元(10), 味方(12), 最強(10), 武器(8), 複雑(8), フェミニズム(12), yahoo(8)
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20代前半女性だったら、コミティアのブースには精一杯可愛く着飾って座るのが売れるコツだ。そして、露出度もちょっと高めに。
同人誌即売会には、同人誌そのものにはあまり興味がないが、同人誌を売ってる女の子自身に興味があって近づいてくるふてぇ野郎どもが存在する。そういう連中は、同人誌に記載されている女の子のメールアドレスやtwitterIDの情報を知りたいがために同人誌を買う。そういう連中の意図を見透かした上で、そういう連中でも思わず漫画の内容に魅かれ、純粋に「この漫画は素晴らしい。拡散したい!」と思わせる内容の同人誌を描け!
同人誌即売会では、どんなに良い内容の漫画を描いていたとしても売れなければ何の意味も無い。
島中を歩いている連中に、まずは興味を持ってもらい、本を手に取ってもらい、そして買ってもらうという一連のプロセスを経て初めて内容を評価してもらえる。
その一連のプロセスを経るために、20代前半女性というステータスは間違いなく有利な武器だ。これが30~40代のオッサンだと超絶ハードモードだぞ。
「精一杯可愛く着飾った」増田自身の若く可愛い容姿に魅かれて本を買う男性はコミティアなら10人は確実に存在する。コミティア開催時間全てを通して1部しか売れないなんて事態には絶対ならない。
まずはそういういけ好かねぇ連中でもいいから本を買ってもらって内容を見てもらうことだ。
以上、同人誌売ってる女の子自身が目当てで同人誌買って、まんまとその女の子と仲良くなって一緒に遊びに行くことに成功した野郎からのアドバイスでした。
健闘を祈る!
「私がエッセイ漫画を描かなくなった理由」(1/2)
コミティア(出張編集部)にまつわる話です。 pic.twitter.com/tqpzzdkMBx— 大場玲耶@レトマジ単行本1/10発売決定 (@ohba08) November 23, 2019
【暮らし】主流テーマは悲惨さや不幸 夫が知らないレディコミ最新事情 https://t.co/lQ8uNV1S6p #日刊ゲンダイDIGITAL— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) October 22, 2016
その年で教授の退官に伴い研究室を閉じるので、研究室を明け渡すための片付けをしていた。
そうしたら、どっさりとマンガが出てきた。だいたい400冊くらい。確かにこの研究室には誰のものとも知れない山田太郎ものがたりなどがあり、私も楽しく読んでいた。
で、このマンガをどうするかということで、全部売り払って研究室の打ち上げ代の足しにしようということになった。多分先代の先輩たちが少しづつ置いていってこの量になったんだよ、ということで。
なので新古書店の店員さんを呼んで全部売り払い、大体7000円くらいになり、予定通り打ち上げ代の足しにした。
それから何年も経ち、私は当時の研究室の先輩と結婚することになる。
そしてある日、研究室にあったマンガ、みんな売って打ち上げ代の足しにしたね、と思い出話をした。そしたら夫はこう言った。
「ああ、僕のマンガが全部売られたやつね」
私としては寝耳に水である。あれ、先輩たちが置いていったものじゃなくて全部夫一人の私物だったの?流石にびっくりしたが、二人で暮らす部屋を見て思った。壁いっぱいに本棚を置いてその中には商業マンガだけでなく、コミティアやコミケで何年もかけて買い集めた一次創作同人誌もやたらある。私のマンガも多少はあるがほとんどが夫が結婚前から集めていたコレクションだ。多分同人誌だけでも1000冊はありそうな勢いだ。これだけマンガ好きな夫だったら研究室に400冊くらい一人で持ち込んでもおかしくはない。
でも流石に想定外の話すぎてひたすら謝った。夫は「昔の話だしいいよー」と言ってくれたが。
子供ができて、この部屋の本をどうするのか相談した。危ないのでどこかに片付ける、という点では二人の意見は一致していたが、どこに片付けるかが問題だった。
夫はトランクルームに預けたい、と言った。が、私はフワッフワの頭でトランクルームに片付けたらすぐに読むことが出来なくなるし、意味がなくない?などと反論してしまった。そしたら夫は悲痛な表情で決断した。「じゃあ、全部売る」と。
夫の言い分はこうである。
「マンガや同人誌に詳しい専門店に全部売る。どの本も全部大切だから、どれかだけ残すということはしない。今は絶版になってる商業マンガも多いし、同人誌などもう2度と手に入らないものばかりで、そんな貴重な本は捨てるのは忍びない。だから売ってまた誰かが手に取ってくれるのを願う」
私も流石にびっくりして、全部捨てなくてもいいのではと言ったが、一度決心した夫の心は固かった。
そして壁一面の本棚のマンガを全部専門店に送りつけたところ、夫の元に専門店から電話がかかってきたらしい。「これだけのコレクション、もう少しどうにかなりませんか?うちでは処分せざるを得ないものもあるので……」と。夫は「おたくのお店でどうにもならなければどうにもならないのでしょう。処分するものは処分してください」と答えたとか。
なお、同人誌の中には今は商業マンガで大ヒットを飛ばしている作家のアマチュア時代の同人誌などもそこそこあったらしい(特にコミティア勢)。マンガたちは全部で10万円くらいになった。詳しい内訳は聞いていないけど、多分そういう希少本が多かったのだろう。
そして今は子供に配慮した、なるべくおもちゃ以外がない部屋で子育てをしている。
が、あれ以降夫は変わってしまった。毎週2、3冊はマンガを買ってきていたのに、一切本を買わなくなった。ちなみに私は読みたいマンガは電子書籍で買うようになったが、夫はそれもしていない。コミティアにもコミケにも行かなくなった。
私といえば、あの時トランクルームに預けよう、と言わなかったのを心から後悔している。
夫がここまで変わってしまうとは思ってもいなかった。あれから2、3年経つけれど、いまだに夫は本を売ったことを辛く思っているらしい。
夫の趣味の品を勝手に売ったら人が変わってしまった、という話は昔からネットに転がっているけれども、それと同じようなことを私もしてしまった。しかも、2回も。
あの壁いっぱいの本棚に詰まったマンガ達。あんまりメジャーなマンガはなかったけれども、夫が何年もかけて集めてきたコレクション。何気なく手に取って読んでみたら、どれも確かに面白かった。
コミティア130で40Pの漫画が1部しか売れなかった人のお気持ち表明
30部刷って手元に残っているのが15部くらい。精算合わない理由は後に。
・なぜ売れなかったのか
・隣の芝こと隣のフォロワー
同人約3年目で過去に出した同人誌は8冊くらいとSNSの漫画を少々。
ここ1年くらいで人気が急上昇し、pixivの2次創作漫画はブクマ20,000代が2件、
10,000代が1件などで、フォロワー数は9,000を目前にしていた。
ファンからは通販は無いかとか、サインを求められたりとか、まるで人気作家になった気分だった。
そんな私がコミティア(オリジナルオンリー)で1部しか売れなかった。
なぜ売れなかったのか、泣きながら考えた。理由はこうだと思う。
・売れていた2次はギャグ路線だったのに急に1次はバトルものへのシフト
・浅はかな知識による、その道のオタクが見たら鼻で笑うような展開
・pixivのフォロワーが求めているのが2次であり1次ではない
書いてて悲しくなってきた…
事前にある程度予想していたけど
今年の夏コミでは100部刷って5冊くらいしか出なかったし(これもまた闇)、
OLだし自分の時間や赤字面を考えても利口な人なら今回のコミティアで撤退するだろうな。
今回編集部に持っていたた時は人生で初めて漫画やめたいと思った。
部数が全く動かないし完全に心が折れたので、14時からは全て編集部と買い物に時間を使うことにした。
売りたいならその場にいるべきなんだろうけど、数部売れるかわからないしじっとしていられなかった。
1人参加なのでご自由に見ていってくださいと書き残して見本誌の隣に置いた。
何も褒められるところが無かった。以前の2次ギャグで出した時の方がよっぽど評判が良かった。
自分の浅はかさ、オリジナル漫画描いてすいません…って気になってしまった。
私何か悪い事したんか?
堂々と胸張って外を歩ける人が羨ましくなった。
冒頭の30部刷って手元に15部の理由は、編集にばらまいてきたからだ。
各出版社ブースに設置してあるBOXに投函すれば後日メールで感想を頂けるのだ。
編集と対面するメンタルがもう無かったので、後日の自分にダメージを負ってもらうことにした。
「オリジナル漫画を描けるなんてすごい!」と言う友人たち、結局DL販売でも買わないし、こんな苦い思いするなら友人たちのように時間と金をゲームに使っていた方が幸せなんだろうな、と思った。前に歩かなければ転ばないんだよな~。
応援はするけど買ってもくれないし本当に1次創作とは孤独なものだと実感した。
買うほどの魅力が無いってのは十分わかる。皆まで言うな。
そして過去に頭も画力も足りなくて親に大反対されて美大に行かなかったことを思い出してなおさら死にたくなった。
美大出身に負けない気持ちでやってきたので、もっと絵と向き合う時間があればとも思ったけど
絵描きって絵を描くの特化型だから、絵と向き合ったらまた死にたくなるんだろうな。
周りの2次絵描きの友人を見渡せばツイッターのフォロワー数は1,000人を越える人ばかり、自分は垢をころころ変えるのとツイッターには漫画を投稿しないのとでフォロワーが増えなかったし増やそうという努力もしていなかった。自分のフォロワーは1垢500人くらい。
2次創作はフォロワー増やすために好きな1次キャラの漫画を描いているような気がして気が引けていた。
バイト先で「おすすめのお酒は?」と聞かれて、とにかく売れ残りを薦めろと店長に言われたことを思い出した。
人を騙しているような気になってできなかった。店長には嫌われた。
フォロワーを戦闘力としてイキってる友人たちが気持ち悪かった。過去の自分を見ているようで。
だが漫画を描かずしてフォロワーを増やそうとするなんてとんだ甘ちゃんだ。
もう2次で同人誌を出せない気がする。
漫画を描くために土日も昼休みも仕事終わりも費やしてもまたダメかもしれない。
今は傷が癒えてないけど諦めたくない。
PMSと重なって鬱っぽくなってるので、冷静な判断ができるようになったら今後を考えたい。
とあるフォロワーは伸び悩んでいたがコミティアに何度も出て、担当がついたという。
新刊の漫画は見違えるほどうまくなっていて、商業デビューが決まったらしい。
聞いた時はおめでとうと言ったが、内心は悔しい気持ちだった。
友人より漫画を描いていない自分が悔しがるなんてほんと哀れだな。
やめね~~~~~~~~~~~~~よ!!!!!!!!!!!!!!!!
今年のコミケとコミティアの成績を見たらやめろと言いたくなる。
でも1本の漫画を締切り内に描き切れること、過去イベント8回くらいで1度も原稿を落としたことが無いこと。
良い漫画を描けば自然と増えるものだろうから。(ウケる漫画は描くけどフォロワー増やしの漫画は描かない。難しいけど伝われ。)
甘い考えってわかる、でもしばらくはこの気持ちでいたい。
この文章も見る人はいないかもしれないけど、自分と同じように挫けそうな人に向けたい。
漫画描くって神経削るけどやめられないね。かっこよく言うと呪いだと思う。
私も頑張るから君も頑張ろうな。
おわり
コミティア130で40Pの漫画が1部しか売れなかった人のお気持ち表明
30部刷って手元に残っているのが15部くらい。精算合わない理由は後に。
・なぜ売れなかったのか
・隣の芝こと隣のフォロワー
同人約3年目で過去に出した同人誌は8冊くらいとSNSの漫画を少々。
ここ1年くらいで人気が急上昇し、pixivの2次創作漫画はブクマ20,000代が2件、
10,000代が1件などで、フォロワー数は9,000を目前にしていた。
ファンからは通販は無いかとか、サインを求められたりとか、まるで人気作家になった気分だった。
そんな私がコミティア(オリジナルオンリー)で1部しか売れなかった。
■
なぜ売れなかったのか、泣きながら考えた。理由はこうだと思う。
・売れていた2次はギャグ路線だったのに急に1次はバトルものへのシフト
・浅はかな知識による、その道のオタクが見たら鼻で笑うような展開
・pixivのフォロワーが求めているのが2次であり1次ではない
書いてて悲しくなってきた…
事前にある程度予想していたけど
今年の夏コミでは100部刷って5冊くらいしか出なかったし(これもまた闇)、
OLだし自分の時間や赤字面を考えても利口な人なら今回のコミティアで撤退するだろうな。
今回編集部に持っていたた時は人生で初めて漫画やめたいと思った。
部数が全く動かないし完全に心が折れたので、14時からは全て編集部と買い物に時間を使うことにした。
売りたいならその場にいるべきなんだろうけど、数部売れるかわからないしじっとしていられなかった。
1人参加なのでご自由に見ていってくださいと書き残して見本誌の隣に置いた。
何も褒められるところが無かった。以前の2次ギャグで出した時の方がよっぽど評判が良かった。
自分の浅はかさ、オリジナル漫画描いてすいません…って気になってしまった。
私何か悪い事したんか?
堂々と胸張って外を歩ける人が羨ましくなった。
冒頭の30部刷って手元に15部の理由は、編集にばらまいてきたからだ。
各出版社ブースに設置してあるBOXに投函すれば後日メールで感想を頂けるのだ。
編集と対面するメンタルがもう無かったので、後日の自分にダメージを負ってもらうことにした。
「オリジナル漫画を描けるなんてすごい!」と言う友人たち、結局DL販売でも買わないし、こんな苦い思いするなら友人たちのように時間と金をゲームに使っていた方が幸せなんだろうな、と思った。前に歩かなければ転ばないんだよな~。
応援はするけど買ってもくれないし本当に1次創作とは孤独なものだと実感した。
買うほどの魅力が無いってのは十分わかる。皆まで言うな。
そして過去に頭も画力も足りなくて親に大反対されて美大に行かなかったことを思い出してなおさら死にたくなった。
美大出身に負けない気持ちでやってきたので、もっと絵と向き合う時間があればとも思ったけど
絵描きって絵を描くの特化型だから、絵と向き合ったらまた死にたくなるんだろうな。
周りの2次絵描きの友人を見渡せばツイッターのフォロワー数は1,000人を越える人ばかり、自分は垢をころころ変えるのとツイッターには漫画を投稿しないのとでフォロワーが増えなかったし増やそうという努力もしていなかった。自分のフォロワーは1垢500人くらい。
2次創作はフォロワー増やすために好きな1次キャラの漫画を描いているような気がして気が引けていた。
バイト先で「おすすめのお酒は?」と聞かれて、とにかく売れ残りを薦めろと店長に言われたことを思い出した。
人を騙しているような気になってできなかった。店長には嫌われた。
フォロワーを戦闘力としてイキってる友人たちが気持ち悪かった。過去の自分を見ているようで。
だが漫画を描かずしてフォロワーを増やそうとするなんてとんだ甘ちゃんだ。
もう2次で同人誌を出せない気がする。
漫画を描くために土日も昼休みも仕事終わりも費やしてもまたダメかもしれない。
今は傷が癒えてないけど諦めたくない。
PMSと重なって鬱っぽくなってるので、冷静な判断ができるようになったら今後を考えたい。
とあるフォロワーは伸び悩んでいたがコミティアに何度も出て、担当がついたという。
新刊の漫画は見違えるほどうまくなっていて、商業デビューが決まったらしい。
聞いた時はおめでとうと言ったが、内心は悔しい気持ちだった。
友人より漫画を描いていない自分が悔しがるなんてほんと哀れだな。
やめね~~~~~~~~~~~~~よ!!!!!!!!!!!!!!!!
今年のコミケとコミティアの成績を見たらやめろと言いたくなる。
でも1本の漫画を締切り内に描き切れること、過去イベント8回くらいで1度も原稿を落としたことが無いこと。
良い漫画を描けば自然と増えるものだろうから。(ウケる漫画は描くけどフォロワー増やしの漫画は描かない。難しいけど伝われ。)
甘い考えってわかる、でもしばらくはこの気持ちでいたい。
この文章も見る人はいないかもしれないけど、自分と同じように挫けそうな人に向けたい。
漫画描くって神経削るけどやめられないね。かっこよく言うと呪いだと思う。
私も頑張るから君も頑張ろうな。
おわり
コミティア130で40Pの漫画が1部しか売れなかった人のお気持ち表明
30部刷って手元に残っているのが15部くらい。精算合わない理由は後に。
目次
・なぜ売れなかったのか
・隣の芝こと隣のフォロワー
同人約3年目で過去に出した同人誌は8冊くらいとSNSの漫画を少々。
ここ1年くらいで人気が急上昇し、pixivの2次創作漫画はブクマ20,000代が2件、
10,000代が1件などで、フォロワー数は9,000を目前にしていた。
ファンからは通販は無いかとか、サインを求められたりとか、まるで人気作家になった気分だった。
そんな私がコミティア(オリジナルオンリー)で1部しか売れなかった。
■なぜ売れなかったのか
なぜ売れなかったのか、泣きながら考えた。理由はこうだと思う。
・売れていた2次はギャグ路線だったのに急に1次はバトルものへのシフト
・浅はかな知識による、その道のオタクが見たら鼻で笑うような展開
・pixivのフォロワーが求めているのが2次であり1次ではない
書いてて悲しくなってきた…
事前にある程度予想していたけど
今年の夏コミでは100部刷って5冊くらいしか出なかったし(これもまた闇)、
OLだし自分の時間や赤字面を考えても利口な人なら今回のコミティアで撤退するだろうな。
今回編集部に持っていたた時は人生で初めて漫画やめたいと思った。
部数が全く動かないし完全に心が折れたので、14時からは全て編集部と買い物に時間を使うことにした。
売りたいならその場にいるべきなんだろうけど、数部売れるかわからないしじっとしていられなかった。
1人参加なのでご自由に見ていってくださいと書き残して見本誌の隣に置いた。
何も褒められるところが無かった。以前の2次ギャグで出した時の方がよっぽど評判が良かった。
自分の浅はかさ、オリジナル漫画描いてすいません…って気になってしまった。
私何か悪い事したんか?
堂々と胸張って外を歩ける人が羨ましくなった。
冒頭の30部刷って手元に15部の理由は、編集にばらまいてきたからだ。
各出版社ブースに設置してあるBOXに投函すれば後日メールで感想を頂けるのだ。
編集と対面するメンタルがもう無かったので、後日の自分にダメージを負ってもらうことにした。
「オリジナル漫画を描けるなんてすごい!」と言う友人たち、結局DL販売でも買わないし、こんな苦い思いするなら友人たちのように時間と金をゲームに使っていた方が幸せなんだろうな、と思った。前に歩かなければ転ばないんだよな~。
応援はするけど買ってもくれないし本当に1次創作とは孤独なものだと実感した。
買うほどの魅力が無いってのは十分わかる。皆まで言うな。
そして過去に頭も画力も足りなくて親に大反対されて美大に行かなかったことを思い出してなおさら死にたくなった。
美大出身に負けない気持ちでやってきたので、もっと絵と向き合う時間があればとも思ったけど
絵描きって絵を描くの特化型だから、絵と向き合ったらまた死にたくなるんだろうな。
■隣の芝こと隣のフォロワー
周りの2次絵描きの友人を見渡せばツイッターのフォロワー数は1,000人を越える人ばかり、自分は垢をころころ変えるのとツイッターには漫画を投稿しないのとでフォロワーが増えなかったし増やそうという努力もしていなかった。自分のフォロワーは1垢500人くらい。
2次創作はフォロワー増やすために好きな1次キャラの漫画を描いているような気がして気が引けていた。
バイト先で「おすすめのお酒は?」と聞かれて、とにかく売れ残りを薦めろと店長に言われたことを思い出した。
人を騙しているような気になってできなかった。店長には嫌われた。
フォロワーを戦闘力としてイキってる友人たちが気持ち悪かった。過去の自分を見ているようで。
だが漫画を描かずしてフォロワーを増やそうとするなんてとんだ甘ちゃんだ。
もう2次で同人誌を出せない気がする。
漫画を描くために土日も昼休みも仕事終わりも費やしてもまたダメかもしれない。
今は傷が癒えてないけど諦めたくない。
PMSと重なって鬱っぽくなってるので、冷静な判断ができるようになったら今後を考えたい。
とあるフォロワーは伸び悩んでいたがコミティアに何度も出て、担当がついたという。
新刊の漫画は見違えるほどうまくなっていて、商業デビューが決まったらしい。
聞いた時はおめでとうと言ったが、内心は悔しい気持ちだった。
友人より漫画を描いていない自分が悔しがるなんてほんと哀れだな。
やめね~~~~~~~~~~~~~よ!!!!!!!!!!!!!!!!
今年のコミケとコミティアの成績を見たらやめろと言いたくなる。
でも1本の漫画を締切り内に描き切れること、過去イベント8回くらいで1度も原稿を落としたことが無いこと。
良い漫画を描けば自然と増えるものだろうから。(ウケる漫画は描くけどフォロワー増やしの漫画は描かない。難しいけど伝われ。)
甘い考えってわかる、でもしばらくはこの気持ちでいたい。
この文章も見る人はいないかもしれないけど、自分と同じように挫けそうな人に向けたい。
漫画描くって神経削るけどやめられないね。かっこよく言うと呪いだと思う。
私も頑張るから君も頑張ろうな。
おわり
昔の自分で書いた増田を読み返していたら、この記事を見つけた。
この記事には驚きの後日談が生まれたので是非共有したいと思い、こうしてキーボードを叩いている。
まず、大学を卒業してから何年も後にこの研究室で一緒だった先輩と結婚することになった。
そしてある日、研究室を閉める時に部屋にあったマンガを売って打ち上げ代の足しにしたねぇと言う思い出話をした。
そしたら夫がこう言った。
「ああ、僕のマンガが全部売られたヤツね」
私としては寝耳に水である。そもそもあのマンガたちは代々の先輩たちが研究室に置いていった秘伝のタレみたいなマンガだと思っていた。それが他の研究室の同期や先輩たちの認識だったし、だからこそ部屋を片付けるために売ろうと言う話になったはずだ。それが、ほとんど全て夫一人の私物だったなんて。
ちなみに夫、かなりのマンガ好きで、夫と二人で暮らす部屋には壁いっぱいの本棚にみっちり商業マンガとコミティアやコミケで何年もかけて買い集めてきた一次創作マンガ同人誌が詰まっていた。
いや、全くの想定外の話で本当にびっくりしたし、ひたすら謝った。夫は昔の話だしいいよー、と笑ってくれたが。
しかしながら歴史は繰り返す。子供が生まれるという時に、この壁いっぱいの本棚のマンガをどうするのかと言う話になった。夫はトランクルームに預けたいと言ったが、私は「本棚にあればともかくトランクルームじゃ読めないし預ける意味なくない?」とフワッフワな反論をしてしまい、夫はどこか思いつめた顔で、じゃあ全部売る、という決断を下した。
夫曰く、「どの本もみんな大切だから、この本だけは残す、なんてことはしない。みんな売る。出来れば他の人にもらわれて欲しいから、捨てずに売る」と。
なので一番マンガや同人誌に詳しそうな古本屋を選んで、そこに全てのマンガを売った。そしたらその古本屋から「これだけのコレクションだからもうちょっとどうにかなりませんかね?うちでは捨てざるを得ないものも多いので……」といった内容の電話が夫の元にかかってきたらしい。夫は「おたくのお店でどうにもならなければどうにもならないでしょう、処分せざるを得ないものは処分してください」と答えたとか。
なお、夫に後から聞いたところ、売った本の中には今プロとして活躍している作家さんのデビュー前同人誌などもチラホラあったそうで。
そして、総額10万ほどになった。多分商業マンガの中にも希少本が多かったのだと思う。
で、ガランとした安全に気を使った部屋で子育てをしているけれど、私はあの時トランクルームに預けていいと言わなかったことを後悔している。
あれ以来、夫は一冊も本を買わない。マンガも、自分の勉強のための本も、一切買わなくなってしまった。加えて今でも時々、本を売ったのは本当に辛かった、と言う。
この話、増田に書いていい?と聞いた時もちょっと悩んでから、いいよと答えてくれた。書いた文章見せるよ、と言ってもそれはいいよと言って寝てしまった。多分、今でもまだ辛いんだと思う。
夫の趣味の品を勝手に売ったら人が変わってしまった、という話は昔からネットに転がっているけれども、それと同じようなことを私もしてしまった。しかも、2回も。
あの壁いっぱいの本棚に詰まったマンガ達。あんまりメジャーなマンガはなかったけれども、夫が何年もかけて集めてきたコレクション。何気なく手に取って読んでみたら、どれも確かに面白かった。
あれを手放したのは、多分人生の何%かの損失だったのだと、時が経ってからようやく分かった。
【追記】
リンクは貼らない。