はてなキーワード: MLBとは
ルール上は何も問題ないので、ドジャースや大谷がズルしてるってよりは、雑なルールを放置していたMLB側が責めれられるべきだと思う。
大谷でなくとも、彼のように年俸以外の収入で生活できる選手(例えば大金持ちの家に生まれて自分で金を稼ぐ必要のない上流階級の人間とか)がいた場合リング欲しさに同じ契約をしてもおかしくないわけだから。
ただし、最初から年俸自体を減らしてしまうと、他の選手の契約に影響が出てしまう可能性がある。大谷はMLBでもトップの選手なので、そんな彼が低い年俸で契約してしまうと、ほかの選手への値下げ圧力がかかると推定される。
MLBでは戦力均衡の観点から「総年俸が一定の金額を超えた場合、金を徴収して機構に収める」という仕組みがある。
かなり複雑なので、詳しく知りたいかたは下記推奨。日本語で書かれたウェブ文書の中でたぶん一番詳しい。
本来払うべき贅沢税を圧縮し、戦力均衡を傷つける行為であるとされるため。
具体的には、贅沢税を算出する際にインフレ率を考慮し、後払いの分は現在価値に換算して払うためというルールがあるためだ。
インフレが全くしていない社会(日本は長いことデフレなので肌感としてはこちらに近いかもしれない)では、現在の100万円と10年後の100万円の価値は変わらない。だが、年間3%のインフレをしている社会では通貨の価値が年々目減りしていくので、現在の100万円は10年後には74万4千円の価値しか持たない。贅沢税の計算は、このインフレ率を考慮して行われる。
分かりやすくするために極端に考えると、以下のような契約があったとする。
このとき、100年後には現在の1円の価値が18.66分の1まで圧縮されるので、この選手の年俸は現在価値において5億3000万円と計算され、これが贅沢税の対象となる。球団は100億円のうち94億7000万円圧縮でき、その分を補強に回せる形になる。
年数 | 支払われる金額 | インフレ率(複利) | 現在価値 |
1 | 200万ドル | 1 | 200万ドル |
2 | 200万ドル | 1.03 | 約194.17万ドル |
3 | 200万ドル | 1.0609 | 約188.51万ドル |
4 | 200万ドル | 1.092727 | 約183.02万ドル |
5 | 200万ドル | 1.12550881 | 約177.69万ドル |
6 | 200万ドル | 1.159274074 | 約172.52万ドル |
7 | 200万ドル | 1.194052297 | 約167.49万ドル |
8 | 200万ドル | 1.229873865 | 約162.61万ドル |
9 | 200万ドル | 1.266770081 | 約157.88万ドル |
10 | 200万ドル | 1.304773184 | 約153.28万ドル |
11 | 6800万ドル | 1.343916379 | 約5059.8万ドル |
12 | 6800万ドル | 1.384233871 | 約4912.4万ドル |
13 | 6800万ドル | 1.425760887 | 約4769.3万ドル |
14 | 6800万ドル | 1.468533713 | 約4630.4万ドル |
15 | 6800万ドル | 1.512589725 | 約4495.6万ドル |
16 | 6800万ドル | 1.557967417 | 約4364.6万ドル |
17 | 6800万ドル | 1.604706439 | 約4237.5万ドル |
18 | 6800万ドル | 1.652847632 | 約4114.1万ドル |
19 | 6800万ドル | 1.702433061 | 約3994.2万ドル |
20 | 6800万ドル | 1.753506053 | 約3877.9万ドル |
ということで、合計すると大谷の契約は現在価値にして合計4億6千万ドルほどとなり、これを10で割った4600万ドルが贅沢税の対象として計上される。球団は浮いた分でほかの選手を補強でき、よりワールドチャンピオンに近づく(戦力均衡が破壊される)。
cider_kondo よーわからん。ドジャースファンが球団を批判するなら分かるがそれ以外は意味不明。将来のキャップスペース(球団の未来)を生贄に捧げて短期的な戦力確保を優先したという話であり、それ以上でもそれ以下でもなかろう
yunotanoro 大谷翔平が後払い契約をする事で、大谷翔平の現役生活中は毎年6800万ドル分他の選手を強化してドジャース最強時代を築き上げれるってバグ技が発生したってことか。引退後は暗黒期になる可能性もあるよな。
Futaro99 これって十年後に居ないオオタニの分のぜいたく税払うんだよね?それはそれで辛くないのか?
大谷の年俸が贅沢税の対象になるのは、あくまで契約が切れる10年後まで。年俸の総額を契約年数の10で割って年々支払っていくのだが、この「総額」を圧縮しているので問題となっている。
なので「将来(11年目以降)がつらい」「11年目以降を犠牲にして短期利得を得た」という話ではない。
kiki-maru ここ10数年ナリーグ西地区では一度だけ1ゲーム差で落とした以外は大抵大差で地区優勝してる金満球団のドジャースでこれをやればそりゃキレられる。
同感。ドジャースは日本でいうと現在のソフトバンク、より正確に言えば80年代後半〜90年代前半の西武ライオンズみたいなもので、そこがリーグ最強選手を補強して贅沢税の支払いも圧縮しているので、そんな契約を結んだ大谷含め叩かれている。
大谷の契約には後払い利子もないため、インフレが進むアメリカにおいてはもらえる金額が目減りするデメリットしかない。たぶん以下のような事情なのだろう。
大麻はどの競技も罰則が無くなった。これ自体は米国の大麻合法化の流れに沿ったものだからまだよい。
覚醒剤についても、罰則はあるが日本のそれより甘いのだ。日本で覚醒剤やったら現役終了コースだが、米国では一定期間の出場停止で済むのだ。
覚醒剤が検出された場合、出場停止となる試合数は、初犯の場合…
なんとNFLはわずか2試合。シーズンの試合数の違いを加味しても、MLB、NBAの1/3未満だ。
NFLの試合は週1なので、覚醒剤をやっても3週間後には復帰できる計算だ。実際、覚醒剤で逮捕歴のある選手が後に年間MVPを取った例もあるのだ。
ちなみに再犯の場合も出場停止は5試合で、一ヶ月ちょいで復帰できる。MLBだと1年間出場停止だが。
NFLが何故こんなに薬物に甘いのかは分からない。ビジネス上の何かがあるのだろう。
そりゃ憧れの選手が日々覚醒剤や大麻をキメてるなら、真似したくなるよな。分かるよ。薬物すらトレーニングの一環と言い張れるし。日大フェニックスの選手達はNFLの選手達を鑑にしたんだよね?
逆を言えば、日本のアメフト界の薬物汚染は相当酷い可能性がある。日大に限らず、大学、社会人チームなどを全方位的に調べるべきだと思う。
球団側の事情もあり「いつ」になるのかは読めない。ポスティングシステムを利用して早いタイミングでの渡米は実現するのだろうか……。
現在27歳の岡本は押しも押されぬNPB屈指の強打者に成長した。2020年からは2年連続で本塁打、打点の二冠を獲得し、今季は自身3度目となる本塁打王となった。
また、2021、22年には三塁手部門でゴールデングラブ賞に選出されるなど、攻守で高い能力を示しておりメジャー側の評価は高い。
「昨年までは村上宗隆(ヤクルト)への注目度が頭一つ抜けていた。しかし今季のパフォーマンスで評価を大幅に落とした。
一方で攻守で計算できる岡本の株が右肩上がり、一刻も早く渡米して欲しいとの声が聞こえる」(MLBアジア地区担当スカウト)
「村上は(現在チームと結んでいる)3年契約が切れた25歳というタイミングでメジャーに移籍すると見られている。しかし打撃に波があり守備面の脆さも露呈してしまった。
一方岡本はグラブ捌きが柔らかいことに加え体質改善でスピードも増した。着々とレベルアップできている」(在京球団編成担当)
。今年の3月に行われたWBCでは一流選手たちとプレーし、大きな刺激を受けたようで、さらに上のレベルで戦うための準備を進めている。
バスケワールドカップ面白かった(予選敗退とはいえ)。ただ、フリースロー時のブーイングしたりとかあんまり好きではなかった。NBAとかでは確かに見るのだけど。
そういえばサッカーも埼玉のどこかのクラブチームが何か問題起こしていた気がするし、フーリガンっぽさがカッコいいみたいがあったりするのかな。カタールワールドカップのときに、試合後のゴミ拾いを強調していたのも良く分からなかった。外国の目線を気にし過ぎというか。
プロ野球の応援はそうした他のスポーツと違って、自分たちで形成してきたマナーや世界観があるように思う。MLBも面白いけど、何だかんだ日本のプロ野球も面白い。そしてWBCで優勝したように、強い。
プロ野球以外の多くのスポーツの応援は日本では「地域を元気に」「チームが苦しいときを支えた」とかの要素が無駄に絡んで変な方向に行っている気もする。そして少し排他的な印象もある。
日本の高校野球は、全ての青少年スポーツの中で最も優遇されていると言っても間違いないだろう。
あれだけメディアへの露出があり、甲子園は聖域化され、そこを目指すためにフィジカルエリートがしのぎを削っている。
一方で、MLBはアメリカ合衆国の中では一番ではなく、何番目かに人気があるスポーツであり、
フィジカルエリートたちはアメフトやバスケットボールなどに流れている。
このような差があるにもかかわらず、技術的水準は、MLB>日本のプロ野球であることに異論を唱える人はほぼいないだろう。
日本のプロ野球のトッププレイヤーはキャリアプランとしてMLBを目指すことで国内からプレイヤーが流出する。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230808/k10014157471000.html
にあるが、代替策は結局テレビとラジオでの呼びかけだという。はてブではマストドンにしろとかActiveなんちゃらにしろと好き勝手言ってるが、テレビよりはるかに使いづらく効果も薄いからどの自治体もそんな愚策はしないだろう。旧ツイッターの数々の失策が、災害時におけるテレビの復権を後押しした形だ。
NHKBSのMLB中継で大谷翔平の活躍を見るのは、在宅勤務などで午前中に家に居られる日本人の日課となったと言っても過言ではないだろう。「おはようございます」は「大谷ホームラン」という意味のスラングにまでなっている。
土壇場までテレビ放送できないかもと騒がれたが最終的にNHKが日本の試合だけ放映権を獲得する形で決着した。
日本で自分達の試合がテレビ放送されることに対してなでしこジャパンの選手達は大喜びし、モチベーションがアップしたことで大会でハイパフォーマンスを見せていると言われている。
今回のなでしこジャパンは10代後半から20代前半の選手が多い。既に5点取っている宮澤ひなたは23歳、準レギュラーFWの藤野あおばは19歳。
テレビ世代と言われてる50代以上の話ではなく、いわゆる「Z世代」が、自分達の活躍をテレビで見てもらえることでモチベーションがアップして躍進に繋がるというのは、「テレビの復権」を示す話と言えるだろう。視聴率もノルウェー戦は10%を超えた。勝ち進めばもっと上がるはずだ。