はてなキーワード: 人間万事塞翁が馬とは
そんな人間万事塞翁が馬みたいな言い方するなよ
NTTの退職エントリが流行っているようなのでそもそも入れなかった人の話でも書きます。
といっても1X年前の話です。
リーマンショック直前の超売り手市場に新卒で4月初頭というゴールデンタイムにNTT系列何社も受けて全滅したアホ。
趣味はプログラミング。ICPFCとか参加したり小さいツールを書いたりしてた。
大学の専攻は数学。日本ではやたら偏差値の高いらしいT大学に現役で入ってそのまま修士卒。
NTT株、NTTD、NTTS、NTTH、NTTCなど。略称がどこを指すかは適当に考えてね。
全部落ちてます。4月はこのせいでお祈りされまくり、結局決まったのはNTT以外で夏ごろで。
電話がとても好きだった。高校ぐらいのときはモデムから高速リダイヤルをかけるアプリとか、
公衆電話の番号を探すツールとかを書いていた。PHS、携帯が普及しだしたころから
そもそも仕様があまり手に入らなかったので興味を持てなくなった。113はよくお世話になった。
就活のときそのへんのことを思い出したのと、プログラミングが好きだったのでNTTなら
なにかできるんじゃないだろうかと思いたくさん受けた。
当時はプログラマというものの地位がものすごく低い時代だったと思う。
そんな時代に「プログラミングやりたいです。ICPFCとかめっちゃ楽しいです。」という割に
基本情報すらとっておらず、コミュ力も非常に低い上に専攻が純粋数学とか落ちて然るべき。
更にNTTがどういう人材を欲しているのかという企業研究もろくにしていなかったため、
自分が御社にどういう貢献ができるのかを説明できず、ただやりたいことだけを喋っていたた。
また純粋数学は研究内容の説明がしにくいというのはわかりきった話だったので、それは対策するべきだった。
3分で研究内容を話すというプレゼン。SPIがよかったらしく1次面接は免除という連絡をいただき、
喜んで2次面接に望んだところ純粋数学の研究発表で、「この研究の社会的意義はなにか?」という質問をされ無事死亡。
社名にソフトウェアなんてついてるぐらいだからプログラミングがガッツリできるんだろうと思い、
某CPUの命令セットの素晴らしさとその効率的なエミュレータ実装について熱く話す。
面接官の「そんなことにしか興味ないんですか?」という返事は今でも覚えている。
グループディスカッションで落ちる。コミュ力とか見られてたきがするが審査員は見てただけなので詳細は不明。
面接前に社員と雑談する謎の時間があり、「T大の人、ぜひ来てほしいんですけどNTTDとかNTT株に
取られちゃって蹴られてしまうんですよね…」という話を聞く。その時点でDには落ちていたので苦笑いして面接へ。
当時盛り上がっていたNGN関係の話で面接官と盛り上がるも俺が考える最強の通信スタックの実装法を
NTT系列はだめだったので結局某SIerに就職。年収は300万弱から5年ぐらい在籍しても500万弱ぐらいだった。
最初は流石に年収低すぎということで某Rエージェントで転職活動をするもリーマンショック真っ最中で
在籍も1年とかだったため「君なにしにきたの?」オーラがすごかった。その時点での転職は失敗。
SIerによくある通り仕事でコードというものはほとんど書かず、Excel、Wordがメインであった。
ただ仕事自体は暇だったので、合間にひたすらProject Eulerをやっていた。
今はお仕事が変わり、AI関係のソフトウェアエンジニアみたいなお仕事をしている。
相変わらず面接ではコード書きたいですとかAtCoderとかの競技プログラミングの話しかしていないのだけど、
10年前に比べると反応がとてもよくなったと感じる。年収も都内に何の不自由もなく暮らせるぐらいまでは
もらえるようになった。プログラマの地位は相当向上しているのではないだろうか。
個人的にはAtCoderやTopCoderで黄~青ぐらいのプログラマの社会的地位が10年で年収400万から1000万ぐらいまで上がった感じがある。
今は1000万!と言いたいところですが、うまい棒5万本分ほど足りません。一本行けるように今後も精進します。
ただ今都内はソフトウェアエンジニアバブルといってもよく、かなり年収水準が上がっている気がします。
ですので多少は夢を持ってもよいのかなと。
キリの人も入社時は優秀だったんだと思います。あともし採用されるポテンシャルがあったとしても
ちゃんと業界研究しないのはだめかと。いろいろな意味で私はだめでしたね。
1990年代はまだ固定電話の古い交換器や緑・ピンク電話などが残ってた時代で、電話の面白い挙動が
NIFTY-SERVEのフォーラム等で盛り上がっていた時代でした。そのため当時は同じような人が結構いました。
うけてません。NTTの社風に合わないと全滅する可能性もあった(そして実際そうなった)ということで、
最近のNTTDのOSS関係へのコミットは凄まじいですね。あの部隊は尊敬しています。
あのへんのコミッタ方たちはどういうルートで採用されたんでしょうね?
大学時代はXSSとバイナリ解析に興味があったはずなのですが、就活ではその道は選びませんでした。
忘れていたというのもあるのですが、その数年前に日本のセキュリティ系の団体とちょっともめてしまった
というのがあるのかもしれません。日本のセキュリティ業界はちょっと前までアングラっぽい雰囲気が
漂っていました(世界的にそうだっただけな感じもします)が、そんな方たちも某FF○Iとか某NAとか
ホワイトハッカー側で大きく活躍されてるようで、もしセキュリティ業界に身をおいていたら
そういう変化も楽しめたのかなぁとは思います。
あ、徳丸さんのブログはいつも楽しく拝見させていただいています。
あの某NAのLuminさんでしょうか。当時はとても落ち込みましたが、今では楽しくやれているので
http://anond.hatelabo.jp/20170509135136
離婚したからって、それが今生の別れになるわけでもなし。あんまり思いつめずに行こうぜ。辛かったら逃げても別に構わんねんで。周りからは色々言われるやろうけど、自分がそれで納得するんやったら逃げたらええねん。今のままやったら希望がないし、そんな人生はつらすぎるやろ。少しでも希望が持てる方へ行ったらええねんで。離婚は犯罪やないし、子供が可哀想つっても、だからって辛すぎる奥さんとの関係を我慢せなアカンっつー法律はあらへんねんで。むしろ離婚は認められた権利や。権利を行使するかどうかはお前さん次第や。まあ子供はなるようにしかならんやろ。離婚したら一生会えんワケでもないしな。落ち着いてよう考えて、意思が固まったらバシッとな。茨の道やろうけど、再構築するならするでかめへんねんで。とにかく自分で決断するんが大事や。モラルとか世間体とかは置いといて、自分が本当はどうしたいんかよう考えや。現実もしっかり見なアカンけど、お前さんの人生やから、まわりに遠慮する必要はないんやで。ただ、人間万事塞翁が馬って言うし、未来のことは誰にも分かれへん。もしかしたら、嫁さんが変わってくれるかも知れへん。滅多なことじゃあそんなことにはならんと思うけどな。まあどっちに転んでも人生は賭けや。せやから、少しでも勝ち目のあるほうに、後悔の無い方に張ったらええと思うで。
ysc711 やり捨てた上にHIVの差別じゃな、しょうがないよな
kamayan1980 ご存知かもしれませんが、HIVはキャリアと非キャリアのカップルでも性行為は出来ますよ。相手方の立場になってみて、もし、誤解を持たれたまま別れを切り出されたとしたら、その悔しさはどれほどだったでしょうね。
kaionji 増田最低
baikoku_sensei 病気の彼女への思いやりがほぼ0でうつされかけた俺不幸!叩かれてる俺可哀想!な増田。HIVより致命的なので早めに別れて命拾い。人間万事塞翁が馬ね。
dogear1988 デリケートな問題ではあるが、この文章を読む限り、別れる際の対応が不誠実だったとしか思えない。少なくとも相手の心情を想像する頭があるならこの文章は書けない。一度ふりかえって考えてみては?
hungchang 妖怪と言われようがドッチモドッチとしか。
mstd12345 セックスしたあとそのパートナーからHIVを告げられ、嘘によるストレスで怒って振ったら、その仲間から攻撃され職場に関する脅しを受けてる人。 その人に対するコメントが「相手を慮れ、理解しろ」…どんな地獄や
ganbarezinrui 意図的に他人を感染の危険に晒すのは暴行罪。DVをする恋人とは別れて当然。 https://c-3.bengo4.com/n_300/
msnki HIVと理解しながら打ち明けずに行為をするのは犯罪なんじゃなかったっけ?あれ?
oktnzm 知ってて行為に及んでたら傷害罪。cf.http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=54383
shields-pikes キャリアであることを黙ってセックスするのは傷害罪。この場合は感染してないから未遂だけど。/事後告白問題と、HIVキャリアとのセーフセックスが可能という話や、差別問題については、全て切り分けて論じるべき。
user8107 後から言うとか感染させる気マンマンかよ。傷害罪レベルだぞ。/ブコメでもあるけど、性別逆なら間違いなく叩きの標的が変化してる。
unique120 HIVを隠してセックスしたら、普通に犯罪なのにねぇ
Matsuriame ちなみにうつってから2,3ヵ月しないと検査しても判明しないから、半年後くらいにもう一度HIV検査、それから次付き合う人のためにも、一通りの性病検査もしたほうがいいよ。HIVうつすのは傷害罪だと思う。彼女最低。
http://anond.hatelabo.jp/20150114231342
穴に落ちて這い上がる話と、穴から這い上がれない話の二つしかない、という主張、直感でおかしいのがわかるだろう。
まず、その他の話がある。
群像劇、叙事詩的な話はどうなんだ、登場人物Aが勝って登場人物Bが負ける話はどっちなんだ、と。
その他の話を除けばいい。例外は除いて考えよう。
除いたあとで穴に落ちて這い上がる話と、穴から這い上がれない話、とに分けよう。
登場人物Aが勝って登場人物Bが負ける話を、登場人物AかB、どちらかを主人公とみなして、どちらかを小道具と見立ててれば確かにどちらかのハコにいれられる。
直感は解決されただろうか?
されない。
間違ってはいない。
まず、波瀾万丈、という言葉があるように、主人公は上がったり下りたりする。禍福は糾える縄の如し。
上がったところで終われば確かにハッピーエンドに見える。
もしも毒りんごで殺されたところで終わってしまえばバッドエンド。
だが、その後を追い続けて、喧嘩の絶えない家庭になって、そこで切ればバッドエンドである。
登場人物が全員死んでしまうような1ページを最後に追加することもできるし、
死んだはずの主人公が不思議なことに何故か生きていた、と書くこともできる。
無敵の殺人鬼を死に物狂いで倒したホラー映画の主人公たち。ハッピーエンドだ。
だが、稲光をバックにヤツの死体が動くカットを最後に付け加えたら?
試写会のA/Bテストでラストが変わった映画の話などよく聞くではないか
「最後にデザートが出たよ」
きのう君が行ったのは焼肉屋だったろうかフレンチだったろうか。
鍋料理だろうが中華だろうが、アイスか杏仁豆腐かなにか、最後に甘いものが出てきてもおかしくない。
ハッピーエンドか否かによってその物語がどういうものであるか知ることはできない。
冒頭の二分法を受け入れるのに直感的な抵抗が生じるのは、それゆえかもしれない。
もうひとつ
「助けの必要な負け犬が主役のストーリー」と「お仕置きの必要な成功者に天罰が下るストーリー」
という二分法もあるそうだ。
これは中身に言及があるという点で、ハッピーエンドかどうか、という分類にはない特長がある。
だけど、やっぱりこれも物足りないんだ…
http://anond.hatelabo.jp/20120417114555
こんなこというとミもフタもないが、
日記読む限り、条件を考えたら一般的(選択する人口比率の多い)な
チョイスだと思うし、別に「まじねーわw」って行動をあなたがとったわけではないと思う。
選択した行動に起因する結果から学ぶことは大切だと思うけど、
人間万事塞翁が馬だし、「結婚しなければ良かった」と思えることがたくさんあったかもしれないじゃん。
もちろん結婚してないから、そんなことがあるかないかはわからないけど。
自分を卑下することはないと思う。
選択した行動によってベターな結果を生み出せるように、更なる行動を選択するのであれば
それは立派な経験と呼べるのでは。
ちなみにベターな結果なんて1年や2年とかでやってくるものじゃないから
10年先見据えて考えるべき。
目先でくよくよしてたら人生それこそ負けだよ。
頑張りすぎずに頑張って欲しい。
随分昔だけど、ちょっと自分の思い出を書く。
元増田や他の増田と同じく、私も振袖?ナニソレイラネ、って考えだった。
それでも着てほしいという親に私は無理難題押しつけた。
レンタルは嫌
着物を選ぶのに付き合うのは2回まで
自分が気に入のがなければそれでオシマイ
…他色々。
着たくないって言ってるのにレンタル嫌とか酷いよね。
特に予算が無理言った。
金額覚えてないけど、レンタル同然の値段が条件だったはず。
ところがあったんですわ。
激安で、しかも自分も親も、これならいいんじゃないかって着物が。
別に激安なのを選んだんじゃなくて、偶然選んだのが聞いてびっくりな値段だった。
しかも、ああいう場所って、大概売り場によって値ごろ感が揃えてあるのね。
周りはン十万、ン百万という中でやっぱりこのレベルの値段だと良いのがあるな、
あの正面に飾ってあるのなんて、超綺麗だ。
冷やかし半分にちょっと見せて、って言ったら
激安だった、という冗談みたいな話。
でも、それって反物の金額なんだよね。
そしたら母親が言いだした。
そんな値段で着物買える訳がないでしょ、私が作るのよ、と。
…しまった、謀られた。
けど、正直通らない筈の無理を押しつけるつもりで言った金額で、
しかも偶然気に入った反物が激安だったと、運も重なって
しゃーねーや、と私が折れた。
ただ、そこで私も謀った。
高卒だったから、もう働いていたのね。
親の反対を押し切って、反物や帯のお金は全部出してやった。
これは何を着ようと分かってた。
そっから、3年経って、妹が私と同じ病にかかった。
振袖イラネ病。
ところが、直前になって、成人式では友人一同振袖着ない約束を反故にされて
急に着たいと言いだした。
大慌てで私の着物を手直しした。
良い運は重なるもんだ。
親は着物の金の分だからといって、プロの写真を撮らせてやった。
そっから、さらに1年後。
母親が癌になった。
私の無理難題を通した、偶然の運を笑っていた。
「人間万事塞翁が馬」
素敵な柄に出会えて、運が良かったね、と。
随分久しぶりだったから大変だったけど、
若い頃に和裁を習っていて良かった、と。
こんな些細な事、親孝行でも何でもないとは思うけど
思い出をひとつ作れたのは結果論だったけど、良かったと思うよ。
だから、元増田も、自分が譲れない所を親としっかり話し合うと、
ちゃんと運や偶然の方が、一番良い選択を運んできてくれるかもしれない。
ちなみに母親は激痩せしたけど、無事手術成功。生きてます。
再発まであと数年は心配が残ってるけど。