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2023-11-07

ゾルラーク解釈違和感

かつての大魔法使いが編み出した人を殺す強大な魔法ゾルラークで、それが強大すぎたために人類必死研究、解明し、現代では基礎技術ひとつとなっている、

という、葬送のフリーレンの中の魔法の話

でもさ、なんかネットでは「今では陳腐化したいにしえの技術(笑」みたいな扱いになっているのがなんか違和感がある

ゾルラーク現代では「一般攻撃魔法」というくらいおそらく今の魔法使い最初に学ぶ基礎の魔法で、その基礎技術の先におそらく色々あるんだろう

まりゾルラークは「陳腐化」したわけではなく「基礎中の基礎」になったわけ

こういうのって一般的には、「ブレイクスルー」と言われることなのではないか

俺は生物屋なんだけど、我々でいうとPCRとかなのでは

今では研究室に入ってきた4年生が最初に習うような基礎中の基礎の技術PCRだけど、かつてPCR技術が開発されDNAを増幅できるようになって分子生物学革命的に進歩したわけだ

PCRなんて技術もはやだれも使わんわ笑」ではなく、卒研生が今でも最初に習う基礎技術でありながら、発展型の「定量PCR」でコロナの診断ができたり、遺伝子組み換え技術ゲノム編集技術に用いるための欲しい配列DNAを作製できるツールにもなっている

それこそがゾルラークなんでないの?


医療で言えばジェンナーが編み出した牛痘種痘というワクチン大元もそうだろう

はてなーにうけそうな情報系の知識がないので、その例えは出せないのだけど、おそらくはあるんじゃないか

インターネットの元になって今でも使われている基礎技術、みたいなやつとか、あるんじゃないの?

工業で言えば製鉄とかなのかなあ、わからん

ハーバーボッシュ法とかもそうかもしれない

陳腐化」という解釈はなんだか間違っている気がするよ

2023-05-14

[] そのろっぴゃくろくじゅう

トマーッス

 

日曜作業お疲れ様です。

本日日本において種痘記念日温度計の日となっております

雨が降ったりして濡れることで体温に影響が出ることがあります

人間動物も警戒していかなければならないですね。

体温に影響があると発熱したりしまからね、気を付けて行きましょう。

 

ということで本日は【体温管理いか】でいきたいと思います

体温管理いか!体温管理ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2021-02-08

anond:20210207224019

学芸員です。

所蔵者(ここでは増田)が寄贈の手続きの際に許可すれば、個人情報問題クリアできると思います

要するに博物館なり資料館に扱いをお任せします、ということです。

増田が、種痘証明書でおじいさまのプライバシー侵害されるとお考えにならなければ寄贈してもいいと思います

その際、由来など周辺情報がはっきりしているとより良いです。今回は日付や目的がはっきりしている資料で、この辺りは問題ないと思います

あとは実際に働いていての希望なのですが、もしほかに類似資料がありそうでしたら、ある程度溜まってから連絡するとよいと思います

手続きが二度三度となると手間ですし、たくさん資料があったほうがそれぞれを勘案して周辺情報を整理しやすいからです。

寄贈先は市町村博物館が良いかと思います。県の博物館レベルだと収集対象にならないかも。

あとは学芸員がいるところがいいです。教育委員会に小さな郷土資料室みたいなのだけがあって学芸員がいないところだと、受け取ってもそのままどう扱っていいかからない、となるかもしれません。

連絡して、いらないです、と言われたらそれまでなのですが、私だったらこ資料は寄贈の申し出があったら収集します。コロナの話もあるので、むかし防疫をどうしていたのかを知るきっかけになるので。

地元博物館スタッフ体制がどんな感じか選べない点難しいところではあるのですが、このあたり気にしてみるとよいかもと思います

郷土やそこで生きた人の営みが分かる大切な資料を見つけていただいて、そして増田に気にして書き込んでいただいてありがたく思います

2021-02-07

昭和8年の資料

納屋掃除してたら、昭和8年発行の種痘証明書が出てきた。

真っ赤な紙だから赤紙!?と思ってドキッとしちゃった。まぁ赤紙も探せば出てくるんだろうけど

うちのじいさんが受けた時のものらしく、シミだかカビだかで少し汚くなってるが、保存状態は良好だと思う。

ただ、個人情報だしこれに何の価値があるかって言われると正直特にないよなー。

調べたら昭和8年は88年前で、国際連盟脱退の年らしい。

今のうちにスキャンなりコピーして、資料として寄付するとかも考えたけど、個人情報だし迷惑なだけだよなー

このまま朽ちさせるのももったいないけども

2021-01-30

種痘ウイルスが牛痘ウイルス由来と勘違いするやつ多すぎ

馬痘ウイルス由来だとゲノム解析で判明してるのに

2020-04-30

anond:20200430023124

種痘とか最初実験ってどうやってあんなことで来たんだろうね

2018-11-04

手塚治虫作品無料公開されてるから色々読んで感想を書く 2日目

https://anond.hatelabo.jp/20181104013756 の続き。

 

時計仕掛けのりんご

ねとらぼの本キャンペーン記事ブクマオススメされてた短編集。SF多めだけどそうじゃないのもあってごった煮。どれも面白かったけど、頭抜けてるのが『バイパスの夜』。バイパスを走るタクシー舞台であり、それが最初から最後まで最大限に活用されている。無駄ひとつもない完成品。

他には『悪魔の開幕』と『帰還者』がオススメ。『悪魔の開幕』は何を言ってもネタバレになるので騙されたと思って最後まで読んでほしい。『帰還者』はアレな言い方だけど、富樫のレベルE読んだような読後感。手塚治虫天才で、本当になんでも描けるんだなということがよく分かる。

 

新撰組

父の仇を追って新選組に入隊した深草丘十郎。そこで彼は後に親友となる謎の剣豪少年・鎌切大作と出会う。幕末の動乱を、ふたり少年はどう生き抜くのか。

ブコメオススメされてたから読んでみたけど、うーんこれは傑作だ。

ひとことで言うと美しい『アドルフに告ぐ』。物語を彩る様々な立場キャラクターたち、実際の歴史を背景に躍動する主人公、そして全てはラストに結実する。美しい。圧倒的に美しい。子どもとき出会えていたら本当にたまらなかっただろうなー。これから何度も読み返したい一冊。

 

日本発狂

北村市郎、通称イッチはとある夜、幽霊の行進と出会う。偶然知り合った記者情報交換することになるが、彼は交通事故で死んでしまった。本当にあれは幽霊だったのか? 駅のホームで見かけて以来、つきまとってくるようになった美少女の正体は?

これもブコメからホラーものかな? と思ったら斜め上に話が転がっていくのがさすがというかなんというか。気負わず笑いながら読んでいいやつだと思われる。「歓声とファンの数とは比例します」「ンン?」「これ歓声の法則」といった切れ味抜群のギャグもあったし。

 

『紙の砦』

これもブコメより。手塚治虫自伝的な作品を集めた短編集。悲惨戦争体験と、そんな中でも漫画を描き続けた戦中、ようやく悪夢のような戦争から解放され漫画家として立身していくぞ(でも漫画雑誌もない荒野でどうやって?)っていう戦後が主。

特に響いたのは表題作でもある『紙の砦』。時は戦中。特殊訓練所にいながらも隙あらば漫画を描く大寒少年オペラ歌手を目指す美少女出会う。

戦争って悲惨だしいいこと何もねーなっていう感じが色濃く描かれる。司馬遼太郎終戦の時に浜で泣きながらなんでこんな馬鹿戦争をしたんだって嘆いたらしいが、手塚のそれは叙情も何もなくただただ早く終わってほしい悲惨ものとされているように思う。

そしてラスト特に辛い。仮に――戦争手塚が両手を失っていたら、手塚は、日本漫画界はどうなっていたであろうか。

悲惨戦争話が多い中で『という手紙がきた』は一服の清涼剤。『トキワ荘物語』はとてもしんみりさせてくれる。『動物つれづれ草』も好き。

 

鳥人大系』

人類が退化し、代わりに鳥類惑星支配者になった世界を描く。その新たな世界鳥人は高度な文明を築き、ホモ・サピエンス鳥人家畜になっていた。そして鳥人たちはかつての人類のように相争い、滅亡の道をたどる。

うーーーん、あんまりきじゃないかなー。

短編連作の形を取りながら鳥人たちの誕生、栄華、末路を描くんだけど、風刺的な要素の強く出過ぎてて胸焼けする。『むかしむかし……めでたしめでたし』みたいなただの焼き直しにすぎない作品もあって、低調な短編はとことん低調。

ただそこは手塚神、すげー読ませるのもあって、『うずらが丘』は物語の展開力とオチの冷淡な語りおよび視線がさすがの一言だし、『トゥルドス・メルラ・サピエンスブラックバード)』のような掛け値なしのイイハナシダナーにはホッとさせられた。

とはいえかなり疲れさせられるお話であることは間違いないかな……。

陽だまりの樹

時は幕末世渡り下手だが一本気な府中藩士・伊武谷万二郎女好きだが顔の広い蘭方医の卵・手塚良庵は最悪の出会いを果たす。だがふたり腐れ縁のように固く結びつき、ともに動乱の時代を駆け抜けていく。万二郎は下級武士ながらとある事件きっかけで出世街道上り、一方の良庵は大坂適塾を経て江戸種痘所開設に尽力する。ふたり青年と、日本未来はいかに

うーん、感想の言いにくい作品面白かったけど、中盤から物語に暗い影が落ち始め、読むのがちょっとしんどくなってしまった。手塚作品にしては長く、それでいて物語が綿密に練り上げられていることは間違いないんだが、同時に間延びしてしまった感も否めない。万二郎主人公に据えたがゆえの限界という面もあり、愛すべき馬鹿には違いないけど、もうちょっとどうにかならんかったのかというのはある。同じ幕末を扱った『新選組』が青雲の物語であるならば、『陽だまりの樹』は凡庸な人たちの物語、という感じ。

人生に思い残しがある者は死に場所しか生きた証を残せない、という話はあって、彼女名前だすとアレなのでボカします)にそれが与えられたのはしみじみ良かったなーと思う。ひきかえ万二郎はそういう悲愴さとも無縁で、さいごまで読者をすっきりさせてくれないやつだった。だけどやっぱり憎めない。

お気に入りキャラクターは、平助、お紺、お品。三人にはいっしょに酒を飲んでもらって、生きてりゃそりゃ辛いことのひとつやふたつあるよなーって盛大に愚痴ってほしい。

 

あとがき的な

2日目の昼ぐらいに気づき、結局それからひたすら読んでた。ああ、もっと早く知っていれば!(BJとか火の鳥とかが入ってないのは読んだことがあるから火の鳥は再読しておきたかったけど、せっかくの機会なので未読作品を優先した)

全体的な感想を言えば、俺がおっさんからだろうけど、青年向けの作品の方が読み応えあった。『ジャングル大帝レオ』や『海のトリトン』は当時革新的だっただろうけど、さすがにいま初読だと平凡って印象が拭えない。それらに並ぶ子ども向け作品の『リボンの騎士』は、今でもおもしろいし、男の子の心と女の子の心が入った王女様が王子様のかっこうをしなくちゃいけなくて……という設定を思いつく手塚神ほんと神ってるなと。

大人向け作品はやはり『アドルフに告ぐ』が文句なしの傑作。行き当たりばったりで連載していたというブコメがあったけどマジか。震える。

短編イチオシは『バイパスの夜』かなー。「極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿る(byライスシャワーCM)」じゃないけど、無駄が何一つ無い完成品とはまさにこのこと。

今回よんだ中で一番好きなのは新選組』。あそこまで美しい作品はなかなかない。

一番好きなキャラクターは『リボンの騎士からヘケート。容姿性格、行動力、作中での立ち回り、どの要素も俺の心を惹きつけてやまない。心に残るキャラクターだった。次点で『陽だまりの樹からお品さん。

それにしても本当に手塚神がいてくれてよかった。日本漫画界に残した足跡の大きさからしてもそうなんだけど、それ以上に何十年たってもその著作が色褪せずに面白いってほんとすげーこと。これからも多くの人に手塚治虫の諸作が読みつがれていくことを確信して筆を擱く。

 

あ、ひとつだけ忘れてたか最後に。青年向けの漫画レイプネタがやたらぶっこまれるんだけどなんでなん……。

2015-05-30

夏目漱石わずか12年で文豪上り詰めた

夏目漱石って、作品を発表していた期間が実はあっという間の短期間だったと聞いて目ウロコ。

 初作『吾輩は猫である』を書いたのが37歳、未完作『明暗』を書きながら死んだのが49歳。

 わずか12年間も活動で、千円札の表紙に上り詰める文豪地位を獲得。

 てっきり、20~25年は活動してるイメージがあったのだが。

★「夏目漱石わずか12年間の活動文豪の座まで上り詰めた」ということは、

 60歳で定年退職して、『小説家になりたい、という若い頃の夢を果たしたい』というシニアが遅咲きデビューしても、

 72歳まで活動すれば文豪になり得る、という夢のある話な訳です。

夏目漱石クラス知的リテラシーを持ってる人って、明治時代だと日本で数万人程度だったんだろうが、

 現代日本では数百万人程度はいるだろう。

 つまり「その気になれば、60歳で夏目漱石デビューできる潜在可能性がある人」が、日本では数百万人はいる訳だ

夏目漱石時代との最大の相違点は『平均余命』だろうな。

 明治維新当時、日本人平均寿命わずか37歳だったらしい。

 (さすがに明治末期には50歳程度には伸びたとは思うが)

 「明治維新当時の20歳より、今の日本の60歳の方が、平均余命は長い」、ということか。

 現代人の『60歳定年は、第二の人生の始まり』という比喩は、比喩でもなんでもなく、

 明治維新当時から考えれば『成人人生期間より長い』訳です。

★当時は正岡子規のように、文才がありながら早世した文人も多かったからな。

 正岡子規とか、もっと長生きしてたら、夏目漱石とは比較にならないくらいの超文豪になってた可能性もあった訳で。

 その他、文才あったのに20代で結核で死んで、記録にも残ってない文豪タマゴも多数なんだろうな

★逆に考えると、夏目漱石文豪になったのは、

 『当時としては珍しく、12年間の活動期間を得られた位に、長生きできたから』かもしれない。

 夏目漱石より文才があったのに、結核とか種痘とかコレラとかで死んで、文豪に成り損なった文才も多数いたんだろうな。

夏目漱石が、40代になってから続々と作品を発表できるようになったのは、彼自身の文才と49歳まで生き延びた生存力のおかげでもあるが、

 『朝日新聞』という小説発表の場をうまく利用したのが最大の理由じゃないか?

 朝日新聞文豪を産み、職業小説家という職業を産んだ

 
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