はてなキーワード: 小選挙区制とは
現在、日本の衆議院議員465名のうち、289名は小選挙区制によって選出される
小選挙区制というのは二大政党を想定した選挙制度だとはよく言われていて、だからこそ大きな野党を作るために民進党の前代表である前原さんは希望の党への電撃的な合流を目指した
その結果はご存知の通りで、小選挙区では与党の圧勝が圧勝したわけだ
そういう意味で、今回の自民党の大勝は民意というより選挙制度によってもたらされた部分が大きいと言える
選挙制度は決まってたんだからわざわざ党を割った野党が悪いというのは、確かに一理ある
今回、選挙を経て、痛感したのは、日本に民主主義は根付いてないんだなーって。
民主主義って、つまり多数決、最大多数の最大幸福、それを信用しない、できないひとがたくさんいるのだなと。
考えてみれば、日本は独裁制であっても、そこまでひどい政治を経験してないんだよな、歴史的に。第二次大戦くらい。
しかも、その民主主義を考えるきっかけになるはずの学校教育は、日本史は、天皇中心の歴史を教えるから。
投票というのは、日本の未来について考えること、そのイデオロギーを自分の中で確立させ、それを意思表示する行為だと思う。
ま、独裁制と代議制なら、代議制の方がマシってだけ。正直、大差ない。トランプさんとか見てると。
選挙は、今の時代に合ってない、興味を持たせろとか、そういう意見もあるけど、僕から言わせれば反知性主義だよなーと。がり勉はダサいっていう奴の論理だよね。
最低限の、危機回避の可能性のためなんだよね、選挙って。その為に勉強しとこうぜって。
ナチスとかポルポト政権、カミカゼを出さない為には、民主主義しかないと。
ちゃんと、見る目を養った社会でしか、喰いとめられないというのが限界。
っていうか、小選挙区制だと、人気よりも団結がモノを言うわけで、そういう意味では投票したって死票、無意味という論理だって成り立つし、どこも同じだろうという考えのもある。
代議士たちの理念や演説会、討論会を見れる機会がないと、どれも同じだよね。いちいちHP回って、みて、比較して。
でも、ひどい代議士だと、HPにすら何も書いてないし、小学校から今に至るまでの微笑ましいエピソード集なんかが載ってて、反吐が出る。アイドルかよ。
正直、日本はこれからどんどん衰退するし、なんとかしがみついていかなければならないんだなと思うと、戦々恐々とする。
自分たちが選んだんだ、なんていうけど、それはちがうと思う。
そういう仕組みが出来上がる時に、批判できなかった。大きくなって崩すには、時間と労力がかかる。もう手遅れだ。
もちろん、先人たちのおかげで、今の、生活が成り立ってるのは承知している。
だけど、彼らがちょっとでも、お金稼ぎの合間に、趣味の合間に、手を止めて、このままで大丈夫か?と議論してくれていたらと思ってしまう。
議会選挙に小選挙区制採用してる国って、同じ国内でも地域によって支持政党・政策の違いが大きいようだ
地域差があるからこそ、うまくバランスが取れる制度なんじゃないか
それに対して日本は、沖縄にやや特徴があったり、最近だと大阪で地域政党が強かったりするくらいで
上に挙げた国々と比べると、決定的な地域差ってないように思える
小選挙区制導入から20年経ってもいまいち地域差が出て来ないこともあるし
日の丸がどうかというのは経済と法律の点から言えばどうでもいい。
リベラルだの保守だの、自分の味方の意見だから正しい、自分の敵の意見だから間違ってるって思考停止に使うための代物。
それでいて突然前原が外国人参政権を突然言い出して、どうでもいいが、反発だけ食らう論点出して、他の問題を対立軸にさせないとか、
トップ2党がグルになれば、国民の選択肢になくなるようなもの。
色んな意見があって、仮にトップ党があるにしても、グルになって政策の選択肢をなくすなんてずる賢い真似をできずに、
国民の望む方向に引っ張られるようにしてほしい。
で、その両方の党のトップ2人の以降だけで、選択肢が失われる。
消費税についてこれだけ反発が強いのに、なぜ9月末まで消費税反対の党が共産党ぐらいだった?
改憲についても反発が強いのに、立憲民主が立つまで、あの改憲案に反対の党が共産党ぐらいだった?
小選挙区制度はデヴェルジェの法則で政党が集約され、票が割れたら勝てないのみこされてたから、言わなくなってたんよ。
小池と前原も真の目的は、日本会議的改憲だったから。自分の友人の自民議員の党には対立候補を立てないどころか国替えを要求するのに、
立憲民主には対立候補をバンバン建てるのよ。その結果希望も勝てなかったが立憲民主も小選挙区では勝てなかった。
現に国民の間に小選挙区制を変えようという機運は全くなく、大多数は満足してるんだからこのままでいい
多様性って言っても現実の国会では足の引っ張り合いでしかない実例を多く見てるしねえ
そもそも中選挙区制をやめたのは「選挙に金がかかりすぎるから」という絶対的な理由がある
この理由には誰でも賛成する
もし特定の選択肢がないとしたら単にそれに需要がないだけの話で、選挙制度の問題じゃないでしょ
本当に国民が求めている選択肢があるなら、どこか一つの党くらいはそれを掲げるし、小選挙区制だろうとみんな投票して当選しまくるはずだからな
それでも自民党が上回ってるでしょ?
ネタとしてはわかる。
でもさ、根本的に「二大政党制はトップ2党がグルになってしまえば選挙民の選択肢がなくなる」という大欠陥の中で、
騒動でグルになる勢力が追い出されて、対立軸側がきれいになったということは評価できる。
ほんまは直前にできたばかり、その頃は泡沫でボロボロと予想されていた、しかも台風まで来てるのに、ここまで勝ったってのはとりあえずね。
ま、とにかく、小選挙区制が糞だというのだけは心に刻もう。
政権交代がなくても、中心となる政党が誤った方向に行けば、正しいと思われている政党が躍進する。
中心となる政党がやばい!と感じてそちらに引きずられて政治がただされる。場合によっては正しい政党がそのまま勝つ。
小選挙区制。その元できる二大政党制って、二大政党が両方グルになったら、選挙民には選択肢がなくなるからさ。
それは今回の選挙で明らかになった。自民と前原民進がグルになって消費税増税、自民と希望がグルになって日本会議的改憲をで選択肢をなくそうとした。
しかし、枝野が立って完全に潮目が変わった。希望がベーシックインカムとか内部留保課税とか言いだしたが、この政策の正誤はともかくとして、枝野が出なかったら絶対言わなかったよ。
野田以降消費税増税やTPP推進など、民進も完全に新自由主義になって、選択肢がなくなった状態だった。むしろ、自民より過激だった。
保守、リベラル、右翼、左翼って概念、さらに、科学主義経験主義はどちらの陣営のものか?ってのは無意味じゃないかな?
あまりに雑な概念すぎるから、外国との感情的対立を、経済や法律に演繹するのに利用するために使われてるようにしか見えない。
そのような大雑把な概念でくくることをもとめられる。
そして、まさに科学主義的ではない、感情的に反応する要素で国民を二分して、感情で無意味な怒りを招く方が勝つ、というバカな展開になる。
二大政党のトップがグルになって、そのどうでもいいような対立だけさせて新自由主義や日本会議的改憲では一致団結してそのまま通そうとする。
やっぱり中選挙区制に戻すべきだと思うよ。
安倍首相の権力が強くなっているのは、内閣人事局で官僚の人事権が強くなったこと・小選挙区制導入に伴って公認権の重要性が増したことだったと思うが、これらが提案されたのはいわゆる90年代から続く、金権政治批判・官僚政治批判の結果であって、急に降って沸いた話でもない気がする。内閣人事局については民主党政権では提案されていなかった?と思うが、民主党政権も『政治主導』を掲げていたはずである。まあ透明性に問題があるのには間違いないだろうが、アベを倒したところで、アベ政治が全く終わるようには思えないし、制度を巻き戻しても昔の問題が復活するだけに思える。
しかし今回の選挙においても、少子高齢化という日本において最も重大な問題に真摯に向き合う政党はひとつもなかったように思えるしこれからどうするんだろうね。まあいまさら何をやっても無駄なので、9条やら自虐史観(笑)問題に取り組んで、国家としての尊厳(笑)を取り戻しつつ、経済において玉砕というのが日本的なアプローチなのかね。散ればこそといったところか。