2017-11-07

今回、選挙を経て、痛感したのは、日本民主主義根付いてないんだなーって。

民主主義って、つまり多数決、最大多数の最大幸福、それを信用しない、できないひとがたくさんいるのだなと。

考えてみれば、日本独裁制であっても、そこまでひどい政治経験してないんだよな、歴史的に。第二次大戦くらい。

しかも、その民主主義を考えるきっかけになるはずの学校教育は、日本史は、天皇中心の歴史を教えるから

投票というのは、日本未来について考えること、そのイデオロギー自分の中で確立させ、それを意思表示する行為だと思う。

ま、独裁制と代議制なら、代議制の方がマシってだけ。正直、大差ない。トランプさんとか見てると。

選挙は、今の時代に合ってない、興味を持たせろとか、そういう意見もあるけど、僕から言わせれば反知性主義だよなーと。がり勉ダサいっていう奴の論理だよね。

最低限の、危機回避可能性のためなんだよね、選挙って。その為に勉強しとこうぜって。

ナチスとかポルポト政権カミカゼを出さない為には、民主主義しかないと。

(まあ、ナチス民主主義で選ばれたけど)

ちゃんと、見る目を養った社会しか、喰いとめられないというのが限界

別に投票を信じない、というのもイデオロギーの一つだよ。

っていうか、小選挙区制だと、人気よりも団結がモノを言うわけで、そういう意味では投票したって死票無意味という論理だって成り立つし、どこも同じだろうという考えのもある。

代議士たちの理念演説会、討論会を見れる機会がないと、どれも同じだよね。いちいちHP回って、みて、比較して。

でも、ひどい代議士だと、HPにすら何も書いてないし、小学校から今に至るまでの微笑ましいエピソード集なんかが載ってて、反吐が出る。アイドルかよ。

正直、日本はこれからどんどん衰退するし、なんとかしがみついていかなければならないんだなと思うと、戦々恐々とする。

自分たちが選んだんだ、なんていうけど、それはちがうと思う。

そういう仕組みが出来上がる時に、批判できなかった。大きくなって崩すには、時間と労力がかかる。もう手遅れだ。

先人たちの負の遺産だと、割り切るしかいかなって思う。

もちろん、先人たちのおかげで、今の、生活が成り立ってるのは承知している。

だけど、彼らがちょっとでも、お金稼ぎの合間に、趣味の合間に、手を止めて、このままで大丈夫か?と議論してくれていたらと思ってしまう。

一億人以上が暮らす経済大国の舵取りなんて、誰にもできなかったのかもしれない。それでも、ちょっと思ってしまう。

この問題だらけで、ちょっとずつ沈んでいくのを眺めながら、僕たちはどこまでいけるんだろうな。

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