はてなキーワード: さん付けとは
面白くないわけじゃないけどめちゃくちゃおもしろいわけでもない
費用の話とかは出てくるけど結局女の子が最初からそこそこできて短期間で成長もしちゃう、どっちかってーと天才肌だから
コーチも目がかなりいい才能もちだし
序盤の現実的な費用とかのハードルこえたらただのスケートマンガとほぼ同じになっちゃった
レイワのスポーツマンガ目指してるっつーことで変に熱血とかスポ根でもないし
なんだろう・・・
時間たってもふと思い出すようなとっかかりがないんだよなー
まあフィギュアがんばる子供かわいい・女の子の百面相かわいいだけでいいマンガなのかもだけど
もうちょっと連載たまってまとめ読みしたらまたなんか印象かわるんかなー
会社でteamsが導入された。
皆が手探りの中、グループを作ったり、会議で画面共有したり、いい機能に気が付いた人が使って、それを見た人が使って……人から人へ、伝わっていくかのように徐々にやり方というものが伝播していく様は、ほほえましくあった。
その中でも、初期の初期から使われていた機能が「メンション」 相手に通知を飛ばす機能で、ツイッター的に@tanakaと、アットマークをつければできる。
当初は平和に利用されていた。
違和感に気づいたのは、一か月くらい後だっただろうか。
「〇〇 さん」
というチャットが見られるようになったのは。
teamsのメンションはツイッターとは異なり、ツイッター的に@tanakaと打っても、チャット上の表示は「田中太郎」とユーザー名が日本で表示される。
だが、メンションは機能だろう。呼びかけではない、自分の打った文章の一部ではない。
そうやってさん付けすることによって、文章の一部になり、呼びかけにしていくのか。
そうするといちいち名前をフルネームで呼びかける違和感が出てくるだろ。あと普通に気持ちが悪い。
第一面倒くさくないのか。社内でくらいメールの面倒を省くためのteamsじゃなかったのか。
物好きが何かやってるな、とその時は思っていた。
しかし、最初に見られてからそれほど時間がたたないうちに、便利機能が人から人へ伝播していったのと同じように、その文化は広がっていった。
少し広まれば、さん付けしなければ失礼な奴のように見えてくるからだろう。後期にさん付けするようになった人間を私は責めることができない。
いまだメンションにさん付けをしない人間が一部おり、私はその人々をレジスタンスと勝手に仲間意識を持っている。
共に戦おう。あなたがどういった意図で文化に染まっていないのかわからないけれど。
今、少しだけ願うこと。
もう1年くらい経ったので書く。
私は当時フリーターをしていたのだが、
その時働いていたお店をやめた時の話。
パートさんの中に店長ととても仲の良い人がおり、そのパート言ったことは例え嘘であっても本当にあったこととして処理したり、
嫌いな相手は徹底的に2人で監視し粗を探し、どうでもいい理由で責め立てて怒ったりしていた。
またパートさんは、販売している物に対しての知識はほとんどないが、値引きをしまくり、オマケもたくさん付け、物に対する間違った都合のいい情報を塗りたくりお客さんに物を押し売りするような人だったので、
一応の実績は持ち合わせていたので店長からは(売り上げを出しているので)そういう面も含めて気に入られていた。
当時2人の標的であった若い社員さんと私は仲が良く、仕事中に理不尽なことがあるとよく本人達のいない時に私に愚痴を漏らしていた。
私もあの2人には思うところがあったので、いつもうんうんと頷きながら聞いていた。
標的の社員さんと仲が良かった私は、同じようにちょくちょく監視をされ、理不尽な理由で小突かれることもあったのだけど、社員さんほど見張られることは無かった。
だが、ある日いつもより社員さんと私を他のスタッフも混じえて徹底して監視をしていた日があり、
その日はいつもの倍、2人で社員さんに理不尽な怒りをぶつけていた。
たまたま事務作業でバックヤードにきた社員さんが裏で掃除をしていた私をみつけ、今日はもうヤダ〜!と愚痴をいつものように漏らしていた。
その数十分後、別のスタッフから店長から電話だから代わってくれと言われた。
内容は、パートさんの悪口を社員さんと言っていると報告を受けた。
会社として、売上のほとんどをたてて、皆のお給料を作っているパートさんの士気を下げることをすることは許されないし、責任問題に発展する。
いい歳をしてこんな事を言われないといけないのは恥ずかしくないのか?というものだった。
その日は帰っていいと言われ、元から次が決まっており退職の予定があったのでそれも早めていいと言われた。
その日の夜に店長から、退職届を確認した。あなたは社員さんの本質を知らなかっただけで何も悪くありません。お礼も言えずすみませんでした。お世話になりました。と連絡が来たがシカトした。
もう二度と、この業種に関わるのはやめようということと、早めにやめられてよかったなと思った。
やっぱり、クソみたいな所は早く辞めるべきだなとこれを書いていて改めて思った。
【追記 1/2 16:30】コメントありがとうございます。今一人虚しいのでめちゃくちゃ返事してます
タップルを入れた。4ヶ月間ほどで50人くらいに会っていい感じの子がやっと1人見つかったという状況。50人と会うことが目的だったわけじゃなく、自分がいい年していまだに外見で恋人にしたいかどうかを判断しているので結果ここまでもたついているのだと思う。この見つけた1人との今後はともかく以下マッチングアプリの感想。誰かの参考になってほしい。
付き合わずにセックスするという事についてはタップルをやる前にも数回経験があって、それがアプリによって効率的にブーストしただけだと思う。一方で意識的に書いてないが、チャットで返事が返ってこないこと、実際に会っても相手がスマホをずっと見てて相手にもされないことなどは、もちろん無数にあった。アプリの良いところ(悪いところでもある)は1人に執着できないのでその無数の失敗をすぐ忘れる。それでも残る屈辱や寂しさを紛らわせるために自分は会う人数で補完を試みたのだと思う。その数が増えれば人に会うことさえルーティン化していって、初対面の女性に緊張はしなくなるので徐々に自信や余裕も出てくる。オシャレになったし若返ったとも思う。逆にその代償はどこまでいっても全てが虚無でしかないと思ってしまうこと。自分はただの恋に恋してたいセックス依存症なのかもしれない。不倫や裁判沙汰に巻き込まれてないだけ奇跡だ。
その結果、初対面の相手となんやかんやあってその日のうちにセックスまでいくのが結局一番アドレナリンは出るイベントとなり、それが閾値のベースとなって普通の段階的な恋愛がもうよく分からなくなってしまっている。だからこそ本当に彼女にしたい子ができてからは、逆に何をどうしたら良いのか何も分からないし他事例での大胆さも発揮できてない。何度かデートしてもらっているがずっと悪手ばかり踏んでいる気がする。今までの女性の連絡先を全部消してでも彼女と付き合いたい。タップルは大晦日にアンインストールした。
文章は得意ではないが、知人に話すような内容でもないしちょっとショックで興奮しているのでここに書く。今日驚いた出来事について記させてほしい。
ジャンルは女性向け。で、グッズとかのトレード募集をツイッターでするやつあるよね。あれで、条件の合う人がいたから交渉を持ちかけたんだけど断られた。
はじめ意味がわからなくて自分なりに考えてみたけど、交渉を持ちかける際キャラクターの表記の仕方に於いてさん付け・呼び捨ての有無、あだ名で呼ぶ呼ばないみたいなそういうものが「贔屓」に感じるのだと思われる。
じゃあ作品内で用いられている呼称(呼び捨て、さん付けとか)を作品への敬意を持ち倣って使っている場合、それをキャラクター単位の贔屓というのか?呼び捨てがそのキャラクターを大切にしていないことの表れなのか?それはあなたの中の価値観でしかないのでは?
…とか思うんだけど、これもまた自分の中の価値観でしかないわけであって、むやみに否定するのもできねえ……モヤモヤ…モヤモヤ…みたいなノリでここに書いた。
それさえなければ成立した取引だった。
解釈違いは人それぞれあって仕方がないにしても、ある程度は自分の中だけで上手いことやっていくしかないと思うし、他人の介入する取引に個人的な感情を持ち込むのって、うーん。今までなかったからすっごく新鮮だなあ〜。って興奮してる。
実は呼称云々〜は相手のプロフィールにも表記されてて、交渉する前に見たは見た。が、さほど重要と思わずに(というか意味がわからなかった)気をつけなかった自分にも落ち度がある。相手の提示する条件をしっかり把握しなかった。
あと、今まで交渉してきた人はほとんどさん付け等を普通にしていたので完全に「ここの界隈はこのくらいフランクで大丈夫なんだな」と思いこんでいた。この辺反省点。
それでもやっぱショックだったし「ああ、そういう人もいるのか…」ってかなり驚いた。それだけ。今度から気をつけよ。にんげんこわいや。読んでくれてありがとう。みんなも気をつけてね。いいことないかなあ…
恋愛下手くそすぎるのでアドバイスください。初投稿です。ところどころ偽情報混ぜてます。
結論:
①好きな男のことが「好きだ!」と思って発作的に行動するのを辞められるのか。
②顔面•雰囲気が好きだけど、話はつまらん男に時間をかけるのはどれくらい非合理的なのか客観的な意見がほしい。
【自己分析】
どこに行っても「あなたはどこでも生きていける」と言われるタイプ。
ネットで性格診断すると、魔王とかジャイアンとか知能のある熊とかになってしまう。多分それで就活難航した。
色んな人とおしゃべりして意見を交換したり議論することが大好きなのに、無意識の断定口調や語尾のせいで引かれてしまうことが多々。人の心の機微を読み取るのがとても苦手で、愚痴を聞かされても「そんなことお金で今すぐ解決できる」「そんなに辛いなら今すぐ会社を辞めるか上司に異動の相談をした方がいい」とデリカシーのない言葉を口走ってしまう。
趣味:世界史の解説本を読む、国際政治の解説記事や動画を見る、戦争映画•アニメ鑑賞
【ことの経緯】
高校卒業まで、恋愛は時間•金銭の浪費で馬鹿がやることだと思っていた。高校のうちは勉強したり部活で努力することが、将来の仕事に役立つと思っていた。バイトも恋愛も大学生になってからやることが順当だと思っていた。
大学入学後、ラブライブが好きな男がいたので私もラブライブが好きだと声をかけた。色々ラブライブの何が好きかと話をした。最初はラブライブの買い物についていくだけだったが、花火大会に行こうと言われた。暇だったので行ったら帰り道告白された。正直大して好きではなかったが、これも経験だと思い了承した。だが、男の私への好意と私から男への好意にあまりにもギャップがあった。人間関係を円滑にするために、好きだと言われても嘘でも好きと返した。嫌いではないから好きと言っても間違いではないと思った。しかし、だんだん男と過ごすのが億劫になった。どうして貴重な休日を潰して、恋愛的に好きでもない人間の日常の愚痴だとか高校の辛かったことなどを聞かなければならないのかと憤りさえ感じた。ので、デートの約束を反故し最終的に振った。
大学3年の晩秋、ゼミの仲間の伝手で男を紹介された。「お前の顔がタイプで興味あるんだって」と言われ、自分の顔面に興味を持ってくれる人がいることが嬉しかった。3回デートして付き合った。顔が好きならそうそう嫌われることはないし、前回の恋愛がクソだったので今度こそこのチャンスを生かして彼氏を好きになろうと思った。頑張った。だが、まただんだんと土日を潰してまで男の愚痴や身の上話を聞かされるのが辛くなった。一緒にすごす時間が面白くない。時間と金が浪費されると思ったし、「私は頑張って呼び捨てで名前呼んでるのになんであんたはいつまでも私をさん付けで呼ぶんだよ」と意味不明なキレ方をしていた。またデートを反故し音信不通になってしまった。
これ以降、彼氏は未だ出来ていない。
入社後、新人を集めて研修が3ヶ月続いた。長期の座学の合間に、社会人の精神だとかだるい講義があった。休憩の折、隣の同期にふざけて「友達に軽く言ってしまったことを帰ってから後悔したりする?」と話しかけた。すると同期の男はちょっと笑って「そんなのいっぱいあるよー」と返した。
その瞬間、好きだ!!!!と思った。大抵の人間はそう返答するだろうが、彼が言うとすごくか弱くてかわいいと思ってしまった。講義中はそれ以降動悸がおかしくなっていた。帰宅してからもその男のことを考えていた。今まで感じてこなかった「付き合いたい」という感情を初めて知覚した。
これは早いうちに手を打っておかないと後悔すると思ってその同期と仲良いやつに彼女の有無を確認した。彼女はいないようなので、例の同期にLINEでGW空いてるかどうか尋ねた。とても緊張した。「一緒にピカチュウの映画を観に行こうよ」と尋ねたら、OKしてくれた。すごく嬉しかった。約束してすぐに、名探偵ピカチュウのチケット2枚を買った。
今までの私は、デート場所の移動が面倒なので、家から行きやすい場所を設定していた。が、その日はわざわざ同期の住む最寄駅まで行った。路線の端から端まで乗ったので2時間近くかかったが、全然苦じゃなかった(大学の友人曰く、普段の私からは考えられない行動らしい)。映画は面白かったが、同期と二人で出かけているということが嬉しくてあまり内容を考察などはできなかった。映画が終わったあと、電気量販店を回ったり雑貨店を一緒に巡った。その後、二人でお茶をして談笑した。英字プリントされたシャツダサくてかわいいなーとか考えながら、色々話を聞いた。真面目で、誠実で、若干要領が悪そうな雰囲気だとか、初そうな見た目がとても私のツボだった。しかし、聞いているうちに話の中身があまりないなと思った。休日は金モザなどのアニメを観たりポケモンで遊んだり、平日の暇なときはソシャゲをしているそうだ。「他に興味のあることとか、趣味はないの?」と聞いても、特にないと返された。「俺、普通の人だよ」と言われたのが印象的だった。
普通だ、と言われたときに恐怖を感じた。いくら見た目や雰囲気が好きでもし付き合ったとしても、結局また「つまんない」と思ってフッてしまうかもしれないと思った。こんなに衝撃的に好きだ!!!と感じても、自分からフったり「お前とは話が合わない」と言われてフラれるのはきっと凄く辛い。
それからスケジュールの都合もつかずやりとりも減り、彼と会うことはなかった。
※その後他の男とデートしたりなどはしたが、好みではなかったので付き合ってない
例の同期とやりとりすることもなく、他の男との不発のデートにも飽きた翌3月。たまたまその同期と会社の発表会で同じ回に参加していた。自分はそいつへの「好きだ」という気持ちはもう覚めて、これからはただの同僚への感情しかないと思った。実際、座って出番を待っている彼の姿を見ても、動悸がおかしくなったりはしなかった。
だが、同期が壇上で喋っている姿を見て、私の目論見は完全に誤算だったと強く自覚した。
やっぱり好きだ!!!!と思った。喋ってるアホな例えとか姿がいちいち全部ツボだし、「マジ付き合いてぇ!!!」と思った。非常にかわいい。守りたいのにちょっと追い詰めたいという気持ちも出てしまうという、少々アレな心情だった。
どうしてももう一回会いたいと思ってまたLINEをしてしまった。しかし、彼からはやたら「忙しい」やら「休日出勤がやばい」だとか断られ続けた。会えないなら電話しようと声をかけても断られ続けた。いちいち返信する律儀なところはとても良いが、流石に断られすぎてイライラしてきた(自業自得である)。そんなに私に会いたくないのかよ畜生!と憤り、もう彼のことは考えないようにした。
例の同期の存在すら忘れていたこの頃、友人からそろそろ喪女を脱却しようとマッチングアプリを勧められた。ちゃんと恋愛したいし知らない人と会っておしゃべりしたいと思ったので、登録した。たくさん来る通知を捌きながら、ある男が目に止まった。写真を見た瞬間、「好きかも」と思った。早速LINEで会う約束をしてデートした。
Aと会った瞬間、ちょっとがっかりした。マッチングアプリではバストアップの写真しかないのが盲点だった。この男は背が小さく、声が小さく高かった。好みじゃないのだ。
しかし喋ってみるとなかなか趣味が合って楽しかった。第一、私のディープなアニメの話にもついてきてくれるのが凄い。Twitterのオタ垢でもそうそうない。芸術への造詣も深く、彼の話は非常に興味深かった。筋肉質なのも好印象だし、国家公務員キャリア組のエリートなのに全然驕ってない。出会いのない職場だそうで、女慣れしてなさそうな雰囲気だとか、ジョークのセンスはいまいちだったりはあったがそんなの大したことはない。もう少し背が高ければ、もう少し声が低かったら私にとって満点だったけど、でも超いいなと思った。
〈今〉
Aと付き合うのはアリかもな〜とふわふわしながら仕事をしていた最中、あるメールが目に止まった。なんでもないメールだったが、そこには社員の名前がズラッと並んでいた。
例の同期の名前が書いてあった。名前を見た瞬間、「好き!!!!会いたい!!!!」と思ってしまった。今マジでLINEしようか頭抱えてる。
選択的夫婦別姓について語ってるフォロワーがいたので、自分も少し考えてみた。私は、できるなら結婚しても名字を変えたくない。
なぜなら私にとって名字は、子ども時代から現在に至るまで大きなアイデンティティになっているからである。
私は、どちらかといえば珍しい名字をしている。しかし下の名前はごくありふれたものだ。
ここでは仮に《花屋敷アヤ》としよう。なお今のところ親戚以外で、自分と同じ名字のひとに出会ったことはない。
まず小学校で、同じクラスにアヤが二人いた。私ではないアヤの名字を佐藤とする。《佐藤アヤ》はアヤ、私はアーヤと呼ばれていた。ここまでは良かった。
次に中学校。同じクラスにアヤが三人いた。《佐藤アヤ》は引き続きアヤちゃん、別の小学校から来た《高橋アヤ》は自己紹介で「あだ名はアーヤです!よろしくお願いします!」と言ったため、アーヤと呼ばれるようになった。これをきっかけに、名字をもじった《ハナ》というあだ名で呼ばれる人生が始まる。
そもそも自己紹介で「花屋敷アヤです」と名乗った時点で、クラス内が若干ざわついていた。漫画みたい、お金持ちっぽい、みたいな。これは社会人になった今も変わらず、名刺を交換する際に「珍しいお名前ですね」と言われることが多々ある。キラキラネームではないが印象に残る名前、それが私のフルネームだ。
高校は、同じ中学校だったメンバーが多かったこともあり引き続き《ハナ》と呼ばれた。大学では《ハナ》とか《はなやっしー》とか、人によっては《はなやん》とか。社会人になってからは名字+さん付け、もしくは《ハナさん》。
私をアヤと呼ぶのは、血の繋がった親族のみ。彼氏にさえ《ハナちゃん》と呼ばれていた。
私が結婚して夫の名字になり《花屋敷アヤ》ではなくなった場合、私はなんと呼ばれるんだろう。以前、友人に「ハナが結婚したら旦那の名字に合わせて新しいあだ名考えるよ」と言われたことがある。その場では笑って返したが、内心複雑だった。私のような女は、旦那の姓に合わせて呼ばれ方をコロコロ変えなければいけないのか。そんなの御免である。
まぁ私自身が一人っ子かつ父親が一人息子(父の姉妹はいずれも嫁に出ている)のため、そういう意味での懸念もあるのだが。
私は学生時代に始まり、社会に出てからは職を転々としている(既に4社ほど経験)が、そのどこでも嫌われていた。
嫌われるというのは、あからさまに暴言を吐かれたりするわけではない。他の女性にはちゃん付けなのに私はずっとさん付け、自分だけ気軽に話しかけてもらえない、つまり腫れ物に触るような、遠巻きにするような感じ。
自分が暗そうだからいけないのだと思い笑顔を増やしたりコミュ障なりに自分から話しかける頻度を増やしたりした。その結果「笑顔が素敵な人」と評されたこともあるが対人関係は変わらなかった。
付き合いを深めたあとで嫌われるようになるのではなく、最初から気軽に喋ってもらえなかったりするので、第一印象つまり見てくれが悪いのだ。
私自身は人を容姿で嫌うことはないこともあって一般的な基準はよく分からないが、多少見栄えが悪かろうと、容姿で嫌われている人間はあまり見たことがない。つまり私はそれを実現してしまうほどの稀に見る醜さなんだろう。
そう判断したからには容姿を改善しなければと思って努力は続けているものの、人間関係に改善が見えない。
まだまだ足りないのだ。整形もした。まだ好かれない。
こんな気持ちで長年生きてきたので、自己評価は酷いことになっている。女どころか人間を自称するのも思い上がりな気がして化け物を自称していた。
性的にも全く自信がなく、変質者に遭っても女として見てくれるだけ有り難いと思うくらいだ。
寂しさと自信のなさのあまり、変質者や浮浪者でいいから抱きしめられたいと思うことも少なくない。
焦りから婚活を始めようと思っても、こんなブスをお出ししたら相手が可愛そうだし、反応が怖くてアプリも1日で消してしまった。
けれど、そんな自己評価でありながらたまに思うことがある。「そんなに酷い不細工か?」と。
確かに美人とまではいかないものの、自分の顔がそうギョっとされ顔だけで嫌われるような類には見えず、よくいるブスレベルに見えるのだ。
遠巻きにはされるものの容姿を直接貶されたことは無いし、もう5年以上間が空いてしまっているが告白されて交際したことは複数回ある。少なくとも人間として見てくれる人は確かに存在したのだ。
喋ってもいない人から好かれない時点で、容姿が悪いのはわかっている。
しかしその実態以上に私は、人に好かれない原因を「全て容姿が悪いせい」にすることで、「よくわからないけど人に嫌われる現象の気味の悪さ」から逃れようとしていたのではないか?という疑念が薄々出始めていた。
突然だが私は発達障害(ASD)と診断されている。ASDは人の感情の機微に疎いという特徴があり、私も例に漏れずそれである。
嫌われる理由は、もしかしたら容姿以外にも、雰囲気だとかオーラだとかが何となく良くないのかもしれない。しかし一般人が感じうるかもしれないそういった微細な感覚は私にとって全くの未知の感覚であり、怖いのだ。容姿のようにわかりやすい特徴でなく、「なんとなく嫌」と思われることに言い表せない恐怖がある。未知故に対処できないと思ってしまう。
また、ASDの特徴に思い込みの激しさ、一つの観念に固執するという性質がある。私はこの性質によって必要以上に「全て容姿が悪いせい」に囚われているのではないか?同じような境遇の人を見ても、私ほど延々自己卑下に囚われる人をあまり見かけないので、そのせいなのかもしれないと思った。
それでも今も自己評価を上げることは出来ない。上記のような疑念があっても「嫌われるの容姿のせい説」はもしかしたら正しいかもしれないし、その場合化け物が相応しい自己評価なので、それ以上は驕りのように思えて怖いのだ。