「石川県」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 石川県とは

2024-01-30

個人ボランティア叩きが猛烈すぎて、個人ボランティアを受け入れたらケガレが移ったとみなされて叩かれるとか

ケガレが移ることを恐れて飢えてても拒絶して追い返すとか

ヤバくね

ネット世論悪化したのか石川県信仰心強い土地柄なのかなんなのこれ

2024-01-29

個人ボランティアから水をもらった被災者へ、「国に逆らう」と批判

県外のふくしの大学に通う「な」、正月帰省被災

避難先の鵜川小学校には被災者が300人ぐらいいるが備蓄が尽きていることなどを発信

個人ボランティアキッチンカー医師などが「な」の呼びかけによって集まる

・「な」は県外に借りてる部屋があるが、避難所は高齢者ばかりなので介護のため残る

・近隣の避難所では「個人ボランティアから物資を受け取ると世間から怒られる」と拒否しているところもあったが、「な」は全部受け入れていた

・県や国が個人ボランティア自粛要請しているのに呼び込むな、と県内から「な」へ批判殺到

・「な」は被災前にDior香水クリスマスにもらっており、「Diorなんて女子大生パパ活しなきゃ手にできない」と認知プロファイリングされる

・「避難所でもパパ活してる」「パパ活物資をもらった」「パパ活目的避難から出ていかない」と中傷される

・「な」がインタビュー受けたことで実名報道され、実名を挙げて「パパ活してる、学校でも嫌われ者」と無関係福岡の50代男性が吹聴

・鵜川小学校勝手個人ボランティアを呼び込む奴がいるか支援は後回しにしろと馳知事にリプが飛ぶ

・どこかのボランティア団体が鵜川小学校付近に行ったり行く報告をするたびに「鵜川小学校は十分恵まれいるから後回しにしろ」と部外者がリプ

・「な」のインスタが特定され、相互フォロー大学同級生まで中傷対象になる

・「な」、災害記録としてTwitterアカウント自体は残すが発信はもうやめるとのこと

・一連の流れを追っていた人たち、「な」叩きに怒り、福岡の50代男性が「誤解していた」と陳謝

福岡の50代男性自分への叩きが酷すぎるから名誉毀損で訴えると宣言

福岡50代男性謝罪文

「な@0x2x0x1様が未成年喫煙パパ活をしていると投稿しましたが、こちらの勘違いでした。

 また、攻撃的だと捉えられることも発言したことをお詫び申し上げます

 この度はな様や #鵜川小学校 の方々。支援してくださっている方々へ多大なご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。」

「な」叩き、鵜川小学校叩きの例

「少ないですアピール(´^д^`)ワロタ

 兵庫県安全な自宅があるんだから、さっさとそこに帰れよ

 タダ飯食えて、新品の服や家電が貰えるから、わざわざ避難所に来てるんだろ

 お前、学校でも噂になってるぞ」

「他の被災者と違い自分達のことだけを垂れ流し続ける、自分達だけでも状況を改善したいという本音がある人が運用しているアカウントですね。

 もちろん鵜川地区の皆さんが皆そういう人ばかりだと思いません。この運用者だけ。」

「同じ被災者を含む他のアカウントリツイートしてくれているおかげで拡散されて、医者ボランティアも来たのに、鵜川小学校信者は常時自分たちのことだけ発信し続けて、タイムラインも見やすくしている。お察しですね。

 ツイッタラーがいない他の避難所が早く良くなりますように。」

「随分と贅沢な避難所だな

 ここを支援物資受入の拠点としてるみたいだから、良いものはここで止めて、余り物を他の避難所へ持って行ってるんだろうな

 調理器具があるのになんで、炊き出しに来てもらってんの?

他の避難所に行かせるべきだろ」

「鵜川小学校物資ツイッタラーが発信して、ボランティアがたくさん来て物資が潤っている。

 鵜川小学校以外に物資を届けよう!!#能登地震 #能登半島地震 #能登町鵜川」

個人的に貰ったお金で食料買ってこいよ」

「鵜川小学校は、1月12日(金)に大阪ボランティア団体がシャワー室設置済です。

 御社が鵜川小学校に設置したシャワー撤去して、他のシャワーが無い避難所に設置してあげてください🙇‍♂️」

能登町・鵜川小学校被災者の1人による私的Twitter発信により、避難所の中ではトップレベル物資が潤って良い環境にあります

 鵜川小学校だけはスルーして、他に山ほどある、わずかな公的支援しか受けられない避難所への支援をお願いします。」

「なお、その手厚い支援をしている首謀者が兵庫県在住の「****」という部外者女子大生

 帰省した時に被災しただけで、帰る家はあるのに帰らず、避難所に留まりSNSで呼びかけ、支援物資を溜め込む。

 それだけでは飽き足らず、支援物資生活する始末。」

他所に家や生活基盤があるのに避難所にいる人は、「被災者」ではなく「ボランティア」だ。

 その「ボランティア」が「被災者」のために送られる公的支援物資を受け取ることは、税金泥棒に該当する。」

中途半端ボランティアが、下調べが不十分だから簡単ツイッタラーにホイホイ付いて、有名避難所に群がる😓

 #能登半島地震 #能登町鵜川 #鵜川小学校 #能登町 #能登 #石川県 #石川 #地震

帰省中に避難したなら、住む場所失った本当に困ってる被災者とは違うのに、いつまでも避難所に居座って支援された物資を消費したり、炊き出し食べる人って不思議。住む場所があるなら家族引き連れて自分の家に戻ればいいのに。住む場所失ってもいないのに。1人減るだけで消費量変わるよ」

帰省中に被災した人は、速やかに避難所を出て自宅に帰って自活するべき。

 それにより、生活基盤が現地にしかない皆さんへ支援物資が行き渡る。

 自宅へ戻って自活出来る人が支援物資を受け取るのは、税金泥棒である

 #能登半島地震 #能登町鵜川 #鵜川小学校 #能登町 #能登 #石川県 #石川 #地震

帰省中に被災したのなら家族を連れて自分の家に帰りなさい」

「鵜川小学校避難所を運営している女子大生

 個人情報特定され、今頃、必至に過去ツイートを削除し、インスタを非公開にして、逃亡」

ホントwww写真消してるwwwメディア取材対応して、フルネームも公開されてるしね承認欲求が強いと大変だね」

SNSでの嫌なコメントが気になってメンタルが〜、って自分アピール投稿続けてきた結果じゃん。

 嫌なら鍵アカにすればいいのに。

 鍵アカにすればお仲間だけにヨシヨシしてもらえてちょうどいいじゃん。

 そもそも自分達さえ良ければっていう思考で周囲への配慮に欠けた投稿をしなければイイのに」

現在特定用インスタ垢で捜索中…フォロワーの6割は兵庫県民」

「すごいっ!!わかったらヨロシクです。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。」

「これでも一応、高校時代特定ガチ勢でした( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

 当時はインスタとかなかったから、特定が難しかったけど、今は馬鹿みたいに個人情報が……( ≖ᴗ≖​)ニヤッ」

2024-01-28

anond:20240128031950

ちょっとネガティブすぎるなーと思うけど、実態としてはそんな感じなのかな。

リベラルの人たちは能登についてしばらくちょっと黙っててほしい

という話だけど、

「馳さんは外のもんにいじめられて可哀想や」

能登の暗いところばっかりニュースにしていやらしい」

これを能登人間が言っている事実についてちょっとは考えてくれ

ない想像力を働かせて考えてみる。

谷本県政時代から引き続く工業団地などの企業誘致北陸新幹線。そして延伸へ向けた馳知事の尽力、などなど。

こうした地域経済振興観光アピール公共事業、過疎対策をいろいろやってくれたからなのかな。県政評価は高いと思う。

県民しては、とりわけ28年も知事を務めた谷本には強くお世話になった感が強いのだろう。

でも谷本さん自身は当初、革新政党系の支持を受けて初当選したというのをさっき調べて知った。当時、森喜朗推していた農林族の対抗馬を破った経緯もある。

2003年能登空港の開港小松空港国際線就航などは、森喜朗が尽力したといわれているけれど、谷本とは不仲だったという。

2022年谷本知事引退の際に、再び新たに農林族の山田出馬することになり、保守分裂という事態に陥ったが、森喜朗自分が育ててきた馳を推すことに決めた、という内容の記事もさかのぼってみた。そして行政側は第一次産業への理解が厚い山田を推す動きがあった一方、谷本事実上、馳に自分の後継として信を託したという記事もみた。

そう考えると、保守王国石川県というけれども、一枚岩じゃなかったけれども鋭く対立もしていなかったというのも今後の復興を考えるうえでは、いろいろと興味深いと思った。

そんなところへ、ワイドショーやらSNSで、インテリ風吹かせた連中が、能登限界集落は遅かれ早かれ滅びる運命だったのが早まっただけで

この際、復興過程では、そういうところを切り捨てて優先順位をつけるべきだ、とかいう雑な議論が耳に入ってくると、それは地域人間としてはイラっとくるのかもしれない。

想像だけど。



余談ーー

また初動に関して、「馳知事はよくやっている」論も、わからなくもない。

馳氏は谷本県政時代に後回しにされていた地震被害想定など、災害リスク軽減のための取り組みを見直そうと着手していたことは事実で、

今回の震災に間に合わなかったいうのは事実だとしても、馳知事だけの責にするわけにはいかないだろうと思う。

あと、今回初動の遅れの原因のひとつとして、石川県北陸地整が本来事前に取り組むべき道路啓開計画が未整備だったという指摘もある。

総務省は去年の段階でいくつかの地整や県に対して是正勧告を出していたから、いくら県政2年目の新人知事といっても知ってはいたと思う。

これって建設業者など指名業者と事前協定をし、迅速に予算執行するうえで超重要なんだけど、結果としては後回しになってしまった。

ただ、去年から道路啓開計画に着手していたとしても間に合わなかった可能性が高い。

そういう意味では、馳知事はよくやっている、あんまり叩くな、という県民気持ちはわかる。

一方で、発災直後の対応外野があれこれ批判しているうちに、交通インフラ問題は解消しつつあり、あれよあれよという間に復興モードスイッチが入っていく。

復興初期段階のスピード感というのはものすごく早いので、初動の問題はいろいろあったにせよ、そんなことの検証にあまり時間を割いている余裕はなく

これからがれきの処理やら広域の自治体間協力も必要になってくるなど、馳知事には復興の手腕が問われることになる。

という感じであるので、震災後一ヵ月になろうとしているこのタイミングでは、

県民もっとポジティブに前向きに物事をとらえたほうがいいんじゃないかと思う。

多分、震災3か月後には初動の失態なんて議論過去のものになって、もうしていないと思う。

disられていじけて、保守ますます保守に、というルサンチマン丸出しのネガティブスパイラルもわからなくもないけど、

からと言って、何も知らない外野がわーわー騒ぐのは止めようもない。ましてやネット空間なんて。

しかし、外野意見なかには、今後国や行政がどう動こうとしているのかのヒントもあるのも確かなはず。

そこは地元人間だけではルサンチマンを越えられないかもしれないけれど、災害復旧のプロセスで入ってくるさまざまな他者民間支援企業だったり、NPOだったり、コンサルだったり)との対話の機会が今後増えてくると思う。

よそからきた民間経験などを踏まえて、外部の冷静な視点意見を再整理してゆく、ということもまた大切と思う。

そして、実際、国や行政復興モデルに着手し始めると、とりわ予算をつけることが前提となると、行政としては長々と議論してもらいたくないので、予算執行を急ぐのが世の中の常。

復興公営住宅にしても行政が「これならすぐに着工できますが」と提示されたものから復興が進んでいくなかで、ただでさえ経済的に苦境に陥っている被災者に、地域を出てゆくか、受け入れるかの二者択一で選べという形で行政主導が突き付けられる、というのが東日本の教訓としてある。

しかスピード感のある復興とか国や県はかっこいいことを言い出すに決まっているので、恐らく震災半年後くらいには被災者決断を迫られる。え?そんなこの状況でまだ決断できない、という被災者も多かろうに、行政は「受け入れるひと、この指とまれ方式なので、行政提案を受け入れた人だけが救済を得られ、地域を出て行った人はどうなったか統計すらないというのが実態となる。

それこそ、発災直後はヒーローみえていた馳知事が、復興期には被災者に苦渋の選択を急がせる役人顔をするかもしれない。

心理的メカニズムとして馳はヒーローだというマインドがどんどん強固なものになって、ますます保守保守していくなかで、次に復興の話がやってくる。

ルサンチマン的な心理的メカニズムから解脱して悟りを開いている人が何人か周りにいればいいんだと思う。

そういうことの萌芽を、今の時点で何も知らない外野がわーわー騒ぐ言葉の端々にちょろっと見出せることがあるかもしれない。

先日、被災地域ではようやくボランティア活動が本格的に開始されることになった、というニュースをみた。

外部の人間がこれからわんさか入ってくる。これまで入っていただいていた100くらいのNPO団体も含めて。

そのなかには、東日本含め、過去復興経験を持つ人も多くいるはずで、そういう方々と交流をする機会が増えるんじゃないかなと思う。

外部の人間玉石混交で、なかには、インテリ風な意見を持つ人もいるかもしれない。

間垣の里なんてどうでもいいんだよ、堤防なんだよ生命安全第一なんだよ、とかね、中にはいるかもしれない、例えばだけど。

そういうときに、その意見ちょっと違うよね、と言ってくれる人もまた外部の人だったりするので、不協和音のなかだからこそ貴重な意見も拾える。

そのときに、いちいちルサンチマンに陥っていると、聞く耳をもたなくなって、聞けるはずの意見にも耳を閉ざしてしまうことにもなりかねない。

はいっても、これといってどうしようもないことかもしれないけれど。

被災地の人にはこのままルサンチマンを深めながら一方で公助への依存を強め行政から提案を待っていると、

最終的にあんまりいい結果にならない気がするので

玉石混交の外部の人が入ってくる機会をチャンスととらえて、復興の話を進めていったらいいんじゃないかなと思う。

anond:20240128181439

石川県はいまだ道路がズタズタで道が混み合ってるんだから誰もくるなよ

どうしても用があるなら道路使わずヘリコプターでこいよ

結局左翼って被災者盾にして政権批判できればそれでいいから嫌われるんだよな

そして被災者を「いい被災者」と「悪い被災者」に分けるのも左翼

旅行支援するとは何事か!と観光業で打撃受けてる被災者気持ち無視

観光に来てくれという石川県民を見つけると

同じ県民なのに能登を見捨てるのかと吊し上げ

これが左翼かとここ数日でよくわかったわ

能登人間の中にも2月には無事なところに移転や間借りをしてして仕事再開する店も多く

観光客向けにどんどん商品卸したい製造業は無事なところには一刻も早く観光に来てくれと思ってるよ

かわいそうじゃない加賀には金落としたくない!かわいそうな能登にだけ金落としたい!じゃねえよ

元々能登人間加賀で働いてんの!マジでこのまま消費落ち込んで俺のボーナスでなかったらどうすんのすでにその瀬戸際だよ俺の実家能登だし金いるのにさ


コタツに入っていつ手元に来るかわからない募金ポチった後は被災者被災者らしく施しの金で復興するまで黙ってろと言う人間に比べりゃ

何にも考えず観光で金落としてくれてる人間の方が比べものにならないくらいありがたいわ

anond:20240128164345

バカじゃねぇの

ネット見れる人間はみんな左翼石川県は最悪の土地能登は終わったって大騒ぎしてるのにムカついてるよ

リベラルの人たちは能登についてしばらくちょっと黙っててほしい

実際能登に住んでて被災もしてる私からレポートですが

石川県って元々保守地盤ではあるんだけどさ

さら能登ってその中でもさら保守なんだよ

それがもう震災以降転がり落ちるようにさら保守保守になってんのよ

この空気外の人には伝わってないだろうけど

震災以降政府対応が信用できないのはわかる

被災者支援が後手後手に感じるのもわかる

馳浩裏金問題で逃げ切りそうなのがムカつくのもわかる

それに関しては私も全く同じ気持ち

でも能登ってさっきも言ったけどそもそも保守保守なのよ

知事選馳浩が勝ったのも能登票と言っても過言ではないのよ

簡単にいうと

そもそもベース

「ワシらが一票入れたんやから馳さんには頑張ってもらわんと!」

なのよ

それが今確実に

インターネットで都会のインテリになんだか批判されているらしいという理由

結構若い層までも

「馳さんはよう頑張っとる!!」

になってる

「馳さんは外のもんにいじめられて可哀想や」

能登の暗いところばっかりニュースにしていやらしい」

これを能登人間が言っている事実についてちょっとは考えてくれ

能登人間我慢強いと言われるけどそれ以上にプライドが高い

被災地が〇〇日経っても被災地はこんなに悲惨!!という話を

能登石川県disられていると感じている人がマジで多い

普通に被災してる当人達がそう感じているのどうかしてるとは私も思うけど

これがマジで外の人間に伝わってない気がする

そもそもなぜか能登の人って

普通に馳浩好きな人ばっかりなんだよね

インテリっぽくないからだろうけど……

馳浩=ワシら

って感じ

この心理効果が今後この地をさら保守保守にしていく感じが本当に恐ろしい

都会のインテリっぽいやつらが頑張っとる馳さんやワシらを馬鹿にしとる

という謎認識がこれ以上この土地に広がるくらいなら

マジでちょっとしばらくは黙っててほしい

能登人間気持ちが落ち着くまででいいか

2024-01-27

anond:20240127192824

志賀町能登中核工業団地などに代表されるように、

石川県県内あちこちで進めてきた企業誘致北陸新幹線建設など、

産業観光振興への投資をしてきた。

一方、災害リスク軽減に向けた計画づくりは産業振興にブレーキをかけることになるからペンディングにしてきた。

今思えば07年後の耐震診断くらいはしないといけなかったな。

防災投資を暗黙の裡に手控えなければ進められないという平時政治メカニズムが、

この国の災害脆弱性を増大させている一面はありそうだ。

この平時復興期の政治の動きは表裏一体。復興期の動きのなかでは、二つの政治的な動き方がありうる。

ひとつは、地域経済産業災害前の同じ状況に迅速に戻そうという動き。

観光地であれば、訪問する外の人々に災害を早く忘れてもらったほうがいいし、

曲突徙薪の故事でいえば政治家が災害後の復旧でヒーローになる手っ取り早い発想だ。食べて応援!みたいな流れもそれに近い。

2004年インド洋津波被災したリゾートアイランドでは、

ビーチ沿いのせまっくるしい土産ストリートで人があふれ逃げ遅れたという教訓があるにもかかわらず、

復興過程はいち早く観光産業再生し、政治家は避難施設への誘導標識をつけたり訓練をしたりすることすら嫌がり、防災対策としてはあまり何もしなかった。

結果、全く同じショッピングストリートが出来上がった。そして同じ規模の津波がきたらきっと同じことが繰り返される。

もうひとつの動き方は、災害で失われた生命財産に対するバックラッシュ

東日本大震災復興過程では、生命安全をなにがなんでも守るという災対法の理念を忠実に実現しようとした。

平時では合意形成が難しく、とても実現できないことを復興期にやれるのは強味ではある。

浸水地域ではもう人は住むな、といって一世帯あたり3000万くらいかけて高台をつくり、巨額の復興予算海岸は大量のコンクリート防潮堤建設した。

しかし迅速な復興を目指したあまり復興計画への住民合意形成拙速になった。

結論を急いだ結果、家を失い生計を失って自分自身生き方を迷っていた多くの地域の人たちが結果的地域を出ていき、地域に残りたいというのは

そこで人生を終えたい高齢者だけになった。以前にも増して限界集落となって投資したコンクリートを誰も住まない地域に残した、という教訓がある。

山本一郎復興のあり方に懸念した文章みたけど、それってこのあたりの課題に重なる。

ただ、じゃあ徹底的にB/Cで思考しろって話でもない。

行政が介入した瞬間から参与観察になって地域に影響を与えることを覚悟しないといけなくて、費用便益を事前に計画客観化できるというのはうそだ。

復興過程での政治行政主導が住民レジリエンスを阻害して、結果的投資釣り合わない結果になったかもしれないという部分を考察しないといけない。



どちらか一方しか選べないのだとしたら、前者のほうがマシだと最近思うようになった。

ハード的には不十分な復興というぐらいがちょうどいいんじゃないかと。

2024-01-25

anond:20240125111750

石川県場合だと、「前知事ときはなかなか進まなかったが、現知事馳浩)が被害想定を引き上げる動きを始めていたけど今回の地震に間に合わなかった」

と金大学の平松教授発言

今回の地震についての雑感その1

今回の地震についての雑感その1。俺は石川県金沢市人間金沢は本震と余震で揺れは酷かったが、海沿い以外は大きな被害は出てないらしい。

Twitterで、パヨクの二流言論人が好き勝手な事を書き連ねているのを見て、心底その金に魂を売ったような卑しさにうんざりした。またへずまりゅうや山本太郎被災地訪問が叩かれていたのも、まあ茶番だなと思った。知名度のある人間が数名来たところで、励まされこそすれ迷惑になどなるはずがないだろう。また馳さんへのバッシングにも大してリアリティーを感じなかった。馳さんも特段、致命的な失態を犯したわけではない。

別に、腹が立ったわけではない。いちいち感情を割いている余裕がなかったのだ。外野というのは、どこまで行ってもリアリティーのない他人事なのだなあとつくづく実感した。東日本大震災熊本地震の時に、Twitterをやっていなくて良かったなと、これほど思った事はない。

そして自民党のお偉い方は、不祥事の後始末と権力争いに忙しくて、ド田舎災害なんぞに気を回す時間は惜しいらしい。災害対応など片手間でやってるようなもんだ。こういう連中がこれから不祥事権力争いを続けるなら、次の災害の時もまた片手間対応だろう。

からと言って、馳に入れた石川県民が馬鹿だったとも思わない。彼は少なくとも形上は自民党ではなく、維新の推薦で選挙に出た人間だ。それに、「人ではなく党で選べ」というのは国政の理屈だ。都会は知らないが、田舎はただでさえ人が少ないのだからいくら気に食わない党であっても、信頼できる人間がその党にいるなら「党より人」でその人間を選ぶよりないんだ。逆に聞くが、石川自民党以外の人間を選んでいれば、今の中央政府馬鹿騒ぎも収まっていたのか?それを自己責任だと言うなら言えばいい、俺たちはそいつから救いの手を乞おうとは思わん。

とりとめのない話になったが、2本目は書くかどうか分からん

2024-01-24

室崎先生道路啓開やロジスティクス専門家ではないって言ったよね

「室崎益輝先生を「防災研究第一人者」とした朝日新聞ミスリード」(https://anond.hatelabo.jp/20240115234918)の元増田です。

前掲記事で「土木道路の啓開)やロジスティクス専門家ではまったくない」と指摘しました。

ブコメやX(Twitter)では賛同意見も多くありましたが、一方で

「そうはいっても石川県防災アドバイザーなんだから

だとか、

「近年まで第一線で活躍していた」

などの様々なご批判を頂いたところです。

では、本日国会(参予算委)を見てみましょう。

立憲民主党杉尾秀哉議員に対する答弁)

参議院予算委員会松本総務大臣

「今お名前があがりました室崎先生からは、新聞紙面紙上で小出しというお話もございましたので、私共としては専門家のご指摘はお聞きして受け止める姿勢を持たなければいけないと思って消防庁の方からお話をさせていただいて事実関係をご説明させていただきましたところ、発災当初から十分な規模の部隊が出動していた事は理解した、被災地に現に到着できた部隊数を見て、小出しと発言したが、道路などの事情もある事は承知していなかった、との話をいただいており、当社からの出動についてはご理解をいただいたかと思っております。」

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php(1/24予算委の43分頃)

とまさに予想通りの回答(部隊の展開数(=ロジスティクス)や道路などの事情道路啓開)について詳細に理解していたとは言い難い)がきたわけですね。

もちろんそのような中、朝日新聞掲載された

道路渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html

なんてのは明らかに益よりも害が大きかった可能性があるわけです(断言はしませんが)。

そして、その事情は当時でも散々指摘されていて、少なくともマスコミであればそれを把握できる状態でした。

そのような中、また、一口防災といっても様々に専門が分化し、また、ボランティアコントロール必要理解されている昨今、特異な意見記事にした朝日新聞は明らかに世論ミスリードしていると言えるでしょう。

2024-01-23

この種の批判すごく多かったんだけど、【現場は精一杯やってきた的な結果】【被災の現状】からスタートしているようにみえるんだよな。

石川県の危機管理アドバイザー・室崎益輝は煉獄コロアキを量産したいのか。あるいは「早期一斉投入」が致命的選択であった戦慄すべき理由。|馬の眼 ishtarist

決定的に両者の認識がズレてる、と思う。

初動が遅れた、という室崎さんの批判そもそも計画に対する批判なんだよ。室崎さんがインタビュー記事のなかで

 でも今回は遅れた。緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊警察消防を大量に派遣するべきでした。

というコメントしたとき、それは、そうすべき計画を立てておいてしかるべきだった、計画の不備だと指摘したと、俺は認識したんだけど、ネットの反応をみると、そうではなくて

この状況でも現場に迅速で行くべきだ、と室崎さんが主張しているかのように藁人形を叩いているようにしか見えない。

しかもそれは少なくとも広域自治体である県については自分アドバイスすべき立場だったので全部自分に跳ね返ってくる、そのうえで初動の問題点を指摘している。

啓開については、県および国交省マターだ。室崎さんもボランティアロードだとか思い付きっぽいことをいうから説得力に欠ける面は確かにあるんだけど

けれどもあえて批判するのは、それはあんまりな状況だからだろう。

専門外の方が本来あるべき道路啓開計画についてコメントするならこの程度のことしか言えないだろうし、それ以上を室崎さんに期待して叩きまくってどうするの?と思っちゃうけどね。

国交省整備局で本来策定されるべき道路啓開計画そもそも未整備だった、ということも最近報道で明らかになってきている。優先順位が低いのでやってませんでした、との北陸地整のコメントがあるらしいが、ちょっと呆れる。

俺的には、そっちのほうがよっぽど戦慄に値する事実だと思う。

それによって事前の自治体間や業者とのさまざまな協定が結ばれておらず、今に至るまで域内域外建設業者が投入できず、結果、未だに待機状態に置かれている、という現状を踏まえると、

初動がタスク別に全然目標管理されておらず、通常であれば72時間以内にどうこうする、とタイムスケジュール記載してあるものがない、という国交省の無計画さは、いうまでもないことのように思える。

自粛警察マインドとの関連

上記のことが事実であれば、遅かれ早かれ初動が計画から乖離していた、あるいは計画の不備によって遅れた、という客観的事実さらに整理されていくように思うが、あとから考えて、ちょっと気になったのは今回の初動の在り様と正当化する傾向は、被災地へ入るな、という、他人の行動に制限を掛けようとする自粛警察的なマインドさらに補強するものになっている、ということだ。そしてそのコントロールお上がやるべきである、という論理に連なっている。(*交通規制なども含めてなんで事前に計画ちゃんと書いてなかったのかと重ねて主張しておきたい。)

もちろん発災直後の緊急対応自助共助というよりは公助によるリーダーシップが期待されることはいうまでもない。公助自助を補強するものであるという我が国防災理念から考えて、現場での支援活動ブレーキがかかっていた原因が単に計画面での不備だけではなく、緊急時お上の指示に従え→自粛警察という空気が醸成されたことも大きく寄与していただろうことは今後、検証されておくべきだろう。

2024-01-22

珠洲市空き家問題

ドラレコが捉えた震度6強 目の前で家屋倒壊 発生から3週間も被災者「何も変わらん」 能登半島地震 https://youtu.be/gR2j06AHwCA?si=hE3iJF6xNZyE6HiE @YouTubeより

この動画自動車の目の前で倒壊した家屋10年以上空き家だったと。

10年以上空き家だと、地震対策以前とかの問題地方って語られてないだけでもっと地獄なんだろうなと思った。

石川県にはぜひ、空き家倒壊率とか調査してほしい。

anond:20240122091552

二次避難については、行政民間の知恵や力も借りながら取り組んでほしい。

今回の地震でいち早く二次避難へ向けた取り組みとして報道されたのは珠洲市医薬品製造販売会社二次避難リスト公開だった。

また、自宅に戻れるように二次避難先との往復バス行政に先んじて基金をつくって運行したのも民間。その動きに押されて石川県が動いたという経緯も見聞きする。

効率的避難支援ということでいえば、変化するニーズに対して事態を想定し、一つ一つのタスクについて定量的目標管理型で遂行する、という神戸の教訓から培ったノウハウは必ず活かされると思う。

現実問題二次避難への説得というところでマンパワーをとられる部分をうまくカバーできるような体制になってもらえればと思う。

2024-01-21

anond:20240120230915

でも山本太郎ボランティアに入ったら「来るなって言ってるのに行った!!!」って大騒ぎしてましたよね???

あの時山本太郎を叩いてたやつら、変な情報発信した石川県、どうすんの???

他所からボランティアがほんとに少ない。

来るな!とか言って行った奴叩くような状況で誰が行くんだよwwwww

山本太郎を叩いてたやつらはこういう状況を作り出した自覚あるの?間接的に人を殺した実感ある?

そもそも山本太郎現場NPO要請を受けて現場入りしたわけで、つまり不要不急ではなく必要で急を要したケースなんだけどただ単に山本太郎叩ければ何でもいいって思ってヒスってNPOごと叩いてたバカ壺共は人殺しの顔をしろ

2024-01-20

能登に行ってきた(ちょっと追記

自治体派遣能登にいってきた


https://kobe-note.jp/n/n9629ec5abf7a

ここに書いていることは、おおむね同意


これから本格的に、寒くなるのに時期が悪すぎる。

地理的問題道路事情拍車をかけてる。

他の災害に比べても、インフラ復旧が遅いのに、

環境が悪くて心配な小規模避難所が多すぎる。

地域の結びつき、集落助け合いは素晴らしいけど、

まるで老々介護だし、このままで持つとは思えない。

上下水道の復旧も住居も

生活再建に時間がかかるのに、

他所からボランティアがほんとに少ない。

他所から来る人を、受け入れやすい土壌でもない)


道路が寸断され、公共交通もないか

一日だけのボランティアなどは、

地域にとっても負担しかないけど、

ニーズ把握や受入体制が整う時間はないと思う。

覚悟できているボランティアだけでもすぐに受け入れないと、

地域のお世話している人に限界がきてしまう。


今後の雪や寒さ、土砂崩れなども心配だし、

避難所集約や二次避難学校再開

集団移転をすべきなのか、

問題も山積で、自治体は本当にキャパオーバー

地元社協もとてもとても。


例えば、福井富山岐阜など近隣県の

社協が、被災自治体ごとに入るとか

なんとかならないのだろうか。

金沢の2次避難体育館ボランティア募集とか、

報道しても、たいして意味ない。と思う。


マジで、みんなで何とかしてほしい。

自分は対して役に立ててなかったと思うし、

もどかしくて仕方ない。

家族に頼んで、少なくない額を寄付したけど、

大阪万博やめるとか、日本全体で本気になってほしい。


___________________

皆さんが、すこしでも考えてもらえて、うれしいです。

ちょっとだけ追記


> どんな能力ボランティアがどこに入って何をするべきなのか具体的に頼む。

> 例えば私がボランティアに行っても上下水道の復旧とかできないのだが。


なにより避難所運営福祉避難所支援です。

物資の受け取り・分配、食事の準備、トイレなどの清掃など

発災から特定の人がずっと担っているパターンがあります

それから、入浴支援、足のない方の移動支援

罹災証明書災害住宅申し込みの手続き支援など。

家については、今は片づけでなく(雪がふってしまったし。。。)

現段階では入り口ブルーシートでふさぐ程度でしょうか。


> で、どこの自治体ボランティアを受け入れるキャパないようだけど?


なので、近隣県の社協がまとめて入ってくるなど、

早急に受け入れ態勢を強化すべきと思っています

地元の方とも触れ合えないのですが、

受援力を助けるプロ経験者が必要と思っています


> 2次避難希望者はどうやったら増えるのか、困りましたねえ


本当にそうです。

石川県は当面、ここに全力投球されると思います

その時まで支えることが必要ですし、

外部者がはいることで、外の目線や考え方も入りやすくなり、

避難所集約や2次避難につながりやすくなるのでは

と思っています

anond:20240120142919

石川県田舎なので、略奪者の食料争奪にも校長北陸コカ・コーラ許可必要なんだわ。

許可なく略奪したら犯罪なんだよ。

石川県避難所自販機破壊の件は、僕が思うに破壊した人たちは許可を得たと言ってるが嘘だと思うね

そもそも自販機を壊さないといけないくらいの緊急性があったのかも疑問が残るね

2024-01-17

anond:20240117135021

はい

https://news.yahoo.co.jp/articles/65ae25eebb1de6ce76a13828da4ddc0be773065c

 能登半島地震被災地支援しようと、石川県能登町避難所で行う炊き出しの準備作業が13日、富山県滑川市の中滑川複合施設「メリカ」であった。メリカ管理運営している一般社団法人ばいにゃこ村(樋口幸男代表)のほか、市内外の団体などから約50人が参加。避難している人や周辺住民らに味わってもらう約1600食分の食材を切るなど、下ごしらえを進めた。

 炊き出しは14~16日、避難所となっている能登町松波中学校で行う。企画したのはヨガ教室などを開催している一般社団法人ボディセンス・インスティテュート(富山市)。東日本大震災での支援経験があり、今月に能登町物資を届けたほか、炊き出し実施。再び炊き出し要望があり、応えることになった。

anond:20240117134723

一般社団法人ボディセンス・インスティテュート(富山県富山市/以下、BSI代表理事 高橋由紀2024年1月1日石川県能登地方震源とする震度7マグニチュード7.6(暫定値)の地震被害による被災者支援のため、1月4日石川県能登町支援物資輸送し、現地を視察し、ニーズ調査を行いました。


4日に勝手に現地入りしてる大迷惑団体市長が協力したってマジ??????

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん