はてなキーワード: 婚姻とは
京都(府)産まれで吃音症コンプ持ちで芥川賞欲しくて川端康成ストーカーしてて男色家だけど女性と婚姻しててボディビルディングで肉体改造して親友と写真集つくって黒沢明の「生きる」を『厨房メンタル(笑)』と斬って自衛隊をアジったのか?
婚姻とは何であろうか。民法を見ても、婚姻の制度については事細かに書いてあるが、婚姻の実態については何も説明されていない。
婚姻関係を結んだ人々には、制度面で種々の優遇が与えられる。加えて、世間様からの信用も付与される。
いつぞやお隣のご婦人が、「薬指に指環あるだけで安心できるわよね」と話していた。明け透けさに苦笑するとともに、なるほど世の中そういうことなのかと腑に落ちた。
しかし、婚姻制度と、憲法が謳うところの平等主義とは、両立しうるのだろうか?平等主義を留保する程度に、婚姻には「公共の福祉」に資するところがあるということなのか?
婚姻制度が多くの社会で採用されていることからすると、おそらく社会制度の維持に寄与するところが多いとされているのだろう。
現行の婚姻制度は、情愛関係で結ばれ、その関係を維持することを公示した男女にお墨付きを与えている。
(形式的ではあっても)情愛関係及び一対の異性であることを条件とする理由は、いったい何であろうか。
生活の相互扶助がメリットであるならば、情愛関係で結ばれた同性カップル、あるいは性別を問わず友情で結ばれたマブダチが、婚姻制度から排除されるのは、なぜだろうか?
「情愛関係で結ばれ、その関係を維持することを公示した男女」にしかできないことは何かと考えると、一つの解にしかたどり着けない。
すなわち、「生殖」だ。確かに、人口が生産されないことには、社会は維持できない。
暫定的に、異性夫婦の優位性を生殖可能性に認めると仮定した場合、ここでも疑問が生じる。
世の中には、身体的に生殖が不可能だったり、生殖の意思を全く有しない夫婦もゴマンといる。
婚姻の優位性を生殖に求めるのであれば、そのような夫婦にも優遇を与えることの理由が見つからないことになる。
ゆえに、身体的あるいは心情的に生殖の見込みがない夫婦は、婚姻関係から排除すべきということにならないか?
加えて、生殖可能性がほぼ0%である同性婚を認めるなど、もっての外という結論が導かれる。
ここまでは、「生殖可能性によって現行の異性婚が担保される」という、かなり乱暴な仮定を前提としてきた。
それでは、婚姻のメリットとして挙げられる「生活の相互扶助」という観点から考察したい。
この目的を達するためであれば、先に挙げた情愛関係と生殖可能性は、婚姻制度維持の必要条件とは成り得ないだろう。
それであれば、同性婚はもちろんのこと、友情などのライトな関係を基礎として生活扶助を扶助する者同士も、婚姻の枠組みに包括すべきではないだろうか。
さらに言うと、関係者を2人に限定することの意義も瓦解するかもしれない。
結論としては、生殖に重きを置くなら現行の異性婚制度を維持し、生殖不可能な男女は除外するのが、婚姻制度の本旨に沿うことになる。
一方、もう一つのメリットである生活の相互扶助を第一義とするなら、同性婚はもちろんのこと、情愛関係に基づかない2人以上の関係性にも、婚姻関係を認めるべきである。
もちろんこれは机上の空論に過ぎず、運用は現実的に不可能だろう。とりわけ、生活を相互扶助するという意思の真偽を公的に確認する術がない。
しかし、同性婚の導入がこれほど喧伝されてる割に、婚姻の実態に関する議論はあまりにお粗末ではなかろうか。
日本でも同性婚が認められるのは時間の問題という気がしている。
晴れて同性婚が認められたら、次は「ポリアモリーの権利を守れ!」という主張が徐々に市民権を得始めるのだろう。
いまLGBTの権利擁護の意識を持っている人でも、ポリアモリーの運動には顔を顰める。そんな未来予想図が、容易に想像できる。
かように不可解な婚姻という制度に嬉々として乗っかって、また乗っかることを切望する人々で溢れかえるこの世界は、本当に不可解で不気味だ。
※これ以外にも婚姻の社会的利点があれば教えてください。当事者間の安寧とかいうのより、社会とか国家とかマクロスケールでのメリットを知りたいです。
人口が増えてる国は半数以上が見合い結婚で、親が決めた好きでもない相手と結婚して子供作ってるのが大半らしい。
歴史上、結婚するかどうかや誰を結婚相手にするかを本人が自由に選べる状況の方が例外的で、親や周囲が勝手に相手を決めて結婚するのが普通だった。日本でも自分の祖父母の代まではそうだったし、現在でも先進国を除いた大半の国ではそうなってる。
女性が一人でも生きていける国では本当に自分が望む相手としか結婚しないから晩婚化したり婚姻率が下がって少子化になるし、女性が一人では生きていけない国は望まない相手とでも結婚して子供作るから出生率が上がる。
タリバンみたいに女性から教育を取り上げて一人で生きられなくしてしまえばたぶん出生率は上がるだろうけど、日本でそんなことは無理だから少子化は終わらない。
夫婦間でのレイプ(不同意性交)を肯定するならsexについての合意は婚姻から切り離されていると考えざるを得ず、そうであるならば少なくとも夫婦の一方が継続的に配偶者とのsexを望まなくなった時点で貞操義務も消滅するというべき。
婚姻支援なんてやったところで絶対に少子化改善には寄与しない。
支援を受けたところで「勝ち組」との格差は変わらんからな。既に子供を持ってる(あるいは最初から子供を持つ予定である)人間が喜ぶだけ。
少子化をどうにかしたかったら、自由な情報の流通を制限することで外の世界を知らず生まれ育った村で生きて死ぬ人間を増やすくらいしかない。
あとは(戦争などの代わりとして)人工的なガラガラポンを行う方法もあるが。全国民の資産の50%を一旦徴税してランダムに配り直すとか。