はてなキーワード: チーズとは
居酒屋で働いてると日々様々な人を見ることになるんだけど、その振れ幅の大きさに元気をもらえるよ。
中でも指折りの下限エピソードをシェアするよ。よければ元気もらっていってね。
仕切り役っぽい子が「絶対吐かせないようにしますんで!」とハツラツ笑顔で入店後、ビール、サワー、ワイン、日本酒とちゃんぽんグランドスラムを達成。
これはやらかすなあ、と思ってたらしっかりトイレにグループの男の子たちの人だかりができてたよ。
まあ内々で処理してくれればいいからそういうのは基本放置なんだけど、介抱してた子もべろべろに酔っててゲロ拭いたトイレットペーパーを持ちながら店内をふらつき始めたのでこれはだめだな~と思って介入することにしたよ。
何かお手伝いできることはございませんか~と声を掛けたら「友達が気分悪くなっちゃったみたいで……救急車呼んでくれって……」とぽやっとした表情で打ち明けられたよ。
うわ~久々に大きいのきたな~と思いつつトイレに行くと、入店時の笑顔が霧散した仕切り役くんがトイレにもたれかかっていたよ。
お前が吐くんかいと脳内ツッコミをいれつつとりあえず横向きに。口から胃液だかゲロだかよだれだかをこぼしつつ救急車をうわ言のように繰り返しはじめちゃって、もう全然だめだね。
このあたりで一緒に来ていた女の子たちが続々と店の外へ出て行くのが見えて、大学生になると割とこんな感じだよな~と人間の成長を実感したよ。
ちなみに会計は7万弱。もちろん一部の女の子たちは帰っちゃったので残った子たちで出し合ってた。
何度も飲み放題勧めたのに単品で飲みまくり食べまくりだったからね。かわいそうだね。
余談だけど店員としては今日は何杯だけと決めてるとか、終わったら退店しなきゃいけない店以外は飲み放題をお勧めするよ。
大体3、4杯飲めば飲み放題と同じ値段になるけど、今日はそんな飲まないし単品でいっかーと言う客は大体飲み放題の時間内で3、4杯飲んでいるよ。
単品の値段を払うという減酒の戒めは酒飲んだら大体忘れちゃうよ。
学友と思しきご年配グループがご来店。
最初は控えめに注文してたんだけど、お酒が入るにつれて少しづつ一度に頼む注文の数が増加。
ついでに態度も少しずつ大きくなって、「俺たちはもう何十年もこうやって集まってるんだよ!」「俺たちは某有名私大の○○って会だったんだよ!」等のだからなに情報をチップとしてもらったよ。
コップをくれと言われたからこちらでよろしいですか~と尋ねたら「普通コップって言ったらこれだろ!」と威嚇されたよ。私怨でごめんね。
最終的に頼んだ食事の4割を残して退店。
食べ残されるのは日常茶飯事だけど、これにはさすがに驚いたよ。
きっと昔からの友達と話して心が若返って、体も若返ったように感じたんじゃないかな。
昔よりずっとお金があるのに、体がついてこないのって悲しいよね。
でも、店員としてはやっぱり食べられる量だけ頼んでほしいよ。
あと、30過ぎると想定の6割くらいしかはいらないよ。キツイね。
お子様連れのグループがご来店。もう嫌な予感がすると思うけど、たぶん当たるよ。
ファーストドリンクで乾杯した後、子どもたちの好奇心が爆発。叫びながら店内を縦横無尽に駆けまわり始めたよ。
こういうとき子どもたちの安全と食事の素早い提供を両立させなきゃいけないのが居酒屋店員のつらいところだね。
まあ、いくら気を付けてても店員の腰くらいしか身長がない子どもが前も見ずに猛スピードでわーっと突進して来たら、もう身構えて受けるしかないよね。ドリンク持ってるし。
ばっしと店員にぶつかった子はがっつり尻もち。目が合って茫然、真顔。
失礼いたしました~お怪我ございませんか~と言いつつ様子を見てたら、親御さんがこっちを見ているのに気づいて心臓はねたよ。
でもすぐに他の親御さんたちとの会話に戻って、なんだかものすごく複雑な気分になってしまったよ。
子どもはすぐ起き上がって他の子のところへ行ったから、大丈夫とわかっていての行動だったのかもしれないけどちょっとびっくりしたよ。
22時頃、卓から聞こえてきた「もう帰ろうよお~眠いよお~」という声は聞いててしんどかったよ。
そして帰ったあと卓の片づけに向かうと目に入ってくる300均のおもちゃの空き箱、おやつの残骸、床に落ちた食べ物。お金もらってるからもちろん掃除するよ。
ちなみに、あまり居酒屋に行かない人はこういうお客様をマイルドヤンキー的な見た目の人々で想像しがちかもしれないけど、意外と大人しくて地味な服装の方が多いよ。
こういうのってどうしたらいいんだろうね。店員は飲むの我慢しろとは言いたくないけど、子どもを店内で自由に遊ばせても構いませんよとは言えないよ。
家で誰か預かってくれればいいんだろうけど、そうもいかないから連れてきてるんだろうしね。
でもやっぱり居酒屋じゃなくて、もっと子どもに合わせた場所が他にもあるよねと店員は思うよ。
何の問題も無く宴会が進み、飲み放題もラストオーダーを迎えてそろそろ宴もたけなわかな~という頃合いで卓から爆音でガッシャーンという音が聞こえてきたよ。
もう見る前からうわ~と思っていたらホールに出てた子が「布巾どこにありますか」と尋ねてきたので、ついでに見てくるか~と布巾持って卓に行ったよ。
「ああ、すみません」と謝る客に布巾を渡しつつどうされましたか~お怪我ございませんか~と尋ねると「大丈夫です、ちょっと机にダイブしちゃって、グラスも……」と言いつつ自分の服を拭き始めたよ。何もわからないね。
よく見るまでもなく机の上には割れたグラスとお酒がぐっちゃり広がっていて、状況はわかるんだけど、机にダイブってつつがない宴会の流れのどこで発生したんだろうね。
とりあえず割れたグラス片付けてテーブル拭いたんだけど、その直後に「写真とってもらっていいですか」って言われたときはさすがに何がいいんでしょうか?と返しそうになっちゃったよ。はいチーズ!何が?
こういうまったく予感できないトラブルが一番心にくるよね。
誰かが少しでも元気になってくれたら幸いだよ。
ご同業のみなさん、お盆で大変だけど頑張ろうね。
嫁がTikTok見るのが好きなんだけど、定番コンテンツとして素人のグルメレポート動画があるんだよ。早口で寿司詰にした言葉の羅列で、その店の溢れるチーズがどう美味しいのかをまくしたてる、アレ。ああいう動画を見て「この店行きたい!」ってすぐ影響されるんだよな。
同じようにこんなホテルに行きました。こんな展望台に行きました。こんな服を買いました。全部影響されて行きたい、行きたい、着たい。そんなんばっかり。
あのさぁ、その動画を見なかったら欲しがらなかったはずなのに見て欲しくなったってバカだろ? なんで見なければ欲しくならないはずなのにわざわざ見て新規の欲望を溢れさせてんの? 余計なことすんなよマジで。あの早口動画作ってる奴も滅んでほしい。
嫁は自分の意思で欲望を増やすのではなく高速動画に触発されて「行かなきゃ食べなきゃ」ってなってるのが不憫でしょうがない。ハツカネズミみたいにせせこましく生きている。それは向上心とは全く違う別の何かだから。そりゃ疲れも取れないよ。ただTikTokは死ぬほど楽しいメディアであるらしく、見るのは止められないらしい。ああいうのは情報処理能力に長けた人間だけが辛うじて使える代物だと思うんだけど、みんなはどう思う?
チームの解散とか忘年会とかの飲み会で集合写真的なやつを撮ったりするけど
あれが何かに使われたっていうのを聞いた覚えがないし実際問題どこにあるのか分からない
次の日にLINEで共有されることはあるけど別に保存することはないし流れていくから見返すことも無い
自分の携帯で撮ったとしても写真フォルダに入れて二度と見返すことが無いし
仮に見返したとしても何かの感慨にふけることもないだろう
とはいえ「写真撮りましょう!」とか言われたら撮らざるを得ないし
わざわざ店員呼んではいチーズ、みたいな儀式が何故必要なのかさっぱりわからない
ただ最近、議員が統一教会と一緒に写真に写ってるのがチラホラ出回ってるのをみて
「ああ、こういうところで使われたりするんだな」
っていう気づきを得た
気を付けようと思う
もう帰ったら風呂入って寝るだけだろなァ「この時間に帰って何ができンだよ」そんな日にゃ食いたくなるのさチーズみそ
くるまやラーメンに乗り付けてよォちょっぴりベタベタするカウンター座ったら「すみません!」チーズみそとライスを頼む
お冷をちびちび飲みつつスマホいじっとるとサァ来たぜチーズみそ
こってり濃厚なスープにニンニクが効いてオレの胃袋を目覚めさす
チョット溶けたチーズがもやしに絡んでシャキシャキしながらも不思議な食感、味噌の器のデカさにチーズの深いコクが野性味あふれちまってる、やっぱ味噌に乳製品は鉄板だぜ!