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はてなキーワード: Linuxディストリビューションとは

2020-12-22

最初プログラミング言語は何がいいか

最初プログラミング言語として最もおすすめなのは、Bourne (Again) Shell。通称sh(bash)です。shUNIX標準的シェルであり、bashはその拡張です。現在、多くのLinuxディストリビューションでは、bashが標準のシェルです。以下、これらのシェルの上で動作するコマンド言語およびそれによって作られたプログラムを指して「シェルスクリプト」と呼ぶことにします。

シェルスクリプトを最初プログラミング言語おすすめする理由は、主にその実用性にありますほとんどのプログラミング学習者にとって、プログラミングで実現したいことは、「10000以下の素数を求める」などの教科書課題のようなものではなく、大量のファイルから情報検索するとか、インターネットから定期的にコンテンツを取得する、などの具体的なタスクのはずです。シェルスクリプトを使えば、後者のような実用的なプログラムを手軽に作成できます。一方、多くのプログラミング入門書には、制御構文などの細かい説明はあっても、後者のようなトピックはあまり載っていません。というのも、そのような機能は汎用的なプログラミング言語(C、JavaPythonRubyなど)のコアの機能ではないからです。それらの機能は通常、ライブラリによって提供されます。したがって、汎用的なプログラミング言語実用的なことをしようと思えば、外部モジュールの読み込みや、場合によってはパッケージ管理ツールを使ったライブラリインストール方法などを学ばなければいけません。これらは、初学者はいささかハードルが高いです(たとえば、Webフロントエンドツール群を初学者が独学でインストールするなどは、ほぼ不可能でしょう)。一方、シェルスクリプトでは、grepsedawkのようなシェル上のユーティリティは全て、他の言語における組み込み関数と同様です。つまりモジュールインポート初期化処理などを行わず使用することができます

また、シェルスクリプトは、より本格的な言語フレームワークステップアップする過程としても非常に適していますプログラミング入門書ではほとんど語られないことですが、プログラミングにおいては「プログラミング言語以外の技術」がプログラミング言語自体と同様に重要です。たとえば、ファイルディレクトリ操作するには、OSファイルシステムにアクセスしなければいけませんし、インターネットからコンテンツを取得するには、HTTPというネットワークプロトコルを知らなければいけません。シェルスクリプトを使う場合、それら「プログラミング言語以外の技術」を自然に利用します。それらは、プロエンジニアを目指す上でも欠かせない知識です。また、多くのプログラミング言語では、制御構文を用いて変数の値を更新していくプログラミングスタイルが取られます。一方、シェルスクリプトでは、コマンドの出力を他のコマンド入力に渡してデータを変換するプログラミングスタイルが取られます後者スタイルは、現代ソフトウェア開発では多くの場合、良いスタイルだと認識されていますシェルスクリプトを最初に学ぶことで、そのような良いプログラミングスタイルが身につきます

シェルスクリプトを体系的に学ぶならば、次の文献が信頼できます

また、多くのコマンドは「man コマンド名」で使用法を調べることができます

2020-10-06

今人気のVTuberは?

という質問に対し、判を押したように

「葛葉!!」

「叶!!」

って返す奴なんなの?


こういうの見ると、大昔

オススメLinuxディストリビューション教えろ」

に、決まって

FreeBSD

と即答してきたクソバカを思い出して、すげーキモいわ。

ネタとしても全然面白くねーし。

2020-08-21

anond:20200821115804

LinuxディストリビューションひとつであるArch Linux理念に、「ユーザー中心的であること」があります

これは、「Arch Linuxの開発に貢献している人のニーズを満たす」ということです。Archコミュニティでは、改善案提示するよりも、まず自分で作るという姿勢を尊びます

あらゆる組織は、このような文化を模範とすべきです。

2018-09-10

弘法は筆を選ばずの格好良さに憧れて迷走

大坂なおみの優勝で、ラケット市販の物というので、かっこいいなって思った。

この弘法は筆を選ばず的なかっこよさについつい憧れてしま

エースパイロットでもカラーリングだけ違うけど量産機乗ってるみたいなキャラがいい。

昔、BackTrackというペネトレーション特化型のLinuxディストリビューションがあったでしょ

それはKali linuxが後継になったんだ。

ペネトレーションテスト向けOSってニッチな奴だけど

ワナビーは憧れてた人が多かったんよ

なんか中二心をくすぐる雑誌とかで紹介されたりしてさ。

で、痛い話なんだけど

kali linuxに取って代わったあとも

BackTrackっていう名前はかっこいい名前のまま憧れててさ

そのワナビーコミュニティの中では、時代kaliみたいな雰囲気になってたんだけど(皆ちゃんと使いこなせてないけど)

「俺は使いやすいからあえて古いBackTrack使ってっから」って言ったりしてさ

完全のあれよね。古いシステムだけど技でそれを補う的なストーリー演出してたよね。

実際はリポジトリも閉じちゃってバージョンアップできないし、カーネルバージョンも何年も前のやつで止まってるのよね

でもそんな実際的不具合は使いこなせてないからわかんないわけよ。

ぶっちゃけOpenSSLとか古いまんまだから、当時の新し目の暗号スイート使えないしさ。他にもブラウザも古いしさ。

自分脆弱性満載のままで使ってるわけよね。

ペネトレーションテストするOSペネトレイタブルな状態ってすごい恥ずかしいよね。

まあ、当時はそんなのもわかるはずもなく、間違ったかっこいい演出しちゃたけど、あれは笑われてたなと思うよ。

はじかしぃ

冒頭の大坂なおみとは全然関係ない話になっちゃったけど、昔話思い出しので、吐き出しといたよ

2018-06-13

はじめてのパソコンOSとしてLinux子供に与えるのは虐待

現在では事実上、結果だけを見るのであればWindowsMacUNIXLinuxなどで実現可能課題は変わらない。

ただ、商業的に一定予算を持って開発されたプロプライエタリアプリケーションソフトウェアの中には、その実現可能課題までの手順を省力化できるものが多い。

システム実装の違いがあれどPOSIX基準実装され(サブシステムとしてPOSIX基準実装している場合もある)、操作性はCommonUserAccessを参考として実装されていることが大半でOSが違ってもほぼ迷わず操作することが可能だ。

これまで、こう言った話題類似したものに「iPhoneを求める子供Android端末を買い与えるのは虐待か?」などがある。

今回の話題の発端となったエントリでは娘さんはCLIP STUDIO PAINTを求めるまで、Linuxディストリビューションの1つであるUbuntuをある程度は使えていた様子が見て取れる。

更にUbuntuではファイルドラッグドロップによる移動操作などが当然可能であるが、娘さんはCLIの基礎的な操作まで行えるようになっており、PCスキルは同年代の子供よりも「できるほう」のようだ。

学校教育ではWindowsに触れていたようだが、Linux特性デスクトップ環境を変更することによって見た目や操作性を著しく変化させることが可能で、娘さんからすると「パソコンによって見た目や操作性に多少の違いはあるもの」という認識だったようで、WindowsLinuxOSプラットフォームとしての違いをそこまで気にしていなかったようだ。

娘さんは今回の件でWindowsLinuxの違いを認識していくようになるであろうが、この違いを経験することがプラスになるのかマイナスになるのかは、まだまだ稀少な事例過ぎて判別が難しいように思われる。

ただ、少なくともWindowsLinuxの違いに良くも悪くもストレスは感じるのではないかと推測できる。

例を挙げれば、よく言われるようにLinuxにはPhotoshopIllustrator提供されておらず、ゲーム選択肢も少ない。逆にGIMPなどX Window Systemを前提に実装されているGIMPなどのアプリケーションLinuxの方が軽く、パッケージ管理システムによるアプリケーション管理の容易さなどがある。

ちなみに父親Windowsは高価なので誕生日プレゼントとしてならばWindowsを買える(おそらくCLIP STUDIO PAINTも同時購入)という道を示していた。

2018-04-18

anond:20180418130726

メジャーLinuxディストリビューションには音のスペクトル解析ソフトが入ってるから試してみたことあるけど、少なくとも素人にとっては訳が分からないものだな。

どこかに音声データ上げられてるんだろうか。見てみたい。

昨日の日本音響研究所の人が言ってたことは声紋の解析はおまけで、環境音の分析が主だったから割と納得できる話じゃなかったか

追記

これが公開された音声データかな https://www.youtube.com/watch?v=jj1mhwW_m3w

2017-02-26

anond:20170225195916

"Google翻訳オープンソースプロジェクトに使うのはダメなのか? " についての反論

いい記事なのだが、いくつか反論や補足が必要だと思ったので書く。

GPLコンパイラの例

このGPLコンパイラとはGNU bisonやGCC(GNU Compiler Collection)について指しているのがほぼ明確なのでそれらについて書く。

確かに著作権法を元にしたライセンスは、ソフトウェアの出力結果に対してソフトウェア著作権ライセンスが影響しないと解釈するのが妥当であるというのは正しい。

ただしこれは"著作権ライセンス"に限った話である、つまり著作権ライセンスでは不可能な制約がEULAなどでは課すことが可能であるということを意味する。

詳しくはGNUの書いた記事の"契約を元にしたライセンス"という項を読むと良い。以下に引用する。

https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.html

ほとんどの自由ソフトウェアライセンスは、著作権を元にしています。そして著作権によって課することができる要求には制限があります。もし、著作権を元にしたライセンスが、上記に記した自由尊重するならば、まったく予期しない他の種類の問題があることはありそうもないでしょう(予期しないことはまま起こりますが)。しかし、ある自由ソフトウェアライセンスは、契約を元にするもので、契約もっと広範な制限を課することが可能です。これは、そのようなライセンスが、容認できないほど制限が強く、不自由でありうる、いくつもの形態がありうることを意味します。

わたしたちは、起こりうるすべてのことをあげることはできないでしょう。もし、契約を元としたライセンス利用者を(著作権を元としたライセンスでは無理な形で)異常に制限するならば、そして、それがここで正当だと述べられていないのならば、それについて検討しないといけないでしょうし、そのライセンスは、不自由である結論づけるかもしれません。

また元の記事の著者はGCCやbisonがGNU GPLのような強いコピーレフト保護されたソフトウェアでも、それによって作成された著作物GPLにならない(つまりコンパイラやパーサーのライセンス継承しない)ことを根拠考察しているようだが、実はbisonやGCCGPLにはライセンスに対する例外付属していることを考慮すべきである

GCCやbisonの著作権保持者であるFree Software Foundationは著作権法の話をするとき、たいていアメリカ合衆国を想定しているがこれらの自由ソフトウェアが広く使われるあたって、著作権法とそれを元にしたライセンスが異なった解釈をされることがありうることをおそらく危惧している、そのため出力に対してソフトウェアライセンスが影響しないことを確実にするためにこれらの例外規定しているのではないか

この二つの理由から、元記事議論世界中に対して広く配布するFLOSSディストリビューションでは(非常に残念ながら)鵜呑みに出来ないと私は考える。

フェアユースについて

フェアユース規定は例えば日本では存在しない、

加えて言えば、たとえフェアユース規定が全世界的に利用できて、営利目的でなければ利用できたとしても、

フリーソフトウェア/オープンソース定義の中に

自由.0: どんな目的に対しても、プログラムを望むままに実行する自由

(i.e. オープンソース定義 6項 利用する分野に対する差別禁止)

がある限り、そのような制限ディストリビューションは受け入れられないだろう。

またOracle vs GoogleJavaAPI訴訟はケースとしてはかなり特例であり、

一般に広く適用すればlibcすら当てはまるのではないかと私は思っている、

これを根拠にしてよいのならばそもそもコンピューター業界がひっくりかえるのではないか

Web翻訳の結果をオープンソースソフトウェアで使うべきか、そうではないか

少なくともUbuntuのようなプロジェクトにおいて、私は断固反対である

というのは現状ほぼすべてのWeb翻訳(例外があれば教えて欲しい)はプロプライエタリないし、それと同じ結果をもたらすSaaSSだからである

Webブラウザを介して使う翻訳サービスはSaaSSの代表例であり、ユーザーコンピューター計算コントロール

つべであるという自由ソフトウェア思想と明らかに相容れないものである

このようなサービスを利用することの弊害として、(例えば)Google翻訳翻訳処理の計算依存することにより、ユーザー入力Googleが常に把握することが挙げられます

もちろんこれはあまり良いことではない。

多くのFLOSSシステムディストリビューション自由ソフトウェアを主に入れるというガイドラインを持っている。

アーカイブのごく一部にnon-free(Ubuntuならrestricted/multiverse)なソフトウェアがあるが、

これは事実上妥協産物であり、排除しても大した問題がないならば配布から除外することに多くのディストリビューション関係者異論を挟まないだろう。

また例えばDebianはあるソフトウェアがDFSG(Debian フリーソフトウェアガイドライン)に適合するフリーソフトウェアであったとしても、それがガイドラインに適合しない著作物依存する場合、contribというセクションに閉じ込めており、それは公式システムの一部ではないとしている。(建前ではcontrib/non-freeセクションはユーザー向けの付加サービスとされる)

Ubuntuコミュニティ新規に作られた著作物コミュニティ哲学に反する物に依存するというのは、かなり致命的である

たとえ奇跡が起こり、例外的Google翻訳や一部のプロ翻訳ツールBSDライセンス(Launchpad上での翻訳ライセンス)での出力を許したとしても決して褒められたものではない。

Ubuntubug#1に"Ubuntuソフトウェア自由である。常にそうであったし、今後も常にそうである自由ソフトウェアは万人に望むままの方法で使い、望むままの人間と共有できる自由を与える。この自由は多大な利点である。"とプロジェクト創始者であるマーク・シャトルワースが書いていることをよく考えるべきである

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+bug/1

この反論を読んだ読者の中にはあまりGNUプロジェクト寄りに思想が傾いていると思う者がいるかもしれないが、

いわゆる"Linuxディストリビューション"の中には数多くの重要GNUソフトウェアシステムの根幹をなす形で入り込んでおり(例えばGCC,bash,glibc etc...)

またUbuntu派生元となったDebianの成立経緯にはやはりFSFが関わっている。

さらに言えば、システム保守を手伝う人の中にはシステムフリーからボランティアで頑張っているという人もいると思う。(ほとんどではないかもしれない)

のでUbuntu周りの話に限ってはこういった観点で見てもよいと思ったので書いた。

追記

Ubuntu Japanse Teamの関係者に読まれたようなので満足しました。(2017/2/27 22時)

2009-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20090510202000

先生GeckoとアドオンはFirefoxではかなり中心的な部分を占めるものだと思います!

アドオン機能の無いFirefoxGeckoじゃないFirefoxを見限る信者は数多いと思います!

これらを横に置いてしまうと、話すことが激減してしまいます。

Gecko系(Seamonkey,Galeon,K-Meleon他)に対して同胞とみなしてる場合も多いと思います!

IE連合的な纏まり(WHAT WGメンバの支持派とか)も形成されてると思います!

Macは、OS XUNIXの一種であることから、UNIX-Linux-OS Xの緩い繋がりが形成されてる場合もあると思います!

Linuxディストリビューションも、パッケージシステムdeb系等)ごとに緩い繋がりが形成されてる場合があると思います!

こういう複数勢力にまたがる支持層はどうすればいいのでしょうか?

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