はてなキーワード: 観光業とは
私の祖母が亡くなったのは、この春の事だ。
世間は県外移動の自粛を求めており、不要不急の外出を控えるように、と声高に叫ばれてる、そんな頃だった。
彼女は90歳を超えた大往生であり、こればかりは致し方ない、というやつだ。
自宅の布団で昼寝をしたまま二度と起きて来なかった彼女は、穏やかな顔だった、らしい。
東京という土地で住む私は、喪主たる伯父から直々に電話を貰い『申し訳ないが、葬式への出席を遠慮して欲しい』と言われたのが、理由だ。
正直、悔しかった。私は祖母が好きで、最後のお別れをきちんとしたかった。
けれど同時に、伯父が意地悪で言っている訳では無いとも、分かって居た。
田舎の葬式だ。そして祖母の年齢になると、弔問客も、親戚も、高齢者層が増える。
そこに、東京から帰って来た孫が、まかり間違ってウィルスを持ち込みでもすれば。
伯父の苦渋に満ちた声に、私は泣きながら『分かりました』と返事をし、折れるしかなかった。
現地に居る兄が時折寄越すラインの画面を見つめながら、部屋で孤独に過ごす時間は酷く悲しかった。
あれから3か月。
私は、骨になった祖母にすら、まだ会えていない。
致し方ないと思う。
親戚の家だけではない。その近所にも沢山の高齢者が住み、そうして小さな村社会で生きている。
毎日都心で100人とかニュースが出て、そんな私が田舎に帰って発生原になったら、と考える皆の意見は良く分かる。
それでも、祖母の葬式にも出られず、位牌を拝む事も出来ず、骨壺を見て泣くことも許されず、今日まで生きて来た。
私は未だ田舎に帰る事も出来ず、大事な人に手を合わせる事すら許されないのに、観光客は私の田舎に土足でやってくる。
旅行のキャンセル料が勿体ないから、政府が後押ししてくれているから、という理由を盾に取り、ほいほいと流入する。
『観光業はもういっぱいいっぱいなんです。死に体なんです。このキャンペーンが無いと路頭に迷うんです』というが、私の好きだった店で、もう何件も閉店をした所がある。
正直、苦しさであえいでいるのは観光業だけじゃないだろう。
死なば諸共、なんて意見が正しいとは絶対に言わない。誰かが痛い思いをしたなら、他に痛い思いをする人が出て来ない様、手当てをするのは当然だという理由も分かる。
けれど、どうしてあのお店達は助けて貰えなかったのに、観光業だけ助けて貰えるんだ、って思うと、尚憎い。
多分これは『自分は禁止されていたのに、どうしてあの子は良いって言うの!?』っていう悔しさも、加味されているのだろうけれど。
知っている。これは全部八つ当たりであって、別に誰も悪くない。
それでも、不要不急でない、少なくとも帰る理由が過分にしてある私は田舎に足を踏み入れられないのに、観光客は知らん顔でやって来る。
観光客はその土地に住んでいる人間に責任を負わなくて良い。だから彼らが発生原因になっても、別に私の親類縁者は何も困らない。
けれど、そこの出身地であるという私は、発生原因になると責任を負わなくてはならない。私の親類縁者に迷惑が掛かると言われ、それを承服するしかない。
それでも、私はGoToキャンペーンなんて奴が大嫌いで、一刻も早く取りやめて欲しいと願っている。
そうやって歯を食いしばっている人間からすれば、観光客、なんて不要不急の人間のせいで、私の田舎にクラスターが発生する事だけは、止めて欲しいからだ。
そこで発生したコロナで、また私の身内で、知人で、人死にが出たら、と想像するだけで堪らなく苦しくなる。
少なくとも、そういう所にしか、今の私の怒りの拳は、下ろす先が無いのだ。
一日も早く、コロナが収束して、あるいは特効薬が出て、私は祖母に挨拶をしたい。
私は、田舎に帰りたい。
すでにその段階ではないんだよ・・・
食品会社が死ぬって事はな?その地域の「ガソリン消費量」も減るわけでガソリンスタンドもやばいのな。
観光業ガーとか日本経済ガーとかわめいているけど、主語でかすぎだろ。
観光なんてGDPの0.5%程度の微々たるものだし、逆に大儲けしている業界もあるんだから、全体から見れば大したことねーよ。
大卒時にメンタル関係で大ポカをやらかして新卒カードを棒に振って以来非正規を転々としていたが、最近運よく正規職のポストに潜り込むことが出来た。
とりあえず今の職場で足場を固めつつ将来の備えを、とようやくゆっくり考えることが出来るようになった…筈だったのだが、今回のコロナ騒ぎが直撃。観光関係の末端に連なるようなサービス業だったため当然ボーナスは吹っ飛び、休業も相まって月々の手取りは(元々大した額でもないのだが)悪い意味で中々衝撃的な額となった。人員整理までまだ身近な部分に話が及んでいないのは幸いだが、おそらく遠からず覚悟を決めなければならない日が来るだろう。仮に近く職を失った場合現職での経験もスキルもクソもない状態で放り出されることになるため、また非正規から再スタートとなる可能性が高い。正直不安は尽きない。
GOTOがうんぬんについては先達の方々が散々議論しているので置いておくとして、とにかくここに至るまでの展開があまりにも早い、気がする。まだ半年と少ししか経っていない。年が明けた頃、中国で感染症がうんぬんと不穏なニュースは多少流れていたものの、今年はオリンピックもあり非常に忙しくなるから頑張って乗り切らなければと逆の方向で覚悟を決めていたのを思い出す。
ヒトヒト感染が確認されて、武漢がなんだか大変なことになって、寄港したクルーズ船の動向を固唾をのんで見守っているうちに感染がヨーロッパに広がり、アメリカに広がり、志村けん始め著名人の訃報が流れるようになって、遂に各国ロックダウン、気が付いたら国内外物凄い数の感染者、死者が出ていて、いよいよ海外渡航禁止となりあっという間に自分の収入は激減した。それどころか今や観光業やイベント業は近い将来消滅する可能性が高いとかまことしやかに言われている有様である。2019年にはそんな話誰もおおっぴらには口に出していなかったというのに。
あらゆる可能性を想定しリスク管理をとはよく言うが、それにしても、よりによって、という言葉しか出ない。仮に首都直下で大震災が起これば半年どころか一日で状況はひっくり返るだろうから、起こる時とはそういうものなのかもしれないが。
自分自身とにかく今後の身の振り方を考えなくてはならないのだが、その前に愚痴だけ書き残しておきたかった。今はとにかく身内に感染者が出ていない幸運にまず感謝しつつ、とにかく生き残るためなんとかやっていくしかない。
遺書はこの期に及んで戦闘機105機2兆4800億円をポンと買おうとしているお国に宛てるべきだろう。
増田の苦悩は痛いほどわかる。俺もだ。
だからこそ、すまないがGoToキャンペーン賛成VS反対のような安直な二項対立に落とし込まないでいただきたい。
指定された旅行会社や予約サイトで予約しないと割引対象外となるGoToキャンペーンで、観光業界の末端まで補償が行き渡るとは到底思えない。
経済は繋がってるんだから。観光だけじゃない、金は巡るし動いてないと死んじゃうのだ。
コロナはそんなに広がらないよ。アホほど狭くて人のいる東京でも、3密な状況でしかクラスタは起きてない。
多少広がったとて、田舎の人口密度でパンデミックにならないよ。(なるなら、東京・大阪はとっくに壊滅してる。)
でも、「地元の人」なる存在がそれを怯えて拒んだら、キャンペーンは無くなるだろうな。
前向きな取り組みも、人の恐怖心がぶっ壊す。
「観光業なんてどうでもいい」という態度をとる「地元の人」がいるなら、もはや地方は自滅。そしてそれは日本の自滅。
民意の選んだ道か。クソだな。
この国には職業選択の自由が無い。
一度、観光業に就いてしまったら、生涯、観光業しか許されない。
でそうすると個人債権の前に、本当に、いま観光業ひときてないの?努力義務は?となると
コロナ中に努力した証拠を見せろというくそみたいなことをいわれる
するとこうなる
というかさ、いわないといけないことはいわないといけないんだよ 手続きは あとは なんつーんだろうな。緊急のやつはいる。40才 婚前旅行とか
観光業がSOSという話があるが、さすがに、コロナの今年は通年とは別件 特例の対災害融資になる、そうすると、最後は国債の無限引受にはなるが、この借り方の中には普段借金をしていない優良企業が多く含まれている。そうすると貸し方としては優良債権をまっさきに国際市場にもちこむな、ふざんけんじゃねぇとなる。
するとまず俺たち向けにも個人債権が開始されるし10万配られているから10万貯金するくらいなら復興債権かいたいという奴はたくさんいる。利率が違うだろうからな。
・ネットでホテルや交通の予約ができるようになりマージンを抜く仕事が儲からなくなってきている。
・JTBは冬のボーナスカットがすでに表明、3月の時点で非正規のスタッフは大幅カット。
・日本旅行は夏冬の賞与がでなかった・でないと決定したらしい。Jもここの社員も某給付金の事務所へ出向して働かされる人多数。
・1月までホテルの稼働率が100%を超えるところもあったのにに、今は東京大阪で10%ぐらい。
・関西圏ではそれでも4000人/月ぐらいのインバウンドはある。
・リネンの会社やベッドメイキングのスタッフが全然たりず、ホテルを開業するもシーツの手配ができなかったのが12月まで。
・そこで設備投資や人を増員したリネン会社が傾いている(外国人労働者も多く、解雇の憂き目にあっている)。
・大手広告代理店など五輪関係の特需を当て込んでいたがすっかり冷え込んでいる。
・大手制作会社も現実に人が集まるイベント、SPがなくなり、Webに特化してマーケできるところだけが生き残りを図っている。
・観光通訳、商業通訳、イベント・会議通訳は事実上の廃業状態。
・オンライン通訳が出てきたので、ここらのスキルがある人間だけが生き残れるかもしれない。
・小屋は全滅。音照などスタッフは個人事業主のフリーランスがおおく食えない状態。
・舞台以外の利用用途を模索するも、他にあてもないといった状況。
・ホテルも宴会で持っていたのに、宴会のキャンセルが相次ぎ、どうにもならない状況。
・この辺はよく把握できておらず。
「日本は車も半導体ももうダメ、これからは観光立国だ」「爆買い! インバウンド! もう日本人相手の商売は終わり!!」みたいな連中が散々イキり倒していたのは今でも忘れられない
そうして駅前にバンバンホテルを建て、五輪だの万博だのIRだのと国策にも乗じて、まだまだ足りないもっと外国人相手に儲けたいと欲ボケこいてたわけだ
「もうこれ以上来ないで」という希望が今まさに叶ったけどねえどんな気持ち? と煽ってやりたくもなるではないか
「苦しくなったから助けてくれ」と急に言われても、今までの勝ち組ヅラはなんだったんだと尋ねたくもなるではないか
そりゃ冷静に考えれば、彼らが今の日本で数少ない勝ち組だからこそ、なんとか生き残ってまた外貨を稼いでもらわないといけない
しかし日頃の態度がちらついてしまい、都合のええやっちゃなと正直思ってしまうのも確かだ