2024-10-24

しろ漫画家出版社お金を払うべきじゃない?

単行本作業に一手間増やしてください!売上が伸びると思うので!最終的に僕に入る印税を増やしたいので!」ってことでしょ?

それに対して出版社社員印刷所との調整事項が増えたりするわけじゃん。

見本として試しに表紙を刷るとか、発色がどうなるかを確認するとかの伝書鳩もさせられるよね。

まあ確かに最終的には出版社利益にもなりはするけど、出版社としては「この漫画は売れなそうだし過去カラー扉絵の使い回しでもいいよな。それだったら色の感じもすでに分かってるし」と妥協してもいいわけだ。

それを漫画家が「僕の出世作になるかも知れないから表紙はオリジナルでお願いします!あっ、それと単行本作業のために休載してもいいですか?修正したい箇所たくさん見つけっちゃんですけど、連載と並行してやるのはキツイっすわ」とかやってくるわけでしょ?

出版社からしたら「え~~~まずは連載の方に力を入れてよ~~~~」となってもおかしくないよね?

じゃあむしろ出版社側は「作業代と穴を開ける迷惑代払ってよ」となってもおかしくなくない?

という視点から議論が一つもないことに俺は恐怖したね。

漫画家の側が金を払わされるべきだ」っていうのは普通に考えたら普通に出てきておかしくない仮説だ。

でも皆がこれを無意識レベルで破棄しているから誰も口にしない。

恐怖したね。

如何に漫画家というのが特権階級であり、出版社がそれに傅く下僕であるべきだと皆が考えているのかがよく分かったよ。

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