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2015-03-20

検証:「艦これを描けば閲覧数が増える!」のは本当なのか

昨今何かと話題になっているブラウザゲーム艦隊これくしょん艦これ~」

このコンテンツの大きな特徴として、ゲーム本編の人気に加え、ファン活動の一環である二次創作が非常に盛んであることが挙げられる。

そのような二次創作活動の中でも、最も手軽に、かつ大勢の人に楽しまれているのがゲームキャラクターの絵を描く行為すなわちファンアート活動だ。

当然、二次創作活動の盛んな艦これでもファンアート活動はその中核を占めており、お絵かき投稿サイト大手pixivでは、毎週約4000枚の艦これファンアート投稿され続けている。


そんな中で、インターネット掲示板などでよく目にするフレーズ艦これを描けば自分の絵の閲覧数が増える!」だ。

ファンアート活動を行っている人が多く集まる掲示板などでアドバイスとして書き込まれることも多く、自然に受け入れられているフレーズだと言っても差し支えない。

しかし、その一方で「艦これを描いても大して閲覧数は増えなかった」という声が聞かれるのもまた事実だ。

果たしてこのフレーズは正しいのだろうか?

今回はこのファンアート活動に焦点を絞って、具体的な数字をもとにその検証を進めていきたい。

艦これを描けば閲覧数が増える?

実際にファンアート活動を行っている人だけに限らず、絵を描いている人間(俗に絵師絵描きなどと言われている人間)というのは、大なり小なり自分の絵をもっと多くの人に見てもらいたい!という欲求を持っているものだ。

どうすれば今よりも多くの人に自分の絵を見てもらえるようになるのか ―― せめて、目に触れる機会だけでも増やせないか ――

そう考えた時、人気コンテンツの絵を描けばより多くの人の目に留まるのではないか考える人もいるだろう。

艦これを描けば閲覧数が増える!」という理屈は、要するにファンの母数の多いコンテンツの絵を描けば、その人数に比例して自分の絵を閲覧する絶対数も増えるだろうという心理に基づいているのである


なるほど、すなわちこれは自分の絵を見てもらうために人気コンテンツを利用するという心理に他ならない。

動機が不純だ!」などと批判の声が上がることもあるかもしれない。

しかしながらこれもれっきとしたファンアート活動であることには変わらない。

動機その他については現時点では不問として、純粋に結果のみを判断するものとする。


さて、どのような理由であれ、現実に人気コンテンツたる艦これファンアートを描いた人も多いことだろう。

実際に普段描いている絵よりも艦これの絵の方が閲覧数が多かった人もいることだろう。

その一方で、ほとんど変わらなかった、あるいは逆に減ってしまったという人も意外と多いのではないだろうか。

もちろん、それは自分作風艦これと合っていなかったり、描き慣れていないために普段の絵よりも仕上がりが雑になってしまったり、投稿した時間が悪かったり、偶然だったりしたのかもしれない。

しかし、本当にそれだけなのだろうか?

本当に、たまたまあなただけに起こった現象なのだろうか?

pixivを使った検証:前提条件の提示

では実際に検証を行ってみよう。

ここでは艦これを描けば閲覧数が増える」艦これの絵一枚当たりの平均閲覧数は他のジャンルの絵のそれよりも多い」と言い換えて検証を進めていく。

これは「もし人気コンテンツの絵が他のコンテンツの絵よりも多く閲覧されている(俗に言う「ジャンル補正がかかる」)のであれば、そのジャンルの絵の閲覧数は平均的に増加する」という仮定にもとづいている。

もし閲覧数が平均的に増加しておらず、特定の絵に偏って閲覧数が増加している結果そのジャンルの総閲覧数が増えているのであれば、それは特定の絵もしくは絵師の人気に依存していると判断すべきである


検証には、先述のpixivを利用した。

これはまず第一に「絵の総投稿数が桁違いに多く、検証にあたって母数に依存する統計的な誤差が小さくなる」ことに加え、特定ジャンルの絵だけを選抜できる"タグ機能"が存在する」ため、集計がしやすいためである


また、検証対象閲覧数のみとした。

これは、ブックマークや点数と言ったpixivの他の機能は、多分にその絵の評価を主目的としたもので、目に触れる機会が増えるという検証趣旨とは些か目的が異なり、指標として疑問であるからである


なお、比較対象には艦これ」「東方」「ラブライブを用いた。

これらのジャンルは全て人気が高くて絵の投稿数も多いため、先述の統計誤差の観点から互いに比較可能な巨大ジャンルとしてふさわしいと判断したためである

また、後の検証引用する資料にこれらのデータが含まれていて、論理を構築する上で有用だったことも付け加えておく。


では、実際の検証に移ろう。

艦これ」「東方」「ラブライブ」の投稿数、閲覧数の検証

まず、上記3ジャンル2015/3/7~3/13期間の投稿を示す。

 ・艦これ:5,118

 ・東方:4,186

 ・ラブライブ996

であり、「艦これ東方ラブライブ」という結果となっている。


次に、この期間の総閲覧数

 ・艦これ:14,992,052

 ・東方:15,510,524

 ・ラブライブ:2,855,930

であり、「東方艦これラブライブ」となっている。


では、一枚当たりの平均閲覧数を求めてみよう。

[期間中の一枚当たりの平均閲覧数]=[期間中の総閲覧数]÷[期間中の総投稿数]であるため

 ・艦これ:2,929.279

 ・東方:3,705.333

 ・ラブライブ:2,867.400

となる。


結果から分かる通り、投稿数ではラブライブよりも一桁も多い艦これだが、平均閲覧数ではほとんど僅差まで縮まっているのだ。

これは衝撃的な結果である

もし、先述の「ジャンル補正」というものを「平均閲覧数における、あるジャンルと別ジャンル相対的な差」と定義して数値で表すとすれば、艦これ」のジャンル補正は高々「[ラブライブ]+61.879」しかないことになる。

言い換えれば、艦これ」の絵は総投稿数で大きく劣る「ラブライブ」の絵よりも平均して約62人の人に多く見てもらえていると言える。

(逆に、艦これを描いていた人がラブライブを描くと、平均62人の閲覧者を失う、とも言える)

規模に対して62人を多いととるか少ないととるか、その判断は数値からではできないため、個人の主観に任せるものとする。


この結果から導き出された重要な知見は特定ジャンルの規模や人気は、必ずしもそれを構成する個の要素に平均的に影響を与えるものではない」ということだ。

言い換えればそれは巨大ジャンルの中に個が埋もれるということに他ならない。

艦これを描けば閲覧数が増える!」というのは、ある相対的な数値の中では確かに間違ってはいなかった。

しかしながらその影響力は、おそらくほとんどの絵師が期待していた効果よりも小さかったのではないだろうか。

「ファンが多ければ多いほど、自分の絵が人の目に触れる確率は増える」という直感的に正しいと思える理屈は、実際にはただのパラドックスであったということにすぎない。


艦これの知名度を利用しようとして、その実艦これの人気を盛り上げるための水増し ―― 賑やかしとして利用されていたというのが事実であろう。


「人気ジャンル補正」の存在とその限界

先の検証から、人気ジャンル補正存在は一応確認されたものの、その限界が意外と低い位置に存在していることも理解していただけたであろう。

しかし、もう一度先ほどの結論を思い出してほしい。


特定ジャンルの規模や人気は、必ずしもそれを構成する個の要素に"平均的に"影響を与えるものではない」


まり偏った影響を与えることは起こり得るである


では、ここでその検証を行っていきたい。

以下に、pixiv投稿された「艦これ」「東方」「ラブライブ」の絵の閲覧数の中央値平均値標準偏差引用する。

引用元:「「艦これデータ分析合同誌 統計これくしょん」;サークルでいひま, 2014/8/17, 800円+税:ありらいおん提督集計分)

尚、困難な集計を完遂し、同人界隈の人気分析を扱う同人統計分野の確立に多大なる尽力を賜れたありらいおん氏にこの場を借りて敬意を表する。


 ・艦これ:[中央値:529, 平均値:2798, 標準偏差:8692]

 ・東方:[同192, 1057, 3433]

 ・ラブライブ:[320, 1510, 4450]


ここで注目してほしいのは、標準偏差の値である

標準偏差と言われると何やら難しく考えがちだが、何もかも全部取っ払って平たく言えばデータの広がりの幅を表すと言っていい。

簡単に言えば標準偏差が大きいほど、閲覧数の多い絵と少ない絵の差が顕著とも言える。


さて、だがこの標準偏差統計をほんの少しかじった人間が見ると明らかにおかし

正規分布場合標準偏差とは平均値前後合わせて約68%の値が存在する範囲であり、例えば「艦これ」を取り出して見ると「平均値:2798, 標準偏差:8692」なので閲覧数が0未満(閲覧数-5894とか)という意味不明な絵が存在することになってしまう。

もちろんそんなことはなく、単に閲覧数は正規分布に従わないということだが、これはどういうことを意味しているのだろうか。

答えは単純、ほとんど閲覧されない絵が大量にある一方、非常に多く閲覧される絵も多くあり、その中間のそこそこ閲覧される絵というものは非常に少ないということである

直感的な説明をすると、閲覧数1の絵10,000枚と閲覧数10,000の絵が100枚存在していて、その中間の閲覧数5,000くらいの絵がほとんど存在していないと、このような一見意味不明標準偏差が出てくることになるのだ。

まり閲覧数において、格差二極化がきわめて激しいということができる。


閲覧数を稼ぐ目的艦これの絵を描いたが、実際には閲覧数が増えるのは人気の絵師ばかりで、むしろ閲覧数が人気絵師に吸い取られて格差が広がっているのだ。


なるほど、理屈は分かった。

けれども人気の絵師の絵が伸びるのは当然だ、自分の絵がイマイチ見てもらえないのは仕方ない。

自分も当の人気の絵師も、艦これが好きで描いていて、その上でこれだけの差が出てしまうのならば納得できることだろう。

しかし、もしその人気絵師実は大して艦これに興味なんてなく、ただ閲覧数を伸ばしたいだけがために艦これを描いているとしたら?

やはり「好きなものを描くのが一番」

ここで問題となるのが、売名のためだけに人気ジャンル渡り歩く絵師(いわゆるゴロ絵師存在だ。

やつらは人気の高いコンテンツを見つけると、まるでハイエナのように群がって目を引く絵を投げ捨てていき、本来純粋にそのコンテンツを好きな絵師が描いている絵に振り分けられるはずだった目を、閲覧数という形で奪い取っていく、いわば禿鷹の成れの果てである


大して閲覧数が伸びないのは分かっていても艦これが好きで絵を描いていたのに、そのなけなしの閲覧数さえ荒らし紛いのイナゴ野郎どもに奪われていく。

こんな不当な行為が許されるだろうか。

ゴロ絵師レゾンデートルとは純粋に売名ただそれだけであり、心から艦これを愛してファンアート活動を行っている清き艦これファンにとってはまさにクソ未満の忌むべきサイコパス野郎であり、その存在自体が神に許されるはずもなく、地獄の炎の中に投げ込まれてあらゆる艦これファン活動から排除され尽くされなければならない。


先に私は「例え動機が不純であっても、ファンアート活動には他ならず、問題としない」という旨を述べていたと思う。

しかしながら、ゴロ絵師活動本質的にファン活動ではなく、単なる破壊活動しかない

直近の出来事を見よ、どこぞの魚介類が見事に艦これワンドロを跡形もなく消し飛ばしていって、本人たちはのうのうとまだ別の場所で絵を描いているではないか!


 ・艦これを描いても閲覧数は伸びない

 ・艦これジャンル補正が働いて閲覧数が伸びるのは最初から何を描いても伸びる売名絵師ばかりである


やはり、自分の好きなものを描くのが、一番良いことなのだ。

2014-05-11

STAP細胞問題について妄想

チェス盤を返してみてふと気づいたことがある。
小保方氏は理研という組織破壊するために送られたスパイなのではないか。

第一の矢 - 大手科学誌への投稿

捏造したデータでの大手科学誌の投稿
これで世間からの注目を浴びることになる。
ちなみに、Nature 掲載前に Science にも投稿している。こちらは不正を指摘されていたようだ。

第二の矢 - 追実験

おおいに注目を浴びた後、追実験がはじまる。
そこで御存知の通り不正が暴かれるだろう。

第三の矢

そして、今回の実験ノートである。あのノートから論文は書くことは到底出来ない。

これらから導き出せること

理研自体が査問機関として成立していないことを告発し、理研権威を失墜させるための茶番なのではないだろうか。

よく考えてみて欲しい。あのノート弁護士が公表を渋っていたのを押し切ってのことである
普通科学者であれば、あのノートを公開して得があるとは考えにくく、実験をきちんとやっていたどころか氏の研究者としての資質も疑われるのは間違いない。
ノートを後悔してよかったことは、ようせいが確認できたことぐらいのものである

それなのになぜノート公開に踏み切ったのか?
理研では査問機関が成立していないことを告発するためである
まり理研プロダクトは信用なりませんよ?ということを公表したいのではないか。

次の手

おそらくこれだけでは氏とそのユニット自体が切られて終わりだろうと思う。
とすると、理研破壊活動をするにはあと1〜2手必要な気がする。

もし本物のスパイであったとしたならば、その手はすでに打ってあることだろう。
どこかのノーベル賞受賞者研究成果が実は怪しいとか。
しかしたら理研だけじゃなく、日本自体を沈めようとしているのかもしれない。





・・・この事件から日本を救えるのは、読者のあなただけだ、力を貸して欲しい。

2013-12-02

特定秘密保護法案12条2項1号における「テロリズム」の定義の読み方

結論

政治上その他の主義主張に基づき、

国家若しくは他人にこれを強要し、

又は

社会不安若しくは恐怖を与える

目的

人を殺傷し、

又は

重要な施設その他の物を破壊する

ための活動をいう。

まり

  1. 主義主張
  2. 目的
  3. 行為

という要件を以て定めており,

の4類型が,同条における「テロリズム」に該たります

理由

まずは条文。

特定秘密保護法4党修正案の全文:朝日新聞デジタル強調引用者)】

第五章 適性評価

行政機関の長による適性評価の実施

第十二条

1項 略

2項 適性評価は、適性評価の対象となる者(以下「評価対象者」という。)について、次に掲げる事項についての調査を行い、その結果に基づき実施するものとする。

一 特定有害活動(公になっていない情報のうちその漏えいが我が国の安全保障に支障を与えるおそれがあるものを取得するための活動、核兵器、軍用の化学製剤若しくは細菌製剤若しくはこれらの散布のための装置若しくはこれらを運搬することができるロケット若しくは無人航空機又はこれらの開発、製造、使用若しくは貯蔵のために用いられるおそれが特に大きいと認められる物を輸出し、又は輸入するための活動その他の活動であって、外国利益を図る目的で行われ、かつ、我が国及び国民安全を著しく害し、又は害するおそれのあるものをいう。別表第三号において同じ。)及びテロリズム政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。)との関係に関する事項(評価対象者の家族配偶者婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下この号において同じ。)、父母、子及び兄弟姉妹並びにこれらの者以外の配偶者の父母及び子をいう。以下この号において同じ。)及び同居人家族を除く。)の氏名、生年月日、国籍過去に有していた国籍を含む。)及び住所を含む。)

二〜七号 略

3,4項 略

問題となる部分は以下(強調引用者)。

政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。

条文の書き方として,同じレイヤーには「又は」は複数置かれません。「A or B or C」は「A,B,又はC」と書きます。したがって,少なくとも「強要」「殺傷」「破壊」が同列ではないことは文言上明らかです。

ただ,それを踏まえても,上記の「テロリズム」の定義は,「基づき」や「目的で」の範囲がぱっと見分かりにくいために複数の読み方があるようにも見えます

しかしながら,丁寧に読めば条文上に冒頭の構造が現れています

すなわち,ブロックが最も明確な社会不安若しくは恐怖を与える目的という部分は「○○に○○する目的」という書きぶりになっていて,これは直前の国家若しくは他人にこれを強要と同じ形式になっているから,両者の間(=最初)の「又は」は「強要し,又は与える目的で」と読める。

同様に「○○を○○する」でまとめると人を殺傷重要な施設その他の物を破壊する並置されていることが分かります

実際,森担当相はそのように答弁をしています

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第14号(平成25年11月15日(金曜日))

近藤(昭)委員

 (前略)さて、懸念があることがありますので、一つお聞きをしたいと思います。これは法案に関連することであります

 法案の第十二条の二項一号にありますテロリズム定義についてというところなんですが、法案では、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。」とあるわけであります

 この文章どおりに解釈をすれば、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は」となっており、「又は」で接続をされていて、かつではないわけでありますね。そうすると、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要」する行為テロリズムということに読めてしまうわけでありますが、その解釈はいかがでありましょうか。

○森国務大臣

 全く同じ質問をこの委員会でも以前受けまして、御答弁申し上げましたけれども、この条文の「目的で」というところの前と後が、かつでつながっております

 つまり、条文の書き方でいうと、まず、目的がこういうものである目的が二つ挙げてありまして、それが「又は」でつながっております。そのような目的を持った上で、今度、行為態様として、人を殺傷するか、または破壊活動というふうになっておりますので、目的が該当しただけでこの条文の構成要件を全て満たすわけではございませんで、このような目的を持ち、また、ここに書いてあるような行為態様殺傷、または重要な施設その他のもの破壊する行為をした場合が該当するということになります

近藤(昭)委員

 大臣ありがとうございます

 ただ、それならばなぜ、わかりやすいといいましょうか、今まさしく、そして殺傷したという、かつという言葉を使わないのかということを思うわけでありますいかがでありましょうか。

○森国務大臣

 これは刑法法規の定め方でございますが、まず目的が書いてあって、その後に行為態様が書いてございますので、例えばそれぞれの行為態様がかつで結ばれている場合には、かつと書くこともありますでしょうけれども、目的行為でございますので、これは別々の構成要件ということで、「目的で人を殺傷し、」といったときに、目的でまたは人を殺傷しとは読みませんので、ここはあえて、かつを入れないということでございます

近藤(昭)委員

 大臣がそのようにおっしゃって、それがこうした法律の書き方だと。しかし、随分とこれは法曹界の方からも懸念が出ているということであります。律の書き方だと。しかし、随分とこれは法曹界の方からも懸念が出ているということであります

内田樹氏の言説について

石破発言について (内田樹の研究室)

担当相は国会答弁でこの条文の解釈について、最初の「又は」は「かつ」という意味であり、「政治上」から殺傷し」までを一つ続きで読むという珍妙な答弁を行った。

しかし、この条文の日本語は、誰が読んでも、「強要」と「殺傷」と「破壊」という三つの行為が「テロリズム」に認定されているという以外に解釈のしようがない。

内田氏の言説は,森大臣の答弁内容について誤解し,かつ,条文解釈を誤ったものです。

まず,森大臣最初の「又は」は「かつ」という意味などとは言っていません。おそらくは森大臣この条文の「目的で」というところの前と後が、かつでつながっておりますという答弁を捉えたものだろうと思いますが,これは「又は」について説明したものではありません。

冒頭の結論を前提とすれば,12条2項1号は

  1. 主義主張
  2. 目的
  3. 行為

という3要件から成り立っており,目的行為のみでは「テロリズム」には該当しない。従って,「目的」を有し,かつ,「行為」を行った場合でなければ「テロリズムには該当しない。

あとは条文上の書き方の問題で,目的要件と行為要件の間には「かつ」を入れないのが通例です。(というか,別種の要件であればいちいち「かつ」は入れない。)

例:通貨偽造罪(刑法148条1項)

行使の目的で、通用する貨幣紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。

次に,つの行為が「テロリズム」に認定されているという以外に解釈のしようがないとする部分ですが,既に述べたように,行為類型は「人の殺傷」と「物の破壊」の2つです。

ちなみに,条文から動詞を抜き出すと,「強要し」と「殺傷し」と「破壊する」の他に「与える」という行為(by内田氏)存在します。この「与える」は「与える目的で」と書いてあり一見明白に目的規定なので,読み飛ばしちゃったのだろうと思います(私も最初内田氏と同様の誤読をしたし)。

 

実際のところ,条文構造上最も大きい区切りである目的」と「行為」の間に読点(「、」)が無いのは,現在立法慣習上は不思議ではないのですが,とても分かりにくい慣習だと思います

一昔前の法律には条文のタイトルも無かったように,立法技術も月進年歩の発展を見せているところですので,こういった「要件単位での区切りの明確化」を発展させて欲しいところです。

2013-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20131004162401

人が生まれながらにして負っている罪

前世で犯してしまった罪

これは定義する際に宗教を持ち出さなければならない。

その時点で超人間的な存在を仮定している。

著しく治安を悪化させるとみられる思想

過激な国家主義や、暴動を煽る思想については、

批判者の持っている思想も「治安を悪化させる」ものでないと確定できるなら可能だ。

だが、歴史的にはそうでない場合も多い。

定義曖昧検証の困難な「思想」自体ではなく、人権侵害破壊活動など、違法行動自体を規制するというのが今の妥協点だ。

2013-09-29

ドキドキプリキュアにならう、増田ホッテントリに入る方法

ドキドキプリキュアの敵がやっていることをやればいい。

ドキドキプリキュアを見ていない人間はまずいないと思われるが、一応説明する。

幹部達は、人間の心に自己中心的で身勝手な欲望が芽生えた所に、そのエゴイズムを増幅させるように囁き、欲望で黒く染まった「プシュケー」を抜き出して「ジコチュー」を造り出す能力を持ち、ジコチューを利用して破壊活動させ、キングジコチューの復活のために必要な「ジャネジー」の収集目的としている。

以上Wikipediaより敵が行う行動の説明。

一読してわかりづらいため以下具体的に説明する。

会社遅刻しそうで急いでいるサラリーマンがいる。

それなのに赤信号にひっかかってしまった。

クルマも来ていないし、渡ってしまおうかと考える(=自己中心的で身勝手な欲望の芽生え)。

そこで普通は「いやいやクルマが来ていないからって信号無視しちゃだめだ」と自制する心理が働く。

しかドキドキプリキュアの敵はその一瞬のエゴイズムを抜き出し、増長させる。

この場合だと、信号なんか無視ちゃうもんねーと言っちゃって暴走する敵=ジコチューがつくりだされることになる。

閑話休題

増田ホッテントリに入るためにも同じことをすればよいのだ。

自分の中にふと生まれた黒い感情、考え。

普通自然と抑えこんでしまうイケナイ考えを増長させる。

そして増田エントリジコチューとして文章をつづるのだ。

そうすれば、賛否両論あれど、過激な意見にはブクマがつきやすく、ホッテントリ入りも容易だ。

月に数度ホッテントリ入りする自分が言うんだから間違いない。

ああ、こんなにも有用ドキドキプリキュアというアニメはなんと素晴らしいのだ。

生活上にも役立つ知識満載のアニメ

見ていない人間人生を10割損していると言っても過言ではないだろう。

ただひとつ注意してほしいのは、ジコチュー化した悪しき心を浄化してくれるプリキュア現実はいないということだ。

ホームシアターなど投影できる装置を使い、浄化シーンをその身に浴びることを最後おすすめしたい。

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