はてなキーワード: 同族嫌悪とは
金持ちと貧乏で環境や状況が違うから、自ずと考え方や戦略が全然違ってくるように
モテと非モテで環境や状況が違うから、自ずと考え方や戦略が全然違ってくる
それぞれ正しいことを言っているが、それぞれ相手にとっては全然正しくないことを言うので会話として成立しない
自分で考えたほうが良いってことになる
相手の立場に立ったところで、その立場になった経験値が少ないわけだからろくなアドバイスができない
せいぜい「へー」と言うだけだ
そういった環境、状況の差による断絶というのは、下手をすると宗教の壁や人種の壁くらいに大きな断絶だったりする
そういう断絶を薄々感じてしまって、結局人間は「類友」で集まるようになる
あと、何で自分が趣味や仕事の話が好きなのか考えたが、このテーマだと断絶が発生しづらいからだ
こちらへの投稿は初めてで、また自分は作文が得意ではなく、ただの(夢女子の)戯言といえばそうかもしれない。でも「王様の耳はロバの耳」の如く、吐き出して心を整理しなければ心が死んでしまうところだったので許してほしい。
自分はとある刀剣のゲームが好きなアラサーである。ゲームそのものは元々ブラウザのものであるが、自分のゲーム歴はスマホ版が出てしばらくしてから始めたので4年半くらいだろうか。始めたきっかけは同じ県出身で好きなイラストレーターがキャラクターデザインをしていたことだった。ただし当時は期間限定登場キャラクターだったため、始めた頃にはそのイベントは終了していて、それを知って崩れ落ちたのだが。
さて今年はゲーム開始6周年、そのゲームの存在は6年前の当時はちらっと知っていた程度ではあった。でもどうしても擬人化というのに対しては色物だからと苦手意識があった。テレビで刀の展示が特集されて「会いに来たよ〜」とか言って映っている女子も苦手だった。だがこの辺りは同族嫌悪なのかもしれない。自分も元々漫画などが好きなオタクで、マスコットやキーホルダーなど好きなものを鞄や携帯にジャラジャラ付けたい収集癖のあるオタクではあったのだが、人型イラストのないイメージグッズならともかく、ひと目でわかるキャラクターが描かれたグッズには抵抗があった。
そんな折、まだゲームも始めていない頃、地元の本屋で刀の雑誌を見かけた。キャラクターが全面に押し出されたものではなく、有名な刀剣を扱った図鑑だった。今引っ張り出したらゲーム実装刀の名前が表紙にズラっと書いてあるし、発行年月日も2015年6月とあったからゲーム開始直後に出た本といえばそうなんでしょう、審神者(ゲームプレーヤーの総称)を狙ったといえばそうかもしれない。その本で、運命の出会いがあった。
でもピンナップとして取り上げられるくらい、綺麗な刀だった。
自分の生まれ月が名前に入る、名の響きも姿も、美しい刀だった。
また刀工も同じ県だというのもあって、気にならないわけがなかった。
1番美しいと評判なのは別の刀だけど、刀に興味を持つきっかけになったのは間違いなくこの刀だった。
自分は、趣味の合う友人達とTwitterのグループDMでひたすらに騒いでいた。キャラクターのデザインもまぁ悪くは無いなと思っていた。ひたすらやかましかったので申し訳なかったとは思う。
でも後にキャラクター紹介の文面を見てびっくりした。別の方がはてなブログに書いてらしたように「なぜそんな内容をピックアップした!?」とは思った。自分がリアルにそのお刀と対面できたのは1、2年ほど前のたった1回、現在収蔵の美術館がある県の外に住んでいる関係もあって自分はろくに美術館周回もできてないので、その投稿者の方ほど熱狂的かというとそうでもないかもしれない。でも同じ美術館にある別の刀との回想など楽しみにしていたのもあって、実装後すぐには無かったので残念ではあった。そのあたり今後あったらええなとは思っている。
さてそのお刀であるが、つい先日、ミュージカル出演というのが明らかになった。ゲームで最近登場した、同じ刀工で別のお刀の姿もお披露目された。
周りがキャーキャー騒ぐ中、自分はというと……本当は、来ないでほしかった。
このようなゲーム発のミュージカルや舞台はいわゆる2.5次元と言われ、最近ではTVにも出てくるようになって発展が目覚ましいといえる。こうしたものから名前が知られてテレビ番組にも出てくる俳優の方も増えつつあると思う。間違いなく見目も整ってるし、こうした俳優さんの活躍は嬉しい。
ミュージカルの方は先日5周年を迎え、記念のミュージカルが上演された。このコロナ禍の中、運営側も感染対策をしっかりして、またライブビューイングや配信など、ファンに向けたサービスをよくやってくださった。ただ残念なことに現地では、今回はいつもある客降りがなく、また来場者も声出しができずにペンライトを振ったり拍手のみだった。きっと皆さんもっと騒ぎたかったことだろう、愛を叫びたかったことだろう。
━━ただ申し訳ないのだが、おかげで自分は今回、安心して配信を視聴できたのである。
書き方が悪く、性格悪いなという自覚はあるが、自分は客降りでのファンサービスやファンの歓声が苦手だ。観劇の上で、自分以外の存在があるのが苦手なのかもしれない。ライブビューイングや映画における応援上映なども行けず楽しめない、強火な同担拒否勢なのである。まぁひょっとしたら騒ぐのや人の目があるのが苦手と言うだけかもしれない、でもアーティストのライブは平気だったりするので本当になんなんだ自分、メンヘラなのか。
……まぁ刀剣絡みではないのだが、リアルでは自分の推し(ただのシスコンなので申し訳ない)である妹が「実家に彼氏を連れていく」とか言っていたのもあるので、正直荒れている。自分に浮いた話もない癖に年齢が年齢だけあって焦っているのかもしれない。ただ自分は、信頼していた既婚者大学OBと一緒に出かけたタイミングで突然キスされたのが原因で人間不信と男性恐怖症になったので、もう普通の恋愛はできないとは思っている。ごめんね、家族。ほんまはちゃんと自分の子に自分の愛すべきお刀を代々伝えてってほしいと思っていたが、結婚もできなさそうでまして子供なんてと思うので、自分が死んだら妹の家に相続してもらうとしようか。多分あっちの家の方が家柄もしっかりするだろうし、美術系好きな血筋ではあるから、しっかり守ってくれるさ。とりあえず自分が今後障害になりそうだったら、姿消すなりして迷惑かけないようにしようと思う。ま、生きてる限りはしっかり守り刀してもらうつもりですが。
もう行け、僕は少し泣く。
……話が逸れてしまった。救いといえば、どの作品でも「とある本丸」と明記していてくれることだろうか。よそはよそ、うちはうち。ましてただのゲームといえばそうなのだ、ただのフィクションなのだ。ならば自分の役目は、フィクションはフィクションなりに、その物語ごと愛すことだろうか。自分は周りと同じように楽しめないかもしれないけれど、今後ますますの発展、お祈りいたします。
通勤中イヤホンでランダム再生で近侍曲を聴いていることも多いのだが、同じ美術館所蔵の短刀の曲が流れると、やっぱりあの刀を思い出す。
長文乱文失礼しました。
Twitterで、写真家やライターをフォローして、その呟きを見るのが好きだ。
夫の転勤に合わせて上京したけれど、地方が好きだった。だから、そういうところで頑張っている人が好きだ。
ここで人が暮らしているという実感が持てる写真や文章がすごく好きだ。
ほとんどの人は地元や、地元の近くの地域で暮らしている。(長崎出身の人が福岡、とか)
でも、そういう人の多くは、仕事が軌道に乗ると上京してしまう。
フォロワー100人だった時は、地元のことを楽しそうにつぶやいていたのに、フォロワー1000人を超えたらnoteで上京宣言をする。
そして東京の街の中に消えていく。気がする。
地方に住み、そこで血の通った文章を書いていた人が、東京で誰でもかけるような文章を書くようになる。
(それなのに、「心は長崎のままです!」といった地元大切アピールをする人もいる。)
去年バズった、日本全国の市町村全てを回った大学生。岡山県出身、広島県の大学に通っていた。
今ひさしぶりに見たら、上京したらしい。
それを知った途端、色褪せてしまったような気がした。
でも、地方出身者のクリエイターにだけこういう感情を抱いてしまう。
東京はいいところだと思う。便利だし、このまま住み続けても不都合はない。
会社もたくさんある。写真を撮る人、文章を書く人にとっては都合がいい。
そして仲間もたくさんいる。
地方で一人でタウン誌の仕事やってるより、ずっと刺激的なのかもしれない。
でも、「この人は、地元より、やはり東京という華やかな街を選んだんだな」と思うと、急に興味がなくなる。
フォローを外して久々にリツイートで見かけると、誰でも書ける文章、誰でも撮れる写真になっている。
(上京してから「地元のこういうところが嫌いだった」と言う人には納得するが。)
地方には、こういう人がずっといたいと思う魅力がないのか。そこで生きている人がたくさんいるのに。
多分、私自身が地元をあっさり離れた人間だから、同じような人間に思うだけなんだろうけど。
同族嫌悪だな。