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2021-04-14

anond:20210414071055

「処理水がトリチウムだけになってるはず」はわかるが、この状況で誰がそれを鵜呑みにできるんだ?

東電政府も信じられるわけないだろう。

最低限第三者入れて、「他の核種が検知されないか確認したうえで流す」とかまでやらないと。

2021-04-13

海に流すのはトリチウムだけっていうけど

絶対に他の核種も入ってると思うね。

2021-04-11

誰か教えてくれないか

福島の処理水の海洋投棄の件なんだが、ニュースでチラ聞きしたことが引っ掛かったので経産省HP見たらやっぱりこう書いてある。

海洋投棄】

トリチウムを除く核種告示濃度限度比総和が1未満になるまで二次処理を実施する

二次処理後、海水で十分に希釈してから海洋放出する

海洋モニタリングを強化する

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/pdf/202011.pdf

特に太字のところなんだが、おかしくね?

プールウンコ投棄するよ」「てめふざけんな」「怒らないでよ。誰だって少量は排泄物を流してるのと一緒だから。あ、じゃあ、プールの水で1/1000に希釈したらいいでしょ?」

……って言ってるのと同じじゃね?

希釈する「海水」はそもそもからとるんだよね? それ「そのまま流す」のと見た目以外何も違わなくね? これOKならどんな物質でも「海水で数万倍に希釈」してどんだけでも投棄できる理屈にならね? 全く同じことをたとえば北朝鮮が言ったらアンタらどう反応する?

なんでこれ合法なの、教えて誰か。「風評が」とか言うまえに、ちゃん理屈立てて説明して?

2020-09-10

anond:20200910111839

半減期が人の何世代分もある放射線放出して生体群の存続に関わるコア因子である遺伝子破壊する恐れのある核種大気中に飛散してたかだか200km圏内ことなのに

ただちに影響はない」とお上が言ったら「なんだ影響はないのかー」って納得して、他国原発廃止に動いたりしてるのにアホみたいな自堕落享楽的日常を優先して、

あまつさえ根拠も乏しいのに放射脳とかレッテル貼って謎の安全神話ミームを何ら検証のないまま惰性で続けることをよしとする国民国家だぞ?????????????????????????????????????????????

2018-09-06

トリチウム海洋放出問題」の背景

牧田寛氏が”「トリチウム海洋放出問題」は何がまずいのか?」その論点を整理する”で色々述べていますが、かなり主観が入っていて誤解を招くので補足します。

国と東京電力タンク内にトリチウム以外の放射性核種があるのを隠そうとしているわけではないし(隠したいならデータ公開しない)、基準値超えしているタンク水を海洋放出しようとしている訳でもないです。

牧田氏は17,18年度に多核種除去設備ALPS)処理水が基準超えしていることを問題としていますが、15、16年度にALPS使用した際には、ほぼ基準超えすることはありませんでした。ALPSを正しく運用すれば牧田氏が問題としているヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90は除去できます。ではなぜ、17、18年度に何回も基準値超えしているのかというと、ALPSフィルターの性能低下のためです。ALPS空気清浄機と一緒でフィルター掃除しないと性能が落ちていきます。じゃあフィルター交換しろよと思うかもしれませんが、海洋放出するわけではなく、タンクに貯める場合は、トリチウム以外の放射性物質があるかどうかより、増え続ける汚染水によって敷地境界空間放射線量目標値(年間1ミリシーベルト未満)以下にする方が重要になりますALPSフィルターを交換するためには時間がかかるため、多少性能が落ちてもALPSの運用継続による汚染水処理を優先しているわけです。将来的にALPSの台数を増やして多重性を確保し、フィルターの交換も徹底して行えばトリチウム以外の放射性核種基準値以下にできるとわかっているので、それを”やった”上でトリチウム水はどうするかといった議論をしようとしているのです。

2017-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20170422205815

使用済み燃料がものすごい熱だというのは分かる

では使用前燃料ってのは熱量

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1389404833

kazuwo1973さん 2012/6/2001:58:59

使用前の新燃料は、dimensionalglacierさんの仰る通り、全然大したことな放射線量です。

<新しい燃料を貯蔵庫から取り出し、間近で目視検査をしている様子>

http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/atomic/data/inspection-check.htm...

燃料棒被膜のジルコニウム合金は、中性子吸収断面積は少ないのですが、

ウラン235、238の崩壊によるα線は通しません。

α線は紙1枚でも遮蔽できます

ウラン235.238ともに半減期が長く、もともと放射線量は強くありません.

一方、使用済み核燃料は、比較半減期の短い多くの核分裂生成物を含んでいます

※添付の図の「分裂で生じた放射性核種」の部分です。

その放射線量は、一説には1億倍とも言われています

http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/kohza-004.htm

ありがとうヤフー

2017-01-09

早野龍五のやっていることは決して科学手続きではない

今日この記事 http://bzfd.it/2jkl8zcホッテントリに入っていたが、正直言って早野龍五氏の科学者としての良心を疑わざるを得ない内容であった。

ところがブコメを見ると一部を除いて賞賛で溢れかえっている。未だに日本科学リテラシーが低いことを痛感した。

ということで、彼の主張の何が科学方法論としておかしいのか、挙げてみたい。

Disclaimer

この文章は、あくまでも彼の主張の問題をつくだけのものである福島安全かどうかというのは全く別の問題であり、ここではそれに関する議論は一切しない。

これでも噛みつかれそうなので一応書いておくが、別に私自身は特に何かを避けているとかはない。単に面倒だからだ。

例えばSTAP細胞ときに、たとえSTAPが存在したとしてもゲル切り貼りなどをした小保方氏はguiltyであるという主張は広く受け入れられたが、全く同じことである

たとえ福島安全であっても(その可能性はSTAP細胞実在するよりは遥かにもっともらしいとは思うが)、早野氏の科学姿勢は適切ではない。

福島とSTAPを比べるなんて失礼極まりない!放射能乙!と思われた人は論理的思考法が向いていないと思うのでブラウザバックを推奨する)

何がおかしいか

簡潔に書くと

Sr問題

これはブコメでも幾つか指摘が見られた。Srと言うのは極めて厄介な核種で、崩壊時にβ線しかさない。

β線γ線と異なり荷電粒子線であるので、物質中では前方散乱により極めて速くエネルギーを失い、かんたんに遮蔽されてしまう。

外部被曝という点ではこれはよい性質であり、我々はSrの影響を気にする必要はない。

しかしながら内部被曝ではこれは極めて厄介である基本的にはCsことなり、正確に体内のSrの量を見積もることはできない。

さらに厄介なことに、Srアルカリ土類元素であり、Csことなり生体での半減期が極めて長いことが知られている。

また、体内での蓄積部位も異なるので、影響も異なるはずである。今までの疫学調査でもSrは直接測定できていないわけで、Csほど信用に足る基準値は設けられない。

したがって、特に過去摂取について、WBC内部被曝とは一切の関係がない。あたかWBC銀の弾丸であるかのように書くのは重大な欺瞞である

食品に対しても同様で、Srの蓄積は注意深く扱う必要がある。全量検査では図ることができないからだ。

Srはあまり飛散せず、炉中に多く残っていると言われていることから汚染水はどうなっているか不明である

一応心配になった方のために厚労省資料 http://bit.ly/2iZ4M2u を挙げておくが、殆ど資料では検出限界を下回っているようなので、サンプルでの安全性という点では問題ない。

しかし、保証されているのはそのレベルであって、全量検査銀の弾丸ではないということに留意されたい。

別にサンプルしか見てないかダメだと言っているわけではないよ)

正しく事実関係を伝えることが科学の基本姿勢である

こういうソースがあって、このうちこれ由来の放射線は全量検査でき、ここであるモデル仮定するとそれ以外の放射線についてもこの程度見積もれる、というのが正しい科学である

WBC!全量検査!安全!というのではなんの説明にもなっていない。

もちろん現地でそういう説明をしているのかもしれないが、すくなくともこのインターネット記事を見るだけでは非科学的な説明しか見当たらない。

統計問題

そもそも、科学は白黒つける方法論ではない。統計学に従って、確率xx%以上でyyである、ということをいう手法である

なぜならば、ものを測って何かを予言する際には、次の3つの誤差が必ず発生しうるであるからである。すなわち、「理論誤差」「系統誤差」「統計誤差」。

高校中学で習う科学では、理論誤差はないものとして扱うが、測定時の機械による系統誤差および個人誤差は必ず生じる。

確率事象を測定することはあまりいか統計誤差には馴染みがないかもしれないが、生物の授業などで習ったのではないか

また、現実サイエンス世界では理論誤差は極めて重要である。上のように限られた情報(例えばCsの量)から何か(例えばSrの量)を推定する場合、必ずモデルが入り、それに伴う誤差が生じるからだ。

科学世界でも最も統計に対して厳しいのは、早野氏の分野である素粒子原子核の分野である

例えばCERNで見つかったHiggs粒子は5σ(99.9999426697%)以上の確率存在すると確かめられてはじめて発見と相成った。

しかし、彼がいまだかつて福島問題統計議論したことがあるだろうか?

「xx人を検査しyyであったのでモデルzz仮定すれば福島事故のせいでww病にかかる人は10万人中aa±bbである」というのが正しい科学的な言い方である

もしaaが十分少なければ、「1 / bb = nだから、nσすなわちcc.cc%の確率10万人いても誰もww病にかからない」ということができる。

ではなぜこれをしないのか?

私は全く専門外なので知らないが、おそらく疫学調査などではサンプルが少なすぎる、あるいは理論誤差が大きすぎるため、このような統計処理がうまくできないのではないだろうか。

また、「3σすなわち99.7%で安全です!」と言われても多くの人はむしろ恐怖を覚えるだろう。誰も1000人のうちの3人にはなりたくない。

(本当は3σで安全からといって3人必ず病気になるわけではない。ただ科学的には「わからない」というだけである。誤解なきよう)

最後の点に関しては100%早野氏に原因があるわけではなく、日本人リテラシーの低さも問題ではあるが。

しかしだからといってこれは全く言い訳にならない。仮にも原子核物理学者を名乗っているならば、物理学者としての作法を通すべきである

科学というのはこのように、いわば「歯切れの悪い」ものである。だからこそ、「水素が溶けた水はアンチエイジング!」みたいに歯切れのいいニセ科学が跳梁跋扈するのだ。

科学者ニセ科学に対抗するためにはきちんと科学流儀を通さなければならない。「わかりやすい」白か黒かの主張は、むしろニセ科学に歩み寄るものではないか

市民安心させるのは科学者ではなく政治家役割である

早野氏を賞賛するコメントでよく見受けられるのは、彼はアウトリーチを通して市民安心を与えているから素晴らしいのだ、という主張である

上の記事を読んでも伝わるが、早野自身も、市民安心させるという点は意識していると思われる。

しかしながら、科学者役割あくまでも観測対象客観的に見つめ、客観的結論を出すことである。その結論を見て本人がどう行動する、あるいは行動すべきかというのは、本人、あるいは政治家が決めるべきことではないか

もちろん市民安心を与えようというのが偽善だとかいうつもりはない。しかし、あまり対象に近づきすぎてしまえば、科学としての客観性が失われてしまう。

上で述べたように、あくまでも科学にわかるのは、「cc.cc%以上の確率安全」ということだけである。そのことと「絶対安全」の間には、大きな溝がある。

政治家が情けなさすぎるのか早野氏が科学者としての役割を逸脱しているのか、あるいはその両方なのかはわからないが、いずれにせよ「100%安全」というのは、科学者言葉ではない。

これが行き過ぎれば、100%STAP細胞があると信じて実験事実を捻じ曲げた、小保方晴子が再び生まれることだってありえないとはいえない

おわりに

何度も言うように、私は福島安全かどうかについては何も言うつもりはないし、この文章は何も言っていない。

ただ言っているのは、早野氏の言動には科学者として疑問を持つものが多いということである

なお、もしかしたら「東大物理の偉い先生が言ってるんだから正しいんだよ!」と思う人もいるかもしれない。

補足までに書いておくが、物理研究者福島言及している人のうち、早野氏のように「絶対安全」を繰り返す人と、ここで述べたようなきちんとした科学手続きを取っている人はだいたい半分ずつくらいである。

後者の方としては、東大の押川氏や、神大牧野氏らが「よいアウトリーチ」をしていると思う。

2016-06-15

フクシマにおける反知性主義とはどういうことか

叩かれる覚悟で書くけれど、結論から言うとあらゆるもの絶対安全などないというのが科学帰結である

それを踏まえた上で、福島の人々を助けると思って農作物を食うのか食わないのかはあなた勝手だ。私はというと特に気にしていない。気にしても仕方がないかである

放射脳放射脳叩き

この国では、マイナスイオン水素水でわかるように、基本的科学的な知識というものが軽んじられてきた。

そのことの是非はともかく、知識の不足から来た両極端が、放射脳放射脳叩きである

放射脳はなぜ反知性主義なのか

放射脳といった時に定義がないのでまあよくわからないのだが、世の中には一部、「穢れ」の思想、あるいは小学生的な「**菌」のような考え方で、福島忌避する人々がいる。当然ながら自然科学というのは原因があって結果があるので、こんなものはただの信仰に過ぎない。

放射脳叩きは反知性主義

一方で、誰かが「福島農産物は怖い」とでも言おうものなら、憲兵のごとく飛んできて取り締まる人々もいる。これは、知性的な行いなのだろうか?

彼らが根拠としているのは、例えば全量検査の結果であったり、疫学的な調査であったりと様々であるようだ。しかし、そのどちらも、未だ安全結論付けるには、時期尚早である

もちろん私は安全でない、と言いたいわけではなく、単に「わかっていないのだ」ということを強調したい。「そんなことを言ったら福島で頑張っている農家のみなさんが可哀想だと思わないのか」と思われるかもしれないが、農家のみなさんが可哀想であるのと科学的な考え方は完全に別物であるあくまでも物事客観的に見るのが科学であるからだ。そこには可哀想だのなんだのといった主観は、残念ながら存在しない。「神が創りたもうた」地球世界の中心であってほしいが太陽の周りを回っているし、空気は透明だけれど分子が飛び交っている。全て同じことである

科学安全である結論付けられないのと同じくらい安全でないとも言えないので、以下の理由を見てあなた農作物を食うのは全く勝手である。大体が私自身そこまで気にしているわけではない。しかしそれは安全だと思っているからではなく、単に外食などをする以上、気にしても仕方がないから気にしていないのだ。

全量検査

確かに、全量検査Cs由来のガンマ線が出ていないのは、Cs含有量が少ないことを意味している。しかし、それで十分だろうか?

原発問題になる放射線と言われる粒子は、高エネルギー光子ガンマ線)、電子ベータ線)、アルファ粒子がメインである

この中でγ線は透過力が非常に高い。光子質量0なので、、止まれいかである。逆に、α、β線簡単に止まる。そのため、そもそもガンマ線以外の放射線は、全量検査できない。

さら問題なのが、簡単に止まるということはそれすなわち持っているエネルギーを全てある一点に与えるということである。これは、間違って食ってしまった時に非常に危ないということを意味する。

しかしそういうと、例えば放射性カリウムのように、自然界にだって放射性物質はあるじゃないか、と思われるかもしれない。

しかしこれも全く反論になっていない。原発事故で出てきた放射線は、自然界には存在しない核種である。長い進化の中で、生物がK40のような物質に対する抵抗性を獲得していったとしても不思議でない。例えば生体のうち危険場所にとどまらないようにするというような対策である。一方人工的にできた放射性物質は、化学挙動がそもそも異なるのだから、生体が対応できない可能性がある。

さら外部被曝に関しても、たとえば自然界にはそもそも線量の高い地域があることが知られているが、これも関係ない。そのような地域に長く住んでいた民族ならば、抵抗性を獲得できているかもしれないからだ。

疫学調査

はっきり言って、福島レベルに広範囲放射性物質を撒き散らしている(現在進行形!)事故人類史上はじめてである

もちろんチェルノブイリなどもあるだろうが、現在海洋流出や、初期対応さらヨーロッパ民族アジア民族など、異なる点が非常に多く、それらを根拠安全である結論付けるのがどこまでもっともらしいのかは全く不明である。むしろ、今回の福島事故が、疫学的に非常に重要サンプルなのだといったほうがしっくり来るだろう。

福島事故疫学調査ポジティブな結果が出ると門外漢がこぞって放射脳だのなんだのと叩いているが、これはまったくもって反知性主義の極みである。今まさに調査しているものの結果を知っているのは天のみである人間は、そこまで偉くない。。

我々はどうすべきなのか

私は政治家でも宗教家でもないので、我々がどうすべきなのかということに対する答えを持たない。

50年後に21世紀水俣病と言われているかもしれないし、単に一笑に付されているだけかもしれない。

大切なのは、我々一人一人が現状と科学限界を正しく知り、後悔のないように行動するということであろう。

その上で食べて応援するかどうかは個人の勝手である。何度も言うが、私は気にしてもどうしようもないので気にしていない。

追記

ちなみに任意反論反論できるので、私の主張に間違いがあると思われる方は根拠を添えてトラバして欲しい。もちろん本当に間違っていたら訂正しますよ。

(正確には福島というか、汚染地域と言ったほうが正しいのだけれど)

2016-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20160107152942

ま、そうでしょうね。

核融合ではなく核反応、電離放射線と非電離放射線距離に寄るエネルギー増減、核種の違い。

原発による放射線/放射能太陽光自然被曝)による放射線/放射能は、どのレベル危険/安全か、しっかりと比較検討できるような知識がある人間からすると、一笑に付されるでしょうね。

「で、どっちがどの程度、【危険/安全】なんです???

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