はてなキーワード: ハンターハンターとは
ちょっとした黒歴史だけど、10代の頃から中性的なキャラに憧れがあった。ハンターハンターのクラピカとか。自分は中学1年生まではチビで、目だけはぐりぐりと大きかったので「可愛い」と言われることが多かった。嫌がるそぶりを見せていたが、実を言うとまんざらでもなかった。男が好きなわけでもないけど、クラスの中心人物のイケメンに「お前が女装したら女子より可愛いんじゃね」と言われたことが不思議なくらい嬉しくて、今でも記憶に残っている。
中2から成長期が来て、声が太く体毛も濃くなり、みるみるうちに身長が伸びてゴツくなった。誰も俺を可愛いとは言わなくなった。どう見てもクラピカよりウヴォーギン寄りだった。〜完〜
それからは普通に男性に見える男性として生きてきた。性自認は男性なので、全く問題なかったのだが、ここ最近彼女が宝塚にハマり、演者にキャーキャー言ってるのを見て、もやもやが生まれた。
宝塚歌劇団の役者は、当然ながら全員女性である。その中で、男性の役を演じる役者は「男役」と言われる。一般的にはヒロイン演じる女役より、男役たちの人気が高いらしい。
同棲しているので、自粛期間中はまあまあの頻度で彼女の宝塚の映像鑑賞に付き合わされた。最初はマジで全員同じ顔に見えたし、独特のセリフ回しや大げさな表現に軽く引いていたものの、そのうち楽しめるようになった(思えば宝塚に限らず、俺には観劇の素養が全くなかったのである)。
男役たちの話に戻るが、彼女らは普通に美人である。そんな美女たちが演じる「男」は、男から見てもかなり独特の色気がある。男のかっこいいところ、美しく映える悲哀、時には男だからこそ効く「可愛い」までが実によく表現されている。それでいて体毛は生えていなさそうで、肌は綺麗でいい匂い(またはタバコの匂い)がしそうな、現実にはいない類の男が舞台に立っていて、世の女性たちが憧れるのもわかる気がした。
彼女によると、男役の人たちは舞台の本番中でなくても、人前に出る時はスカートを履かず、現役でいる間は髪を伸ばすこともしないらしい。インタビュー?の映像を見たが、私服っぽい服装でも黒を基調としたパンツスタイルで、髪はショートカット。舞台では役(=男性)として見ていたが、素の彼女たちは見事に中性的な美しさを体現していた。その時、俺が思ったのは「いやズルくない?」だった。自分でも意味不明だったので自分の気持ちを分解してみたのだが、なんていうか、あえて言葉にするならば「『中性的な美しさ』なんてものは、成人以降は女性にしか体現できないものなんじゃ?」という感じだと思う。
そもそも男が女性寄りに見た目を寄せて、それでいてギャグっぽくならないためには、ものすごい努力を要する。男が女っぽくふるまうことは基本「気持ち悪いもの」、良くて「面白いもの」として捉えられ、「オネェじゃんw」で雑に括られてしまう。(宝塚の人だってめちゃめちゃ努力してると思うが、仮に男が同じだけの努力をして中性的な「女役」を演じ、私生活まで徹底したとして、同性(男性)の支持ってあまり受けられないんじゃないだろうか。「どう見ても女」じゃない限り。「どう見ても女」なら「中性的」とは違う。)(ちなみにジェンダーレス男子とやらは男臭さが少ないだけで普通の男に見えてしまう…俺の主観か?)
ここまで書いて、中性的な美しさのキモって、ニュートラルで判断材料がないことなのかも、と思った。男を感じさせる濃い体毛が『ない』。女を感じさせる長い髪が『ない』。逆に言えば、男っぽいゴツさや肩幅が『ある』、あるいは胸のふくらみが『ある』と中性的からは外れる。モノにもよるが、『ある』ものをないように見せるのはその逆よりも大変だ。子供の頃の自分は男性を感じさせる特徴がなく、それが中性的に見えていたのかもしれない。
とりあえずコロナが落ち着いたら彼女と宝塚見に行きます。雪組のトップがめちゃめちゃ歌上手いので生で聴きたいが、引退近いらしくチケット無理そうとのことです。
◼️追記
歌舞伎の女方のことを書いてくれた人がいるけど、舞台の上では女性に見えるよ!女性に見えると中性的とは違うし(でもめちゃめちゃ綺麗ですごいと思う)、役者が衣装を着ていない時に中性的に見えるかと言うと、俺には見えない。
宝塚も舞台の上では男性に見えるよ!(自分にとって)中性的に見えるのは、衣装や舞台メイクをしていない時。
あと雪組のファントムが最高だったのでみんな見ると良いと思います。観劇初心者が言うのもアレだがちょっと本当にすごかった。
作者に代わってハンターハンターの続きを書いて
ハンターハンターとか真面目に言ってるの?
ドラえもんが多いけど、大長編じゃないドラえもんって、ジャイアン、スネ夫に劣らずのび太もかなりの畜生な気がする。
悪い子どもを濃縮した感じ。
3位 カイジ
猜疑心が強くなりそう
2位 男塾
民名書房刊に影響されるとめんどくさい
1位 美味しんぼ
外食先で必ず問題行動をとるようになりそう。間違った正義感を植え付けそう。
図書館にあるマンガは借りさせるとして、ハンターハンター買い戻そうかな
そろそろ絵本にも飽きたかなと思って、たまたまこち亀の最終巻があったので渡してみた。
紙のマンガはほとんど断捨離してて、残ってるのは「大奥」、「昨日何食べた」、「絶望に効く薬」だけ。
小1に読ますにはどれもきつい。「絶望に効く薬」はもう少し大人になってから勧めたい。
こち亀の残りをブックオフで買ってもいいけど、小1の息子が漢字を覚えつつ、多少の正義感とか、倫理観や知識を得られるようなマンガないかな。
これはどんな社会的文脈でも存在する「深淵を覗き込んだ結果」だな
腐女子を気にするあまり、腐女子が喜びそうな部分を血眼で探し、心の中で腐女子という人格を作りだしてしまう。
「蝋で作られた花が、本物のそれより本物らしくある」様に、その腐女子は実際の腐女子よりも腐女子らしい。
フェミニストも、オタクが喜びそうな部分を探し、心の中でミソジニーを飼った結果、誰よりも女嫌いになり二次元からグラビアまで攻撃し始める。
反フェミも、心の中で理想のフェミニストを作り出し、そんなものは無いのに、男女平等主義で誰にでも優しいフェミニスト像を振りまく。
左翼の作り出した右翼像は、今のパヨクのように「憎悪を振りまき、カウンターと称してヘイトスピーチをする」存在へと成り下がった。
創作だとハンターハンターの蟻編に通じるものがあるかもしれない。本来正義であるはずのハンター側が、蟻の心を覗き込んだ結果、誰よりも残虐で無慈悲な殺し方を王に対してして、
本来悪であった蟻が人間を学び、慈悲深く生命に対して接するようになった。
東京喰種も、人を食べる怪物を狩る正義側が、残虐に喰種を狩る存在になり、逆に人の生き方を学んだ喰種側が心を変えていく。
他にもGANTZの巨人編だったり、寄生獣などにもみられる「深淵を覗き込む行為」