大学を卒業してから仕事が楽しくて、気づけば休日にデートする女性もいなかった。非モテになっていた。
そんな折、社内異動で1年間閑職に飛ばされることになった。
初めは趣味や友人付き合いに勤しんだが、少しすると、アラサー特有の旺盛な性欲に悩まされる時間が増えた。
適当に自慰で済ませるのもアレだし、せっかくだからモテてみたいと思った。
いろいろ(アプリとか、相席とか、合コンとか)チャレンジした。
どれもそれなりに出会えたけど、どうしても課金ゲーの要素が強く、「モテる」を実感するには程遠かった。
そこでナンパに興味を持った。見知らぬ女性に声をかけるのは難易度が高そうで、やりがいもありそうだと予想した。
約束の1年が過ぎて、無事に元の部署に戻ることが決まった。引退する。
ナンパをしてきたこと、周囲の誰にも話さなかった。記録代わりに増田に書く。
アラサーのリーマン。理系。ナンパ始める前の経験人数は一桁後半くらい。
元の自己評価は中の下だったが、スキンケアや身だしなみに気を使ってから褒められる機会が増えた。嬉しい。
週3〜4回、仕事終わりに街(新宿、池袋とか)に出て、多い日だと100人/日くらい声をかけた。
連絡先を交換して、後日デート。気が合えばイチャイチャする感じ。
経験人数は50〜60人増えた。お付き合いしたのは1人。
零時レイさんとかゴッホさんの本、あとは藤沢数希さんのメルマガも。
ただ、一番役に立ったのは古い本。リーマンナンパマスターさんの『もう合コンに行くな』。シンプルに読み物としても面白かった。
ナンパの難関の9割は「どうやって声をかける勇気を振り絞るか」に帰着するので、
その勇気をくれるツールであれば何でも良いんじゃないかと思っている。
ナンパ講習とか有料noteは全く使ってない。調べた限り、8割くらい情報商材か詐欺。
今もTwitterで騙される人々を見かける。弱者男性ってナンパでも搾取されるんだなと思うと、悲しくなる。
ほかに、Twitterのオフ会(合流)は数回行ったけど、すぐ止めた。
「どうやって口説くか」とか意見交換したいのに、「女はクソ」みたいな話ばっかり出るのでつまらなかった。
ナンパは周りとつるまず、こそこそ隠れてやるのが一番だと思う。
知らない人と話すのはシンプルに楽しい。口説き落としたときももちろん楽しい。
自分は今でもナンパの成功率は低くて、声をかけた女性の7〜8割には無視される。
でも、反応をくれたとき、自分の冗談で笑ってもらえたとき、素直に嬉しいなと思える。
あとシンプルに女性のことが好きになった。共感できるようになった。
昔は非モテだったのでネットのミソジニー投稿に共感してたけど、
たくさんの女の子と話すうち、彼女たちにはそれぞれ個性的な魅力があって、男性には分からない苦しみを抱いているんだなって思った。
ナンパは基本的に迷惑行為なので、その中で続けるのは正直きつかった。
自分の場合、明確な合意を取るまで絶対に関係を持たないなど、かなり気をつけていたけど、
連れ出した女性に対して強引に関係を迫ったり、どう見ても未成年の女の子に声をかけまくったり。
「貢がせ」として、口説いた女性たちに金銭をせびることを奨励する文化もある。最悪だ。
万能感に包まれて無茶なナンパをして、逮捕されてしまった人も居た。
10年続けてる人も居たが、少し喋っただけでヤバさが伝わる感じだった。
ナンパは独特の高揚感と、普通に生きている限り到底得られないほどの経験人数を与えてくれた。
ただ、それが今後の人生に役立つわけではないと思う。むしろマイナスだ。
引退後は元の部署で普段どおり仕事をしているし、プライベートが特段充実したわけでもない。
多くの女性と関係を持つことで身についてしまったものもある。中途半端な万能感と、身分不相応な勇気だ。
仕事して、趣味に打ち込んで、友達付き合いをする中で出会った女性を「口説ける」ことなんて、
日常のコミュニケーションにおいては害悪でしかない。できるかぎり、周りを色眼鏡で見ないよう努める毎日だ。
新しいことに挑戦するのは楽しかった。
今この瞬間に10万人いるとしたら、風俗経験者の数は20代、30代合計で100万人いても不思議じゃない。
そう考えると彼女が風俗嬢だったらしいということが友人から伝えられた俺の不幸なんてありふれてるのかもしれない。
金曜日から今朝にかけての事なんだけど、俺の友人とその彼女とを連れて、4人で2泊でJリーグの遠征に出かけて来た。
俺も友人も同じチームのサポーターなので、30日の遠征を応援する為+旅行で新幹線で向かったんだ。
試合そのものは、贔屓のチームが後半から投入した外国人が無双して完膚なきまでに叩きのめした完勝と言っていい展開での勝利だったし
旨い物も食べられたし満足度は高かったんだけど、俺の彼女と友人との間に妙な空気が流れてる事が気がかりだった。
ともすれば、二人でこっそりと話してる風もあり、友人が俺の彼女を口説いてるようにも見えた。
その事で友人に「俺の彼女と何かあったのか?」と、やんわりとクレームを入れたら「客として4,5回会った事があると」
まぁ修羅場だよね。
彼女は学費を稼ぐために昼間だけ親にも内緒でこっそりとやってたんだそうな。
今まで俺以外の誰かに、それも不特定多数の男に好きに弄ばれてきた女に夢中になって来たのかと思うと正直辛いが、好きだという気持ちは嘘じゃない。
一方で、彼女の方としても隠し通せるはずだった風俗嬢だった事実が知られた後に、俺との付き合いを続ける事には迷いがあるのは分かる。
今日まで重ねて来た思い出も、幸せだった日々も、こんなことで終わるのが悔しくて泣いたけど、最後には俺たちは終わるしかないのは飲み込めた。
鶴であることがバレた女房は、旦那が鶴でもいいし愛せると言った所で去るしかないよな。
今この瞬間に都内に10万人風俗嬢がいるんだから、こんな思いをしてるやつもそれなりに居るんだろうなと思った。
次に好きなった子が風俗をしてない保証も誰からもして貰えない。経験者まで含めたら100万人くらいいそうだってのは、そう言う数字ですよ。
少し人を好きになる事が怖くなってしまうよ。
友人を誘って応援なんて行くんじゃなかった、まさに恩をアダで返された気分だし、速すぎて誰にも止められないよ。
検査行って戻ってみると
こういう話で「女性の過去を受け入れられない男性は心が狭い」という類いの非難はすべきではないと思う。何が受け入れられないかは人によって違う。自身の交際の話なのだから、他人がどうこう言うべきことじゃない。
を筆頭に、まるで俺が捨てた様に言ってるコメントが沢山あって、はてな民の読解力にドン引きなんですが
と言ってまして、彼女の方としても、バレたんだからここで終わりだと考えてる訳ですよ。
彼女の言葉から今強く引き留めたって続かないって予想できるし、風俗勤めの過去を俺が全く気にしない事が難しいだろうという思いと相まって終わりに向かっていくのは、仕方ないでしょ。
もう切り替えるしかない。
友人に関しては良く言ってくれたとしか思わないですね。関係ないやと黙っておけばいいし、何なら「バラされたくなければ」なんて言って美味しい思いをする手だってなくはないのに、
自分の彼女にも風俗遊びの過去が伝わったりで損する可能性も顧みずに、「あいつは風俗嬢だったこと知ってるの?」って、話をしてたことを教えてくれた事には感謝してますよ。
手篭めにしたいということか
何を言っとるのかよくわかりません
人生で初めて読んだライトノベルはデュラララ!!なんだ。ちなみにその頃は3巻くらいまでしか出てなかったということで年齢を察してほしい。
ギリギリオタクや腐女子が市民権を得始めた(キモオタの声がデカかっただけというのもある)中、その頃流行ったラノベは何も考えず読んでいた。自然と手元に持っていたのでわざわざ考えて選んだりしなくとも同系統の面白いものを嗅ぎ分けていたわけだ。(脳死で買ってた節もある)
親がラノベでも活字は活字だろ、と思うタイプだったのもあり書籍だけは沢山買って貰えたので余計そうだったかもしれない。
当時、ハルヒ派はスニーカー、バカテス派はファミ通、えむえむっ!派はMF、人退派はガガガみたいなゆるく好きなレーベルが偏っていた。GOSICKを富士見ファンタジアで読んだやつはガチみたいなところあったし。
西尾維新が好きと公言してるとややディープなオタクって感じだった。化物語からハマった奴はニワカ扱い。戯言シリーズこそ至高、みたいな。
大学生くらいになるともうレポートやら論文やらで正直娯楽の本はそんなに読んでなかった。文献漁るほうが楽しかったからというのもあるけど、要領悪いから単純に本読む時間とれなくて。
そんなわけで幼女戦記やオーバーロードとかに首突っ込んだのは社会人になってから。もっと早く読んどきゃよかったものを!って思った。超好き。
最近ようやっとまたラノベに戻ってきた。ノゲラ読み直すぞ、SAO読み直すぞ、アルファポリスの女性向けに手を伸ばすぞ、異世界放浪メシ連載版を最新話まで追い、異世界居酒屋のぶをアニメで履修して、映画をやるからと夏トンを手に入れ、同作者のシリーズだからミモザの告白を買った。取次のランキングにずーっといるから異世界ウォーキングも買った。ミミズクと夜の王がメディアワークスから新装版になったので買った。豚のレバーは加熱しろ、がアニメ化するらしいので買った。
おもろい。誰だ最近のラノベはつまらんとか言ってた同輩は。つまんねーのは我々の頭じゃねーか。
ただ売れ筋の雰囲気が変わったのは事実なので最近は現代学園異能バトルの新刊にお目にかかることはあまりない。シャナや上条さんと青春をともにしたオタクはやや寂しく思っている。
横だが、カルト宗教のクソどもは皆の前でボコボコにしてやるのが一番だわ。飽きたらやめてな。
どうせ聞きやしないし、聞きやしないって前提で深煎りしすぎないってのは必要だろうけど、逆にフルボッコにしてやっても全く良心は痛まん。
マツコ有吉かりそめ天国で「小さいサイズなのに実際に機能するものって可愛くないですか」という視聴者からのメールがあり
「小さいソースボトル」とか「赤ちゃんの靴」とかが挙がっていた
気持ち分かる
文房具屋で「小さいcampus付箋」とか「小さいfilebox」とか「小さいマルアイの封筒」とか買っちゃう
でも、でっけーくて機能するものって実はあまり目にする機会が無いんよね
溶鉱炉とかさ。原子炉は見学したことあるけども。船とかさ(まあ、港あるからでっかい船停泊してるんだけど。近くにはなかなかいけない。地震の時、護衛艦のお風呂に入れさしてもろたから傍で船見たことあるけども。スケールよう分からんかった)
『インサイド・ヘッド』でも見てみれば