はてなキーワード: 政府広報とは
陸軍中佐の難波三十四は、著書『現時局下の防空』(1941年)で、1回の空襲による死傷者は東京の人口700万人のうち「1700分の1」程度だから恐れなくてよいと言い切る。だが計算すると4100人になるから決して小さい被害ではないはずだ。
トンデモ書籍と言うなかれ。発行元は講談社(当時は大日本雄弁会講談社)である。こうした文章が当然のように幅広く読まれた時代だった。
政府広報誌「週報」(1941年9月3日号)も、「爆弾は恐ろしいものではない」と断言し、「弾が落ちたら二度は落ちぬから、すぐに飛び出して防火にあたれ」と指示している。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52580
平壌うんてん
混んできたら奥の方に詰めるとか、最後の人が乗り終わるまで「開」ボタン押して待ってたりとか。
そういうのは良いと思うんだけど、意味わからないのが2人しか乗ってないのに、1階に着いたとき「開」ボタン押してもう1人が降りるの待ってる奴。
お前の方が出口に近いんだから、さっさと降りろよ。って思う。
複数人乗り合ってて全員降りるのに時間が掛かるなら、気遣いとして分かるし、俺もする。もう一人がお年寄りや車イスの人なら、そりゃ「開」押して待つさ。
でも、2人だぜ?乗り込むときもシャキシャキとカゴに飛び込んで来たぜ?
お前が出口近くに突っ立てるから、逆に狭くて降りづらいんだけど?
その気遣いが、逆に全員を苦しめてない?
ほんと、あの「あ、降りないんすか、じゃあ、自分、先、降ります。すんませーん」っていうやりとり、不毛。
さっさと降りて街に出ようや!
コロナワクチンの接種状況調べたいとするじゃん?
Google検索結果トップに厚生労働省出てくるじゃん?
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_sesshujisseki.html
だけど、サイトクソ見にくいし、4/9で更新止まってるじゃん?仕方ないから、最新情報載ってる首相官邸のページに飛ぶじゃん?
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html
PDF開くとデータ出てくるけど、4/12以降しかデータ無いじゃん?
厚生労働省と付き合わせないと、これまでの推移わからないじゃん?
ところでGoogle検索で2番目に出てくる日経新聞のワクチン特集のページ見るじゃん?
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/
すげー見やすくね?必要な情報が一箇所に網羅されているし、すごくね?しかも作成者の名前まで載せてて責任感すごくね?
てか、本来なら政府広報がこれくらいの情報出すべきじゃね?マジダメダメすぎね?
作り手の理屈乙。
あのCMが「どう読めるか」という意味では、ツイッターの多くの人の理解の方が正確だよ。
リモートワーク自体は推進してもよい。しかし、その背後ににじむのは、「働き手」側の主体的な選択ではなく、DX推進すべしという社会的経済界的な要請のみである。リモートワークが進展する中で、特に女性の自殺率が増加しているといったことが何度も報じられたのに、どうして「一働き手」の感想がこんな風になるのだろう? 少し気持ち悪さを感じる部分。
「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかって今、スローガン的に掲げてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」
少子高齢化は社会の課題であるが、今多くの「働き手」が生で感じているのは、産休を自由に取ることが難しい社会だとか、男女で取得率に差が出ることであるとか、保育体制の不備だとか、育児、教育にかかる重い自己負担であるとかであって、ことさらに「産休あけの先輩がー」「赤ちゃんかわいくてー」ではないように思う。この感想はやはり上記同様「経済界の方々がこういう風であったらいいな」と都合よく想像する働き手の姿ではないのか、という疑念が湧いてくる。一体誰目線のCMなのだろうと疑問が生じ始める。
この流れで「ジェンダー平等」をスローガンに掲げるのは時代遅れ、という発言が続けばどう聞こえるか、もはや自明だろう。ああ、経済界の方々はもう「十分ジェンダーに配慮しているだろう」「これ以上ジェンダーがとか言う政治家など時代遅れの野党の議員どもだろう」と思っているのだろうな、と思わせる発言。これを「一働き手(若い女性)の発言」として語らせる演出は非常に悪質だと思われる。だが、ここからさらにひどくなる。
ジェンダー平等をdisった後、彼女が述べるのは「ちょっといい化粧水を買ったこと」である。化粧に関心をもつことは別に悪いことではない。だが、ジェンダー平等を腐した後で「私は化粧水を買ったのよ」と発言することが、文脈的にどう聞こえるかは自明だろう。つまり、たとえば「この職場はジェンダー平等ができていないと思います」と発言するオンナでなく、「ちょっといい化粧水を買ってオッサンの気に入られる」黙るオンナになるべし、と言っているわけだ。その方がウマく生きていけるよ、と。これを(おそらく)オッサンが企画し、若い女性俳優に演じさせているわけだ。全方位的にダメすぎて言葉を失いそうになる。
似たような発言でも、たとえば次のような流れにしたら、化粧水の話も全然意味が違って聞こえるだろう。だが、このCMの作り手はこれと真逆な文脈で語ったのだ。
(逆転メッセージ例)
「会社の先輩、産休あけて戻ってきたんだけど、旦那さんと交互に休みとって乗り切ったって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガンに掲げてたけど、やっぱりまだまだだなあ、って感じ」
「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ。私もいろいろ頑張らないとだなー。」
強引なまでに割り込んでくるこの発言も地味に最悪で、消費税が高い「でも」財政は赤字、という逆接は、当然ながらその後に「だから仕方ない」という結論を予測させる。(仮に、消費税が高い「確かに」財政は赤字、なら、「しかし、それは言い訳にならない」など、真逆のメッセージを予測させることになる。だが、作り手はまたも前者の文脈を選択したのだ。結論を隠しつつ、相手に予想させるというのは、相手の思考を誘導する悪質なプロパガンダの手法である。)そもそも国は「消費税の引き上げは社会保障財源のため」と主張している。(https://www.mof.go.jp/consumption_tax/)だが、実際には法人税減税の進行とともに消費税が増税され、赤字の補填に使われているのは衆人の知るところであり、つまり彼女は政権の「本音」を過剰に慮って、つまり「忖度」しているのである。なぜ「一働き手」の代表のような顔をして彼女は政権に忖度するのか。それは、「政権に忖度すること」こそ「ニュースをしっかり見ている正しい一国民のあり方」であるという作り手の主張に他ならない。
つまり、あのCM(プロパガンダ)が述べていることは、簡単明瞭かつグロテスクな次の6つの声明である。
・リモートワークを受け入れてDXを進めろ。
・プライマリーバランスのため消費税増税は当然。
そして
・黙って政権に忖度するものが正しい「国民」であり、うまく生きていく方法である。
……これを「一働き手」の代表然とした若い女性の口を借りて語らせる。政府広報でもさすがにここまでやらないだろう(恥ずかしくて)。
これは誤解とかそういうものではない。このCMの作り手は、特に上の6番目のメッセージを正しいものと信じそれを内面化しているのだろうと思わざるを得ない。それは、自由主義国の「報道」に関わる人間としては最もあってはならない態度であり資質である。更に言えば、こんなたやすくそれが読み取られる作り方をした時点で、宣伝広告者としても極めて能力が低い。
というわけで、あのCMを、誰が企画し構成し放映にGOサイン出したのか。あれがどのような「視聴者」に寄り添うと考えたのか、テレビ朝日の関係者にはぜひ本音ベースで聞かせてもらいたい。そして、そんなことをした方々が二度と報道に関わらないようにするためにどうすべきかを、真摯に説明する必要があるだろう。それができないなら、もう「報道」機関ではない。
◎どんな漫画?
東日本大震災で家族を失った15歳の作者がホームレスになって生きるカラーTwitter漫画。
◎何でこんな日記書くの?ほっとけばいいじゃん
タイトル記事の漫画がこれからバズりそうなので、今のうちに冷や水をぶっかけておこうと思った。
というのも、自分も被災で家族を亡くしたり、親戚の人生が破綻したりして地獄を見たサイドの人間なんだよね。
あの震災を『お涙頂戴感動ポルノ』にパッケージして商売の種にしようって人間がものすごく気に入らねえから。
◎まず騙されないで欲しい事
最初にハッキリ、結論から言わせてもらうとステマ案件と思われる。
そして描いてる人間、100%プロ。見る人が見れば一発でわかる。
可愛い動物で主人公を表現するあざとさだとか、塗りの見やすさだとか、コマ割・ネームの視線誘導だとか…
(今はイラストレーターや漫画家、編集の方がツイッターにごまんといると思うので、聞いてみればいいんじゃないでしょうか)
このままだと、テキトーな出版社から「SNS発の感動震災漫画が単行本化!描きおろし○○ページ」なんて思考力ゼロのカスみたいな煽りつけて、
単価1500円くらいの原価率が良い書籍サイズ単行本になるのが目に見えてるね。感動をありがとうってやつだ。
売る時期は2022年の3月とかに合わせるんじゃないかな。ページ数的にも丁度よくなりそうだし。安易~。
まず、「プロが体験をTwitterで綴ったらあかんのか?」と思われるでしょう。別に事実を伝えてくれて、我々が得るものがあるならいいじゃないかと。
あかんのです。
何故なら、現在の作者様は
「震災の記憶を風化させないために当時の事を漫画で発信していきます。みなさんに当時の様子を知っていただけたらと思います。」なんて表明をしているからです。
要は、これはビジネス目的ではないのだとおっしゃられています。
(「ただし後で出版しないとは言っていない」というのがミソです)
これは、錯誤を招く表現です。「可哀想な無名の被災者が、震災の悲惨さと孤児の辛さを漫画で伝える物語」を作り上げているのです。
ステルスマーケティングが何故悪なのか、というのと被るテーマですが、
「あたかも災害への意識を高めたりだとか、被災して苦労した人々への追悼の意を表現するための無料サービス作品」と錯覚させておきながら、
実は後の出版化・金銭化のための布石、というのは詐欺行為なのです。プロが、無名の人間を装うことは倫理に反することなのです。
別にこれを猫漫画とかでやって、同じようなシステムで金儲けをしても私は何も言おうと思いません。
でも、今回の漫画は震災を商売の種にしようとしている。これを、被災者への冒涜だと私は考えます。
──いやお前の妄想じゃん。何で今出版がどうとかの話してんの?というツッコミが聞こえますが、上にも書いたようにこの作品はほぼ確定的にプロが描いています。
そしてプロが慈善事業をするならば、しかるべき舞台=媒体というものがあります。
プロが本当に世論に震災の恐怖を伝えたければ、初めから政府広報でもいいし、地元の自治体の広報誌でもいい。
SNS媒体の方が良いというのであれば、それこそ初めからWEBメディアを通して発表するべきなのです。
そして「売上は被災地に寄付します」とでも言って広告費や単行本の売上を被災地に流す。
何故彼はそうはしなかったのか?簡単なことです。
商売として、SNS発の方が見栄えがいいからです。いかにもドラマティックだからです。そういう宣伝手法だからです。
100%と断定は勿論できませんが、これは同じ表現者からの告発だと思っていただいて構いません。
みなさん、騙されてはいけません。
「SNS発の美しい物語」の登場人物には、読者の皆様も含まれています。
貴方達の応援ツイートが宣伝文やらニュースでピックアップされて、商品に添えるリボンになるのは規定事項だと思われます。
そうならなかったら?
東北の当時の様子はそれなりに知ってますが、まあ事実を元にしたフィクションって印象ですね。
どこまでは嘘、どこまでは本当、なんて話はしてもしょうがない。そういう風に作ってあるのがまた憎らしい所です。
真実なんてものは、誰かのフィルターを通して表現された時点で曖昧になるものなのです。「これは嘘あれは本当」なんてファクトチェックをかの漫画に行うことは、大して意味持たないんです。
不幸にも家族を失った可愛らしいクマの主人公。混乱するが本質は思いやりのある東北の人達。
心の底から笑わせてくれます。読者が求めているものをよくわかっていらっしゃる。
その責任感が、現状の漫画からはあまり感じられないように思います。
まあ当然ですね、なんたってプロではなく無名の人物が描いた漫画という体になっているのですから。
「Fukushima50」の映画が、事実と異なる表現があるだの、人をむやみに美化しているだの批判されても、私はあの映画のスタッフをリスペクトします。
何故ならば、彼らはしっかりと名前を出し、正規の手続きを踏み、表現を行っているからです。
匿名で、責任をとらなくていい立場から、あたかも知ったかのように物を申す事が如何に無責任なのか?それはこの記事を見ればわかるでしょう。
読者に押しつけているものが、批判なのか感動ポルノなのかという違いだけです。
しかも半匿名でありながら、被災者という「被害者の道徳的正しさ」を利用するのは、最高に卑怯なことです。
◎読者の方へ
あの漫画は、間違いなく正しく読者の求めるものを考えて描かれています。
みんな、震災や人の本当のグロテスクさなんてものは、見たくないのです。
でも、本当に震災の大変さを、孤児として生きる大変さを伝えるなら、あの漫画はあまりにも、不気味なほどに清潔なのです。
そして、わざとツッコミどころを残している。何故なら、議論が盛り上がると作品が盛り上がり、それは結果的に金になるからです。
しかも、そのツッコミどころは、おそらく被災した役場や教師、都会の人の冷たさといったものを対象とするように、恣意的な方向性を持たされている。
最後は人ではなく、時代や環境が悪いという結論が出るように誘導されている。ああ、なんて正しいんでしょう。誰も不幸にならない。
被災者をテーマにしていなければ、私も拍手喝采をするでしょう。
あの漫画は、読者の皆さんの善意を誤作動させるように作ってあるのです。
冷たい計算の元に、ネームが切られ、写植が打ち込まれ、着色されています。
しかし、おそらく、皆様が思っているほど、あの漫画は善なるものではないと、一歩距離を置いて読んで欲しいのです。
◎最後に作者の方に、一つだけ
本当に震災のことを伝えたいなら、ちゃんとしてください。頼むから。
「別に日記だし?崇高な目的を勝手に感じるのはそっちじゃん?」と言わんばかりの、プロフィールの「プロとして正しい書き方」が、本当に卑怯に見えます。
10年経っても、まだ苦しい人がいるんです。
政府はTwitterを結構うまく活用していると思う。でもTwitterユーザーとインスタユーザーはやや分断されているんだよね。
TikTok、インスタ、YouTubeあたりをもっと効果的に活用すべき。
特にインスタは、反ワクチンなんかの入口になりやすい。これは本当に危険だ。
ポンチ絵も、もっとインスタナイズドしてわかりやすくすべきだ。
世の中にはインスタから殆どの情報を得ようとするちょっと頭の弱い人も多い。文章が読めない人が想像以上にいるのがこの世だ。
でも、そんな人々の頭の弱さや情報リテラシーの無さ、人格を否定しても意味がない。情報教育が重要。その通り。でもみんなが教育されたことを身につけられるわけではない。
天才もいる。馬鹿もいる。教育である程度は改善できるだろうが、教育だけでなんとかしようとするのは根性論だ。
ヒューマンエラーは避けられないと、エラー前提でシステムを組むように、馬鹿の存在は仕方がないと割り切って、どんな馬鹿にでもわかる正しい情報を発信してあげないとダメなんだよ。
政府広報は頑張って欲しい。
権力者と一般市民の距離が遠いのはしょうがないが、それにしても距離感がある。
しかし、そこに関しては共産党や国民民主党などの野党勢力がイチャモンを控えて与党案の精査修正に徹し、
政府もそれを受け止めたため、最終的には国民に広く行き渡る保証になったといえる。
できれば政府、自民党内でもう少し中産~貧困層を意識して欲しいところではある。
既存のテレビや新聞などの強力な報道力を持つメディアに依存し続けてきた結果なのか、自力での広報能力があまりにも低い。
「どうせニュースメディアが報道してくれる」とでも言わんばかりの広報能力の低さだ。大事な通告を小声で言っても、気づくのはごく僅かな人だけだ。
自ら大声で発信する必要がある。それを精査するのは我々やメディアの役割だ。
しかし、これらがすでに進んでいれば給付金やマスク配布はもっとスムーズに進んだはずである。
②の政府広報能力の低さだけではなく、この国に蔓延する「今大丈夫なんだから変えなくていいじゃん」という先延ばし的な気質そのものに問題がある。
④報道の質が著しく低い
これがあまりにも顕著だ。結論ありき、感情論、決めつけ、罵倒のオンパレードだ。
メディアの重要な役割に権力の監視と批評があるが、今のメディアのやっていることはゴシップ探しと批難でしか無い。「監視」も「批評」もどこにも存在しない。
給付金の申請に関する告知、絶対に足りて無かったと思う。総理が「オンラインでも申請できます」くらいしか言わなかったために現場にめちゃくちゃ負担がかかってる。
【政府広報で伝えるべきだった項目】
・マイナンバーカードができるまでには申請から1〜2ヶ月かかる。まだマイナンバーカードを持ってない人は、給付金の申請を郵送でした方が良い。
・そもそもカードリーダーのあるパソコンか、おサイフ機能があるスマホがないと申請できない(どちらも持ってない状態でどうしたら申請できるか聞かれたことがあった)
・マイナンバーカード持ってても事前に電子証明が必要。ない場合は自治体で申請する必要あり。5年で失効するので、失効したら再度自治体で更新する必要あり。
・マイナンバーカードの有効期限は10年間。今のところ期限切れになってる人はいないはず。(有効期限について聞かれることあった)
・4月末はさほど無かったのに、5月に入ってから突然マイナンバーカードに関する相談が急増した。前々からオンライン申請にはこういった条件が必要だから、お早めにご準備くださいと告知しておくべきだった。
いまだかつてやったことがなかったオンライン申請に関する不備不具合多発すること分かってたんだから、十分な周知を行うべきだった。
ただでさえ自治体には、銀行の融資関係とか児童手当、補助金の申請で納税証明書とか所得証明書、印鑑証明書等必要な人がたくさん来ていて過密状態なのに…と思う。
表現規制派とかフェミの人たちのイチャモンとか単に無視しとけばいいと思うんだよね。ただの暇潰しを越えてああいう敵との戦いにコミットしてそうなオタクを見ての感想。
オタクは別にああいう連中との議論に勝って今の立場を手に入れたわけじゃない。
宮崎事件で世間の評価がマイナスに振り切れてから、オタクが「俺たちを差別するな! 表現の自由を認めろ!」と権利運動をしたから、政府広報や自治体に萌えキャラが使われるようになったわけじゃない。
当時は何を言っても無駄だからと、ただひたすら好きなものを作ったり観たりしているうちにいつの間にか世間にオタクの数が増えていた。
オタクが企業や官庁で色々と決められる歳になった、それだけで世の中がここまで変わった。
政治で勝負して市民権を勝ち取る必要なんかなくて、経済にちょっと金払いの良い客と認められるだけで十分だったんわけだな。
そりゃあバカ揃いのあいつらを論破するゲームは楽しいんだろうけど、というか例のセンセが「アタシのファンだとぬかすテメーの言い分じゃBLもアウトだわ」とやり込められたのには笑ったけどさ、ああやって無駄にオタクへのヘイト高めてたらいつか江戸の仇を長崎で討つ真似されるんじゃないかと心配になってくる。
「オタクがわたしたちをイジメるんです」とあいつらが訴えたら世間の風向きはまだどうなるかわからない。まだ勝ったつもりで振る舞うのは危うい。
だから、オタク諸氏には世間からはお行儀の良い趣味人と思われるように無駄な喧嘩は避けて欲しい。
ヲチ先には手を出さず、あいつらが守りたいと言いつつ実際には盾にしている女子供からそっぽ向かれるのを(幸色のワンルーム実写化のように)眺めるだけの楽しみに留めて欲しい。