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2024-04-16

カオスラウンジは今

2011年炎上

東日本大震災のあったこの年、カオスラウンジメンバーである梅ラボ

画像掲示板ふたばで作られた「キメこな」を丸パクリしたことが発覚

リーダー黒瀬陽平が「ネット画像は好き勝手に使わせてもらう」と明言したこと

pixivを巻き込んだ大炎上となったことで一躍有名となった。

 

当時のカオスラウンジ

アート業界から村上隆オタク業界からpixiv言論業界から東浩紀という

三業からの強力なバックアップを受けた一大プロジェクトであった。

 

しかし、この炎上が原因となり、村上pixivカスラジとの関係を断ち

以降は東浩紀率いるゲンロンのバックアップの下で活動していくことになる。

 

東浩紀との関係

当時、東浩紀は「福島チェルノブイリのようにダークツーリズムで客を集めよう」との考えから

カスラジとともに福島での活動を行っていた。

特に有名なのが2013年の「福島第一原発麻雀計画である

https://togetter.com/li/609484

 

また、2015年には「ゲンロン カオス*ラウンジ芸術校」を開設。

ゲンロンの美術部門としての活動を行った。

表現不自由展」で有名になったあいちトリエンナーレ2019には

この新芸術校の出身者が複数人出展している。

 

パワハラ不倫裁判

2020年、当時カオスラウンジ社員女性黒瀬セクハラパワハラ告発告訴

カスラジは当初公式にて事実を認め謝罪したが

後に「調査した結果そのような事実はなかった」として女性側を逆告訴した。

 

2022年に「セクハラはあったがパワハラはなかった」と判決が下ったが、女性側は控訴している。

被告黒瀬ら3名は告発以降表向きは沈黙していたが

判決後にTwitter更新を再開し、活動を再開した。

 

なお、黒瀬は本件の責任を取りカスラジを退任。後任は藤代嘘となった。

2011年炎上当事者である梅ラボは、本件には無関係被告にもなっていない。

本人曰く「黒瀬らと被害女性との話し合いの仲介をしていたが、裁判を避けられなかった」として

女性告訴があった日にカオスラウンジ離脱している。

  

ゲンロンは本件を受けてカオスラウンジとの契約を解除した。

同時に「契約違反があった」としてカオスラウンジ提訴しているが、違反の内容や裁判の結果は明らかになっていない。

 

近年

訴訟以降、黒瀬は公に活動していなかったが

2013年8月キュレーターとして「お分かりでしょうけれど、私は画家であることをやめていません。」展を開催した。

カオスラウンジとしての活動ではないが、参加アーティストはほぼカオスラウンジと同じであった。

参加者によれば、会場は第1から第3まであり、第3会場に入るには「個人情報所属を提出した上」での「抽選制」とのこと。

2024-01-15

東浩紀現代アート

東浩紀 Hiroki Azuma

@hazuma

能登地震について、これから芸術家とか音楽家とかやってきて食い物にするぞ、気をつけろという投稿を早くも発見し、

日本における現代美術に対する不信感は相当なものだと暗い気持ちになった。

能登国際芸術祭とか、どうなるのかな。震災からやっているんだけど。

https://twitter.com/hazuma/status/1743847244707819561

午後1:09 · 2024年1月7日

東浩紀 Hiroki Azuma

@hazuma

椹木さん岩渕さん、梅ラボ解説とともに原発麻雀中ー みんな大爆笑w http://t.co/WfKpYnXBgk

https://twitter.com/hazuma/status/416133444364554240

2013-12-26 18:08:39

東浩紀さんが“福島第一原発麻雀計画”の件で炎上

https://togetter.com/li/609484

2021-10-11

anond:20211011211650

裁かれるべきだな

梅ラボpixiv運営の力を借りて立場の弱い絵師達の作品無断使用した上に謝罪もしなかった

寧ろ訴えた人間達はpixivアカウント停止させられた

村上だって同罪だ

自分がされなきゃ気づかないって人間として可笑しいだろ

2011-08-25

http://togetter.com/li/179070

こんな小さな写真から梅ラボの作品だと一目で分かるのは逆に芸術性の表れではないのか…。

2011-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20110813025031

個人的な見解ですが、梅ラボさんが作ったコラージュと、美味しんぼコラージュは「やってる事」はそんなに違いが無いと私も思います

じゃあ、何が違うのかと言うと

前者は製作者サイドが不快感を示している。使用するなと、明言している。

後者はそうでない。

と言う事だと考えます

日本場合著作権による罰則は基本的に親告制なので、著作者が何らかの行動を取らない限り、法的には罰する根拠はありません。

梅ラボさんの件では、コラージュに使用されたキャラクター創作した掲示板で、大きな騒ぎになりました。

中には「勝手に使うな!」という意見も出ているようです。(ただ、掲示板自然発生したものだけに「著作者」が曖昧な点、なんともできないようですが)

一方、美味しんぼコラージュでは原作者の方が明確な著作権侵害として、なんらかの行動を取ってはいませんので、白ではないが、黒でもない。というまぁいわゆるなぁなぁの状態です

もし仮に、美味しんぼの作者がこれらのコラージュに対して、「著作権侵害からやめろ」と言ったのなら、その時点でNGです。この手のコラージュを作っちゃ駄目でしょう。(元から駄目といえば駄目ですが)

それを無視してコラージュを作り続けるなら、梅ラボさんと同類です。彼らに梅ラボさんを叩くことは出来ないでしょう。

また別の視点として、単純にそれが好きかどうか、と言う点も大きいのではないでしょうか。

一方は、アートとしても別段優れたものだと(叩いている人たちは)感じない。よく分かんないし、むしろ嫌悪感すら抱くこともある。

一方は、改変ネタは、ギャグとして面白いから受け入れやすい。(別にこれを「自分の作品」として発表してる訳でもないし)

ってのも当然あると思います

まり梅ラボさんは作った人が「やめて」って言ったのに止めないから叩かれてる。しかも、その作品は全然良いものだと思えない。

美味しんぼは(今のところ)言われてないし、単純にネタとして面白いから受け入れられてる。

そういう事なんじゃないかなーと、私は考えました。

最後に、本旨とは関係のない事です

不特定多数の人物が作ったキャラクターを、梅ラボという特定の作家コラージュした、現代アート

特定の作者が作った美味しんぼという作品を、不特定多数の人物がコラージュした、改変コラっているのは面白い対象だな、と思いました。

本当にどうでもいいですね、すみません

2011-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20110730223321

問題はなに?とか言うから、今回の騒動がらみでちょっと眺めてたんだけど。

umelabo 梅ラボ

しかし作品の抱えている問題によって、その評価してくれる人達にまで迷惑をかけることになってしまっているので、その点を本当に申し訳なく思う。怒りを感じている人は僕に関わってる人ではなく、僕自身にメールでも直接でも言って、対話をして欲しい…。

6月19日 webから

なんじゃこりゃ。

自分非常識に行動して、それが芸術だと喚き、勝手に他人に不快感を振りまいているのに、他人には常識的な行動を要求とか、ふざけるにもほどがあんだろ。

やるなら、自分含めて関係者全部巻き込むつもりでやれよ。

自分に関わると一緒に悪名を被りますよ、構いませんか?」って言いながら活動しろよ。

それがお前のゲイジュツなんだろ?

なんだこのヘタレは。

この文章が読んでて一番ムカついたわ。


自分芸術として一方的に広く振りまいた不快感について、他人には「個人的な解決」を求めるあたりも、さりげなくポイント高いぜ?

これ物凄くpixivだけをかばおうとしてる嘘だらけのまとめだよね

PIXIVの削除ポリシーは場当たりかつ恣意です

pixivカオスラウンジ癒着し、犯罪集団を擁護している、というような見解が広まっているけど、俺はそうは思わない。

pixiv権利者の申し立てにしか応じない、二次創作トレスなどグレーゾーン創作物を作品として認めるというポリシーを持って運営していることは一貫しており、今回もそれに則ったに過ぎないんじゃないか

ミリも一貫してません。

そもそもPIXIVが注目されたのは

人の絵を勝手に使ってるカオスラウンジPIXIVアカウント

同じく人の絵を勝手に使ってる誰かのPIXIVアカウント

同時に同内容の通報してみたところ

後者だけ停止されたことに端を発します。


これを受けて、

カオスラウンジと同じこと、同手法の作品をPIXIV投稿してみた人達がいたんだけど

彼ら・彼女らは大量に作品を削除されたり垢BANされたりしてるの。

しまいにはコラージュですらない完全自作のセミの絵とかジャミラの絵とかおにぎりの絵まで削除されてね。


なので

「セミやジャミラから権利者申し立てが来たのか、すげーなPIXIV!」

おにぎりとか無機物からの申し立ても聞けるのか、すごすぎんなPIXIV!」

って驚かれてたの。

(ちなみにジャミラ権利持ってる円谷もそんな申し立てしてないことを確認済み。)


カオスラウンジPIXIVは協力していました

カオスラウンジがそもそもpixivを発祥とする集団ということを考えると、

共にメディア露出したり、そこからプライベートな付き合いが生じていること自体は自然だと思う。

それをもって「カオスラウンジと付き合いを持つことが罪だ」と魔女狩りすべきではないし、

別に付き合いがあるだけならどうでもいいけどね。

付き合いがある&二重削除ポリシーカオスラウンジだけ保護してたから不信を買っただけだよ。

pixivが活動内容まで関与していないという声明を出した以上、

PIXIV声明なんて嘘じゃないとこ探すほうが骨だ。誇張で無く。

尚もpixiv糾弾するのであれば活動内容に踏み込んで付き合いがあった証拠を出すべきだと思う。

もうとっくに!いくらでも出てるよオイ!

片桐社長に〇〇を紹介していただいたおかげで今回のイベント成功しました。」

片桐社長のご協力を頂いて今回のイベントも…」

黒瀬君は”えらいひと”への挨拶だけはちゃんとできる子だね。

…なんでメールじゃなくツイッターでお礼言うんだろうね


以上、表に出てる分だけでも

PIXIVからカオスラウンジ

カオスラウンジからPIXIV

の便宜供与や相互にリンクした活動・業務はいっくらでもあるよ。

ここからもっともっと夢が広がるはずだったんだろうけどね。


PIXIVが叩かれるのは今回の騒動のケツもちに見えるから

この騒動は本当はpixivよりも、著作権侵害や反発が散々指摘されても画像を引っ込めなかった梅ラボや、

退会どころか言及すらしないカオスラウンジメンバーこそが批判されるべきなんじゃないかな…。

カオスラウンジがなんであそこまで傲慢かつ強気だったか・脅威だったかっていうと

パワーのある人間が手を組んで後ろ盾になって保護してたから。

PIXIV最後最後に切り離したとはいえ、本当に辛抱強く、根気よく、強硬に、カオスラウンジを擁護・保護してた。

むしろPIXIVのほうに注目する人がいるのも当たり前だと思う。


繰り返し現れる周回遅れさんについて

以上で示したように

元増田の言ってることはとくにPIXIVに関する部分で事実誤認(もしくは意図的な嘘)が多すぎる。


入り組んでる上に何ヶ月も続いている事態についてなので

全貌を正確に把握できない人が居るのは仕方ない。

(それでもここで指摘した程度のマチガイならば、最近のまとめを3つぐらい読んでれば気づけるはずだが…)

だが、まとめ記事みたいなものを作るんならもっと知識の穴を無くしていないといけないはずだ。


更に言えばこのまとめの事実誤認・嘘の部分は

PIXIVを庇う、PIXIVだけ助かろうという方向にばかり向かってるので

はっきり言って書き手のバイアスや素性すら疑うことが出来るまとめだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20110730223321

2011-07-29

こんな梅ラボだったら支持してた

元々いい感情は持ってなかったけど、何よりがっかりしたのは保身に走ったところなんだよね。

社会喧嘩を売るアートにはロック生き様が伴ってないと。

もし裁判中に「著作権なんてくだらねーぜ!」って叫びながらアート活動はじめて取り押さえられるような人物だったら、俺は手のひら返して拍手喝さいしてた。

2011-06-24

カオスラウンジを応援する為のアイディア帖公開

カオス*ラウンジがこの先生きのこるには

2011-06-19

カオスラウンジ界隈雑感

http://togetter.com/li/151267

Togetter - 「カオスラウンジ騒動に対する、東浩紀村上隆の対話。」

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/151267はてブ


この梅ラボ関連の話題は、東浩紀の言うように、かなりめんどくさい。でも、思ったことをまとめていこうと思う。

n次創作著作権

なんというか、周期関数かとツッコミを入れたくなるぐらい同じ話題が繰り返されているような気がしますが、こういう創作に関しては、原則として「やっていけないものはない」という前提があります

極端な例示をするなら、「無差別殺人をしてその血をテンペラ画のように塗りたくって、最後にその包丁を突きつけなければ作品が完成しない」として、じゃあ人を殺してはいけないかケチャップじゃいけませんか、というとそうじゃない。

人を殺した代償として裁かれるのであって、人を殺していけないわけではない。

まり量刑と藝術を天秤に掛けて、藝術の方に重きがあるなら殺しても仕方がないでしょう、殺された人には気の毒ですが。やっぱり刑は嫌だな、となれば別な作品を探すしかないでしょう。

まり、何次創作を作るにせよ、著作権なんて屁じゃねーよ!っていう無敵の人にとっては「著作権違反だ!」も「愛がない!」も説得力ゼロなわけです。まあ私自身も、ああいう手法を以て「誠意がない」とか言う批判は正直アホだと思ってます

繰り返しますが、著作権は明らかに違反していますよ。あとは訴えられるかどうかです。そして、その訴えられたかどうか、刑に処されたかどうかというのは、作品評価の是々非々とは一切無縁だということです

むしろこの騒動自体は、騒げば騒ぐだけ大成功ということになりますし、私はもう成功したとみなしていますふたばがどうだ4chがどうだというキメこな起源の文脈はあまり本質ではありません。


引き合いにだすなら

たとえば、まあこういうところで引き合いに出されるだろうものとしてマルセル・デュシャンの「泉」があるでしょう。男性用小便器に署名だけして出品したあれです

今同様のことをするなら、それに小水でも引っ掛けて署名の代わりとし出品するでしょうか、もうされたかな?

作品に関して端的な説明とデュシャンの人となりはここが短くて分かりやすいかと思いますのでどうぞ(http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~konokatu/nakaoku(06-7-31))←括弧付き年月日までURL

そしてもう一人、アンディ・ウォーホルも取り上げるべきでしょう。Togetterまとめの中では、鶉アイコンが今作とウォーホルとを態度の違いで「同列には語れない」などとアホ臭いことを語っておりますが全身全霊をもってスルーしてあげてください。(ウォーホルの言う「表だけを見てください」というのは、裏がないことを意味しない。逆もしかり)


今回の騒動は明らかにこういった系譜の延長上にあります。ゆえに、「もう面白くない」というのはまっとうな言い分であると私も思いますデュシャン以降、何が独創性たりうるのかという問題を突きつけられた芸術家達は、常にデュシャン意識せざるをえないのです。あの藝大アカデミズムから反動ガチ保守村上隆さえも。

最近の騒動界隈に対する雑感

このキメこな騒動(そもそもキメこなが使われてるのは一部なんですが)以前にも、近い話題としてChim↑Pomのいわゆる岡本太郎絵画に添えつけた「原発アート」の話題がありました。

これも同じく私は成功したとしている(というか基本こういうやり方もある、という人が界隈では多いのですが、社会との関わりもあって留保的な回答にせざるを得ない)のですが、権威を借りただけだどうだといろいろな反響がありました。

しかしながら、こうもたてつづけに同じような反応を見ていると、何かを感ぜずにはいられません。

藝術と法律というのは別レイヤーで処理されるべきものであり、例えば貨幣偽造にしても千円札裁判のようなものは、法律で裁かれるのはともかく、「裁かれたのだからこれは藝術ではない」と看做している人が一定数存在するような気がしてならないのです(すなわち、同じレイヤーとして法律>藝術という階層がある)

そして著作権違反だという申告をする人々らは、おそらくその人が裁判にかけられるということそれよりも、「こんな表現が藝術として認められるわけがいから、法律で裁いて非芸術にしろ」という動きのようにも見えるのです

それ自体はひとつリアクションなので、どうということはないのですが、様式美にハマっているような気がしないでもないです

(まとめ中で村上隆が「赤瀬川原平との呼応矮小化だ」とこきおろしますが、彼は矮小化意味をわかっていないのではないでしょうか?あるいは、本質であるところを意図的にずらして矮小化捏造しているのだろうか?もっとも、彼の態度は藝術と非藝術は明確な区切りがあると考える立場だと察するので、何か藝術階層から退けられる言葉があれば何でも良かったのかもしれませんが)


まあ僕の意見としては、こうして日本にも藝術が浸透していくのは大変喜ばしいことであり、みなさんどんどん騒いでください、というぐらいの感想です

2011-05-21

ふたば梅ラボ・キメこなの件はサッチー?を見るといいみたい

http://togetter.com/li/138228

http://anond.hatelabo.jp/20110521164451

を見てふたばに興味を持ったんだけどどうにもログがどこかわから検索

別に隠してるわけじゃないみたいだ

http://tsumanne.net/si/

http://tsumanne.net/si/%E6%A2%85%E3%83%A9%E3%83%9C

自動スレを回収しているみたい

かなりルーズだな著作権

http://www.nijibox2.com/futalog/

ここにもログをあげるみたい

塩辛って所にファイルもあげてる

これから見ようと思う

でもどう見ても著作権侵害なのになあ

http://anond.hatelabo.jp/20110521182514

荒れる一週間ぐらい前から、「不自然にキメこなスレが立ちすぎている」という報告があったし(週1ペースぐらいだったのが日に3回とか)

これ梅ラボスレ立てて自演しつつ取り巻きと遊んでただけって感じがするよ

http://anond.hatelabo.jp/20110521164451

梅ラボが叩かれたのは5/19の夜あたりからしいけど

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:3kEB1Z7FdYgJ:dec.2chan.net/b/res/6579624.htm

この5/17のキャッシュ見ると、この時点ではキメこなスレ住人には梅ラボの作品は叩かれてないし、むしろ受け入れられてるような

今回の騒動はログもあまりないので流れがよくわからないが、

事情にあまり詳しくない野次馬自分含む)が結構流入してるので

誰が何に怒ってるかは正確に見極める必要があると思う

http://anond.hatelabo.jp/20110521164451

どうして今回こんなにことが荒れてしまったんだろう。

ネットでの表現を、現実に持ち出したことがいけなかったんだろうか。

ネットでの遊ばれ方にそぐわない扱いをしたために、梅ラボは凹むことになったのかな。

例えばOBとかマミさんとか、秋葉原のブックショップネタ扱いされていてもこんな反応にはならなかった。

ラオウ葬式とか、静岡ガンダムでもこういうことにはならなかった。

何が違ったんだろう。

世界は私の形を変え、私は世界の形を変える。

キメこな問題についてのツイートのまとめを見た。

http://togetter.com/li/138228



いつか来ると予測されていた問題がついに表面化。

しかしこれは梅ラボ本人一人が気分的に凹むということ以外は実害がなくてよかった。

災難だったね、としか言いようがない。

そして※欄の予想通りすぎる人格攻撃っぷりは、見てて少し虚しくなった。



ふたばという「歪な形で維持し続けられる楽園」の脆さを住人自体がいまだに把握できてない。

そんな場所の住人であるということがアイデンティティと不可分レベルに融合してしまった多くの

としあき」たちにとってどうしたって不快であり、許しがたい行為だということは分かるが、

前提として招待制SNSでもなんでもなく「匿名掲示板」なんだから誰もがやってきてしまう、

ということはシステム上仕方ないのに彼らは「この中のルールを守ることで新参の訪問は最小限に抑えられる」

という幻想を持っている。まるで「9条さえ守っていれば戦争は起こらない」と信じる9条信者のようだ。

「外」の人間はそのルールを知らないし、意に介することさえないかもしれないのに。

今回の件は若干違うか。例えが悪い上に無駄ツッコミどころになったかもしれない。どう違うかは後述する。



ふたばはある意味、かつてのアンダーグラウンド掲示板文化の匂いを残したまま現在まで存続しているという

ちょっと珍しいサイトだが、哀しいかなシステム上でなんらかの方策を講じているわけではなWeb上に

置かれたものは大概がフラットに消費される可能性を抱えている。それを作った人間の快・不快という感情的

問題とは別個に。アンダーグラウンド、という領域が存在し得たのはGoogle以前でしかないだろう。

検索エンジンが未発達な時期には確かに「見つかりにくい領域」はあった。もう、昔の話だ。



ふたばが2chと違ってちょっと面倒なのは、「としあき」という名に仮託された奇妙な選民意識の

存在がある。だが、梅ラボ自身もブログで「2年ROMってた」ということを表明している。

ふたば文化についても一定の理解はしていたのだろう。

古参住人にとってはその理解はまったく足りないものに映ったのだろうとしても)

だが、作品として組み込みたくなってしまった。

不定形匿名人格の一部」である自分立ち位置と自らの「表現欲求」やどうにも抑えようのない「作家性」

(「人のもんの貼りあわせだけで何が作家だ」とかい意見もあるだろうがそこはひとまずおいといて)

の間で引き裂かれ、今回の件で梅ラボは苦しんでいる。かつて同人誌カオス*ラウンジファンブック」にて

仲山ひふみに「著作権問題が発生したらどうなるのか」という問題提起があったので、冒頭の一言

あるわけなんだが、感情的な「許す」「許さない」の問題はもうどうしようもないんだろうと思う。

少なく見積もっても1000の意見が表明された。それが1000人なのか一人なのかということも実際のところ

からない。まあTogetter見てる分には流石に一人ではないだろうということは分かるが、ふたばスレでの

「文句言ってる人間の総数」なんて簡単にはわからない。

そして多くの人間がいればその構成員の「許容の基準」だってバラバラだろう。もうこれは仕方がない。

だが、「絶対許さない」とか言ってる人間だって別になにかできるわけではないのだ。

それに、時間が経てば忘れられる。「絶対許さない」とか言ってる人間だってずっとこの件だけを

考えつづけることはできないだろう。出来るような人はちょっと常人離れしたなにかである

それはそれである意味すごい。もしかした現人神「絶対許早苗」かもしれないwww

うむ、早苗さんに許してもらえないのは東方である梅ラボにはキツいなー。



冗談はさておき。



結局のとこ諸行無常、ってね。不変なものってのはなくて物事は相互に影響しあう。

水の上に油をたらす。油の粒は水の力によってその形を変える。しかし逆に見れば

油が垂れてきたことで水全体の形も変わったと言える。ネット上の出来事も基本的には

大して変わらない。ちょっと私見になってしまうが「キメこな」はともかく海外での

「Moetron」の成長において梅ラボの作品の特徴が全く影響がなかった、というのは

ちょっと考えにくいのだ。多くの作品で「いくつかの別のキャラの顔のパーツをひとつ

であるかのように構成した構造が見られる。梅ラボの作品はTumblrなどを通して

かなりの拡散をしており、カオスラウンジはよくも悪くもそれなりに一部で目立つ存在

なっていた。それに刺激された4Chanの人間が「Moetron」と梅ラボ作品に共通するエッセンス

感じ取ったということはありうると思う。もっとも、根拠がないので妄想ととらえてくれて

一向に構わないが。



文化という言葉がこの件で多く出てきた。自身のコミュニティ文化に誇りを持ち、

それを保護する姿勢わからんはないが、そんなに過剰に護らないと壊れてしまうほど

脆弱文化なのか?ふたばは、二次裏とは。そうではないのではないだろうか。



文化の担い手だと自覚するならば時々現れるこういった異端者を

「見ろ また奇妙なやつが出てきたぞ」

くらいの気持ちで興味をもって動向を捉えていればいいのではないだろうか。



キメこなは生まれてさほどの時間が経っておらず、成長途中のキャラである

からこれもまた、成長の一過程だと捉えることはできないだろうか。




なんのまとまりもないが、思いつくまま書いてみた。

異論は大いに認めたい。むしろ読みたい。

 
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