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はてなキーワード: 短命政権とは

2022-06-07

anond:20220607174739

自民政権が長すぎて汚職まみれのクソまみれだった。

守旧派改革派対立して自民党が割れていろんな野党誕生した。

その野党がのちに一つに合流して民主党ができた。

その時点で相当な大勢力であり政権交代が現実味を帯びていた。

小泉後の自民党は短命政権ばかりで支持の積み増しがなかった。

二大政党制で定期的に政権交代をしないとダメだという論調があった。

2021-09-14

anond:20210913215824

今回の立憲はアレは、たしか個人的はいかがなものかと思うのだが、ここで安倍政権のことを考えてみる。

安倍政権一般向けのメディアでは「ソフト安倍さん」を演出して、アベノミクスなどの経済政策を重視していた。他方、いわばコアの支持者層に向けた情報発信も熱心にやっていた。WILLやHANADAみたいな雑誌SNSなどを活用し、いかにもコア支持層に受けそうなことをガンガン言う。

そういう支持層は数としては限られていて、選挙という面からだけで考えると重要性は乏しい。では全く意味がないかというと、そういうわけでは決してない。極右雑誌SNS、熱心なファン層は、「悪夢民主党政権」「批判ばかりの野党」「国防に無関心なサヨク」等々のフレーズを繰り返し強調することで、人びとのもの見方に知らず知らずのうちに影響を与えていく。こういう積み重ねが、より党派性の薄いメディア情報番組にも浸透し、「いろいろあっても、やっぱり頼りになる自民党」という認知につながる。

菅政権場合菅さん自身に熱心なファンがそれほどつかなかったことで、短命政権に終わったのだろうと思う。次に高市さんが首相になれば、本人がデンパ飛ばしすぎて有権者に愛想をつかされない限り、コアなファン層に支えられて意外と長期政権になるかもしれない。

立憲については、潜在的なコア支持層は、つねに共産党れいわなどに流れる可能性があり、自民党よりも置かれている状況は厳しい。それでも、多様性尊重日本学術会議の任命や入管ビデオ公開、モリカケ調査などをアピールすることは、コア支持層向けには妥当だろうとは思う。でも、それをNHKなどのマス媒体アピールするのはやはり感心しない。マス媒体向けには大多数の有権者生活に直結する政策を掲げ、コア支持層向けには別のチャンネル多様性等の方針アピールするべきなんじゃないかとは思う。

ただ、もしかすると、選挙協力の関係で、他の党も同意してくれそうなこと(=現政権に対する批判)を前面に出さざるをえないのかもしれないと思うと、ちょっと同情的にはなる。

2021-09-08

anond:20210908133314

今度の衆議院選挙自民党圧勝することはないんだから

短命政権になる見通しが高い位解るやろw

2020-11-18

NHKオバマ回顧録誤訳ニュース問題まとめ

オバマ回顧録日本政治鳩山元首相への言及部分

It had been more than twenty years since I’d traveled to Asia. Our seven-day tour started in Tokyo, where I delivered a speech on the U.S.-Japan alliance and met with Prime Minister Yukio Hatoyama to discuss the economic crisis, North Korea, and the proposed relocation of the U.S. Marines base in Okinawa. A pleasant if awkward fellow, Hatoyama was Japan’s fourth prime minister in less than three years and the second since I’d taken office—a symptom of the sclerotic, aimless politics that had plagued Japan for much of the decade. He’d been gone seven months later.

 

誤訳問題の争点

1.鳩山元首相の人柄について、"pleasant if awkward"の翻訳の順番

(1)鳩山は"pleasant"であるが "awkward"なのか、それとも、(2)鳩山は "awkward" であるが "pleasant"なのか

Twitter翻訳クラスタでは(1)は誤訳であるという意見が多数。正しくは、直訳すれば「鳩山は、ぎこちないけど("awkward")楽しい("pleasant")男だった」になる。

 

2.”a symptom of the sclerotic, aimless politics that had plagued Japan for much of the decade” は、何を指す文章

(1)鳩山元首個人に掛かるのか、(2)「3年間足らずで3回も首相が変わった日本政治状況」に掛かるのか

Twitter翻訳クラスタでは(1)の立場誤訳であるという意見で全会一致。

鳩山は、私が就任してから3年足らずで4人目の首相になり、私が就任してからは2人目だった。それは、この10年の間、日本を悩ませていた、硬直化した、無目的政治の症状だった。鳩山も7カ月後に去ってしまった」

 

2の誤訳のほうが深刻で害が大きい。

 

誤訳した報道機関誤訳しなかった報道

2020年11月17日 8:21

NHKが2を誤訳して報道 

オバマ回顧録 「硬直化し、迷走した日本政治象徴だ」 | NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201117/k10012715931000.html

>当時の鳩山総理大臣について、「硬直化し、迷走した日本政治象徴だ」と記す

 

同日 14:58

時事通信が1と2を誤訳して報道沖縄基地問題で「トラスト・ミー」と言ったことでオバマは不信感を持ち回顧録批判したと記す

鳩山氏は「感じ良いが厄介」 オバマ米大統領回顧録時事ドットコム

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111700728&g=int

 

同日 22:52

共同通信が1と2を誤訳して報道

オバマ氏、鳩山元首相は「付き合いにくい」 | 共同通信

https://this.kiji.is/701430160940401761

 

11月18日 5:00

読売新聞が2を正確に報道、1の翻訳スルー

鳩山元首相らの短命政権は「硬直化し、目的ない政治象徴だ」…オバマ回顧録 : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン

https://www.yomiuri.co.jp/world/20201118-OYT1T50042/

>2009年の初訪日に関しての記載があり、当時の鳩山首相を含め、日本短命政権が続いたことについて、「硬直化し、目的もない政治象徴だ」と表現した。

 

NHK17日朝に「オバマ回顧録で『鳩山元首相は迷走した日本政治象徴だ』と記した」と報道

時事通信が昼にNHK鳩山批判誤訳に引っ張られて回顧録の一節を『気さくだが厄介』と誤訳。(正しくは『ぎこちないが感じ良い』と語順が逆)。さらオバマ批判沖縄基地問題が原因と勝手意味を付け足す。

共同通信が夜に、NHKや時事の誤訳に引っ張られて『感じは良いが付き合いにくい』と誤訳

共同配信記事により、産経デイリーなど各スポーツ紙が嬉々として「オバマ鳩山批判してる」と誤訳拡散

読売新聞が翌18日朝、NHK、時事、共同の誤訳記事スルーして、正確に翻訳鳩山の人柄の評価の部分の翻訳スルー

午前以降、毎日新聞TBS日テレフジテレビテレビ東京等が「感じはいいがやりにくい」「鳩山目的を失った日本政治の症状」と揃って誤訳

加藤官房長官記者会見で、誤訳に基づき記者質問し、それが記事になり、夕方以降のニュース配信さら誤訳拡散

夜、朝日新聞が「ネットNHK時事通信誤訳指摘が出てるぞ」とデマ指摘のまとめ記事配信

 

ちなみに、NHKワールドが配信してる同ニュース

Obama: Japan's politics were 'sclerotic' | NHK WORLD-JAPAN News

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20201117_25/

誤訳はしていない

 

共同通信世界配信した同ニュース

Obama recalls Japan's revolving-door leadership era with frustration - The Mainichi

https://mainichi.jp/english/articles/20201118/p2g/00m/0na/042000c

"awkward"という言葉単独で取り上げ恣意的引用することで、オバマ鳩山批判したと書いている。誤訳ではなく印象操作によるフェイ報道

 

時事通信世界配信した同ニュース

Obama Recalls Ex-Japan PM Hatoyama as "Pleasant If Awkward" | Nippon.com

https://www.nippon.com/en/news/yjj2020111700728/

共同通信と違って"pleasant if awkward"と全体を引用しているので、オバマによる鳩山の人柄論評で誤解が生じることはない。しかし、その後の沖縄基地問題で信頼が崩れたといった付け足し部分は日本版と変わってないので、記事構成おかしくなっている。

2020-10-20

菅さんって官房長官時代鉄壁の答弁なんて言われてたけど、自分当事者じゃないから「ご指摘にはあたりません」ってやり過ごせてただけなのな

学術会議の件で何度も何度も突っ込まれて「俯瞰的観点から」だけでは乗り切れないと考えて「リスト見てません」なんて言い出したの見て笑った

こんなやわやわガードじゃ国会どうやっても乗り切れそうにない 意外と短命政権で終わるかもなあ

2020-10-02

anond:20201002090634

いきなり菅ちゃんがやってくれたおかげで、むしろ短命政権に終わる気がしてきたけど。

2020-09-01

ガースーが太蔵とか金子恵美に金握らせて援護射撃させてるのかな

官房機密費から内緒自由に使えるんだろうし

岸田に対して「今回出馬しなけりゃ求心力失うよ」なんて嘘情報流してるのも多分ガースー

出馬して負ける方が求心力失うっつーの

どうせ今回は短命政権なんだから焦る必要はない

まあやはり裸一貫でのし上がってきただけあって、こういう戦略は凄いよね

ボンボンの岸田じゃ太刀打ちできるわけがない

禅譲お願いしますよー」って何年も待つだけの奴が総裁になれるかっつーの

2020-08-31

長期政権の次は短命政権になりがちだし、次は石破さんでいいんじゃないの?

菅さんは中継ぎにはもったいない

2020-08-29

anond:20200829000308

言うて歴代最長やで。

安倍の前は短命政権が続いとったし、その前の長期政権である小泉は良くも悪くも郵政民営化平壌宣言みたいな分かりやすい成果を残しとる。

自民党派閥をぶっ壊すと言って実際にぶっ壊し、郵政民営化を問う選挙だと言ってそれに勝った。

安倍ちゃん目標は何と言っても改憲、その次に経済やろ。

どっちも中途半端やったらそら「成果がね…」ってなるで。

2019-07-20

上級国民優遇を止めさせたいのなら野党投票

飯塚上級みたいな案件、前の民主政権時代は皆無だったよな。自民政権が戻ってから急に出てきた。

アナウンサー駐車場で人をひき殺しても、夫が上級国民だったために事実上咎めなしで済んだのを皮切りに。

民主政権時代はこのような上級国民優遇は無かった。もしあったら、蓮舫やらかしマジコン民主政権の期間中合法化されていたはずだ。

民主政権はこの点に関しては良かったと思う。だからこそ上級国民側からの協力が得られず短命政権に終わってしまったが。

当時に戻してほしいとは思わないが上級国民への優遇を止めさせたいのなら今の与党投票してはダメだ。

ただしだからと言って維新ダメからな。維新はむしろ上級国民の優遇を促進したい連中の集まりから

2018-03-24

anond:20180324222847

無難な所だろうとは思うけれど、岸田さんって影薄いよね。

貴方とは違うんです」という迷言を残された総理と同じ臭いがしてるし、なんかまた短命政権で終わりそう(偏見

anond:20180324195242

無難な所だろうとは思うけれど、岸田さんって影薄いよね。

貴方とは違うんです」という迷言を残された総理と同じ臭いがしてるし、なんかまた短命政権で終わりそう(偏見

2011-08-29

ねじれこそ民意じゃね?

大連立ねじれ克服を目指す野田氏が次期総理ということで。

ガクシャとかヒョーロンカが左右無関係にねじれは悪だ、ねじれのせいで政治が停滞しているっていうけど、結局のところ最近選挙では(民主党政権をもたらした衆院選を除き)つねにねじれになるような選挙結果になってる。これを虚心坦懐に受け止めれば、民意総体としてねじれを欲している、と考えざるを得ない。

ガクシャやヒョーロンカの言説では、(震災復興をはじめ)日本リーダーシップを必要とする政治課題ばかりだ、なのにねじれでリーダーシップが発揮できない、ねじれを解消しろ、ということが当たり前に論じられているけど、選挙結果だけを見れば、ねじれによるリーダーシップの掣肘をこそ国民は望んでいるわけで、てんで的外れ

ガクシャやヒョーロンカは単なる馬鹿か、まあそういう一面もあるだろうけどw、間違ってもしゃーない面はある。統計的に妥当かどうかは知らんけど、記憶の限り、街頭インタビューやら世論調査やらでは、リーダーシップを求める声は少なくないみたいなので。素直に考えれば、ガクシャやヒョーロンカの方がまっとうで、民意の方が統合失調みたいなもの。ま、もちろん「民意」なるものを体現する統合された有機体はないので、統合失調という語は適当ではないけど。

まあしかし、多くの人は、リーダーシップそのものを求めているんじゃなくて、自分意見を実現する力を求めてるのだと思われる。リーダーシップそのもの重要だと思うなら、自分が反対する意見を協力に実現するリーダーシップも評価してしかるべきなんだけど、実際にそういうことになれば、リーダーシップマンセーじゃなくって、強権的だとか、素人だとか、あれこれ批判するわけだ。

ここに、本件の逆説が成立する基礎があるはず。自分意見の実現より、自分が反対する意見の阻止を重んじるなら、それぞれリーダーシップが必要といいながら、実際には相手のリーダーシップの足を引っ張る方が好ましい。ねじれにしておけば、自分意見は実現しづらいだろうけど、自分が反対する意見だって実現しづらいからね。

本来、こういう価値観の持ち主が多いなら、リーダーシップなんかいらないから、みんなの意見をよく聞いて調整をしっかりしてくれ、ということになってもいい。でも、そうはならないのは、調整こそが官僚と(かつての)自民党の特長だから。それらはダメからカイカクを、ということをこの20年ほどガクシャやヒョーロンカは担いてきた。この20年は間違ってました、実は調整型政治がいいんです、じゃあ認知的不協和だ。

野田氏は大連立を目指すらしいけど、大連立とはまず与野党の調整。たぶん、その調整がうまくいかなくって、大連立は成り立たないから、また短命政権だろうね。すんごい政治力があって何とかなる、と予想が外れてほしいけど、この手の政治力はカイカクすべきものとされているので、どんどん失われている。小泉元総理がすごかったのは、実はリーダーシップじゃなくてこの政治力の部分で、清和会という基礎をがっちり固めた上で、参院自民党公明党最後まで離反させなかったところなんだけど、なぜかリーダーシップばかりが評価されてるのが現状なんだし。

2011-06-13

短命政権が多いと言うけど・・・

その原因は間違いなくマスコミ特に民放)にあると思う。

ちょっとでもミスをすれば馬鹿みたいに叩き、叩くところが無ければ何とかして

叩くネタを作り出して叩く。権力監視とか、そんな大層なものでは決してない。

本当は有権者自身がもっと勉強して、マスコミに踊らされないようにしなければ

いけないけど、有権者の数は1億人も居る。残念ながら1億人の意識を変えるのは難しい。

それに比べて、投票行動に多大な影響を与える民放社員キー局合計で1万人以下。

1億人の意識を変えるよりも、数千人の意識を変える方が現実的。

しかも、その数千人は組織に属しているんだから組織の長が意識改革

決意すれば、1億人の群衆なんかよりよっぽど簡単に変えられるはず。

バラエティ化した方が視聴率が取れるのかもしれないけど、そんな事ばっかり

やってた結果が、この政治の大混乱を作り出している。

日本に漂う閉塞感を無くすには、今の民放を全て潰すか、民放意識改革をしない限り

無理だと思う。

でも、民放を潰す権力を持っている政治家官僚マスコミ馴れ合い状態。

もう、詰んでるでしょ。

財政破綻するか、原発が爆発して東京を死の街にでもしない限り、この国は

弱者の数を増やし続けて転落して行くんだろう。

日本人は勤勉と言うけれど、ただ単に誰かに従うのが好きなだけなんだと思う。

会社上司や国の言う事が間違っていると分かっていても、逆らわずに従うのが

好きなだけ。その結果、自分自身が被害を被ると分かっていても従い続ける。

日本は特殊、日本人は特殊、何か世界と違う国家民族である事を誇りに思う

本や文章を見かける事があるけど、実は異常な国なんじゃないかと思う。

まとまりのない文章だけど、最近感じてる事を書いてみた。

別に生活に困ってもいないし、サラリーマンとしてそれなりの収入と貯蓄もある。

恋人も居る。

だけど、何か閉塞感を感じていて、未来に対して明るい気持ちになれない。

なんなんだろうね・・・。

2010-12-08

朝日新聞社

2007/7/31(安倍政権

首相の続投― 国民はあぜんとしている。

政治結果責任だ。政治家は進退によって責任を明らかにする。今回、結果に対して潔く責任を負おうとしない指導者国民は失望するだろう。


政策を展開するために欠かせない国民の信任を、首相はまだ一度も得ていない。

続投するというなら、できるだけ早く衆院の解散・総選挙有権者の審判を受けるのが筋だ。

2010/7/12 (菅政権

日本では、「第二院」である参院選の敗北により首相が交代させられる事態がしばしば起こってきた。

よほどの惨敗ならやむを得ないとしても、短命政権が相次いだ大きな要因だ。


それは腰を据えた政策の遂行を妨げ、国際社会での存在感を著しく損なってきた。もう卒業すべきだろう。

そもそも参院選は「政権選択選挙」ではな

マスゴミの、マスゴミたる所以、てか。

2008-01-06

安倍首相の最大の弱点は“学歴”??教育改革は、学歴コンプレックスの現れ?

先ほど、すごいことを発見しました。それは、「政権長期政権かどうかは、首相学歴ズバリ、比例する傾向にある」ということです。この学歴問題を引き合いに出すのは「タブー」になっているのですが、歴代首相を論じる以上は首相出身大学について語らないわけには行かないのです。

歴代首相学歴をザッと調べてみました。

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吉田茂 東京帝国大学法科大学政治卒業

片山哲 東大法卒 弁護士

鳩山一郎 東大法卒

石橋湛山 早大文卒

岸信介 東大法卒 商工官僚

池田勇人 京大法卒 大蔵官僚

佐藤榮作 東大法卒 運輸官僚

田中角榮 中央工学校卒 会社社長(+一級建築士

三木武夫 明大法卒

福田赳夫 東大法卒 大蔵官僚

大平正芳 東京大卒 大蔵官僚

鈴木善幸 農林省水産講習所(現東京海洋大学)卒 漁協役員

中曾根康弘 東大法卒 内務官僚

竹下登 早大商卒 島根県議(+雄弁会早大高等学院出身)

宇野宗佑 神戸商大中退 滋賀県

海部俊樹 早大法卒 議員秘書

宮澤喜一 東大法卒 大蔵官僚

細川護熙 上智大法卒 熊本県知事

羽田孜 成城大経卒 会社員(+成城学園高等学校

村山富市 明大政経卒 大分県

橋本龍太郎 慶大法卒 会社

小渕恵三 早大院修 会社役員

森喜朗 早大商卒 新聞記者(+雄弁会

小泉純一郎 慶大経卒 議員秘書

安倍晋三 成蹊大法卒 会社員(+成蹊学園(小学校中学校高等学校))

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

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これを見て分かることは非常に多い。まず気が付くのは、宮澤喜一首相を最後に東大出身の首相がいない、ということです。ここ数代は、慶応早大のたすきがけ的な形で続いています。

そして、一般的な「偏差値」が高い大学を出た政治家首相になると「長期政権」になるということです。これは、上の履歴書をみると明らかです。

調べるまでは、まさかそんなことは、と思っていましたが、「政治家における学歴差別」は歴然として存在するのです。これで、なぜ安倍首相が不人気なのか、信望がないのかがよく分かりました。偏差値の高い大学出身の首相は、まわりに似たような学歴政治家がたくさんいるワケです。そうすると「同窓会ネットワーク」の層が厚い。

同じ大学の仲間意識で皆が支え合うという意識があるわけです。これは、アメリカにおいても同様で、ブッシュ大統領はあれだけバカだと言われていますが、しっかりエスタブリッシュメント大学のイエール卒業し、しかも、エリートクラブ出身です。それを考えると、安倍首相は哀れなくらいに学歴が低い。いや、学歴が低いといよりは、彼の場合には「受験を経験していない」のです。

受験を経験していないということは、「忍耐力がない」「修羅場の経験がない」という風に一般的に判断されます。しかも、安倍首相小学校からのエスカレーターです。普通受験して成蹊大学に入っているわけではない。これは非常にマイナス点です。

日本では、東大受験に成功することが最高のステータスシンボルであり、東大は一時期までは総理大臣を供給する大学でした。アメリカジャパン・ハンドラーズの研究には「東大」の研究書もいくつもあるんです。東大官僚制度と政治家ネットワークを持つ。これが日本の最大のパワーだったわけです。

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最も有名なのはチャルマーズ・ジョンソンが共著で加わっている以下の本。ハードカバー版しかない。表紙の「東大」という文字が笑えます。

An Empire of Schools: Japan's Universities and the Molding of a National Power Elite (Hardcover)

by Robert L. Cutts (Author), Chalmers Johnson (Introduction)

Table of Contents

Foreword

Preface

Ch. 1 If There Is a God, He Went to Todai

Ch. 2 First Principles: The Society

Ch. 3 First Principles: The Individual

Ch. 4 The Ivory Basement

Ch. 5 A Tale of Two Citizens

Ch. 6 The Leisure Class

Ch. 7 Who's on Top: The Women Elites

Ch. 8 Family: She's Got the Whole World in Her Hands

Ch. 9 Weapons

Ch. 10 Making It

Ch. 11 Fifty Ways to Lever the Governed

Ch. 12 Reform: No Exit

http://www.amazon.com/Empire-Schools-Universities-Molding-National/dp/1563248433/ref=sr_1_6/102-8054700-3864949?ie=UTF8&s=books&qid=1182385355&sr=8-6

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同様に、早稲田大学は在野の精神早大雄弁会を結成し、これも政治家供給源になってきました。慶応大学もどうように政財界に太いパイプがある。小泉前首相と綿貫国民新党党首の共通項はともに慶応出身というところです。意外なところで接点があって、それが情報交換のきっかけになったりする。

慶大出身の綿貫氏

そこに行くと、大変失礼なのですが、成蹊大学出身の有力政治家というのはほとんどいません。政治家の仲間がいないということは、つながるネットワークが少ない、ということ。安倍首相ネットワークは「安晋会」のようないかがわしい人たちの集まった後援会組織だったり、父親の晋太郎の時代からのサポートスタッフです。

安倍晋太郎は、病気で早くに亡くなっており、これを継ぐ形で晋三が政治家になっています。安倍家には、東大出身の寛信という三菱商事中国支社のエリートビジネスマンもいましたが、なぜか彼ではなく、晋三に白羽の矢が立っている。

そうなると、何にも自分だけの基盤がないエスカレーター学歴の彼には、父の周辺の後援会に頼るしかなかった。そうなれば、晋三はいいなりです。広域ナントカ団だったり、地元土建業者だったりがまとわりついてくる。それをさばくのは側近たる秘書なのでしょう。

こうなると、なぜ東大出身の寛信氏が後継者にならなかったのかが気になります。順当に東大出の晋太郎が総理大臣になっていれば、晋三が後継者になることはなかったのではないか、と強く思います。しかも、晋三氏には「南カリフォルニア大学」在学時の学歴詐称疑惑で騒がれたこともあります。結局、卒業はしていないということだったようです。民主党代議士学歴詐称を追及している段階で噴出した問題でした。

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安倍一族の“学歴”一覧

安倍寛(祖父)=東大

岸信介(祖父)=東大

佐藤市郎(大叔父)=海軍大学校主席

佐藤栄作東大

安倍晋太郎(父)=東大

安倍寛信(兄)=東大

岸信夫(弟)=慶応

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上のリストに戻りますが、小学校卒業田中角栄内閣は、やはり短命政権でした。しかし、彼は安倍首相と違い、たたき上げで、一級建築士資格も持っていた。だから、それなりにポイントは高かったのだろうと思います。鈴木善幸首相もやっぱり短命政権宇野宗佑首相も、羽田孜首相も・・・・。みんな“ポイント”が低かった。

これを法則化して理解した上で他の首相をみていくと、細川護煕首相上智大学出身。細川政権は約一年しか続いていません。早大出身の海部政権は約三年続いています。この事実から、キリスト教大学である上智大学は、首相になる場合の「持ち点」が少し低い、ということになるでしょう。ちなみに政治家では野田聖子さんが上智出身です。村山首相明治大というのも微妙なところなのでしょう。

そこに行くと、面白いのは、故・三塚博さんと小渕優子さんです。三塚さんは、派閥の領袖も務めた大政治家です。彼は、東京獣医畜産専門学校(現日本大学生物資源科学部)を経て早稲田大学第一法学部学士入学し、1951年卒業。在学中は雄弁会に所属しています。わざわざ早稲田学士入学しています。これは雄弁会に入るためでしょう。雄弁会というのは、今は威光もかげってきましたが、それでも現内閣では山本金融大臣を初め出身者が多い。森元首相竹下首相雄弁会ネットワークです。三塚さんは学士入学で早稲田に入って持ち点を上げようとしたわけです。残念ながら、その努力は報われませんでしたが、閣僚にはなっています。

早稲田大学大学院公共経営研究科修了:小渕優子

同様に、早稲田大学社会人になった後に入学したケースとしては、元首相の娘さんである小渕優子さんの例があります。彼女の場合は大学院です。小渕さんは、羽田首相と同じ、成城大学出身です。この大学は意外に政治家が多い。しかし首相になったのは羽田さんだけです。しかも短命政権でした。

そこで小渕さんは、女性なので雄弁会には入れないのですが、早稲田大学政治家をやりながら入学するという「奇策」に打って出ました。これは凄い。さすがは政治家の娘です。政治感覚が鋭いなあと思います。成城大学では幾ら政治家として頑張っても総理大臣はなれない、と冷酷に判断したのでしょう。早稲田に入学したということは、早稲田出身の政治家ネットワークの末席に置いてもらえる可能性がある、ということです。それでもなかなか首相への道は厳しいでしょうが・・・・。なんだか応援したくなりますね。

そう考えると、小学校からのエスカレーター安倍晋三という人が首相になっていることは、国際的な一大スキャンダルである可能性が高いのです。安倍首相が国際的に影が薄いのも早稲田慶応ネットワークに入っていないからかもしれない。そう考えると、一応、外国政治家の経歴を調査する情報機関の間では、東大早稲田慶応の当たりの大学は評価されている、という見方も出来そうです。これが安倍さん慶応幼稚舎出身だったらもう少し違ったのかもしれないですね。

そのようにしながら、日本の政治家を出身大学別に持ち点でプロファイリングしていくのも面白いと思います。同じ慶応早稲田でも、政経学部か文学部か(例:石橋湛山)、第一部(昼間)か第二部(夜間)かで大きく違うのでしょう。私の出身は早稲田の一.五部と言われた社学出身なので、政治家的には微妙ポジションでしょう。

こういう当たり前のことは差別になるといってタブー視されていますが、やはり安倍政権坊ちゃん政権だったのです。周りに大学ネットワークがないから、変なおかしい団体が支援者として食っ付いてくるわけです。そう考えると、やはり安倍政権、長くないでしょう。

ここでどう考えるべきか判断に苦しむのは、ポスト安倍麻生太郎外相の扱いです。学習院大学政経学部政治学卒業とあります。その他、スタンフォードロンドン大学留学しているようですが学位があるかどうかは分かりません。学習院というのはどういう扱いになるか。彼は皇族の血が入っていると同時に、カトリック教徒です。クリスチャン政治家では、大平首相がいますが、これは短命政権に終わりました。(病気だったからかもしれないですが)学習院出身の首相はいないので、これが持ち点が高いのか、低いのかは分からない。ただ成蹊大学出の安倍首相よりは間違いなく麻生外相の方が持ち点は高いはずです。

そこへいくと、同じように微妙なのが東大出身の谷垣禎一財務大臣です。彼が首相になれば久々の東大出身総理となります。しかし、彼は消費税を上げたりして、短命政権になるでしょう。その後に、つまり消費税上げをやった後に、民主党政権が出来るかもしれない。

つまり、大蔵官僚が、自民党責任をおっかぶせて自分たちは民主党政権コントロールするという考え方です。官僚を統制しているのは一部にはアメリカです。今の官僚制度をコントロールできる角栄のような政治家がいないので、官僚制度も政治家同様、アメリカに目を向けて指示を仰いでいるんでしょうね。

そう考えると、安倍首相がやたらと左翼思想を批判したり、「美しい国」というようないかがわしいタイプ保守思想を喧伝したがるのも、東大学歴に対するコンプレックスなのかもしれないですね。安倍家、佐藤家には東大出身が多いですからね。東大といえば、左翼思想丸山真男、というわけです。「家庭の事情」で教育改革をやられては非常に困るわけですが・・・・。

まあ、政治家価値学歴だけで決まるというわけではないでしょうが、実際に統計的に結果が出てしまっているのは隠せませんね。

代々木ゼミ偏差値表をみながら、地元政治家プロファイルしてみてはいかがでしょうか?

http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/nyushi.html#rank

 
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