はてなキーワード: 株式投資とは
株とか利殖目的の不動産とか、持ってるだけで金が増えてくものって、持ってる場合は素晴らしいと思う。これは間違いない。自分が寝ている間にすら金が増えるのだ。
一方で、持ってる持ってないに関わらず、やっぱりこういう投資行為はずるいなとも思ってしまう。ほとんど何もせずにチャリンチャリンお金が入ってくるのはやっぱりずるいよ。投資で成功するだけの努力をして、失敗する危険も冒したのだからずるくないよという見方もあるかもしれないが、それら賭けたものに対して得られるものが大きすぎる。1円払って高級ステーキを食って、1円払ってるから文句ないだろと言っているようなものだ。
でも今は少し株をやっている。ずるいと思うが、日本という国では、そしてかなりの数の国でも、株式投資はやっても良い事になっているからだ。
自分はずるい。
株を買ってるのは知ってたが、驚くと同時に何とも言えない気持ちになった。
株式投資を始めたのは10年くらい前というので、日経平均株価のグラフを見た。
最近3万円を超えたらしいが、2011年は1万円を切ってたんだね。
本人は500万円が5000万円になったと言うけど、1万円が3万円なら3倍のはず。
・・・いや、そんなことじゃない。
私も日経平均株価が3倍になるこの10年、同じ日本で暮らしていた。
500万円を捻出できたかどうか分からないが、100万なら今でもかき集めればあって、何もしなかった私のお金は、ほとんど増えずに銀行やタンスで眠っている。
もし、私も株を買っていたら1000万円になっていたのだろうか。
聞かなければよかった。
今からでも株を買えば、10年後に何倍かになっていると思うかと尋ねると、それを判断するのが投資だと言われた。
じゃあ、アフリカとかパプアニューギニアの腰ミノ付けて弓矢持った狩猟採集民族の部族民数十人くらいに1億円ずつばら撒いて(わずか10人くらいの経済圏に10億円投入したとして)
「これで何でもいいから商売始めて、1億+αで金稼げ、原資1円でも割ったり使わなかったら軍隊に連絡してお前ら民族浄化な(政府が株に金突っ込んでるのと同じ構図)」って脅しつけてやったとしよう
そいつらができる経済活動といえば、狩猟しかないわけなのだから、それまで自分たちで食べる分や、なんかほしい生活用品買いたいから肉や毛皮を市場に売りにいくかってくらいの「企業活動」しかしてない奴らが、何でもいいから余るほど投資したんだから利益あげろ、と言われて、いきなり狩猟民がいきなり起業したり、不動産投資したり株式投資したり金融活動始めるか?
死にたくないから捕まったり怒り狂った象やライオンに返り討ちにあうかもしれないリスク覚悟で、象やライオン密猟して象牙引っこ抜いたりはく製にしたりし始めて売り飛ばし始めるだろ
だって、利益を出せる経済業種が彼らには「狩猟」しかないのだから、年々ハードル上げられる税金+配当を払うには、そもそも法を守っての経済活動なんか間に合わなくなるわけで
それで、狩猟民が頑張って1億1万円の利益を何とか出せたら、「じゃあさらにインフレコントロールするために1億9990円税金で取って、今度は2億円やるから、2万以上の利益出せよ、出せなきゃ軍隊に連絡してお前ら民族浄化な」ってさらに毎年させられて、嬉しいとか以前に生活して結婚して子供育てようなんて奴出てくるか?
死ぬ覚悟でお前らの言うこと聞かねーよ!って、弓矢で襲い掛かってくるだけだろ
MMT理論をかいつまんで言えばこんな頭おかしい理屈なわけで、それを言ったら「法規制とイノベーションの間に相関関係はない」とか机上の空論喚く奴らが出てくる
じゃあその理屈でいけば、犯罪ということ以外を除けば最も最大の利益率を叩き出せえてイノベーション産業は原価恐らく数十円で利益は驚異の3万倍くらいの麻薬栽培だとか文字通り直接金を分捕ってきた分だけ売り上げになる銀行強盗だとかになるわけだが、そんなもん現実的に考えてやる頭のおかしい日本人なんていないわけで、しかもそれは極論だとか屁理屈だっていうだろ?
定義を変えるだけで比較ができないとかいう経済理論の時点で、それもう理論でもなでもねーだろ、定義を変えれば、日本人全員死んだって天皇家が一人でも残ってたら日本国は滅びてないから日本は滅亡しないっていう風になるのと同じで、そんなものそれこそ信用ができない
あれだけ労働環境の改善やボーナスアップを望んでいた私が逆の立場になったら、考えも逆になってしまっていた。
【従業員の給与が上がらなかったのは「株主への配当より大事ではなかった」だけ】という記事を読んだ。
https://www.financepensionrealestate.work/entry/2021/02/21/192319
株式投資をある程度している方であれば、知っている方も多い「投資家にとって優しい」企業である。
株主還元に前向きで、内部留保もしっかりしていて、自己資本比率もかなり高い。
今年のコロナ禍の影響もありボーナスは寸志程度の金額しか貰えなかった。
それにもかかわらず増配はしっかり行い、今後も株主還元をしっかり行います。という発表もしていた。
なぜ我々が貰えるはずだったボーナスは増配の枠に回ってしまったのだろうか。
株主還元も大事だが、従業員にも優しくして欲しいと切に思っていた。
それにも関わらず賞与や役員報酬は昨年比と比べてほとんど変わらないことに文句が出た。
他の方々も減配するなとさんざん文句を言っていた。
https://www.financepensionrealestate.work/entry/2021/02/21/192319
これ見てビックリした。
何がって、"従業員給与・賞与と配当金の長期推移" というグラフ。
これが本当ならめちゃくちゃヤバくない?コレ2軸じゃないのよね?
資本金10億円以上の企業に絞ってるとはいえ、給与賞与の合計が約45兆、配当金の合計が約20兆。配当金が給与賞与の4割超えてるってヤバい。しかもこの伸び率を見ているとそのうち5割までいくんじゃないか。
従業員の人数と株主の人数がそれぞれ何人ぐらいなのか知らないけど、株やってる人の方が圧倒的に少ないだろうし、株やってる人はだいたい複数銘柄持ってるだろうから、一人あたりが得ている金額に直すと差がヤバそう。富の再分配が富める者に集中している構造がここまでとは。
しかも所得税って給与は累進課税で所得税max45%だけど、配当利益は約20%。株式投資をできる種銭がある富める者が配当金でさらに富み、税金は少ないって、おかしくない?
自分はそこそこ高収入で貯金もそこそこあって資産運用も少しやってる。普通預金口座に寝かせているだけのお金がもったいなくて株と仮想通貨の投資額を増やしたら、みるみる増えていって、お金ってこんなに簡単に増えるんだ、しかも種銭が多ければ多いほど増え方がエグいな、と実感している。まだ利益確定してないからこのあと下がる可能性ももちろんある、でも下がったところで元々余剰資金でやってるから生活には困らない。自分のレベルでこれだから、自分より早く投資をしてたり種銭が大きい資産家はもっとすごい利益を得てると思う。
税金増やすならこういう層からとるべきだろ、と、常々思ってるけど、上のグラフを見てますますその思いは強くなった。配当金増えすぎだろ。
自分に関してはもちろん確定申告は毎年きっちりしてるし、脱税はしてない。ただ、決められた額以上の税金は納めない。税率が上がったらブーブー言うだろうが支払う余裕はあるし、税率が上がっても可処分所得も高いから生活には困らない。消費税を上げたり子ども手当を削ったりするくらいなら、配当や雑所得の税率を上げるべきだと思う。税金に何百万円も払うのは嫌だけど。