はてなキーワード: テンキーとは
古いシミュレーション系には全英数キーとテンキーとファンクションキーと左Ctrl/Alt/Shiftと右Ctrl/Alt/Shiftの全ての組み合わせに何らかの機能が当たってるような奴はあったよ
ふっっっっっるいやつな Windows Me以降は非対応とかの
じゃあ一つ例をあげると、ゲームの初期設定でテンキーに機能が割り当てられていて変更不可能な場合がある。
また、テンキーでの数字入力はGoogleIMEなどなら直接入力にできるので、
表計算ソフトで使うときにも一々日本語をオンオフしたり、数字部分をEnterで確定したりする手間が省けるし、
ゲームの露店や委託販売所で価格設定する時などもテンキー入力の方が圧倒的にスムーズ。これは頻繁にやる作業なので大きい。
なにより、テンキーがついている事のデメリットは無いのだから(机が狭い人とかは知らん)、あった方が無いよりはいいだろう。
マクロキーの代わりとして使うにも、独自実装のマクロキーよりはOSやソフト側が標準的に認識できるテンキーの方が応用がきく。
絵描きソフトや動画編集ソフトでもテンキーを有効に使っている例は多いだろう。
逆にテンキーなしの省スペース志向のものはノートPCのように矢印キーなどもEnter下方などに隙間なく詰まっている設計が多く、どうしてもミスタッチをしやすい。
独立した空間に矢印キーやテンキーが配置されていれば、手探りの感触で正確にキーを把握できるので、結局フルキーボードが一番使いやすい。
ゲーミングキーボードって、左側にマクロキーがあるヤツも結構あるから本気で右端のテンキーの存在価値が分からんのよね。
表計算で数字を打つにしても、テンキーよりタッチタイプで最上段の数字キー打った方が自分としては打ち間違いも少なくて早いからなぁ。
数字だけ連続して打つならテンキーに慣れるのも悪くないかもしれんが、だいたい普通の文字入力とセットだから
常に動きながら戦闘するような場面ではもちろん遠すぎて使わないがね
(テンキーに割り当てたスキルをゲーミングマウスから使うなどはありえるが、それは別に物理キーがなくとも可能なので例外とする)。
立ち止まってる時に、UI操作や特定機能をワンボタンで実行するためにあると良い。
ネトゲはWASD(通だとESDFとか右にずれてく)とその周囲のキーだけじゃ全然足りないから、テンキーでもゲーミング独自のマクロキーでも沢山あればあるだけ良い。
それらにShiftやAltやCtrlを組み合わせて3倍以上のキーでも余裕で足りないからね。
あと、さらに付け加えるなら、ゲーム攻略をするときにGoogleスプレッドシートなどで期待値や効率を計算しながら遊ぶのはコアゲーマーあるあるだから、
いくらタッチタイピングがそこそこ出来ても、テンキーではない方の1~0キーをブラインドでミスなく打つのはかなり難しいからね。
例えば日付で「3月15日」とか書かれてるとちょっとばかりイラっと来るんだけど、これを打った奴ってなんで気にならないんだろう?
これが1行だったらちょっと雑な奴なんだと思うぐらいなんだけど、複数行だと
3月15日
3月17日
3月18日
3月19日
という具合になってるわけでテキストでもExcelでもWordでも気になると思うんだけどな(というかWordは赤線で教えてくれる気がする)。
ファイル名についてるとエクスプローラとかで見た時にガタガタになってるのに気にならないんだろうか。
そもそも「18日」とかなるのはなんでなんだ?
8だけテンキーで打ったりしたんだろうか?
俺「俺もほしいキーボードあるんだよね、お前が買うの見ててホントに買いたくなっちゃった」
彼「買おう、たしかに高いけどな、コスパで言ったら悪くない。だって毎日触るもんやから」
彼「でも一番テンション上がるのは、良いキーボード買ったぜ!て話ができること」
俺「いやいや、こっちがテンション上げても、キーボードの話でテンション上げくれる人いないもん」
彼「俺がおるやん」
俺「なるほど」
こうしてRealforceを買ったのだった。
そして先程Realforceが届いた。
俺は開封後彼にLINEをした。
「この文章はRealforceを用いて書いた初めての文章です」
返信はこうだった。
頂きました。
キーアサインを変更して使うので、変換キーと無変換キーが近くて親指で押しやすい位置にあるキーボードが好き。
会社では仕事でずっとガリガリとコーディングしてるし、家に帰ったらFPSやるから、一日中キーボードに触っている。だからなるべく品質が良くて作業が捗るものを使いたいし、キーボード選びとカスタマイズは俺なりにこだわっているつもり。キーアサインカスタマイズでよく聞くものは、CapsLockキーにCtrlを割り当てるというもの。Ctrlの元の位置、キーボードの下の端の方だと押すときにホームポジションから手を離すか、小指を無理に曲げなければいけないのが、Aキーの隣のCapsLockの位置だと自然に押すことができてショートカットキーを使う時とかに便利で、多くの人がこのカスタマイズをやっている。変換キーと無変換キーは英語キーボードにはないこともあって、CapsLockに比べたらカスタマイズ人口は少ないけれども、変換無変換もカスタマイズしているという人もちらほら見かける。やったことのない人もいるだろうけど、これがすごい便利。
小指が押すキーは8~16個。
だいたいみんなその程度だろう。それぞれの指でキーを押し分けて文章入力しているはず。
でも、親指が押すキーは0~1個。
こういう人は結構いるんじゃないかと思う。キーボードの手前にスペースキーがどでんと置かれていて、変換と無変換とか何に使うのか知らないし、親指で押すのはスペースだけといった感じ。だから片方の親指でスペースキーを押して、もう一方の親指は余っている。その状況はもったいなさすぎる。もし日本語配列を使っていて、変換無変換キーが余っているなら、カスタマイズして活用しない手はない。途端に親指の稼働率が上がって、作業効率も大幅にアップする。
変更のやり方は、CapsLockをCtrlに変更する分にはキーボード単体でできるものも売られているけど、それだと製品の種類も限られてしまうし他の変更もできないのでソフト的に変更している人が多い。キー配列を変更するフリーソフトだと、例えばAutoHotkeyとかChangeKeyとかがある。AutoHotkeyは多機能、ChangeKeyは超簡単。Macは詳しくないがKarabinerというやつがいいようだ。フリーソフトが禁止の環境の場合なんかは、レジストリをいじる方法もある。
幸運なことに俺がこれまで勤めた職場ではキーアサインの変更はできたけど、もしこれができないとなったら即転職だろうというくらいに体に染みついて必需となっている。前に人から聞いた話で、仕事で使うパソコンがネカフェのように毎日起動のたびにリセットされる仕様で、個人的な設定は一切できない職場があると聞いて恐れおののいたことがある。それ以降、と言っても何度もないが、面接のときにはパソコン環境を必ず聞くようにしようと決めている。開発環境に制限がかかるような職場では仕事が捗らない。
何にアサインを変更するかについては、これは人によって千差万別。基本的にはよく使うキーとか元の位置では押しにくいキーをアサインするのがいい。
EnterとBackspaceをアサインするのがいちばん汎用性が高いだろうか。日本語配列のキーボードだとEnterもBackspaceもホームポジションから遠くて押すのにいちいち手を動かさなければいけない。とくにBackspaceなんか小さいから押しにくくてしょうがない。これが変換無変換にアサインされると、ホームポジションから手を動かすことなく押せて、改行や訂正などがタイピングの流れにのって素早くなる。
EnterとBackspaceの押しやすさに関しては、英語配列もそこそこ押しやすくはある。英語配列キーボードの利点は、記号の並びと長いEnter、Backspace。記号は'と"とか、;と:とか、似てる記号が一つのキーにまとまっていて直感的。あと=がShiftとの組み合わせじゃなくてキー単押しで出るのが、コーディングで=を多用する場合にかなり便利。EnterとBackspaceは、単純に長いのでホームポジションから指が届きやすい。ただ変換無変換のアサインを変えて使うのにはかなわない。ホームポジションですでに変換無変換キーに親指が乗るキーボードを選んで使えば、届きやすさが英語配列の比じゃない。EnterBackspaceの理由で英語配列が好きっていう人は一度試してもいいんじゃないかと思う。
他のキー、例えばShiftとCtrlを変換無変換にアサインするというのもありだろう。無変換にShiftを割り当てておけば、たとえばカッコ記号が打ちやすくなったり、変換にCtrlを割り当てておけば、Ctrl+Zやコピペなんかがやりやすくなる。あとFPSで走る時にも小指がつりそうにならずに済む。
やらない人にはわからないと思うけど、FPSとかのPCゲームだと右手にマウスを持ってカメラ操作、左手でWASDキーを押して移動する。そしてShiftを押すとダッシュで、スペースを押すとジャンプできることが多い。マリオだとコントローラーを両手で持って十字キーとBボタンYボタンなんかを操作するけど、それを左手一本でやるのと同じなのでキーの押しやすさが重要だ。試してみてほしいが小指でShiftキーを押しながらWASDキー操作はできなくもないがちょっときつい。そこで無変換キーなどをShiftに変えておけば、無理なくダッシュ移動できる。
ちなみにFPSに関してはこのページのキーボードのコマンド図を見ると、キーアサインを変えていないデフォルトの日本語キーボードがゲームに向いていないというのがよくわかる。
WASDポジションから一瞬で指が届く無変換とあとCapsLockも何の役目も持っていない。だからカスタマイズをしない限り、無駄なキーがあるゴミ。ただ、キーアサインを変えれば余っているキーがとたんに強みに代わる。一瞬のリロードの差が命取りだったりするから、すぐ押せるキーは多い方がいい。
あとは仕事で多用するキーをアサインするのも王道で、イコール記号を多用する人なんかは、無変換をShiftにして変換を=にしておくと元の配列と比べて非常に打ちやすい。他にも文字起こしをするなら巻き戻しや再生のショートカットにアサインするのもありそうだ。
それとどうでもいいけど親指シフトで入力するのにも変換キーと無変換キーが使われる。本当は専用キーボードを使うのがベストだけど、ほぼ廃れて入手できないので、生き残っている少数の親指シフト民は日本語キーボードの配列をソフトで変更して使っている。親指シフトでは左右の親指で別のキーを打ち分ける必要があるから、なるべく変換と無変換が近いキーボードを選んで専用キーを割り当てて使う。
で、そういったカスタマイズをして使うのにキーボードの選択は間違えないようにしなくてはいけない。ものによってはスペースキーの幅が広くて、変換無変換が押しにくいものがある。使いやすいキーボードは、ホームポジションに指を置いて、無理なく親指が届く位置に変換無変換があるもの。あわよくばそのもう一つ外側のキーも親指で押せるようにスペースが短めで、変換キーと無変換キーが近いキーボードがいい。ホームポジションに指を置くと、親指がだいたいVとNキーの手前に来るから、この幅とスペースキーの幅を比べてみるのがわかりやすい。一番いいのはOADGという団体が規定した標準日本語キーボード配列で、ホームポジションで親指がほぼ無変換スペース変換のそれぞれのキーの間の谷に来る。これだと手元を見なくても触っている感触でキーの区別をつけることができて、かついずれのキーも押しやすい設計。さらに欲張るとスペースだけでなく変換無変換のキーも山なりの形だと、親指でも押しやすい。
そういった条件を兼ね備えたキーボードが、東プレが出しているRealforceだった。家電量販店でもずらっと並んでいたりするから一回くらい見たことがあるんじゃないだろうか。検索すると、日本製プレミアムキーボードの最高峰と書いてある。静電容量無接点方式を採用することで耐久性に優れた、長時間使用でも疲れにくい高級キーボードの代名詞。メカニカルキーボードの茶軸とか青軸赤軸黒軸と双璧をなす存在だ。Realforceは変換無変換は押しやすいわキータッチも選べるわ耐久性が高いわで、かなり理想的だった。
だった、と書いたのは、このあいだ新製品が発表されて、そこではキーの配列が変わってしまっていたからだ。スペースが大きくなって、変換無変換が使い物にならない。以前は無理なく押せたキーが、押しにくくなってしまった。Realforceはキー刻印にもこだわっていて、キーの文字には消えにくい昇華印刷というものを採用しているんだけど、キートップの印刷なんてキーボードの機能自体を左右するものでもないのにそこのこだわりは残して、キーボード機能自体と言ってもいいキー配列は変えてしまった。
なぜこのような配列に変えたのかはわからない。もしかしたら、大口の納品先の意見を参考にしたけど、そこはキーアサイン変更ができない職場でカスタマイズ人口がゼロだったから、変換無変換の有用性が見落とされたのかもしれない。もしかしたら、キーカスタマイズなしのゲーミング用途に寄せたのかもしれない。WASDポジションはホームポジションよりも1キー分外側に指を置くから、スペースキーが長い方がジャンプボタンが押しやすい。もともとRealforceの中にはスペースキーの長いゲーミングモデルもあったんだが、そのキー配列に近くなってしまった。もしかしたら、単に他社のキーボード配列を真似したのかもしれない。どんな理由で変えたにしても、カスタマイズ前提のキーボード選びの候補には上がらなくなってしまった。新モデルは変換無変換の押しやすさは軽視されていて、キーカスタマイズの視点は入っていない。
これまでずっとRealforceを使っていたが、こうなってしまっては俺の中ではもうRealforceをプレミアムキーボードの最高峰とは呼べなくなってしまった。
カスタマイズなんかしないで使う人が大半だとは思う。ただ、Realforceは高級キーボードであるからには、大半とか平均を狙っているのではないと思っていた。多数派に迎合することなく、より使いやすいキーボードを作り続けているのかと思っていた。キー荷重やキー刻印にこだわっているように、配列にもこだわりがあるのかと思っていた。
変換無変換が押しやすい位置にあってカスタマイズしさえすれば、一段階もっと使いやすくなる。それを知っていてなお、スペースキーの大きな新配列を使うというのは到底自分を誤魔化せない。それでは最高峰ではなく凡百の並のキーボードと変わらない。いまのところ新製品はテンキー付きモデルだけで、テンキーレスは旧製品がまだ販売されている。マウスを使うのにテンキーが邪魔でずっとテンキーレスモデルを使ってきたが、おそらくテンキーレスも新配列に置き換わるのは時間の問題だ。今使っているものがすぐに壊れるわけでもないし在庫を確保しておけば当分は大丈夫としても、新しい製品で採用されているAPCなどの新機能をもう試せないというのはさみしい。