はてなキーワード: テンキーとは
テレワークで在宅勤務が多くなった。環境を整えていて、そういえばHHKBが昨年末に新しいの出たんだなと購入者のブログ記事やYoutube動画を漁っているのだが、昔とずいぶん変わったなと思うのだ。
本業プログラマでもなさそうな、それなりにフォロワーがいる中堅Youtuberやアフィリエイト記事を書いているブロガーが買ってレビューして絶賛している。自分の金で誰が何を買おうとどう思おうと自由だけど、動画編集やブログ記事執筆でUS配列やキー省略の利点なんてあるんだろか。「カーソルはFnを押しながらで不便なのですがなんとか慣れます」とか「USキー配列はすっきりしていてかっこいいからです」とか言っているのだ。
EXCELを多用するようなときは、修飾キー+カーソル/HOME/END/PAGEUP/PAGEDOWNを駆使するので60%キーは効率が落ちるし、周りのWindowsサーバやらPCがJIS配列だらけでRDPなりVNCなりで繋いでトラブルシュートや設定作業するような現場なら自分だけUS配列だとパニックになるだろう。SnippingTool/スケッチ登場以前のWindowsでPrintScreenなしとか考えたくもない。
自分は仕事がプログラミングメインになってはじめてHHKBいいなあと思ったので、猫も杓子もHHKBみたいな風潮に違和感を覚えてしまう。異動や転職でエンドユーザーサポートなんかが多くなったらすぐに普通のJISテンキーレスか、フルキーボードに戻すと思うし。
・記号を多用するから()[]{}が隣り合っていて、;と: , 'と" がSHIFTで切り替わるUS配列が便利だ、とか、
・viやemacsキーバインドのエディタ使うからカーソル移動はhjkl / pnfb 他のショートカットで自由自在なのでカーソルキー要らない、とか
10年くらい前は記事をたどってもガチで使ってる人の記事ばかりで参考になったけど、最近は評判がいい→アクセス数が稼げる→使ってコンテンツにしよう、という思考の順序がおかしい手合が多くてげんなりする。こういう連中にのせられた人が買ってメーカーを支えることになるから、これもまあアリなのかな。それともこういう記事や動画見て買ってつかえねーってアンチになる人が増えたりするのかな。
携帯電話のテンキーを用いた文字入力方式の一種。少ないストローク数で文字入力が可能。テジック・コミュニケーションズ社によって開発された。日本ではデンソーJ-DN31が初採用。NECが積極的に搭載機種を開発した。スマホではクラゲ日本語入力を利用することで実現可能らしい。
日本語を入力する場合は子音のみを指定する。そうするとソフトウェアが母音を推測して変換候補を提示してくるのでその中から選択する。
「にほんごにゅうりょく」と入力したい場合は「なはんかなやあらやか」つまりは「5602581982」と打てば候補として「にほんごにゅうりょく」が出てくるらしい。改良版のT9ダイレクトでは直接漢字が変換候補として挙げられる。
ローマ字アルファベットの場合、abcなら2をdefなら3をghiなら4を1回押すことで可能性のある3文字から最も単語として成立しそうな文字が選ばれて単語が出てくる。
配列は 101 とか 109 とかで、配置は「(装置内の)キー配置(のアレンジ)」のことね。
以下、前提。
仕事・プライベートとも Windows を使っていて、手元は見ずにタイピングしてる。
Alt+1文字のアクセラレータや、Ctrl+1文字のショートカットキーも多用する。
Alt は次の文字と同時押しの必要がないし、親指で押せるから左しか使わないけど、Ctrl は同時押しする1文字を右手・左手のどちらがカバーするかによって、左右使い分けてる。
スクリーンショットの採取から Excel 文書への貼り付けみたいなことを年中やってるし、たまに VBA のプログラミングなんかもするので、カーソルキーとその上に並ぶ 9個のキーも、ほぼすべて見ないで押してる。(例外は Excl で使う Scrll Lock くらいか)
あと、肝心のタイピング速度は測ってないけど、体感的に全然早くない。もっとも、それで差し障るような事情もないので、そこは気にしたことはない。
前提、ここまで。
で、こだわりというのはタッチタイプを身に付けときに使ってたのが 106 キーボードだったので、この配列・配置でないといけない(打ち間違う)ってこと。
Ctrl は左右下端にないとダメだし、Shift もそのすぐ上の両端に配置されてないと困る。カーソルキーとその上のキー群の話は前述のとおり。
よって、これらが変な位置にあるノートパソコンのキーボードや同類の省スペースキーボードなどは、実用してるとストレスで気が変になりかける。
(右の Shift や Ctrl を押したつもりがカーソルキーや Home, End なんかに触れてた日にゃ、一瞬何が起こったかわからずパニックに陥りますぜ、旦那)
加えて、ポインティングデバイスもキーボードに近くないと、マウス操作とキーボードの行き来がスムーズでなく、これまたストレスフル。
よって、106キーボードのテンキー部分だけをスパッと切り落とした省スペースキーボードが自分にとってのベスト、という結論に至り、可能な範囲を探し回ったけど、当時唯一これに該当した東プレの Realforce 89 ND0100 は、お値段が立派過ぎて手が出なかった。
数年かけて、ネットオークションで比較的手ごろな中古品を入手するまでの間は、やむを得ず、109 キーボードから 10キーをカットしたデザインの、FUJITSU FKB8744-607 を 2本調達して、仕事と自宅で使ってたけど、打鍵感には全然こだわりがないので、Realforce に変えてみた後は、価格差ほどの感動がないことに拍子抜けしたもんだ。
ちなみに、109 配列も修練の結果、間違って Windowsキーを誤操作しない程度には使えるようにはなったけど、一番好ましいのは左右 Ctrl の内側に余計なキーのない 106 の方。
(Windowsキー+1文字のショートカットは Vista の出始めのとき、面白がってフリップ 3D をちょっとやったくらいで、あとは使ってないな)
ネットで目にしたキーボード配列・配置にこだわりのある人ってのは大概、PC-98 配列か 101 英語配列押し(後者かつ Ctrl は A の横に変更って主張が大半)で、自分のように「106 のテンキーレス(カーソルキーとその上部の配置はいじらない)で Ctrl は左右下端」派は見たことないんだよな。
同じ嗜好の人、いない?
まあ冷静に読むと、テンキーがついてない事と誤字放置を結びつけているというより
エンジニアがよく使っている多分HHKBあたりのゴツいキーボードが誤字の元なのかというゆるいこじつけ的発想にすぎないのだとは思うけど…