はてなキーワード: ポークとは
まだヤフーショッピングが期間限定Tポイントでポイント還元していた頃、ポイント消化のためにハウスのスパイスクッキングやエスビーのシーズニングのシリーズを買いだめしてた時期があったのだがあまり使うことなく大量に余らせてしまった。賞味期限は切れてしまっているが腐るようなものでもないし、そこそこの値段がするので捨てるのも勿体なく戸棚の引き出しの肥やしにしていた。
そんなある日、北海道のじゃがいもが7年ぶりの豊作というニュースが飛び込んできた。2キロで300円しない価格でスーパーも八百屋もみんなお勧めしている。目(芽が出るくぼみのこと)が少なく大きさも小さめの男爵いもで品質が良い。早速ポテトサラダにしたのだがホクホクしてすごく美味しい。じゃがいも3個で作っても2日で食べてしまう。ただマヨネーズ以外の味のポテトサラダを食べたくなってしまった。そこでふと思った。食器棚の中のスパイスたち、ポテトサラダに入れたら合うのではないかと。
実際にやってみたがハズレがない。全て美味しかった。不味いことが珍しい食べ物と言えばまさにこれではないか。
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第一号は「ツナのリエット(ハウス)」。これはマヨネーズでツナを和えたものに加えるタイプなのでポテトサラダには合わない理由がないと予想して先鋒にした。ちなみにもう売ってない模様。マヨネーズとは違うタラゴンの味がポテトサラダに合いまくって普段食べないポテトサラダが出来上がった。酢とは異なる酸味。ゆかりふりかけっぽい酸味なのでゆかりふりかけでも面白いかも知れない。
https://housefoods.jp/products/catalog/cd_1,087210.html
調子に乗って、今度はマヨネーズとは無縁の「パエリア」でやってみた。ターメリックとサフランで色が黄色くなるのだが、あさりエキス、チキンエキスに加えてエビパウダーが入っている。最初魚介くさい臭いに違和感を感じたのだが食べ進むにつれて海老の風味がポテトにすごく合うことに気づいた。2袋使い切ったら干し海老を挽いて粉にしてやってみようと思うくらいには海老の存在感が良かった。
https://store.ponparemall.com/rcmd/goods/kk-e395925h/
二打数二安打。こうなったら他も試すしかない。次に「さばのかば焼き甘辛ごま仕立て(ハウス)」でやってみた。かば焼きという名前だが醤油とみりんは別途必要で、このスパイスに入っているのは生姜とごまがメインである。なので単体ではかば焼きの味にはならない。ポテトサラダに生姜がこんなに合うのかと感動を覚えた。マックのてりやきバーガーはかなり生姜の味が強いがそんな感じのかば焼きを目指しているのかも知れない。売れなかったのか現在公式サイトから消えている。
https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/14877.html
今まではハウス食品だったが、ここでエスビー食品のシーズニングミックスシリーズの「ガーリックシュリンプ」を試した。名前とは裏腹に原材料にエビが全く入っておらず主材はガーリックパウダーである。マヨネーズを入れる前にこれだけ入れて味見をしたのだが正直言ってマヨネーズなしでも十分に美味しい。ポテトにガーリックパウダーが合わないわけがないのだ。マヨネーズを入れるとさらに美味しくなる。にんにくの香りが食欲をそそる。
https://housefoods.jp/products/catalog/cd_1,089489,spice,seasoning,spicc.html
鶏肉にまぶして焼くタイプの商品。レモンの酸味に塩気が非常によく合うのだがポテトサラダにも合う。粉末レモン果汁の風味がよく、これもマヨネーズを入れる前に味見をした段階でマヨネーズなしでも美味しいという感想を持った。オーソドックスなポテトサラダでも香りを加えるだけでだいぶ印象が変わる。エビ、生姜、にんにく、レモンと香り系は全くハズレがない。
https://housefoods.jp/products/catalog/cd_1,088065.html
これも鶏肉にまぶして焼くタイプの商品。シナモンの香りが強い。正直鶏肉にまぶすよりもポテトサラダに使った方がいいと思った。香ばしさが強くでるのでパンチのあるポテトサラダに仕上がる。濃い味系のポテトチップスっぽい感じになり、箸休めの副菜よりはお酒のつまみ向きな感じになる。焼きそばの粉末ソースっぽさがあるので、焼きそばの粉末ソースをほんの少し使ってみても美味しいかもしれない。
販売終了品。魚醤の香りが苦手なので最初の香りでたじろいだのが、じゃがいもに混ぜた途端気にならないレベルまで落ち着いた。マヨネーズとあえると全く気にならないどころかいい感じになる。辛さがかなりあるので子供には向かないなと思った。ピリ辛になるのはいままでなく美味しかった。お酒のつまみ向きかも知れない。
https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/14843.html
ハウスの塩レモンチキンのヱスビー版と言えばよいだろうか。レモンパウダーの香りと酸味がポテトサラダに非常に合う。美味しい。
https://www.yodobashi.com/product/100000001005876717/
生産終了品。生姜とにんにくの香りと醤油の味がポテトサラダにあう。生産終了してる。生姜系は冷蔵庫で一日置くと風味が落ちる感じがする。
私は肉を食べない。ヴィーガンではない。
大昔に家族が食肉加工場だかなんだかを見てトラウマになったらしく、それ以来食卓に肉があがらなくなった。(魚はたまに出る)
元々食が細くそもそも肉が好きではなかったので、食卓に肉類がないことに特に疑問を持たずに過ごしてきた。
私個人には家族のようなトラウマやヴィーガンのような強い信念があるわけではないので、外で出されるご飯(給食など)は特に気にせず食べてきたが、そもそも食が細いので好物の米や野菜を先に食べるとお腹がいっぱいになってしまい肉は残すことのほうが多かった。
大人になり一人暮らしをしてからもその習慣は続いていて、スーパーの精肉コーナーはいつも素通りしているし、魚は食べたいと思うこともあるが高いのであまり買えないし、牛乳や卵は消費期限内に食べ切れる自信がないので滅多に買わない。
結果的にヴィーガンに近い生活をしている。(尚、加工食品に含まれる「ポークエキス」のようなものは一切気にしていない。ヴィーガンではないので)
すこし前、食事の席にいた人にヴィーガンなのかと聞かれ、当時はあしらい方がよく分かっていなかったのでまあそんなもんだと答えたところ、何か迷惑をかけたわけでもないのにクソ長い説教を受けた。
「不健康」「自己満足」「精神が未熟」「だから色気がない」など、セクハラだろと思うような発言もあった。
腹が立ったが一応「家族の影響で…」と言ってみると、家族のことも無茶苦茶言われた。「虐待」とか「洗脳」とか。
その場にいた他の人たちが諫めてはくれたものの、散々に言われた事実は消えないので嫌な気分はずっと残っている。
世の中に攻撃的なヴィーガンがいるのは知っているが、それをよく思わないからと言って何もしていない似た属性の人間を叩くのはお門違いじゃないか。
仲の良い人たちは私の偏食を知ってくれているので何もなく生活できるが、たまにどこからか聞きつけてアレコレ言ってくる奴が湧いてくる。全員男。女に知識マウントとりたいだけだろとも思う。
今となってはあしらい方も学んだので、初めて食事を共にする人には「アレルギーでほとんどのものが食べれない」と適当こくようにしている。最初からそう言っとけばよかった。
うちの社員はほぼ現場職で、ランチ時間になると、お昼ご飯はたたみの部屋で、作業着のおっさんたちと食べる。
このおばちゃんがものすごい料理上手で、コロッケなんかもじゃがいもふかすとこから始めるし、にくじゃが味とカレー味の2つ作ってくれたりして、めちゃくちゃ美味しい。
時間がある時は、残業の夜食用にポークたまごおにぎりを作っておいてくれたりして、とにかく愛があふれている。
毎日、美味しいお昼をだしてくれるのだが、とにかく量がむちゃくちゃ多い。大盛り超えてる量がどんと出てくる。
現場のおっさんたちはともかく、唯一の事務職(女)の増田には荷が重い。私もどちらかと言えばよく食べる方だ。なんなら彼氏に「俺のスピードについてこれる奴がいるなんて」とジャンプのライバルみたいなセリフも言われたことある。だが、毎日の超大盛りでは、おばちゃんの愛が胃袋に重すぎるのだ。
とうとう、おばちゃんに頼みこんで、レディース盛りのランチを1つ作ってもらうことにした。(といっても普通の店の普通盛り以上ある)
ところがこのレディース盛り、現場のおっさんたちがこぞって奪っていくのである。愛があふれているおばちゃんに「多い」言い出せずに、毎回大盛りに苦しんでるおっさんもいたらしい。