うちの社員はほぼ現場職で、ランチ時間になると、お昼ご飯はたたみの部屋で、作業着のおっさんたちと食べる。
このおばちゃんがものすごい料理上手で、コロッケなんかもじゃがいもふかすとこから始めるし、にくじゃが味とカレー味の2つ作ってくれたりして、めちゃくちゃ美味しい。
時間がある時は、残業の夜食用にポークたまごおにぎりを作っておいてくれたりして、とにかく愛があふれている。
毎日、美味しいお昼をだしてくれるのだが、とにかく量がむちゃくちゃ多い。大盛り超えてる量がどんと出てくる。
現場のおっさんたちはともかく、唯一の事務職(女)の増田には荷が重い。私もどちらかと言えばよく食べる方だ。なんなら彼氏に「俺のスピードについてこれる奴がいるなんて」とジャンプのライバルみたいなセリフも言われたことある。だが、毎日の超大盛りでは、おばちゃんの愛が胃袋に重すぎるのだ。
とうとう、おばちゃんに頼みこんで、レディース盛りのランチを1つ作ってもらうことにした。(といっても普通の店の普通盛り以上ある)
ところがこのレディース盛り、現場のおっさんたちがこぞって奪っていくのである。愛があふれているおばちゃんに「多い」言い出せずに、毎回大盛りに苦しんでるおっさんもいたらしい。