2023-08-29

レディース盛りをめぐる攻防のこと

うちの社員はほぼ現場職で、ランチ時間になると、お昼ご飯はたたみの部屋で、作業着おっさんたちと食べる。

料理はまかないのおばちゃんが作ってくれる。

このおばちゃんものすごい料理上手で、コロッケなんかもじゃがいもふかすとこから始めるし、にくじゃが味とカレー味の2つ作ってくれたりして、めちゃくちゃ美味しい。

時間がある時は、残業夜食用にポークたまごおにぎりを作っておいてくれたりして、とにかく愛があふれている。

毎日、美味しいお昼をだしてくれるのだが、とにかく量がむちゃくちゃ多い。大盛り超えてる量がどんと出てくる。

現場おっさんたちはともかく、唯一の事務職(女)の増田には荷が重い。私もどちらかと言えばよく食べる方だ。なんなら彼氏に「俺のスピードについてこれる奴がいるなんて」とジャンプライバルみたいなセリフも言われたことある。だが、毎日の超大盛りでは、おばちゃんの愛が胃袋に重すぎるのだ。

とうとう、おばちゃんに頼みこんで、レディース盛りのランチを1つ作ってもらうことにした。(といっても普通の店の普通盛り以上ある)

ところがこのレディース盛り、現場おっさんたちがこぞって奪っていくのである。愛があふれているおばちゃんに「多い」言い出せずに、毎回大盛りに苦しんでるおっさんもいたらしい。

結局、私は引き続き超大盛りを完食することになり、毎日おばちゃんの愛と格闘している。

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