はてなキーワード: ハンドルネームとは
いや、ただ私の父がネカマをしているってだけなんだけれども。
長い上に大変読みにくい文章で申し訳ないが、このなんとも言えない気持ちを共有したいので書く。
数年前に40年連れ添った最愛の妻を亡くした父に残されたのは折り合いの悪い30代の娘(私)と、これまた同じくソリの合わない田舎の親戚たちだけ。
そんな多分寂しかったであろう父がハマったのが、とある女性歌手の追っかけだった。
あまりにも夢中になりすぎて、「なあなあこの曲聞いてくれ、いいだろ。」などと珍しく私に話しかけてきたので、その事は認知していた。
ある日私はふとした好奇心で、その女性歌手のYouTubeチャンネルを覗いてみた。
その歌手さんはそこそこ人気があるものの、ファンの年齢層が高めのためか動画に残されるコメントは多くない。
もしかしたら父のコメントがあるかもな。そんな気持ちでコメント欄を流し読みしていると、見覚えのある明らかに本名をもじったハンドルネームが。ここでは仮にそのハンドルネームを『ネカマさん』としておく。
案の定『ネカマさん』は父だった。何本か我が家で飼っている猫の動画を投稿していたが、それ以外は特筆すべきことのないありきたりなおじさんのチャンネルだった。
そこで満足しておけばよかったのだが、私は愚かにもGoogleで『ネカマさん』と検索したのだ。するとInstagramとFacebook、TikTokのアカウントがヒットした。
全てのプロフィール欄は同じ文言が載せられていて、アイコンもYouTubeのものと同じだった。
私はそれらのSNSを開いて白目を剥いた。父は若い女性のパンチラ写真を何枚も投稿し、そしてそれらを自画像だと言い張っていた。
「男の人ってエッチ😅」
絶句である。なんてことだ。父とは色々あったけれども、まさかえっちな若妻を演じて、100人以上のフォロワーを抱えているなんて想像もしていなかった。私はあまりのショックに頭が真っ白になった。
父に言うか?いや、そんな事をしたら父のプライドがズタボロだ。いくら仲が悪いとはいえ、こういったことはきちんと誠実に対応しないと。色んなことが次々と頭の中でぐるぐる回る。
その時父のとある投稿が目に留まった。数ヶ月前にポストされたそれはやはり女性の際どい写真だったけれど、そこには
「疲れちゃった。◯◯ちゃん(母のあだ名)のとこに行こうかな😅もう十分頑張ったし。」
「コロナになってお母さんに弟と一緒に監禁されてる〜😢お母さんはいつも弟の△△(私のあだ名)の心配ばかり。でもたまに私のことも心配してくれる。」
と書かれていた。怒りとショックで混乱する頭が一気に冷めて、なんだか切なくなってしまった。
…本当どうしたらいいのかな〜〜!!!もちろんこの事は絶対心に留めておくけどね。
自業自得だけど混乱してる!ハンドルネーム、ネットで調べなきゃよかったな!
でも父がYouTubeに上げた動画、家族の顔も写ってないし名前なんかの個人情報も入っていなかったのでそこは少し安心しました。以上です。
イチから学ばなければまったく理解できない“ドヤコンガ”
“ドヤコンガ”がやらかしてきたことは理解できた。が、「そもそも“ドヤコンガ”とは何者なのか」という点を解明しなければ話は始まらない。
「水瀬さんの裏垢疑惑が浮上した“ドヤコンガ”は、実際には“二代目ドヤコンガ”のようです」(前出のネットメディア編集デスク)
伝統芸能の世界でもあるまいし、“二代目”とはどういうことなのか。
「もともとネット掲示板などを荒らす“初代ドヤコンガ”というアカウントが存在していて、そのハンドルネームを乗っ取る形で“当代ドヤコンガ”がメジャーデビューしているというのがネット上の定説です」(同前)
面白すぎでしょwww
この記者の文才がすごすぎる
楽天、ぐるなび、食べログ、ホットペッパービューティー、価格コム、映画.com、アットコスメ、Amazon、メルカリ、各種漫画アプリなどの、利用者がレビューを投稿できるサイトがある。
ユーザー名(ニックネーム、ハンドルネーム)は、必ずしも名詞である必要はない。
はてなーとしてリベラルな考えを啓蒙したり、政治的思想を広めたり、褒め殺しをするような名前にしている。サイトによって字数制限はあるが、それに収まるような名前を考えるのも楽しい。
どこのサイトも下品なものや公序良俗に反するものや実名はNGだが、政治的主張や社会風刺や社会問題に関するものはOKらしい。
例えば、こんなユーザー名にしている。
・NHK受信料は払いません
・ダメ、ガッカイ。
・同性婚を認めましょう
・年少扶養控除復活を望む会
ホットペッパービューティーなんかだと、利用したサロンが律儀にコメ返をくれるので、こんな返事が帰ってきたりもする。
増田でそれなりにあれこれと書いているとブコメやトラバに「これ男がなりすましで書いてるんだろ!」のようなエスパーさんが現れることは珍しくない。
他にも嘘松認定、ネトウヨ認定、同一人物認定、自演認定などなど色々あった。
もちろん全部はずれである。
理由は二つ。
一つは「違います!」と訴えたところで相手が「そうだったんですねすみませんでした」と心を入れ替えてくれる可能性なんてまずないからだ。要するに時間の無駄。
もう一つは所詮増田はネットのコンテンツだから。皆にとって面白いことが正義。
ある増田が叩かれまくりしかも男性(女性)が女性(男性)を騙っていたのだと看破される…事実がどうであれそんなストーリーの一部にされても文句はない。
匿名で何かを発信するということは何の実績もなしに都合よく大げさに扱ってもらえることもあれば何の実績もないから軽んじられおもちゃにされることもある。
適当に書ける場に投げる以上はそれ相応に適当に扱われるというだけだ。
そのリスクを受け入れないなら、プライドが傷ついて我慢ならないなら増田なんかにいてはいけないんだよ。
ハンドルネームを持って実績を作り信頼を得よう。
Facebookは下品なリールばっかり流してきて、めちゃくちゃ迷惑かましてくるし、インスタは自称セレブがうざすぎる。
ブルスカやマストドンはまだマシだと思ってたけど、あのマイクロブログのダラダラとした短文スタイルは最悪。恥をかくようなハンドルネームで自己顕示欲を満たしてる感じがムカつく。
Quoraは自称インテリのジジイが偉そうにしてトロールしてるから最低。
Youtubeは視聴用途ならまだマシだけど、自分から発信すると「お前は誰からも興味を持たれない無能」とか言われてる気分になるから最悪。
アカウントが公開されているSNSって、いくらハンドルネームでも「一連の投稿をした同一人物」であることから逃れられない。
考えが変わったり、自分でも整理がつかないようなことについて書こうとすると、「だけどお前、前はこう言ってたじゃん」とか言われる恐れがあったり。
アカウントに「界隈」があって、興味がうつろうと今までの繋がりにしがらみを感じたり。
とにかく「自分は〇〇です!」を保っていなくてはいけない状況が疲れる。「自分は何者でもありません!」というのもそれはそれで「そういうアカウント」として成立してしまうのも疲れる。
その点増田はいい。毎回関係がリセットされる。前に書いた長文投稿とか気にせずアホなコメントつけられる。
(話題を選べば)匿名掲示板みたいに殺伐としないし。正直コメントやブコメが存外優しいし面白くて驚いた。
増田で投稿を重ねるうちに、自分は純粋に誰かに文章で自分の持っている知識や心情を伝えることが好きなんだなということがわかった。以前は、物凄く専門的な知識を披露する増田に「なんでわざわざ増田でやるんだろう」と思っていたが、今は気持ちがわかる。
この投稿の1週間後には「Instagramに今更ハマった」とか書いてるかもしてない。だがそこがいい。増田、今日もありがとう。