はてなキーワード: 高円宮杯とは
当時1年生の元部員が先輩から全裸土下座させられてたのが今更告発され、活動自粛という話だが、展開があまりにもひどいので書く。
全裸土下座発生は2022年1月。告発は最近で、今月5日に活動自粛決定というもの。
年度を2つまたいでいる事案である。これを知らずに頓珍漢なコメントしてる人が多い。
告発時期を鑑みると、サッカー部の同期達が次々と大学推薦等が決まっていくのに、自分自身はサッカー部辞めてるので進路が定まらないのが我慢出来なかったと考えられる。例のジャニーズ性加害問題も告発を後押ししたかも知れない。
ただ、告発まで時間が掛かりすぎたことで、加害者(ベンチ外3年生)は卒業後1年以上経過してるため、今更処分は不可能。
で、今になって告発騒ぎになり部活動自粛に至るわけだが、このせいで、いじめ事案があった2022年1月当時は大津高校に入学すらしていない現1、2年生まで巻き込まれてしまっている。
大津高校は高校サッカーのリーグ戦の最上位クラスである高円宮杯プレミアリーグに参戦しているが、その登録メンバー、つまり「Aチーム」を見てみよう。
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2023/west/team11.html#member
なんと大半が2年生以下。3年生は28人中10人しか居ない。3年生中心のチームではないのだ。また試合記録を見ると分かるが、いずれの試合も2年生以下が常に5人以上先発している。
つまり、いじめの責任が全くない、連帯責任にも問えない2年生以下がトップレベルで試合が出来る環境がいきなり奪われた格好だ。
まずいじめをこの時期まで放置した学校側に責があるのは言うまでもない。また、いじめの責が全くない2年生以下は活動継続という選択肢は取れたはずだが今回そうしていない。
その上で、今更告発し、無関係だった下級生に八つ当たりをかます事になったいじめ被害者の責任も問うべきだ。事件当時その場に居あわせ、スマホで撮影に参加したともされる現3年生の試合の場を奪うのは良いが、当時入学すらしていない下級生にとっては今回の件は理不尽だ。Aチームの2年生以下の部員はいじめ被害者を強く恨んでいるだろう。
彼らから見たら、いじめ被害者は「僕達の活躍の場を奪ったパワハラ上級生」でしかないのだ。
増田は部活の不祥事で連帯責任を負わせることは賛成だ。そうしないと、レギュラー格が直近起こした不祥事の責任を補欠枠の部員に押し付けて凌いでしまう事案だらけになるからだ。(失敗したが)日大アメフト部がまさにそう。
ところが大津高校の件はそれにあたらない。あまりにも告発が遅かったことで、連帯責任を負わせるべきでない人達にも押し付け、下級生のレギュラー格が被害食らっている。
もとを辿れば「いじめの加害者が悪い」と言うだろうが、増田はその手のなぜなぜ分析はやらない。なぜなぜ分析は突き詰めると「サッカー部に入らなければよかった」「生まれなければよかった」にしかならないからだ。
anond:20221213141418 の続き。
今年になって、部活動>ユースチームであることが明確化してきている。
今年の高円宮杯プレミアリーグ(高校年代の最高峰のリーグ戦で、クラブユースのチームと部活チームが混在して戦う。リーグ戦は東西に分かれる)の半分が終わった時点での順位。
EAST:部活チームの32勝17分28敗と部活側勝ち越し。
1位(青森山田)と3~7位が部活チーム、Jリーグクラブのユースチームは2位が最高で、他は8位以下と低迷。最下位は部活チームだが成績を見るに場違いレベルで、唯一の1勝はユースチームとの対戦。 https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2023/east/standings/
WEST:部活チームの29勝7分27敗と部活側勝ち越し。
1位はEAST同様部活チーム(静岡学園)、Jリーグクラブのユースチームは2-4位に続くが、その下の部活チームとほぼ差はない。最下位はジュビロユース。 https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2023/west/standings/
去年元増田を書いた時に「それでも一番トップはユースチームだ」という指摘があったが、今年についてはその指摘は当たらなくなっている。東西共に1位は部活チームだし、EASTに至っては上位5チーム中4チームが部活チームだ。
これが結構な諸悪の根源。まず寒い。今年は温暖なほうだが、1桁気温の中で観戦し続けるのは結構気力と体力を使う。他にもいろんな弊害を招いているが後述する。
冬休み期間中に決勝まで進めるための策ではあるが、大会開催日数が7日しかない(今年は12/28,29,31,1/2,1/4,1/7,1/9)。そのため「積み上げ感」がない。
また野球のように同じ会場で毎日4試合も出来るわけではないため、会場をバラバラにせざるを得ない。その結果、会場に聖地感が薄い。
夏の甲子園を甲子園、京セラドーム、ほっともっと神戸、花園公園、皇子山、わかさスタジアムで分散開催していたらどうなっていたか。今のような会場のプレミア感はないはずだ。
1.の弊害の1つ。決勝戦が終わるころにはJリーグの各クラブの編成はだいたい終わってしまう。大学サッカーも推薦入学者は決まっている。そのため高校サッカー選手権で活躍してもその後のキャリアに繋がらない。以前はわずかに高校サッカー選手権の活躍が評価されてプロ入りする事例もあったが近年は聞かない。頑張るのはだいたい選手権を最後に引退する選手である。
逆に、選手権の前にプロ入りや大学進学が決まっている人は、そちらのステージの方で頭角を出すことが優先度が高くなるため、選手権は「怪我しなければ良い」となりがち。
古くは、韮崎高校時代の中田英寿がそうだった。選手権の時点でベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)への入団が決まっていたため、選手権では手を抜いていた。そしてさっさと敗退した。
他にも当時オランダ行きが決まっていた宮市亮、ジュビロ行きが決まっていた小川航基、セレッソ行きが決まっていた西川潤など、選手権で8割の力にとどめたプレーに終始し、その結果チームが早期敗退した事例は数えきれない。
全力を出して「大迫半端ないって」状態になるほうがレアなのだ。
諸悪の根源の大半が「冬開催」なので、時期を秋にするのはどうだろう。
夏開催はあまり現実的ではない。サッカーの場合炎天下だとパフォーマンスが落ちるし、何より熱中症のリスクがある。
日程をどうするんだと言う問題があるが、平日夕方と土日を活用して、1か月くらいの大会にしてみてはどうだろうか。
そうすれば積み上げ感も出てくる。
なぜ3日経ってからブクマが増えるのか。いくつかのコメントに反応する。
単純に天然芝のグラウンドが耐えられないため。1日2試合が限界だし、それを何日も続けることも難しい。土のグラウンドが良しとされる野球との違いはここにある。サッカー場の稼働率を上げられなかったり、たまに大きなスタジアムでコンサートするとサッカーファンが文句言う理由もこれ。
一昔前は確かにそうで「プリンスリーグにも入れないチームが日本一になってしまう」とも揶揄された。
しかし近年は高校サッカー側がかなり盛り返している。来年度の高円宮杯プレミアリーグで高体連チームの数がクラブユースチーム数より多くなったのが象徴的。むしろクラブユースは指導者がコロコロ変わって質も良くない(監督経験のないクラブOBに経験を積ませるような)ケースが多いとかの問題もあり空洞化してきている。明確にクラブユース側が優位なのはJクラブユース3チームがプレミアに居て、高体連チームは全て県リーグ以下という神奈川県くらいしかない。
ワールドカップのPK戦で高校部活組とユース育ち組の比較が話題となった。
その高校生カテゴリのトップリーグである「高円宮杯プレミアリーグ」で衝撃的な事件が起きた。2011年にプリンスリーグを格上げする形で作られたこのリーグは「Jクラブのユース7~8割、部活チーム2~3割」という状況が続いたが、2023年はユース11チーム、部活チーム13チームと史上初めて部活チームが多くなるという事象が起きている。特に下部となるプリンスリーグとの入れ替え戦では部活チームが全勝(部活チーム同士の対戦は除く)。
高校サッカーの世界で、ユースから部活への回帰が進んでいると言う話は数年前からあったが、それは育成のトップリーグにまで波及したことになる。
まずは練習環境面。Jクラブのユースチームは専用の練習場を持っていないことが多く(トップチームが優先的に使える公共施設を共用、と言うケースが多い)、地域内のグラウンドを他の地域クラブと取り合いになるケースが珍しくない。あるJ1強豪クラブのユースチームは練習場の件で地元と常に揉めていると言う話もあるくらいだ。一方で部活チームは、強豪ならだいたい専用グラウンドを持っている。練習段階で地元ともめることはまずない。
それと大会の注目度の違いに起因する学校生活のしやすさの違い。世間の注目度はどうしても高校サッカー選手権>>>>>越えられない壁>>>>>クラブユース選手権(ユースの全国大会)、高円宮プレミア・・・となってしまう。ユースの選手たちとは言っても日中帯は部活組と同じく普通の高校生だ。ユース組は頑張って結果出しても「ふーん、良かったね」で終わってしまうが、部活組は高校サッカー選手権で結果出したら一躍スターである。それと部活組はサッカーを通じた学校の宣伝もミッションの1つであることから学業面でもだいぶ考慮してもらえるが、ユース組にはそのような恩恵はない。
地元と揉めがちで、サッカーで活躍しても認められない、学業面でも考慮してもらえないユース組。地元に支持され、活躍したら一躍スター、学業面でも考慮してもらえる部活組、どちらが「良い」高校生活を過ごせるかは言うまでもない。
本田圭佑や中村俊輔は中学校までJクラブのジュニアユースで活動していて、ユースに昇格することが出来なかったため部活動に移行してプロになったが、近年はユース昇格を「選手側が断る」ケースが非常に増えているのだ。
部活動の地域移行が盛んに議論されているが、その思惑と真逆の事象がサッカー界で起きていることは知っておいた方が良いだろう。
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・ユース:学校の部活とは別の高校生年代のチーム。Jリーグチームはユース組織を持つことが義務付けられているため(そうでないとJ2以上に昇格できない)Jリーグチームの下部組織が多いが、三菱養和SCのようにJリーグチームとは直接関係がないチームもある。なお中学生年代のチームは「ジュニアユース」と呼ばれる
・高円宮杯プレミアリーグ:高校生年代のリーグ戦の最上位カテゴリ。その下はプリンスリーグ(1部と2部)、都道府県リーグ・・・と続く。学校の部活チームとユースチーム両方出られる。カテゴリが別々なら同一校やユースから複数チーム出すことも可能。1軍をAチームとして、D,Eチームまで作るケースも珍しくなく、中にはHチーム(9軍)まで作って公式戦に出してる学校もある。これがあるため近年の高校サッカーの部活は「補欠が試合経験を積めない」問題はだいぶ改善されている。一方でJリーグユースは1軍しかないところが大半で、あっても2軍まで。
・高校サッカー選手権:毎年冬に行われる、学校の部活チームだけが出られるトーナメント制の全国大会。前後半終了後即行われるPK戦が名物。代表は都道府県別(東京都だけ2チーム)。都道府県予選の決勝は地元TV局、全国大会も1回戦から日本テレビ系列で放送され、決勝戦はほぼ毎年4-5万人の観衆を集めるなど注目度は高い。一般人にとっては「箱根駅伝生中継後に放送される番組」のイメージが強いかも。
・クラブユース選手権:毎年秋に行われる、ユースチームだけが出られるトーナメント制の全国大会。決勝はテレビ朝日系列で生放送されるが観衆は1万人行けば良い方で(会場は高校サッカー選手権と同じことが多いので空席が目立つ)注目度は低い。
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【追記2】
ブコメより
>それ聞くとなんでユースは練習環境整えないんだ?ってなるけど。資金力とか、子供にサッカー教えた後のリターン考えると高校に比べてユースが手を抜くの変じゃない?
資金力は学校の方があることが大きい。学校なら宣伝目的でお金投入できるし、OBや地元企業からの寄付金も集められるし、浅野がいた四中工のような県立高だと県の税金も使える(これには例の共産党も反対しない)。市立船橋高のように独自にスポンサーを集めることもできる。ユースはそのいずれも難しい。あくまでもトップチームが主でありユースは従だから。
あのPK戦はひどかった。トーキックしか蹴れない素人がプロ相手にPK蹴ってみて止められたような感じだった。
昔の日本代表はPK戦に強かった。2004年アジアカップなどが未だに記憶に残っているが、W杯だと2戦2敗。
原因は単純。これまでW杯でPKを外した人は全員「高校サッカー未経験者」である。今回外した3人が全員そうであり、2010年の駒野も例外ではない。今回決めた浅野は高校サッカー経験者、2010年に決めた3人も高校サッカー経験者、つまり部活組。
W杯PK戦に限っては「ユース組の成功率0%、部活組の成功率100%」であるのだ。これは偶然とは言えないだろう。
なぜユース組と部活組で違ってくるかについてだが、部活組は学校の看板を背負ってサッカーしており、特に高校サッカー選手権におけるPK戦は生殺与奪がかかるシーンだ。プレッシャーは半端ない。
ユース組は別に所属チームの看板は背負っている感はない。クラブユース選手権とかでPK戦をやる機会はあるが、高校サッカー選手権と比べると悲壮感やプレッシャーが天地の差。
この経験の差は、今の日本サッカーの仕組みでは、代表クラスの選手については大人になっても埋まることはない。
プロになってからの所属チームのカップ戦でPK戦を行うことはあるが、代表クラスの選手はそのPKを蹴る機会はほとんどやってこない。カップ戦は決勝戦を除いて原則代表活動期間に行われるからだ。これは日本でも海外でもほぼ同じ。
つまり、高校までのPK戦の経験がそのままプロになってからのPK戦のスキルになってしまう。厳しい環境でのPK戦を経験して来なかったユース組が代表の中心になった今、PK戦に弱くなったと言うことだ。
今回、自ら立候補して第1キッカーになった南野や第2キッカーの三笘はボールを持った時点で顔面蒼白だった。極度にプレッシャーがかかるシーンでのPKを経験していなかったが故のものである。蹴り方も方向が読まれやすいインサイドキック。今時、高校サッカー選手権の都道府県大会でも見ない低レベル(インステップで蹴るのが今の標準)。可哀想だが、J2ヴァンフォーレ甲府の選手に蹴らせた方がまだよかっただろう。唯一決めた部活組の浅野は目が座っていた。吉田は論外だった。
厳しい局面でのPK戦を大人になっても経験できる機会を増やさないといけない。例えば、Jリーグや高校生カテゴリのリーグ戦(高円宮杯プレミアリーグ、プリンスリーグなど)で90分やって決着がつかなかったらPK戦にして、勝ったら勝ち点+1(引き分けの勝ち点にプラスする)というのもアリかもしれない。地域チャンピオンズリーグと言う地域リーグ関連の大会でも実際にやっている方式だ。地域CLはこの勝ち点+1がJFL(実質4部リーグ)への昇格有無を分けることもあるし、Jリーグで導入したら優勝や残留、昇降格を分けるケースも出てくるだろう。
中田はPK戦で成功体験がなく、失敗体験しかないままプロ入りした。当時の韮崎高校で、高3の選手権予選決勝でPK戦で敗れている。中田本人は成功していたが、すでにプロ入り後のことを気にしていて心そこにあらず、だったようだ。これは「外したら何もかも終わるというプレッシャー経験」にはならないだろう
https://nirasakisoccer.hatenablog.com/entry/2020/06/15/111615
だが、育成=部活と思い込んでるのがまず間違い。
野球において、『甲子園のヒーローは、同年代の中で最高級に野球ができる選手である』というのはおおむね正しい。
だが、サッカーは違う。高校サッカーのヒーローは、同年代の中で最高級にサッカーができる選手か―否だ。
高校進学の段階で才能のある選手はどこへ行くか。答えはシンプルだ。まずクラブユースに行くことを考える。サッカーの強豪校に行くのは次善の選択でしかない。
中村俊輔は典型例で、彼は「(身長が理由で)ユースに上がれなかったから、高校のサッカー部に行った」
別にこれは彼だけの選択ではない。昔は高校サッカーの方が優勢だったが、今はクラブユースの方がレベルが高い。
高校とクラブユースをまたぐ大会としては現在『高円宮杯』があるが、ここ数年、クラブユースの方が上位には多い。
U-17代表何かを見ても、高校サッカー勢は2割程度で、ほとんどはクラブユースだ。(ごく一部、プロがいる)
とまぁ、少なくともここ10年ほどは『各年代で才能の溢れる選手』を集めていたはずなのに、2010の日本代表も、その前も、高校サッカー出身者の方が多いのはユースの育成に問題があるのではないか?という論点があるが、これは少なくとも部活とか日本社会の問題ではない。
どちらかというと、『欧州型・クラブスポーツの文化』に属するスポーツと、『米国型・スクールスポーツの文化』に属するスポーツがあって、
サッカーは前者の典型(他にラグビーなど)、野球は後者の典型(他にバスケ・アメフトなど)になっている。
前者の方がルールがシンプルで個の力重視、後者はルールが複雑で戦術重視という大まかな傾向はある。
で、日本は色々あって米国型のスクールスポーツ文化が主流だったところに欧州型の典型であるサッカーが入ってきて、
それでせめぎ合いがある…というのが現状だろう。
えーと。
そもそも、日本サッカー界において、部活とクラブユースの立場が逆転し出した世代は
この間の北京五輪世代(にしても、強豪ユースのある地域のみの話で、今はもっとクラブユース主流です)であり
現在の代表の半数以上が部活サッカー出身者だからといって、これからもそれが続くわけではありません。
部活サッカーである高校サッカーとクラブユースは育成の両輪であり、
欧州のように数万単位の地域クラブがない国にとっては、複数の選択肢があること自体が、
いわゆる落ちこぼれを拾うことが出来る日本のメリットでもあります。
Jが出来て15年しかたっていないですから、資金力や施設面でユースより環境の良い高校(大学になるとより顕著)も複数ありますしね。
どちらも必要なものなのです。
そして、ここ最近の不況の煽りで縮小方向の改正が続いてはいますが、
高校サッカーとクラブユース界の交流は指導者間や大会(プリンスリーグや高円宮杯)で続いており、
昔のようにトレセン等を介しない、各クラブ主体のスカウト網も次第に広がっていますし、
高校から直接海外に渡るルートを次第に確立しつつある地域もありますし、
高校とユースの両立ができるよう連携も進んでいるクラブもありますし、特別指定という道(高校・大学生がその身分でプロの試合に出れる制度)もあったり
現在もいくつか事例はありますが、プロの指導者が高校を指導したり、部活サッカー指導者がユースを指導したりする中で
この先10年、20年と両者が交流し切磋琢磨する中で育成環境はどんどん発展していくのです。
出来れば、日テレ様には、そろそろ選手権ではなく高円宮杯の中継をお願いしたいのですけどね…。
今現在、サッカーファンの中で一番語られている育成年代の問題点は、
その先、つまりU-21年代の育成環境がプロのサテライトに無いことです。
もちろん、各クラブ・地域単位での努力や大学サッカーとの交流はあるのですが、
プロの育成環境が大学に比べて著しく劣ることが、高校生に大学よりプロという選択を消極的にさせる一番の要因で、
原因は、サテライトチームの充実した運営が出来るほど、Jリーグに資金力がないことにあります。
ここ最近の不況の煽りで満足に機能していると言えなかったサテライトリーグでさえも廃止され、
育成年代でいえば、この年代のプロ側の問題点の方が大きいのです。
とにかく、部活サッカーについての認識がほんの少し古いのではないでしょうか。
サッカー関係者の努力の中で地道に少しづつではありますが、一歩一歩よりよい環境作りを整備している状況で、
あまりに部活サッカーについて否定的な意見&ブクマがついてるので、こういう視点もあるよと反論させてもらいました。