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2023-01-03

高校サッカー選手権高校野球ほど盛り上がらない理由

1.冬の開催である

これが結構諸悪の根源。まず寒い。今年は温暖なほうだが、1桁気温の中で観戦し続けるのは結構気力と体力を使う。他にもいろんな弊害を招いているが後述する。

2.分散開催であり、あっという間に終わってしま

冬休み間中に決勝まで進めるための策ではあるが、大会開催日数が7日しかない(今年は12/28,29,31,1/2,1/4,1/7,1/9)。そのため「積み上げ感」がない。

また野球のように同じ会場で毎日4試合も出来るわけではないため、会場をバラバラにせざるを得ない。その結果、会場に聖地感が薄い。

夏の甲子園甲子園京セラドームほっともっと神戸花園公園皇子山、わかさスタジアム分散開催していたらどうなっていたか。今のような会場のプレミア感はないはずだ。

3.その後のキャリアに繋がらない

1.の弊害の1つ。決勝戦が終わるころにはJリーグの各クラブの編成はだいたい終わってしまう。大学サッカーも推薦入学者は決まっている。そのため高校サッカー選手権活躍してもその後のキャリアに繋がらない。以前はわずかに高校サッカー選手権活躍評価されてプロ入りする事例もあったが近年は聞かない。頑張るのはだいたい選手権最後引退する選手である

4.進路が決まっている人は「怪我しないこと」を目標にしがち

逆に、選手権の前にプロ入りや大学進学が決まっている人は、そちらのステージの方で頭角を出すことが優先度が高くなるため、選手権は「怪我しなければ良い」となりがち。

古くは、韮崎高校時代中田英寿がそうだった。選手権の時点でベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)への入団が決まっていたため、選手権では手を抜いていた。そしてさっさと敗退した。

他にも当時オランダ行きが決まっていた宮市亮ジュビロ行きが決まっていた小川航基、セレッソ行きが決まっていた西川潤など、選手権で8割の力にとどめたプレーに終始し、その結果チームが早期敗退した事例は数えきれない。

全力を出して「大迫半端ないって状態になるほうがレアなのだ

まとめ:高校サッカー選手権を秋開催にしてはどうか

諸悪の根源の大半が「冬開催」なので、時期を秋にするのはどうだろう。

夏開催はあまり現実的ではない。サッカー場合炎天下だとパフォーマンスが落ちるし、何より熱中症リスクがある。

日程をどうするんだと言う問題があるが、平日夕方と土日を活用して、1か月くらいの大会にしてみてはどうだろうか。

そうすれば積み上げ感も出てくる。

追記

なぜ3日経ってからブクマが増えるのか。いくつかのコメントに反応する。

単純に天然芝グラウンドが耐えられないため。1日2試合限界だし、それを何日も続けることも難しい。土のグラウンドが良しとされる野球との違いはここにある。サッカー場の稼働率を上げられなかったり、たまに大きなスタジアムコンサートするとサッカーファン文句言う理由もこれ。

一昔前は確かにそうで「プリンスリーグにも入れないチームが日本一になってしまう」とも揶揄された。

しかし近年は高校サッカー側がかなり盛り返している。来年度の高円宮杯プレミアリーグ高体連チームの数がクラブユースチーム数より多くなったのが象徴的。むしろクラブユースは指導者コロコロ変わって質も良くない(監督経験のないクラブOB経験を積ませるような)ケースが多いとかの問題もあり空洞化してきている。明確にクラブユース側が優位なのはJクラブユース3チームがプレミアに居て、高体連チームは全て県リーグ以下という神奈川県くらいしかない。

2022-12-26

日本サッカー界で「若手のスター選手」が出てこない構造的な理由

こんな構造である

1.話題にならないままプロになってしま選手割合が高い

これは高校サッカー選手権を経ずにユースからプロになる選手の方が多いというもの。ユースの大会世間の注目度が低いため、よほどのコアサポーターでなければ動向を気にしない。

高校サッカー選手権絡みで騒がれてプロになった最後選手大迫勇也である次点は今横浜FCに居る小川航基、高卒後いきなり海外に行って両足を何度も怪我して日本に帰ってきた宮市亮あたりだが、彼らは肝心の選手権であまり活躍できていない。

まり話題新人」がもう10年以上出ていないことになる。

2.高校トップレベルプロトップレベルの差が大きく、高卒後すぐにトップレベルでは活躍が難しい

今年はFC東京松木玖生が高卒1年目でレギュラーを獲得し32試合に出場したが、このようなケースは年に1人もいない。ほとんどがトップチームではJ1からJ2以下のチームに「育成レンタル」される。

ユース経由だとサガン鳥栖が割と高卒1年目以下の選手活用しているが、これは「チームにお金がないから仕方なく」色が強く、地味である

3.高卒直後に活躍できたとしても、世間認知する前に海外移籍してしま

湘南ベルマーレに居た田中聡という選手を覚えているだろうか。去年、高卒1年目でボランチレギュラーの座を獲得し、ベルマーレ出身遠藤航後継者と目された。

が、たった1年半しか経っていない今年8月ベルギー移籍してしまった。今彼がどれくらい活躍しているかネットで調べずにソラで言える人はベルマーレサポーターでもほとんどいない。調べてみたら一応試合には出られているが、W杯最後試合で0-4でボロ負けし、後半開始直後に引っ込められていたのを見るにそろそろ出場機会が失われる頃合いだ。おそらく来年の今頃、ガンバ大阪あたりに移籍しているだろう。

これは一例だが、高卒後すぐに活躍できたとしても、欧州クラブ青田買いされるが、別に欧州クラブ側は日本選手を優先的に育てるわけがなく、むしろ自国選手達に危機感を植え付けるための当て馬しか考えていないので、ほぼ全員がそのまま埋もれてしまう。

唯一埋もれなかったと言っていい例外W杯得点を挙げた堂安律だ。彼のキャリアを追うためにその後いろんな日本選手が「活躍後すぐに欧州挑戦」しているが、だいたい消え、代表候補にすら上がらなくなっている。

野球に例えたら大谷翔平佐々木朗希や村上宗隆が1年だけ活躍した後に米国3Aに移籍して埋もれるようなものである

これでは若手のスター選手は生まれない。生まれようがない。

まとめ:日本スポーツシーンにサッカーが不向きである

高校から連続性があまりないのと、移籍選択肢が多すぎることで、日本サッカー界では「若手のスター選手」は生まれづらい。

この状態放置するとサッカー界は「4年に1回、3週間注目される」というオリンピックマイナースポーツ種目への転落一直線だが、それに対して改善を図ろうと言う動きは見られない。

ただ、そもそも日本サッカーメジャースポーツになりかけたのは平成時代だけの話だ。令和になった今、サッカーマイナーの座に追いやるのが「脱・平成象徴」になるのかもしれない。

2022-12-02

anond:20221202094330

世界最高プレミヤリーガーだからな。


横浜マの宮市亮チェルシーの右サイドをあんな風にぶち抜いてたな

2022-07-14

[]MF山本Jリーグ界を驚かせる」16日、首位横浜撃破シーズンダブルだ!!

オレオレFC明日16日、アウェイで行われる現在首位横浜Fマリノス戦(日産)に向けて、15日はオレフィールドで調整した。チームはリーグ戦6試合勝利と苦しむ中、MF山本は「雰囲気は悪くないですし、勝つために戦う」と同戦への意気込みを口にする。前回ホームで対戦した第7節(4月6日)では山本自身の1G1Aの活躍で2-0と勝利。それだけに「自分たち土俵で圧倒して、Jリーグ界を驚かせたい」と宣言した。

 山本今季、ここまで6得点5アシストマーク。6日のセレッソ大阪戦(△3ー3)では一時勝ち越しとなるゴールを決めた。トップ下で先発した前節10日のホーム福岡戦(●0ー1)は巧みなフリーランでアタッキングサードに迫り、パサーとしても、チャンスを演出したが、無得点敗戦。チームは6試合勝利と苦しむが「感覚は取り戻してきている。雰囲気も悪くないですし、あとは勝利につながるプレーを続けたい」と前向きだ。

 横浜FM現在、Eー1選手権日本代表に選ばれたMF水沼宏太FW宮市亮レオ・セアラやマルコスジュニオール攻撃陣にタレントを擁し、僅か4敗で首位に立つ。一方で同代表オレオレFCからは一人も選ばれなかった。それでも山本は「チャンスが無くなったわけではないですし、残り試合もどんどんアピールして、森保監督を振り向かせるプレーができれば」と、本番まで更なるアピールを誓った。

 横浜には前回ホーム勝利した。開幕から6試合勝利と苦しんだ中で、7試合目での初白星だった。勝てば、横浜相手クラブ史上初のシーズンダブルとなる。山本は「スピーディーかつ破壊力のあるチーム」と警戒しながらも「勝つチャンスはあるので、そのために戦う」として「シーズンダブルを達成出来るチャンス。自分たち土俵で圧倒して、Jリーグ界を驚かせたい」と意気込みを口にした。

新加入のリシャルソンユン・セフォンもベンチ入りへ

相田満監督オンライン取材に応じ、明日から出場可能となる新加入のDFシャルソンユン・セフォンのベンチ入りを示唆した。先月15日に加入した2人はここまで、練習試合などで調整し、準備は万端。2人は途中出場となる予定だ。

相田監督は「戦える準備はできていると思いますプレーもだいぶ試合ができる状態になってきているので、ピッチに入って、違いを見せてくれれば」と期待した。

○…首位横浜FMはここまで僅か4敗。うち広島、柏にはいずれも3得点以上して勝利している。残るは今節のオレオレ福岡(9月開催)のみ。オレオレ横浜に対し過去2勝5敗と苦手にしている。

2012-10-27

二人の翔、そして亮―大谷翔平伊藤翔宮市亮

2011年10月23日、我々は日本サッカー未来を託して見送ったはずのある男が日本に帰ってきていること、

彼がプロサッカー選手となって初のゴールを奪ったことを同時に知った

もっとも、多少Jリーグに関心があるものは、2010年6月に彼と水野晃樹が帰ってきたことを知っていただろうが)。

その男名前は、伊藤翔23歳。

有名高校生プレイヤーとしてJリーグ発足後初、国内クラブを経由せずに直接海外クラブプロ契約した男の遅すぎるゴールだった。



2011年10月23日というその日まで伊藤翔がなかなかゴールを奪えないでいる頃、我々は違う若武者に快哉を叫んでいた。

宮市亮アーセナル練習生ではないベンゲルに認められた若武者、正所属の上でフェイエノールトレンタル移籍がなされあっという間に

欧州主要リーグ日本人最年少得点記録(2011年2月12日、18歳1カ月29日で記録)を決めた若武者にであった。



さて、このエントリ目的は、有名高校生プレイヤーとしてNPB発足後初、国内球団を経由せずに直接海外球団プロ契約しようとする

大谷翔平が"翔"なのか"亮"なのか当ててみようということではない。甲子園に出れなかった防御率がそこまで低くない「球速160km」の投手

日米親善高校野球藤浪晋太郎エースの座を触れさせてももらえなかった彼は、

確かに、「和製アンリ」という話題のみで実態が分からなかった"翔"と似ている。

しかし、海外戦前の"亮"だって、50m5秒台らしいものの、テクニックの不十分さは指摘されていたし、宇佐美貴史のような国際試合での

圧倒的な実績がある訳ではなかった。現時点で、"翔"なのか"亮"なのか当てることはあまり不毛だろう。



重要なのは、"亮"の為には、"翔"が必要であったという事である。直接に、宮市が海外挑戦する際、伊藤を参考にしたことを示す資料はない。

しかし、ほぼ確実に宮市あるいはその周囲の判断において、先輩(実際同じ高校のでもある)伊藤の顛末が一番の教訓として機能していただろう。

リップサービスにのせられてはいけない、若手を教育する気がない海外クラブはいってはいけないなど、学んだことは多かったはずである

"翔"があってこそ、"亮"があるのだ。そして、"亮"があるからこそ、未来日本人スタープレイヤーが生まれるだろう

もちろん、スタープレイヤー誕生には、Jリーグを一回経由することが重要と言う結論になることだってありうる。

しかし、その結論を出すためには、"亮"の未来、あるいはそれに続く直接海外クラブ契約する選手たちの行く末を見る必要があるだろう。

彼らの挑戦が、未来日本サッカーを作るのである

高校生以下の育成については久保英君の将来を見よう。しかし、久保君にも玉乃淳という見本がいたことを忘れてはならない)。



野球の"翔"のメジャーへの挑戦も、野球の"亮"を生み出し、そして、未来日本人スタープレイヤーを生み出すだろう。

"翔"の挑戦は、日本野球界に貴重な経験を与えるだろう。もしかしたら、NPB重要さを改めて認識させることなるのかもしれない。

誰かが捨て石になる可能性を覚悟してやらなければならなかったことなのだ



であるから大谷翔平よ、全ての誉れと怨嗟を受け止めながら、翔び立ってほしい。



そして、野球ファンは少なくとも"翔"が帰国して仮に日本のどこかの球団入団して、1年は成績が悪くてもかつての挑戦者を見守って頂きたい。

もっとも、2年目も成績が悪いのなら、本拠地で彼にブーイングで浴びせようとそれは自由だろう。

 
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