はてなキーワード: 研究生とは
こんにちは、系統分類学を専門とするAkaike嬢(修士(理学))です。私は修士は別のテーマでしたが、博士からは系統分類を行うつもりの研究生(3年目)です。恋愛に関しては、まる2年系統解析ソフトを吟味しただけあってプロフェッショナル。今回は、モテる系統解析系女子力を磨くための4つの心をみなさんにお教えしたいと思います。
1.あえて最尤法の実行にPAUPを使用する
あえてPAUP 4.0 beta を使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの系統解析系男子がいたら話しかけ、わざとらしくノートPCを持ち出して相談してみましょう。そして「あ~ん! この解析ソフト、マジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「私最尤法とかうまくなくてぇ~! ずっとPAUPで走らせてるんですけどぉ~!いつまでたっても解析が終わらないんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの系統解析系男子は早い解析ソフトを徹底的に検証したがる習性があるので、貴女が使用しているソフトも言及してくるはずです。
そこで系統解析系男子が「OTUはどれくらい?」と言ってくるはず(言ってこない近隣結合法もできない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたら貴女は「なんかなんかぁ~! 最近、RAxMLが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 最尤法系統樹が欲しいんですけどよくわかんなぁ~い!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「RAxMLでしょ?かなり短時間で最尤法を終わらせることがでできるけど、基本的にGTRモデルかCATモデルでないとめんどくさいことになるみたいだよ。PhyMLとかTreefinderなんかも使われてるけど、初期樹形の探索方法に問題があって正しい樹形が得られないこともあるみたい。でどんなトポロジーが欲しいの?」という話になって、次の休みに彼が解析ソフトを手取り足取り教えてくれるというわけです。貴女の女子力が高ければ、系統解析系男子がご自慢のソフトウェアセットで描いた樹形を使ってあなたの遺伝子と単系統にしてくれるかも!?
各タクサの横にそのスケッチ(写真でも可)を入れると、系統解析系の男子は「本当にこの生き物が好きなんだなあ」とか「系統樹が描けて嬉しかったんだろうなあ」と思ってくれます。若干支持率の危うい樹上にもスケッチを使うことによって、系統解析系男子は貴女をブートストラップ値や事後確率の見方がわからない指導してあげたい女子だと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対にボスからもっと遺伝子領域増やせよお前と思われますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず男には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
飲み会などで系統解析系男が女性に話すことといえばタクソンサンプリングや遺伝子領域の話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女本当に系統解析したことあんのか?」と気がついてしまいます。ほんとは自分でシークエンスしたこともないとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! 早速モデルテスト!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「10000世代! 20000世代!」と書いて、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私の脳内Mr. Bayse ver. 3.1.2でマルコフ連鎖モンテカルロ法を実行しているのでありますっ☆」と言えば系統解析系女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は系統解析を用いた学会発表歴のないの研究生(3年目)ですが、こういうテクニックを使えば業績がない私のような系統解析系女のほうがモテたりするのです。男はやたらベイズ法が好きですからね。
4.Windowsを使えない女をアピールせよ。
男と解析PC部屋に入ったら、真っ先にWindows PCを探して「あーん! 私これ使えないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし使いたいけど使えないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして使えないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、Mac Clade使えないじゃないですかぁっ! 改行の入ったFastaファイルになっちゃうんですぅ! まだアライメントもしてないのにぃぃ~(悲)。モデルテストすらできないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの系統解析系女子力がアップします。きっと男は「なんてヒュールセンベックのようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけWindowsを使って大丈夫です。「使えないんじゃなかったっけ?」と言われたら「OSXまでだし…」とか「Bio Edit使ってる」、「MAFFTで高速アライメント」と言っておけばOKです。
こんにちは、系統分類学を専門とするAkaike嬢(修士(理学))です。私は修士は別のテーマでしたが、博士からは系統分類を行うつもりの研究生(3年目)です。恋愛に関しては、まる2年系統解析ソフトを吟味しただけあってプロフェッショナル。今回は、モテる系統解析系女子力を磨くための4つの心をみなさんにお教えしたいと思います。
1.あえて最尤法の実行にPAUPを使用する
あえてPAUP 4.0 beta を使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの系統解析系男子がいたら話しかけ、わざとらしくノートPCを持ち出して相談してみましょう。そして「あ~ん! この解析ソフト、マジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「私最尤法とかうまくなくてぇ~! ずっとPAUPで走らせてるんですけどぉ~!いつまでたっても解析が終わらないんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの系統解析系男子は早い解析ソフトを徹底的に検証したがる習性があるので、貴女が使用しているソフトも言及してくるはずです。
そこで系統解析系男子が「OTUはどれくらい?」と言ってくるはず(言ってこない近隣結合法もできない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたら貴女は「なんかなんかぁ~! 最近、RAxMLが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 最尤法系統樹が欲しいんですけどよくわかんなぁ~い!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「RAxMLでしょ?かなり短時間で最尤法を終わらせることがでできるけど、基本的にGTRモデルかCATモデルでないとめんどくさいことになるみたいだよ。PhyMLとかTreefinderなんかも使われてるけど、初期樹形の探索方法に問題があって正しい樹形が得られないこともあるみたい。でどんなトポロジーが欲しいの?」という話になって、次の休みに彼が解析ソフトを手取り足取り教えてくれるというわけです。貴女の女子力が高ければ、系統解析系男子がご自慢のソフトウェアセットで描いた樹形を使ってあなたの遺伝子と単系統にしてくれるかも!?
各タクサの横にそのスケッチ(写真でも可)を入れると、系統解析系の男子は「本当にこの生き物が好きなんだなあ」とか「系統樹が描けて嬉しかったんだろうなあ」と思ってくれます。若干支持率の危うい樹上にもスケッチを使うことによって、系統解析系男子は貴女をブートストラップ値や事後確率の見方がわからない指導してあげたい女子だと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対にボスからもっと遺伝子領域増やせよお前と思われますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず男には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
飲み会などで系統解析系男が女性に話すことといえばタクソンサンプリングや遺伝子領域の話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女本当に系統解析したことあんのか?」と気がついてしまいます。ほんとは自分でシークエンスしたこともないとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! 早速モデルテスト!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「10000世代! 20000世代!」と書いて、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私の脳内Mr. Bayse ver. 3.1.2でマルコフ連鎖モンテカルロ法を実行しているのでありますっ☆」と言えば系統解析系女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は系統解析を用いた学会発表歴のないの研究生(3年目)ですが、こういうテクニックを使えば業績がない私のような系統解析系女のほうがモテたりするのです。男はやたらベイズ法が好きですからね。
4.いつでも肉を食べられない女をアピールせよ。
男とレストランに入ったら、真っ先にWindows PCを探して「あーん! 私これ使えないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし使いたいけど使えないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして使えないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、Mac Clade使えないじゃないですかぁっ! 改行されてないFastaファイルになっちゃうんですぅ! まだアライメントもしてないのにぃぃ~(悲)。モデルテストすらできないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの系統解析系女子力がアップします。きっと男は「なんてヒュールセンベックのようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけWindowsを使って大丈夫です。「使えないんじゃなかったっけ?」と言われたら「OSXまでだし…」とか「Bio Edit使ってる」、「MAFFTで高速アライメント」と言っておけばOKです。
誰かが化学もやれって云ってたので。
こんにちは、有機恋愛構造化学を専門とするピペリジニウムカタイオン嬢(学士(理学))です。私は論文発表はありませんが、学会発表歴がB4の時に2度ある研究生(3年目)です。恋愛に関しては、まる3年鎖状ジアミンやピペリジンを扱っただけあってプロフェッショナル。今回は、モテる有機系女子力を磨くための4つの心得をみなさんにお教えしたいと思います。
1.あえて4~5年前の試薬を合成に使用する
あえて4~5年前の試薬を使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの化学系男子がいたら話しかけ、わざとらしくプレシーデュアを持ち出して相談してみましょう。そして「あ~ん! このスキーム、マジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「私合成とかうまくなくてぇ~! ずっとこのスキーム試してるんですけどぉ~! ターゲット化合物が得られにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの合成系男子はスキームを徹底的に検証したがる習性があるので、貴女が使用している試薬にも言及してくるはずです。
そこで合成系男子が「条件検討したの?」と言ってくるはず(言ってこない溶媒検討もできない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたら貴女は「なんかなんかぁ~! 最近、鈴木…宮浦?クロスカップリングが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? ビチオフェン誘導体が欲しいんですけどよくわかんなぁ~い!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「ビチオフェンでしょ? クロスカップリングでできるけど、2-チオフェンボロン酸の合成が難しいのと安定性がいまいちなところから頻用されないね。チオフェンにアルキルリチウム、トリブチルスタニルクロライドを作用させてスタニルチオフェンを得て、Pd触媒でカップリング体を得るスティルカップリング。または2-ブロモチオフェンにマグネシウムを作用させてグリニャール試薬を調整してここにニッケル触媒を加えてカップリング体を得る熊田カップリングが頻用されるね。一般論はここまで。どういう条件仕込んでて、どんな化合物が欲しいの?」という話になって、次の休みに彼が合成を手取り足取り教えてくれるというわけです。貴女の女子力が高ければ、合成系男子が鈴木カップリングでピペリジンを使って露骨に愛を表現してくれるかも!?
2.合成でexcessを使うとモテる
過剰という意味で使われるexcessを反応式に入れると、有機系の男子は「何でこのスキーム当量反応じゃないんだろう」とか「触媒的に回らないのかな」と思ってくれます。反応式の上では、スパチュラに一片とって入れた実際の反応よりも、当量に注目されて相手に伝わるので、excessを多用することによって化学系男子は貴女をちょっと不器用で指導してあげたい女子だと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対にボスから「真面目にやれよお前」と思われますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず男には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
飲み会などで化学系男がπ系女性に話すことといえば量子ドットや酸化耐性の向上の話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女本当に構造屋か?」と気がついてしまいます。ぱっぱらぱーだとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! HOMO-LUMO!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「HOMO, LUMO, HOMO! LUMO, HOMO, LUMO!」と書いて、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私のレチナールを光励起して情報を伝達しているのでありますっ☆」と言えばπ系女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は学会発表歴2回の研究生(3年目)ですが、こういうテクニックを使えば業績がない私のようなπ系女のほうがモテたりするのです。男はやたらπが好きですからね。
4.いつでも肉を食べられない女をアピールせよ。
男とレストランに入ったら、真っ先に肉料理を探して「あーん! 私これ食べられないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして食べられないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、肉食べるってインドール誘導体摂取しちゃうじゃないですかぁっ! 3-メチルインドールできちゃいますぅ! まだ結婚もしてないのにぃぃ~(悲)。第一フタロシアニンすらできないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたのπ系女子力がアップします。きっと男は「なんてジャスミンのようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけ肉を食べて大丈夫です。「食べられないんじゃなかったっけ?」と言われたら「低濃度ではオレンジの香り」とか「レセルピン飲む?」、「産み落とされてしまったインドールよりインディゴを合成する」と言っておけばOKです。
参考文献など
http://anond.hatelabo.jp/20110506180049
http://youpouch.com/2011/04/26/162331/
http://baboon.way-nifty.com/tou_filotimo/2011/05/4-142f.html
このままおいておいても腐ってしまうので鮭の卵のように放流です
仮に1年間生きるのに必要な最低限のお金を家賃込み200万円、研究費50万円、学費50万円としよう。バイトの時給を1500円としても、300万円稼ぐには年2000時間、週40時間働かないといけない
@t もし病気もせず、家族も持たず、貯金も必要なければ、ね。
ただし希望はある。新興宗教を見ていれば解るけれど、とことんニッチな市場を追求すると、あなた一人が辛うじて食べられる程度の収益を上げられるだけのコンテンツを生産・販売することは、それほど困難なことではない。
「院生問題」が内部では永久に解決しないのは、意志決定権を握る教員にとって、院生が「競争相手」であるからだということを忘れちゃいけない。正義の味方を演じたいアホ教員たちは、「敵に塩」なんてバカなことは絶対にしない。必ず正義は勝たねばならないのだから。
最後に、これではあまりに夢がないので、「博士と就職」について、少しだけ書いておく。
「博士まで行って就職するのと、学士や修士で就職するのとどちらが良いか?」というのは、正直答えるのが難しい。職種や業種によってあまりに違うから。ただ、「どちらが易しいか」ならば、明らかに後者
私は幸運にもいくつかの企業から内定をいただけたけれど、国内企業はすべて書類落ち、外資でも1つの企業ではひたすら圧迫面接だった。いかに私がモラトリアムに浸かっているか、私の研究が無意味であるかを延々説かれる1時間×3セットは、鬱になりかけた。
もちろんその企業は落ちたが。
私を書類で落とした会社は全部潰れちゃえ。っていうか今後じっくり時間をかけてすべて潰す。
一言で言うと、私が内定を取れたのは、1. 頭の回転がとてもとても速いこと(いわゆる地頭) 2. 自分の研究をより一般的な体験として語れたこと 3. コンサル用の話し方へとがんばってアジャストしたこと これに尽きると思う。
結論から言うと、すべての博士学生がコンサルになれるとは思わないし、向いているとも思わない。私だって、実際は来年の4月になるまで解りはしない。だから、博士はコンサルを目指すべきとも、就職すべきとも思わない。
2. については、既に述べたので省略して、1.と3.について少しだけ書いておく。
一般に、採用担当者は大学や大学院での専門にはまったく興味がない。早い話がなんでも良い。
これから以降の話は、「外資コンサル」のみに該当することだから、注意。
彼らが興味を持つのは、1. 中高を含めた学校歴 2. 素早く的確な分析能力 3. 他の事例から解決策を持ってくる結合力(アイデア) 4. 人間的なおもしろさ の4つ。
1. については、博士は相当高くないとダメ。学部だけではなくて、中高もしっかり見ている。私について言えば、学校歴は問題なかったけど、文系であるが故にMcK社では「この人、数字の計算とか大丈夫なの?」という会話が裏でなされていたそうな。
2. については、「とにかく速く目星を立てて、それを検証する能力」が大事。研究だと、どれだけ時間をかけても網羅的であることが求められるけれど、面接ではそんなの求められない。速さと、常識的な範囲での網羅性。
3.は飛ばして、4.はすごく難しい。McK社には五大陸最高峰制覇最年少記録保持者とかもいたらしいけど、そういうのでなくても、「まったく違う人とでも、良い関係を築くことのできそうなイメージ」という感じ。
いろんな企業があるけれど、一般に博士の就職に対する風当たりは非常に厳しい。大学の中でもいろいろな妨害や誹謗を受けるし、外でも色物扱いされるのは避けられない。でも、それを乗り越えるだけの能力と精神力があれば、何とかなる。
先ほどの繰り返しになるけれど、私はすべての博士が就職できるとも、すべきだとも思わない。ただ、研究の道は一般に考えられている以上に厳しいこと、研究以外の人生もあって、まだ完全に道がふさがれている訳ではないということは、知っておいて欲しい。
多くの博士は自分の研究分野で素晴らしい業績を挙げ、自分には才能も努力もあると思っているのだろうし、それは間違いではないのだろうと思う。ただ、あなたの能力や知識、技能には、他の活かし方もあるのです。
日々の研究生活で視野狭窄に陥って、高いリスクを伴う研究の道しかないなんて思い込まないでください。また、自分を「外」へ開くことを恐れないでください。
(そもそも私は「鹿島茂(2003)『勝つための論文の書き方』(文藝春秋)」を踏まえてこの日記を描いています。)
まず、先日の日記(◕‿‿◕)ラノべえ「そんなことより僕をテーマにして研究生になってよ!」に対して
・意図に反して論文に対する、あり方や手法という点で反響してしまった
というのが全体的に見て思ったことです。
論文のあり方については多様でいいと思うので、ここでは問題としません。
前回の日記も「テーマの意義」についてでしたので、テーマを決めた時の「どこまで問題点、着眼点を絞るのか」に対する考察でしかありませんでした。(問題と目的(序文)、手法、結果と考察(本文)、今後の課題、といった論文の段取りの全ての「前提」としてテーマを取り巻く要素から「研究意義」を考察しただけです。要するに自分のテーマのみを考えるだけでは社会的な前提や研究意義にはならない可能性が高い、あえてテーマの外部にあるであろう要素から迫る方がテーマの本質は見やすい、ということでした。)
無論、このことは研究に対してのモチベーション維持に関係するだけではなく、実際に調査をする上での注意点や考察を書く上での前提になりえます。
また、よくありがちな「結局何が言いたかったのかがわからなくなる」のを防ぐ役割があると思います。
論点がブレないための論文の前提としての考察に、引用が多すぎることは、深く考えるだけ無駄でしょう。
今回、論文を書く上で問題だと思ったのは「引用の多さが恥に思える」点です。
この考え方の背景には、論文を書く上での前提が「前人未踏であることによる自分らしさ」となっているということだと思います。
なるほど、たしかに自分の考えを誰の考えも前提とせずに書けることは素晴らしいと思います。そんなことをしてのける天才になってみたいものです。
しかし、私は賢い人が論文を書くのではなく、疑問に思った人が論文を書くべきだと思います。
それに、仮に体裁を気にして、できるかぎり自分で考えた結果を主張をしたものの、「それって〇〇といってること同じだよね、どう違うの?」なんて聞かれたら(○○について知っていても、知らなくても)終了してしまうようなシビアな世界でもあります。
未踏であることは前提ではありますが、自分らしくあることに前人がいてはいけないということはないと思います。
というのも、時代によって物事のあり方は変化していくので様々な観点での検証の余地がでてくるものだからです。
例えば、「既存の手法を別の目的に転用する」というブリコラージュという手法もあります。(横井軍平さん風に言うと枯れた技術の水平思考ですね。)
「こんな考え方が認知されているんだから最新の研究である、私のテーマでも適用してみます。」は研究の観点的に未踏なのです。
ところで、内田樹は自分らしさについてこんなことを言っています。
「自分らしく」ふるまうということは、「他人の模倣をしない」ということである。ところが脳科学の知見が教えるとおり、人間というのは他者の模倣を通じて固有性を形成し、他人の思考や感情を模倣することによって人間的な厚みを増してゆくものである。
階層化する社会について (内田樹の研究室)(http://blog.tatsuru.com/2010/11/10_1216.php)
また、欲望とは他者の欲望の模倣であるとする「欲望の三角形」というルネ・ジラールの理論もあります。
つまり、「○○好きな自分」は別の「○○好きな誰か」たちを模倣し、複合した結果になります。
模倣したことを恥ずかしく思うよりは、模倣することによって何か一つでも自分の観点に自分だけの結論が見いだせるならば、
そのプロセスを隠すかどうかは、正直馬鹿らしい事のようにさえ思えます。
(◕‿‿◕)ラノべえ「そんなことより僕を研究にして発表してよ!」http://masuda.livedoor.biz/archives/51603662.html
・読者にとっても作り手にとってもクソの役にも立たない研究ってくだらない
→あくまで、役に立つか、ではなく真剣な問いがあるかで研究は考えるべきだと思います。好きだからでは駄目です。役に立つかどうかは考え方で決まります。
・読者を楽しませようとする=読者にないものを提供するという一面は当たり前だけどラノベの萌えに限った話じゃなくすべて外部性
→セカイ系というジャンルに言及出来ていない点で不完全でした。セカイ系というジャンルの考察と定義を踏まえるとラノベの萌えも包含する範疇です。
→少しでも「女性という存在と外部性とを遊戯的につなげている文学メディア(媒介装置)」であることをまず認識して欲しかったという点で細かな引用をしました。引用があまりにも細部に及んだ場合、拡大解釈に繋がりかねないことは度外視しています。web以外で探せるならば文脈で引用ができますね。その点で浅はかな引用でした。ただし、書籍引用のデリダの読解(「ハイデガーがニーチェを読解したものの」デリダの読解)はフェミニズムという点でデリダの中で一貫していると本人が発言したと書籍内にもありましたので問題ない部分です。
・モテない男は女性性の代償行為としてラノベを読む。代償行為はラノベに限った話ではないが、じゃあラノベを取り上げるのはなぜか。どう違うのか。どう意味が、時代性が。
→まさに批判された指摘部分に焦点を当てて意義を捉え、調査すべきですね。つまりマクロな現代社会の延長としてのオタクの内面を切り分けていくべきだと思います。
私は卒研のテーマに「ゲームをする人」を掲げ、一年間自分のやりたいことを自由にできましたので、非常に幸せでした。ですので、後輩にもぜひ好きなテーマで卒研をして欲しいと思っていました。
私の同じ研究室には、3年生の後輩の一人に、「ライトノベル(以下ラノベ)を読む人」をテーマにして、実際発表した後輩がいました。しかし、後輩に「今の自分の研究テーマをそのまま卒研にするのか?」という旨を尋ねたところ、悩んでいるという回答が帰ってきました。
どうやら、発表の反応が鈍いことで二の足を踏んでいるようでした。
そこで私は思い切って、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NOのwikipediaの考察がいかに素晴らしかったか」という話をしたかったのですが、酒の席であること、他の後輩もいたこと、説得力に欠けていたこともあって、遺憾ながら場は白けて終わってしまいました。
また、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は「アドベンチャーゲーム」の代表例として実際に卒業研究になっているようです。
これらを編集、記した方々は私よりも遥かな、確かな、達成感・効力感を持っているに違い有りません。(実際、素晴らしい考察だと思いませんか?)
他にもネットを探すとユニークなテーマに出くわせます。例えば「プロ野球選手と結婚するための方法論に関する研究」なんて研究もあります。
卒業研究は、CiNii - NII論文情報ナビゲータ ((http://ci.nii.ac.jp/))で検索しなくても大学生ならば、各々の大学の概要集を捲れば自然と笑みがこぼれるものです。
たしかに、「好きだからテーマにしますたwwwサーセンwww」なんて動機は発表までに、必ず根本的で大きな壁とぶつかり、ツケを払うハメになるでしょう。ですが、学生の本分は研究です。研究について真剣にできるならば、それが真に正しい姿だと思います。
もう一つせっかくですので、私がなぜ「ラノベを読む人」が素晴らしいテーマだと思うかについて書きたいと思います。
論文とは「問い」です。一般的に論文のテーマとなる問い(リサーチクエスチョン)は根源的な、直感的なものが白眉であると知られています。
「ラノベを読む人」で解釈すれば、「ラノベを読む人はなぜラノベが好きか」ということになるのでしょうか?
これはなかなか直感的だと思います。もちろん、大きな欠陥があることも否めません。それは、村上龍のこの箴言に集約されていると思います。
「「好き」は理性ではなくエモーショナルな部分に依存する。だからたいていの場合、本当に「好きなこと」「好きなモノ」「好きな人」に関して、わたしたちは他人に説明できない。なぜ好きなの?どう好きなの?と聞かれても、うまく答えられないのだ。「好き」が脳の深部から涌いてくるもので、その説明を担当するのは理性なので、そこに本来的なギャップが生まれるからだが、逆に他人にわかりやすく説明できるような「好き」は、案外どうでもいい場合が多い。」
つまり、「どう好きかは聞き出せない」という点です。聞き出せないならば、研究意義はないのでしょうか?それは違うと思います。つまり、いままで『「説明でき」なかったであろう「好き」の理由』を導ければいいのです。
そのためには、誰よりも人一倍考察が半ば前提的に必要になると思いますが。(私も自分の先輩に研究前にコテンパンに全否定されましたが、それがあっての卒業研究になっています。)私の後輩の考察は活き活きと良く出来ていた分、勿体無いという感情がたしかに私の中にはあるのです。
さて、前提的な考察は、すなわちラノベの「定義」と、研究する「意義」とに、密接に関わっていきます。まず、ラノベの「定義」ですが、混沌としているようですね。
程度で良いと思います。「読む人」に焦点があるならば、よく読む人はおそらく青少年から成人男性(20~30代)でしょうから。(成人男性が青少年対象の小説を読んでいる点は「オタク」で考察・解説すれば重複すると思うので、日記では割愛します。)
また、文学・物語といった点に対する「ラノベ」の遍歴も欠かせないでしょう。ここで、古めかしいものとの接点を設けること、考察をしてるサイト、本から概念を引用することが結果を導く前から既に必要となります。
例えば、物語的に観れば大塚英志が提唱した「物語消費」がありますね。また、ラノベではありませんがアドベンチャーゲームとの類似点があると思います。
ライトノベルにおいてもゲーム的な世界観が必要であり、大きな影響を与えてきたということは言われていますね。
オタクたちのメンタリティには、教養主義や文学性を引きずりながらも、シミュラークルに代表される動物的な消費社会の波に骨の髄まで浸かっているという両義性がある。という指摘をした東の「動物化するポストモダン」(1・2)も取り入れられると思います。
ここで、「外部性」や「キャラ萌え」(この日記では、美少女キャラに限定します。)が「文学としてのラノベ」のキーワード(カテゴリー)として浮かび上がってくるのです。言い換えれば、「外部性」は「社会性」、「キャラ萌え」は「女性性」にあるといえるでしょう。
ところで、先ほどラノベの定義は「混沌」としていると述べましたが、同じく「混沌」とした定義の文学に「SF」がありますね。
サイエンスフィクションもまた、外部性の幅が限界まで拡張されることによって何十年も前から定義は揺らいでいました。
小谷真理の『女性状無意識』に対する松岡の批評です。なお、小谷真里は、SF研究者であり、ラディカル・フェミニストであるそうなので「文学としてみたラノベ」を知る上で意外に検討する必要があると思います。
最初にハーバード大学のフェミニズム文学者アリス・ジャーディンが「ガイネーシス」(女性的なるもの)という言葉を造り出した。 (中略) テクノガイネーシスはそれにもとづいて提案した新概念で、
父権的な社会が蔓延するなかで女性的な無意識の紐帯が結ばれていく可能性を示していた。
長いあいだ、文明の基準や男性覇権社会の価値観のなかでは、普遍的すぎる母性、すべての他者をとりこむ包容力、あるいは基準をいちじるしく逸脱する狂気、説明のつかない無意識などは、しばしば社会の外部に押しやるべき面倒として片付けられてきた。中世の魔女裁判だけでなく、近代以降も「女子供の戯言」として片付けられ、20世紀後半になってもこの傾向と対決するためのウーマンリブ運動やセクハラ問題が噴出してきた。
では、そのように外部に押しやられた意識をつなげたらどうなのか。あるいは、家庭という内部(実は外部的辺境)に押し込められた意識といってもよい。男性から見れば、多くの家庭は基準社会の外部にあたっているからだ。 ジャーディンはこういう問題を引き取って、そこにはそのままこれらを連鎖させるべきメタネットワークがありうるのではないか、それは女性的無意識を象徴するガイネーシスになるのではないかと見た。
それにしてもいつのまに、女性こそが文学の可能性と限界を語るに最もふさわしい発言者だという情勢になっていたのだろうか。
まずはエレイン・ショーターが父権的文学規範の修正を迫ったそうである。ついでパメラ・サージェントが『驚異の女性たち』のなかで、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』に始まる女性SF史がありうることを指摘した。他方、これに呼応するかのようにして、陸続とサイエンス・フィクションに挑戦する女性作家が出てきたようだ。 そこで、ヴァージニア工科大学の英文学者マーリーン・バーが「女流SFとフェミニズム理論には相似的な進行があるのではないか」と指摘した。
(中略) なぜこういうことがいえるかといえば、マーリーン・バーによると、多くのSFは“外部の他者”を描くわけだけれど、そこには現実を超えた出来事があまりに現れすぎて、文学的にはサブジャンルに追いやられるようになっていた。
しかし考えてみれば、そのように追いやられる宿命をもっていたのは、実は“外部の他者”の扱いを受けつづけてきた女性なのである。これではSFとフェミニズムとが連関していて、まったく当然だったということなのだ。
ということで、ここでは「外部の他者」たる女性と文学との密接な関連がみえてきました。これは美少女に「キャラ萌え」する「ラノベ」も他人ごとではないのではないでしょうか?
では、そもそも男性にとっての「女性」とはどういうものなのでしょうか?もはや哲学の領域に関連しているように私には思えます。
そこで、デリダにとっての「女性」というものを引用します。ちなみに、「動物化するポストモダン」の著者であり、前述した東は
「【デリダとは】仏哲学者。20世紀のすぐれた哲学者の常として「哲学なんていみなくね?」というのをすごく哲学的に言って、ややこしくなってしまったひと。でも基本の着想はいいので哲学の呪縛から解き放たれればいい仕事できた可能性がある。」
とツイッター上で紹介しています。* ((http://twitter.com/hazuma/status/24868908779446272))
デリダは、「真理が女性であるとすれば」という『善悪の彼岸』冒頭のニーチェの仮定から出発して、「女性というもの(=真理というもの)」は存在せず、したがって「性的差異というものも存在しない」という驚くべき帰結を導き出している。(「性的差異」の問題が重要ではないと言っているわけではない。逆に、デリダは、ハイデガーのニーチェ読解には、「存在論的差異の問題」はあっても「性的差異の問題」がないことを問題にしている。)
ニーチェは『悦ばしき智彗』の中で、「女性たちの最も強力な魅力は、それを遠方性において感じさせること」、つまり「遠隔作用」だとしている。
女性の魅惑を感じるために、「遠隔」が必要なのであり、遠隔のところに身を置くことが必要なのである。
女性というものは、「遠ざけるものであり、自分自身から遠ざかるものなので、女性の本質は存在せず」、「女性の真理は存在しない」。
女性は、真理が存在しないことを知っているのであり、真理の存在を信じない限りにおいて、女性であり、真理であるのだ(女性の本質、真理の本質は、それが存在しないということであり、自分が存在しないということを知っているということである)。
実際のところ、「女性=真理」を信じているのは、「男性」なのである(この意味で、フェミニストの女性たちは「男性」なのであり、「フェミニズムとは、それによって女性が男性に、独断論者の哲学者に似ようとする活動」だということになる。)
ニーチェの『善悪の彼岸』の「序言」の冒頭は、次のように始まっている。
真理は女性であると想定すれば、すべての哲学者たちは、彼らが独断論者であったかぎりにおいて、女性たちをうまく理解できなかったのではないかと疑うべき理由があるのではなかろうか。
そして、これまで彼らが真理を探求してきた際の恐るべきまじめさ、不器用な無遠慮は、女の子をものにするためには、拙速で不適切なやり方だったのではないか。
デリダは女性も真理も、与えることによって所有するのであって、こうして贈与=所有も非弁償法的な決定不可能性は、あらゆる存在論的、現象学的な解釈の試みを失格させてしまう、とした。
つまり、贈与に先立つ固有なものの存在がないのだから、女性(真理)というものはないのであり、性的差異といういものはないということになる。という帰結に至った。
見事にややこしいこの解釈から、女性の振る舞いは虚構的であるという面ががわかってきたのではないでしょうか。
ニーチェは芸術的と指摘しましたが、遊戯的、ゲーム的と捉えても過言ではないでしょう。
であることがわかります。(また、女性性を獲得し、同時に女性に所有されたいという願望を解消するメディアとも解釈できます。)
十数年前に、男性オタク達は「萌える」という言葉を発明した;「萌える」という言葉を使えば「セックスしたい」「愛してる」といったストレートな表現を避けながら、美少女キャラクターへの思慕をオブラートに包んで表現できる
という指摘もあります。
例えば、オタクにとっての現実における外部性にインターネットがあります。
○オタク男性であろうツイッターユーザーのアイコンが、イラストやアニメの美少女アイコンである可能性が高い点はオタクにとっての外部性を無意識に象徴しているのではないでしょうか。
また、ラノベ作家は決して女性が多いというわけではないですが、その必要はなく、いわゆるユングの提唱したアニマ(男性の女性的側面)による手で書かれている点、それがラノベを好む多くの男性読者に受け入れられている点こそ検討すべきでしょう。これはつまり、女性を真理とするのではなくアニマこそを真理とするさらなる「遠隔作用」をもたらしているとも考えられますね。
このアニマを真理とすることによる遠隔作用の効果としての共時性が
先程のツイッターのイラストやアニメの美少女アイコンを無意識的に選択させる要因になっているかどうかを検討することは興味深い対象ではありませんか?
以上より「ラノベ読者はなぜラノベを好むか」という問いの考察を注意しつつ踏まえ、ラノベ読者(男性)の実際に構築しているコミュニティ、家族間の関係、他の好きなメディア媒体等について研究することは簡単には説明できなかったラノベ読者の感性、つまり一つの社会的な側面を知る上で、大いに意義があると思うのです。
○ラノベの本質は-文学であり-女性性であり-外部性であり、それがラノベ読者の実生活と対照的にどう関わるかが重要なのではないでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110102/1293978579
(自分のところに書くと妹が見ているのでこちらに書く)
妹も大学4年の卒業間際に妊娠が発覚した。そのまま卒業と同時に結婚。いわゆるでき婚である。
それ以来、世間で言うところの社会人として働いたことが一度もないまま今に到る。
理系の、留年率が10%だったか30%だったか、試験の点数が悪ければ即追試、それでもだめなら容赦なく留年という環境にいれば
否が応でも勉強せざるを得ない。
バイトもサークルもしていたし、彼氏も友だちもいて遊び相手には困らなかったはずだが、
結婚後は絵に描いたような良妻賢母、タバコも酒もきっぱりやめて、専業主婦として夫の収入でやりくりするようになった。
正直いって、大学生のころは茶髪→金髪 服装は田舎のヤンキーだったので、妹の変わりように私は驚いたのだった。
両親は妹の進路に関しては高校の頃から「看護婦がいい」と言い続け、高校も理系(生物系)を進めた。
それから、親は妹に対して「学校の(理科の)先生になれ」といいだした。
私は内心、(あいつ、学校の先生って柄かー?)と思っていたが、黙っていた。
ちなみに、親は私にも「学校の先生になれ」「公務員になれ」と言ったが「私学校の先生に向いてないから」「公務員の仕事向いてないから」としりぞけていた。
妹は特に何もいわず、教職をとっていた。
4年になって、教育実習にいった、という話を聞き、「えっ、教員になるの?」と驚いたのだが、教員免許だけとるという。
教育実習に行く寸前まで金髪の典型的なヤンキー姿だったので、教員というのが全く想像できなかった。
就職活動は?というと「していない」という。
えっ、さすがにどうするの?と問いただしたところ
どうも、研究室もかなり優秀な先生のところに配属されたらしい。そこで、親が研究室に残ることをすすめたというわけだ。
私からみて、妹は研究者としてやっていけるほど学問好きでも、教員として生徒たちといっしょに学校生活を過ごせるようなタイプではなかった。
研究室の様子を聞くと、明らかにハイレベルな内容について行けてない様子。学部生だから当然といえば当然だが、
英語が飛び交い、各国から留学生が研究生としてはいってくるようなところである。
そんなところで大学院の試験を受けても(受ければ通るだろうけど)、研究の道はまず妹の能力では無理だろうと思ったが黙っていた。
親が学費を出して進めているのを、妹は断らなかったらしい。私なら断るのに。
結局夏の大学院入試は合格し卒業後の進路も決定していたが、卒業式直前に妊娠6ヶ月が判明した。
もうどうしようもなくなってそのまま卒業と同時に結婚した。大学院の入学は辞退した。
あのときはなんでこんなことを・・・と驚き、出産後妹が見違えるような良妻賢母になったことに唖然としていた。
でも、このエントリを読んで、今まで気がつかなかった妹の葛藤を少し感じることができた。
私は親が進める将来のレールをことごとく蹴り飛ばしてきた。まじめで優等生なお姉ちゃんだったのに、なぜか親の進める進路を全部断り、自分で進路を決めた。
妹はよくよく考えたら、金髪で外見はヤンキーでどうみても遊んでいるタイプに見えていたけど、親の言うことを聞いて教職もとり、大学院の試験も受けた。
それは、親が進める道を断り切れなかったんだろうな。そういうところ「親のいい子」になっていたんだなと、今頃気がついた。
「いやだ」って、「私にはその進路は合わない」って言えなかったんだろうな。
私も断ったしなおさら断り切れなかったのかも。
そう思えば妹に悪いことをした。好きなように断ってよかったのに。
だから、レールの最後の最後の最後のところで、行き詰まってしまい「妊娠」というブレーキを踏んだのかもしれない。
妊娠6ヶ月で妊娠に気がついたと本人は当時話していたが、ずっと疑わしいと思っていた。
おそらく卒研中に妊娠の可能性を知りつつ、お腹の子も本人も綱渡りのような気分だったんだろう。
そこまでして親の進める進路に逆らえないことに、驚く人もいるかもしれない。
私だって「いやならいやだ」と言えばいいのにとまず思う。
でも、でも「言えない」ことがあるんだろうな。
世の中には親の(世間の)指向する進路(=レール)を「自分にはこのレールはあっていない」と知りつつも乗ってしまい、後悔する人生を送っている人がいるかもしれない。
そういう人は(自分でもわかっているか、知らず知らずか)無理して生きているわけだから、身体や心に何らかの拒否反応が出ているかもしれない。
もしかしたら、妹みたいに、運良く(?)妊娠して、あわないレールから逃れられるかもしれない。
もちろんこのエントリのように、結婚したってそれで終わりじゃなく離婚の可能性だってものすごくある。
離婚しなければ嫁の立場でがんばらないといけないこともある。
けれど、学生が社会に出る前には「人並みに就職活動(大学院入試も含めて)をして進路を決める」必要があって
それが自分にとって明らかにあっていないのに、進路のレールは1本しかない場合、(1本しか見えてないような気がする場合)
「妊娠」というのは進路先変更するとっておきの「進路変更のブレーキ」なのだ、ということは
これからも覚えておこうと思う。
大学に10年も居て(含む大学院)、得たものは学位と資格1つ、失ったものは20代の時間全てと精神安定。<高校時代も大分不安定だったけど、学部の時には殆ど症状が出なくなっていたのにな〜。
この取引が高くついたのかは分からない。
もっと上手くやれる人もいるだろうけど、自分にはもうここまでが限界だと思う。
その事はそんなに(今は)後悔はないけれど。
後輩に相談されると、少し困る。
ドクターなんかやめとけ、マスターでもいいから、とりあえず1回新卒カードで就職しておけ、大学には社会人になってからでもいつでも戻れるから。
そうは言っても、目をキラキラさせて、研究の話をしている若人に、あんまりくさす話もできるもんじゃない。
気持ちは分かるから。分からなかったら大学院になんて行っていない。
そして多分彼は大学院に行くだろう、そしてかつかつの苦しい生活を何年も送るだろう、あのとき先輩に止められた事を思い出すだろう、きっと下の人間に大学院なんかやめとけって言うようになるだろう。
いや・・・分からない。彼は秀逸な論文を書いたり、PDとったり、留学したり、奨励賞をとったりして、研究生活をエンジョイするかもしれない。
これらはどれ一つとして私には縁のなかったことだ。
縁がなかったのは、主に自分の性格と、能力の不足に依ることは分かっている。
しかし彼の性格と能力ならば、それが出来る、と励ましたりは出来ない。
彼より(勿論私より)優秀で、性格的にも問題なかった人が多くドロップアウトしたのを知っているから。
だから研究者なんかやめとけ、と水を差すばかりの嫌な先輩になっている。
一度は憧れた世界の悪口なんか、言いたくないけど。
結局私なんかに相談するなよな〜と笑いながら言うのしかないのだけれど。
しかし、こんな自分にしか相談出来ない後輩が可哀想。(つまり私の下に何年も人が入ってこなかった・・・というか入ってきても1年以内で皆やめた)
下にツリー状に付けたかったけど、いまいち書き方がわからないのでここに書きます。
一瞬だったけど、はてなの科学・学問エントリーに見た事ある文章が上がっていて驚いた。
読んでくれた人、コメントを付けてくれた人がいる。(しかも2人も!)
全員ではないかも知れないけれど、こんな文章に目を通してくれて、感想をもってくれたということだけでも結構胸が熱くなった。
目を通す人は多くて2〜3人だろうと思ったので、ここの匿名ダイアリーの趣旨に反するかもしれませんが、全員にお礼を言いたい。
反感や嫌悪感を感じたとしても、読んでくれて本当に有り難うございます。
そしてコメントをくれた人、皆さんに感謝を。(特に「わかるわかる」「良くある話」というコメントの方、お疲れさまです!)
でも、この状態が「良くある話」であるというのは、あまりに切ない状況です。
この状況を結局何も出来ないでいる自分、せめて身近な一人(後輩の事です)にだけでも何かの手助けをしてやりたいが、上手い励ましや現実的な助言一つ出来ずにいる自分に不満がたまってここに書かせて頂きました。
最終的には祈る事しか出来ない、という事実を思い出させてもらいました。
自分の身一つ救えない人間に、他人を救おうとはおこがましい、出来る事は祈る事だけ、ならば多いに祈ろうではないか。
彼の身に幸多かれ。
オールマィティに詳しい!とかいうやつはたいてい頭良くない、お勉強が目的になってしまっているから。
そもそも能力は限られている、半分知ったかな状態でブログとかで語っちゃうなら寝たほうが良いですよ。
自分が面白いと思ったことは全てとりこみたい、みたいな考え方は課題テーマ設定にも関係していると思う。
課題テーマの設定は発想しても研究成果が出せない人向けの"発想すればそのまま点数になる"救済策だと思っている。
この"結果も大事だけど思い付きが大事じゃん"みたいな考え方は研究生活を停止させる。
例えばうちのクラスの人もみんな努力家、頭もよく、やる気もあるのに、やり方が悪いから、
高木本を使えってんのはどうかと思うが、大学の教科書は複数使うのが一番いい。
その中で自分の気質にあった教科書を選ぶというのもありだし、一つをメインに他の教科書も参照に使うのもあり。
解析なら杉浦本でOKだと思うが、あれが素晴しい本と分かるのはある程度分かってからだと思う。
誰でもわかり、練習問題の解答もきっちりと載っているというのは理想だが、
そんなことが出来るのは指導要項が決まっている高校までと割り切ったほうがいい。
与えられたタスク=解析を理解せよの中から、複数の選択肢=教科書を使い、そのタスクをこなすという訓練を
4年間あるいはそれ以上やることが大学生活であり、給料をもらう仕事につく前の重要な期間だと俺は思って大学を過ごしていたし、
その考えは今の研究生活にも役立っていると思う。
研究者の理想的な1日の過ごし方を模索していきたいです。以下たたき台。ご意見いただければ嬉しいです。
・最もやりたくない仕事に手をつける(5分で良い)
・一人のうちに執筆活動を行う
・メールが来たら2分以内に返信
・科学雑誌、論文が届いたらすぐに目を通し、文献リストへ追加する
・査読が返ってきたら結果を共著者に即メールして方向性を決める
・院生とは、必ず週1回は1対1で話をする時間をとる(5分の進捗報告でよし)
・出来れば外国語担当教員と友達になって週1回はランチを一緒にとる(おごる)
・アイデアは、EvernoteかICレコーダに逐一記録。再利用できるようにしておく。
・長期の予定に目を通す
・文献を読む時間にあてる
効率よい研究生活をするための雛形が作れればと思います。
ご意見を受けて修正していきます。
永住権者に対する地方参政権の付与に関する議論の参考になればと。
法務省より
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan50.htmlなど。
永住許可に関するガイドライン
1 法律上の要件
(1)素行が善良であること
法律を遵守し日常生活においても住民として社会的に非難されることのない生活を営んでいること
日常生活において公共の負担にならず,その有する資産又は技能等から見て将来において安定した生活が見込まれること
ア 原則として引き続き10年以上本邦に在留していること。ただし,この期間のうち,就労資格又は居住資格をもって引き続き5年以上在留していることを要する。
イ 罰金刑や懲役刑などを受けていないこと。納税義務等公的義務を履行していること。
ウ 現に有している在留資格について,出入国管理及び難民認定法施行規則別表第2に規定されている最長の在留期間をもって在留していること。
※ ただし,日本人,永住者又は特別永住者の配偶者又は子である場合には,(1)及び(2)に適合することを要しない。また,難民の認定を受けている者の場合には(2)に適合することを要しない。
2 原則10年在留に関する特例
(1)日本人,永住者及び特別永住者の配偶者の場合,実態を伴った婚姻生活が3年以上継続し,かつ,引き続き1年以上本邦に在留していること。その実子等の場合は1年以上本邦に継続して在留していること
(2)「定住者」の在留資格で5年以上継続して本邦に在留していること
(3)難民の認定を受けた者の場合,認定後5年以上継続して本邦に在留していること
(4)外交,社会,経済,文化等の分野において我が国への貢献があると認められる者で,5年以上本邦に在留していること。
「我が国への貢献」に関するガイドライン
次のいずれかに該当し,かつ,5年以上日本において社会生活上問題を生ぜしめることなく滞在してきたこと。
1 各分野に共通
○ 国際機関若しくは外国政府又はこれらに準ずる機関から,国際社会において権威あるものとして評価されている賞を受けた者
例:ノーベル賞,フィールズ賞,プリッカー賞,レジオンドヌール勲章
○ 日本政府から次のような賞を受けた者
国民栄誉賞,勲章,文化勲章又は褒章(紺綬褒章及び遺族追賞を除く,)日本国際賞
○ 日本政府又は地方自治体から委員等として任命,委嘱等されて公共の利益を目的とする活動を概ね3年以上行った者
○ 医療,教育その他の職業活動を通じて,日本社会又は地域社会の維持,発展に多大な貢献のあった者
2 外交分野
○ 外交使節団又は領事機関の構成員として我が国で勤務し,日本とその者の派遣国との友好又は文化交流の増進に功績があった者
○ 日本の加盟する国際機関の事務局長,事務局次長またはこれらと同等以上の役職として勤務した経歴を有する者
○ 日本の上場企業又はこれと同程度の規模を有する日本国内の企業の経営に概ね3年以上従事している者又はかつてこれらの企業の経営に概ね3年以上従事したことがある者で,その間の活動により我が国の経済又は産業の発展に貢献のあった者
○ 日本の上場企業又はこれと同程度の規模を有する日本国内の企業の管理職又はこれに準ずる職務に概ね5年以上従事している者で,その間の活動により我が国の経済又は産業の発展に貢献のあった者
○ 我が国の産業の発展に貢献し,全国規模の選抜の結果として賞を受けた者
例:グッドデザイン賞(財団法人日本産業デザイン振興会主催)の大賞又は特別賞
○ 先端技術者,高度技術者等としての活動により,我が国の農林水産業,工業,商業その他の産業の発展に多大な貢献があった者
○ 文学,美術,映画,音楽,演劇,演芸その他の文化・芸術分野における権威あるものとして一般的評価を受けている賞を受けた者
例:ベネチア・ビエンナーレ金獅子賞,高松宮殿下記念世界文化賞,アカデミー賞各賞,カンヌ映画祭各賞,ベネチア映画祭各賞,ベルリン映画祭各賞
○ 文学,美術,映画,音楽,演劇,演芸その他の文化・芸術分野で指導者又は指導的地位にある者として,概ね3年以上日本で活動し,日本の文化の向上に貢献のあった者
5 教育分野
○ 学校教育法に定める日本の大学又はこれに準ずる機関の常勤又はこれと同等の勤務の実体を有する教授,助教授又は講師として,日本で概ね3年以上教育活動に従事している者又はかつて日本で概ね3年以上これらの職務に従事したことのある者で,日本の高等教育の水準の向上に貢献のあった者
6 研究分野
○ 研究活動により顕著な成果を挙げたと認められる次の者
① 研究活動の成果としての論文等が学術雑誌等に掲載され,その論文が他の研究者の論文等に複数引用されている者
② 公平な審査過程を経て掲載が決定される学術雑誌等へ研究活動の成果としての論文等が複数掲載されたことがある者
③ 権威ある学術雑誌等に研究活動の成果としての論文等が多数掲載されている者
④ 権威あるものとして一般的に評価されている学会において,高い評価を受けて講演等をしたことがある者
7 スポーツの分野
○ オリンピック大会,世界選手権等の世界規模で行われる著名なスポーツ競技会その他の大会の上位入賞者又はその監督,指導者等としてその入賞に多大な貢献があった者で,日本における当該スポーツ等の指導又は振興に係る活動を行っている者
○ 国際的規模で開催されるスポーツ競技会その他の大会の上位入賞者又はその監督,指導者等としてその入賞に多大な貢献があった者で,概ね3年以上日本においてスポーツ等の指導又は振興に係る活動を行っている者
○ 我が国におけるスポーツ等の振興に多大な貢献のあった者
8 その他の分野
○ 社会・福祉分野において,日本社会の発展に貢献し,全国規模の選抜の結果として賞を受けた者
例:ワンモアライフ勤労者ボランティア賞,社会貢献者表彰の各賞
○ 日本における公益的活動を通じて,我が国の社会,福祉に多大な貢献のあった者
我が国への貢献による永住許可・不許可事例(平成18年1月1日現在)
○永住許可事例
(事例1)
科学技術研究者として活動し,科学技術誌に研究論文数十本を発表した実績が我が国の科学技術向上への貢献があったものと認められた(在留歴9年5月)。
(事例2)
我が国のアマチュアスポーツ選手として活躍し,その間にW杯への出場やスポーツ指導者として我が国のスポーツの振興に貢献があったものと認められた(在留歴7年7月)。
(事例3)
音楽分野の大学教授として我が国の高等教育活動に従事し,その間,無償でアマチュア演奏家を指導するなど我が国の教育や文化の振興に貢献があったものと認められた(在留歴5年10月)。
(事例4)
日本文学研究者として勲3等旭日中綬章授賞のほか各賞を受賞し,文学の分野での貢献があったものと認められた(通算在留歴9年,入国後3月)。
(事例5)
長期間にわたり我が国の大学教授として勤務し,高等教育に貢献が認められた(在留歴7年)。
(事例6)
大学助教授として我が国の高等教育活動に従事し,その間,科学技術研究者としての成果も顕著であり,多数の科学技術誌への研究論文の掲載の他,各種学会,研究グループの指導等を行い,我が国の産業,教育等の分野に貢献があると認められた(通算在留歴9年5月,入国後7年11月)。
(事例7)
システム開発等の中心的役割を担う立場として顕著な実績を挙げており,その実績は高く評価されていることから,我が国の情報技術産業に貢献が認められた(通算在留歴10年9月,入国後6年)。
(事例8)
長期間にわたり在日外交官として勤務し,国際関係分野において貢献が認められた(通算在留歴6年3月)。
(事例9)
本邦での研究の結果,多数の学術誌に掲載し,国際会議での招待講演を要請される等,その分野において国際的に認められている他,国内の企業・研究所との共同研究に携わっており,我が国の学術・技術分野に貢献が認められた(在留歴7年9月)。
(事例10)
我が国の大学助手として4年以上勤務しており,高等教育活動に従事しているほか,派遣研究員として第三国で研究活動を行う等,研究面においても一定の評価があることから,我が国の学術分野において貢献が認められた(在留歴7年3月)。
(事例11)
我が国の大学の常勤講師として3年以上勤務しており,我が国の高等教育(外国語)の水準の向上に貢献が認められた(通算在留歴8年1月)。
(事例12)
我が国の大学助教授として5年以上勤務しており,高等教育(外国語)の水準の向上に寄与しているほか,大学入試センター試験等各種教育活動に参画していることなどから,我が国の教育分野において貢献が認められた(在留歴7年2月)。
(事例13)
我が国の大学助教授として3年弱勤務しており,我が国の高等教育(情報技術)の水準の向上に貢献が認められた(通算在留歴17年4月,入国後4年11月)。
(事例14)
我が国の大学の助教授及び教授として5年以上勤務しており,我が国の高等教育(国際法)の水準の向上に貢献が認められた(在留歴5年6月)。
(事例15)
我が国の大学助手として3年以上勤務し物理学の研究指導等をおこなっているほか,基礎物理学の研究を行いその成果は学術雑誌に多数掲載されている等,我が国の学術分野において貢献が認められた(在留歴11年2月)。
(事例16)
我が国の大学教授として3年以上勤務しており,我が国の高等教育(国際政治学)の水準の向上に貢献が認められた(在留歴13年7月)。
(事例17)
入国以後,我が国の大学で約9年にわたり勤務し,我が国の高等教育(外国の教育学,外国文化)の水準の向上に貢献が認められた(在留歴8年11月)。
(事例18)
我が国の大学で教授として通算約22年間勤務し,我が国の高等教育(神経心理学)の水準の向上に貢献が認められた(在留歴7年6月)。
(事例19)
生物学研究者として活動し,その研究の成果が実用面への利用されていること等,十分な結果を出していることから,我が国の研究分野において貢献が認められた(在留歴10年10月)。
(事例20)
入国以後,我が国の大学で教授として8年以上勤務し,我が国の高等教育(情報技術)の水準の向上に貢献が認められるほか,研究分野では国内外から高く評価されていることから,我が国の教育・研究分野において貢献が認められた(在留歴9年9月)。
(事例21)
医療関係の研究を行っており,関係機関から表彰を受ける等,国内外から高く評価されていることから,我が国の研究分野において貢献が認められた(在留歴9年8月)。
(事例22)
在日外国公館に通算約10年勤務し,その間に我が国と派遣国の国際交流に貢献があったものと認められた(在留歴8年)。
(事例23)
入国以後,我が国で先端技術に係る研究を行い,その成果は国内外の学術雑誌への掲載,学会での発表等しており,我が国の研究分野において貢献が認められた(在留歴8年3月)。
(事例24)
入国以降,一貫して地方における英語教育に従事する一方で,地方の方言で語りながら伝統的楽器を演奏することで伝統文化を内外に宣伝する活動あるいは大学での講義を通じて外国人の視点に立った我が国の地方文化を内外に広める活動を行っており,文化・芸術分野における貢献が認められた。(在留歴7年)
(事例25)
我が国の大学の医学部整形外科学講座で3年以上勤務し,整形外科学に係る学術雑誌において多数の論文が特集で掲載され,著名な専門雑誌にも論文が引用されており,研究分野における貢献が認められた。(在留歴13年4月,就労資格変更後3年)
(事例26)
我が国の大学の農学部助教授として5年以上勤務しており,我が国の高等教育の水準の向上に貢献が認められたほか,国内及び国外の学会においてその研究成果が高く評価され,著名度の高い外国雑誌に掲載されるなど,研究分野においても貢献が認められた。(在留歴5年7月)
(事例27)
入国以来6年間にわたって,独立行政法人に所属しながら我が国の研究所において研究活動に従事しており,専門分野の雑誌に掲載されている論文も多数あり,我が国の研究分野における貢献が認められた。(在留歴6年)
(事例28)
我が国の大学の常勤講師として6年以上勤務しており,独自の語学教授法を開発し,教科書の編纂や講師の教育にも従事し,我が国の教育分野における貢献が認められた。(在留歴6年2月)
(事例29)
本邦内で,日本応用磁気学会,日本セラミックス協会,日本応用物理学会等において学術活動をし,磁性薄膜及び応用分野の学術・技術発展に貢献し,多数の論文と特許出願を行っており,我が国の研究分野への貢献が認められた。(在留歴8年8月)
(事例30)
本邦内の会社員として勤務しながら,電気学会において多数の論文を発表し,学術雑誌等において表彰され,権威ある賞を受賞していることから,研究分野での貢献が認められた。(在留歴10年4月,就労資格変更後4年3月)
(事例31)
本邦内の国立大学工学部の教授として約8年間勤務し,我が国の高等教育の水準の向上に貢献したことが認められた。(在留歴8年3月)
(事例32)
入国以来,本邦内の大学で,専任講師,教授等として,約7年間英語教育に従事し,我が国の高等教育の水準の向上への貢献が認められた。(在留歴6年9月)
(事例33)
本邦内の自動車生産会社に勤務し,粉末冶金関係の論文を多数発表し,日本金属学会誌等に多数掲載されているほか,権威ある協会から表彰されており,産業の発展及び研究分野における貢献が認められた。(在留歴8年6月)
(事例34)
本邦内の大学の経済学部博士課程を修了後,大学の教育職員として採用され,約3年間助教授として講義を担当しているほか,国際的ネットワークを構築するためのプロジェクトのメインコーディネーターを任されるなど教育分野での貢献が認められた。(在留歴7年)
(事例35)
オリンピックに出場した日本人選手のコーチを勤めていたほか,現在も次期オリンピックに出場する見込みのある選手のコーチをしており,その他の活動等を通じて,我が国におけるスポーツ等の振興に多大な貢献のあった者として認められた。(在留歴6年7月)
(事例36)
約20年前から日本国内でスポーツ競技大会に出場し,日本において競技生活を続けている者で,権威ある協会から,日本における同競技の発展に大いに貢献している旨表彰されており,我が国におけるスポーツ等の振興に多大な貢献のあった者として認められた。(在留歴7年6月)
(事例37)
留学生として約14年間在留し,以降大学の専任講師として約4年間,異文化間コミュニケーション等の授業を担当しており,我が国の高等教育の水準の向上に貢献したことが認められた。(在留歴18年1月,就労資格変更後4年8月)
(事例38)
本邦内において,ナノテクノロジー,フルカラー半導体ナノ粒子の合成等に関係する多数の論文を発表しており,日本化学会,高分子学会等において,独自の研究成果を発表していることから,研究の分野への貢献が認められた。(在留歴8年8月,就労資格変更後3年7月)
○ 永住不許可事例
(事例1)
日本産競走馬の生産・育成,輸出,馬産農家経営コンサルタント,講演等を行っているとして申請があったが,入国後1年半と短期であることから不許可となった。
(事例2)
画家として多数の作品を製作・保有し,美術館の建設後に寄贈するとして申請があったが,在留状況が良好とは認められず(不正な在留に関与),不許可となった。
(事例3)
外国人の子弟の教育を行う機関において教師の活動を行っているとして申請があったが,当該活動のみをもって社会的貢献等には当たらないものとして不許可となった。
(事例4)
約1年間,高校で教師をしている他,通訳等のボランティア活動を行っているとして申請があったが,当該活動のみをもって社会的貢献等には当たらないとして不許可となった。
(事例5)
本邦で起業し,当該法人の経営を行っているが,その投資額,利益額等の業績からは顕著なものであるとはいえず,我が国経済又は産業に貢献があるとは認められず,不許可となった。
(事例6)
大学で研究生として研究活動を行っているが,教授等の指導を受けて研究している通常の研究生,学生等の範囲内での研究活動であり,研究分野において貢献があるとまでは認められず,不許可となった。
(事例7)
投資関連企業の課長相当職にある人物であるが,当該勤務のみをもって我が国経済に貢献があるとは認められず,他に貢献に該当する事項もないことから不許可となった。
(事例8)
システム開発関連企業の課長補佐相当職にある人物であるが,当該勤務のみをもって我が国経済に貢献があるとは認められず,他に貢献に該当する事項もないことから不許可となった。
(事例9)
約9年間,本邦に在留し,作曲活動や自作の音楽作品発表会を行い,我が国と本国との音楽分野における交流に努めているとして申請があったが,文化・芸術分野における我が国への貢献とは認められず,不許可となった。
(事例10)
約9年間,本邦に在留し,我が国の芸能人による本国での公演の実現,我が国と本国の企業交流にかかるイベント実現等を理由に申請があったが,我が国への貢献とは認められず,不許可となった。
(事例11)
入国後,3年間は留学生として在留し,その後,我が国の大学の医学部助手として5年間勤務していたが,我が国の高等教育の水準の向上に貢献があったものとは認められず不許可となった。
(事例12)
語学指導助手として入国し,3年間は本邦内の中学校で,それ以降は高等学校において約4年間英語教育に従事していたが,日本の大学又はこれに準ずる機関の常勤又はこれと同等の勤務の実体を有する教授,助教授又は講師としては認められず,高等教育の水準の向上に貢献のあった者とは認められなかった。(在留歴6年11月)
社会は多様で10人いれば10様の性格の人間がいると思って差し支えありません。
その中で、あなたや世間にとっての「当たり前」を当たり前に受け止めてくれない人もいるかもしれません。
あなたのメールを受け取って件の教授がどう考えたのか考えみると違った受け止め方ができます。
サラリーマンであれば儀礼的なメールや格式的なメールは間違いではないと言えるでしょう。
そういった儀礼的なメールに「何故」を突きつけることができること自体
研究者の心構えとしては尊敬すべき、見習わざるを得ないこと、と考えられるかもしれません。
少なくとも話を伺う限り失礼な文面になってしまっているとはお見受けしますが
多忙な職務の時間を割いて返信をしてもらえた、というのはそれだけで感謝に値することだと思います。
少なくとも私が同じメールを受けとったらそのように受け止めます。
また、逆に「私が教授だったら…」と考えると
新しい研究生に踏み絵的な意図でそういったメールを送ることもあるかもしれません。
貴方が学問としてどういった分野を専攻されているかわかりませんが
学生を卒業しプロフェッショナルな研究者としての一歩を踏み出すにあたって
絶対的なアドバイスとして伝えられる何かがあるとしたら、
学生時分のように正解と不正解に仕分けできるような単純な「答え」は存在しない、という事実です。
曖昧模糊な価値基準の中でその時その時の「ベスト」を尽くして行くしかありません。
「私は考えすぎなのでしょうか?」と仰っていますが
貴方は考る段階にすら至っていないのではないか、というのが私の感想です
駄文ですがご参考までに私見を述べさせてもらいました。
そして最後にもう一つ。
これは私が最近の若い方の相談を受ける際に例外なく言わせてもらっていることですが
この点が現代の学生達が総じて伸び悩むボトルネックのような気がしています。
「これから貴方が出会う貴方の先輩たちはすべからく貴方に興味がない」
貴方の舞台は主役ではなく脇役から始まる、ということです。
長文失礼致しました。
LABプラスとは研究室の教授との“日常”の交際を楽しむゲーム。
現実の日時や学会と連動し、教授と同じ時間を過ごしている感覚が持てる。
論文に対してダメだしされるスキンシップや音声での会話(説教)もある。
教授の服装は2種類、学会や研究会などのイベントは4000以上。
教授のタイプにおいても「ワンマン(同歳)」、「無能(年下)」、「天才すぎてついていけない(年上)」という様々な性格を用いている。
だが、最大の特徴は、単位を次々と“取得”していく既存の大学生活と違い、学部を卒業した後の修士研究がゲームの本番というところにある。
卒業した後の「修士パート」ではDS内蔵の時計を使用した「リアルタイムクロック」(RTC)により、現実の時間や学会に合わせたリアルタイムで永遠に続く「研究生活」が体験できる。
教授とのやり取り次第で教授の髪型や服装、性格、専門が変化するなど、プレイヤー次第で様々なシチュエーションが楽しめるのも特徴である。
また「修士パート」では、「学部パート」と異なり、いつでも教授とメールをやり取りすることが出来る。(「原稿まだ?」「なんで大学来ないの?」等)
プレイヤーは研究コマンドを実行することで、進捗力をため、休日には進捗力を消費することで教授を学会に誘うことが出来る。
学会では、タッチペンでプレゼンを行うことが出来、上手くいくと教授とのキスも。
ワイヤレス通信機能を使うと自分の教授と他のユーザーの教授同士をおしゃべりさせることもできる。
群馬県高崎市の男子大学生(23)は、教授の1人である小早川輪講に夢中になっていると告白した。
「さっき教授と学会行ってきました。今度本当に国際学会で発表しようか?って話になり次回の学会は国際学会に決定です」
「(国際学会)連れてって?」の言葉で、燃え死んだといい、「うぉぉぉ!オレは人間を辞めるぞぉぉ!!!教授!!!」と雄叫びを上げている。
「まだ卒論前なんだけど威力高いな。卒論後には(激務すぎて)おれ、死ぬのか?」
「初学会で興奮のあまり髭触って怒られましたww」
など、感嘆の声が連日連夜、アップされている。
二十代の人が、研究者人生を棒に振ってしまうためのフラグの立て方は色々あるが、そのなかでも有名なものの一つに「悪性の論文調査」というやつがある。若いうちから、アカデミズムの海で実験結果を誤魔化すような処世術を身につけたり、捻れた教科書や論文との付き合い方を覚えてしまったりした人は、まぁ、あとあと難しいだろう。
では、研究者人生を棒に振るような“悪性の論文調査”とはどういうものか。色々なパターンをみかけるなかでも特に頻度の高いもの三つを、書き残しておこうと思う。
目の前の実験結果なり、自分が置かれているポストなりが気に入らなくて、それを色眼鏡でみる為に論文調査に耽溺するタイプ。このタイプの人は、実験装置のややこしさや理論の不完全性を承知しながら注意深くモデルを適用してみようという姿勢になりにくく、むしろシミュレーションや理論という名のロードローラーを使って、研究対象をとにかく単純化・抽象化する姿勢へと傾きやすい。思想や理論が含んでいて然るべき、実験結果に合致しない部分や不完全な部分を留保するよりも、自分が見たいビジョンで自分の研究範囲を染め上げることが優先されるものだから、教条主義的・原理主義的な研究者になりやすく、融通のききにくい“理屈だおれ”にもなりやすい。
このタイプの人達にとっての“論文調査”は、研究分野のことを広く識るための“論文調査”というよりは、研究対象への見方をむしろ限定し狭めるための“論文調査”という体を為しやすい。彼らにとっての理論やシミュレーションとは、視野を狭窄させるための色眼鏡でしかないし、まさにそのために“先行論文”が必要とされている。
見たくない実験結果を自分の視界から締め出すために本を積み上げる人が、良い研究者になれるとは思えない。
読んだ論文の数や著者の名前が、履歴書になると思っている人達の“論文調査”も、研究者人生を棒に振りやすい。本棚に並んでいる教科書・参考書の立派さのためばかりに教科書・参考書を買い求める人達も、同様である。
本来、先行研究調査なんてものは「誰の論文を読んだのか」よりも「どんな影響を受け何を考えるようになったのか」のほうが遥かに重要な筈だし、ときには一枚のレターが、十冊のペーパーよりも強いインパクトファクターを与えるなんてこともザラにある筈だ。しかし、このタイプの人達にとっては、読破した論文の数を数え上げ、難解で有名な何某という先生の論文を読みきったという事実証明のほうが重要らしい。ポスドク募集に提出するCVに載せるために論文を読むような、あるいは本の威を借りるキツネになるために強面の論文を敢えて選ぶような、そういう空疎な論文の読み方に耽る人間というのは、いないようで結構いるものである。
論文からの影響や論文の内容よりも、他人の論文の威を借りることに夢中になっている人が、良い研究者になれるとは思えない。
・優越感の袋小路に逃げ込む為にマイナーな分野を求める
学会やコンペティションのような、他人同士が競り合う分野では劣等感が強烈過ぎて、それを補償するために、およそ誰も競争相手がいない研究領域を敢えて選んで、そのジャンルで悠々と優越感を味わうために知識を求める、という人も、可能性を勉強で囲い込んで腐らせてしまいやすい。
例えば、研究生活のなかで劣等感が強い人が、その劣等感を補償する為に勉強に手を伸ばすケース。実のところ、やり方は非常に簡単で、ラボの誰も興味を持ちそうにない分野の、ちょっと難しそうな参考書を見繕ってきて、ラボのなかで見せびらかすようにそれを読めば良い。ラボで流体力学を読んでいるやつがいなければ流体力学でもいいし、一般相対性理論の教科書でも、マイナーなジャーナルの論文でも構わない。とにかく、“ラボの頭の悪い連中”が手をつけそうに無い“俺だけが重要性を知っている”分野の論文を選びさえすれば、劣等感から身を守る大きな防壁として十分に役立ってくれる。
しかし、こういう本の選び方ばかりしていれば、当然、“ラボの頭の悪い連中”とのコミュニケーションはますます困難になるばかりでなく、興味や関心の分野を著しく狭めてしまうことになりかねない。また、選んだ分野についての造詣を深めようにも、単に競争相手がいない場所を選んでいるばかりでは切磋琢磨など望むべくもないし、万が一、ポスドクとして行った大学などで競合相手に遭遇した場合、そこで再び劣等感を刺激されてもっとマイナーな分野へと逃避するしかないような、そういう逃げ癖が身についてしまうことも有り得る。
マイナー研究を防壁にしながら劣等感から逃げ回るだけの人が、良い研究者になれるとは思えない。
まとめると
このように、ひとつ“論文調査”と言っても、研究対象に対する視野を狭めたり、都合の良いモデルで実験結果の埋め合わせをするために論文の山に埋もれるような、そういう惨めな論文や教科書との付き合い方というのは十分に有り得る。世界を多様な視点で眺める術を与えてくれる筈の論文が*1、景色を歪め、視野を狭めるためのツールに堕するというのは、とても哀しいことだが、こういう事例は枚挙に暇が無いのが現状だ。
矛盾した物言いに聞こえるかもしれないが、二十代の研究者が劣等感を補償する為に難しめの論文にチャレンジしてみるとか、他の人が手を出してない研究分野を学んでみるというのは誰にだってあることだろうし、むしろある程度はキャリア相応に必要なプロセスでもある。だから、上に書いたような論文の選び方が全部ダメだというつもりは無い。けれども、上に書いたような論文の選び方ばかりを繰り返しているしているようでは、やっぱり良い研究者になれるとは思えないし、どんなに論文を読んだとしても、得るところが少ないだろう。
こちらより改変。
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20090727/p1
●追記
ブクマ数見て驚いた。
こういうネタバレは無粋かもしれないけど、これ、半分は改変元の記事への皮肉で書いてます。あの理屈を研究者に当てはめるとこんなヘンテコなことになるよ、というのを示すつもりで。でも、ブクマで賛同してたりする人が結構いて、ちょっと何だかなあという気分。(22:45)
研究生活に於ける「打ち込み」って何でしょうか?
今現在そこそこの大学の工学系大学院一年生たる自分ですが、研究って何をすればいいのか分からない。
学部四年生の頃から研究室にいたからなんとなく分かっていてもおかしくないはずなんだけども。
うちの研究室は学部四年生でも研究室宿泊が当たり前的な空気があり、ゼミでもそれなりの成果を求められとる。
こんな増田を書いてる時点で分かると思うけど、自分は結果が出ていない方なわけ。
で、自分は何か辛い状況に直面した時には柔道部時代の経験則からヒントを得ることが多いので、今回も考えてみたのですよ。
「学会」が「試合」
だとしたら、どうやって「試合」や「乱取り」で満足の行く結果が出るようになるのか。
そう考えると、最近自分は先輩に「技のコツ」ばかりを聞いていたように思う。
曰く
「この技って効果的な奇襲ですかね?」
「どうすれば手痛い反撃を受けないですみますかね?」
即片羽絞めかけながら「打ち込みせいや!」って言ってたじゃん!
でもそこで思うのは冒頭の一行なんですよね。
強くなるには「打ち込み」しか思いつかねえけど、何を反復練習すりゃいいんだ?
論文読めばいいのか?アイデアにもなっていないような妄想をすりゃいいのか?それって次の「乱取り」までに形になんのか?結構「試合」近いぞ?エントリするのは規定路線っぽいぞ?持ってる技は先輩が「やってみたら〜?」程度で示した技くらいだぞ?「乱取り」で使ったら「その技クソじゃね?」みたいな扱いされたぞ?
わかんねー。
いくら能力があってもうまく行く仕事ばかりできるとは限らない。
仕事がうまく行かなかったら死ぬしかない? もちろんそんなことはないよ。
趣味だって音楽だって楽しめばいいし、好きなことはそれはそれでやればいい。
その代わり、数時間集中して取り組めば、悶々と1日中悩んでいるよりは良い結果が出ると思う。
どうしても嫌なことがあったらふらっと旅に出て、ひょっこり戻ってきて教授の驚く顔でも拝んでみるくらいの余裕を持って望むのが吉。
ちょっとくらい研究のことから頭を外しても別に取って食われたりはしないよ。
この先一生辛い研究が続くわけじゃない。
指折り数えて研究生活が終わるのを待とう。
#念のため、中間報告と提出前1週間はそれなりに頑張る素振りを見せるように。
本エントリは
http://blog.riywo.com/2009/02/27/120733/
に対するコメントとして書いたら非常識な長さになってしまったため,
仕方なく日記にしてしまったものです.今更推敲するのも面倒だし.修論締切やばいし.
以下コメント.
私,ちょうど現在修士論文の提出用最終稿を書いている真っ最中です.
卒業を諦めかけ,それでも卒業できることになりそうな身の上の者が,修士までの研究や卒業について書きます.
あなたのエントリを読ませていただいて,一番強く感じた疑問は,「卒業は誰のためのものか?」です.
私は卒業とは自分と保護者のためのものではないかと感じています.
「日本的お優しい環境なので(学部)卒業できた~」とありますが,研究室の先生は研究者.純粋な教育者ではありません.
あなたの保護者ではないのであなたが卒業研究から何か得ようが得まいが関係はありません.
たとえば博士課程後期にでもなれば自分の研究に利益をもたらす可能性が多少高まるので積極的に構うでしょうが,
学部生レベルじゃ「留年すると担当教諭として面倒だから単位やっちまえ」くらいに思っているかもしれません.
(特に東大ではその傾向を感じるのですが,ここでは言及しません.根拠となるデータなんてないので.)
だから卒業できた,いやさせられたのではないかと感じました.
何しろ卒業生の優秀さはその先生の研究者としての評価に直接は関係ないのですから,ある意味当然の振る舞いかもしれません.
あ,念のために注釈すると,それでもやる気のない生徒を卒業させようと頑張ってる先生は大勢います.
理由は研究者を育てるという教育者の責務に駆られたとか単純に甘いとかはそれぞれなんでしょうが.
結局,卒業にこだわるのは本人とお金出してくれてる人だけ.あと内定先の採用担当もいれましょうか.
そして,本人以外は卒業の事実だけで充分.学校生活の内容にこだわるのは本人だけ.
卒業までの短い期間で自分が満足いくまで研究するのも,就職予備校と割り切って卒業に必要なだけの研究をするのも,
こんな短い期間じゃ研究なんてできっこないと決めて何もしないのも本人次第.
大学ってある程度自由な選択肢があるところなんですよ.授業出席やテスト勉強に限らず,卒研さえも.
勿論明言はされませんが.
それに気づけるかどうかも本人次第.
そこに18歳だから気づけないとか22歳だから気づけるなんて因果関係はないと思います.
私は齢22にして卒研の意義が分からず,とりあえずやってみて,そんなもんかとがっかりしたクチです.単純ですね.
あなたは,同じ状況で頭を働かせ,とりあえずやらなかった.それだけのことでしょう.
そこに新卒採用制度が絡んであなたの問題を複雑化させているのはわかりますが,
就職先で卒業研究の内容を駆使することが求められるわけでもありませんしね.
そうそう,私がなぜ卒業を諦めかけたかの話が抜けてました.
(どうでもいいなら一段落すっ飛ばしてください)
すごくありがちな話で,ビョーキです.
学校に行きたくても行けない期間は辛かったでした.
なぜって,内定をもらってるのに卒業できないかも,という恐怖が常に襲ってきたので・・・
その時に再び思ったのですよ.
あー,やっぱり卒業研究は成果じゃなくて,本人が頑張ったらOKの世界なんだな,って.
この曖昧な文章に無理矢理結論づけるとすれば,
あなたが「学問」できなかった,しなかったのは,他でもない,あなた(のせい)だということ.
そしてそれにうちひしがれて自分から退学を願い出たということ.
担当の先生でもなく,就職予備校でもなく,学の府でもなく,あなたがね.
あなたは学問したいのであれば,きっと研究者を目指せばよかった.
でも,卒業研究ができなくて就職,という(逃げ)道を選んだから,あなたの中で大学で学問する意義がわからなくなってしまった.
大学院に行くということは,就職のために行くのではないという,オトナ達からの刷り込みによる思い込みのためだけにね.
大学院での研究生活は就職だろうと研究だろうと,人生の糧になりうるものですのに.
そして私がこれを書きたいと思った動機は,あなたが研究室に入ってくる生徒達にとてもよく似た考えをしているから.
研究室に入りたてだった頃の彼らに.
毎年,あなたみたいな考えの人が研究室にきて,無駄なことはいやだと最短ルートの入口を探し,
それが正しいのか,抗うべきなのかはわかりません.
でも,私は毎年こう声をかけてきちゃいました.
「とりあえず,研究っぽいことやってみなよ.
頭で考えられる範囲で研究になるかどうかわかるようなテーマは研究ではないから.単なる演習だから.
卒業研究は成果よりもやってみることが大事だから.
やってもみいくちゃ無駄かどうかわからないことにチャレンジするのも,長い人生,たまにはいいんじゃない」と.
私は今でもそう思っていますから,うっかり言ってみたくなったんです.
卒業研究や大学の意義について悩んだ挙句,私とは別の選択肢をとったあなたに,私の考えを.
所詮は終わってしまった選択肢,戯言ですがね.
なにはともあれ,就職おめでとうございます.
あなたなりに納得のいく人生が送れることを切に願いつつ.
DQN院生撲滅のエースで今まで輝かしい戦績を誇ってきた。理不尽さ、物わかりの悪さ、不登校にさせた学生の数とも文句なし。
教授と比較し人当たりは軟らかいが、研究に向かう気力を減殺する雰囲気の醸成に一役買うマルチ兵器。
学振PDや筑波のポス毒が増えて職にあぶれた悲惨なODは減少してしまったが、
それにも採用されないテクや研究補佐員として研究人生の悲惨さを見せつける。
研究に逝き詰まり、精神バランスを崩し真面目な院生まで巻き込みドロップアウトを堅実にアシストする縁の下の力持ち。
持ち前の1stオーサシップへの執着力で気の弱い院生からデータやテーマを奪いちゃっかり自分の業績にしてD3の逃げ道を塞ぐ。
いつかはラボから居なくなるもののタイミング良く助手ポストが鮮やかに決まった際、生え抜き院生を失意のズンドコに叩き込む。
知識の貧弱さと研究室マナーに関する常識の無さで、真面目な院生の足でまといとなる無視出来ない存在。
ラボの士気に影響を与える力はないが、色恋によれたDQN院生をただれた生活に引き込むブービートラップ。
徹夜実験や論文読みを一切拒否するクールガイ。ひたすらPCに向かいエントリーシートを打ち込むか、問題集を解いているラボの異分子。
某所より転載。
生物系だとこういう研究室が多いような気がする。前時代的な徒弟制度というか。
毎日日付が変わるまで実験やってるし。しかも学費払って。
見てみたら日記をつけてから今日で2000日目だった。ちょっと振り返ってみることにする。
ちなみにパソコンは全然詳しくない。
親がパソコン好きだったので、小さい頃からネット環境があっただけ。
Netscapeが好きで使ってたけど、Internet Explorerが出たときの衝撃は今でも覚えてる。
とにかく軽くて、スタイリッシュな感じ。今はもう太っちゃって当時の面影はないな。
確かOSはwin98だったかな。
そのあとMeのマシンを買ってもらって、それで随分遊んでた気がする。
Meも大事な友人の一人と言っていいくらいの時間を一緒に過ごした。
よく顔を真っ青にしたり、起きたと思ったら顔面真っ白で驚いた顔したりしてたっけな。
出来の悪い子だったと思うけど、いまでもMeって言葉を聞くと顔が自然とにやけてしまう。
Meは自分の成長を犠牲にしたかわりに、人を育てる能力に長けていたんじゃないかと思う。
侍魂見て爆笑したり、MXのチャットで色んな奴と話したり、メッセで知り合った人とボード行ったりもした。
ダイヤルQ2に引っかかって10万も請求きたりして親にこっぴどく叱られたこともあったな。
この頃知り合った人は今でもたまに連絡取ったりして関係が続いてる。
なんかあったかい時代だったなと思う。
実家の回線もADSLから光になって、ちょうどその頃実家を出た。
よくほっかほか亭で塩カルビ丼喰いながら夜通しくだらない話してたっけな。
塩カルビ丼が終売になったときはみんなで抗議しにいったっけ。
終売になってからも冗談で「おばちゃん塩カルビ」って言ったら本当に出てきたりして。
あのおばちゃんまだ働いてるのかな、元気でいてほしいなぁ。
あとはゼミさぼってみんなで雀荘行ったことが先生にばれて、バケツ持たされて立たされて。
「叱り方が昭和だよな」とか言いながら笑ってた。
院に行くのに必要なTOEIC受け忘れて、1年研究生として研究室勤務になったこともある。
バイトしながら学費稼いで、4年の研究の面倒見つつ麻雀して研究して。
学会もこの頃からお世話になるようになったんだな。
国際学会のときの原稿全部Excite翻訳にしてこっぴどく怒られて、
後輩に全部手直ししてもらって発表したのはいい思い出だ。
この頃になると昔ほどネットにいることは減ったけど、休みには必ずネットはしてたな。
拡張機能とかで色々とカスタマイズ出来て本当に便利な時代になったもんだと思う。
LDRize、Minibuffer、AutoPagerizeとか一回使うと離れられなくなるな。
Rejaw、Tumblr、Deliciousに飛ばしてるけど情報収集するのに最適だな。
ネットも変わるもんだ。
Rejawは昔から知ってる奴が結構いいよっていってたから使ってるんだけど、
検索機能も充実してていいね。
なんか顔なじみの奴が結構Rejawにいて驚いたけど、あんまりメジャなものではないのかな。
そいつは、はてなとかガキしかいないじゃんとか言ってたけど、ガキで何が悪いんだって話。
ガキ最高、ガキ上等。
まー、ちんたらとここまで振り返ってみたけど、とにかく懐かしいな。
来週には俺もパパだ。
今はとにかく嫁も子供も無事に産まれてくれればそれでいい。
パソコン使えるまでは俺と嫁と爺さん婆さんでしっかり育ててやる。
自分一人で粛々と、将来役に立てられるのかどうか分からない(そして多くの場合役に立たない)事をやっていると、
誰か隣に居てくれる人がこれほど大事なことなのかって身を以って知った。
寂しさと孤独と恐怖で潰れていく人なんて毎年何人も見るし、そういう感情に囚われて何も出来なくなる人が本当に多い。
一瞬でも自分の研究に対する信念に疑問を感じた時に、誰も周りに居ないような感覚に陥らなくて済む人が居るのって、本当にありがたい。研究者なんて何も出来なくなったらただの穀潰しだし。
そういう感覚を知っている人が多いから、愛妻家が多いんじゃないかなあと思う。もちろん研究バカで家庭には目もくれないって人も当然中には居るけど。ただ、今まで見てきた感じ、優秀な研究者ほど、妻とか家族とか周りの人を大事にしてると思う。