「利己的な遺伝子」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 利己的な遺伝子とは

2018-12-04

性欲痛は実在すると思う

セックスしたいのにできないという怨念殺人事件に結びつくこともあるからなあ

まさに利己的な遺伝子

2018-10-23

おっぱいが大きいと5割り増しでかわいく見える

女n顔っておっぱいの添え物みたいなところあるじゃん。だから多少ブスでも立派なおっぱいがあるとかわいく見える。

からヤらせてくれないとはっきり言われると、とたんに顔のアラが見えて、そこで初めてきちんと顔を客観的に見ることができる。ということがわかった。

生殖のために、セックスアピールある子はかわいく見えるようできてんだろうなあ。利己的な遺伝子さんよお

2018-07-25

利己的な遺伝子LGBT

10年以上前にヒットした本だが覚えている人も多いだろう。

利己遺伝子論とは何かというと、生物の振る舞いにおける「利己的な」存在単位は、生物種でも生物個体でもなく、遺伝子だという理論である。たまに、「生物利己的に振る舞うように遺伝子によって決定づけられている」という理論だと思っている人が観測されるが、全くそんなことはない。むしろ利己なのは生物個体ではなく遺伝子だとすることで、一見不合理な(利己的でない)ように見える生物個体の振る舞いを、実は遺伝子にとっては合理的な(利己的な)行為として説明することができる理論である

よく知られているように、人間には異性愛者とそうでないものがおり、マジョリティは前者だが後者自然状態で数パーセント〜10パーセントほど生まれるという。そして、これは人間だけでなく、自然界の他の生物種にも普遍的に見られることが知られている。よく、「ゲイは子孫を残せないか生物として不自然だ」という非常にナイーブな主張があるが、少なくとも人間特有現象でないことは明らかである

では、子孫を残せない同性愛者は、なぜ自然淘汰されないのだろうか? ダーウィンに従うならば、子孫を残すのに不利な形質は淘汰されるはずだ。

答えは簡単同性愛は子孫を残せないが、遺伝子は残せるからである

どうやって? 自分同性愛者であっても、自分遺伝子の大半は、自分の近親者に共有されている。したがって、自分の近親者が子孫を残し繁栄すれば、自分遺伝子も受け継がれるのである

逆に、遺伝子ほとんど同じもの複数いるのだから、何も全員が子孫を残さなくてもいいわけだ。全員が異性愛でなくても、何も不自然なことはないのである

2018-07-17

読みたい・やりたい

セーレン・キルケゴール死にいたる病

難解っぽかったけどちくま学芸文庫版だと訳注を追っていけば理解できそうなので読みたい。

続編の『キリスト教の修練』も読みたいけどそこまでたどり着けるか・・・。

ベイズ推定

ベイズ推定だけ理解できればいい。ただ統計学全体をやらないといけない気がして大変そう・・・。

太田勝造他の法社会学

マルクス主義の衰退とともに下火になった法社会学を再興しようという動きがあるらしい。

まだ内容見てないので期待に応えてくれるものなのか分からない。

上記ベイズ推定もこの一環。

イスラム

良い入門書があったのでクルアーンと併せて読みたい。

ただ正直やる実益がそんなにない。興味本位

村瀬興雄『ナチズムドイツ保守主義の一系譜

ライトに書かれてるけどすげぇ良い本。

すぐ読み終わるので今日明日にも読み終えたい。

都市計画

単純に面白そう。

その他

藤原保信『自由主義の再検討

・ユヴァル・ノアハラリ『サピエンス全史』

リチャード・ドーキンス利己的な遺伝子

いずれも主張は要約を読んだりして分かっているつもりなので、わざわざ推論過程を読む時間を割くのかという問題がある。

2018-02-17

anond:20180217025421

リチャード ドーキンスの「利己的な遺伝子」を読むと良いですよ。

男性観点でも性欲は大切なものでは無いのです(少なくとも若いときはね)

2018-01-11

anond:20180111144213

いやさ、利己的な遺伝子的な考えで、メスは出産コストリスクが高いので、オスの選択には慎重になる、ってそのままなんじゃねーのw と思うよ。

君はまぁ「男女逆にしたらゲロはくでしょ」っていうけど、ナチュラル女性はそう思いがち(遺伝子の素直な発現)なんじゃないかなー、と思う。

でさ、セクハラとか政治的な正しさとかフェミニストが訴える理想的な男女のあり方みたいなものでさ、

男性からセクハラは少なくなって、女性性的自由アプローチする自由が認められたらとして、

『それで女性積極的になるか?』っーと、ならなかった訳ですよ。マジ失敗思想な訳。女性は変わらないし、じゃあ男性も(法的な範囲内で)古典的マッチョ男性像をなぞった方が男女ともにマッチングやすいよね、というのが今かなー、と思うよ。

2017-07-26

おすすめ本『数の悪魔』他、注文しました!(元増田より)

また書きます。と結び↓つつ、2ヶ月あっという間に……。

https://anond.hatelabo.jp/20170516165447

夏休み中に誕生日を迎えるので、誕生日プレゼント読書感想文向けに、

まずはここら辺かな、と

https://anond.hatelabo.jp/20170515180123

https://anond.hatelabo.jp/20170515185422

でいただいたおすすめ本より、

『数の悪魔

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』上下

を注文しました。

明日には着くのかな。

息子の反応が楽しみです。


他におすすめいただいている

虚数情緒

数学ガール秘密ノートシリーズ

ソロモン指輪

オイラーの贈り物』

利己的な遺伝子

も、またじわじわと購入していきますね。

この辺りは、過去に私が全く関心を持たなかった分野なので、どれもこれも情報ありがたかったです。

唯一、結城先生の『数学ガールシリーズだけは存在認知していたので、著者が日本人で昔からTwitterされてる(もちろんはてなーでもある)のって影響あるのだなー、と実感できました(笑)

その後の息子の様子ですが、

夏休みに入る前の三者面談担任特別支援先生+母である私)では、

「立ち歩きもなくなったし、積極的発言するなど授業に対しても意欲的ですよ!」

と、ホッと一安心でした。

低学年では「先生の目が届くように」との配慮で、常に最前列を横移動していたような状況でしたが、

今年は一度後ろの席にしてみたら、それがハマったのか全く立ち歩きなく落ち着いているのとのこと。

おそらく、持たせている自由帳への落書き(すごい密度ゲームの構想が…)という内職に集中しやすいからじゃないか、と母としては予想しているのですが。

教室からの脱走防止アイテムとして、入学当初から教科ノート以外に自由帳を持たせること、授業中の使用許可をいただいています

今年の夏休みは、こども対象プログラミングコンテストなどに応募出来るといいな。

息子自身が完成出来るところまでやる気が持続するかが怪しいですが、まず、ちゃんと完成させて1つ達成感を持ってもらうことが目標です。


沢山いただいたトラックバック個別にお返事できずでどんどん時間が経ってしまっているのですが、聞いてよかった!!ありがとう増田日記!という感じです。本当にありがとうございます

2017-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20170515180123

情報系の博士号持ちの横田ですが、ここに挙げてくれている三冊だけは絶対おすすめです!

吉田先生の本だと、持ち運びのしやすい『オイラーの贈り物』も良いでしょう。

中学生になったら息子さんなら読めると思います

ここに挙がっているのは数学系の本になりますが、他の分野に目を向けるのも、息子さんの選択肢を広げるのに良いでしょう。

横田子供の頃に読んで楽しかった本を厳選して書いてみます

物理学者ファインマンの『ご冗談でしょうファインマンさん』や、動物行動学者ローレンツの『ソロモン指輪』などは、

息子さんなら小学校に在籍している時点でも読めるかと思います

もう少し大きくなったら、進化生物学者・動物行動学者ドーキンスの『利己的な遺伝子』も良いでしょう。


横田の専門分野的には、折角息子さんがプログラミングにハマっているとのことですし、アルゴリズムに関する本も良いのでは

と思います灯台下暗しで、どれが今の息子さんに良いと今すぐ紹介できないのがお恥ずかしいですが…


学校横田がやってもらえて嬉しかったのは、上の学年の教科書を貰えたということでしょうか。

高1まででさっさと高3の教科書まで全て終わらせた後は、丸二年間数学の授業の時間フリーダム大学数学をやっていて良かった

のが、今日横田につながっています

2016-09-04

はてな進化論関係の本のおすすめを聞くとすごいらしいので聞く

とりあえずドーキンス利己的な遺伝子とか盲目時計職人とか延長された表現型とか読んだ。

あとグールドワンダフルライフとかフルハウスとかダーウィン以来とか読んだ。

ここ数冊で言うと破壊する創造者、赤の女王生命の跳躍とかも読んでる。で、いま移行化石発見に移ってるんだけど、

現代の目から見ても抑えておくべき古典

現代進化論事情を教えてくれる本」

についてそれぞれ教えてちょ。

2016-05-09

利己的な動機慈善

R.ドーキンス博士の「利己的な遺伝子」「神は妄想である」を続けて読んだ感想

進化過程において、一部の生物自己遺伝子を有利に残すため、子を世話する=利他性という資質を身に付けた。

人類社会的動物であるがゆえに、利他的進化した。

生存に有利な資質一種利他性を持つ個体割合が多くなった。ここまで前提。

利他性というもの生得資質であるならば、慈善正義というもの本能一種であり、生理的快感を伴うものではないか

生理的快感に従って行為するがゆえに、「困っている人」には注目し快感の命じるままに主観的慈善行為を行い或いは正義のため糾弾し、「困っている人」でなくなったら忘却するという現象が起こるのではないか

この仮定が正しければ、単なる生理的快感他者に役立てるためには理性による制御必要だということになる。

自分の頭ではここまで。

増田による叩きとツッコミに期待。

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早速指摘あったので追記します。

ドーキンス博士の本から得た感想

個体が好き勝手カオス選択しまくった無限乱数の結果一定の偏り(ESS)で収束が生まれる」というのは実に面白いなあ、でした。

書き方と自分理解両方に不足があったと思います。指摘ありがとうございました。

なんでこんなエントリを書いたかというと、「おもいやりをもちましょう」と教える現行の道徳教育って思わぬ善意落とし穴を作ってるんじゃないか、とふと思ったのが発端。

もし利己行為各自選択することでお互いが生存に有利に働くシステムを構築することができれば、生物学的に見て一番無理がないのではないだろうか。

自己制御しうるだけの理性ってどうしたら得られるようになるんだろう。

あと、トラバミスって汚くなった。反省

2016-04-05

おそ松くん16話があまりにもあまりにもだった

そういえば、先月は番茶アニメ殆ど見てないことを思い出しておそ松さんの続きを見始めたら、ローション会だった。

クール目のおそ松さんは好きだったんだけど、2クール目は女子向けに突き抜けすぎて、ちょい食あたりやなぁ〜。

16話って女性の業の深さが見えて、「逆恋愛工学」みたいになってて、一周回ってホラーしか見えないんだが…。

ここで言う逆とは「恋愛工学めいた【利己的な遺伝子】的発想を女性側が自分達が干からびてでも受け入れる」という意味での逆。恋愛工学…つまり、正位置では振りかざしてたことをね

クール目のおそまつさんは見ないほうが良かったのかな…特に16話は最初から最後まで媚び媚びすぎて、しんどい…。

なんだろう…こうじゃないんだよ。

どっちかというと、少年マンガとかロボットアニメの1シーンからヤオイ的なものを拾っていくのが好きな感覚を「腐」として認識するわけで

少女マンガはあの独特のテンプレシュールさを楽しむ、バカエロAVとか、テンプレート的なライトノベルの女版文化だと思ってみてました。ごめんなさいw(たまにすげーいいのはあるけど、典型的な奴は本当にシュールっす)

妹にハルヒとかおおふりのキャラソンをかたっぱしから聞かされた時のことをおそ松さんエンディングの入りで、思い出す。

男の作品ってこういうのないから、そこは新鮮。

地獄の16話終わったと思ったら、17話は十四松まつりかよ…マラソンで見ようと思ったら、タフネス要求されるなぁ〜。これ。

16話でなんか、最近の嫌なことを色々思い出して、思考がこじれたから寝るけど

恋愛カテゴリに手を出して、女性向けアニメ見るとなんか精神平穏を保ちながら見るのがすげーしんどい

ゲスな女の恋バナと、部分的に一致していくのを見ると「あーオタクでも女の子はやっぱりそっちノリなのか?」みたいな気持ちになる(実際そうなのかはサンプル不足で謎だから気持ち問題

自分の語彙力不足経験不足で、ゲス恋愛論を言う人間と、女性向けのオタク的な色恋ものをきっちりと切り離せない。

これが、男性向けだと「ねーよ」とか「うぶすぎてかわいい」ってのが全部仮想であると同時に安心するんだけど…。そして、ないと思っても意外と初な女性っているからねぇ…うん

前に、とれいC(@sakenomitracy )さんから「他の記事はいいのに、青二才さんの恋愛論だけはなんか違う」って言われたのは本当に的を射てると思う。

というのも、恋愛論をかじってから人間の見え方が変わっちゃって、不信感とアウェー感で押しつぶされかけてるのよね…うん。

正直言って、恋愛のコツは2つしかない。「足るを知ること」と「自分モテたいタイプの人のいるところに行く」ことの2つ。

で、恋愛論の多くは「ミスマッチ他人のせいではなく、大半は自分の鏡でしかない」と気づいてないだけ。

そこを結論でなく共感あいたい女版・チャラ男居酒屋談義

恋愛地獄なるもの」を提唱したいね

結局のところ、なんで恋愛論が存在するかというと、結論よりも共感大事する女と、そこにうまく頷くとヤれること・モテることを知ってる男が「男ってホント馬鹿ね」「あいつがモテないのはキモいからっしょ」といいあうという地獄

リア充版駄サイクル

頭の悪いやつのために補足しておくけど、ヘイトでもミソジニーでもないです。

男だろうが女だろうが、悪口を言って盛り上がる奴はゲスであり、簡単に擦り寄られる。

恋愛論は女版居酒屋談義。つまり、男の場合それは上司社会への悪口に相当

嘘みたいだろ。こいつ自分が硬派なオタクだと思っててニワカなオタク滅びろってブログで息巻いてる奴なんだぜ。。。

2016-01-01

今年が終わるまでにはまだまだ余裕があるので、読書がしたい

1冊で人生が変わるなどと思うな、と誰かがお説教していた記憶があるので、

ここ増田で今年読むべき50冊を募集したいと思います

あなた人生に一番インパクトを与えた1冊を教えて下さいませんか。

ジャンル不問!


(でもあんまり高価すぎない本のほうがいいかも。Kindleの本でもダイジョーブです)



ご協力に感謝しながら、並べてみました(ありがとうございます作業中です

  1. 城平京名探偵薔薇を』
  2. 筒井康隆『エディプスの恋人』(『家族八景』『七瀬ふたたび』)
  3. ティムール・ヴェルメシュ『帰って来たヒトラー
  4. 沼正三家畜人ヤプー
  5. レオナルド・サスキンド『宇宙ランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す』
  6. 佐藤優国家の罠外務省ラスプーチンと呼ばれて』『獄中記』
  7. 岩波文庫編集部世界名言集』
  8. リチャード・ドーキンス利己的な遺伝子
  9. 蓮實重彦『反=日本語論』
  10. 宮崎駿風の谷のナウシカ』(全7巻)
  11. 谷崎潤一郎春琴抄http://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56866_58169.html
  12. ジェスパー・ホフマイヤー生命記号論宇宙意味表象
  13. ウィリアムフォークナー『アブサロム、アブサロム!』
  14. オリヴァー・サックス火星人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者
  15. 中島らもガダラの豚
  16. 孫武孫子http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/31_sonshi/
  17. 鷹家秀史『英語の構文150―UPGRADED 99 Lessons』??
  18. 石川正明『化学の発想法―原点から化学シリーズ
  19. 渡辺次男『数学I(なべつぐのあすなろ数学)』
  20. 山本周五郎橋の下」(『日日平安』所収)
  21. ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか』
  22. 遠藤周作沈黙

実際に読み始める前の期待に胸膨らませてるこの感じのほうが好きかもしれません。

いや、読まなきゃ意味ねーですね。頑張って読んでみます

2015-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20151019082929

適当つぶやきすみませんね。と、いいつつこれも酔っ払いの戯れ言ですが。

利己的な遺伝子みたいな考え方でさ、ある程度成功した男性浮気をしたくなる、というのは動物行動学的に正しいんじゃないだろうか。

それなりに優秀になりえる遺伝子が多く残るようになれば、その種族は増えやすい。たぶんそんな時代があったんではないかな、と。

一方で女性観点だと上昇婚傾向がある。男は甲斐性というか年収学歴などにこだわる傾向が非常に強い。これは男女平等に近いEU諸国でも同様。「成功した男性」を求める傾向がある。

(この辺は Buss and Schmitt 1993 あたりに詳しかったです。それを紹介している「科学でわかる男と女の心と脳」 麻生一枝もおもしろい)

結果的には男女共に一夫多妻制が女性の(上昇婚という)欲望を満たせるんではないかな、と。そんな風におもったんですよね(これが最後の行の話)

あと、このエントリおもしろかったですよ ノルウェーの高出生率の裏側~男の二極化 http://totb.hatenablog.com/entry/2014/05/17/204346

それと「パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由中島 さおり も面白いです。

愛の国フランス男性観点だとまぁ口説まくりだし、離婚しても共同親権だし、子育ては国がシングルマザーでも働きやすいように面倒みてくれるし、という状況。

日本での少子化って「いかに女性に生もうという気持ちになってもらうか」みたいな点がフォーカスされがちだけど、それだとカップリングがうまく行かない訳で、海外はうまくやってるなという印象がある。

金が無い若い頃に結婚していたら、同じことを考えていたか不明だけども。

私は金がないとき結婚した。年収400万円程度。で600万円くらいになったら、なぜか他の女性をチラ見したくなってきた。たぶん年収が下がったらチラ見する余裕なんてなくなると思う。

2015-07-12

人を煽りたくなるのは野生の本能

自然界において攻撃性は種を繁栄させるために非常に重要ものだ。

天敵となる生物を早めに衰退させ、餌となる生物を手当たり次第に狩っては脂肪としてエネルギーを蓄える。

これを行ってきた生物けが自然界のヒエラルキーで上位に立つことが出来た。

逃げまわってばかりいたのでは何万と存在する他の生物たちに領地を追いやられてしまう。

外敵が住まないような場所に引きこもっていれば自分たちの種が滅びない事は可能かもしれないが、頂点に君臨することは出来ない。

人類は今地上のあらゆる生物の中で一番栄えている。

その場所人類を導いたものこそが攻撃なのだ


我々の血にはたっぷりとその頃の習慣が残っている。

弱っているものは狩れ、軟弱な仲間は排除せよ、とにかく己が豊かになるためにこの世界を利用しろ犠牲しろ

これは「生物界の頂点に立つような生物」であった人類所得した本能として仕方のないものなのだ

この本能現代人がまだ抗えないのは仕方がない。

所詮、理性と呼ばれるものも、利己的な遺伝子効率のよい繁殖を行うために作り上げた電気信号ネットワーク投影する虚像にすぎないのだから

その虚像が生みの親の命令に逆らって、生まれ持った攻撃性を完全に抑えることができるようになる日はいつか来るのかもしれない。

だけどそれはまだ遠い話だ。

ホモ・サピエンスが生まれて何年目だろうか?

その年月のうち文明社会を営んできた時間は何割だろうか?


世の中の人間がやたらと人様の揚げ足を取って薄汚い笑みを浮かべたいそう幸せそうにしていても、それは仕方のない事なのだ

人類はまだ「ソレ」を卒業できるほど高尚な生物とはなれていない。

肉体の檻に閉じ込められたままの遺伝子の乗り物に過ぎないのである

2014-06-18

大学教師が新入生に薦める100冊」のCSV

大学教師が新入生に薦める100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」のCSVファイルを重複排除ソート出現数3回以上だけを抜き出してみた。記号が統一されていなくて漏れしまっているのもあるかも知れない。(ゲーデルエッシャーバッハの長音風記号はなぜか統一されていて、Amazonでも全く同じ表記

2013-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20130520180645

そうなると「配偶者を守ろうとする」のは本能ではないってことか。

自分遺伝子を受け継ぐ子を作る相手だから」と言うかもしれないけど、遺伝子的に言うなら特定の相手にこだわる必要がない。今の配偶者がいなくなっても別の配偶者に産ませる/種つけしてもらえばいいんだから。それでも「子を産める機能があるのにそれを失うのが惜しいから」というなら、もう子どもが産めない年齢の夫婦は全て冷めていてしかるべき、ってことになるはずだし。

ま、人間感情を全てそれで示せるわけではないだろけどね。血の繋がらない養子をほんとうの子ものように愛せる親もいるし、子を産めない配偶者愛する人もいるし、血の繋がった子を殺す親もいるわけだし。遺伝子で全てが決定されるわけでもなければ、それのみに従って生きているわけではない。せいぜい「その傾向がある」程度なんじゃないかな?

からそれを持って「本能から仕方ない」とか言ってるのはばかばかしいと思っちゃうんだよねー。人間利己的な遺伝子の軛から実はとっくの昔に解放されているんじゃないかな、と。良くも悪くもね。

http://anond.hatelabo.jp/20130520164246

お前がツッコむべきポイントはそうじゃなくて、

「例えばオスAの三倍くらいリソース持ってるオスBがいたとしたらどうなるのっと」

って書くべきだったんだよ

それなら1/3+3/4+1/5≒1.28

ほら一夫一婦制より断然おトク!

つーかこれくらいのリソースも持てない甲斐性なしが不倫だの托卵だのとずうずうしい夢みてんじゃネーヨはげ!

くらい言えばよかった

そしたら俺が「でもそんなオスBなら一夫一婦制でいた方が自分の子どもに対して割くリソースが大きくなって結果的に自分の子供らが生き残る可能性あげられるよね?」ってツッコめるだろ?

すると話が「利己的な遺伝子」に続いてくるわけ

2012-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20120602024224

遺伝子が最大化するためなら、子のために自分生命犠牲にする例は珍しくないけど。

子の生命自分生命か、シビアに迫られることが少ない種では、子を見捨てる見極め時が甘い例は結構あるよね。

そういう種では、子を適当な時に見捨てられなかった結果自分もろとも死んでしまリスクよりも、

ぎりぎりまで子を救うべくねばらなかったがために利己的な遺伝子上の損失を受けるリスクの方が、大きいんだろうね。

2012-01-27

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利己的な遺伝子リチャード・ドーキンス

・われわれは生存機械--遺伝子という名の利己的な分子を保存するべく盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ。この真実に私は今なおただ驚き続けている。私は何年も前からこのことを知っていたが、到底それに完全に慣れてしまえそうにない。私の願いのひとつは、ほかの人たちを何とかして驚かせてみる事である

・「乗り物」(普通個体)とのその中にいてそれを運転する「自己複製子」(実際は遺伝子)の間の区別について、わたしが明確な考えを持ち始めたのは、ようやく1978年になってからだという事情がある。

自然淘汰単位として競合する遺伝子個体の間の見かけ上の論争(故エルンスト・マイアを最後まで悩ませた論争)は解消されている。自然淘汰単位には2種類があり、その二つの間に論争はない。

遺伝子自己複製子という意味での単位であり、個体ビークルという意味での単位である。両方とも重要なのである

・「利己的な遺伝子」のもうひとつのいい代案は「協力的な遺伝子」だったかもしれない。それは矛盾してまったく正反対のように聞こえるが、本書の中心的な部分は、利己主義的な遺伝子の間におけるある種の協力を主張しているのである

このことは遺伝子のあるグループ自分たちの仲間を犠牲にして、あるいはほかのグループ犠牲にして栄えるということを意味するわけでは断じてない。

そうではなく、各遺伝子は、遺伝子プール-ひとつの種内で有性生殖シャッフルの候補となる遺伝子のセット-に含まれるほかの遺伝子が作る背景のもとで、自己利益を追求しているとみなされる。こうしたほかの遺伝子は、天候、捕食者や獲物、生命を支える植物や土壌細菌が環境の一部であるのと同じ意味で、それぞれの遺伝子が生き残る環境の一部なのである

ローレンツの攻撃、アードリーの社会契約、アイブアイズフェルトの愛と憎しみ、もこのような問題を論じているといえようが、これらの本の難点は、その著者たちが全面的にかつ完全に間違っていることである。彼らは進化の働き方を誤解したために、間違ってしまったのだ。彼らは進化において重要なのは個体ないし遺伝子利益ではなくて、種ないし集団の利益だという誤った仮定をおこなっている。

・ダーウィニズム理論の現代的説明の驚くべき結果のひとつは、生存の見込みに対するささいな作用進化に多大な力を及ぼしうることである。これはこうした作用が影響を及ぼすのに使える時間たっぷりあるからである

・おそらく群淘汰説が非常に受けたのは、ひとつにはそれが、われわれの大部分が持ってる倫理的思想や政治的思想と調和しているからであろう。

進化を眺める最良の方法は最も低いレベルに起こる淘汰の点から見ることだ、というわたしの信念について述べなければならない。

・複数の誤りが進化に必要不可欠だという説と、自然淘汰が忠実な複製に有利に働くという説は果たして両立するものだろうか?われわれは自分進化産物であるがために、進化漠然と「よいものであると考えがちだが、実際に進化したいと「望み」ものはないというのが、その答えである進化とは、自己複製子(そして今日では遺伝子)がその防止にあらゆる努力を傾けているにもかかわらず、いやおうなしに起こってしまう類のものなのである

化学的手段を講じるか、あるいは身の回りたんぱく質物理的な壁をもうけるかして、身を守る術を編み出した。こうして最初の生きた細胞が出現したのではなかろうか。自己複製子は存在を始めただけでなく、自らの容れ物、つまり存在し続けるための場所をも作り始めたのである

・海中を気ままに漂う彼らを探しても無駄である。彼らは当の昔にあの騎士のような自由を放棄してしまった。今や彼らは、外界から遮断された巨大なぶざまなロボットの中に巨大な集団となって群がり、曲がりくねった間接的な道を通じて外界と連絡を取りリモートコントロールによって外界を操っている。彼らはあなたの中にもわたしの中にもいる。彼らはわれわれを体と心を生み出した。

遺伝子が決定論として批判されるような強い意味でのその創造論制御したりしないことは、誰にも理解できることだ。われわれは避妊手段を用いるたびに何の努力もなしに(そう、かなり簡単に)、それらを否認しているのである

2010-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20101011164237

そういうのは「ドーキンス VS グールド」を読んでからの方が良いよ

利己的な遺伝子」は有名だけどね

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