2013-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20130520180645

そうなると「配偶者を守ろうとする」のは本能ではないってことか。

自分遺伝子を受け継ぐ子を作る相手だから」と言うかもしれないけど、遺伝子的に言うなら特定の相手にこだわる必要がない。今の配偶者がいなくなっても別の配偶者に産ませる/種つけしてもらえばいいんだから。それでも「子を産める機能があるのにそれを失うのが惜しいから」というなら、もう子どもが産めない年齢の夫婦は全て冷めていてしかるべき、ってことになるはずだし。

ま、人間感情を全てそれで示せるわけではないだろけどね。血の繋がらない養子をほんとうの子ものように愛せる親もいるし、子を産めない配偶者愛する人もいるし、血の繋がった子を殺す親もいるわけだし。遺伝子で全てが決定されるわけでもなければ、それのみに従って生きているわけではない。せいぜい「その傾向がある」程度なんじゃないかな?

からそれを持って「本能から仕方ない」とか言ってるのはばかばかしいと思っちゃうんだよねー。人間利己的な遺伝子の軛から実はとっくの昔に解放されているんじゃないかな、と。良くも悪くもね。

記事への反応 -
  • 組織には繁栄を指向する動機がある 組織を繁栄させようとする戦略が、遺伝子自身が世界にコピーを残し続けるのに有効だったために、組織を繁栄させようとする性質を与える遺伝子...

    • そうなると「配偶者を守ろうとする」のは本能ではないってことか。 「自分の遺伝子を受け継ぐ子を作る相手だから」と言うかもしれないけど、遺伝子的に言うなら特定の相手にこだわ...

      • いろいろ挙げているけど、たぶん「遺伝子自身が世界にコピーを残し続けるのに有効」という状態を勘違いしているのと、遺伝子というシステムについて理解できていない。

    • 組織の主体は組織だ。遺伝子もへったくれもなく、建前的にはその組織をより生かす行動が内部的には正義になる。 内部的に会社を生き延びさせる議論はできても、おおっぴらに潰す議...

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